目次
- 集団面接を制するには「流れ」を掴むことが第一!
- そもそも集団面接とは?
- 集団面接がおこなわれる2つの理由
- ①効率良く人数を絞るため
- ②集団の中での振る舞いを見るため
- 集団面接で評価されているポイント
- マナーができているか
- コミュニケーション能力があるか
- 企業に対する熱意があるか
- これだけは押さえておきたい! 集団面接の流れ
- ①受付
- ②入室
- ③着席
- ④自己紹介
- ⑤質疑応答
- ⑥逆質問
- ⑦退室
- 集団面接の直前でやっておきたい対策
- 身だしなみが崩れていないか最終確認をする
- 深呼吸をして心を落ち着かせる
- 「これだけは伝えたい!」ということを明確にする
- 集団面接を受けるうえでの心構え
- 緊張していることを受け入れる
- 面接中に自分とほかの学生を比べない
- 面接時間は常に見られていることを意識する
- 集団面接でよく聞かれる質問
- ①志望動機
- ②長所・短所
- ③ガクチカ
- ④最近の気になったニュース
- ⑤学生の発想力を試す質問
- 集団面接のイメージを膨らませて、自信をもって挑もう!
集団面接を制するには「流れ」を掴むことが第一!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活の選考が本格化してくる頃になると
「集団面接を受けた経験がなく、とても不安です」
「集団面接は、どのように対策すれば良いのでしょうか」
というような集団面接に関する不安や疑問の声が寄せられます。個別面接の流れや適切な振る舞いを知っている人は多いかもしれませんが、集団面接となるとあまり経験がなく、流れがわからないという人も多いのではないでしょうか。
流れを知らないまま集団面接に参加すると、最悪の場合悪目立ちをしてしまったり、よく聞かれる質問に答えられない可能性もあります。
ここでは、集団面接のを受ける人であれば必ず把握しておきたい、評価ポイントや集団面接での流れ、面接直前にやっておきたい対策などを詳しく解説します。集団面接に自信がない人や、集団面接を受けたことがない人は、ぜひ一度目を通してみてください。
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そもそも集団面接とは?
集団面接では、その言葉の通り、一度の面接に複数人の就活生が参加します。多くの場合、就活生は4~6人で横並びで椅子に着席し、面接官に聞かれた質問に対して、順番に回答していきます。
一度に複数の就活生が参加するため、個別面接以上に緊張や不安を感じる就活生も多いでしょう。そのため、しっかりと質問を予測して回答を準備したり、模擬面接を何度もおこなうなど、事前に対策をおこなっておくことが非常に重要です。
こちらの記事でも集団面接について解説をしていますよ。
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集団面接がおこなわれる2つの理由
就活の選考には、エントリーシート(ES)やグループディスカッション、集団面接、個別面接など、さまざまなスタイルがあります。選考のスタイルは、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、それらを考慮したうえで、企業側の意図に沿った最適なスタイルが選ばれています。
そこでここからは、集団面接がおこなわれる理由を2つ紹介します。この理由を把握しておくことができれば、集団面接で気を付けるべきことやどういった振る舞いをすべきかがわかってくるので、ぜひ参考にしてみてください。
①効率良く人数を絞るため
個人面接では、1度の面接で1人の学生しか見ることができません。しかし、集団面接では、一度の面接で複数の学生を見ることができます。つまり、一度の面接で優秀な学生を見つけることができるのです。
また、複数の学生を一度で見ることによって、学生1人ひとりの人柄や個性が際立ち、企業側が求めている学生かどうかを判断しやすくなるということもあります。
②集団の中での振る舞いを見るため
実際に企業で働く際には、チームで仕事をするケースがほとんどです。どんなに個人で優秀な成績を残せる人でも、極端に協調性に欠けていたり、自分本位の行動が目立つようであれば、会社という組織の中で活躍することは難しいでしょう。
集団面接を通して企業は学生が集団のなかでどのようなポジションで活躍するのかの適性や協調性を見ているともいえるでしょう。
集団面接で評価されているポイント
- マナーができているか
- 言葉遣い・敬語は正しいか
- コミュニケーション能力はあるか
- 企業に対する熱意はあるか
ここからは、集団面接で面接官が見ている評価ポイントを3つ解説します。これらのポイントができていないと、集団面接で高評価を得ることは難しいかもしれません。きちんと確認しておきましょう。
マナーができているか
マナーは社会人の基本中の基本であり、どんな業種・職種であっても必須のスキルです。入社後にマナーを教えられる機会はあるものの、企業側は就活の時点で学生のマナーをチェックしています。
集団面接では、短い時間の中で最低限のマナーができているのかが見られているのです。そこで、マナーを「身だしなみ」「言葉遣い・敬語」「態度」の3つに分けて、より詳しく解説します。
また、これから解説する3つ以外の就活マナーについて不安を抱えている人は、就活マナーについて徹底解説しているこの記事も併せて読んでみてください。
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①身だしなみ
特に初対面の面接官と話をする就活という場面では、身だしなみによっては、思わぬ誤解を与えてしまう可能性があります。
たとえば、アイロンのかかっていないシャツを着て面接に参加した学生がいれば、
面接官
と思われてしまう可能性もあるでしょう。
