介護職の面接は質問の準備が大切! 回答例8選と逆質問について解説

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  • 川﨑 瑛久

    川﨑 瑛久

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コラムの目次

  1. 介護職の面接を勝ち抜くにはよく聞かれる質問内容を把握しよう
  2. 介護職に求められる人材とは?
  3. ①相手に寄り添うホスピタリティを持っている人
  4. ②明るく元気な人
  5. ③体力に自信のある人
  6. ④利用者だけでなくその家族にも気配りができる人
  7. 介護職の面接で重要なポイントを押さえておこう
  8. 笑顔で受け答えをする
  9. 前向きな姿勢でやる気を伝える
  10. 企業研究をしておく
  11. 質問の回答に一貫性を持たせる
  12. 逆質問で好印象を持ってもらう
  13. 介護職の面接でよくある質問8選とOK/NG回答例
  14. ①なぜ介護職に就職しようと思いましたか
  15. ②なぜこの企業(施設)を選んだのですか
  16. ③学生時代に力を入れたことは何ですか
  17. ④目標やキャリアプランはありますか
  18. ⑤長所と短所を教えてください
  19. ⑥普段高齢者とのかかわり合いはありますか
  20. ⑦最近気になった介護のニュースはありますか
  21. ⑧残業や夜勤も対応できますか
  22. 意欲が伝わる介護職の逆質問例
  23. 業務内容についての逆質問
  24. 社風についての逆質問
  25. キャリアについての逆質問
  26. 面接に臨むにあたっては業界動向も押さえておこう
  27. 高齢化による市場拡大
  28. 介護業界は慢性的な人手不足
  29. 政府も業界支援に積極的
  30. 異業種からの参入
  31. 企業研究をして介護職の面接の質問の回答を事前準備しよう!

介護職の面接を勝ち抜くにはよく聞かれる質問内容を把握しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく

「介護の面接でどんな質問をされるのか教えてください」
「介護職に求められる人材を知りたいです」

といった質問を受けます。家族の介護を通して業界に興味を持った、人のために役に立つ仕事がしたいなど介護職で働きたいと考えている人は多いですよね。

介護業界は慢性的な人手不足のため、働きたい人材は歓迎されますが、向き不向きがあるため誰でも採用されるわけではありません。介護職の面接を勝ち抜くには、よく聞かれる質問内容を把握し事前準備を徹底することが大切です。

この記事では、介護職に求められる人材、面接のポイント、よくある質問8選とOK、NG回答例、逆質問例、業界動向について解説していきます。介護職に興味のある学生は是非読んでみてくださいね。

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介護職に求められる人材とは?

介護職に求められる人材
  1. 相手に寄り添うホスピタリティを持っている人
  2. 明るく元気な人
  3. 体力に自信のある人
  4. 利用者だけでなくその家族にも気配りができる人

介護職は高齢化が進む日本に必要不可欠な仕事であり、とても需要が高いですが、ハードな仕事内容や賃金の低さから離職率も高く慢性的な人材不足が問題視されています。

そのため、面接を通して介護職に求められる人材にマッチしているのか確認をおこない、長く安定して働き続けられる人材かの判断をおこないます。

人を介護するためには、相手を思いやる気持ちや体力などさまざまなスキルが必要です。ここからは、介護職に求められる人材について解説します。

①相手に寄り添うホスピタリティを持っている人

介護職に求められる人材は、相手に寄り添うホスピタリティを持っている人です。利用者が何を求めているのか、どうすれば楽になるのかを適宜コミュニケーションを取りながら、日常のさまざまなシーンごとに考えサービス提供する必要があります。

介護度は人によって異なり、話ができる人もいればそうでない人もいます。また、頼むのが苦手な性格の人や、上手に伝えられずに癇癪を起こして八つ当たりをする人もいます。

介護される高齢者一人ひとりに寄り添い必要なことは何かを、その都度考えて行動する必要があります。相手の気持ちを推測し、思いやりを持って接することができるホスピタリティの高い人が向いている仕事です

思いやりをアピールする方法はこちらを参考にしてみてください。

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②明るく元気な人

介護職は、利用者や家族、同僚など人とかかわりながら働く仕事であるため、明るく元気な人が求められます。特に介護される高齢者の中には耳が遠い人も多いため、明るく元気に大きな声でハツラツとしている人材は重宝されます。

