例文20選|短所を長所に置き換えることで回答に説得力が生まれる!

この記事のアドバイザー

目次

  1. 短所を置き換えるだけで長所として簡単にアピールできる
  2. 採用担当者が長所や短所を質問する4つの意図
  3. ①客観性があるかを判断するため
  4. ②自社の社風とマッチする人材かを確認するため
  5. ③業務への適性があるかを把握するため
  6. ④向上心がある人材かを確認できるため
  7. 短所を長所に置き換えることで回答に一貫性が生まれる
  8. 短所を長所に置き換える際の3つのポイント
  9. 自己分析により短所を理解する
  10. 短所に替わるポジティブな印象につながる言葉を知っておく
  11. 企業が求める人物像に沿う具体的なエピソードがある長所を選ぶ
  12. 短所から置き換えた長所を伝える際の3ステップ
  13. ①結論から伝える
  14. ②長所を発揮したエピソードを伝える
  15. ③入社後の業務で長所をどのように活かせるのかを話す
  16. 短所を長所に置き換えた例文20選
  17. 例文①融通が利かない→真面目
  18. 例文②完璧主義→誠実
  19. 例文③主体性がない→協調性がある
  20. 例文④心配性→責任感がある
  21. 例文⑤神経質→几帳面
  22. 例文⑥おせっかい→面倒見が良い
  23. 例文⑦計画性がない→柔軟性がある
  24. 例文⑧頑固→芯がある
  25. 例文⑨プライドが高い→上昇志向
  26. 例文⑩理屈っぽい→論理的
  27. 例文⑪単純→素直
  28. 例文⑫視野が狭い→集中力がある
  29. 例文⑬飽きっぽい→好奇心旺盛
  30. 例文⑭要領が悪い→丁寧
  31. 例文⑮内気→傾聴力
  32. 例文⑯遠慮がち→謙虚
  33. 例文⑰鈍感→ストレス耐性がある
  34. 例文⑱仕切りたがり→調整力がある
  35. 例文⑲諦めが悪い→忍耐力がある
  36. 例文⑳衝動的→行動力がある
  37. 面接で短所を伝える際に気をつけるべきことは?
  38. 改善しようとする姿勢もセットで話す
  39. 採用担当者の印象が悪くなる短所は伝えない
  40. 「短所がない」とは答えてはいけない
  41. 短所を長所に置き換えて選考突破につながるアピールをしよう

短所を置き換えるだけで長所として簡単にアピールできる

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を控えた学生から

「短所は思いつくけど長所が思いつかない」
「短所と長所が矛盾なく、表裏一体になるようにしたい」

という声が寄せられています。自分の長所が見つけられなかったり、長所が見つかってもしっくりこなかったりする学生もいるのではないでしょうか。自分自身が長所だと思っていても、面接の印象と合致せず、採用担当者の納得感が得られない場合もあります。

ただ、短所を長所に置き換えれば、回答に説得力が生まれるのです。回答に一貫性が生まれるため、本来の自分の姿を伝えていることが分かるでしょう。

ここでは採用担当者が長所や短所を質問する意図や短所を長所に置き換える際のポイント、短所から置き換えた長所を伝える際のステップを例文付きで解説します。長所が見つからなかったり、長所の伝え方が分からなかったりする学生はぜひ最後まで読んでみてください。

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採用担当者が長所や短所を質問する4つの意図

採用担当者が長所や短所を質問する4つの意図

採用担当者が長所や短所を質問する意図が分かっていない学生もいるのではないでしょうか。採用担当者は学生の長所や短所を把握することで、自社で活躍できる人材かどうかを見抜いています。意図を満たすような回答ができる学生は選考突破に近づけるでしょう。

ここでは、採用担当者が長所や短所を質問する意図を4つ解説します。

①客観性があるかを判断するため

長所と短所は表裏一体であるため、長所があれば、短所は必ず存在します。採用担当者はあなたが自分を客観視できているかを知るために長所や短所を問うのです。客観視できていない場合は不十分な回答になったり、長所と短所のどちらかが答えられなかったりしますね。

また、自分の短所や長所を理解しているかどうかで入社後の成長速度が変わってくるでしょう。長所を理解していれば能力を伸ばして成果を出せたり、短所を理解していれば改善するために対策を練ったりできます。

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将来的に戦力になれるかどうかにもかかわってくる質問ですね。

②自社の社風とマッチする人材かを確認するため

社風とマッチしない場合は能力があっても、周りの雰囲気になじめず、思ったような成果が出せない可能性があります。社風はその会社で働く社員の特性にも近いです。たとえば、体育会系の社風の企業には上下関係に対しての規律を重んじる社員が多く入社したりします。