実際にこの学生がだらしのない性格かどうかはわからなくても、身だしなみから性格が推測され、評価に影響を与えることになります。集団面接ではこういった1つの評価が不合格の原因になることもあるのです。
面接前には姿見のある場所を探して、頭のてっぺんからつま先まで、しっかりと身だしなみをチェックしましょう。
身だしなみに関する内容はこちらの記事も、是非読んでみてください。
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学生が見落としがちな身だしなみのポイントとして、清潔感にまつわる部分が挙げられます。
たとえば、スーツや靴は家を出る時はきれいでも選考会場に向かう間にホコリや汚れがつきやすいです。基本的に黒色や紺色などダークな色味のものを着用するため、少しの汚れでも目立ちます。選考会場に到着したら、汚れがついていないかまずはお手洗いで必ず確認するようにしましょう。
爪やハンカチなど細かい部分まで忘れずに整えよう
また、身だしなみの中でも爪に関しては見落としてしまう学生が多いです。人は話す時につい手を動かすことが多いため、聞き手は手先に目がいきがちになります。爪が長かったり汚れていたりすると一気に不潔な印象を与えてしまうため、選考の前日に必ず手先を整えておきましょう。
他にも、ハンカチはアイロンがけしたものを持ち歩くことが大切です。特に男性はハンカチを持ち歩く習慣がない人も多いため、ハンカチに関するエチケットは見落としがちです。汗をかいた時に取り出したハンカチがくしゃくしゃだったり汚れていたりすると印象が悪くなってしまうため、選考の前日にワイシャツと一緒にハンカチも必ずアイロンがけしておくことをおすすめします。
②言葉遣い・敬語は正しいか
言葉遣いや敬語は、見た目と同じくらい、その人の第一印象につながります。
とても清潔感のある身だしなみで、入社意欲が十分な学生であっても、敬語が上手く使えていなかったり、若者言葉を平気で使うなどの言葉遣いだと、「この学生はマナーがなっていない」と判断されかねません。
そのため、面接準備として模擬面接をおこなう際に、正しい言葉遣いができているか、友人や先輩など周りの人にチェックしてもらうようにしましょう。
- 御社(おんしゃ)
- 私(わたくし)
- です・ます
より詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてくださいね。
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③態度
態度が悪いというのは、横柄な受け答えや面接に対して不真面目または消極的な姿勢などを意味します。こういった態度は、話し方や話す内容、姿勢などから伝わります。たとえば、着席後に足を組んだり、椅子にもたれかかるなどは非常に印象が悪くなります。ほかにも、どこか人を馬鹿にしたような発言や上から目線の話し方も良くありません。
面接だからと言って、企業にへりくだるような態度をしなくてはならないというわけではありませんが、面接には謙虚な気持ちで挑むことが重要です。
コミュニケーション能力があるか
集団面接では、個別面接以上に時間が限られているため、より高いコミュニケーション能力が求められます。また、コミュニケーション能力は、マナーと同様でどんな業種・職種でも必要とされるため、学生のうちに身につけておく必要があります。そこで、集団面接におけるコミュニケーション能力を、3つの項目に分けて解説します。
①わかりやすく話す力
面接官も複数の人の話を聞く集団面接では、わかりやすく話すコミュニケーション能力が大切になります。「わかりやすく話す」ということは、「結論から話す」などの話す順番や話すスピード、声の大きさなど、さまざまな要素がかかわっているものです。
また、自分ではわかりやすく話せているつもりでも、聞き手によっては「わかりづらい・聞きづらい」と思われる可能性もあります。そのため、さまざまな人に面接対策に付き合ってもらい、感想やアドバイスをもらってみましょう。
ほかにも、「この人の話はわかりやすい」「話がスッと入ってくる」と思う人がいれば、その人の話し方を研究してみるのもおすすめです。
②簡潔にまとめる力
また、集団面接では、1人あたりが話せる時間が限られるので、話しすぎてしまうと、途中で話を止められてしまう可能性があります。
そのため、事前に回答を考える際は、簡潔な回答になるよう意識しましょう。また、質問時間が何秒、何分に設定されても対応できるよう、30秒、1分、2分と時間ごとに内容を臨機応変に変更できるように練習しておきましょう。
30秒の自己PRのまとめ方はこの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
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面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
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どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
③聞く力
コミュニケーション能力と聞くと、話す力をイメージする人が多いかと思います。しかし、就活においては、話す力だけでなく聞く力も求められます。
特に集団面接では、個別面接とは違い、ほかの学生が回答する時間があります。その時間に、話を聞かず上の空になっていたり、次の質問のために下を向いて回答を考えていると、「聞く姿勢ができていない」「コミュニケーション能力が欠けている」と判断されかねません。
そのため、ほかの学生が話しているときは、その学生の方に身体を軽く向け、あいづちを打ちながら話を聞くようにしましょう。ただ、声を出してあいづちを打つと、話の妨げになってしまう可能性があるので、集団面接ではうなずくだけにしておきましょう。
企業に対する熱意があるか
就活生
(大きな声で)御社に入社したいです!
