就活で聞かれる「意気込み」とは? 受かる回答のコツを例文付きで解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 差別化が選考通過のポイント!人事に刺さる意気込みを作りこもう
  2. 就活ではどんな意気込みを聞かれる場面がある?
  3. 就職後の意気込み
  4. インターンへの意気込み
  5. 企業が意気込みを質問する理由
  6. 本選考時
  7. インターンの場合
  8. 意気込みを作成するための3つの準備
  9. ①業界・企業研究をする
  10. ➁自己PRを作成する
  11. ③就職する目的を整理する
  12. 作成前にチェック! 意気込みの作成ポイント
  13. 作成項目は志望動機と同じ内容で熱意を伝える
  14. 文章の読みやすさも重要な評価ポイント
  15. 意気込みを作成する際の注意点
  16. 誰でもわかる言葉を使う
  17. 冗長な文章は書かない
  18. 作成の参考にしよう! 意気込みの例文
  19. 業界・職種にあわせた意気込みを伝える
  20. 過去の経験をもとに意気込みを伝える
  21. 目指したい人物像をもとに意気込みを伝える
  22. 意気込みを伝えて選考を勝ち抜こう!

差別化が選考通過のポイント!人事に刺さる意気込みを作りこもう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「意気込みとして何を書けば良いのかわかりません」
「意気込みの正しい伝え方が知りたいです」

という質問を受けます。志望動機などに比べると事前準備をしている学生は多くないため、選考で突然意気込みを聞かれ、慌ててしまうこともあるかもしれません。しかし、だからこそしっかりと対策をしておくことで、質問があった際に他の学生と差をつけることができます。

この記事では、意気込みを作成するための事前準備や回答作成のポイントなどを、例文を交えながら解説していきます。意気込みについては差別化できるかどうかがポイントですので、ぜひこの記事を読んで採用担当を惹きつける意気込みを作成し、選考を突破していきましょう。

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就活ではどんな意気込みを聞かれる場面がある?

就活で意気込みを聞かれる場面とは?

意気込みとは、「さあやろうと勢いこんだ気持ち。気勢」「何かをしようと思う積極的な気持ち」という意味ですが、端的に言うと「熱意」や「前向きに取り組もうとする気持ち」のことを指します。

では就活における意気込みとは、具体的に何に対する熱意を聞いているのでしょうか。一緒に確認していきましょう。

就職後の意気込み

意気込みでは、就職後に対する熱意を聞いています。特に本選考においてはこちらの意味合いが強いでしょう。採用担当にとって選考の目的は、「入社後に活躍してくれる人材を見つけること」です。どれだけ優秀な学生であっても、入社してからまったく仕事への意欲がなかったり、すぐに辞めてしまうようでは意味がありません。

入社後のイメージを具体的に持ち、熱意をしっかりとアピールすることができる学生は、企業に対する関心も高いため、入社後も成長していく見込みがあると判断されます。しっかりと自分の言葉で伝えられるように準備しておくことが大切です。

インターンへの意気込み

インターンシップでは、就職後の意気込み、というよりは、インターンへの参加に対する意気込みを特に聞いています。

インターンは本選考よりも早い時期に開催されるため、その時点では業界・企業を絞り込んでいない学生も多いでしょう。そのため、応募者の中には、なんとなく参加した、友達が行くからとりあえずついてきた、などインターンへの意欲が低い学生もいます。

企業はそういった学生をふるいにかけるため、選考で意気込みを聞き、参加したい気持ちが本当にあるのか、積極的に取り組んでくれるのかを見極めています

インターンの意気込みの書き方はこちらを参考にしてみてください。

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川﨑 瑛久

キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる

意気込みを伝えられないとネガティブな印象になってしまうことも

企業は、学生の今あるスキルだけではなくポテンシャルを想像しながら選考をおこなっています。多くの人は、自分の関心がある分野には人から言われなくても前向きに学んでいく傾向があります。その意味で、意気込みがある学生は学習意欲が高いとみなされて、新しい業務もどんどん吸収してくれるだろうと評価されやすいです。

もし就活で意気込みをうまく回答できなかった場合には、残念ながら反対のことが起きてしまう可能性が高いです。「やる気がなくあまり考えずに就活をしているから、働き始めても主体的に行動をしてくれないのではないか」とマイナスの評価をされてしまうリスクがあります。

「意気込み=会社に先行投資してもらうためのアピール」だと考えて、たどたどしくなってしまったとしても、しっかり伝えられるようにしてくださいね。

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企業が意気込みを質問する理由

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就活生

企業から意気込みについて聞かれたら、とにかく熱意を強くアピールすれば良いのでしょうか?

