目次
- 向上心の自己PRは独自性がカギ! 3つのコツで自分らしさを表現しよう
- まずは確認しよう! 向上心が高い人の特徴を解説
- ①目標達成のために努力を惜しまない
- ②新しいことへの挑戦心が強い
- ③困難なことにも前向きに取り組む
- 企業目線で解説! 向上心の自己PRが評価される3つの理由
- ①業務に熱心に取り組んでくれるため
- ②プロジェクトで成果を出しやすいため
- ③周りにプラスの影響を与えられるため
- 押さえておきたい! 自己PRで向上心を伝えるときの3つの注意点
- ①行動力がないと思われないようにする
- ②自己否定をしすぎないようにする
- ③ほかの学生と同じだと思われないようにする
- 差別化できる! 向上心の自己PRで独自性を出す3つのコツ
- コツ① 自分なりのエピソードを盛り込もう
- コツ② 向上心を言い換えて具体性を増そう
- コツ③ キャッチフレーズで印象付けしよう
- 4ステップで簡単! 向上心の自己PRの作り方を解説
- ①結論:自分の強みがどのような向上心であるかを伝える
- ②具体例:根拠となるエピソードを盛り込む
- ③結果:体験から得た学びを述べる
- ④展望:入社後にどう活かすかを示す
- 【エピソード別11選】向上心をアピールする自己PR例文
- 例文①アルバイト
- 例文②学業
- 例文③サークル活動
- 例文④部活動
- 例文⑤ボランティア活動
- 例文⑥留学
- 例文⑦インターンシップ
- 例文⑧資格取得
- 例文⑨研究活動
- 例文⑩ゼミ活動
- 例文⑪趣味
- 例文⑫営業職
- 例文⑬技術職
- 例文⑭企画職
- 例文⑮事務職
- 例文⑯販売職
- 例文⑰エンジニア
- 【NG例6選】向上心の自己PRで避けたい例文を紹介
- 例文⑱行動力がない
- 例文⑲自己否定をしすぎている
- 例文⑳ほかの学生と差別化しきれていない
- 例文㉑エピソードが具体的でない
- 例文㉒言い換え表現がわかりづらい
- 例文㉓向上心のキャッチフレーズになっていない
- 向上心の自己PRに関して学生からよくある質問に回答!
- 向上心の自己PRはオリジナリティが重要! 伝え方を工夫して好印象を狙おう
向上心の自己PRは独自性がカギ! 3つのコツで自分らしさを表現しよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく
「向上心の自己PRの書き方がわからず悩んでいます……。」
「向上心の自己PRで差別化する方法はありますか?」
といった質問や相談を受けます。
自己PRでの伝え方がわからずに悩んでいる学生や、ほかの学生と内容が被るのではないかと不安を感じている学生もいるでしょう。
この記事では向上心が高い人の特徴や企業が魅力に思う理由を述べたうえで、向上心の自己PRで独自性を出す3つのコツや作り方を解説していきます。また、エピソード別と志望職種別に向上心の自己PRの例文を23選紹介するので、自分の自己PRと見比べて魅力的にアピールする方法を学んでいきましょう。
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まずは確認しよう! 向上心が高い人の特徴を解説
就活生
キャリアアドバイザー
向上心とは「高い目標に向かって努力する意思や姿勢」が主な意味になります。
就活生
そうなんですね! では向上心が高い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
気になりますよね。ではまずは向上心が高い人の特徴について詳しく見ていきましょう!
向上心は目標を達成するために意欲的に取り組む意識や行動力は社会人にとって欠かせない力の1つなので、向上心が高い人は企業からも評価されやすいといえます。向上心の高い人には大きく3つの特徴があるので、詳しく見ていきましょう。
①目標達成のために努力を惜しまない
向上心の高い人の特徴としてまずあげられるのが、目標を達成するために妥協せず努力し続けられる点です。
目標を達成しようと行動する中で、時にはつらいことやうまくいかないこともあるでしょう。そういった困難な状況でもめげずに目標達成に向けて粘り強く取り組める人は向上心が高いといえますね。
キャリアアドバイザー
現状に満足することなく、常に目標を掲げて努力を積み重ねている人も向上心が高いといえるでしょう。
②新しいことへの挑戦心が強い
成長するために新たな挑戦をし続ける点も向上心が高い人の特徴の1つです。成長するためには現状維持ではなく新しいことへのチャレンジも必要になりますが、未経験のことに積極的に挑戦できる人は多くないでしょう。
しかし、向上心が高い人は苦手なことを克服したり知らない環境に飛び込むなど、自身の成長のために行動することを怠りません。さまざまなことに取り組み、自分の経験の幅を広げてきた学生は向上心が高いといえるでしょう。
こちらの記事では「チャレンジ精神」について解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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③困難なことにも前向きに取り組む
向上心の高い人は困難な状況にあっても、プラスに捉えて前向きに乗り越えようとする力があることも特徴の1つです。
向上心の高い人は失敗や挫折を経験したとしても、落ち込むのではなく成長の糧になると気持ちを切り替えてポジティブに取り組める傾向にあります。失敗から成長につなげることができた経験がある学生は、向上心を備えているといえますね。
キャリアアドバイザー
前向きに取り組む姿勢は、自分自身だけでなく一緒に働く人たちにも良い影響を与えるでしょう。
企業目線で解説! 向上心の自己PRが評価される3つの理由
就活生
向上心の高い人の特徴はわかったのですが、そもそも向上心の自己PRは企業から評価されるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
もちろんです! 向上心の自己PRが企業から評価される理由は3つあるので、一緒に確認していきましょう。
向上心の高さは企業から評価されやすい強みの1つです。向上心の高い人が企業にとって魅力的な理由を3つ紹介するので、アピールする際の参考にしてくださいね。
①業務に熱心に取り組んでくれるため
向上心を自己PRすることで前向きな姿勢をアピールできるため、企業に「日々の業務に熱心に取り組んでくれそう」という印象をもってもらいやすくなるでしょう。
向上心の高い人はさまざまな施策を検討し積極的に目標達成のために行動します。自身を成長させるために自発的に勉強したり上司や先輩にコミュニケーションを取りに行くこともイメージできるので、「意欲的に仕事に取り組んでくれそう」と企業からも評価されやすいよ。
②プロジェクトで成果を出しやすいため
向上心の高い人は目標に対して強い達成意欲があるため、どんなプロジェクトであっても成果を出しやすいでしょう。
プロジェクトを進めるうえでは思わぬトラブルや意見の対立など、想定外のことがたびたび起こります。そういった困難な状況でも向上心の高い人は解決方法を模索し続けるため、最終的に成果につながりやすいでしょう。
プロジェクトで成果を出すことは企業全体の業績にも直結します。そのため企業を運営していくうえでも向上心の高さは仕事をするうえで必要といえますね。
③周りにプラスの影響を与えられるため
自分だけでなく周囲の人たちに良い影響を与えることも企業が向上心の高い人に魅力を感じる理由の1つです。
仕事はチーム単位で進めることも多く、どんな人と働くかはモチベーションの維持に影響する場合があります。困難な状況でも諦めない前向きな人が周囲にいることで「自分も頑張ろう」とチームにも良い影響がもたらされるでしょう。
キャリアアドバイザー
企業では一人ひとりの仕事が全体の成果に直結するため、自分だけでなく周囲にプラスの影響を与えられる人は魅力的だといえますね。
こちらの記事では「人を巻き込む力」について解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
向上心は多くの企業で評価される強みではありますが、中でも成果主義の企業では向上心がもとめられやすいです。社員同士がライバル関係で競いあうこともあり、受け身や指示待ちの姿勢ではほかの社員にどんどん先を越されてしまいます。そのため、常に自分自身の目標を明確に持ち、能動的に仕事をする必要があります。
また、ベンチャー企業やスタートアップ企業なども向上心がもとめられやすいといえますね。ベンチャーやスタートアップ企業では、成長を遂げようとする段階ということもあり、競合他社との差別化や新規事業の展開など、企業も攻めの姿勢で経営をおこなう企業が多いでしょう。必然的に、そこで働く社員も自己成長や変化がもとめられ、向上心のある人は活躍が期待できます。
どの企業でも「向上心」は評価される強みですが、成果主義、ベンチャー、スタートアップ企業などは特にもとめられると心得ておきましょう。
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押さえておきたい! 自己PRで向上心を伝えるときの3つの注意点
就活生
向上心を自己PRすることは効果的なんですね! さっそく向上心の自己PRを作成してみたいです!
