目次
- 熱中していることの回答は事前の準備が必須
- 熱中していることを聞く理由
- 興味関心を知るため
- 仕事にも熱中できるか見極めるため
- 熱中していることとガクチカとの違いは?
- 特にない…熱中していることの3つの見つけ方
- 自分史で熱中した経験を掘り下げる
- 日常生活で「熱中している瞬間」を掘り下げる
- 自分の「好き・嫌い」を素直に書き出す
- あなたに当てはまる? 熱中していることの例
- 学業
- 趣味
- 学外活動・課外活動
- 熱中していることの作り方3ステップ
- ①熱中していることを簡潔に述べる
- ➁なぜ熱中しているのかを伝える
- ③熱中していることから学んだことを伝える
- 熱中していることを伝えるときのコツ
- イメージできるように内容は具体的に伝える
- 仕事に関連があるものを伝える
- 仕事への再現性のある学びを伝える
- 熱中していることを伝える際の例文10選
- OK例文①:サークル活動
- OK例文②:学業
- OK例文③:アルバイト
- OK例文④:スポーツ観戦
- OK例文⑤:プログラミング
- OK例文⑥:トランペット
- OK例文⑦:映画鑑賞
- NG例文⑧:仕事への再現性がない
- NG例文⑨:学びが伝わらない
- NG例文⑩:熱中していることが伝わらない
- 「熱中していること」の答え方について悩む学生からよくある質問に回答!
- 熱中していることをアピールして入社後の活躍イメージにつなげよう
熱中していることの回答は事前の準備が必須
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「熱中していることって何を書けばいいんですか?」
「どうやって答えたら好印象になるんでしょう?」
という質問をよく就活生から受けます。「熱中していること」は定番の質問ではないので、考えられていない人もいるかもしれませんね。素直に今熱中している「趣味」を答えてもよいのか、それとも好印象になる回答をきちんと用意しておくべきか悩む人もいるでしょう。
ここでは、熱中していることの例から答え方のコツまで紹介します。「熱中していること」は頻出の質問ではないからこそ、とっさに聞かれると焦ってしまう場合も多いです。聞かれても焦らないように、この記事を読みながら回答を考えておきましょう。
「熱中していること」の回答のコツは〇〇!印象に残る例文を徹底解説!【就活】
熱中していることを聞く理由
採用担当者が聞く質問には、それぞれ意図があります。そのため、当たり前ですが
就活生
と答えるのはやめましょう。
採用担当者の意図を踏まえたうえで回答をすることができれば、好印象を勝ち取ることもできるでしょう。熱中していることを聞く意図を知って、何を伝えるべきか考えるヒントにしてくださいね。
興味関心を知るため
まずは、熱中していることからその人の興味関心を知りたいと考えています。どんなものに興味があるかを知ることで、人柄や価値観の把握にもつながります。
また、熱中していることが似ている社員の傾向や活躍の様子をヒントにして、入社後のイメージをしている場合もあります。短い面接の時間の中で、率直に答えやすい内容からもその人への理解につなげていることも多いですよ。
仕事にも熱中できるか見極めるため
何も熱中したことがない人よりも、何かに夢中になって集中できた経験のある人のほうが、仕事にも熱中してくれるのではと考える場合も多いです。何か一つ熱中できたことがあれば、仕事にも熱中できる可能性も見い出せるからです。
また、熱中した経験の中で、何か得たものがあるとさらに好印象になる可能性があります。
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熱中していることとガクチカとの違いは?
就活生
熱中していることとガクチカに違いってあるんですか?