つまり、社風の合わない企業に入社すると、社内に相性の合う人があまりいない状況になり、息苦しさを感じてしまう場合が多いでしょう。ミスマッチを起こした学生はすぐに離職してしまうかもしれないため、質問から自社とのマッチ度合いを測っていますね。

③業務への適性があるかを把握するため

採用担当者は長所や短所に関する質問から「長所を自社で活かせるか?」「業務に支障が出そうな短所ではないか?」などをチェックしていますね。

たとえば、短所が大雑把な学生は、一つのミスが大きな損害につながるため、正確性が求められるような金融系の業務には向いていないかもしれません。そのため、業務の適性がある学生を採用するために企業側は長所や短所を聞いていますね。

④向上心がある人材かを確認できるため

面接で短所を問う意図は「自分の短所にどう向き合っていくのか」という向上心の有無を把握するためですね。苦手な分野を分析して、少しでも良い状態に持っていくことはどんな業務でも必要な姿勢でしょう

向上心がないと状況は好転せず、停滞してしまいますよね。業績を伸ばすためには社員一人ひとりの努力が必要になるため、向上心があるかどうかをチェックしています。

ちなみに、こちらの記事では向上心がある人の特徴やアピール方法などを解説していますので、あわせて読んでさらに理解を深めてくださいね。

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短所を長所に置き換えることで回答に一貫性が生まれる

採用担当者は選考で話や印象に一貫性があるかをチェックしています。

たとえば、「継続力がある」という長所に対して、「気分で行動してしまう」という短所は矛盾していますよね。そんな回答をすると、「嘘をついているのでは?」「猫を被っているのでは?」と懸念され、説得力にかけてしまうでしょう

一貫性がある長所を見つけるには、短所を長所に置き換えてみましょう。「流されやすい」という短所は、「協調性がある」という長所と言い換えることができます。この方法なら自然と一貫性が生まれて、採用担当者に納得してもらいやすくなるため、おすすめですね。

短所を長所に置き換える際の3つのポイント

学生によっては、まだ自分の性格を深く理解できていない学生もいるのではないでしょうか。短所が分からなければ、長所に置き換えることはできません。ここでは短所を理解する方法や長所を見つける方法を解説します。

自己分析により短所を理解する

まずは自分の経験を棚卸して、短所を理解しましょう。短所というネガティブな情報を見つける作業に嫌気が差すかもしれませんが、できるだけ多く挙げた方が言い換えた時に適切だと思える長所を見つけやすくなります

そのため、以下の自己分析方法を使って、短所を洗い出してみてください。

自分史を作成する

自分史を作成することで過去のエピソードを時系列順に辿ることができます。具体的に失敗した経験を書き出すと、短所が浮き彫りになるでしょう。

たとえば、「塾講師のアルバイトでは丁寧に授業をし過ぎて、学習の進捗が遅れてしまった」などのエピソードからは「時間をかけ過ぎてしまう」という短所が見つかります。

エピソードに対して「なぜ失敗したのか?」と問いかけると、課題が見えてくるのでおすすめです

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エピソードから短所を洗い出すと、面接時に回答する際の裏付けになるので効率良く対策ができますね。

自分史の作り方について詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。

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周囲から指摘されたことを思い出す

見つけた短所がしっくりこない学生もいるのではないでしょうか。自分だけが思っている短所では客観性に欠ける内容になりやすいです。ただ、親や友達から指摘された経験を思い出すと、自分は意識していないけど、周りが気づいている短所が分かります

短所が面接で採用担当者が感じた印象と異なる学生は「猫を被っているのでは?」と勘繰られてしまう場合が多いです。面接での性格と実際の性格が異なる学生を採用すると、入社後のミスマッチにつながる可能性が高く、採用を避けられてしまうかもしれません。

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周囲が指摘した短所は採用担当者が感じるイメージに近いため、その短所を深掘りしてみてはどうでしょうか。

北浦 ひより

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自己分析ツールを使って短所を見出す方法もある

自分のことを「完璧」に思える人は滅多にいないので、大体の人は自分の中に「短所」があることを自覚しています。しかし、どのような言葉で自分の短所を表現すればよいのか分からないといった悩みを持つ就活生もいるでしょう。

その場合、自己分析ツールを使って短所を見出す方法もありますよ。質問に「はい」か「いいえ」かを答えるだけで、結果が表示されるようになっていて、「飽きっぽい」「心配性」など得られた結果から「思い当たる出来事はあるかな?」と自分と向き合うことができれば、言語化しやすくなると思いますよ。