キャリアアドバイザー
わかりました! 作成する前にまずは向上心を伝えるときの注意点を確認しておきましょう。
これから向上心をアピールする際の3つの注意点を解説していきます。向上心が高いことは魅力的な強みですが、伝え方を間違えると効果的なアピールにならないこともあるので気を付けましょう。注意点を把握して自分自身の魅力を伝えられるようにしてくださいね。
①行動力がないと思われないようにする
向上心を伝える際は、行動力がないと思われないように注意しましょう。向上心はあくまで「意欲」や「気持ち」であるため、実際に行動したかどうかもあわせて示さなければ信憑性に欠けてしまいます。
たとえば「いつも目標を高く設定していた」とだけ言っても、どれだけ努力したかやどのような行動をしたか伝わらないでしょう。意欲や気持ちなどの主観的な要素だけでなく「目標を達成するために実際に何をしたのか」という内容も伝えて、行動力がある点をアピールするようにしてくださいね。
②自己否定をしすぎないようにする
向上心が高い人は現状の自分を成長させようと常に高い目標を掲げる一方で、成長する前の自分を否定しすぎてしまう場合があるので注意が必要です。
たとえば「当時の自分は本当にダメな人間だったので」や「救いようがないくらいダラけていたので」など、自分をネガティブに捉えすぎた表現は避けたほうが良いでしょう。
否定的な言葉を使いすぎると、「自虐的でひねくれている」という印象をもたれる場合があります。成長前の自分に対して否定的すぎる表現は控えて、成長過程や成長した自分のことを中心にアピールするようにしましょう。
③ほかの学生と同じだと思われないようにする
向上心をアピールしようと考える学生は多くいるので、ほかの学生と同じだと思われないように伝え方や表現を工夫する必要があります。
「向上心が高い」とアピールする人が複数いる場合は、具体性があったり印象に残った学生を採用する企業が多いでしょう。そのため、「向上心がどのように高いのか」や「自分が持つ向上心の高さにはどのようなアピールポイントがあるのか」など、自分だけの向上心の特徴を示すことが必要になります。
キャリアアドバイザー
ほかの学生と差別化を図るために独自性を出すコツについては後ほど解説するので、ぜひ参考にして自分なりの向上心をアピールしてくださいね。
差別化できる! 向上心の自己PRで独自性を出す3つのコツ
就活生
向上心の自己PRで良い評価を得るには工夫が必要なのですね……。どうしたらほかの学生との違いを示せるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
良い質問です! それでは向上心の自己PRで独自性を出すコツを解説していきますね。
向上心の自己PRは多くの学生が取り上げるテーマです。向上心が高いことは魅力的ですが、ほかの学生との違いを示せなければあまり印象に残らない可能性もあります。存在感を示すためにも、これから解説する3つのコツを活用して自分だけの魅力をアピールできるようにしてくださいね。
コツ① 自分なりのエピソードを盛り込もう
向上心の自己PRでほかの学生と差別化するためには、自分が実際に経験したエピソードを盛り込むことが重要です。
「向上心が高いです」と伝えるだけでは具体性がなく説得力に欠けてしまいます。そのため企業に納得してもらうためには、「なぜ向上心が高いといえるのか」を自分が経験したエピソードを盛り込みながら伝えることが必要です。
また具体的なエピソードがあると、企業も「どのような向上心があるのか」や「目標達成のためにどのような努力や工夫をしたのか」をイメージしやすくなるでしょう。
キャリアアドバイザー
エピソードの盛り込み方については後ほど詳しく解説します。
自己PRのエピソードの選び方はこちらでも解説しているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
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コツ② 向上心を言い換えて具体性を増そう
採用担当者にほかの学生との違いを示すには、向上心を別の表現に言い換えてより具体的に表してみると良いでしょう。特に自分のエピソードにマッチした表現に言い換えると、話す内容に一貫性が生まれるのでおすすめです。
- 常に改善を追及する精神
- 限界を突破する力
- 継続的な努力を怠らない姿勢
- 物事を前向きに考える力
- 困難な課題に挑み続ける力
向上心にもいろいろな特徴があるので、自分が伝えたい内容を強調する表現に言い換えると効果的にアピールできますよ。
コツ③ キャッチフレーズで印象付けしよう
向上心の自己PRで独自性を出すには、キャッチフレーズを用いて印象付けるのも良いですね。
キャッチフレーズとは、比喩表現や独特な言い回しを用いることで注意を引くことができる手法です。キャッチフレーズを使うことで自分の強みを端的に伝えられるだけでなく、ほかの学生と差別化することができるので採用担当者の印象に残りやすくなりますよ。
- 障害を乗り越えるパイオニア
- 最初に一歩を踏み出すファーストペンギン
- 亀のような努力家
- ポジティブの塊のような人間
キャッチフレーズを示す際は自己PRの1文目で端的に伝えるようにしましょう。そこから「なぜそのキャッチフレーズが自分に当てはまるのか」を説明するようにエピソードを述べていくと、採用担当者も話の内容を理解しやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
あまりに捻りすぎたキャッチフレーズだと採用担当者に伝わりづらく、自分の強みを正確に示せない場合もあるので注意しましょう。
自己PRのキャッチフレーズの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しているので読んでみてくださいね。
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キャッチフレーズは自分の強みを把握してわかりやすい言葉で表現すると魅力的なPRになりますよ! この記事ではキャッチフレーズ例文20選、作り方、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 企業が質問する意図も理解し、魅力的なフレーズを作りましょう。
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キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
向上心を伝える際「目標を達成できたエピソードじゃないとダメ」と考えている人いますが、たとえ目標を達成できなかったとしてもそれまでの道のりや学んだことが、自分にとって価値あるものであれば十分にアピールとして使えますよ。
たとえば、フルマラソンを自分の目標タイムで完走するために頑張って取り組んだけれど、残念ながら目標タイムに届かなったという人がいるとします。その人が「自分に自信をつけたくてマラソンを始めた」「自己管理能力が身についた」「家族や友人のサポートでモチベーションやパフォーマンスが上がることを実感した」などの話を聞くと、どのような印象を持ちますか。
たとえ、結果や成果を出せなかったとしても、取り組んだきっかけや過程、学んだことは魅力的に感じるのではないでしょうか。また、この経験が次にどう活かせるのかといった未来志向で伝えることができればアピールは十分に可能です。そのためには、自分が向上心を持って取り組んできたことを丁寧に分析し、内面的な要素や背景なども盛り込んで伝えると良いでしょう。
自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!