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キャリア
アドバイザー

見当違いなアピールはかえってマイナス評価になることもあります。まずは企業が意気込みをたずねる理由をしっかり押さえておき、方向性を間違えないようにしましょう。

本選考とインターンでは、それぞれ企業が意気込みを質問する理由が異なります。理由を正しく把握しておくことで、意気込みの伝え方も変わってきますので、まずはここから確認していきましょう。

本選考時

本選考においては、入社後に自社で活躍してくれるかを見極めていますので、意気込みを聞くことで企業に対する志望度の強さや、自社との相性を見ています。

自己PRや志望理由でもそういった部分は見られていますが、学生側があらかじめ準備していることの多いこの2つの質問よりも、意気込みの方が学生の本音が表れることもあります。

採用担当はあらゆる質問を通じて、総合的に自社で働ける人材かどうかを見ていますので、主要な質問ではないと自己判断して気を抜かないようにしましょう

志望意欲の確認をしたい

意気込みは、質問として答え方に幅がある分、志望度の違いがわかりやすく出てくるため、意気込みを聞くことによって学生の志望意欲を確認しているケースがあります。

企業への志望度が高く、業界・企業研究をしっかりとおこなっている学生であれば、「なぜこの企業に入社したいのか」、「入社したら何がしたいのか」など、意気込みも具体的な内容になるはずです。

企業への志望意欲は、入社後の定着にもかかわってくる重要な要素ですので、採用担当もしっかりと見てきます。意気込みを聞かれた際は、表面的な内容ではなく、自身の考えを具体的に伝えられるように準備しておきましょう

意欲の伝わるESの書き方はこちらを参考にしてみてください。

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自社との相性のチェックをしたい

せっかく入社した人材が、職場に適応できず短期間で辞めてしまうのは採用担当としても避けたいもの。お互いの相性を事前に確認しておくためにも、入社後に職場にうまく馴染めるか、仕事で最大限のパフォーマンスを発揮できるかどうかを、意気込みについての学生の回答から見ていることも考えられます。

反対に言えば、採用担当がこうした観点で意気込みを聞いているからこそ、見当違いな方向性で回答することのないよう、学生は事前に企業の社風や仕事内容を正確に把握しておく必要があるということがいえます

インターンの場合

インターンの場合は、本選考と比較すると志望意欲や相性など、入社後を踏まえた質問というよりは、インターンに対するやる気や熱意を知りたいという目的の方が強いです。

もちろん、優秀な学生に対しては本選考も受けてもらえるよう誘導する可能性もあります。しかし基本的には、多くの学生に参加してもらい、自社の仕事を知って興味を持ってもらいたい、というのが企業の考えです。

インターンの選考はそういった意味で、参加した学生にとって意義のある、充実したものにするために、より意欲の高い学生を集める目的でおこなわれていると言えるでしょう

学生のやる気を見極めたい

学生のやる気を見極めるために意気込みを確認したいという採用担当の考えがあります。なぜなら、インターンはさまざまな学生が集まるからこそ、参加する学生の取り組み姿勢によって、プログラムが成功するかどうかが変わるからです。

説明会方式のインターンではあまり影響はありませんが、グループワークなど学生同士が関わり合いながら職業体験をおこなう場合は特に影響を受けます。

企業はインターンに自社の人材と時間を使って多くの労力を費やしていますので、意義のあるプログラムにするためにも、できるだけ意欲のある積極的な学生に参加してもらいたいと考えているのです

学生の成長につながるか知りたい

企業はインターンを、学生にとって学びのある場としたい、自社を知るきっかけや、業界・企業について情報を知る機会として活用してほしいという思いでおこなっています。

そのため、意気込みを聞くことによって、学生がイメージする内容とマッチしているか、インターンでどのようなことを知りたいと思っているのかを確認しているのです。

また、参加した学生がインターンで多くのことを吸収し、「充実した内容だった」と好印象を抱いてくれれば、企業としてもイメージアップになります。そのため、意気込みを伝える際は、スキルや能力のアピールだけではなく、インターンを通じて何を得たいのかまで言及できると参加の目的が伝わって良いでしょう

意気込みを作成するための3つの準備

意気込みを作成するための3つの準備

本選考とインターンそれぞれにおいて企業が意気込みをたずねる理由を説明してきましたが、ここからは実際に意気込みを作成していくために必要な準備についてお伝えしていきます。