今はネットで無料で診断できる便利なサイトもありますし、また大学のキャリアセンターで診断ツールを準備している場合もありますので、うまく活用できるといいですね。

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短所に替わるポジティブな印象につながる言葉を知っておく

短所が見つかっても長所に変換するのは簡単ではないですよね。ただ、短所と長所は表裏一体であり、必ず良い面があります。下記で短所の言い換え一覧を40個紹介するため、自分の短所があった場合は参考にしてみてください。

短所の言い換え一覧40選

  1. 融通が利かない→真面目
  2. 完璧主義→誠実
  3. 主体性がない→協調性がある
  4. 心配性→責任感がある
  5. 神経質→几帳面
  6. おせっかい→面倒見が良い
  7. 計画性がない→柔軟性がある
  8. 頑固→芯がある
  9. プライドが高い→上昇志向
  10. 理屈っぽい→論理的
  11. 単純→素直
  12. 視野が狭い→集中力がある
  13. 飽きっぽい→好奇心旺盛
  14. 要領が悪い→丁寧
  15. 内気→傾聴力
  16. 遠慮がち→謙虚
  17. 鈍感→ストレス耐性がある
  18. 仕切りたがり→調整力がある
  19. 諦めが悪い→忍耐力がある
  20. 衝動的→行動力がある
  21. 騒がしい→雰囲気を良くできる
  22. 堅苦しい→礼儀正しい
  23. 緊張しい→慎重に行動できる
  24. 無理をしすぎる→粘り強い
  25. こだわりが強い→凝り性
  26. せっかち→スピード感がある
  27. 面倒臭がり→効率的
  28. マイペース→人に流されない
  29. 感情が見えにくい→冷静
  30. 自己主張が強い→積極性
  31. 楽観的→ポジティブ
  32. 我が強い→リーダーシップがある
  33. 人見知り→深い人間関係を築ける
  34. 負けず嫌い→向上心がある
  35. 感情に左右されやすい→共感性が高い
  36. わがまま→意思が強い
  37. 図々しい→交渉力がある
  38. 大雑把→器が大きい
  39. 不器用→実直
  40. 無鉄砲→行動しながら考えられる

企業が求める人物像に沿う具体的なエピソードがある長所を選ぶ

前述したとおり、採用担当者は長所や短所を聞くことで自社とのマッチ度合いを測っています。応募先企業で活躍できるようなマッチ度の高い人材は企業が求める人物像と近いです。

そこで企業の公式採用サイトに掲載されている企業が求める人物像をチェックしてみてください

求める人物像から読み取れること
  • 会社が大切にしている価値観
  • 求める資質や能力

上記のような内容に沿った具体的なエピソードがある長所を選ぶと、「自社で活躍できそう」と採用担当者に思われやすい効果的なアピールになるでしょう。

伝えるエピソードは一つに絞る

アピールしたい思いが強いと、長所でついつい複数のエピソードを盛り込んでしまうかもしれません。ただ、部活動やサークル活動、インターンなどエピソードを羅列してしまうと、印象がブレてしまいやすいです。

そこで剣道の全国大会に出場したなど一つのエピソードに絞ってみてください。「剣道の子ね! 小手の練習方法がユニークだったね」と採用担当者の印象に残る可能性が高いでしょう

短所から置き換えた長所を伝える際の3ステップ

短所から置き換えた長所を伝える際の3ステップ

客観視された長所を見つけても、伝え方が悪いと高評価にはつながりにくいです。ここで解説する短所から置き換えた長所を伝える際の3ステップを参考にして、聞き手の理解がしやすいような話し方ができるようになりましょう。

長所を伝える際のポイントについて詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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①結論から伝える

まずは「私の長所は協調性があるところです」など簡潔に結論から伝えましょう。最初に結論を伝えず、エピソードを話し始めると採用担当者が要点を見失いやすいです。「結局何が伝えたかったのか分からない」「説明能力が低い」と思われてしまうかもしれません。

一方、結論から伝えると、「部活動で協調性を発揮した話だな」といった具合に話を理解しやすくなるでしょう。

②長所を発揮したエピソードを伝える

長所を発揮したエピソードがないと企業側を納得させるだけの信憑性に欠けてしまいます。そのため、結論の次には長所を発揮した具体的なエピソードを伝えてください。

どんな状況で、どんな成果を残したのかを具体的に伝えることを意識しましょう。具体性がないと、長所を発揮した場面を想像できません。

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サークル活動でおこなったイベント企画では自分の発言を通したい人が多く、話し合いが難航していました。そこで私は相手のアイデアを否定するのではなく、どうすれば実現可能な企画になるのかを考えて意見しました。結果的により良い企画になり、イベントの集客人数も過去最高でした。