自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。
そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!
自己PRで悩んでいるなら、まずはツールを活用して自己PRの土台を完成させましょう!
4ステップで簡単! 向上心の自己PRの作り方を解説
就活生
独自性を出す3つのコツを知ったことで、自分なりに向上心をアピールできそうです! ただ、まだどのように向上心の自己PRを作成すればいいのかがはっきりしていなくて……。
キャリアアドバイザー
わかりました! 作り方をステップ形式で解説していくので一緒に作成してみましょう。
ここからは、向上心の自己PRの作り方を解説していきます。今から解説する4ステップの手順に沿って作成すれば簡単なので、作り方をマスターしていきましょう。
簡単に自己PRを作成する方法はこちらの記事でも解説しているので、あわせて読んで理解を深めてくださいね。
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自己PRを簡単にまとめるには、アピールポイントを整理することが重要です。 この記事では、質問の理由・注意点・練習のポイントをキャリアアドバイザーが徹底解説します。 受かる自己PR例文を10個紹介しますので、この記事を参考に準備を進めましょう!
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①結論:自分の強みがどのような向上心であるかを伝える
まずはじめに、自己PRの結論となる「自分の強みがどのような向上心であるか」を端的に伝えましょう。最初にもっとも伝えたいことをはっきり示すことで、採用担当者も自己PRの内容を理解しやすくなりますよ。
また、ただ「向上心がある」と言うのではなく、向上心の内容をかみ砕いて説明することでほかの学生と差別化できます。採用担当者の印象に残るように言い換え表現やキャッチフレーズなども活用しながら自分がどのような向上心を持っているのかを伝えてくださいね。
②具体例:根拠となるエピソードを盛り込む
自分の強みがどのような向上心なのかを示したら、次は「なぜ向上心が強みといえるのか」の根拠についてエピソードを盛り込みながら伝えましょう。
- 行動するに至った経緯
- どのような目標を掲げたのか
- 目標達成のためにどのような努力や工夫をしたのか
採用担当者は自己PRを通じて経験そのものを知りたいのではなく、学生の価値観や考え方を知りたいと考えています。そのためエピソードを述べる際は何をしたのかという事実だけでなく、なぜその行動をとったのかやどういったことを工夫したのかなど、自分の考えについても伝えるようにしてくださいね。
ほかの学生との差別化を図るためにも、経験に基づいた印象的なエピソードを盛り込んで自分なりの向上心の高さをアピールしましょう。
③結果:体験から得た学びを述べる
向上心の高さの根拠となるエピソードを述べたあとは、「目標を達成できたかどうか」や「行動したことでどのような学びを得たか」などの結果や成果を伝えましょう。
エピソードを選ぶ際に目標が達成できた内容でないといけないと思う学生もいますが、達成できていなくても得た学びがあれば問題ありません。重要なのは、結果の良し悪しよりも「その経験を通じて自分自身が何を得たか」です。
たとえ目標を達成できなくても、学んだことや得た経験を糧にめげずに取り組んだ姿勢もアピールポイントになるので、自信をもって伝えましょう。
キャリアアドバイザー
良い結果や成果を得られた際は、数字や実際の成績を示すと説得力が生まれやすくなるのでおすすめですよ。
④展望:入社後にどう活かすかを示す
最後に「経験から得た学びを入社後どのように活かすか」を示しましょう。
仕事では向上心を活かせる場面が多くあります。中でも自分が持つ向上心を入社後どのように貢献できるのかを示すことができれば、採用担当者も活躍している姿を想像しやすいでしょう。
また自分が志望する業界や職種、実際におこなう仕事内容と関連付けて伝えると、採用担当者に「入社後の明確なイメージができている学生だな」と良い印象を持ってもらいやすくなりますよ。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
面接では大学時代に学んだことを入社後にも活かして活躍できるかといった「再現性」が重要視されます。そのため採用担当者はエピソードそのものではなく「その経験を活かして入社後も同じように向上心を持って働いてくれるかな」という点を重視していますよ。
たとえば「大学時代は向上心を持って、野球部で懸命に励み、優勝目指してました」とだけ伝えてしまうと、採用担当者は入社後のイメージはできるでしょうか。これでは「うちは体育会系の部活ではないんだけどな」「野球部で頑張ったことは分かったけど、うちの会社は野球とは関係ないと思うけど大丈夫かな」といった印象を持たれかねません。
企業に入社後の活躍イメージを持ってもらうためにも、入社後も同じように向上心を高く維持できることを示す必要があります。そのためにも取り組んできた過程をPDCAサイクルなどのビジネス視点で表現したり、経験を通じて学んだことを伝えるなど、入社後も向上心を維持できる理由や根拠を示すようにしましょう。
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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
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【エピソード別11選】向上心をアピールする自己PR例文
- 例文①アルバイト
- 例文②学業
- 例文③サークル活動
- 例文④部活動
- 例文⑤ボランティア活動
- 例文⑥留学
- 例文⑦インターンシップ
- 例文⑧資格取得
- 例文⑨研究活動
- 例文⑩ゼミ活動
- 例文⑪趣味
就活生
向上心の自己PRの作り方もわかったので、さっそく考えてみようと思います! ちなみに、自己PRを実際に作る際に参考にできる例文はあったりしますか?
