面接時間が短い=不採用? 気になる合否サインや振り返り方を紹介

この記事のアドバイザー

合否が不安…面接時間が短いから不採用とは限らない!

目次

  1. 面接時間の短さは合否に直結しない! 面接を振り返る際のヒントにしよう
  2. 時間が短くなりやすい面接とその特徴
  3. 一次面接
  4. 最終面接
  5. 社長・役員面接
  6. 面接の時間が短くなる主な5つの理由
  7. ①そもそも面接時間を多く見積もっていた
  8. ②応募人数が多いまたは採用担当者が多忙だった
  9. ③結果出しに迷う必要がなかった
  10. ④労働条件や認識のすり合わせの場だった
  11. ⑤テストや書類の評価が高く面接通過が決まっていた
  12. 短い時間でも面接を通過しているときの3つのサイン
  13. ①採用担当者が会社について熱心に語ってくれた
  14. ②入社後の話を長めにされた
  15. ③他社の内定状況について詳細に確認された
  16. 面接時間が短く不採用の可能性がある3つのサイン
  17. ①自分の回答に対して深掘りをされなかった
  18. ②最後に退室するときの反応が薄かった
  19. ③面接中に議事録やメモをとられなかった
  20. 「面接時間が短い」と感じたときの振り返り方法
  21. 面接全体を通して反応が良くなかったと感じたとき
  22. 自分の回答に対して深掘りされなかったとき
  23. 面接時間が短くて不安……! 面接後の気持ちの切り替え方
  24. 「面接の結果は企業に委ねるしかない」と割り切る
  25. 現状の反省点を改善できないか考える
  26. 悩む時間があれば書類の準備や面接対策をする
  27. 「面接時間が短い」と不安なときは面接の振り返りをして弱点を改善していこう

面接時間の短さは合否に直結しない! 面接を振り返る際のヒントにしよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接を受けた学生から、以下のような質問をよく受けます。

「面接時間が短かったのですが、不採用なのではないかと不安です」
「どうして面接時間が短くなったのでしょうか?」

確かにすぐに面接が終わってしまうと、不採用だからあまり話す必要がなかったのではと思ってしまいますよね。しかし、面接時間が短いからといって必ずしも不採用とは限りません。

この記事では面接時間の短さが合否に直結しない理由と、時間以外に面接が成功したかどうかを判断するポイント、気持ちの切り替え方などを解説します。ぜひ最後までチェックしてくださいね。

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時間が短くなりやすい面接とその特徴

時間が短くなりやすい面接

ここからは、時間が短くなりやすい面接とその特徴を解説します。

面接のフェーズによって、時間が短くなる傾向がある場合もあります。もともとそういうものであるにもかかわらず、不必要に悩んでいる可能性もあるので、どのような面接が短時間で終わる可能性があるのか押さえておきましょう。

一次面接

一次面接が短時間で終わりやすいのは、面接の目的が顔合わせであり、合格ラインが低めに設定されていることが多いからです。

すでに書類審査をしているとはいえ、実際に会ってみなければその学生の雰囲気はわかりません。そのような状態でいきなり役員クラスの人と面接はできないため、今後の面接に向けた顔合わせとして一次面接がおこなわれる場合があります。

そのため、その学生の雰囲気・身だしなみなど、時間をかけなくても判断できる要素がチェックポイントとなっていることが多く、自然と面接時間が短くなる傾向にあります

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二次面接で伝える志望動機は、「その企業でなければダメな理由が伝わるか」という基準で考えましょう。ほかの企業でも使いまわせるような志望動機だと選考通過は難しくなります。

一次面接の特徴や対策は、以下の記事で解説しています。

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最終面接

最終面接が社長や執行役員など、経営層との顔合わせといった意味合いが強い場合、面接時間が短くなる場合があります

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社員

これまでの面接ですでに重要なことはチェックしてあるので、社長や人事部長などの上層部の人に最終チェックをしてもらおう。

という位置づけで最終面接をおこなっている企業の場合、経験や人柄などを細かくチェックする必要はありません。上層部が内定を出せばそれで終了となる可能性があります。

社長や人事部長などは基本的に忙しいので、面接にそれほど長い時間を割かないという事情もあります。

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しかし、最終面接が必ずしも顔見せ程度の意味合いしかないとは限らないので、油断は禁物ですよ。