といったように具体的な状況と成果を提示しましょう。

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他人に言われた発言や成果をきちんと明示しないと、「本人の思い込みなのでは?」という疑問を持たれてしまいますね。客観的な評価をエピソードに入れることで長所の裏付けになるでしょう。

③入社後の業務で長所をどのように活かせるのかを話す

選考は将来的に企業の業績に貢献できる人材を確保するためにおこないます。入社後の業務で長所をどのように活かせるのかを話すことで、企業で活躍する姿を採用担当者にイメージしてもらいやすくなるでしょう

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学生

入社後もこの経験を活かして、自分の利益より顧客の目的達成を優先するような提案ができるようになりたいと思っています。

長所の再現性をアピールできる部分なので、具体的な業務の内容と絡めて伝えてみてはいかがでしょうか。

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短所を長所に置き換えた例文20選

ここでは短所を長所に置き換えた例文を20個用意しました。短所から置き換えた長所を伝える際の3ステップを網羅して作成している内容になるので、ぜひ参考にしてみてください。

例文①融通が利かない→真面目

例文

私の長所は真面目なところです。今大学ではグループで卒論を進めています。ただ、話がよく脱線したり、参加率の低い班員がいたりと他の班より進みが遅い状況でした。そこで話が逸れた場合に本題に戻す役割や参加率の低い学生には昼休みを使って話し合いの内容を説明することをおこなっています。結果的に遅れを取り戻すことができています。

入社後もこの経験を活かして、プロジェクトや商談が上手く進むように手綱を握れる存在になりたいと考えています。

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融通が効かない学生は流されない姿勢があるため、真面目に物事に取り組める傾向があります。採用担当者に入社後も真面目に業務に取り組む姿をイメージしてもらえる例文でしょう。

例文②完璧主義→誠実

例文

私の長所は誠実であることです。大学時代は家庭教師のアルバイトをしていました。その際に偏差値が上がらず、自暴自棄になり勉強時間を減らしてしまった学生がいました。プライベートな時間に学生から話を聞いてみると、苦手な科目ばかり勉強していたことを知りました。そこで得意科目の勉強だけをしてモチベーションを上げることを提案してみました。

すると、勉強のやる気が上がり、成績が良くなったことを報告してくれました。この経験のように顧客に誠実に向き合い解決策を見つけていきたいと思っています。

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完璧主義な学生は自分自身や周りにも誠実に向き合っているという長所があります。誠実に周りと向き合い、影響を与えた経験が分かる例文ですね。

例文③主体性がない→協調性がある

例文

私の長所は協調性があるところです。大学時代はサークル活動でイベント企画をおこなっていましたが、サークル内は自分の発言を通したい人が多い印象でした。私は自分のアイデアが採用されるよりイベントの成功を優先するべく、相手のアイデアを否定するのではなく、どうすれば実現可能な企画になるのかを考えて意見していました。殺伐としていた雰囲気も良くなり、お客さんも自分たちも満足の高いイベントになりました。

入社後もこの経験を活かして、自分の利益より組織の利益や顧客の目的達成を優先するような提案ができるようになりたいと思っています。

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主体性がないことに悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。ただ、主体性がないことは周りの意見を大切にする協調性があることの裏返しです。誰からの意見を否定せず、より良い意見にブラッシュアップできる協調性は企業でも重宝される長所でしょう。

例文④心配性→責任感がある

例文

私の長所は責任感があるところです。大学時代は野球部の部長を勤めていましたが、チームが2部リーグに降格してしまった時期がありました。ただ、チームの低迷期こそ部長自ら練習意識を改革して手本となるべきだと思いました。そこで闇雲に練習するのではなく、効率を重視したメニューを作り、実践して打率を向上させました。

すると、部員も練習法に興味を持ち、練習メニューを自分で考える文化が定着しました。相乗効果が生まれた結果、1部リーグに再度上がることができました。入社後も行動で誠意を見せることで顧客からの信頼を勝ち取りたいと思います。

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心配性だから責任感を持って行動してきた場面があると思います。周りの手本となって行動した経験は将来的に後輩やチームメンバーの育成をする際も役立つでしょう。

例文⑤神経質→几帳面

例文

私の長所は几帳面なことです。大学時代は個人経営の居酒屋でアルバイトをしていました。ただ、リピーターが少ないことが課題でした。料理自体は美味しいため、自分なりにそれ以外の問題点を見つけてメモすることを始めました。

メニュー表の写真が美味しそうに見えなかったり、看板で何が売りの居酒屋なのかがわかりにくかったりなど問題点を店長に随時共有して、改善していきました。細部にも気を遣った結果、リピーターが増えて、お店の売り上げも右肩上がりになりました。御社でも細かいところに気づく視点を活かして、店舗経営をしていきたいと思います。