面接官
元気がいいのは評価できるけど、理由や論理性がいまいち伝わらないなあ……。
集団面接では、企業に対する熱意がないと合格することが難しくなります。しかし、熱意を伝えたいからと言って、やみくもに「御社に入社したいです!」というだけでは伝わりませんよね。そこでここからは、企業に対する熱意を論理的に伝える方法を3つに分けて解説します。
①その企業でなければならない理由が明確か
熱意を伝えるためには、まず「なぜその企業でなくてはならないのか」を明確にする必要があります。簡単なことに思うかもしれませんが、考えが不明瞭だとと「その理由であれば、○○業界の中ならどこの企業でも良くないか?」「うちじゃなくてA社でも該当する理由だ」と思われてしまうこともあります。
まずはその企業の独自性を探すことが重要です。その企業しか取り組んでいない事業やサービス、社内制度など、独自性のあるものであれば、何でも構いません。ただ、その独自性が自分の目標やビジョンに関連してくるものでないと、志望動機の中で使うことができないため、そういった部分も意識して考えてみましょう。
独自性を絡めて志望動機を述べることができれば、「この学生は入社意欲が高い」と高い評価を得ることができるでしょう。
面接を突破するための志望動機の答え方を知りたい人は、この記事を参考にしてみてください。
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企業分析をしていると、どの企業も同じように見えてきてしまうこともありますよね。業界を絞っているとなおさらそう感じてしまうのではないでしょうか。しかし、すべてがまったく同じという企業はありません。似ているようで異なる点は必ずあるので、そこを見つけられるよう工夫しましょう。
ここでおすすめなのが企業のIR情報です。もし企業がIR資料を公表していれば必ず確認しましょう。現在の業績だけでなく、将来の展望や経営企画が企業HPよりも具体的に示されているため、企業の将来の方向性がより理解できますよ。
また、企業が求める人物像も読み取りやすくなります。たとえば、企業HPに「挑戦心が強い人を求める」と記載している企業は山ほどあるため区別がつきづらいですよね。しかしIR資料から「新規事業を積極的に展開し新たな経営基盤を設計する」といった詳細がわかれば「新しいことに次々チャレンジできる人が求められている」とわかりますよね。
このように同じような企業に見えても、その方向性から展開する事業内容や求める人物像が競合他社と異なることも多々あります。すべての企業がIR資料を公表しているわけではありませんが、確認できる場合は必ずチェックしましょう。
39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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②入社してからのビジョンがあるか
入社してからのビジョンがあると、より志望動機の説得力が増し、熱意が伝わります。また、ビジョンがより具体的であればあるほど、熱意が強いと感じてもらえます。
たとえば、
就活生A
入社することができたら、御社のサービスを通して多くの人の生活を豊かにしたいと考えております。
就活生B
入社することができた際には、○○事業に携わり、より多くの人の生活が豊かになるよう、新たな商品を開発していきたいと考えております。
というAとBの志望動機であれば、具体性があり何をしたいかが明確になのはBの志望動機ですよね。
志望動機に具体性があると熱意だけでなく、業界分析や企業分析がしっかりとできているということをアピールできるので、高い評価を得られるでしょう。
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③ビジョン実現のためにどんな努力をしているか
具体性のあるビジョンを述べることができれば、強い熱意を伝えることができるでしょう。しかし、ビジョンだけを述べてしまうと、就活のために考えたその場しのぎのものと思われてしまう可能性があります。
そういったことを避けるためには、ビジョン実現のために、今している努力を述べることが大切です。
たとえば、
就活生
ビジョンを達成するためには、論理的思考が必須だと考えております。そのため、昨年から大学のディベート大会に参加し、論理的思考を養っています。また、今年は大学代表として、西日本大会に出場することが決まっています。
というように、今している努力はもちろんですが、その努力によって得た成果などがあれば、熱意だけでなくビジョン達成に向けた自身の努力の成果アピールすることができます。
これだけは押さえておきたい! 集団面接の流れ
ここからは、集団面接の会場に到着したタイミングから、集団面接終了後に退室するまでの流れを詳しく解説します。何番目に入室するかによっても振る舞いが少しずつ変わってくるため、全体の流れはしっかりと覚えましょう。
