目次
- 第一印象を左右する履歴書の写真では髪型が重要
- 企業は履歴書写真の髪型を気にしている?
- 髪型自体は面接時に多少違っていてもOK
- 履歴書写真の髪型で気を付ける3つのポイント
- ①顔と表情がはっきりと見えるようにする
- ②清潔感を重視する
- ③派手な髪型は控える
- 履歴書写真でおすすめの髪型【女性】
- ポニーテール
- ハーフアップ
- ボブ
- ショート
- 履歴書写真でNGな髪型【女性】
- 顔周りを隠すワンレンスタイル
- 過度なパーマヘア
- 履歴書写真におすすめの髪型【男性】
- ショート
- ツーブロックベリーショート
- 履歴書写真でNGな髪型【男性】
- 坊主
- ロングヘア
- オールバック
- 髪型以外の履歴書写真を撮るときのコツ
- 基本サイズを守る
- 口角を上げる
- 白い紙や布で顔を明るく見せる
- 必要に応じてスタジオを利用する
- 履歴書での髪型に悩む学生からよくある質問に回答!
- 履歴書でも好印象につながる髪型を意識しよう
第一印象を左右する履歴書の写真では髪型が重要
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
就活を始めるにあたり、
「履歴書写真のヘアスタイルはどんなところに気を付けるべき?」
「履歴書写真に最適な髪型ってなんだろう」
と気になっている人もいるでしょう。
書類選考では履歴書を提出しますが、そこで顔写真が気になる学生もいますよね。採用担当者は顔写真を見て、その学生がどんな人物なのかを想像します。その第一印象を左右するのが、髪型です。
今回は履歴書写真の髪型で気を付けるべきポイントや、男女それぞれの履歴書写真でおすすめの髪型を解説します。NGな髪型や、髪型以外の履歴書写真を撮るときのコツもまとめて紹介するので、履歴書を提出する前にぜひチェックしてみてください。
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企業は履歴書写真の髪型を気にしている?
実際に、リクナビのアンケート調査によると、新卒採用に携わったことがある人事担当者のおよそ9割が「就活生と接する際に髪型が気になる」と回答しています。
顔から肩までが写っている履歴書写真では、顔と同じぐらい髪の毛も見られます。顔の多くの面積を占めるパーツなので、それだけ髪型が与える視覚的な影響は大きいのです。
「履歴書の髪型くらい」と思わずに、あなたの第一印象を決めるものとしてきちんと対策したほうが良いといえるでしょう。
こちらの記事では髪型以外にも履歴書で気にするべきポイントについてまとめてあるので参考にしてくださいね。
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髪型自体は面接時に多少違っていてもOK
採用選考を控えている学生から「履歴書の写真と面接時の髪型は違ってもいいのでしょうか?」と質問されることがあります。結論から言いますと、髪型自体は面接時に多少違っていても構いません。
ほんの数センチ髪を切った場合や前髪をカットした場合など、多少の違いなら印象もさほど変わらないので、写真を撮り直す必要はありません。ただ、履歴書の写真と大幅に印象が異なる場合は、撮り直しが必要になるケースもあります。
- パーマをかけた
- 髪色を変えた
- 髪をばっさりとカットした
履歴書の写真と大きなギャップが生まれると、印象が定まらず、結果的にインパクトを残せない可能性があります。多少の違いは構いませんが、なるべく写真と面接時の髪型はそろえておくといいでしょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
履歴書の写真を軽視する学生もまれにいますが、実は企業は履歴書の写真も重要視しています。選考において企業は「マナーを守り礼儀正しい態度が取れる学生かどうか」という視点で履歴書の写真を見ています。
履歴書はビジネスシーンにおいて公式な書類ですよね。記入の際は誤字脱字がないように気をつけるのはもちろんですが、写真にも気を配り礼儀やマナーを兼ね備えた印象の写真を載せるのが理想です。そのうえで髪型が整っているとかしこまった雰囲気になり、礼儀正しさも伝えやすくなります。しかし寝ぐせのついた髪では「何かのついでに写真を撮りました」という失礼な印象になりかねません。