志望動機や自己PRはあらゆるところで書き方の対策が書かれているため、ある程度の枠に沿って書ける部分もありますが、意気込みは回答の自由度が高い分、作成に戸惑う方も多くいます。

しかし意気込みについても、スムーズに作成するための手順はあります。まずは実際に作成する前にしておくべき3つの準備について、一緒に確認していきましょう。

①業界・企業研究をする

「やる気があります」とただ伝えるのではなく、業界・企業の特徴や求める人物像に合わせた意気込みにすることで内容の説得力が増し、企業に対する熱意も伝わります。

手順としては、始めに業界研究でその業界の特徴をおおまかに把握しましょう。方法としては、業界地図が載っているサイトや書籍がおすすめです。次に、企業研究で社風や仕事内容、求められる人物像やスキルを確認していきます。

その際、企業の採用HPだけではなく、OB・OG訪問の活用や新聞記事、IR情報なども含め多方面から企業を分析していくようにしましょう。そうすることで、自分が企業のどこに魅力を感じるのか、どんな仕事をしたいのかが明確になり、志望意欲をアピールするのに役立ちます

業界研究を進めるコツはこちらで詳しく解説しています。

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就活の企業研究のコツはこちらで詳しく解説しています。

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➁自己PRを作成する

業界・企業分析ができたら、自己PRを作成していきましょう。意気込みを考えるうえでは、入社後の仕事に対する熱意だけではなく、自分がどのように貢献できるのか、活躍していけるのかまで意識することが大切です。

そしてそれらを考えるにあたって、自己PRをあらかじめ考えておくと作成がスムーズになります。うまく自己PRが書けないという場合は、自己分析から始め直すのがおすすめです。自分の価値観や自分らしさが浮き彫りとなり、強みとして自己PRすべき内容が明確になってきます

自分の活かせる長所・強みを伝える

意気込みでは、自己PRで考えた自分の活かせる長所・強みを伝えるようにします。「入社後は〇〇部門の営業職として、企業の利益に貢献していきたい」とだけ伝えても、企業からすればどのように貢献してくれるのかイメージがわかず、学生を採用するメリットもわかりません。

「自分にはこういった強みがあるから、企業のこの分野の仕事で役に立ちますよ」とアピールすることによって、入社後も活躍してくれることがわかり、意気込みの説得力が増します。

なお、どれだけ優れた長所であっても、企業との適性がなければ高い評価にはつながらないため注意が必要です。長所や強みは、企業の求める人物像や必要なスキルにあわせて考えるようにしましょう

自分の強みの見つけ方はこちらを参考にしてみてください。

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成長したいと考える背景を説明する

意気込みでは、「入社後は〇〇部門で~~に携わり、成長していきたい」、「インターンに参加することで、△△を学びたい」というように、自分が考えるキャリアビジョンを伝えたり、成長意欲をアピールすることが多いでしょう。しかしその場合、成長したいと考える背景まできちんと説明することが大切です。

なぜ〇〇部門に興味を持ったのか、なぜ△△を学びたいのかについて、自身の体験などエピソードをふまえて根拠を伝えるようにしましょう。そうすることで表面上の言葉でなく、自分の考えをもって述べているのだということがわかり、説得力が増します。

③就職する目的を整理する

最後に、就職する目的を自分の中で整理しておきましょう。なぜ就職したいのか、就職して何をしたいのかを考え、それをふまえたうえで意気込みを伝えることによって、就職に対する真剣な姿勢をアピールすることができます。

「人の役に立ちたい」、「自分がやりたいことを実現したい」などの目的が思い浮かんだら、そこからさらに、「どういった人の役に立ちたいのか」、「なぜ自分はこれをやりたいのか」というように突き詰めて考えていきます。

就職する目的が整理されると、そこから目的を達成するために必要なことや、達成のためにはどういった分野の仕事で何をすれば良いのかが見えてきます。入社後に目指すべき姿が明確になることで、意気込みの内容もより具体的になります。

働く目的については、こちらの記事で詳しく解説しています。働く意味の見つけ方も紹介しているので、ぜひ併せて活用しましょう。
なんのために働くのか? 8つの働く意味から見つけ方まで解説!