介護の仕事は、やりがいを感じるときもあれば辛いときもあり、明るく元気に乗り越える気概がないと続けることが難しいです。また、周りのすべての人と良好な関係性を築いていくためにも、明るく前向きに仕事をする必要があります。

介護職は毎日人とかかわる仕事であるからこそ、元気のない人よりも、いつも明るく元気で笑顔を忘れずに働ける人材を求めています

元気さをアピールするには前向きな姿勢をアピールすると良いでしょう。

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③体力に自信のある人

介護職は身体を使う仕事であるため、健康体で体力に自信のある人が向いています。反対に体力に自信のない人や体を使って働くことに抵抗がある人は向いていません。

たとえば、利用者の中には、自力で立ち上がれない人がいます。お手洗いやお風呂への移動サポートやベッドでの持ち上げなどに体力が求められます。

また、施設によりますが勤務体系が24時間の交代制である場合が多く、日中だけでなく早朝や夜間にも働く必要があります。早番、遅番、夜勤などバラバラのシフトで勤務するため、食事や睡眠時間が不規則になります。そのため、介護職は体力勝負な部分が多い仕事であるといえます

④利用者だけでなくその家族にも気配りができる人

介護職には、利用者だけでなくその家族にも気配りができる人材が求められます。大切な家族を預けているため、施設の雰囲気や職員の様子をしっかり確認している家族は多いです。明るく元気に挨拶してくれたり、軽い雑談をしてくれたりする職員がいると、それだけで利用者家族は安心できます。

また、利用者の家族もさまざまな事情や立場があるため、丁寧なコミュニケーションを取り、感じていることや考えていることを把握する必要があります。ただ利用者のケアだけをすれば良いのではなく、家族にも寄り添い気配りができる人は、介護職に向いているといえます

キャリアアドバイザーコメント

大川 歩美

大川 歩美プロフィール

介護業界だからこそ相手にきちんと寄り添える人材が求められる

「介護職に求められる人材」の4つのうち「体力に自信がある」以外の3つが、対面で求められるスキルですよね。ここから分かるとおり、要介護者や家族に対して相手が気持ちよく介護を受けられるスキルが求められています。当たり前と感じる人が多いと思いますが、中には勘違いをして「親切心を押し付けてしまう」こともあるので注意が必要です。

たとえば、要介護者がゆっくり歩いているときに、どのような手助けをしたいと感じますか。つい手を差し伸べたくなると思いますが、実は要介護者は手助けを必要と感じていないかもしれません。良かれと思って行動をしたとしても、相手にきちんと寄り添わなければ「介護をしてもらった」と感じてもらうことはできないのです。

自分が良いと思って行動をするのではなく、相手が何を求めているのかを寄り添って考え行動することが大切ということを覚えておきましょう。

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介護職の面接で重要なポイントを押さえておこう

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就活生

介護職は人とかかわる仕事なので、面接で人柄を重点的に確認されると思うのですが、介護職の面接のポイントを教えてください。

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キャリア
アドバイザー

良い質問ですね。では、解説していきましょう。

介護職は、利用者本人、利用者家族、一緒に働く仲間など毎日必ず人とかかわりながら仕事をおこないます。そのため、面接では話している内容と同様に、雰囲気や人柄などを確認しています。笑顔での受け答えや前向きな姿勢で熱意をアピールしていきましょう。

笑顔で受け答えをする

介護職の面接では、介護の仕事が他者とのコミュニケーションが必須であることを踏まえて、笑顔で受け答えをすることが重要です。面接は緊張すると思いますが、表情が固すぎると、暗い人やコミュニケーション能力が低い人と勘違いされてしまう可能性があります。

採用担当者は、話し方や雰囲気で自社にマッチする人材なのか判断しています。ボソボソ下を向いて話す人には、正直不安を感じてしまいます。笑顔でしっかり受け答えをし、明るく元気な良い印象を持ってもらえるようにしましょう

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キャリア
アドバイザー

常日頃から笑顔やハキハキ話す練習を繰り返しおこなっておくと、自信を持って面接に対応できますよ。

前向きな姿勢でやる気を伝える

介護職の面接では、前向きな姿勢でやる気を伝えていきましょう。なぜなら、経験やスキルよりも、仕事に対するやる気や熱意などの人柄を重要視している企業が増えているからです。