髪を切ることでイメージチェンジをする人が多くいるように、人の印象は髪型に左右されやすいです。履歴書という重要書類の写真でこれを活用しないのはもったいないですよ。きちんと整えた髪型で礼儀正しさをアピールしましょう。
履歴書写真の髪型で気を付ける3つのポイント
もちろん、企業は髪型だけで書類選考の合否を決めているわけではありません。履歴書の志望動機や資格、経験や学歴などもしっかりチェックされています。ただ、選考を有利に進めるためには、社会人のマナーとして重要な身だしなみからも企業の採用担当者に好印象を持ってもらうことが大切です。
また、履歴書写真では、小さな枠内であっても、顔や人柄をわかりやすく伝えようという意志を示すことも欠かせません。そこで、履歴書写真を撮る前にぜひチェックしておきたい3つのポイントについて解説します。
①顔と表情がはっきりと見えるようにする
髪で顔が隠れていると、どうしても顔や表情が伝わりにくくなってしまいます。履歴書を撮るときは口角を少し上げて自然な笑顔で撮影することも重要ですが、せっかく表情を意識しても、髪で隠れてしまっては残念ですよね。
そのため、履歴書用の写真を撮るときの髪型は、顔と表情がはっきりと見えるようにすることが大切です。前髪、耳周り、襟足などの顔周りがスッキリとしているだけで、ぐっと爽やかな印象になりますよ。
目にかかる前髪は切る
前髪が目にかかっていると、暗い印象になってしまいます。感情がわかりづらくなるため、誠意や熱意なども伝わりにくくなるでしょう。スタイリング剤を使って横に流したり、ショートヘアの場合は目が見える長さまでカットしたりするのがおすすめです。
より明るい印象に仕上げたい場合は重めの前髪よりも、眉毛や目元が見えやすい薄めの前髪を選びましょう。前髪がないワンレンスタイルの人はサイドに髪を出さず、おでこを出すスタイルがおすすめです。
キャリアアドバイザー
前髪は眉毛に髪がかからないようにするのもポイントです。眉毛は表情の豊かさを伝える大切なパーツなので、なるべく見せるようにしましょう。
証明写真での前髪のセット方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
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耳を出して顔周りをスッキリさせる
耳を出すと、顔が明るくスッキリとして見えます。男性のショートヘアでは耳が出る長さを意識すると良いでしょう。
女性でショートヘアやボブヘアの人は、耳に髪の毛がかかりがちです。耳は必ず出さなければならないというわけではありませんが、可能であればできるだけ出すようにしましょう。
写真を撮るときはしっかりと耳にかける、あるいはヘアピンでサイドの毛を留めてしまってもいいでしょう。その際は、サイドの毛だけではなくおくれ毛なども留めておきましょう。
②清潔感を重視する
髪型で好印象を持ってもらうためには、何よりも清潔感が大切です。いくら就職活動のために髪色を暗くしたり、髪をカットしたりしても、清潔感がなければ好印象を残すことはできません。清潔感のない髪型の例は、次の通りです。
- 髪の毛がボサボサで櫛が通っていない
- ほこりやふけがついている
- 髪が傷んでいてパサパサ
- 髪が長くまとまっていない
上記に当てはまる場合、企業の採用担当者から「この人は入社しても身だしなみに気を付けない人かもしれない」と思われてしまうかもしれません。社員の身だしなみは、会社のイメージを左右する重要なものです。そのため、企業側から「一緒に働きたい」と思われるような清潔感のある髪型を意識しましょう。
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寝ぐせはきちんと直す
履歴書用の写真を撮るときは、寝ぐせはきちんと直しましょう。寝ぐせがあると「だらしない人」「社会人としての意識が足りない」と思われてしまいます。
写真を撮るときは寝ぐせがないかチェックしてから撮影に臨みましょう。軽い寝ぐせの場合は、寝ぐせ部分に水をつけてドライヤーで乾かすだけで収まります。
ひどい寝癖の場合は、蒸しタオルを頭に巻いたり、寝癖直し用のスタイリング剤やヘアアイロンを使ったりしましょう。どうしても直らない場合は、手間でもシャワーを浴び直すのがおすすめです。