長尾 美慧

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就職の目的を整理できると自信にもつながります

就職する目的の整理は、就活の軸にも繋がる大事な観点になります。「自分はこう思う」という意志を強く持てれば、スムーズな企業研究を通じて、自信をもって面接に挑めるようになるはずです。

また、目的の整理は働き始めてからも役立ちます。完璧ではなかったとしても、就活の段階で就職をする目的を自分なりの言葉で落とし込むことができていた場合、万一働き始めてから働く意味について悩むことがあっても原点に立ち戻ることができるでしょう。 

そうは言っても、残念ながら整理は短時間でできるものではありません。周囲の人に相談をしながらしっくりくる目的を見つけられるように、早めの行動をしつつ焦らないことを忘れないようにしてくださいね。

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作成前にチェック! 意気込みの作成ポイント

魅力的な意気込みを作成する際のポイント
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就活生

業界研究などの事前準備ができました! 内容もまとまってきたので、さっそく意気込みを作成していこうと思います。

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キャリア
アドバイザー

ちょっと待ってください! 実は作成の前にチェックしておいてほしいポイントがいくつかあるのです。今から解説するので、一緒に確認していきましょう!

意気込みは学生の熱意を伝えるものですので、必ずこれを言わなければならない、という決まりはありません。しかしより効果的なアピールをするために入れた方が良い項目や、書き方のテクニックはあるため、好印象を狙ううえではそういったポイントをしっかり押さえておくことが大切です。

作成項目は志望動機と同じ内容で熱意を伝える

意気込みは回答に決まった形がないため、どう作ればいいのかと悩む学生もいるかもしれません。

しかしながら、意気込みは特殊な構造で組み立てる必要はなく、作成項目は基本的に志望動機と同じ内容で問題ありません。志望動機の書き方に沿って、意気込みの内容にブラッシュアップしていくことで、採用担当に伝えるべき要素はきちんと盛り込むことができます

意気込みをいきなり文章化しようとして止まるくらいなら、最初から難しく考えず、志望動機の作り方をなぞりながら項目を一つずつ確認していきましょう。

企業に入社したい理由

なぜこの業界なのか、なぜこの企業なのかを考え、意気込みの要素として入れることによって、業界・企業について理解があること、志望度が高いことが伝わり、採用担当に好印象を持ってもらうことができます

ただし、「社会貢献がしたい」など、どの企業にも通じる理由を述べてしまうと、かえって企業への関心が低いと判断されてしまいますので、しっかりと内容を突き詰めて考えるようにしましょう。

その企業で自分がどのように活躍できるのか

意気込みでは、企業に入社したらどのように活躍できるのかまで伝えることが大切です。入社後のキャリアビジョンを伝えることによって、業界・企業だけでなく仕事内容に対しても理解があること、入社後も成長意欲をもって仕事に取り組んでいけることをアピールすることができます

ただし、その際は企業が求める方向性とずれることのないように注意しましょう。たとえば、海外進出を考えていない企業に対して、「英語力を活かし、将来的に海外進出した際には~~に貢献していきたい」のように見当違いなキャリアビジョンを伝えてしまうと、企業研究が足りていないと判断されてしまいます。

OB訪問や採用HPなどを確認し、自分の熱意と仕事をうまく結び付けて考えていきましょう。

文章の読みやすさも重要な評価ポイント

自身の熱意を最大限伝えていくためには、読みやすい文章にすることも大切です。どれだけ内容が充実した意気込みであっても、文章がわかりづらいと採用担当の読む気が失せてしまいます。人気のある企業では1日に何十枚ものエントリーシートを見ているところもありますので、流し読みしても内容がしっかり理解できる構成にしましょう。

少しのコツを押さえて書くだけで文章の読みやすさは段違いに変わります。書き方一つでマイナス評価になるようなことがないよう、あらかじめコツを確認しておきましょう

結論ファーストで書く

意気込みでは、文章の始めに結論を一言で述べるようにしましょう。いきなりエピソードから話してしまうと、採用担当は何が言いたいのか最後まで聞かなくてはならず、論点が見えないため途中で飽きられてしまう可能性があります。

「私は貴社において〇〇を担当し、~~を実現したいと考えています」
「インターンで、△△を学びたいと感じ、応募しました」

など、意気込みにおける結論(まとめ)となる部分を最初に伝えることで、採用担当は「この学生はこのことを話したいのだな」と要点がわかり、その後のエピソードなどもスムーズに頭に入りやすくなります

文章のまとまりを意識する

意気込みは、下記の順番で書き、全体としてまとまりのある内容にすることがポイントです。

  1. 企業に入社したい理由(結論)
  2. 具体的なエピソード(根拠)
  3. 入社後に自分がどのように活躍できるのか(まとめ)