最終面接で落ちる理由や対策は、以下の記事で確認してください。

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社長・役員面接

最終面接に限らず、社長や役員が面接官となる場合、短い時間で終わっても不合格とは限りません。社長や役員は最終的な判断の権限を持っているので、納得できれば時間が余っていても面接を終了するケースがあります。

たとえば、すでに一次面接や二次面接で評価の高い学生の場合、熱意や入社意思、価値観とマッチするかなどの確認だけで十分なことが多いです。ほかにも、社長や役員の忙しさによって面接時間が短くなる場合もあるでしょう。

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一問一答だったり、社長や役員の反応が薄かったりした場合、面接の評価が低かった可能性も考えられます。面接時間だけで判断せずに、受け答えの質からも考えることが大切ですよ。

面接で好印象を残したい人は、以下の記事がおすすめです。

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面接の時間が短くなる主な5つの理由

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一次面接や最終面接以外でも、短い時間で終わってしまうことがあります。そもそも、どうして面接の時間が短くなってしまうのでしょうか?

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確かに気になりますよね。では、面接の時間が短くなる理由を見ていきましょう。

ここからは、面接の時間が短くなる主な5つの理由を解説します。面接時間が短くなる理由を理解できれば、今感じている不安やモヤモヤとした気持ちを少しだけ解消できるかもしれません。

①そもそも面接時間を多く見積もっていた

そもそも面接時間を多めに確保していただけで、実際の質疑応答が早く終われば、短い時間で終了することは珍しくありません。

企業は面接の進行が遅れた場合や、予想外の質問が出た場合に備えて余裕を持ってスケジュールを組んでいます。質問が想定よりもテンポ良く進んだときなどは、面接時間が短くなることもあるでしょう。

30分の面接枠を設けていたとしても、問題なく終われば、わざわざ面接時間を引き延ばすことはありません

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面接時間が短いと不安になる気持ちはわかりますが、時間だけで合否を判断する必要はありませんよ。

②応募人数が多いまたは採用担当者が多忙だった

応募人数が多く、たくさんの学生の面接をする場合、学生それぞれに時間をかけていては、いくら時間があっても足りませんよね。そのため、ある程度人数を絞り切れるまでは、短時間で面接を終わらせることがあります

また、面接官が忙しい場合も、面接時間が短縮されたり、予定よりも短くなる可能性があります。特に面接官が現場の社員だった場合、その社員は通常業務の合間に面接官をしているので、「できるだけスムーズに面接を終わらせたい」と思っている可能性もあるでしょう。

応募人数の多い面接では、面接を受ける時間帯もポイントになります。以下の記事で確認してみてくださいね。

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③結果出しに迷う必要がなかった

面接時間が短いのは、合否の判断がしやすかったからかもしれません。「この学生は通過させよう」と早い段階で判断できた場合、無理に時間をかけて面接を続ける必要はありませんよね。

たとえば、志望動機を聞いて熱意の高さや説得力が伝わるなら、わざわざ深掘りする必要はありませんよね。逆に、印象が弱くて判断に迷う学生ほど見極める時間が必要になるので、面接時間が長くなる可能性があります

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面接が盛り上がって雰囲気良く終わったとしても、不採用だったというケースもよくあります。面接時間だけで一喜一憂しても仕方がないことがわかるでしょう。

面接時間が長い理由は、以下の記事でも解説しています。参考にしてみてくださいね。

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④労働条件や認識のすり合わせの場だった

面接が短い時間で終わる理由として、選考というよりも労働条件や認識のすり合わせの場だったという背景があるかもしれません。

選考がある程度進んでいるなら、採用する方向で検討されているケースがあります。その場合、面接は給料や配属先、入社時期などの条件面の確認や、入社の意思などをすり合わせるだけのケースがあります

労働条件や認識のすり合わせが目的の面接では、志望動機や自己PRなどの深掘りはほとんどされないので、短い時間で終わりやすいです。

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淡々とした会話でも、最終確認の目的であれば落ちている可能性は低いでしょう。