キャリアアドバイザー
履歴書の写真は自分をアピールするための大切なツールです。寝ぐせがついた写真を貼ると、「志望度が低い」「自分を客観視できていない」と判断されるかもしれません。
長い髪はしっかりまとめる
髪が長い場合はしっかりとまとめましょう。髪が長いこと自体は問題ではありませんが、髪が顔や肩にかかっていると、清潔感のない印象になってしまいます。
結える長さなら、ヘアゴムで一束にまとめましょう。結んでもおくれ毛が出る場合は、ヘアピンを使うのがおすすめです。結べない長さでも顔にかかる場合は、ワックスで髪の毛をまとめましょう。
就活のワックスの選び方や注意点についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。
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③派手な髪型は控える
いくらおしゃれでも、あまり派手な髪型は就職活動では避けた方が良いでしょう。企業側から「この会社にふさわしくない」「社風と合わない」と判断される可能性があります。
ファッション業界や芸能系の業界であれば、多少派手な髪型でも許される場合もありますが、それはごく少数です。ほとんどの企業の場合、就活時には清潔感のある落ち着いた髪型を好みます。なるべく自然な印象の髪型を意識しましょう。
髪色はナチュラルに
「髪色はどのぐらいのトーンまでがOK?」「絶対に黒髪じゃないとダメなの?」と気になっている学生もいるでしょう。ズバリ、就職活動では地毛に近いナチュラルな髪色が好印象です。
一般的には、就職活動で許容される髪色は、カラーチャートのレベルで7トーンまでだと言われています。完全な黒髪が4、5であり、7トーンは室内では暗めに見えて、光を通すと地毛よりもやや明るめに見えるトーンです。「暗すぎるカラーが似合わない」「黒染めしたくない」という人は、7トーン程度の「暗髪」を目指しましょう。
キャリアアドバイザー
もちろん、清潔感のある黒髪もおすすめですが、地毛の色が明るい人は無理して黒染めする必要はありません。心配な場合は、履歴書の備考欄に地毛の髪色について一言添えておきましょう。
目立つアクセサリーは使わない
写真で見える位置にヘアピンやヘアゴムなどのアクセサリーを使う場合、目立つものは避けましょう。
就職活動で身に付けるヘアアクセサリーはおしゃれ目的ではなく、あくまでも髪をきれいにまとめることが目的です。ヘアピンやヘアゴムはこげ茶や黒など、髪色に近いものを選びましょう。
- 蛍光色や原色などの派手な色のもの
- 柄物のアクセサリー
- レースやリボン、ビーズなどの装飾が付いたヘアゴム
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
皆さんは、他人の髪型からも「話しやすそう」「元気そう」「怖そう」などと、その人のイメージや印象を推測することはありませんか。もちろんすべての印象が視覚情報から決まるわけではありませんが、履歴書でも少なからず写真の印象はあなたのイメージにつながります。それゆえ、たとえ自己PR欄に「私の長所は几帳面なところです」と書いてあっても、写真が寝ぐせだらけのボサボサな髪型でいては説得力がありませんよね。
また、メラビアンの法則でもよく知られていますが、人はこういった言語や聴覚情報においてそれぞれ矛盾した情報を得たとき、視覚情報が優先されるといわれています。こういった場合、「本当に几帳面な性格なのかな?」と疑われてしまう可能性も考えられるということですね。
履歴書やエントリーシートにどれだけ良いことを書いていても、写真からも人柄を推測されてしまいます。書類選考では写真も重要な判断材料になるため、髪型への注意も忘れずにしましょう。
就活を通しての髪型の注意点について、こちらの記事でも紹介しています。
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履歴書写真でおすすめの髪型【女性】
好印象を持ってもらうためには、清潔感のある髪型が大切だとお伝えしました。しかし「清潔感のある髪型」といっても、「具体的にどんな髪型にすればいいかわからない」と悩んでしまう人もいるでしょう。