1文が必要以上に長かったり、結論がはっきりと書いていないなど、まとまりのない文章は内容が理解しづらく、印象にも残りません。各項目では話の要点となるキーワードを意識し、簡潔にわかりやすく書くようにしましょう

そのためにも、まずは上記の構成に沿ってキーワードを羅列し、自分の中で内容が整理できてから文章を書き始めましょう。始めから文章として書き出そうとすると、無駄な要素が入ったり、途中で論点がずれたりすることがあります。

きちんと整理されている文章は、時間をかけて書いたことが伝わりますので、それだけでプラスな印象となります。

作成後は第三者にチェックしてもらう

意気込みが作成できたら、親や友人、キャリアセンターなど第三者にチェックしてもらうようにしましょう。第三者に見てもらうことで客観的な視点が得られ、誰が見ても理解しやすい内容に仕上げることができます。

そして可能であれば、読んでもらう人はさまざまな世代、所属であるとなお良いです。複数の友人に読んでもらって高評価をもらっても、親や教授など、世代が上の人にはわかりにくいこともあります。採用担当もさまざまな人がいますので、誰にでも意味が通じるような内容にすることが大切です

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意気込みを作成する際の注意点

要確認! 意気込みを作成する際の注意点
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就活生

意気込みの作成項目と構成について理解できました。実際に書き始めていこうと思うのですが、何か注意点はありますか?

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キャリア
アドバイザー

細かなことですが、文章を書く際に注意してもらいたいことが2つあります。一緒に確認していきましょう。

短い文章だからこそ、小さなミスが文章全体の印象を悪くしてしまうこともあります。注意点をよく読んで、文章一つひとつまでこだわって作成し、質の高い意気込みに仕上げましょう。

誰でもわかる言葉を使う

意気込みを書く際は、誰でもわかる言葉を使うようにしましょう。少しでもスキルが高く見えるようにと難解な言葉を羅列して書いてしまうと、読みづらいうえに採用担当の印象にも残りません。

自分のことを伝えるだけではなく、相手に正しく理解してもらうという観点を忘れず、シンプルでわかりやすい言葉を使うように心がけましょう

冗長な文章は書かない

一文は簡潔にまとめ、不必要に長くならないようにしましょう。「私は学生時代〇〇をしていて、△△を学び…、そしてそれを活かしたいと思い、貴社は~~に注力しているため、…」というように、一つの文に多くの情報を入れてしまうと何が重要なのかうまく伝わりません。

「一文一義」という言葉がありますが、一つの文章の中には一つの情報だけを書くようにすることで、わかりやすい文章になります。ESであれば、指定がない限り意気込みの文字数は200〜400字程度が理想ですね。

津田 祥矢

キャリアアドバイザーコメント津田 祥矢プロフィールをみる

どこかから引用したような表面的な表現はバレてしまいます

意気込みを書くときの他の注意点として、あまりにも着飾った表現を多用しすぎないようにしましょう。たとえば比喩表現や格言は一見するとインパクトがありますが、有名な経営者の言葉などを引用しすぎてしまうと上辺だけで物事を伝えている印象を与えてしまいます。

有名な言葉を引用する場合は、そのまま言葉を使うのではなく、それを自分なりにどのように解釈をしたのかまで深めていけるようにしてみましょう。

このほかにも、ニュースで聞いたことがあるからという理由で流行りの横文字を入れたり、インパクトを狙ってダジャレのような表現を使用したりする学生もいますが、限度には注意をしてください。もちろん、使用をするなというわけではありませんが、どのような印象を持たれるのか、第三者からフィードバックをもらいながら検討しましょう。

作成の参考にしよう! 意気込みの例文

ここからは、意気込みの例文を一緒に見ていきましょう。業界・業種ごとの例文と、サークル・アルバイトの経験をもとにした例文、目指したい人物像をもとにした例文の3種類に分けて記載しています。

これまでに解説したポイントをふまえて作成していますので、各ポイントにおける要素がどのように文章に活かされているのかを確認し、作成の際の参考にしてみてください。

業界・職種にあわせた意気込みを伝える

まず始めに、業界・業種にあわせた意気込みの例文を見ていきましょう。作成の際は、業界・企業研究で得た情報をもとに、自分の強みとあわせて伝えるようにすると企業で活躍できる人材であることをうまくアピールできます。