⑤テストや書類の評価が高く面接通過が決まっていた

テストや書類の評価が高く、すでに面接の通過が決まっている場合も面接時間が短くなりやすいです。エントリーシート(ES)やWebテストの結果を重視している企業であれば、面接で大きな問題がなければ通過させると定めていることがあります

特に、面接でESやWebテストを評価してもらえていたなら、自信を持って良いでしょう。

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このように「念のため、人柄を見ておこう」という目的の面接なら、短い時間で面接が終わることもあると押さえておいてくださいね。

キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ雰囲気や人柄は面接開始すぐでも判断可能

長尾 美慧

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面接時間の長さで合否は決まらない

紹介したように、面接時間が短くても不採用にならないパターンはたくさんあります。面接で評価される要素として、話すエピソードの内容はもちろんですが、雰囲気や人柄など面接の冒頭で判断できるものもあります。とくに後者を重視する企業の場合は、面接開始すぐの段階でも合否の判断を下すことが比較的多い傾向にあるでしょう。

また、これまでのESや面接での評価が良い場合も面接時間が短くなることがあるとお伝えしました。評価が高いと面接の回数が短縮される企業もあれば、回数は変えられない企業もあります。後者のような企業だと、面接を実施してもほぼ通過が決まっているため、面接時間が短くなる可能性もあるのです。

このように、面接時間が短くても学生に良い印象を抱いている企業は多いです。時間が短かったとしても自分の力が出しきれているのであれば、気を落とさずに自信を持って堂々と面接の結果を待ちましょう。

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短い時間でも面接を通過しているときの3つのサイン

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「面接が短くても不採用とは限らない」とわかっていても、やはり面接があっさり終わってしまうと落ちたのではないかと不安です。

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その気持ちはとてもわかります。面接時間が短くて不安なときは、短い面接時間でも通過しているときのサインから判断してみると良いですよ。

ここからは、面接時間が短くても通過している可能性のあるケースを解説します。すぐに確認できるポイントばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

①採用担当者が会社について熱心に語ってくれた

会社は学生を採用する側ですが、学生もまた会社を選ぶ立場にあります。実際、複数の会社を天秤にかけながら就活を進める学生は多いです。そのため、「ぜひ入社して欲しい」と思った学生に対しては、会社側もアピールをします

たとえば、以下のようなことを採用担当者が熱心に語ってくれたのなら、通過している可能性が高いでしょう。

面接に通過していると話題になりやすいこと
  • 今後の事業戦略
  • 企業理念
  • 新入社員に求めること
  • 入社までに身に付けておくと良いスキル
  • 面接官が感じる企業の魅力
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不採用にする学生に会社のことを語る必要はあまりないので、会社について熱心に語ってもらえた場合は通過の可能性がありますよ。

②入社後の話を長めにされた

入社後の話は、会社について熱心に語ってくれた場合と同じく、不採用にする学生にわざわざ話す必要のないことです。学生に面接通過の期待を持たせてしまうといった観点からも、不採用の可能性が高い学生に、あえて入社後の話をすることは考えにくいです

面接中に以下のような話題があがらなかったか、振り返ってみてください。

面接に通過している可能性が高い入社後の話題の例
  • 内定式や入社式の日程
  • 入社後の研修
  • 入社に伴う引越しについて
  • 通勤手段や通勤時間
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面接中に入社後の具体的な話を長めにされた場合、面接通過の見込みがあると考えて良いでしょう。

③他社の内定状況について詳細に確認された

他社の内定状況について詳細に確認された場合も、面接に通過している可能性が高いです

たとえば、A社が採用したい学生がすでにB社から内定を得ていて、内定承諾の回答期限が迫っているとします。この場合、A社も早くその学生に内定を出さないと、学生は確実に入社できるB社を選んでしまうかもしれません。

反対に、A社が面接を早く進めて内定まで出してしまうと、学生は選考中の会社に賭けたいからと内定を断ってしまうかもしれません。

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こうしたことを防ぐために、他社の内定状況を確認されたのであれば、その面接は通過している可能性がありますよ。

面接の合否を推測できるサインについては、以下の記事でも解説しています。

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キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ入社後のキャリアに関する質問は通過の可能性大