そんな学生のために、履歴書写真でおすすめの髪型を男女別にまとめてみました。まずは女性におすすめの髪型から紹介します。
ポニーテール
ポニーテールは髪の毛が長い人におすすめの髪型です。スポーティーで爽やかな印象が特徴のポニーテールは、採用担当者からも「キビキビと働いてくれそう」「活発そう」と好感を持たれるでしょう。
ただ、ポニーテールは高さや毛先のニュアンスで印象がガラリと変わります。就職活動向けのポニーテールのセットポイントは次の3つです。
- 結ぶ高さは後頭部の真ん中あたり
- 毛先はストレートもしくはゆるいカール
- ヘアゴムは太くて丈夫なもの
あまり高い位置で結んでしまうと子どもっぽい印象を与えてしまいます。結ぶ位置は耳の高さか、それよりやや低い位置を目安にしましょう。
面接の場合、毛先はヘアアイロンで真っすぐに伸ばすか、ゆるいワンカールをつけるのがおすすめです。ただ、髪全体をウェーブ状にセットしたりパーマを当てたりすると、カジュアルな印象になるので避けたほうが良いでしょう。また、髪が下へ下がってこないように、太くて丈夫なヘアゴムを選ぶのもポイントです。
ハーフアップ
ハーフアップも就職活動の定番の髪型です。活発な印象のポニーテールとは違い、ハーフアップは温和で優しそうな印象があります。ハーフアップをするときのポイントは次の通りです。
- 結んだ部分が頭皮から浮かないようにする
- ヘアピンは極力見えないようにする
- 浮き毛がないように整える
結んだ部分が頭皮から浮いて隙間ができると、バランスが悪く見えます。結ぶときはできるだけ毛束を下に引きながらまとめましょう。
もみあげ部分の毛が落ちてこないようにヘアピンを使うのもおすすめです。ただ、へアピンが表面に見えると野暮ったくなってしまうので、髪の奥の方に差し込みましょう。
また、結んだ毛束と下りている髪の境目は浮き毛が出やすい部分です。仕上げにまとめ髪用のワックスやスプレーを使うとキレイなスタイルがキープされます。
ボブ
肩につかない長さのボブも、就職活動で人気の髪型です。ボブは「真面目」「親しみやすい」といった印象を持たれます。ロングヘアとは違い、ヘアゴムやピンで固定することが少ないので、ヘアセットの手間もさほどかかりません。いつものヘアスタイルと大幅に変わることがないため、普段通りの自分をアピールできます。
ボブのヘアセットのポイントは次の通りです。
- 顔周りをスッキリさせる
- ストレートまたは毛先ワンカール
- 毛量が多い場合はすいてもらう
ボブは重たい印象になりがちなので、顔周りに髪がかかると暗い印象になってしまいます。前髪を目にかからない長さにカットしたり、サイドの毛を耳にかけたりしましょう。
近年流行の無造作ヘアも清潔感のない印象になりやすく、履歴書写真にはおすすめではありません。ストレートもしくは毛先ワンカールのボブにしましょう。また、毛量が多い場合は重い・暗い印象になりやすいので、事前に美容院で髪をすいてもらうことをおすすめします。
ショート
ショートは「明るくて元気」「積極的」というイメージを持たれやすい髪型です。応募先が営業職をはじめとする人とかかわる職種の場合、「自発的に仕事へ取り組んでくれそう」と好印象につながる可能性もあるでしょう。
髪が短い分、スタイリングが簡単なのもショートのメリットです。最低限、次のポイントを押さえておけば、大がかりなヘアセットの必要はありません。
- 毛先がはねないようにヘアアイロンでセットする
- トップに浮き毛が出ないようにワックスを使う
- 襟足をスッキリさせる
ショートは髪が短いので、髪質によっては毛先がはねやすくなります。ヘアアイロンで毛先を流れに沿って伸ばしたり、軽く内巻きカールをつけたりしましょう。
髪に段を入れる「レイヤーカット」の場合はトップに短い毛が集まっているので、浮き毛が出がちです。ボサボサした印象にならないように、ワックスを使って浮き毛をなくしましょう。
また、襟足をスッキリさせると清潔感が演出できます。襟足が伸びている場合は事前に美容院でカットしてもらいましょう。
就活をショートヘアで臨むことのメリットや注意点はこちらを参考にしてください。