キャリアアドバイザー
もちろんです! ではまずはエピソード別の例文を見ていきましょう!
ここからは向上心の自己PRの例文を紹介していきます。例文では向上心を別の表現に言い換えたりキャッチフレーズを用いたりして独自性を出しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。まずはエピソード別の例文11選を見ていきましょう。
例文①アルバイト
私の強みは「常に改善を追求する精神」です。
私は学生時代にカフェでアルバイトをしていたのですが、当初はコーヒーの淹れ方に不慣れだったことや、コーヒーに関する知識が足りずお客様に満足のいくコーヒーを提供できていない感覚がありました。
そこで、お客様が満足するコーヒーを提供したいという想いから、コーヒー豆の種類や淹れ方に関する書籍を読み込んだり、「コーヒーの美味しい入れ方セミナー」に自費で参加したりすることで、コーヒーに関する知見を深めていきました。そして得た知見をもとにコーヒーを提供し、お客様からのご意見も参考にしながら改善を繰り返しました。その結果、「あなたの作ったコーヒーがどこよりも美味しいよ」と言ってもらえるようになり、リピート客の増加につながりました。
この経験から、努力を積み重ねることが仕事の完成度を高め、お客様の満足度を向上させるのだということを学びました。
貴社ではこの経験を糧に自分自身とチームの成長につなげ、企業の業績や事業の拡大に貢献したいと考えています。
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キャリアアドバイザー
「結論→エピソード→学び→入社後の活かし方」の順で構成されており、内容がスムーズに理解できる例文になっていて良いですね。
例文②学業
私の強みは「高い目標に対して諦めずに取り組む姿勢」を持っていることです。
大学時代、自分自身の新しい可能性を見出したいという思いから、学内でもっとも単位を取るのが難しいと言われている講義を積極的に受講しました。この難易度の高い講義の単位を取ることを目標に頑張ろうと決意しましたが、最初はわからないことばかりで講義についていくのがやっとでした。
「このままでは目標を達成できない」と思った私は、毎日朝と夜に2時間ずつ自主的に勉強する時間を確保し、目標達成に向けてコツコツと努力を重ねました。その結果、無事に目標であった単位を取得することができたうえ、教授からも直接お褒めの言葉をいただくまでになりました。この経験から、高い目標であってもあきらめずに辛抱強く取り組むことで自分を成長させることができるのだと強く実感しました。
貴社に入社後は、自ら高い目標を掲げ達成に向けて粘り強く取り組むことで、貴社や取引先に貢献できる人材として活躍したいと考えています。
キャリアアドバイザー
行動を起こす動機やぶつかった課題、どうやって乗り越えたかなど、向上心の自己PRに必要な要素がしっかり入っていて、伝わりやすい構成になっていますね。
こちらの記事では「学業で力を入れたこと」の伝え方を解説しているので、興味がある学生はあわせて読んでみてくださいね。
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回答に困る? 「学業で力を入れたこと」への答え方は難しい こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「就活で学業で力を入れたことを聞かれた際にどのように答えればいいのでしょうか」「ゼミなどに入っていないので、学業で力 […]
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例文③サークル活動
私は「障害を乗り越えるパイオニア」です。
大学3年次にソフトボールサークルのキャプテンに指名されましたが、当初はチームの目標もなく、野球部経験者のメンバーのやる気も下がっており、練習に対して物足りない雰囲気を出していました。
このままではチームの盛り上がりに欠けてしまい、暗い空気感がほかのメンバーにも伝染すると危機感を抱いたため、どうしようかと悩んでいました。
ある日、たまたま通りかかった場所で開催されていた市のリーグの試合を見て、「これは解決につながるかもしれない!」と直感し、チームメンバーに市のリーグへの登録を提案しました。チームメンバーから賛否両論はあったものの、丁寧にリーグの趣旨を説明した結果、最終的には全会一致で市のリーグへの登録を果たすことができました。さらに、登録初年度の大会ですぐに優勝を果たすなど、チームの士気向上に直結させることができました。
この経験から、一段レベルの高い目標がメンバーのモチベーションを高め、チーム力を底上げすることを学びました。
貴社に入社後も障害から逃げることなく、自ら進んで物事を変革することで組織を活性化するパイオニアとして貢献していきます。
キャリアアドバイザー
「障害を乗り越えるパイオニア」のようにキャッチフレーズ化することで、面接官の印象に残りやすい例文になっていて独自性が感じられますね。今回の例文のように「自分の強みを一言で?」と自問し、キャッチフレーズを考えるのも良いでしょう。
例文④部活動
「自分の限界を突破する力」が私の持ち味です。
大学では自分の限界を突破したいと思い、これまで未経験であった野球部に入部しました。当然ながら、野球に対する考え方や身体の使い方の知識が不足しており、ミスをしたり失点につながる行動を多くしてしまっていました。
このままではレギュラーどころかベンチにも入れないと思い、毎日の練習後に1時間の走り込みや300回の素振り、壁投げなど、地道なトレーニングを1年間続けました。加えて、プロ野球選手の連続写真やビデオ解析で自分に合ったフォームをバッティングセンターで試すなど、試行錯誤しながら向上意欲をもって取り組みました。
さらに、コーチのアドバイスなども積極的に取り入れて練習を重ねた結果、徐々に結果が出せるようになり、練習試合通算で3割5分、エラーなしの成績を残し、レギュラーの座を獲得するまでになりました。
この経験から、自分の限界を設けずに高みを目指して努力することの大切さを学びました。
貴社ではこの限界突破力を活かし、どんな難題にも積極的に取り組みたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
キャリアアドバイザー
高低差がハッキリとわかるストーリーで、限界突破力を印象付ける良い例文ですね。今回の例文のように、映像として頭に浮かびあがるような回答を心掛けると良いでしょう。
例文⑤ボランティア活動
私には「難解な課題の解決に向けて挑戦する力」があります。
大学時代に、教育関連のボランティア活動で東南アジアの国々を回りました。そこで、教室に教科書が数冊しかなく、満足に教育を受けられない子どもたちが多くいる国の状況を目の当たりにし、強い課題意識を感じました。
難しい挑戦でしたがあきらめたくなかった私は、まずは1つの小学校の教育方法を変えることからだと思い至り、行動に移しました。具体的には、ボランティア団体と協力し、教科書の代わりにタブレットを人数分配布することで、いつでも教科書をダウンロードしてみれるような仕組みを導入しました。
その結果、子どもたち1人ひとりが勉強に集中できるようになり、小学校の先生たちにも「本当にありがとう」という感謝の言葉をいただくことができました。この経験から、一見解決が難しそうな課題であっても、自分にできる範囲から挑戦していくことで状況を変えられることを学びました。