①受付
面接会場は、その企業のオフィスであったり、面接のために用意された会議室のような場所であったり、企業によって様々です。しかし、どんな面接会場であっても、ほぼ必ず受付があります。
受付では、
就活生
こんにちは。○○大学の△△▲▲です。御社の集団面接を受けるため、参りました。
というように、挨拶、自己紹介、来訪目的の順に伝えましょう。案内に従い面接会場に向かったあと、最後はきちんとと笑顔でお礼を伝えるようにしましょう。
集団面接の場合、待機場所で待つように案内されることが多いです。そのため、待機中は、身だしなみを整えたり、想定問答をくり返すなどして、時間を有効に使いましょう。
キャリアアドバイザー
コートなどの防寒着を持っている場合であれば、カバンの上に置けるくらいの大きさになるよう、綺麗にたたんでおきましょう。
受付でのマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。状況別のマナー例文も紹介していますので参考にしてみてくださいね。
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②入室
集団面接では、入室する順番によって適切な動きが変わります。そのため、ここからは先頭、2番以降、最後の3つに分けて、どのような動きをするべきかについて解説します。
先頭になった人は、まずドアを3回ノックします。面接官の許可を得たら、ドアを開け、ドアの前で一度止まり「失礼します」と礼をして部屋に入ります。部屋に入ると、多くの場合、椅子が一列に並べられているので、一番奥にある椅子の前まで歩き、面接官の方向に身体を向け、立ったまま待機します。
2番以降に入室する人は、先頭の人に続いて入室し、ドアの前で止まり「失礼します」と礼をします。礼をした後は、椅子の前まで歩き、先頭の人と同様に、立ったまま待機しましょう。
最後に入室する人は、入室した後すぐに礼をせず、扉を閉めましょう。また、扉を閉める際は、面接官に背を向けないようにし、静かに扉を閉めることを意識しましょう。扉を閉めたら、扉の前で一度止まり、礼をします。そして、前の人に続いて椅子の前まで行き、面接官の方向へ身体を向けて立ったまま待機します。
キャリアアドバイザー
入室のポイントは、「礼」です。頭を下げながら「失礼します」というのではなく、「失礼します」と言ってから、礼をおこなう「分離礼」を意識しましょう。また、コートなどの防寒着は、手にしっかりと持ちながら移動するようにしましょう。
③着席
参加者全員が、椅子の前に並んだ状態になると、面接官から「お座りください」と声がかかるでしょう。椅子には深く座らず、背もたれを使わずに、背筋をしっかりと伸ばして座るように心掛けましょう。
カバンは椅子の横に置き、コートなどの防寒具を持っている場合は、カバンの上に置きます。
キャリアアドバイザー
座り方にも注意が必要です。男性であれば、足を少し開き、手を軽く握りこぶしにして膝の上に乗せます。女性は、足をしっかりと閉じ、膝の上で両手を重ねましょう。
④自己紹介
着席したら、面接官が名簿を確認した後、自己紹介が始まります。伝えたいことが多すぎて、制限時間を超えて長々と話してしまうと、ほかの学生の時間を奪ってしまうことになるので、印象が悪くなってしまう可能性があるため注意しましょう。
話す時は、会場にいる全員にしっかりと聞こえる声の大きさを意識し、面接官の目を見ながら、話の内容に合った適切な表情で自己紹介をしましょう。
キャリアアドバイザー
制限時間があっても焦らず、名前、大学名、学部学科は必ず述べ、自己PRなどで制限時間に合うよう工夫しましょう。
自己紹介の例文は、以下の記事で詳しく解説しています。
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⑤質疑応答
自己紹介が終わると、質疑応答が始まります。質疑応答では、自己紹介と同様に制限時間が決められることが多いので、しっかりと時間を守るようにしましょう。
また、事前に用意していた回答がほかの学生と被ってしまっていても、その場で変えないようしましょう。その場で変えようとすると、内容が薄くなってしまったり、まとまりのない話になってしまうことが多いためです。
事前準備を頑張ってきたのであれば、あとは自信をもって回答をするだけです。面接官の意図をよく考えて、話すことに集中しましょう。
事前準備に役立つ質問リストは、この記事で紹介しているので活用してみてください。
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⑥逆質問
逆質問では、質問の内容から、学生の企業に対する熱意や業界分析・企業分析の深さ、積極性などを見られています。
たとえば
就活生
私の第一志望は、御社なのですが、入社後に必須のスキル等はありますか?