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細かいところに気づく視点は業務で大いに役立つでしょう。工夫した点も具体的に伝えているため、入社後の業務でも再現性があることが分かる例文でしたね。

例文⑥おせっかい→面倒見が良い

例文

私の長所は面倒見が良いことです。大学時代はバレーボール部に所属していました。未経験の後輩が入ってきたのですが、最初は練習についていけませんでした。ただ、練習態度の良さから伸びると確信したので部活の練習後に自主練習に誘って、スキル面をアドバイスを送っていました。

高校までのテニス経験があることから、テニスにたとえてアタックを面で捉える感覚などを伝えてみたところ、一気に才能が開花しました。結果的に私たちの代でも試合に出場するまで成長しました。この経験を活かして、将来的には人材育成チームで見所のある人の発掘や育成をしたいと思います。

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面倒見が良いことだけではアピールになりません。ビジネスでは勝算があることをしていく必要があるため、伸びそうな後輩の面倒を見たという冷静な視点は評価されるでしょう。

例文⑦計画性がない→柔軟性がある

例文

私の長所は柔軟性があることです。大学時代はレンタルビデオ店でアルバイトをしていました。DVDが再生できなかったとクレームをいただくことが多いのですが、基本的には社員が対応していました。ただ、社員が別件で外してる際にクレームが入りました。

店長から教わったとおり、謝罪をした後に1本レンタル無料のクーポンを渡して対応する予定でしたが、返金希望を譲ってもらえませんでした。そこで私は返金システムに詳しい本部に連絡して、許可をもらい返金対応をおこないました。すぐに対応できたため、店舗への印象悪化を防ぐことができました。この経験を活かして、御社でもマニュアル通りの対応ではなく、顧客に合わせた最善の対応を取っていこうと思います。

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イレギュラーな場面で機転が利く学生は企業から重宝されるでしょう。きちんと許可も取っており、無責任な行動を取っていないことから社会人として活躍できる期待が持てますね。

例文⑧頑固→芯がある

例文

私の長所は芯があることです。私はプログラミングで月50万円を稼ぐことを目標にしていました。数値目標を決めることで自分のモチベーションを維持するためです。大学生活を楽しみつつ、目標を達成するためにはだらだらするような無駄な時間を削ることが必要でした。そこで学習や仕事をする習慣をつけるためにコワーキングスペースを契約するなど環境作りも実行した結果、目標額を達成することができました。

この経験を活かして、御社でもより良いコンテンツを作るために必要なスキルを積んでいこうと思います。

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芯がある学生は自分で目標を決め、行動に移す努力ができます。ゴールに向かって責任を持って研鑽を積む姿は企業から高評価を得られるかもしれません。

例文⑨プライドが高い→上昇志向

例文

私の強みは上昇志向です。学生時代、営業インターンに参加していました。現場での経験を積めるだけでも貴重でしたがスキルを得て、学生で一番の成績を上げたいと思っていました。そこで商談に同行した際に商談のコツを質問したり、自分なりに顧客の情報収集をして、ニーズの仮説を立てたりしました。

結果的に学生で一番の成績を出すことができました。やるからには上を目指す姿勢を忘れず、入社後は新規顧客を多く開拓して、業績に貢献したいと思います。

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今は出世欲がない学生も多い中で、仕事を極めたいと思う上昇志向のある学生は印象に残りますね。エピソードにより、就業意欲の高さが嘘ではないことの裏付けになっているでしょう。

例文⑩理屈っぽい→論理的

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私の強みは論理的であることです。大学時代、ディベート大会に参加しました。準決勝で「タバコは有害であるか」というテーマが出ました。無害であるという主張をする側に回った際は論点がズレてしまうことが難しい点でした。ズレた際には軌道修正する側になり、チームの意見をコントロールしました。

「タバコを辞めることで発散されていたストレスが溜まる可能性もある」という意見を一貫して伝えることができ、結果的にチームは勝利しました。この経験を活かして、御社の業務でも取るべき最善策を決めてから立ち回り、契約を取っていきたいと思います。

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論理的であることは道筋を立てて行動する経験がアピールできている例文ですね。理屈っぽい印象がつくと、「ワンマンプレーをしそう」という印象になりやすいですが、チームで活躍したエピソードを使用することでリカバリーできているでしょう。

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例文⑪単純→素直

例文

私の強みは素直さです。私は大学時代、野球部に所属してました。ただ、周りのように全国大会出場経験はありませんでした。強豪校出身の部員は自分のやってきたことに自信があるため、コーチの指導を聞き流す人もいました。