貴社に入社後も困難な課題に積極的に挑戦し、自分にできることを増やしていきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
強い課題意識から難解な課題にも果敢に挑む姿をイメージできて良いですね。内容も具体的で独自性もしっかり出せています。
ボランティアをテーマにした自己PRについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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自己PRでボランティア経験を効果的に伝えるための4つのステップ
自己PRでボランティア経験をアピールすときは、能力や人柄が伝わる内容にすることで効果的に伝えましょう。今回は、自己PRでボランティア経験で効果的に自己PRする4つのステップや自己PR例文をキャリアアドバイザーが紹介します。
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例文⑥留学
私には「好奇心を持って新しいことにチャレンジする力」があります。
大学時代に地域の文化を学びたいと思い、興味のあったオーストラリアに半年ほど海外留学をしたのですが、当初は土地の風習もわからず英語もままならない状態でした。しかし、文化を学びたいという好奇心から、学校のカリキュラム以外でも積極的に現地の人々に話しかけたり、興味がある地域に自ら足を運ぶようにしました。
その結果、帰国する頃には語学力も身についており、帰国後は自分がオーストリアで経験したことや感じた文化をボランティアとして小学生に伝える活動をおこないました。さらに生徒の中には「〇〇さんのおかげで自分も新しいことにチャレンジしてみようと思いました」と言ってくれる人もいて、自分の行動が誰かの役につながったと実感できました。
この経験から、自分自身の好奇心に従って新しいことへの挑戦を繰り返すことで、自分自身を成長させるだけでなく、周りにも良い影響が与えられることを実感しました。
貴社に入社後も新しいことに積極的にチャレンジし、周りにプラスの影響を与えられる存在として貢献したいです。
キャリアアドバイザー
自分自身の成長だけでなく「周りにプラスの影響を与える」力があることをしっかりと示せています。カリキュラム以外に自ら実行したエピソードも積極性を示せていて良いですね。
留学の自己PRについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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体験談ではNG! 自己PRで留学をアピールする方法と強み別例文6選
自己PRで留学をアピールするときは前後のプロセスが欠かせません。今回は留学をアピールする際に知っておくべきことや、アピールできる強みについて紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、強み別に例文6選も解説するので、参考にしてくださいね。
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例文⑦インターンシップ
私は自分の強みである「果敢にリーダーシップを発揮する力」を活かして、長期のインターンシップでおこなったプロジェクトを成功に導いた経験があります。
そのインターンシップでは皆からの推薦で、新製品を導入するプロジェクトを率いるリーダーに指名されましたが、最初はプロジェクトの規模の大きさと複雑さに圧倒されていました。
これはチームで力を合わせてやり抜くしかないと考え、チームを集めて共通の目標を掲げ、それぞれの役割と責任を明確にすることから始めました。また、週1回ミーティングをおこない、進捗や課題を共有し問題を解決するためのアイディアを集めたうえで、問題を1つずつ解消していきました。
結果として、プロジェクトで期待以上の成果を出せたことで、新製品の導入はスムーズに無事おこなわれました。そしてこの経験から、自分1人の能力には限界があり、組織全体で成果を最大化することの重要性を学びました。
貴社ではこの経験を活かし、1を100にも1000にもできるような成果を組織全体で生み出せるようにしていきたいと思います。
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キャリアアドバイザー
誰も使わないような表現を用いるとインパクトが残ります。例文のように「1を100にも1000にもできるような」という表現は、ほかの学生が使わないフレーズなので記憶に残りやすいですね。
例文⑧資格取得
「継続的な努力を怠らない姿勢」が私の強みだと考えています。
たとえば、この強みは資格取得で活かされました。私は大学時代に「税理士資格」を取得するというハードルの高い目標を設定しました。周囲からは「無理だろう」と言われましたが、「雨垂れ石を穿つ」の精神で朝晩の隙間時間を有効に使うなど、毎日の努力を積み重ねました。
大学2年で会計科目に合格しましたが、税法科目については大学3年以上で62単位以上の取得が必要だったため、その間、1年365日1日も休むことなく勉学に励みました。その努力が実を結び、大学4年で税法科目にも合格し、見事に税理士資格を取得することができました。
この経験から、「1日で見れば小さな努力でも、継続して積み重ねれば大きな成果につながる」ことを学びました。入社後は自らの経験で得た力を発揮し、貴社の経営に貢献したいと考えています。
キャリアアドバイザー
最後の内容は比較的記憶に残りやすいといわれています。そのため、この例文のように最後にキャッチフレーズ化すると頭に残りやすいためおすすめですよ。
自己PRのテーマに資格取得を考えている人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。アピールすべきポイントについても詳しく紹介しています。
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例文⑨研究活動
私の強みは「困難な状況でも試行錯誤して解決の糸口を見つける力」です。
大学時代に街のデザインに関する研究活動をしていたのですが、扱う分野の先行研究が見つからなかったため、新しい研究方法を作り出すために自ら事前調査をおこなう必要がありました。すべてが初めての経験でしたが、関連書籍をいくつも読みこみ、別大学の教授に自らアポイントを取って話を聞きに行くなど、解決の糸口を見つけるために駆け回りました。
その結果、無事に研究を実施することができ、学会からも「専門分野においてもとても貴重な研究論文となった」と良い評価を得ることができました。
この経験から、困難な状況であっても方法を模索しながらいろいろと行動に移していくことで、問題を解決する力を身に着けることができたと自負しています。貴社に入社後も行動する精神を忘れずにさまざまな問題を解決していきたいです。
キャリアアドバイザー
向上心を言い換えて具体性を示すことで、どのような強みがあるのかイメージしやすくなっていますね。エピソードともしっかり関連付けられていて一貫性のある良い自己PRです。
例文⑩ゼミ活動
私には「物事を前向きに捉える力」があります。
この強みは、ゼミ活動の一環で、地域の小学校にSTEM教育(将来科学技術の発展に貢献できる人材を育てることを目的とした教育)を推進するプロジェクトをおこなったときに活かされました。