と質問すれば、志望度の高さや熱意を伝えられます。ほかにも、
就活生
御社は、この業界のほかの企業では取り組んでいない○○事業をおこなっていますが、どういった狙いがあるのでしょうか?
などと質問すれば、業界分析や企業分析の深さをアピールできます。
また、集団面接では、他の学生と質問内容が被っていないか、先に質問されてしまわないかなどを意識する必要があります。そのため、事前に逆質問を用意しておくことはもちろん、逆質問の機会があれば、躊躇することなく挙手をし、質問するようにしましょう。
1回で複数の質問をしてしまうと、回答に時間がかかり、他の学生の機会を奪うことになってしまうので協調性がないと判断されてしまう可能性があります。そのため、たくさん質問をしたかったとしても、1回につき質問は1つにしておくようにしましょう。
キャリアアドバイザー
ただ、他の学生がまったく質問をしない場合は、再度手を挙げて2つ目の質問をしても良いでしょう。
逆質問の例はこちらを参考にして下さいね。
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逆質問は正確な回答があるわけではなく自由度が非常に高いため、内容が思いつかない時もありますよね。そのような時は、逆質問の目的から考えましょう。
一番の目的は、企業への最後のアピールです。もし面接中に十分にアピールできなくても、逆質問は挽回できるチャンスとなります。たとえば、チャレンジ精神が旺盛とアピールしきれなかった場合「将来的には○○の仕事に挑戦したいのですが、実際に配属される社員の方はどのような特徴がありますか」といった逆質問など想定できます。「ここをもっと伝えたい」というポイントがあれば、最後のチャンスとして積極的にアピールしましょう。
他には、入社後のギャップをなくすという目的でも逆質問を考えられます。「もしこの企業に入社するなら何を重要視するか」という視点で考えると、企業HPや説明会のみで得られる情報では足りないことがほとんどでしょう。実際に現場の社員の声を聞かないとわからないことも多いため、素直に面接官に質問することも重要です。とはいえ、条件や福利厚生ばかり質問をすると印象が下がってしまうので、あくまで意欲を伝えられるような内容であることは意識しましょう。
⑦退室
退室では、入室の際と同様に、退室する順番によって、適切な振る舞いが違います。そのため、先頭、2番以降、最後の3つに分けて解説します。
まず、退室の際に先頭となる人は、扉に最も近い人です。そのため、入室の際に最後になった人が先頭になる可能性が高いでしょう。
面接官
これで面接を終了します。ご退出ください。
就活生
(座っていた椅子から起立し)本日はありがとうございました。
と一礼しましょう。この時も、もちろん分離礼です。
そして、先頭の人からドアへ向かいます。先頭の人は、まずドアの前に着くと同時に面接官の方へ身体を向け、「失礼致します」と言い、一礼します。その後、ドアを開け退室するのですが、先頭の人はドアは開けたままの状態にしておきます。
2番以降の人は、扉の前に着いたら面接官の方に身体を向け、礼をします。そして、開けたままになっている扉を通り退室します。扉には触れず、開けたままの状態にしておきましょう。
最後の人は、2番以降の人と同様に扉の前に行き、体の向きを直し、礼をします。そして、開けたままになっている扉を通り、部屋から出たタイミングで、音を立てないようにそっと扉を閉めるようにしましょう。
集団面接の直前でやっておきたい対策
集団面接の直前、短い待ち時間であっても、合格のためにできる対策はたくさんあります。ここからは、集団面接直前にやっておきたい対策を3つ紹介します。この対策をするかしないかによって、合否が変わる可能性もあるので、必ず実施しましょう。
身だしなみが崩れていないか最終確認をする
さきほども解説しましたが、身だしなみは評価に大きく影響する1つの要素です。面接直前には必ず身だしなみの確認をおこないましょう。
以下のポイントと照らし合わせながら、鏡のある場所で最終チェックをしましょう。
- スーツが着崩れていないか
- スーツに防寒着の毛玉や繊維がついていないか
- 髪型が崩れていないか
- 革靴やパンプスに汚れはついていないか
- (男性)ネクタイが歪んでいないか
- (女性)ストッキングが伝線していないか
深呼吸をして心を落ち着かせる
面接直前になると、どうしても緊張してしまうという人は多いでしょう。過度に緊張したまま面接に挑んでしまうと、話したいことを忘れてしまったり、変な汗をかいてしまったりなど、本来の自分の力を十分に発揮できない可能性があります。
そのため、まずは可能な限り心を落ち着かせられるように、深呼吸をしましょう。深呼吸をすれば、身体の中に酸素をたくさん取り込むことができるため、脳がいつも通り働き、事前に覚えておいたことや自分自身の考えをスムーズに話せるでしょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
