グループ面接で好評価を得るポイント|特徴や逆質問・マナーも解説

この記事のアドバイザー

吉田 実遊

大学時代での学生団体の経験から、どんな人でもマインドと少しの工夫で必ず活躍の場を見つけ、充実した人生にしていけるということを体感。人生の中で占有率が高い「仕事」という側面から、より多くの人の幸せを追求するサポートをしたいという想いを持ち、新卒でポート株式会社に入社。後に、キャリアアドバイザーとしてのキャリアをスタートさせた。就活も仕事も人生を豊かにする選択です。学生さんのワクワクするような将来を少しでもサポートしていきます!まずはどんなことでもお話しましょう。

持田 伊織

大学時代、「目の前のお客様に励ましを送る」ことを指針としていたゴスペル部で日々活動をしていました。卒業後も目の前の人の潜在的な可能性を広げていきたいとの思いからポート株式会社に新卒として入社。就職活動は、ご自身にとって明るい将来を描くための第一歩です!一緒に考えて納得するファーストキャリアを見つけていきましょう!

コラムの目次

  1. グループ面接はならではの対策が必要
  2. グループ面接の4つの特徴
  3. 企業がグループ面接を実施する意図
  4. グループ面接の入退室の仕方
  5. グループ面接の想定質問
  6. グループ面接のNGポイント
  7. グループ面接ならではの準備をしっかりしよう

グループ面接はならではの対策が必要

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。グループ面接に苦手意識を抱く人は多いのではないでしょうか? 就活生からも

「うまく発言できませんでした」
「他の学生がすごく見えて自信をなくしました」

などの声を多く聞きます。グループ面接は文字通り、複数の学生がグループに分かれて参加する面接形式です。個人面接とは異なり、その場にいる学生と比較される選考となります。

そのため「あの学生は一番的を得た回答をしているな」「元気がなくて声が小さいな」「スーツがヨレヨレだな」など、良くも悪くも他の就活生と比較されやすいです。他の学生がいるからこそ良い点、悪い点が目立ちがちになります。そこでこの記事では、グループ面接の特徴を押さえ、受かるためのポイントを解説します。

グループ面接の4つの特徴

グループ面接の4つの特徴

ここからは、グループ面接と個人面接にはどのような違いがあるのか、企業側がどのような視点で見ているのか、そして対策の仕方について見ていきます。

①一次選考に多い

一般的には、最初の企業との接触機会として、グループ面接が多く導入されます。最近では、Web形式で複数の学生が参加するグループ面接も多くなっています。応募者が多い大手企業や人気のある企業では、選考フェーズの終盤でも導入されるケースも稀にあります。

②回答順番が変わる

質問ごとに回答の順番が変わるケースが多いあります。一番最初に回答する場合、事前に他の学生の回答が聞くことができないので、難しい質問が来た場合に答えに詰まりやすいです。

反対に一番最後に回答をする場合、他の学生の回答を参考にすることができます。このように、順番によって回答に差が出てしまうおそれがあるため、グループ面接では回答順番が変わることがほとんどです

③一人当たりの時間が少ない

グループ面接の時間が30分間に設定されている場合、仮に参加者が6人だとすると単純計算で1人当たりの持ち時間は5分になります。時間が短いことを意識し過ぎるあまり、つい熱が入って話が長くなってしまうことも。

しかし、時間をオーバーして長々と話す学生は評価されにくいです。限られた時間の中で、自分をいかにアピールするかが重要となります。

④傾聴力も評価ポイントになる

自分の順番が回ってくるまで「何を話そう」と頭がいっぱいになってしまう学生は多くいます。しかし、他の学生の話を聞かないのはNGです。話している学生に目を向ける、相づちを打って話を聞いている姿勢を示すようにしましょう

グループ面接では他の学生の話を聞く姿勢もみられているので、「自分の番じゃないから」と気を抜かないように注意してください。

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊

相づちやにこやかな表情を心がけよう

他の就活生が話しているときは、相づちを打つといいですよ。うつむいていると話を聞いていない印象を与えるので気をつけましょう! また、面接官の話を聞くときは、しっかり目を見てにこやかにすることが大切です。