また、きちんと下調べして書かれた文章は、企業に強い関心があること、志望度が高いことのアピールにもなりますので、熱意を伝えるのに効果的といえるでしょう

①介護業界

例文

私は、貴社の介護アドバイザリー部門で介護施設の職場づくりをサポートし、介護に携わる全ての人に適した環境を提供していきたいと考えています。

私の祖母は認知症で施設に入居していますが、入居前は家族と本人ともにストレスが多く、認知症も悪化する一方でした。しかし入居後、スタッフの方の優しい声掛けや、交流イベントによる刺激により、徐々に笑顔が増えてきました。

高齢化の進む日本では介護施設の増加により、サービスにも大きく差が出てきています。祖母のいる施設のようなところを増やしていくために、アドバイザリーとしてさまざまな施設に携わり、環境改善をしていきたいと考えます。

貴社は介護スタッフの人材不足解消のため、業界でいち早くITを活用した介護サービス導入に着手されています。大学で学んでいるプログラミングスキルと論理的思考力を用いて、新しい介護のあり方を提案できるようになっていきたいです。

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実体験をもとに志望する経緯を述べていることで、文章に説得力があります。企業の強みであるIT活用に対して、自信のスキルを活かせることをうまくアピールできていますね。

介護業界についてはこちらで解説しています。

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②接客業

例文

私は貴社のブライダルプランナーとして一生に一度の結婚式に立ち合い、新たな人生に向けて最高の1日を作り上げる手伝いがしたいと考えています。

昨年姉が結婚式をおこなったのですが、式後、姉がプランナーの方に泣いて感謝を伝える様子を見て、プランナーの仕事は、新しい人生の幕開けをサポートする大切な仕事であると感じ、この業界を志望しました。

少子化により、今後は多様化する要望への対応力と、差別化が求められると思います。そんな中で、貴社では部門ごとの垣根がなく、オープンな社風で互いに情報共有しながらスキル向上を目指す環境であるとOG訪問で聞き、魅力に感じました。

私はコールセンターのアルバイトで、相手の言いたいことを整理して正確に汲み取ることを意識してきました。入社後もこの強みを活かして、顧客の要望を最大限に活かせる提案をおこなっていきたいです。

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アドバイザー

業界の展望を自分なりに分析して考えを述べているのが好印象です。また、プランナーとして必要な傾聴力をアピールすることで、仕事に適性があることがわかります。

③営業職

例文

私は貴社の半導体部門における営業を通じて、製品を国内外に広めていき、社会インフラの構築に貢献していきたいと考えています。

所属するゼミの研究の中で、半導体は電化製品から鉄道まで広く使われ、日常から切り離せない重要なものであると学び、業界に興味を持ちました。

半導体産業は需要が拡大する一方ですが、今後はアジア企業の台頭により、企業の差別化が求められていくと考えます。そんな中でも貴社は幅広い部門でトップシェアを誇り、企業としての総合力を武器に事業を拡大しており、ぜひ貴社に入社したいと感じました。

私は研究で培った情報収集力を武器に、技術革新が早いこの業界において多方面に情報のアンテナを張り、時代のニーズに適した営業をおこなっていきます。

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半導体業界についてよく研究していることが文章から伝わってきます。企業への熱意を業界研究の深さによってうまくアピールできていますね。

④メーカー

例文

私は人事職として社員の方が働きやすい環境づくりをおこない、企業全体を活性化することで、人の暮らしを豊かにする食品づくりに貢献したいです。

所属するゼミではフードロス問題について研究しており、食品業界のCSR活動に興味を持ちました。

貴社は物流体制の見直しや製品の品質向上により、消費期限を延長したり、社内で改善案をコンテスト形式で集めて実践するなど、業界の中でも特に環境への取り組みに注力されており、魅力を感じました。

私はアパレルショップのアルバイトでスタッフと積極的に交流し、現場の協力体制づくりに貢献してきました。ここで培った調整力を武器に、貴社の間接部門から企業全体を支えていける人材になりたいです。

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食品メーカーを受験する人は多く、意気込みでは好きな商品への熱意を語る人が多い傾向にあります。この文章ではCSR活動に注目して独自の観点で魅力を語っているため、他学生との差別化が図れますね。

メーカーについてはこちらで詳しく解説しています。

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⑤IT企業

例文

私は貴社のSEとしてあらゆる企業の課題解決に貢献し、デジタル推進を進めていきたいと考えています。

私は大学で学んだプログラミングスキルを活用したいと思い、IT業界を志望しています。その中でインターンに参加した際、日本においてはDX推進の需要がさらに高まっていくことを知り、IT業界の中でもDXに特化している貴社に興味を持ちました。