プロジェクトの成功には、科学と数学に対して子どもたちにポジティブな印象をもってもらうために、新しい発想と教材を開発することが必須でした。私は教材開発担当で、全力で調査と実施計画の立案に取り組みましたが、教材のデザインや構成が思ったように進まず、悩んでいました。
ある日、姪っ子と遊んでいるときに、大人の視点を強要するのではなく、当事者である子どもの視点で作ることの重要性に気づきました。そこからは、漫画やイラストなど視覚的な要素を多く取り入れ、発達心理学やコピーライティングなどの要素を入れ込むことで、満足できる教材を作り上げることができました。
その教材を通じて子どもたちが科学や数学に興味を持ち、問題解決力を発揮する様子を直接見れたことで、強い手ごたえを感じました。
貴社ではこの経験で学んだことを忘れずに、何事も前向きに捉える強みを活かしながら、お客様視点を大事にして仕事を進めていこうと思います。
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キャリアアドバイザー
向上心を「物事を前向きに捉える力」と言い換えることで、自分自身の強みの特徴を上手に示せていますね。エピソードも具体的でイメージが浮かびやすく、自分が持つ強みに説得力が持たせられていて良い自己PRになっています。
例文⑪趣味
私は趣味としてボードゲームのデザインに熱中しており、この趣味を通じて持ち前の「粘り強さ」を発揮しています。
友達の勧めで数年前からボードゲームのデザインに挑戦しておりますが、最初は完成には程遠く、何度もルール変更やゲームの仕組みの改善が必要でした。
そこで持ち前の粘り強さを活かし、「絶対にあきらめない」という精神で進行中のプレイテストに多くの時間を費やし、友人や仲間のゲーマーからアドバイスをもらいながら、数々の改良を繰り返しました。
その結果、現在ではフリーマーケットで予約待ちになるほど、楽しみと挑戦を味わえるボードゲームが完成しました。
ボードゲームのデザインに挑戦して得た学びは、貴社のデザインでも十分に活かせると考えています。入社後も持ち前の粘り強い性格を活かし、チームワークを発揮しながら高い成果を出していきたいと思います。
キャリアアドバイザー
向上心を「粘り強さ」と言い換えることで、自分の強みのポイントをしっかり示せていますね。エピソードでも粘り強い性格を裏付ける根拠が述べられており、説得力のある例文になっています。
- 例文⑫営業職
- 例文⑬技術職
- 例文⑭企画職
- 例文⑮事務職
- 例文⑯販売職
- 例文⑰エンジニア
キャリアアドバイザー
やはり例文があると正しいイメージが湧くので助かります!
キャリアアドバイザー
それは何よりです! では続いて職種別の例文も紹介しますね!
エピソード別の例文のあとは職種別の例文も確認していきましょう。同じ向上心の高さをアピールするとしても、職種によってもとめられるスキルは変わるのでアピールすべきポイントが異なります。職種の特徴にマッチしたアピールの仕方ができると魅力的な自己PRになるので、なりたい職種や興味を持っている職種がある学生はぜひ参考にしてくださいね。
例文⑫営業職
私は自分のことを「ポジティブの塊のような人間」だと思っています。
大学時代に友人と2人で海外旅行に行ったのですが、友人が盗難の被害に遭いお金やパスポートを一式盗まれてしまう事態が発生しました。友人はとても焦り慌てていたため、まずは「なんとかなる!」と友人を安心させ、前向きに解決策を見つけていくことを提案しました。
その結果、友人も気力が戻り、その後は2人で協力して解決策を調べながら1つずつ行動に移していくことができました。最終的にパスポートも見つかり、友人からは「君がいなかったらどうなっていたかわからない、支えてくれてありがとう」という感謝の言葉をもらうことができました。
自分の強みを活かして、貴社の営業職として先方の不安や悩みに寄り添い、前向きに解決策を提供できるような人になりたいと思います。
キャリアアドバイザー
向上心のキャッチフレーズを使って独自性を出せていて良いですね。人の不安や悩みに寄り添うことは営業職で顧客に接するときにも大切になるので、採用担当者からも魅力的に見えるでしょう。
例文⑬技術職
私は「失敗は成功の母」を信条とする技術者として、粘り強く最適解を導き出す自信があります。
大学で実施された自動機械制御プロジェクトに参加し、自動化された製造ラインの設計と制御に取り組みました。私の役割は、製品の組み立てプロセスを効率化し、品質を向上させる自動化システムの設計でしたが、センサー・モーター・プログラム制御の3つを組み合わせて、生産プロセスを最適化するのに苦労しました。
しかし、持ち前の粘り強さで何度もトライ・アンド・エラーを繰り返し、最適値を導き出すことで、生産効率31%の向上、エラー率53%の低下を実現しました。
このプロジェクトを通じて、機械制御、ロボティクスおよび自動化技術に関する実践的な知識を深めるとともに、チームで協力し、リーダーシップを発揮する重要性も理解しました。将来は機械工学の専門知識と経験を活かし、貴社で新たな技術革新を実現するために貢献したいと考えています。
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キャリアアドバイザー
「失敗は成功の母」という信条とエピソードが合っているので、説得力がありますね。このようにエピソードから逆算してキャッチフレーズ化することで、印象に残りやすくなるのでおすすめです。
例文⑭企画職
私は「良いものを作るために努力を惜しまない人間」です。
私は大学時代に3回文化祭の実行委員リーダーを務めました。年々規模が大きくなるにつれ予算も多くなり人員も増えたことでやれることの幅が広がった一方で、企画を考えることの難易度も上がりました。前年の文化祭を超える企画を考えるためには多くの人が驚き、喜ぶような内容を考える必要があったのです。
私は「良いものを作り上げたい」という強い想いがあったため、プロジェクトの企画関連の書籍を読み漁りどうしたら面白い企画が作れるかを徹底的に調べました。さらに、学んだことを実行委員メンバーにも共有することで、チーム全員で良い文化祭にするための企画を作り上げていきました。
その結果、チーム全員で文化祭を成功に導くことができ、大学側から「過去最高の文化祭だった」と高い評価をもらうことができました。この経験から学んだ良いものを追求し続けることの大切さを忘れず、貴社の企画職として大きな企画を任される存在として貴社に貢献したいと考えています。
キャリアアドバイザー
向上心を企画職にマッチした言葉で言い換えており、独自性が感じられます。エピソードからも企画職への強い想いが伝わってくる良い自己PRですね。
企画職について詳しく知りたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。
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例文⑮事務職
私には「着実に成果を積み上げる力」があります。
たとえば、学内の文書管理プロジェクトでこの力が活かされました。当時、学内の文書管理は紙媒体がほとんどだったため、文書整理のデジタル化への対応が急ぎ必要でした。
このプロジェクトでは文章の正確性と整合性を確保するのに苦労しましたが、持ち前の着実性が役に立ち、抜けもれなく細かなチェックをすることができました。