キャリアアドバイザー
それぞれの質問は、意図が違います。簡単に言うと、ガクチカは継続的に頑張ったこと、熱中していることは「今」の興味関心という要素が強いです。
「学生時代に頑張ったことを教えてください」といういわゆるガクチカと呼ばれる質問は面接の定番ですよね。ガクチカはその人のこれまでの継続的な努力や成果を知り、入社後にも成果を挙げられる人材かを見極めるための質問です。そのため、深掘りして価値観の把握につなげられることも多いです。
一方で、熱中していることは、純粋にそのときの興味関心を知りたいという思いが強いです。つまり、その人を知るきっかけの質問となり、面接の序盤のアイスブレイクのようなタイミングで聞かれることも多いでしょう。そのため、そこまで深掘りされることはない質問です。
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特にない…熱中していることの3つの見つけ方
「熱中していることなんて特にありません」という悩みもよく聞きます。就活で忙しいなか、本当に時間を費やしている趣味のある人も少ないかもしれませんね。
しかし、この質問は興味関心を知るためのものなので、好きなことを伝えられれば良いのです。そこまで重く考えず、自分を振り返って熱中できるものや好きなものを考えてみてください。
自分史で熱中した経験を掘り下げる
自己分析の方法の一つとして、「自分史」という方法を知っているでしょうか。過去の経験を書き出して、整理していく方法です。下記の例を参考に、小学校から現在までを整理してみてください。
過去に熱中していたことを深掘りすれば、今でも夢中になれることが見つかるかもしれません。
自分史の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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日常生活で「熱中している瞬間」を掘り下げる
日常生活の小さなことに着目してみると、「熱中している瞬間」を見つけられるでしょう。普段、生活していくなかで、下記のような瞬間を書き出してみましょう。
- 集中している
- 楽しいと感じている
- 面白いなと感じる
書き出した内容を、「どれくらいの頻度でおこなっているのか」「なぜ楽しい・面白いと感じるのか」など考えてみてください。この内容をまとめれば、熱中していることの回答が作成できるでしょう。
自分の「好き・嫌い」を素直に書き出す
自分の興味関心を知るために、まずは素直に自分の気持ちを書き出して、それを分析することが必要です。好きなことと嫌いなことを書き出して、それがなぜ好きなのか・嫌いなのかを考えてみましょう。
何気なく好きだなと感じていることが、実は熱中できるものの可能性もあります。また、嫌いなことを知ることで、自分の興味関心が何かをきちんと知ることができますよ。
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「熱中していることがわからない」「特に何もない」という就活生もいるかと思いますが、今からでも自分が熱中できることを見つけることはできますよ。熱中していることは、無意識で「待ち」の姿勢ではいつまでたっても見つけることはできません。自分で意識的に「見つけよう」と行動を起こすことで見つけることができるはずです。
近年は新型コロナウイルスの影響もあり、行動に制限がかかり思うように活動できないといった声もよく聞かれますが、そのような中でも自分の好きなことを何らかの方法で継続している人もいますよ。たとえば旅行に熱中していた人が、現在はオンラインツアーを楽しんだり、撮り溜めた写真でアルバムを作ったりと「今」できることを意識的に楽しんでいます。
周囲の人に目を向けてみるのもあり
また「特に何も思いつかない」という人は、自分の親しい家族や友人が熱中していることがヒントになる場合もありますよ。特に自分の感性の近い友人だと、熱中できることも共通する場合がよくあります。現在の友人だけではなく、交流関係を見直し高校時代やアルバイト先など気の合う人から「熱中していること」を聞きだしマネすることから初めてもいいと思いますよ。
今からでも決して遅くありません。熱中できることを見つけるために、まずは自分の身近なところから行動できそうなものを探ってみましょう。
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あなたに当てはまる? 熱中していることの例
熱中していることを、学業・趣味・学外活動の3つのジャンル別に紹介します。熱中していることで何を伝えたらいいかわからなくて悩んでいる場合は、下記のリストを参考に考えてみてくださいね。
学業
