目次
- 面接で絶対に押さえるべき7つのポイントを理解して徹底的に対策しよう!
- すべての面接に共通! 絶対に押さえておきたい7つのポイント
- ①社会人としてのマナーを徹底する
- ②第一印象で好印象を残す
- ③面接官との「対話」を意識する
- ④熱意をアピールする
- ⑤長期的に働く意思を伝える
- ⑥深掘り質問に答えられるようにしておく
- ⑦逆質問も用意しておく
- 面接に合わせた対策も重要! 通過率アップにつながる2つの秘訣
- ①面接フェーズの特徴を押さえた対策をする
- ②あらゆる面接の形式に対応できるようにしておく
- 面接のポイントを押さえた対策を徹底して選考突破を目指そう!
面接で絶対に押さえるべき7つのポイントを理解して徹底的に対策しよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接対策をする学生から、よくこのような相談をもらいます。
「面接を突破するために必要なポイントを簡単に知りたいです」
「面接の種類はいろいろありますが、それぞれの評価ポイントを知りたいです」
一次面接から最終面接まで何度か面接を繰り返す企業が多いなかで、どのような対策をしていけば万全なのか不安を抱いている人も多いでしょう。
この記事では、面接対策をするうえで絶対に意識しておくべき7つのポイントを解説します。「面接対策がわからない」「面接が苦手」そんな人は、ぜひこの記事を参考にして準備を万全にしておきましょう。
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すべての面接に共通! 絶対に押さえておきたい7つのポイント
面接対策をするうえで、意識するポイントが多すぎて「すべてを覚えておくことはできない……」と不安に思うこともありますよね。そのようなときは、これから解説する7つのポイントを覚えておきましょう。
これらのポイントを意識することで、対策の質をグッと上げることができます。確実に選考を突破するためにも、しっかり確認してくださいね。
①社会人としてのマナーを徹底する
面接対策をするうえでは、まず社会人としてのマナーを徹底しましょう。面接ではマナーが意識できているかにも注目されており、どんなに受け答えの内容が良くてもマナーがなっていないとあなたの魅力が伝わりにくくなる可能性が高いですよ。
ここからは、就活マナーのなかでも特に覚えておくべき項目についてより詳しく解説していきます。一つひとつ目を通し、事前に確認したうえで面接対策をしてみてくださいね。
基本的な就活のマナーに関しては、こちらの記事でも解説しています。マナーについてもっと詳しく知りたい場合は参考にしてください。
「就活マナーくだらない」は危険|状況別の実践方法をすべて解説
会社見学の押さえておきたいマナーと質問例|持ち物チェックリストあり
説明会のマナーを知らないと選考に影響する! 当日の流れごとに解説
スケジュール管理
社会人として意識すべきマナーの一つが、スケジュール管理です。
- 遅刻をしないよう集合時間まで記載しておく
- Web面接か対面面接かも記載しておく
- 1日に複数の面接がある場合は1日の行動のタイムテーブルを決めておく
特に就活の際には、面接の予定を詰め込みすぎていないか確認しましょう。「できるだけ早い段階で予定を入れてしまおう」と焦ることもあると思いますが、短期間に面接の予定を入れすぎると対策もおろそかになりやすいですよ。

キャリアアドバイザー
身だしなみ
身だしなみは社会人のマナーの基本であり、面接においては第一印象を左右する重要なポイントです。清潔感はあるか、マナーに則った服装ができているかはしっかりと確認しましょう。
特に入社後に仕事とは直接関係のない身だしなみについて細かく指導するのは、企業にも労力と時間がかかります。だからこそ常識が備わっているかを見るという観点で、第一印象に問題がないかをチェックするのです。
- スーツにしわや汚れはないか
- かばんや靴に汚れはないか
- 髪型は適切か(伸びすぎていないか、まとめてあるか)
- ヒゲがきちんと剃られているか
- メイクは血色が良く見えるか
就活で推奨される身だしなみについてはこちらの記事を確認しておきましょう。
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就活の身だしなみは超重要!好印象の与え方を男女別に解説
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敬語
正しい敬語を使えるかどうかは、あなたの印象に大きく影響する要素の一つです。口調がフランクすぎたり、正しい敬語を使えていないと面接での印象が悪くなることが多いですよ。
- ら抜き言葉
- 「~~っす」という語尾
- 「やばい」「超」などの表現
敬語は社会人として備えておくべき最低限のマナーであり、どのような面接であってもしっかりと使えていることが前提になります。自分はできていると思っていても、面接前には念のため言葉遣いについて確認しておきましょう。