堀内 康太郎

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メモや議事録も期待の表れ

入社後のキャリアについてしっかりと面接官から話があった場合、面接時間が短くても通過している可能性が高いです。

面接では、志望動機やキャリアビジョンについて質問されることも多いかと思います。たとえば、メーカー企業で「御社の商品を海外に広めたい」と野望を語った後に「海外事業部への異動も積極的に募集しているため、チャンスはたくさんある」などと肯定的な反応があった場合、企業からも良い印象を持ってもらえていると考えて良いでしょう。上記のようなシーン以外でも、自分が希望しているキャリアを築けるかどうか、丁寧に説明してくれたりフォローしてくれたりする場面があれば嬉しいですね。

面接官がメモを取っているかも見ておこう

ほかにも、面接官が面接中にメモをたくさんとっていれば通過している可能性も上がります。学生が話す内容をメモに残すのは、学生に興味を持っている証拠とも言えます。また、面接を通過させる時には次の面接担当者に面接内容の引き継ぎをしなければならないため、詳細に記録を取っているとも考えられます。

これらはあくまで通過しやすい傾向のため、すべての企業が当てはまるわけではないですが、判断基準として参考にしてみてくださいね。

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面接時間が短く不採用の可能性がある3つのサイン

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やっぱり、短い面接時間が不採用を意味することもあるのでしょうか?

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明らかな理由がある場合、その可能性もありますね。

ここからは、面接時間が短く不採用の可能性がある3つのサインを紹介します。「当てはまる」と思ったら、反省点を活かしてこれからの面接に備えておきましょう。

①自分の回答に対して深掘りをされなかった

面接中の回答をまったく深掘りされなかった場合、不採用の可能性があるかもしれません。

面接官は、学生の考え方や人柄、企業への熱意などから合否を判断します。回答の内容に興味があれば、深く知るために追加の質問が出てくる場合がほとんどです

しかし、早い段階で「この学生はミスマッチかもしれない」と感じたなら、不必要に深掘りされることはほぼありません。

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自分の回答をさらに深掘りする「追い質問」がなく、一問一答のような形で面接が進んだ場合、不合格の可能性があります。

②最後に退室するときの反応が薄かった

面接の最後には学生への印象や合否がある程度固まっています。そのため、退室するときの面接官の反応が薄かった場合も、不採用の可能性があります。

たとえば退室時に「本日はありがとうございました」と伝えても、軽くうなずくだけだったり、興味が薄かったりするのであれば評価があまり高くない可能性があるでしょう。

「本日はありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい」などの丁寧な言葉があれば、好印象を抱いてもらえているかもしれません。

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退出するときの挨拶は、面接官によって差があります。あくまでも一つの傾向として捉えておきましょう。

③面接中に議事録やメモをとられなかった

面接では、学生の話を面接官がメモしながら聞くことがよくあります。それにもかかわらず面接官が自分の話をメモしていなかったのであれば、不採用の可能性が高いです。

たとえば、志望動機や自己PRを話している間、メモを取ることなく聞き流すように会話が進んだ場合、「次の選考は難しい」と判断された可能性があります。

一方で、受け答えの内容を深掘りして、メモを取ってもらえていたのなら、関心を持ってもらえたサインと言えるでしょう

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メモをしていたとしても、学生のマイナスポイントを記録しているケースもあります。しっかりメモを取ってもらえたから大丈夫とは言い切れないので、注意してくださいね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!不採用フラグを感じても気を強く持とう

石川 愛

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巻き返すチャンスは自分で作るもの

面接中に不採用フラグが立った時にもっとも避けたいのは、気分が落ち込んでしまい質問に回答できなくなったり、元気がなくなってしまうことです。不採用フラグが立った時こそ、巻き返すために気を強く持つことが面接通過の鍵となります。

巻き返すための効果的な方法は「最後に何かありますか」といった逆質問の時間を無駄にしないことです。逆質問は基本的に面接の最後に設けられますが、この時間こそ自分の熱意を再アピールするチャンスなのです。

落ちてしまったかもしれないという不安から「とくに質問はありません」と回答してしまう学生もいますが、何の爪痕も残さないのは非常にもったいないです。逆質問の時間に「どうしても入社したい」「入社したら貢献できる」と意欲をアピールすることで、面接官からの印象が変わり不合格が合格になる可能性もありますよ。