学生の本業は勉強です。熱中していることで、学業を伝えるのもおすすめですよ。大学の勉強はもちろん、それ以外にも勉強していることがあればそれを伝えると、入社後も必要な知識を積極的に勉強するという勤勉・努力家なイメージにもなるでしょう。
- ゼミの研究
- 語学勉強
- 世界遺産検定
- ITパスポート
- TOEIC
- ビジネス書を読む
- プログラミング
趣味
熱中していることの質問はあなたの興味関心を知るためのものなので、趣味を伝えるのも良いですよ。面接官と趣味が合って盛り上がることができれば、その後の面接も有利に進む可能性もあります。
ただし、どうしても印象が悪くなってしまう可能性のある趣味もあるので、それらは避けてくださいね。
・旅行
・読書
・歌うこと
・映画鑑賞
・音楽鑑賞
・スポーツ観戦
・野球/ゴルフ/テニス/サッカー等
・料理
・将棋
・キャンプ
・美術館巡り
・パチンコ
・競馬
・麻雀
趣味が事業に関連性がある場合は好印象になるので、企業によってどの趣味を伝えるべきか選ぶことが大切です。たとえば、ゲームやアニメ鑑賞は趣味として批判されるべきものではありませんが、面接官の中には「対人能力に欠けているのでは」と思う人もいます。しかし、事業に関連性があれば事業への興味関心が高いと評価されるでしょう。
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学外活動・課外活動
学外活動や課外活動にはさまざまなものがあります。大学生活以外にも、力を注いでいることがあれば高い評価を得られる可能性があります。なぜなら、積極的に物事に挑戦する姿勢や、企画力・実行力・行動力などがあると考えられるからです。
- アルバイト
- ボランティア
- インターンシップ
- Wスクール
- サークル
- 留学
- 委員会
- 部活動
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
「熱中していること」を探す際に、まず自分がインドア派かアウトドア派かを考えると探しやすくなりますよ。人はそれぞれ「好み」や「合う、合わない」がありますので、まずはその視点から探してみてください。
また「熱中したいこと」に自分が何を求めているのかを考えたとき、リラックス系の活動を求める人もいれば、自己成長を目指したいという人もいるでしょう。たとえばリラックス系を求める人であれば、上述にもある読書や音楽なども良さそうですね。自己成長を目指したいという人は、筋トレや語学の習得などが当てはまります。さらに「結果を出したい」という人は、資格取得や「4月までに5キロ体重を落とす」といった目標を掲げて取り組むのもいいと思いますよ。
熱中していることを探す際は、自分の特性や求めていることを理解したうえで、前向きに楽しんで取り組める活動を探すことをおすすめします。
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面接対策は、頻出質問の回答の用意だけでは不十分。深掘り質問への回答内容も網羅して準備しておくことが大切です。
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熱中していることの作り方3ステップ
就活生
熱中していることで何を伝えるかは絞れてきました! でも実際にどのように回答すべきかわかりません。
キャリアアドバイザー
内容さえ決まれば、あとはこれから紹介する3ステップに沿って考えていけば回答を用意できますよ。
熱中していることの質問で伝える内容を絞れたら、次はどのように伝えるかを考えましょう。熱中していることが明確に伝わり、かつ説得力のある回答にするために、これから紹介する3つのステップの順番に作成していきましょう。
①熱中していることを簡潔に述べる
結論から述べるのは、わかりやすい文章にするための鉄則です。まずは、熱中していることを始めに簡潔に述べてください。併せて、どれくらい熱中しているのかも伝えると、面接官はよりイメージしやすいでしょう。
・パン屋のアルバイトで、新商品の開発に熱中しています。
・2年ぶりの大学祭の実現のために、一年間大学祭運営委員会の活動に熱中しています。
・美術館巡りに熱中していて、毎週2か所は美術館に通っています。
➁なぜ熱中しているのかを伝える
理由がなければ説得力がありません。なんとなく好きなことではなく、熱中しているということは、理由や興味を持ったきっかけがあるはずです。ここが抜けてしまうと、回答に説得力が欠けてしまい「適当に話しているのか」と思われて印象は悪くなってしまいます。
そのため、きちんと理由を述べられる内容を選ぶことも大切ですね。固有名詞を使うなど具体的に話すことで、より熱中していることに信ぴょう性のある回答になります。
③熱中していることから学んだことを伝える