キャリアアドバイザー
敬語は日常的に使うシーンがないと思わぬところで間違った使い方をしている可能性があります。大学の先生や先輩相手に練習してみるのも効果的です。
面接の際の言葉遣いについて不安がある場合はこちらの記事を参考にしてください。
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入退室の方法
面接で意識しておくべきポイントとしては、入退室の方法も挙げられます。対面で面接をする際には入退室マナーがなっているかどうかは注目されやすいので、しっかりと確認しておきましょう。
- 入室時のノックは3回
- 扉を開けた際にしっかりと面接官の目を見て挨拶をする
- 扉を閉めるときは面接官に背中を向けないようにする
- 退室前に面接官のほうを見て改めてお礼を述べる
- 扉は静かに閉める
面接での入退室の方法は、事前に練習しておくようにしましょう。本番で急に実践しようとしても、緊張のあまり忘れてしまったり間違ってしまったりする可能性がありますよ。

キャリアアドバイザー
入退室の練習をするときは家族や友人に協力してもらい、自分の入退室の様子を客観的に見てフィードバックをもらうのがおすすめです。
入退室のマナーに関して不安があるときは、こちらの記事を参考にしてください。正しい入退室マナーや練習法を解説しています。
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②第一印象で好印象を残す
面接で意識すべきポイントとして、第一印象の良さも挙げられます。
第一印象が悪いと、短い面接の時間でそのイメージを塗り替えるのは難しくなりますよ。面接の際にマイナスポイントを生まないよう、第一印象に問題がないかはしっかりチェックしたうえで面接に臨みましょう。
表情
第一印象を決める要素の一つとして挙げられるのが「表情」です。本当に自分で考えて、魅力を感じていることを語る時、人は活き活きと話します。
一方で表情が暗かったり硬かったりすると、内容がしっかりしていても感情が感じとれず「第一志望ではないのかな」と思われてしまう場合もあります。
- 少し口角を上げる
- 話すときや話を聞くときは面接官の目を見る
面接では自然とリラックスし、明るい表情で話をすることが大切です。硬い表情にならないようにするためにも、事前の面接準備は万全にしておきましょう。

キャリアアドバイザー
緊張によってどうしても表情が硬くなりがちな人は、面接が始まる前に口を大きく開けるなどして顔の筋肉をほぐすのがおすすめです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!面接の空気に飲まれないための極意!
適度な緊張感を持って面接に臨もう
リラックスは大切ですが、適度な緊張感を持つことは悪いことではありません。リラックスの意味を履き違えて、あまりにもフランクな態度を取りすぎるのは言語道断です。
特に、学生の緊張をほぐそうとして面接官がフレンドリーに話しかけてくれる企業の場合、学生自身も安心してつい気が緩んで度が過ぎてしまうことがあります。自分に限ってまさかそんなことはないだろう、と思っていてもどのように感じるかは相手次第です。
どんな状況においても面接の場であるということを忘れず、気を引き締めて臨みましょう。
話し方
面接で話すときの基本は、相手に伝わるような大きな声でハキハキと話すことです。また話の内容や相手の反応によって、声のトーンを変えるなどメリハリをつけた話し方を意識しましょう。
また、面接官は評価ポイントとして上記の話し方を見ているだけでなく、話の伝え方も合わせて見ている場合があります。話の内容がまとまっていなかったり、質問の的を射ていない場合には「論理的思考力がない」ととらえられてしまう可能性もあります。
話し方と伝え方について意識すべきポイントは以下の通りです。
- 相手の耳に届く声の大きさになっているか
- 声に抑揚があるか
- 相手の話に合わせた間の取り方ができているか
- 早口になっていないか
- 敬語は正しく使えているか
- 結論から話せているか
- 話に起承転結があるか
- 伝えたいことが端的にまとまっているか
- 話の内容に矛盾がないか