そこで私はなるべく素直にコーチのアドバイスを取り入れました。納得できない指導に対しては理解できるまで質問して、取捨選択をするようにしました。結果的に3年次にはレギュラーを獲得することができました。御社でも上司のアドバイスを素直に吸収して、成約率の高い営業マンとして活躍していきたいです。

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素直さは社会人にとって素晴らしい素質ですが、「自分で考えられない御用聞きの営業になるのでは?」と思われてしまうかもしれません。ただ、この例文ではすべてのアドバイスを鵜呑みにせず、取捨選択をしているため、指示待ち人間ではないことが分かりますね。

例文⑫視野が狭い→集中力がある

例文

私の強みは集中力があることです。私は大学2年生の時に不動産業界で働くため、宅地建物取引士の資格取得の勉強に励んでいました。半年で取得するには週に30時間程度の勉強が必要でした。アルバイトや授業もあり、週3しかまとまった時間が取れないため、その時は一日10時間程度勉強してました。元から深く長く集中できるタイプだったため、早めに集中状態に入れるように、勉強する前のルーティンを決める工夫もおこないました。結果的に隅々まで対策ができ、資格を獲得できました。集中力を活かして、御社の経理業務でも決算書をミスなく、作成していきたいと思います。

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働く時間が長いことは学生から社会人のギャップとして感じる場合が多いです。ルーティンがあるなら、長時間の集中力に再現性があることが分かりますね。また、具体的な業務内容も記載されているため、集中力を活かして働く姿をイメージしてもらいやすいでしょう。

例文⑬飽きっぽい→好奇心旺盛

例文

私の長所は好奇心旺盛なところです。学生時代、私はワーキングホリデーに参加しました。将来的に海外で働く目標があるため、学生のうちから実際に体験したいという思いが強くなりました。各国の働き方に興味があったので、数カ国で参加しました。試すことで自分に合った働き方が明確化されて、就職活動で企業を選ぶ際にも役立っています。入社後も情報をシャットダウンせずにさまざまなやり方を試していき、御社の事業拡大となるプロジェクトを打ち出したいと考えています。

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試してみないと気が済まない性格は試行錯誤ができることでもあります。業務でも失敗を活かして、他のやり方を試すなど工夫する姿勢があることが伝わる例文でしょう。

例文⑭要領が悪い→丁寧

例文

私の長所は丁寧さです。学生時代は医療事務のアルバイトをしていました。診療報酬は提出した書類が適正でなければ、支払いを受けることができません。私はダブルチェックを常に怠ることなく、丁寧な仕事を心掛けてきました。病名や診療内容は間違いの許されない項目に関してはより慎重にチェックをおこないました。結果的にミスはほとんどなくなりました。入社後もミスを防止するための工夫をしながら、丁寧に発注業務をおこないたいと思います。

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一つのミスも許されない業務がある業界もあるため、ミスが少ない学生は重宝されるでしょう。学生時代からミスを防止するために丁寧な作業をしていることがわかる例文でした。

例文⑮内気→傾聴力

例文

私の長所は傾聴力です。学生時代は児童ボランティアによく参加していましたが、ある時、周りと遊ばない児童が1人いました。異変に気づいた私はその児童の話をよく聞きました。すると、周りの児童が持っているゲーム機がなく、仲間外れにされてしまったようでした。そこで私は他のクラスでは昔遊びが流行っていることを思い出して、その児童に「昔遊びに誘ってみたら?」と提案しました。結果的に昔遊びが全体でも流行るようになり、児童も輪に入ることができました。この経験を活かして、御社のSEとして顧客の話から課題を把握し、改善策を提案していきたいと思います。

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内気である学生は他の人の話をきちんと聞ける場合が多いでしょう。しかし、企業から求められる傾聴力はただ話を聞くだけではありません。話を聞いたうえで課題を把握して、改善策を提案できる能力まで求められますね。

こちらの記事でも傾聴力について解説していますので、併せて読んで理解を深めてくださいね。

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傾聴力をアピールする際は言い換えることが重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが傾聴力の言い換え例やアピールする際の注意点を解説します。言い換えを含めた傾聴力の自己PRの例も紹介するので、傾聴力をアピールしたい学生は参考にしてください。

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傾聴力は言い換えが大事! 自己PR作成のポイントや例文を紹介

例文⑯遠慮がち→謙虚

例文

私の長所は常に初心を忘れない謙虚さです。大学時代はサッカー部に所属していました。リーグ優勝の常連チームであり、勝つことが当たり前になっていました。ただ、私は良い時こそ足元を救われないように努力すべきだと考えていました。その意識の結果、同じ練習をしていたチームメイトより得点力が上がってきました。理由は常に研究して試行錯誤していたからです。謙虚さを忘れずに頭を回転させて取り組めば、成長は止まらないことを学びました。この経験から謙虚さを忘れず、常に新しい企画を提案できるプランナーになりたいと思います。