面接の直前に緊張をほぐす方法として、面接に向かう道で自分の好きな曲を聴くことをおすすめします。特にクラシックなどの落ち着いた音楽には気持ちをリラックスさせる効果があります。クラシックでなくとも「これを必ず面接前に聴く」という曲を見つけておけば習慣化し、気持ちを落ち着かせる材料になりますよ。
また、面接会場に到着したらお手洗いでストレッチをすることもおすすめです。身体を回したり伸ばしたりすることで緊張がほぐれ、身体も頭も軽くなります。お手洗いに行く時間がない場合は、手首を回すだけでも効果的ですよ。
また、手のツボを押して緊張を和らげる方法もあります。手を握ると、手のひらの中心部分に中指の先端が当たる場所にくぼみがあるため、そこをじっくり押してみましょう。5〜6回ほどゆっくりと押し続けると、精神を落ち着かせる作用があると言われています。
このように、短時間で緊張をほぐす方法はたくさんあります。自分にあった方法を見つけ、面接前の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
「これだけは伝えたい!」ということを明確にする
面接直前に事前準備で用意していたものをすべて一から復習しようとしても、緊張のためなかなか頭に入ってこず、逆効果になってしまうことがあります。
そういう場合には用意した回答をすべて伝えることを一旦諦め、「これだけは伝えたい!」という内容に絞りましょう。「長々話していたけど、何をいいたいのかわからなかった」と思われるよりも、「話す時間は短かったが、言いたいことは端的で良く分かった」と思ってもらえる方が、面接では有効です。
集団面接を受けるうえでの心構え
集団面接では、グループディスカッションや個別面接とはまったく違った、独特の雰囲気や緊張感があります。この雰囲気にのまれてしまうと、いくら入念に事前準備をおこなっていたとしても、上手く話すことができず、面接終了後に後悔することになってしまうかもしれません。
そこでここからは、集団面接の雰囲気にのみ込まれないために必要な3つの心構えを紹介します。あがり症の人や緊張感に弱い人は、ぜひこの心構えを参考にしてみてください。
緊張していることを受け入れる
集団面接では、ほかの学生の視線があるため、個別面接以上に緊張してしまう可能性があります。
緊張を和らげようと「自分は緊張していない」「この緊張は気のせいだ」などと思い込もうとする人もいるかもしれません。しかし、結局面接が始まった瞬間に緊張感に襲われてしまうケースがほとんどです。
そのため、まずは自分自身が緊張していることを受け入れましょう。
就活生
緊張する……。だけどこれまでの緊張感のある中で模擬練習をしてきたから大丈夫!
就活生
緊張するのは当たり前!自分ができることをしっかりやろう。
というように、緊張を受け入れたうえで、過去の自分から自信を得たり、今に集中できるよう心を落ち着かせることが大切です。
面接中に自分とほかの学生を比べない
集団面接では、自分以外のほかの学生の様子や回答を知ることができるため、無意識のうちに自分と比較してしまうことがあります。たとえば、一緒に面接を受けている学生で誰が一番優秀か考えてしまったり、面接官の反応が気になってしまったりする考え始めると、きりがありません。
そのため、集団面接の間は、自分自身に集中しましょう。自分が伝えたいことを伝えられているか、マナーや振る舞いに問題はないかというように、周りの学生を見るのではなく、自分自身に意識を向けるのです。
そうすれば、周りが気にならなくなり、緊張が和らぎ、今自分がしなければならないことに集中できます。
面接時間は常に見られていることを意識する
これまで何度も述べてきましたが、集団面接では、自分が話しているときだけ見られているというわけではありません。面接官が話をしているときはもちろん、ほかの学生が話しているときなど、面接会場に到着してから面接会場を後にするまで、常に見られているという意識が大切です。
そのため、面接中は気を抜かず、自分以外の人が話しているときは、正しい姿勢をキープしながら、きちんとあいづちを打ちましょう。また、面接会場に到着してからは、極力スマートフォンは触らず、いつ面接官とすれ違っても問題ないような振る舞いを心掛けましょう。
集団面接でよく聞かれる質問
- 志望動機
- 長所・短所
- ガクチカ
- 最近気になったニュース
- 学生の発想力を試す質問
ここまで解説してきた通り、集団面接には独特の流れがあるうえに、独特の雰囲気や緊張感があるため、事前準備は入念におこなう必要があります。集団面接の事前準備で、最も有効な対策の1つが、よく聞かれる質問を把握し、回答を事前に準備しておくことです。
そこでここからは、集団面接で良く聞かれる質問を7つ紹介します。後半に紹介する学生の発想力を試す質問は、とっさに回答を考えるとなると難しいものばかりなので、ぜひ一度時間をとって考えてみてください。