キャリアアドバイザー
学生時代のエピソード自体、バリエーションが偏ってしまう傾向があるので、いかに最初の一言で面接官に「話を聞きたい!」と思わせるかが大切ですよ。
キャリアアドバイザーの体験談第一印象は合否を分ける!
第一印象の違いによって結果が変わった例もある
面接では、最初の30秒程度でその学生が自社に合うかどうかを見極めていると言われています。
実際に私が担当した学生のなかにも、スキルや経験は十分だったにもかかわらず、最初の挨拶の印象が暗かったために、「うちの社風には合わないかもしれない」と企業から見送られてしまったケースがありました。逆に、面接でなかなか結果が出なかった学生さんが、挨拶の仕方や表情、話し方といった第一印象を改善するためのアドバイスを実行したところ、選考を通過するようになったという事例もあります。
内容もそうですが、第一印象がかなり重視されることを念頭に面接に臨むようにしてくださいね。
面接での話し方はこちらの記事でも解説しています。
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③面接官との「対話」を意識する
面接では、面接官と対話をする意識を持つことが大切です。一方的に質問に答えるのではなく、相手の質問を正確に汲み取り、それに伝わりやすい話し方で伝えることを心掛けましょう。
そのためには、面接本番はもちろん対策の際にも「話す力」と「聞く力」を鍛える意識を持つことが大切です。ここで詳しく解説します。
面接では、通常のコミュニケーションと同様な会話を意識したやり取りをすることが大切です。詳しくはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてくださいね。
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伝わりやすい構成
「話す力」を鍛えるためには、伝わりやすい構成を心掛けることが大切です。以下の構成を意識して回答を組み立てるようにしましょう。
- 結論:私の強みは行動力です
- 理由:なぜなら、日頃から「やるべきと思ったら即行動」を徹底しているためです
- 具体例:留学をした際にも、現地の学校に通いつつ大規模な地域のお祭りの実行委員をしたり、ボランティア活動に参加したりと意欲的に行動を重ねて多くの文化に触れることができました
- 企業への貢献意欲:この行動力を活かし、御社に入社した際にも「やるべき」と思ったことには積極的にチャレンジし、貢献してまいります
最も意識すべきは「結論から話す」ということです。結論から伝えることで、相手に話の主旨を最初に伝えることができ「何の話をしているのかわからない」といったストレスを感じさせずに済みます。
その後に理由、具体例、貢献意欲とつなげることで、簡潔でわかりやすい回答内容にすることができますよ。

キャリアアドバイザー
結論から話すことで、自分自身でも「回答すべきことを忘れてしまう」「話しているうちに脱線する」という事態を避けることができるのもメリットです。
面接でどうしてもうまく話せなくなってしまい苦手意識がある場合は、こちらの記事を参考に克服できるよう対策してみてください。
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質問の意図の理解
「聞く力」は面接官からの質問の意図を正確に汲み取るために必要になります。質問内容とずれた回答をしてしまうと「何の話をしているのだろう」「きちんと質問を聞いていたのかな」と懸念を抱かれる可能性もありますよ。
質問の意図をきちんと理解するためには、以下のポイントを意識して回答をするようにしてみてください。
- 面接官の質問を遮らずに最後までしっかりと聞く
- 質問内容について不安があるときは内容を確認する
面接官の話を遮らずに聞くことは第一に意識すべきことですが、それでも質問の内容がきちんと理解できているか不安があるときは「恐れ入りますが、ご質問は○○についての内容でお間違いないでしょうか?」といったように確認を取りましょう。

キャリアアドバイザー
質問の主旨をきちんと汲み取れているかどうかで、コミュニケーション能力を測られる場合もあります。ずれた回答をしないよう、しっかりと面接官の意図を確認するようにしましょう。
④熱意をアピールする
志望動機や自己PRにおいて重要なのは「熱意」です。なぜその企業に入りたいと思ったのか、自身の経験や今後のビジョンと紐づけて説明することができれば、面接官に好感を持ってもらえる可能性が高いですよ。
面接官はその企業に勤めている社員であるため、自分が勤めている企業に興味を持ってくれている、そして強い思いで入社したいと思っている学生に対しては、良い印象を持ちやすいでしょう。