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キャリアアドバイザー

謙虚な気持ちを忘れず、努力できる学生なら入社後の成長が見込めますね。環境に流されず、努力する姿勢を変えなかった点も評価されるでしょう。

例文⑰鈍感→ストレス耐性がある

例文

私の長所はストレス耐性があることです。大学時代、コールセンターでアルバイトをしていました。顧客から理不尽なクレームを受けることもたびたびありました。そんな中でも顧客の怒りを沈める方法を自分なりにマニュアル化して、クレーム対処がスムーズにできるようになりました。ただ、それもストレスに耐えられる精神力があったからだと思います。この経験を活かして、入社後の顧客とのやり取りでもきちんと対応していきたいと思います。

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キャリアアドバイザー

若手社員の離職率が高い中でストレス耐性があり、長期的に定着できる見込みのある学生は内定を獲得できる可能性が上がるでしょう。クレームに対処するために工夫した点も伝えており、ただ鈍感なわけではないことも伝わる例文でしたね。

例文⑱仕切りたがり→調整力がある

例文

私の長所は調整力があることです。大学時代はゼミ長を務めていました。グループワークの際によく意見が対立する2人の学生がおり、毎回喧嘩に発展しそうな雰囲気でした。

そこで私は個別に話を聞き、2人の意見の接点を書き出しました。いきなり折衷案になったと伝えると、また口論になりかねないため、それぞれの意見の良い点とリンクする点をきちんと説明しました。結果的に2人の納得を勝ち取ることができ、発表も上手くいきました。この経験を活かして、他部署の人ともきちんと連携を取って、質の良いコンテンツを作っていきたいと思います。

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キャリアアドバイザー

企業が求める調整力とは、意見の対立を解消してまとめることです。例文のように率先して課題解決した主体的な調整力がある経験をアピールしましょう。

例文⑲諦めが悪い→忍耐力がある

例文

私の長所は忍耐力があることです。大学では陸上部に所属していました。ただ、授業後におこなわれる部活動はハードで何度も退部を考えました。

しかし、成果が出るまで続けて結果を出したという成功体験がほしいと思い、退部をしませんでした。部活外でもトレーニングを継続した結果、大会では自己ベストを更新することができました。御社でも成果を出すための努力を惜しまず、業績に貢献できる営業マンを目指します。

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キャリアアドバイザー

忍耐力の源である「続けられた理由」が分かると、入社後も困難を乗り越えてくれそうだと思ってもらえますね。前述したとおり、長期的に定着できそうな学生は内定獲得できる可能性が高いでしょう。

例文⑳衝動的→行動力がある

例文

私の強みは行動力があることです。大学時代はアパレルスタッフとしてアルバイトをしていました。ただ店の売上が芳しくない時期があり、お客さんに話を聞いたところ、取扱ブランドに魅力を感じなくなってきたと意見をいただきました。

そこでお店で取り扱う商品と系統が近いブランドを片っ端から調べて、来シーズン流行しそうなブランドと商品の仮説を立て、店長にプレゼンしました。結果、仕入れてもらうことに成功しました。その中で流行した商品も多く、お店の売上も1.5倍に増えました。入社後も行動力を発揮して、顧客が求める商品を提案していきたいと思います。

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キャリアアドバイザー

自分で考えたことを実行できる行動力は主体的に動ける人材を欲している企業にとって魅力的ですね。具体的な成果も出ているため、より説得力が増している例文でした。

高橋 宙

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置き換えた長所から自分の人となりを伝えよう

自己分析をすると、「長所はなかなか思いつかないけれど、短所はたくさん見つけることができました」という就活生もいますね。また短所を考えすぎるあまり「就活うまくできるかな」とか「就職して、やっていけるのかな」と自信を失う就活生もいますが、人は誰でも長所と短所の両方を持っているのではないでしょうか。

自分の短所をたくさん見つけたとしても、落ちこむことはありませんよ。短所は長所と表裏一体となっていることが多く、上述の例文のように、大体は自分の個性として長所に置き換えることができます。

置き換えた長所を文章にする際は、具体的なエピソードを盛り込みますが、普段自分がどのような言動をしているのか、またその背景にある感情や思考は何なのかを表現するようにし、自分の人となりを伝えましょう。採用担当者に「自分のことを理解してもらいたい」といった気持ちを大切に文章化することをおすすめします。

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面接で短所を伝える際に気をつけるべきことは?

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学生

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キャリアアドバイザー

ネガティブな印象のまま終わってしまうため、短所だけを伝えるのはやめておきましょう。また、本人の努力次第で解決できないものは伝えるべきではありませんね。

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学生

なるほど…。気をつけます!