また、データベース管理への移行を受け、文書の検索やカテゴリ分類の作成が必要でしたが、他者の意見も踏まえつつ粘り強く取り組んだことで、必要な情報にすぐにつながる仕様にアップデートすることができました。
この経験で発揮したように、粘り強く着実に成果を生み出す私の特性を活かし、貴社の事務作業では正確性と効率性を意識して、仕事に取り組んでいきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
事務職の仕事に必要な正確性や効率性が上手にアピールできている例文ですね。エピソードを通じて即戦力な人材であることが伝わってきます。
例文⑯販売職
私は「積み重ねを怠らない努力家」です。
大学時代にアパレルの販売員としてアルバイトをしていましたが、働き始めた当初はわからないことだらけでした。私は「次の出勤時にはできるようになる」と毎回メモをとっては家で復習することを繰り返し、半年後には10冊のメモ帳が積み重なるまでになっていました。
毎日コツコツ取り組んだ甲斐もあり、9カ月後には店長がいなくても1人でお店を回せるくらいにまで成長することができました。この経験から、毎日努力を積み重ねることで少しずつ自分を成長させ確実にレベルアップすることができることを、身をもって実感しました。
貴社に入社後も、販売職として日々地道に努力することを忘れずに、お店とお客様に貢献できるように頑張りたいです。
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キャリアアドバイザー
「努力家」というキャッチフレーズを使うことで、どのような向上心を持っているのかしっかり示せていますね。エピソードもキャッチフレーズを体現しており説得力がある良い自己PRです。
販売職について詳しく知りたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。
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例文⑰エンジニア
私の強みは「困難な課題に取り組む際の忍耐力」です。
大学のゼミで実施したプログラミングのプロジェクトにおいて困難な場面がいくつもありましたが、くじけずに立ち向かいました。
あるプロジェクトでは複雑なデータベースエラーに直面し、夜遅くまでトラブルの改善に取り組んだ経験があります。最初は挫折しそうになったこともありましたが、プログラムのエラー修正やアルゴリズムの最適化などに対して、粘り強く問題解決に取り組んだ結果、最終的にプロジェクトの納期に間に合わせることができました。
この経験から、困難を乗り越える忍耐力の価値を改めて学びました。この忍耐力を武器に貴社のエンジニアとして、チームと協力しながら優れた解決策を提供し、世の中の役に立つ仕事をしていきたいと思います。
キャリアアドバイザー
エピソードを通じて、企業で実際に責任をもって仕事に取り組みそうなイメージを出せている例文ですね。自己PRを考える際は、入社後に活躍しているイメージをもってもらえるようにすることがポイントです。
【NG例6選】向上心の自己PRで避けたい例文を紹介
- 例文⑱行動力がない
- 例文⑲自己否定をしすぎている
- 例文⑳ほかの学生と差別化しきれていない
- 例文㉑エピソードが具体的でない
- 例文㉒言い換え表現がわかりづらい
- 例文㉓向上心のキャッチフレーズになっていない
就活生
向上心を自己PRでアピールする場合に避けるべきポイントはありますか?
キャリアアドバイザー
良い視点ですね! NG例文も紹介しますので、一緒に確認していきましょう。
魅力的な自己PRを作るには正しい例文だけでなく、向上心を上手くアピールできていない例も知っておくと良いでしょう。ポイントを押さえていないものや注意点を意識できていない例文を紹介するので、自己PRを作成する際ぜひ役立ててくださいね。
例文⑱行動力がない
私の強みは、高い向上心があることです。
大学時代にいくつかの講義で単位取得が危うくなっていた時期があり、やる気を失っていました。その中でモチベーションを高める本に出会ったことで、やる気が少しずつ戻ってくるようになりました。
そこで私は、いろいろな自己啓発の本を読むことで自分のモチベーションを上げることができると気づき、多くの本を読むようにしました。その結果、やる気がなくなることはほとんどなくなり、常に高い目標を掲げて取り組むことができるようになりました。
この経験から、自分のモチベーションを保つことで高い目標を掲げて努力することができると実感したので、貴社に入社後もやる気を失わずに業務に取り組むことができると考えています。
キャリアアドバイザー
やる気を出すことや高いモチベーションを保つことがメインになってしまっており、実際にそこからどのように行動したのかが伝わらない印象になってしまっていますね。入社後は実際に行動してどのように結果を残せるかが重要になるので、気持ちや思いだけではなく、行動したことで強みをアピールできると良いでしょう。
例文⑲自己否定をしすぎている
私には、高い向上意欲と強い責任感があります。
大学時代にラクロス部に所属していましたが、ある試合で自分がボールのキャッチミスをしたことで、チームのリーグ優勝を逃してしまいました。
私は「全部自分のせいだ……」「こんな自分はダメな人間だ……」と強い責任感を感じました。チームメイトは「君だけのせいじゃない」と言ってくれましたが、全て自分が背負うべき責任だと強く思っていたので、そこから自分だけ毎日の練習量を倍に増やし、努力を積み重ねました。その結果、次の年の大会では昨年成し遂げられなかったリーグ優勝を果たすことができました。
この経験から、強い責任感と高い向上意欲をもって取り組むことで、必ず結果はついてくるのだということを学びました。貴社に入社後も、この強みを活かして自分を成長させ、さまざまな仕事で成果を出していきたいと考えています。
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キャリアアドバイザー
エピソードや得た結果は良いのですが、強い責任感から自己否定しすぎている印象があります。課題意識を感じることは大事ですが、あまりに自己否定や自己卑下をしすぎるとネガティブな印象を持たれかねないので、取り組み過程や出した成果を中心に強みをアピールできると良いですね。
例文⑳ほかの学生と差別化しきれていない
私の強みは「向上心」です。
大学時代に自分の専門以外の講義を受けた際、最初は専門用語がわからず教授の話の半分も理解できない状態にありました。「難しい内容を理解できるようになって自分の知見を広げたい」と考えた私は、毎回ノートを取り帰宅後に30分復習をおこなうことを決め、実践しました。
その結果、少しずつ専門用語がわかるようになり、最終的に無事単位を取得することができました。
この経験から、決めた目標に向かって努力する向上心を持って取り組むことで成果につながることを実感しました。貴社でも向上心を活かして仕事の成果につなげたいです。
キャリアアドバイザー
どのような向上心か1文目を見ただけではわからず、エピソードもほかの学生と差別化しきれていない印象ですね。向上心を別の表現で言い換えたり、エピソードをより具体的にすると伝わりやすくなるでしょう。
例文㉑エピソードが具体的でない
私の強みは、行動力と向上心です。
大学のゼミ活動では、積極的にチームに貢献し、リーダーシップの機会を掴みました。