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就活で目立ちやすいショートヘアは注意が必要 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「髪が長い人は結べばいいけど、ショートヘアの場合はどうしたらいいんだろう……」「髪を切りたいんですが、就活でショートヘアはありです […]
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履歴書写真でNGな髪型【女性】
どちらも絶対にダメというわけではありませんが、より好印象を持ってもらいたい場合は避けたほうが良いでしょう。その理由を、それぞれの髪型がもたらす印象から解説します。
顔周りを隠すワンレンスタイル
「ワンレングススタイル(通称:ワンレンスタイル)」は表面の髪が一番長く、フロントからバックまでが同じ長さになった髪型です。クールで大人っぽい印象があるので人気があります。
前髪を作らないスタイルであることから、前髪のカットやセットの手間が省けます。ただ、顔周りに髪がかかるようなワンレンスタイルは就職活動には向きません。
キャリアアドバイザー
顔周りが隠れると暗い印象になりますし、清潔感のない印象になります。顔周りに髪がかかる場合は耳にかけてピンで固定するか、思い切って目が見える長さまで髪をカットするかして、顔周りをスッキリさせましょう。
過度なパーマヘア
過度なパーマをかけると髪が広がりやすく、まとまり感のない印象になります。パーマヘアが顔周りにかかってくると、表情もわかりにくくなりますし、髪が傷んで清潔感とはかけ離れた印象を残してしまうリスクもあります。
確かにパーマはおしゃれに見えますが、採用選考はあくまで自分の能力や熱意をアピールする場です。「おしゃれ度」を測る場所ではないことを念頭に置いておきましょう。
履歴書に時間がかかっている人は、「履歴書マニュアル」を活用しよう
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
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履歴書を作成する際のポイント網羅!マニュアルに乗っ取って作成すれば選考を突破できる履歴書が完成します。
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履歴書写真におすすめの髪型【男性】
男性の場合は清潔感のあるショートヘアが基本です。それぞれの髪型のポイントをチェックしていきましょう。
ショート
短髪の黒髪は爽やかでフレッシュな印象があります。男性のショートヘアのスタイリングのポイントは次の通りです。
- トップは遊ばせない
- 髪質に合ったワックスを使う
- ワックスをつけ過ぎない
近年はトップの部分をツンツンと立てたり毛束感を出したりするのがトレンドですが、あまり遊ばせるとカジュアルな印象になってしまうので、履歴書の写真を撮るときはほどほどにしましょう。
また、髪質に合ったワックスを選ぶのも大切です。髪質が硬い人は、しっとり感のある「ファイバー系」、髪質が柔らかい人は、ふわっと仕上がる「マット系」を使いましょう。ただ、ワックスをつけすぎるとべたついた印象になってしまいます。適量を心掛けながらスタイリングしましょう。
ツーブロックベリーショート
好印象でよりアクティブな髪型にしたい人は、ツーブロックベリーショートがおすすめです。ツーブロックとは、頭頂部から耳上の近くまでの髪を残して、その下からは刈り上げる髪型です。
ただし、頭頂部から耳上までの髪の毛が長すぎるとカジュアルすぎる印象になってしまうので注意が必要です。
- 髪全体の長さに差が出ないよう、トップの毛は短めに
- ワックスをつけ過ぎない
履歴書写真でNGな髪型【男性】
男性は女性よりも髪型のバリエーションが少ないので、「OKな髪型とNGな髪型の違いがわからない」と悩む人もいるでしょう。しかし、就職活動において避けるべき髪型はいくつかあります。
それぞれ、避けたほうが良い理由をチェックしていきましょう。
坊主
運動部やスポーツ系のサークルに所属している人の中には、坊主頭にしている人もいるでしょう。坊主は確かにスポーティーではつらつとした印象があります。しかし、一方で「威圧感がある」「スーツと合わない」と感じる人が多いのも事実です。