面接で短所を答えることに不安を感じている学生もいるのではないでしょうか。ただ短所は伝え方次第で前向きな姿勢を示すことができ、プラスな評価を得られる可能性がありますね。そこでここでは、面接で短所を伝える際に気をつけるべきことを解説します。

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キャリアアドバイザー

短所はネガティブな情報なため、採用担当者から質問されなかった場合は伝える必要はありません。「あなたの性格は?」と聞かれた際にも長所だけ回答しましょう。

改善しようとする姿勢もセットで話す

短所は自分を客観視して弱みを補ったり、前向きに課題に取り組めたりする学生かどうかを判断するために質問してますね。短所を言いっぱなしにして、ネガティブな印象のまま終えてしまうのはやめましょう

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学生

私の短所は計画性に乏しいところです。

とだけ伝えてしまうと、「仕事で成果が出せなさそうだな」と危惧されてしまうかもしれません。

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学生

目標を事前に決めておき、逆算してノルマを決めるように心掛けています。

など改善しようとする姿勢も加えると、ひたむきな印象に変わるでしょう。

短所の伝える方法について詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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長所と短所を見つけるには? 面接で評価される答え方や例文

自分の長所と短所は、自分に正直に自身と向き合うことが大切になります。 この記事では自分の長所と短所が聞かれる意図や見つけ方、アピール例文をキャリアアドバイザーが解説します。 面接では具体的なエピソードを用いることで説得力が増しますよ。解説動画も参考にしてください。

記事を読む

長所と短所を見つけるには? 面接で評価される答え方や例文

採用担当者の印象が悪くなる短所は伝えない

短所の中にも印象が悪化してしまう内容がありますね。入社後もリスクとしてつきまとう短所や努力次第で解決できない短所は挽回の余地がありません。そのため、下記で解説するような短所を伝えるのは避けましょう。

業務に支障が出そうな短所

社会人として致命的な欠点を伝えるのは避けましょう。遅刻常習犯であったり、よく嘘をついたりするなどは入社後に問題を起こして、損害につながる可能性があるため、採用を避けられてしまうかもしれません

また、業務内容次第で支障が出る短所も異なります。たとえば、スピード感が必要になる業務が多い企業ではおっとりしていることが大きなマイナスポイントになるでしょう。そのため、企業の業務内容を調べてから短所を選定するのをおすすめします。

身体的特徴・病気に関する短所

短所は精神的なものだけを挙げましょう。たとえば、「足が短い」など身体的な特徴は業務に関係ないため、質問の意図を理解しておらず、「コミュニケーション能力に乏しい」と判断されやすいです

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キャリアアドバイザー

また、身体的特徴・病気に関する短所は本人の努力次第で解決できません。長所に言い換えることもできないため、伝えるのはやめておきましょう。

「短所がない」とは答えてはいけない

短所を伝えて評価が下がることを懸念して、「短所はありません」と回答しようとしている学生もいるかもしれません。ただ、短所と長所は表裏一体であり、長所があれば確実に短所は見つかります。

短所がないと答えてしまうと、「客観視できていない」といった評価につながってしまうかもしれないため、質問された際は短所と改善する姿勢を伝えましょう

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる

短所は改善や克服するために努力していることをセットで伝える

短所を伝える際は、言いっぱなしではなく、改善や克服するために努力していることをセットで伝えるようにしましょう。面接では「長所と短所」をセットで聞かれることが多くありますが、この質問から採用担当者は入社後のイメージを掴み取ろうとしています。

学生時代に短所を補うための努力や工夫をしている就活生は、「入社後も苦手な仕事や、難しい仕事があったとしても、前向きに頑張ってくれそうだな」といったイメージを持たれるでしょう。逆に短所は自覚しているものの、何の努力もしていないことが判明すると「好きな仕事は頑張るけど、苦手な仕事は手を抜くかも」といった印象を持たれてしまうかもしれません。

支援した就活生の中には、「人見知り」という短所がありましたが、就活を機に自ら他の大学生や社会人と交流をする機会をつくり、成長した体験を面接で伝えたところ、好感触が得られたそうです。まだ短所を克服するための努力をしていない就活生は、今からでも間に合いますので、意識改革やできることをやってみましょう。

短所を長所に置き換えて選考突破につながるアピールをしよう

採用担当者は選考での話や印象に一貫性があるかをチェックしています。適当に考えた長所では短所や自分の印象とも一貫性がなく、「本来の人柄がでていないのでは」と判断されてしまうかもしれません。

一貫性によって説得力を出すためにも、短所を長所に置き換えて選考突破につながるアピールをしましょう。

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