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大学で専門的な勉強をしていたとしても、いきなり最前線で活躍できるケースは珍しいです。それよりも成長意欲や貢献意欲といったポテンシャルをアピールしたほうが、面接官に刺さりやすい場合がありますよ。
面接で熱意を効果的にアピールする方法については、こちらの記事で解説しています。しっかりと確認し、あなたの持つ熱意を面接官に伝えてくださいね。
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⑤長期的に働く意思を伝える
その企業から合格をもらうには、将来仕事を通じて成し遂げたいことやなりたい姿を明確にする必要があります。そうした長期的な視点を持って目標を掲げることができなければ、大きな成長は見込めないためです。
反対に学生のうちから長期的な目線で目標を持っていれば、仕事という手段を通じて成長していくことができます。また、目標を達成するための手段として「その企業でできること」を挙げると、よりいっそうアピールにつながるでしょう。
将来のビジョンについてのアピールの仕方はこちらも参考にしてみてください。
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⑥深掘り質問に答えられるようにしておく
面接内容については、志望動機や自己PRなどを深掘りされる可能性があるので、エントリーシートや前の面接で自分が答えたことと矛盾しないように、そしてさらに深掘りされても大丈夫なように準備しておきましょう。
対策をする際は想定問答を考え、次のポイントを参考に用意しておくのもおすすめです。
- 継続性(あきらめないで続ける力)はあるか
- 向上心があるか
- コミュニケーション能力があるか
仕事をするうえで、失敗してもあきらめないことやより高みを目指すこと、他人と協力することは大切な要素なので、そういう観点から深掘りされる可能性がありますよ。
深掘り質問のなかでも、特にガクチカの深掘り質問について備えておきたい場合は、こちらの記事が参考になります。
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⑦逆質問も用意しておく
面接のポイントとして、逆質問にもしっかりと対応できるようにしておくことが重要です。逆質問とは面接の最後などで企業から「何か質問はありますか?」と問われることを指します。
ここで「特にないです」と答えてしまうと、「企業への関心が薄い」「志望度が高くない」ととらえられる場合があります。逆質問にもしっかりと対策をし、何を質問するか事前に想定しておくことが大切です。
- 調べればわかるような質問は避ける
- その企業の社員だからこそ答えられる内容にする
- 質問の意図もふまえた聞き方をする

キャリアアドバイザー
逆質問は1~3問程度用意しておくのがおすすめです。あまり多すぎると面接の時間を超過してしまうので、確実に知りたいことを簡潔に問うことができるようにしておきましょう。
逆質問で何を質問すれば良いのかわからないというときや、具体的にどういったことを聞くのが良いのか例を知りたいときは、以下の記事を参考にしましょう。面接フェーズや形式別に解説しているので、今の自分に合った記事を見てみてくださいね。
一次面接:例文70選|一次面接の逆質問は3つのポイントで好印象を獲得できる
二次面接:逆質問例60選|二次面接の逆質問は企業理解の深さを示せるかがカギ!
最終面接:最終面接の逆質問では企業とのマッチ度を確認! おすすめの逆質問一覧
社長面接:社長面接で評価される逆質問5選|マイナス評価になる逆質問も紹介
集団面接:集団面接で役立つ逆質問55選|シチュエーション別の対策まで網羅
面接に合わせた対策も重要! 通過率アップにつながる2つの秘訣
選考の通過率を上げるためには、それぞれの面接に合わせたポイントを理解したうえで対策を重ねていくことも大切です。
ここからは、面接のフェーズや形式別の対策法を解説していきます。それぞれに意識すべきポイントは異なるので、これから受ける面接に合わせた対策をして選考通過率を上げましょう。
①面接フェーズの特徴を押さえた対策をする
面接の段階ごとに、面接の特徴や面接官の年次も変わります。同様に評価のポイントも変わるので、まずは基本の3つの面接の段階ごとの特徴を押さえましょう。
ここからは、一次面接、二次面接、最終面接の特徴を解説していきます。特徴をふまえたポイントもあわせて解説するので、面接対策の際に参考にしてください。
一次面接
- 自己PRや志望動機がきちんと説明できるか
- 社会人として期待したい基礎的なスキルはあるか
- 企業研究をしているか
一次面接は応募者が自社に適しているかを見分けるための面接です。「明らかに自社に合わない」人を振るいにかけ、次のステップで面接する総数を減らすための面接とも言えるでしょう。
聞かれることは自己PRや志望動機などの定番のものですが、時間も短く、場合によってはあまり深掘りされることはありません。