また、悪事を犯した人が丸坊主にするといった風習があるため、坊主頭に対して悪いイメージを抱く人も少なくありません。できるだけ髪を伸ばしてから履歴書写真を撮りましょう。
ロングヘア
ロングヘアも履歴書写真や面接ではおすすめできません。ファッション系や芸能系の企業なら許容されるケースもありますが、基本的に就活での男性のロングヘアはあまり印象が良くない傾向があります。
ロングヘアは清潔感が出にくく、きちんとセットしないとだらしなく見えてしまいます。企業のブランドイメージや社員の雰囲気と合っていない場合は、採用で不利になる可能性もあるでしょう。
キャリアアドバイザー
履歴書写真を撮る場合は、ロングヘアではなくミディアムヘアやショートヘアをおすすめします。
オールバック
オールバックは顔周りがスッキリとしているので良いようにも思えますが、実はあまりおすすめできない髪型です。履歴書写真では、清潔感のほかに「ナチュラルさ」も求められます。
基本的にオールバックは髪が落ちてこないように、整髪剤やワックスでぎっちり固めなければなりません。スタイリング剤をたっぷりと含んだ髪は、どこか不自然でナチュラルな印象からは遠のいてしまいます。
キャリアアドバイザー
オールバックではなく、前髪を短く切ったり流したりして写真撮影に臨みましょう。
髪型以外の履歴書写真を撮るときのコツ
企業の採用担当者に好印象を持ってもらえるような、履歴書写真を撮るときのコツをピックアップしてみました。髪型だけでなく、上記のポイントも踏まえて写真を撮りましょう。
基本サイズを守る
履歴書用の写真は、基本的に縦4.0cm × 横3.0cmが一般的なサイズです。履歴書の写真を貼る部分にサイズが書かれているので、そちらを確認したうえで写真を撮りましょう。
また、スピード写真機やスマートフォンの写真アプリでサイズ調整をするときは、きちんとこのサイズになっているかチェックしてください。
- 縦400px×横300px
- 縦560px×横420px
ただ、Webでエントリーする場合は、サイズではなく「px」で指定されます。基本的には4:3の比率で指定されることがほとんどです。容量の上限にも注意して、写真を送付しましょう。
口角を上げる
履歴書用の写真を撮るときに、緊張して表情が硬くなってしまう人も多いでしょう。こわばった表情は暗い印象や近寄りがたい印象を与えてしまいます。フレッシュで明るい印象を持ってもらえるように、できるだけ口角を上げるように心掛けましょう。
ただ、思い切り笑えばよいというわけではありません。歯が見えない程度の自然な笑顔をつくりましょう。
キャリアアドバイザー
履歴書写真を撮るときは姿勢を正して少しだけ顎を引くと、より好印象になりますよ。
表情を明るく見せるにはメイクをするのもおすすめです。こちらの記事では証明写真でメイクをするときのコツなどを解説していますので、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
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白い紙や布で顔を明るく見せる
自宅やスピード写真機で撮影する場合、光が足りず全体的に暗く写ってしまうこともあります。そんなときは、レフ板の白い紙や布で顔を明るく見せるのがおすすめです。
写真に写り込まないように、胸の下あたりに白い紙や布をセットすることで、上からの光が反射して顔が明るく見えます。美肌効果も期待できるので、ぜひ試してみてください。
キャリアアドバイザー
暗くて顔がわかりにくい写真は良くありません。プロの技術を取り入れて、明るく撮るようにしましょう。
必要に応じてスタジオを利用する
「自宅で撮っても、スピード写真機で撮っても仕上がりが微妙」というときは、フォトスタジオを利用してみましょう。フォトスタジオでは、プロのカメラマンに写真を撮ってもらえるので、よりハイクオリティの写真が手に入ります。
髪型や服装、体の角度などの細かいアドバイスももらえるので、安心して撮影に臨めるでしょう。本格的な照明機材やカメラがそろっているほか、ヘアメイクやWebデータの送付といったオプションメニューが用意されているのも人によっては大きなメリットになります。
キャリアアドバイザー
スタジオを利用することで準備時間を節約し、仕上がりにも自信を持つことができますね。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