「面接時間が短い」と感じたときの振り返り方法

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すぐに終わってしまった面接があるのですが、もしかして評価が低かったのでしょうか? 面接の振り返り方を知りたいです。

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面接時間の短さだけで、不採用かどうかは判断できません。面接の全体的な印象や、受け答えなどから客観的に振り返ることが大切ですよ。

ここからは、「面接時間が短い」と感じたときの振り返り方法を解説します。次の面接に自信を持って挑めるように、振り返り方を知っておきましょう。

面接全体を通して反応が良くなかったと感じたとき

面接全体を通して反応が良くなかったと感じたときは、第一印象や基本的な受け答え、マナーに原因がある可能性が高いです。

人は最初に受けた印象の影響を強く受けます。第一印象が悪ければ、魅力的な自己PRや志望動機をアピールしても評価を覆すのが難しくなりやすいです

面接全体で反応が良くなかったときは、以下のような部分に問題がなかったか振り返ってみてください。

面接全体で反応が良くなかったときの振り返り
  • 身だしなみを見直す
  • マナーが守れていたか振り返る
  • 表情や声量が適切だったか振り返る
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受け答えの内容以前に、身だしなみや声のトーンなども評価に含まれます。清潔感はあるか、ビジネスシーンでのマナーは守れているかなどを振り返ってみてくださいね。

ビジネスマナーについては、以下の記事で解説しています。

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自分の回答に対して深掘りされなかったとき

自分の回答に対して深掘りされなかったときは、面接官の印象に残らなかった可能性が高いです。

面接官は印象に残るエピソードや興味のあることを深掘りします。深掘りされなかったということは、ほかの学生よりもアピール内容の魅力が低かった可能性が考えられます

以下の項目に当てはまっていないか振り返ってみてください。

回答に対して深掘りされなかったときの振り返り
  • 回答にずれがなかったか確認する
  • 回答した内容がわかりやすかったか振り返る
  • 入社意欲や強みを的確にアピールできていたか考える
  • 逆質問や切り返しが適切だったか振り返る
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回答に正しく受け答えできているかを、自分一人で判断するのは難しいでしょう。模擬面接などで、客観的な意見を参考に考えてみるのもおすすめです。

模擬面接については、以下の記事で解説しているので、参考にしながら実践してみてくださいね。

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キャリアアドバイザーが読み解く!話した量や答えた内容が適切だったかを振り返ろう

長尾 美慧

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時間が短くても合格する可能性もある

面接の時間が予定よりも短く、かつ「面接官の反応が悪かったな」と感じている場合はまず、自分が話した量が適切であったかどうかを思い返してください。面接官はもう少しあなたの話を聞きたかったのに、端的に答えすぎてしまったために早く終わってしまった、という可能性も考えられます。深掘りしようにも、あなたの話し方や面接態度に途中で諦めてしまったのかもしれません。

次に、Q&Aのズレがなかったかどうかです。質問の意図と回答が大きくズレると、「これ以上話を聞いても難しそうだ」と判断されてしまう可能性があります。質問の意図を正確に理解し、適切に回答できていたかを振り返りましょう。

最後に、面接全体での態度や対応が悪くなかったかも重要です。入室の時点で遅刻していたり、挨拶がなかったりといった一発NGの項目も確実に存在します。そうした基本的なマナーが守られていたかどうかも今一度確認してみてください。もし初期の段階で「選考通過は難しい」と思ってしまうと、面接官も早く終わりたいと感じてしまいます。

40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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面接時間が短くて不安……! 面接後の気持ちの切り替え方

面接後の気持ちの切り替え方
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面接後に「面接の時間が短かったのでは?」と心配になり、落ち込んでしまいます……。どうすれば気持ちを切り替えられますか?