どんなことでも熱中して時間を費やしたのであれば、少なくとも1つは学びがあるはずです。熱中している時間のなかでの気づきや考え方の変化、新しい知識の取得など、学びの種類はさまざまあるので、下記のような視点で学んだことをいくつか書き出してみてください。
- 気づいたこと
- 考え方の変化
- 新しく得た知識
- 得られたスキル
熱中していることを伝えるときのコツ
熱中していることに対して、ただ熱い思いを語っても面接官には伝わらないかもしれません。高評価につなげるためには、伝え方のコツをふまえることが大切です。
熱中していることは、興味関心を知るために始めのほうに聞かれる可能性が高いので、わかりやすく説得力のある話し方をして、好印象を得て面接を有利に進めましょう。
- イメージできるように内容は具体的に伝える
- 仕事に関連があるものを伝える
- 仕事への再現性のある学びを伝える
イメージできるように内容は具体的に伝える
熱中しているというくらいなので、それに対して知識があると面接官は思います。どれくらい熱中しているのかを伝えることで、仕事にも妥協せずに追及して考えられる人材だという印象を残すことも可能です。
そのため、熱中していることの内容や、活動の頻度や度合をより具体的に伝えることが大切です。固有名詞や数字を使って話すと、明確に伝わるでしょう。ただし、専門用語ばかり使わないように注意しましょう。誰が聞いてもわかるような話し方をすることが重要です。
仕事に関連があるものを伝える
熱中していることで何を伝えるべきか悩んでいる場合は、志望企業の事業内容と関連性のあるものを選ぶのはおすすめです。たとえばアニメの広告などを製作している企業であれば、アニメ鑑賞と伝えると事業への関心もアピールできます。
また、家具のメーカーであれば家具選びや部屋づくりに熱中していることとして伝えれば、知識が豊富なのではと入社後の活躍につながるイメージを持ってもらうことも可能です。必ずしも関連性がなければならないわけではありませんが、もし可能なら仕事に関連性のある内容を伝えると良いでしょう。
仕事への再現性のある学びを伝える
採用担当者から高評価を得るためには、仕事への再現性をアピールすることが大切です。熱中していることから何を学び、どのように仕事に活かすのかが伝えられると好印象になります。
たとえそれが仕事には直接的に関係のない趣味だとしても、そこからの学び方や物事の捉え方なども伝えられるため、実際の業務でもそのように学びを見出して成長してくれるのではと思ってもらえるかもしれませんよ。
キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる
今お伝えしたように、「熱中していること」を伝える際は業界や職種と関連のあるエピソードだと仕事へのアピールにもつながりますね。就活生の中には就活を機に熱中できることを見つけ、そのことを伝えた人もいましたよ。
ある就活生は酒造会社の説明会でお酒の魅力にハマり、面接では「日本酒の文化と歴史を調べることに熱中しています」と伝えたところ、面接官と意気投合し会話が盛り上がったそうです。一方で、その場を取り繕うように企業と関連のあることを伝える人もいますが、上辺だけの知識では、深掘り質問をされた際に答えることができなくなってしまいます。面接で自信をもって話すためには、本当に夢中になって調べたり行動することが大切です。
面接では表情にも気をつけてみよう
また面接では表情豊かに話せるようにしましょう。このようなポジティブ質問では、就活生の活き活きと話す様子から面接官は「明朗さや快活さ」を感じます。熱中していることを伝える際もアピールの一つと捉え、前向きな言動を意識しましょう。
熱中していることを伝える際の例文10選
ここでは、OK例文とNG例文をそれぞれ紹介していきます。OK例文は参考にして、自分の回答を考えるヒントにしてみてください。NG例文を見る際は、例文の悪いポイントを理解して、自分の回答に当てはまる場合は修正してくださいね。
OK例文①:サークル活動
私はサークル活動でおこなっているテニスに熱中しています。これまで対抗戦で準優勝しかできたことがありませんでしたが、今年こそは優勝して記録を残したいと考えて、猛練習に励んでいます。
2年生までは「楽しめればいい」と考えてサークルには参加してきましたが、今年優勝を目指して猛練習をする中でメンバー間での仲も深まり、これまで以上の充実感を感じています。本気で何かに取り組むことからの充実感を知ることができていることが、最大の学びだと感じています。
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キャリアアドバイザー
この例文では、熱中している度合いがよく伝わります。何かに本気で取り組んだ経験があれば、仕事にも意欲を持って打ち込んでくれるだろうという印象を残せるので、熱意のある伝え方ができるのがこの例文の良い点です。