①志望動機
必ず質問されるといっても過言ではないのが、志望動機です。「集団面接で評価されているポイント」でも解説した通り、志望動機は熱意が伝わるように、論理的に述べることが大切です。
まずは業界分析と企業分析をおこない、「その企業でなくてはならない理由」を明確にしましょう。そして、「入社したら何をしたいか」「そのために、今どんな努力をしているか」を考えていきましょう。これらがきちんとつながりをもっていると、説得力が増すことはもちろん、熱意があることも伝わります。
キャリアアドバイザー
企業側が聞きたいのは、学生の考え方やその経験から得た学びなので、仮にエピソードが他の学生と内容が多少被っていたとしても、全く同じということがなければ問題ありません。
②長所・短所
長所と短所に関する質問の回答を考えるうえで、自分一人で自己分析をおこなう学生もいるかもしれませんが、友人や家族に協力してもらいながら、長所と短所を探っていくのもおすすめです。
面接を受ける企業がどんな人材を求めているのかを理解したうえで、長所と短所を選びましょう。
たとえば、協調性を求めている企業であれば、長所は「コミュニケーション能力」、短所は「流されやすい」などとすると良いでしょう。長所の「コミュニケーション能力」で、周りの人の話を引き出すことや意見をまとめることが得意だということをアピールすることで、協調性があることを伝えられます。
さらに、短所の「流されやすい」では、その場の雰囲気に流されてしまうことや、反対意見を強く言えないこと等を挙げれば、短所ではあるものの、暗に協調性があることを伝えられるでしょう。
しかし、ただ短所を述べるだけでは、ネガティブな印象になってしまうため、克服するためにおこなっている努力などを一緒に述べると良いでしょう。
キャリアアドバイザー
上の例の場合、を自主性や積極性を求める企業の面接で言ってしまうと、逆効果になってしまうので、きちんと「企業が求める人物像」を理解したうえで、長所と短所を選ぶことが大切ですよ。
この記事では長所と短所を見つけるための8つの方法を紹介しています。
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③ガクチカ
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、学生時代に頑張ったことについて回答する質問です。大学での学業はもちろん、サークルや部活動、アルバイト、ボランティア活動など、自分が学生時代に最も頑張ったことについて伝えましょう。
ただ、中学や高校時代のことを述べてしまうと「大学で頑張ったことはないのか?」と思われてしまう可能性があるので、できる限り新しいエピソードを選ぶようしましょう。
また、学生時代に力を入れたことを述べた後は、その経験から学んだことや得られたスキルなどを伝えましょう。そうすることで、伸びしろや失敗から学びを得ようとする姿勢をアピールできるので良い印象を与えられるでしょう。
ガクチカについてはこちらの記事も読んでおきましょう。
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④最近の気になったニュース
面接内で、最近気になったニュースについて聞かれる理由は、学生が日頃ニュースをチェックしているのかを確認するためです。社会人になると、自分自身が所属する業界のニュースをチェックすることはもちろん、顧客との会話の中で、ニュースの話題が出てくることもあるため、日々新聞やネットニュースなどで情報を収集することが求められるのです。
面接でこの質問をされた際は、面接を受けている企業に関係があるニュースについて述べると、志望度の高さや業界・企業研究の深さをアピールできるでしょう。
また、気になっているニュースを述べた後は、
- なぜ気になったのか
- そのニュースを聞いて考えたことや感じたこと
- 自分とそのニュースのつながり
など、自分の意見や考えを述べましょう。そうすることで、ほかの学生と差別化できるうえに、思考力の深さもアピールできます。
また、業界にもよりますが、芸能ニュースやゴシップなどは印象が悪くなってしまう可能性があるので、避けた方が無難です。
「最近気になったニュース」の具体的な例文はこちらの記事で紹介しています。
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⑤学生の発想力を試す質問
集団面接の質問の中には、「この質問はどういった意味があるの?」「どうやって回答を考えればいいの?」と思ってしまうようなものがあります。そういった質問は、学生を驚かせようと出しているものではなく、学生の発想力を試そうとしている質問である可能性が高いです。
そこで、ここからは、学生の発想力を試す質問を3つ紹介します。これらの質問は、瞬時に回答を考えることが難しいので、事前に考えておくと安心です。
自分を○○にたとえると?