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一次面接は実施する学生の数も多く、内容自体も広く浅く確認しているので、何らかの質問で強く印象付けることができれば選考通過する確率は格段に上がります。自分なりのキーワードを持っておきましょう。
一次面接が不安な人はまずはこの記事を読んで一次面接突破のコツを学びましょう。
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一次面接の対策はこれで完璧|よくある質問の答え方や入退室のマナー
一次面接は身だしなみや話し方、基本的なマナーなどを完璧にし、好印象を与えることが必要です。 この記事では、一次面接の特徴や重視される項目、よくある質問をキャリアアドバイザーが解説します。 服装やマナーなどイラストも参考にして一次面接を突破してくださいね!
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二次面接
- 明確な志望動機があるか
- 現場で活躍するイメージが持てるか
- 熱意は十分にあるか
二次面接は、一次面接でのチェック項目をクリアし入社の可能性が出てきた学生をより深く知るための面接です。
そのため現場の管理職を務めている社員など、一次面接と比べて役職が上の社員が担当する場合が多いですよ。面接を通してコミュニケーション能力を確認されることが多くあります。
また、企業研究や自身の経験に基づいた志望動機を作ることができているのかも重要なポイントです。

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二次面接では一次面接よりも深掘りされるため「なぜその業界なのか」「なぜその企業なのか」など、「その企業を志望する明確な理由」を伝えられるようにしっかり対策していきましょう。
一次面接と二次面接の違いについてもっと深く知りたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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選考突破に重要な一次面接と二次面接の違い|評価基準や質問例など
一次面接と二次面接の違いを知らないと落ちる可能性が高い こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「一次面接と二次面接の評価基準って何が違うんですか?」「一次面接と二次面接それぞれの対策のポイントが知りたいです」 就 […]
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場合によっては二次面接が最終面接となることもあります。そのようなときの対処法については、こちらの記事でまとめていますよ。
関連記事
新卒で二次面接が最終面接になる場合とは? 企業の目的と対策を解説
二次面接が最終面接の新卒採用は、意外とたくさんあります。選考回数が少ないといっても、選考自体が簡単なわけではないので、しっかり対策をしましょう。 この記事では、キャリアアドバイザーが二次面接が最終面接だった場合の選考対策や注意点を紹介します。
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最終面接
- 将来のビジョンを見すえているか
- 企業とのマッチング度合いが合っているか
最終面接は選考における最終フェーズで、通過すれば内々定が出ます。面接官は経営幹部が担当している場合が多く、学生にとっては最も緊張する面接といっても過言ではありません。
最終面接まで進む学生は人物的・志望度的には問題ないと判断されているケースが多いですが、最後に「この企業で何をしたいのか」「この企業にどう貢献するのか」といったように、将来について問われることが多くなります。