OK例文②:学業
私は、中国語の勉強に熱中しています。第二言語で授業を受講したのをきっかけに、中国語だけでなく文化や映画、歴史に魅了されています。毎日1時間は中国語の勉強をするようにしており、また留学先で出会った中国人の友達を頻繁にコミュニケーションをとることで、アウトプットをして身に付けています。
語学の勉強は完了が見えなくて挫折してしまう場合も多いですが、自分に合った方法を見つけられたことで継続して勉強でき、HSK5級に合格できました。
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キャリアアドバイザー
学生の本業である勉強に熱中できていることをアピールすれば勤勉や真面目な印象になります。また、数字や名称を盛り込むことでより実績や内容が明確に伝わりますよ。
OK例文③:アルバイト
私はアルバイト先のカフェでのドリンクのカスタマイズの考案に熱中しています。入社前に自分もスタッフにカスタマイズを提案してもらってとても嬉しかったことから、さまざまなカスタマイズを考案して、お客様に提案することで満足度につなげています。提案したカスタマイズを気に入ってくださり、リピートして注文いただけたときは、心より喜びを感じ、それがやりがいとなっています。
自分にできる努力で提案の幅を広げておくことで、お客様の満足度にも直結しやすいと思いますので、サービスの理解と幅広い提案は仕事をするうえでも大切にしていきたいと思います。
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キャリアアドバイザー
アルバイトに熱中していると伝えるよりも、その中での業務の一つに焦点をあてることでより明確に伝わります。また、仕事に対する姿勢もアピールできているので良いですね。
アルバイトのアピールの仕方については、こちらの記事をチェックしてみてください。
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厳選5例文|自己PRでアルバイトを魅力的に伝えるための3つの要素
アルバイト経験は自己PRのテーマにおすすめです。「どのように考え行動したのか」を押さえれば効果的なアピールが可能になります。 この記事では、アルバイト経験を伝えるメリットや伝え方、例文をキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして魅力的な自己PRにしましょう!
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OK例文④:スポーツ観戦
私が熱中していることはスポーツ観戦です。特にメジャーリーグを見ることが好きで、大谷翔平選手を応援しています。私自身も高校まで野球をやっていたこともあり、彼のプレーを見ることで勇気をもらってきました。
アメリカで認められる日本人プレーヤーにまでになった観客を魅了するその姿から、成功するためには何よりも努力を惜しまないことを学びました。
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キャリアアドバイザー
尊敬する人がいる場合、その人から学ぶことは多いですよね。誰もが知っている人を伝えているので今回は詳細の説明は必要ありませんが、もし有名な人ではない場合は説明を補足してしてくださいね。
OK例文⑤:プログラミング
アプリ開発に熱中しています。塾講師のアルバイトをしているなかで、アプリを通じた勉強が最適だと感じたため開発し始めたのがきっかけで、2年間で学習系アプリを3つ開発しました。生徒に使ってもらって感想を聞き、改善を重ねた結果、生徒の模試の成績が平均20点向上して成果を実感してから、新たなアプリ開発に今も取り組んでいます。
アプリは生活を便利にする可能性があり、周りの人の意見に耳を傾けることで新たなアイディアに気づけました。当たり前のことを当たり前ととらえず、常に新しい視点を持って考えられるようになったきっかけです。
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キャリアアドバイザー
システムエンジニアを志望している場合は、趣味として仕事に直結する内容を伝えるのもおすすめです。ただ技術をアピールするだけでなく、考え方を伝えられているのが良いですね。
OK例文⑥:トランペット
熱中していることは、10年間続けているトランペットです。中学・高校では吹奏楽部で演奏し、そこで金管楽器の奥深さに魅了されて、大学ではビッグバンドを組んで演奏をしていました。アマチュアの演奏でも聴きに来てくれる観客や、ライブでの臨場感に喜びを感じます。