例えば、私が主導したプロジェクトでは、チームメンバーと協力して新しいアプリケーションの開発を成功させました。
プロジェクトの最初は課題が山積みでしたが、それらの困難を乗り越え、期限内に素晴らしい成果を出すことができました。
このような経験から、行動力と向上心が成功につながることを学びました。この学びから現在は、毎日新しいスキルや知識を学び、自己成長を続けています。
将来、私は自分の行動力と向上心を活かし、チームでプロジェクトを成功に導くことで組織の成長に貢献し、自分自身も成長させることで最終的にはリーダーとして活躍したいと考えています。
キャリアアドバイザー
頑張ったことや結果を残せたことはわかりますが、エピソードに具体性があまりなく、経験した内容がイメージしづらくなってしまっています。いつ・どこで・だれが・なにを・どのようになどを示すことを意識して、採用担当者の頭に情景が浮かぶように心がけると良いですね。
例文㉒言い換え表現がわかりづらい
私は「目標達成に向かって日々努力を重ねるあきらめることのない精神」を持っています。
大学時代に海外留学したいという思いがあり、1年でTOEICのスコアを400点上げることを目標にして日々勉強に取り組みました。英語が苦手だった私は、単語や熟語をスムーズに覚えられないことに加え、リスニングで英語がうまく聞き取れないためになかなかスコアを上げられずにいました。
そこで、毎日通学時間にアプリで学習を繰り返し、家では洋画や海外のラジオを聞き続けることで英語に慣れる訓練をしました。その結果、400点までは届かなかったものの300点上げることができ、海外留学も充実したものとなりました。
この経験から、目標達成に向かって日々努力を重ね、あきらめずにやり続けることで大きな成果を出せることを学びました。貴社に入社後も努力し続け大きな成果を出したいです。
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キャリアアドバイザー
向上心の言い換えに多くの要素が入っており、どのような向上心が強みなのかわかりづらい印象です。自分の特徴に合う向上心の要素に絞って伝えられると良いですね。
例文㉓向上心のキャッチフレーズになっていない
私は友人から「アルバイトの探検家」と呼ばれており、自分の強みだと自負しています。
大学時代に学費や部活動費を稼ぐために、一時期アルバイトを5つ掛け持ちしていた経験があります。大学4年間を通して12のアルバイト先で働きました。この経験から、さまざまなジャンルの知識や知見を得ることができ、急に対応をもとめられたとしてもある程度のことは自分で解決できるようになりました。
貴社に入社後は複数のアルバイトで身に着けたスキルを生かし、さまざまな問題を解決していきたいです。
キャリアアドバイザー
キャッチフレーズを用いるのは良いですが、向上心の特徴を言い表せておらず強みを示せていない印象です。エピソードも向上心を表す内容になっていないため、全体的に修正するか別の強みを伝えると良いでしょう。
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自己PRは仕上がったけれど、「採用担当者にうまく伝わるかな」「これでいいのかな」というように良いか悪いか不安なときは、1人で悩むよりも誰かに見てもらって客観的評価をもらうことをおすすめします。
たとえば他人の書いた文章に違和感を感じたことはありませんか。誤字や脱字、句読点の打ち方など「なんか読みづらいな」とか「まわりくどいな」など、気になった経験がある学生もいるでしょう。自分だけの確認だと、どうしても癖や違和感に気づきにくいため、ほかの人に事前に確認してもらうのがおすすめですよ。身近な存在の友人や家族だと気軽に相談しやすいかもしれませんね。
また、キャリアセンターの職員や就活に詳しいエージェントに相談するのもおすすめです。これまでにも多くの応募書類を添削してきた経験から、専門家ならではのアドバイスをもらうことができ選考の通過率も高くなるのではないでしょうか。向上心の自己PRを効果的に伝えるためにも、積極的に第三者の人に相談してみてくださいね。
向上心の自己PRに関して学生からよくある質問に回答!
向上心の自己PRを作成する際には悩むことや不安なことも出てきますよね。ここでは向上心の自己PRに関して学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
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自己PRで向上心を伝えるときの注意点はありますか?
自己PRで向上心を伝える際は、行動力がないと思われないように注意しましょう。向上心はあくまで「意志」や「気持ち」を表す言葉のため、ただ「向上心ある」と伝えても説得力に欠けてしまいます。なぜ向上心が高いといえるのか、根拠となるエピソードとあわせて伝えるようにしましょう。また、「以前はダメな人間でした」など成長前の自分を否定しすぎるような表現もネガティブな印象をもたれてしまうので避けたほうが良いですね。
注意点を押さえたうえで、ほかの学生と同じにならないように自分なりの魅力をアピールできるように、向上心の伝え方や表現を工夫して伝えましょう。
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向上心の自己PRで差別化する方法を教えてください。
向上心の自己PRで差別化するには、実体験のエピソードを盛り込むことや異なる表現で向上心を表す、向上心を自分がアピールしたい強みに寄せて具体化するなどの方法があります。また、印象的なキャッチフレーズを使うことも独自性を出しほかの学生と差別化を図るための工夫として効果的でしょう。
向上心が高いことは企業にとって魅力的な強みですが、向上心の高さをそのまま伝えるだけではほかの学生との違いを示すことは難しいです。自分の特徴や強みを採用担当者がイメージしやすいように言い表したり、具体性を持たせて説明することで差別化しましょう。
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向上心を自己PRするときの言い換え表現を教えてください。
向上心を自己PRする時の言い換え表現にはさまざまな言葉があります。たとえば「物事を前向きに捉える力」「困難な課題に挑み続ける力」「継続的な努力を怠らない姿勢」など、向上心の高さをより具体的に説明するように言い換えると良いでしょう。また、「粘り強さ」や「チャレンジ精神」など向上心という言葉を別の言葉に言い換えることもできますよ。
向上心を言い換えることで採用担当者にわかりやすく伝えることができるだけでなく、ほかの学生との差別化にもつながります。ぜひ言い換え表現の例を参考にして、自分に合う表現で向上心の高さをアピールしてくださいね。
向上心の自己PRはオリジナリティが重要! 伝え方を工夫して好印象を狙おう
自己PRで向上心の高さを示すことは企業に自分の魅力を伝えるうえで効果的です。一方で多くの学生がアピールする内容でもあるため、そのまま伝えるだけではほかの学生と被ってしまい自分の魅力を伝えきれない場合もあるでしょう。
採用担当者の印象に残るためには、向上心の伝え方や表現を工夫し自分だけのオリジナリティを示すことが重要です。言い換え表現やキャッチーフレーズを用いながら、自分だけの向上心をアピールしていきましょう。
そもそも向上心とはどのような意味なのでしょうか?