緊張すると、ついつい顔がこわばってしまいますよね。しかし、面接後に緊張した顔だけが印象に残るのはもったいないです。過剰なリアクションはなくていいですが、にこやかにお話を聞けるといいかと思います。

企業がグループ面接を実施する意図

グループ面接は、選考の最初の方に実施されるケースが非常に多いです。企業がグループ面接を実施する目的を把握した上で、通過するためのポイントをつかんでいきましょう。

効率よく採用したい

大手企業や人気のある企業の場合、一度に何十人、何百人と応募者が殺到します。人事担当は採用以外にも業務を担っているので、より効率よく採用したいと考えています。

そこで、数人の最低限のマナーや態度などを一度にチェックし、個人面接の前にふるいにかけようとしているのです。選考フェーズの序盤に実施されるのには、このような理由があります。

集団での振る舞いをチェックしたい

グループ面接ではいかに他の学生より目立つか、印象に残る回答をするかがクローズアップされがちです。しかし、実際は話す時間よりも圧倒的に聞く時間の方が長くなります

面接官は、学生の聞く態度に問題がないか、他の学生の話を聞いているか、おかしな挙動はないかなどをチェックしていきます。常に評価されているという意識を持ちながら、緊張感を持ってその場を乗り切りましょう。

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グループ面接の入退室の仕方

グループ面接と個人面接で異なるのが入退室の仕方です。特に、先頭になった場合は他の学生に対する配慮が必要になります。二番目以降や最後尾でも気を抜かずに、マナーを守った対応をしましょう。

入室の仕方

【先頭】

入室の仕方(先頭)

ドアを3回ノックし、面接官からの合図を待ってから入室します。「どうぞ」と言われたドアを開けて「失礼いたします」と言った後一礼します。ドアは開けたままにしておきましょう。1番奥の椅子まで進んだら、残りの学生が入室し終えるまで椅子の横に立ちます。

【二番目以降】

入室の仕方(二番目以降)

ノックはせずに「失礼いたします」と言って一礼します。前の学生の隣の椅子に向かって進みましょう。

【最後尾】

入室の仕方(最後尾)

「失礼いたします」と言って一礼したら、ドアを静かに閉めましょう。ドアを閉めた後に面接官に一礼して椅子まで進みます。

退室の仕方

面接官に「これで面接を終了します」と言われたら椅子から立ち上がり、「ありがとうございました」と言った後に深くお辞儀します。

【先頭】

退室の仕方(先頭)

ドアに1番近い人が先頭になります。ドアの前まできたら面接官の方に向き直り「失礼いたします」と言って一礼しましょう。ドアを開けて退室しますが、閉めずに開けたままにしておきます。

【二番目以降】

退室の仕方(二番目以降)

ドアの前で面接官の方に向き直り「失礼いたします」と一礼して退室します。

【最後尾】

退室の仕方(最後尾)

前の学生と同じように「失礼いたします」と一礼までしたら、ドアを閉めます。このとき、両手を添えながら音をたてないようにゆっくり閉めましょう。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織

周りに流されずに自分から率先して挨拶しよう

グループ面接は、悪い方向に流されないように注意しましょう。特に面接では「自分から挨拶をすること」が非常に重要です。受付で企業の方にお会いした時や面接室で面接官とお会いした時は、学生から挨拶をすることがマナーです。

もし一緒に面接を受ける学生が挨拶をしない場合、自分1人で挨拶をするのは勇気がいりますよね。しかし、その挨拶をすれば周りの学生よりも断トツに良い印象が残ります。個人面接でのマナーはグループ面接においても同じです。周りに流されることなく、自信を持って行動しましょう。

グループ面接の想定質問

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港くん

面接官から質問されたら、他の就活生より目立つために長々と時間をかけて答えようと思います!