来てくれる観客の人を楽しませるために選曲や演出を考えることで得た、相手の立場に立って考える力は企画力として今後も伸ばしていきたいと考えています。
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熱中していることは、どのように活動をしているのかをより具体的に伝えるとより意欲が伝わります。この例文では、自己PRにもつなげられる内容に加えて、成長意欲も伝えられるているのが良いポイントです。
OK例文⑦:映画鑑賞
映画鑑賞に熱中しており、ほぼ毎週末映画館に通っています。子供のころにハリウッド映画を初めて見た時から、日本での生活の中だけでは知ることのできない多様な価値観に触れた経験から映画鑑賞が趣味になりました。今では、映画を見るたびにその作品の特徴や感じたことを映画ノートに記録しています。
感銘を受けたり学んだことは忘れてしまわないように、一つ一つ自信の成長につなげていく習慣ができたのは映画鑑賞の趣味のおかげだと思います。
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キャリアアドバイザー
熱中していることで趣味を伝える場合は、そこから何を学んだかを伝えることが最も大切です。価値観の変化や習慣化でも良いですが、仕事への再現性がある学びを盛り込むと好印象になるでしょう。
NG例文⑧:仕事への再現性がない
観葉植物を育てることに熱中しています。緑視率が人の集中力にも影響することに興味を持ったことがきっかけで育て始めました。色や形もさまざまな種類がありますが、育て方にもそれぞれ注意するポイントがあるため、勉強しながら育てています。
キャリアアドバイザー
植物に関係する仕事であれば、その知識は役立つかもしれません。しかし、それ以外の場合、この例文では仕事への再現性がないため、あまり高い評価にはならない可能性がありますよ。
NG例文⑨:学びが伝わらない
私はキャンプに熱中しています。もともとアウトドアは苦手でしたが、キャンプで日常生活から少し離れて過ごせる時間がとても好きです。さまざまなキャンプグッズを集めて、友人たちと楽しんでいます。
キャリアアドバイザー
キャンプはとても良い趣味ですが、これでは学びや得たものが伝わりません。キャンプの趣味を通して感じていることや学びをもっと含めると良い回答になるでしょう。
NG例文⑩:熱中していることが伝わらない
熱中しているとまでは言えるかわかりませんが、海外ドラマを見ることは好きです。登場人物それぞれの心情の変化が長いストーリーとして描かれているので、映画よりも長く楽しむことができます。アメリカ留学に関心を持ったきっかけも、多くの海外ドラマの作品に触れたことが大きかったように思います。
キャリアアドバイザー
熱中していることが明確にないとしても、自信のない伝え方はよくありません。好きなものがあるとしたら、それを熱中していることとして伝えると良いでしょう。ネガティブな印象になる可能性のある前置きは入れないほうが良いです。
「熱中していること」の答え方について悩む学生からよくある質問に回答!
面接で「熱中していること」を聞かれた際の回答のコツや差別化する方法を知りたい学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
-
面接で熱中していることを回答する際のコツを教えてください。
熱中していることを回答する際は、具体例を挙げて説明するようにしましょう。ただ単に、好きや興味があるといった程度ではなく、具体的にどのようにかかわってきたのか、取り組んできたのか、追求した様子を話せるといいですね。また、熱中していることが企業や職種との関連性が高ければ、さらにアピール度は高まります。
たとえば、企業の扱っている商品やサービスに夢中になっていることや、職種にもとめられる知識やスキルの取得を目指している点などは好印象を獲得しやすいでしょう。
-
熱中していることの回答で避けるべき内容はありますか?
熱中していることを回答する際、熱中しすぎるあまり学業や生活に支障がある内容は避けるようにしましょう。たとえば「夢中になって、毎日8時間オンラインゲームしてます」といった内容だと、面接官はゲームばかりして学業は大丈夫なのかなと心配になる場合がありますよ。
ほかにも賭け事、政治、宗教的な話題は一般的に避けたほうが無難な内容なので、面接の場は「仕事の場」であることを意識して熱中していることの回答を考えるようにしましょう。
熱中していることをアピールして入社後の活躍イメージにつなげよう
熱中していることは頻出の質問ではありません。だからこそ、用意しておかなければその場で焦ってしまうかもしれません。熱中していることから仕事にも打ち込めるという印象につなげて、面接での良いスタートを切りましょう。
今熱中していることは、ありません。