○○の中には、動物や食べ物、文房具などの具体的なものが入ったり、ただ単に「モノ」と言われる場合もあります。
この質問では、「自分を何にたとえるか」ということよりも、「なぜそれにたとえられるのか」という理由の方が大切です。いくら面白いものや珍しいものにたとえたとしても、理由がはっきりしていなかったり、説得力がなければ、面接官を納得させることができないからです。
回答の考え方としては、まずは自己分析をおこない自分自身の特徴を明確にしましょう。そして、その特徴に合ったものを探すと良いでしょう。
私を文房具にたとえると、セロハンテープです。なぜなら、私はたくさんの人とコミュニケーションをする中で、さまざまな意見に耳を傾け、色々な人を結び付けることが得意だからです。
文房具にたとえる質問に対しこのような回答であれば、協調性やコミュニケーション能力をアピールできますね。
この記事では12個の例文を紹介しているので、参考にしてみてください。
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好きな言葉を教えてください
この質問も、さきほど解説した質問と同じように、「好きな言葉」と「なぜその言葉が好きなのか」について答えましょう。
「好きな言葉」については、偉人の名言やスポーツ選手の言葉、恩師や家族からもらった言葉など、自分が好きな言葉や思い入れのある言葉を選びましょう。
また、「その言葉が好きな理由」については、「その言葉と、いつ・どんな場面で出会ったのか」「その言葉に出会い、どういった変化があったのか」など、具体的なエピソードを交えると、独自性が出て説得力のある回答になるでしょう。
この記事では「好きな言葉」の回答例を紹介しています。
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自分にキャッチフレーズをつけるとしたら?
この質問についても、「キャッチフレーズ」と「なぜそのキャッチフレーズにしたのか」「キャッチフレーズの由来」について考えておきましょう。
そもそもキャッチフレーズでは、印象に強く残り、そのモノや人について的確に説明できていることが大切です。まずは自己分析をおこない、自分自身の特徴を挙げていきましょう。そしてその中から、長所となるものをピックアップし、いくつかの特徴を組み合わせたり、その特徴に当てはまるものにたとえてみるなど、さまざまな言い回しを考えてみましょう。
- 少年漫画の主人公(負けず嫌い、失敗を糧にできる、ポジティブ)
- ロジカルランナー(論理的思考と行動力が強み)
- 万人の理解者(聞き上手、価値観に偏りがなく、固定観念に縛られない)
- 諦めないバレリーナ(諦めない気持ちと柔軟性が強み)
考えても思いつかないという人は、就活仲間と一緒に考えたり、自分をよく知る友人や家族に協力してもらうことがおすすめです。
キャッチフレーズがなかなか思いつかない人は、この記事を参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
集団面接でよく聞かれる質問として、挫折経験のエピソードも挙げられます。誰しもうまくいかなかったことは大小問わずありますよね。それに対し、どのように乗り越え、どのようなスキルを身につけたかを企業は聞きたいと考えています。ただ「うまくいきませんでした」と伝えるだけでなく、挫折を乗り越えるためにどのような目標を立て、具体的にどのような努力をしたのか言語化できるようにしておきましょう。
また、困難から立ち上がる時は人によって思考プロセスが異なるものです。問題から目を背けずに努力ができるのか、落ち込み諦めてしまうのか、克服しようと努力する時は一人で立ち向かうのか、周囲を巻き込むのか、などさまざまです。挫折からの立ち上がり方を知ることで、入社後同じように壁にぶつかった時にどのような対応をするのか知りたいという企業の意図があります。
挫折した時の考え方、壁を乗り越える時の対応方法、乗り越えるための具体的な努力方法を洗い出し、質問された際に必ず答えられるよう準備しておきましょう。
集団面接のイメージを膨らませて、自信をもって挑もう!
集団面接は、流れや評価ポイントを押さえたうえで参加し、その場の雰囲気にのまれないことが、合格への近道です。集団面接に参加したことがない就活生であれば、集団面接を想像できず、不安に感じてしまうかもしれません。しかし、事前準備をしっかりとおこない、イメージを膨らませておくことができれば、大きな失敗をすることはないので、たくさん模擬面接をおこないましょう。
だらしのない学生だな。この学生は自分の身の回りのこともできないのか。