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面接の時間が短いと、誰しも不安ですよね。気持ちを切り替えるときの方法を見ていきましょう。

ここからは、面接時間が短くて不安なときの気持ちの切り替え方を解説します。すぐに実践できる方法もあるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

気持ちの切り替え方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

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面接に落ちたときこそ切り替えが重要! 絶対突破のためにやるべきこと

「面接の結果は企業に委ねるしかない」と割り切る

まずは、「面接の結果は企業に委ねるしかない」と割り切ることからはじめてみてください。

終わったことをあれこれ考えて落ち込んだところで、結果は変わりません。今できるのは次に控えている別の面接に備えることだけだと考えると、気分を切り替えられますよ

頭ではそうとわかっていても、気持ちが追いつかないこともあるでしょう。そのようなときこそ、面接を受けて数をこなすことが大切です。「落ちたかもしれない」と思う面接の中でも、いくつかは通過していることがあります。

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成功体験を積み重ねれば、少しずつ割り切って考えるのが上手になりますよ。

面接の結果が遅いときの理由や問い合わせ方は、以下の記事を確認してください。

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面接結果が遅い=不採用ではない! 通知が遅れる背景と対処法を解説

現状の反省点を改善できないか考える

ただ漠然と落ち込むだけでは、次回の面接に対する不安ばかりが大きくなってしまいます。現状の反省点を改善できないか考えてみてください。

たとえば、「なぜ落ち込むような面接になったのか」を考えて反省点を洗い出すことができれば、「次はこうしよう」と次回の面接に気持ちが向いていきますよ。

反省点を洗い出して克服していけば、その分成長できるので面接の通過率も上がるはずです。反省点は、紙に書いて整理するのがおすすめです。書くことで頭の中の不安が整理されるので、気持ちも落ち着いてきます。

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就活では落ち込むこともあるでしょう。しかし、落ち込んだ気持ちに支配されて時間を過ごすのか、落ち込んだ気持ちをバネにし利用していくのかで未来は変わってきますよ。

悩む時間があれば書類の準備や面接対策をする

終わった面接について悩んでいる間に、次の面接が来てしまいます。悩む時間があれば、書類の準備や面接対策にあてたほうが有意義です。

「うまくいかなかった」「不採用になったかもしれない」という気持ちをひきずって次の面接を受けると、自信のなさが面接官にも伝わり悪循環に陥りかねません。

周りは皆うまく面接できているように感じるかもしれませんが、常に何の失敗もしない人はいません。不安を感じる人は、以下のような対策からはじめてみましょう。

  • うまく答えられなかった質問への回答を考える
  • 緊張を和らげられるように、模擬面接を繰り返す
  • 面接官により評価される自己PRや志望動機を練る
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悩む時間を選考対策に当てている学生は、失敗を活かしてどんどん面接スキルを上げています。置いていかれないよう、気持ちを切り替えて前に進んでいくことが重要ですよ。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「全力を出し切れたか?」も成功を判断する基準

堀内 康太郎

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面接の手ごたえが合否を左右するワケではない

本当に意味のある面接の成功は「自分自身が力を出し切ったと言えるかどうか」が重要になります。面接中にうまくアピールできなかったり、言いたいことを伝えきれなかったりすると、面接後に後悔が残りますよね。たとえ結果的に面接が通過していたとしても、企業からの連絡がくるまではモヤモヤしながら過ごすことになるかもしれません。

しかし「面接で力を出し切った」という自信があれば、もし結果的に面接を通過できなくても「これほど頑張っても通過できなかったということは、相性が悪かったんだ」「反省点を次の面接に活かそう」などとうまく気持ちを切り替えることができるでしょう。

フラグはあくまで「フラグ」

また、ここまで面接の時間や合否フラグについて触れてきましたが、採用基準や面接での対応は企業によってさまざまなため、実際に面接官が何を考え合否を判断してるかについてはどう頑張ってもわかりません。そのため、面接の時間やフラグで合否を考えるのはやめましょう。

それよりも、自分が力を出し切ることができたかどうかに基準をあてることをおすすめします。結果的に面接後の達成感や自信にもつながるため、次の面接にも良い影響を及ぼすはずですよ。

「面接時間が短い」と不安なときは面接の振り返りをして弱点を改善していこう

面接時間が短い=不合格とは限りません。そもそも面接時間を多く見積もっていたり、結果出しに迷う必要がなかったりする可能性も考えられます。

どうしても不安なときは、採用担当者が熱心に会社について語ってくれたか、メモをとってくれていたかなどから判断しましょう。短い面接でも、他社の選考状況を質問されたり、入社後の話を長めにされたりしたときは合格できている可能性が高いです。

不安な気持ちはわかりますが、不確かな理由で悩むのは時間がもったいないです。面接の振り返りをして、弱点を改善しながら次の面接に挑みましょう。

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