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経営幹部はこれまでの経験内容よりも、その経験をふまえての将来のビジョンを知りたいと思っています。だからこそ、その企業でどう活躍していきたいかは明確に答えられるよう準備しておく必要がありますよ。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!どの面接にも共通する面接突破のカギ
学生と企業に共通項があるかどうかがポイント
どのような形式やフェーズであろうと、「学生と企業の接点」を意識して面接が進められていることは共通しています。学生のマナー、スキルや性格が企業が求めるラインに到達しているか、活躍できる場所はあるかなどが見極められていますよ。
そのため、どんなに素晴らしい内容を話していても企業との相性が合わないと判断された場合にはどうしてもお見送りとなってしまうこともあります。面接初期ではマナーのレベルさえクリアしていれば通過できるという基準であっても、面接フェーズが進めば進むほど、評価基準もライバルのレベルも変わります。
ぜひ、自分と企業にどのような共通項があるのかどうか考えて、フェーズが進むごとに数と質を深めていきましょう。
最終面接の対処法については以下の記事で解説しているので、あなたの今の状況に合った記事を参考にして対策を重ねましょう。
最終面接前の就活生必見|面接官のチェックポイントとやるべきこと
最終面接に落ちる5つの理由|内定をもらえない就活生の特徴と対処法
最終面接の意思確認への模範回答はこれ! 企業の目的と対策を紹介
質問例17選|最終面接で聞かれることは4つの意図の理解が攻略の鍵
②あらゆる面接の形式に対応できるようにしておく
面接対策をするうえでは、面接形式に合わせた対処法を講じることも重要です。特に受ける人数や、対面かオンラインかによって違ったポイントもあります。それぞれをしっかりと確認しておきましょう。
ここからは、集団面接とオンライン面接に焦点を当てた対処法を解説していきます。それぞれしっかりと確認し、どのような形式の面接であっても対応できるように準備をしておきましょう。
集団面接
集団面接に臨むうえで意識しておきたいのは、協調性の高さをアピールすることです。その場に複数人の学生がいる状態で面接をすることになるので、そのなかでも魅力を伝え、かつほかの学生の面接を妨げない姿勢が重要になります。
- ほかの学生もいることを意識し端的にわかりやすく話す
- ほかの学生と比較されても見劣りしないようマナーを徹底する
- 前の回答者と回答内容が被っても気にせずアピールをする

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集団面接ではほかの学生と比較されたり、必要以上にほかの学生を意識してしまったりといった事態が起きやすくなります。その場にほかの学生がいても、自分のペースで面接に臨めるように意識してくださいね。
集団面接について、対処法をより詳しく知りたい人は以下の記事がおすすめです。
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【質問例30選】集団面接で頻出の質問はこれ! 評価点と答え方も解説
集団面接では、必要なマナーを押さえて質問の意図を理解して端的に話すことが重要です。 この記事では、集団面接のポイント、よく聞かれる質問30選と回答例、対策やマナーなどをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして集団面接を攻略しましょう!
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オンライン面接
オンライン面接に臨むうえでは、インターネット環境や実際にオンライン面接を受ける場所のセッティングが重要です。滞りなく面接を進めるためにも、当日にできるだけトラブルがないよう事前に準備をする必要がありますよ。
- 事前に共有されたリンクに接続し問題なく入室できるか確認する
- できるだけ雑音の入らない静かな環境を用意する
- 表情が明るく見えるように室内の明るさをチェックする
万が一の場合に備え、事前に緊急連絡先を控えておくことも大切です。どんなに準備をしていてもトラブルが起こることはあるので、そういったときにも迅速に、落ち着いて対応ができるようにしておきましょう。

キャリアアドバイザー
オンライン面接と言っても、やるべきことは対面の面接と変わりありません。練習を重ね、受け答えの内容や第一印象を良くするための工夫を入念にしてくださいね。
オンライン面接についてはこちらでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
Web面接のマナーは6つの鉄則さえ押さえればOK|図で流れを解説
web面接準備マニュアル|14のチェックリストとNGを一挙紹介
Web面接でのカンペ使用はアリ? 正しいカンペの活用法を伝授
面接のポイントを押さえた対策を徹底して選考突破を目指そう!
ここまで、面接のポイントについて解説してきました。面接を突破するためには、面接本番だけでなく対策時からポイントを押さえた対策を重ね、しっかりと準備をしたうえで本番に臨むことが大切です。
この記事で解説した7つのポイントを事前に確認しておき、面接対策の質を上げましょう。そのうえで本番であなたの魅力をしっかりとアピールし、志望企業の内定獲得につなげてくださいね。
面接は1週間に2回程度におさめておくのがおすすめです。