履歴書の写真は、髪型だけでなく表情と姿勢などを意識することも同様に大切ですよ。こういった部分からもその人の人間性がにじみ出やすいからです。
口角を上げた口元は明るくてハツラツとした印象につながりやすくなります。背筋の伸びた姿勢は凛とした雰囲気に近づきますよ。もちろんわざとらしくならないように注意をする必要がありますが、最低限の印象の良さは演出するようにしましょう。
先ほどスタジオ撮影の話をしましたが、もしどの程度まで微笑んだり背筋を伸ばしたりするべきなのか自分でわからない人はスタジオを利用すると良いでしょう。
また最近はマスクをしたまま面接する機会が多くなっていますよね。履歴書の写真は「素顔を見せられる数少ないチャンス」と思って、髪型だけでなく表情や姿勢にも気を配り、印象の良い写真を目指しましょう。
服装や身だしなみについても、こちらの記事で確認しておきましょう。
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こちらの記事では就活全般のマナーについても解説しているので、最後に確認しておきましょう。
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履歴書での髪型に悩む学生からよくある質問に回答!
履歴書写真の適切な髪型がわからなかったり、写真を撮るにあたって髪型で気を付けるべきポイントが知りたいと感じる学生は多いです。そのような学生からの質問に、キャリアアドバイザーが回答します。
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履歴書でおすすめの髪型はありますか?
履歴書でおすすめの髪型はいくつかありますが、長い髪の場合はポニーテールを検討しても良いでしょう。顔まわりの髪が1つにまとめられるため、スッキリとした印象になりますよ。あまりにも高い位置で結んでしまうと子供っぽい印象になる場合があるので、髪を結う位置は耳より下の位置にすることを意識するようにしてくださいね。
また肩につかない髪型の場合は、ボブやショートがおすすめです。誠実な印象にすることができ、髪を耳にかけておくと爽やかなイメージにもなります。髪が短い分、毛先がはねやすいため、必ずヘアアイロンなどでセットするようにしましょう。
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履歴書で避けるべき髪型はありますか?
履歴書写真で避けるべき髪型として、表情が隠れてしまうようなものはやめましょう。たとえば、目に前髪がかかってしまっていたり、顔が全体的に髪で覆われていると、暗い印象を持たれてしまいます。ほかにも、清潔感が感じられない髪型も避けるべきです。寝癖がついていたり、毛先が痛んでパサパサしていたりすると、清潔感がなくだらしがない印象になります。
「人に不快感を与えないか」といった観点で、自分の髪型をチェックするようにしましょう。
履歴書でも好印象につながる髪型を意識しよう
履歴書の写真は、自分の第一印象を左右する重要なものです。明るすぎる髪色や清潔感のない髪型、派手なアクセサリーなどは印象を下げてしまいます。
誠実さや熱意が伝わるように、地毛に近いナチュラルな髪色と、顔周りがスッキリした清潔感のある髪型を意識しましょう。
また、写真を撮るときはサイズを確認したうえで、口角を上げたりレフ板の代わりに白い紙や布を使ったりするのがおすすめです。履歴書用の写真の髪型と撮影のコツを押さえて、好印象につなげていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
「企業が髪型を気にする」とは言いつつも、あくまでもおしゃれと好印象は違うということをあらかじめ理解しておいてください。もちろん多くの学生は理解をしているかと思いますが、「印象を良くする=ビジュアルをかっこよく見せる、おしゃれにこだわる」ということではありません。
もちろん人柄をアピールしたいと考え、髪型からも個性を発揮することそのものは間違いではありませんが、その髪型はTPOを意識するものであることが社会人として重要です。この前提条件の中で、「企業にとっての好印象とは何か」を考えるようにしてくださいね。