貴社は世界10カ国以上に拠点をおき、グローバルな観点から幅広いDXの活用を提案、導入できる強みがあります。また、社員の方から、貴社は案件に対して国内外で協力しあう体制が構築されており、お互いに成長しあえる環境があると聞き、魅力を感じました。

ゼミの研究で培った問題解決力によって、SEとして顧客企業の課題を的確に把握し、施策を実行していくことで、企業利益に貢献していきたいです。

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企業の強みと企業風土をもとに魅力を感じる理由が書かれており、企業への熱意が感じ取れます。なぜこの業界なのか、なぜこの企業なのかの流れもスムーズで読みやすいです。

IT企業についてはこちらで詳しく解説しています。

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IT企業に就職したい! 新卒・未経験なら抑えておくべき業界情報

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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

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⑥証券会社

例文

貴社のリテール営業として顧客に最適な金融商品を提案し、貯蓄から投資への流れを加速させることで、経済活性化を担う一助となりたいと考えています。

私はゼミで金融学を専攻しており、金融業界に興味がありました。その中でも証券会社は直接金融であり、顧客との信頼関係が特に問われる業界のため、自身の能力がより直接的に反映されるやりがいのある仕事だと感じ、志望しました。

OB訪問において、貴社は年次や部門に関係なく意見を言い合い、個々の発想を大切にする社風であると聞き、ぜひ貴社においてスキルを磨き、貢献したいと思いました。

私は大学の研究活動で培った情報収集力をもって、世の中の情報や業界の最新知識を素早く察知し、提案に活かすことで利益向上に貢献していきます。

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キャリア
アドバイザー

金融業界の中でもなぜ証券会社なのかの理由が書けている点が評価できます。金融業界は銀行や保険会社などで似たような内容となってしまいがちですが、きちんと差別化して書くと企業への熱意が伝わります。

証券会社の志望動機のコツはこちらを参考にしてみてください。

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過去の経験をもとに意気込みを伝える

業界・業種にあわせて書いた意気込みと構成は同じであっても、サークルやアルバイトなど過去の経験を中心として意気込みを伝えることもできます。

過去の具体的なエピソードを根拠として、入社して何がしたいのかを伝えることによって、採用担当の中で学生の人物像がより明確となり、内容の説得力も増します

サークル、アルバイトそれぞれにおける例文を載せていますので、作成方法の一つとして参考にしてみてください。

⑦サークルでの経験を伝える

例文

私は貴社の教育CSRコンサル部門にて、あらゆる企業の教育活動をサポートし、次世代の人を育てていくことに貢献したいです。

私は大学で児童養護施設の子供たちに勉強を教えるサークルに所属しています。さまざまな子供がいる中で、私は全員とよく話し、関係構築をして個別対応することで学習意欲と能力の向上に努めてきました。しかし一方、学生では費用面などでできることに限界がありました。

そんな中、ある企業がCSR活動で施設を訪問しました。社員の方々が大規模なイベントを開いたり、物資や人材の提供などでサポートしてくれたことで、教育の質が各段に向上しました。

企業の教育CSR活動が増えていくことで、社会全体の教育への意識向上にもつながっていきます。貴社はあらゆる事業を手掛ける中で、教育CSRの普及に現在特に注力されており、ぜひ入社したいと考えました。

私はサークルで培ったコミュニケーション力により、顧客に適切な提案をおこない、貴社の利益に貢献していきます。

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アドバイザー

自分がサークルで心がけていたことと、足りていなかったところ、企業のCSR活動により実現できたことが整理されて書かれており、企業を志望するまでの流れがスムーズでわかりやすく好印象です。

⑧アルバイト経験を伝える

例文

私はSEとして幅広い技術を身につけ、社会インフラの構築に貢献したいと考えています。技術進歩が著しいIT業界の中で、SEはあらゆる企業のシステム構築に携わるため技術習得が不可欠ですが、貴社は研修制度が特に充実しており、魅力に感じました。

SEの仕事では、プログラマーをまとめながら、納期までにシステム構築をおこなうスケジュール管理が重要だと考えますが、私は家庭教師のアルバイトで培った計画性を強みとして円滑な業務進行を心がけていきます。

昨年担当した生徒は、志望校の偏差値と大きく差があり、課題が山積みの状態でした。そこで私は受験までの日数を逆算し、週ごとに課題を細かく書き出して実行していくこととしました。その結果、最後までモチベーションを保ちながら実力をつけ、志望校に合格することができました。