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キャリアアドバイザー

それは逆効果になります。目立つことよりも、他の就活生や面接官への配慮が必要です。

グループ面接はその特性上、個々の学生に合わせた変わり種の質問というよりかは、普遍的に多くの人から回答が得られそうな質問をされるケースが多くなります。そのため頻出の質問もありますので、しっかり対策をしましょう。

個別の面接よりも簡潔に伝えよう

グループ面接で長々と回答すると、他の学生の時間を奪うことになります。面接官からは「自分のことしか考えられないのかな」というネガティブなイメージを持たれるでしょう。

話が長くなってしまう理由としては、長く話すことがアピールにつながると勘違いをしている、あるいはそもそも話がまとまっていないという2点が考えられます。事前に質問を想定した上で、簡潔に答えられるように回答を考えおきましょう。グループ面接で良くある質問は以下のとおりです。

自己紹介

自己紹介は意外とその場で考えるのが難しいです。用意しておかないと本番で焦り、何を言っていいのかわからなくなることも。事前に自己紹介を用意しておくのがおすすめです。自己紹介は基本的に10秒程度の短いもので問題ありません。大学名、学部、学科、氏名を明るく伝えましょう。

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学生時代に力を入れたこと

一次面接や二次面接などの場面で、学生の人柄を知るために面接官が質問するのが「学生時代に力を入れたこと」です。回答する際は、どのような理由で力を入れたのか、企業に入社後どのように活かすのか、などを盛り込みましょう。

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志望動機

面接官は、志望動機を質問することで「どの程度の入社意欲なのか」「企業についてどのくらい知っているのか」「活躍できるのか」を知ろうとしています。その企業でなければダメな理由や具体的な活躍方法を、根拠もあわせて話せるようにしておきましょう。他の学生と内容が被る可能性もあるので、自分なりの理由をきちんと言語化しておくことがポイントです。

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長所、短所

長所と短所は性格の核となる部分と言えるので、しっかり話せるようにしておきましょう。稀に「短所がない方がいいのでは?」と考える就活生もいますが、短所がない人はいません。自分の短所を認めつつ改善策を考えることが大切なので、念入りに自己分析をして具体的な経験などを棚卸ししておきましょう。

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逆質問のポイント

逆質問は事前に2〜3個用意しておくことが望ましいです。その場で考えると、緊張のあまり頭が真っ白になって思い浮かばない可能性があります。ただ、当日の面接の内容を全く踏まえていない質問はNGです。

当日聞いた内容を、事前に考えておいた質問に織り交ぜるのがベストです。一次面接時点では企業に関して知っている情報も少ないと思うので、知っておきたい情報はもちろん、企業で働くことを前向きに捉えた内容も加えるとなおいいです。前向きな姿勢が熱意のアピールになります。

この記事では、面接官から「質問はありませんか?」と聞かれた時の答え方や、避けた方がいい逆質問について解説しています。

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グループ面接のNGポイント

グループ面接のNGポイント

その場にいる学生との相対評価だからこその難しさが、グループ面接にはあります。個人面接とはまた別の対策をすることで、選考フェーズの序盤に実施されるグループ面接を難なく乗り切り、その次の個人面接をクリアするポイントを押さえていきましょう。

①周りの就活生を意識しすぎる

自分が話す番を待つ間は緊張しますよね。自分の前に話す就活生を意識しすぎると、さらに緊張してうまく話せなくなる可能性があります。

他の就活生をライバル視して気を取られすぎて不自然になっては元も子もないので、あくまで自分は自分と考えて、よいパフォーマンスを発揮出来るよう心がけましょう

②前の人の回答に流される

「他の学生と学生と話が被り、慌てて当初話す予定のなかった内容を話した」「インパクトで負けないように話を盛ってしまった」このように、グループ面接では他の就活生の影響を受ける可能性があります。

前の人の回答と自分を比べたり、前の人と同じような回答をする必要はありません。前の人の回答が必ずしもいいとは限らないので、自分らしく自分の言葉でアピールするようにしましょう。

③ほかの就活生の回答を聞かない

自分にスポットライトが当たっている時だけが、評価の対象になるわけではありません。「自分の番が来た時にどんな話をしよう」「このグループの中で一番目立つ回答は何だろう」と自分の回答のことしか考えず、他の就活生の回答に関心を示さないのはNGです

自分本位と捉えられ、チームの中で活躍するイメージを面接官に与えづらくなります。

グループ面接ならではの準備をしっかりしよう

グループ面接は実践的な対策が取りづらく、しっかりとした準備が出来ないまま本番を迎えることも少なくないです。ここまで見てきた、グループ面接の特徴、企業側の意図、NGとなるポイントをおさえて、万全の状態で望めるようにしましょう。

記事の監修責任者

北原 瑞起 (きたはら みずき)

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。詳細

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