私はこの強みを活かし、限られた期間の中で課題を適切に把握して顧客のニーズを満たすシステム構築を実現していきます。

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アドバイザー

アルバイトで培った計画性のスキルをSEの仕事にうまくつなげて書けています。担当した生徒に対して正しい道筋を作り指導していく責任感の強さも感じ、好印象です。

アルバイト経験をアピールするコツはこちらを参考にしてみてください。

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目指したい人物像をもとに意気込みを伝える

意気込みを、目指したい人物像から考えて作成していくこともできます。

入社後に企業でどのように活躍したいのかをイメージし、そこに照準をあわせて自分の活かせる強みや、企業に入社したい理由につなげていきます。そのように書くことで、きちんと先を見据えながら自身で考えて就活ができている学生だと思われ、好印象を持ってもらいやすくなるでしょう。

⑨顧客への信頼を勝ち取りたい

例文

私は貴社の営業職として顧客の信頼を勝ち取れる人材になりたいです。

私はゼミで人口増加に伴う食料不足について研究しており、代替食の分野に興味を持ちました。貴社は一部事業の売却により代替食分野に大規模投資を実施しており、今後さらに事業拡大する方針であることから、ぜひ貴社に入社したいと感じました。

貴社のインターンに参加した際、代替食は販路開拓が進んでいない分、今後の結果も営業次第だという話を聞きました。食品の営業では、販売店や飲食店に直接営業をかけることも多いと思いますが、私は販路拡大のためには店との信頼関係の構築が重要だと考えます。

学生時代はテニス部部長として部をまとめるため、部員への声掛けや話し合いを積極的におこなってきました。入社後も営業として客先への訪問を足しげくおこない、店の課題やニーズに沿って、調理法や展示方法などあらゆる提案をすることで信頼を勝ち取り、事業の発展に貢献していきます。

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顧客の信頼を勝ち取りたい、という目標に向かって自分の活かせる強みや、入社後にその目標の実現に向けてするべき行動が具体的に書けており、好印象です。

⑩視野の広さを身につけたい

例文

私は貴社の戦略コンサルとしてさまざまな企業の課題を解決し、経済活性化に貢献したいです。

コンサル業務では、顧客の要望に沿ってあらゆる角度から課題を捉え、提案をおこなっていく視野の広さが重要だと考えます。その点で、貴社のグローバル性と社風に魅力を感じ、志望しました。

貴社は社内の外国籍の社員の比率が高く、また、グローバル企業として一つのプロジェクトに現地法人と協同して取り組むことが多いと聞きました。さらに貴社はD&Iの推進に特に注力しており、インターンで拝見した職場でも、社員同士が年代や部署に関係なく協力しあうオープンでフラットな社風を感じました。

私は貴社で働くことによって、多様な価値観に触れ、吸収することで視野の広さを身に着けられると考えます。それを顧客への提案に活かすことで企業の利益向上につなげていきたいです。

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「視野の広さを身につけたい」という目標と、コンサルの仕事、企業の特徴をうまくつなげて意気込みを書けていますね。

⑪チームをまとめる立場になりたい

例文

私は、学生時代の経験から、自分の強みであるリーダーシップと調整力を活かしてチームをまとめ、仕事をしていきたいと考えており、貴社の施工管理職を志望しました。

貴社のインターンに参加した際、社員の方が「施工管理で大切なのは、現場の職人と信頼関係を築き、適切な指示を出しながら協力し合える環境を作ること」とおっしゃっていました。

私はバスケットボール部部長として、メンバー同士に意見の相違があった際に調整をおこなったり、部員全員に対して毎日声かけをおこなってきました。そうすることで、部内のコミュニケーションを円滑にし、チームとしての結束力強化に努めてきました。

この経験を活かし、施工管理の仕事においても、ただ仕様書通りに進めるだけではなく、職人の方の現場の声を大切にしながら円滑な業務進行を心がけ、貴社に貢献していきます。

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施工管理職の仕事内容をよく理解したうえで、目指したい人物像につなげ、自分が適職であることをアピールできており、意気込みとして効果的です。

意気込みを伝えて選考を勝ち抜こう!

意気込みの作成ポイントから注意点、例文まで幅広く解説してきました。意気込みの構成や書き方をマスターし、企業への熱意を正しく伝えることができれば、採用担当の印象に残り、選考で優位に立つことができます。

ここで学んだことをふまえて事前の対策をしっかりとおこない、効果的に就職活動を進めていきましょう。

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