後ろ向きでネガティブな人だと、利用者やその家族に不利益が生じたり、一緒に働く職員に悪い影響を与えたりする可能性があると、採用担当者に悪印象を持たれてしまいます。

「一緒に働きたい」と思ってもらえるように、働きたい気持ちを全面に押し出して自身をアピールしましょう。事前に面接に対する回答を準備し練習をしておくことで、本番で焦らずリラックスした状態で面接に臨むことができます

企業研究をしておく

介護職の面接は、事前に企業研究をしておくことが大切です。企業の特徴や求める人物像などを把握する中で、その企業でなければならない理由の落とし込みをすると、自身の志望動機を明確にすることができます

志望動機は面接で必ず聞かれる質問であるため、誰でも答えられるありきたりな回答ではなく、説得力のある内容を自身の言葉で伝えられるようにする必要があります。

また、施設によって理念や働き方がそれぞれ異なるため、企業研究をすることで将来の目標を達成できるか、スキルを活かして活躍できるかなど企業との相性を判断する材料になります。他には、さまざまな企業との違いを知り、希望に一番近い就職先を見つけることも可能です。

企業研究のコツはこちらで解説しています。

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質問の回答に一貫性を持たせる

介護職の面接では、質問の回答に一貫性を持たせることがポイントです。応募書類に書かれている内容と質問に対しての回答を一致させる必要があるということです。

たとえば、履歴書に書かれた志望動機と実際に面接で回答した内容が異なると、採用担当者は「ちゃんと準備していない」「考えていない」などネガティブな印象を持ちます。一貫性がないことで、仕事に対する姿勢の部分に疑問が生じてしまいます。

志望動機は、やる気や熱意をアピールできるチャンスです。採用担当者に一緒に働きたい人材であると思ってもらえるように、応募書類と質問の回答に一貫性を持たせて、矛盾が生じないように準備をしてください

逆質問で好印象を持ってもらう

介護職の面接では、逆質問をすることで好印象につながります。採用担当者は、入社意欲や自社に対する興味がどれくらいあるのかを知るために、質問があるかの確認をします。

「何か質問はありますか?」の問いには、働きたい気持ちや熱意をアピールしつつ、簡潔に分かりやすい質問をしてください。面接の前に質問事項を何個か準備しておくと良いです。

たとえば、社内研修や資格取得制度などの質問は、成長意欲やキャリアについて考えていると好印象です。仕事内容や疑問点など気になることは、積極的に質問をしていきましょう。

逆質問でアピールするコツはこちらで解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

川﨑 瑛久

川﨑 瑛久プロフィール

介護業界の面接では特に結論から答えることを意識しよう

面接で聞かれたことに対して答えるときに、介護業界への志望度が高い人ほど自分の熱意をアピールしたくなるのではないでしょうか。もちろん熱意をアピールすることは大切なのですが、想いが強すぎて質問に答えられていない学生を毎年多く見ています。面接で失敗しないためには、面接官の質問に対して回答が逸れないように結論から答えることが重要です。特に介護業界では人と接する仕事なので重視されていますよ。

たとえば、就職後に要介護者から「〇〇をしたいのですが、どうすれば良いですか?」と質問をされたときに、結論から答えないと「結局どうすればいいんだろう」とモヤモヤしてしまいますよね。「〇〇をしたいなら、△△をしてください」と結論から伝えると、質問した要介護者もスッキリすると思います。

人とかかわる機会が多い介護業界だからこそ、面接のときからコミュニケーションをうまく図れるか確認されているので、注意するようにしてくださいね。

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介護職の面接でよくある質問8選とOK/NG回答例

就職活動で避けては通れない面接ですが、「上手く回答できなかったらどうしよう」と不安や緊張を感じる人は多いと思います。しかし、採用担当者は、自社で長く働き活躍していける人材であるかを確認しているだけなので、質問の意図を正しく理解し回答できれば問題はありません。

ここからは、介護職の面接でよくある質問8選とOK/NG回答例を解説します。自信を持って的確に回答できるように、事前に準備をしておきましょう。

①なぜ介護職に就職しようと思いましたか

介護職の面接で「なぜ介護職に就職しようと思いましたか」という質問は定番です。採用担当者は、介護職に対する志望度の高さ、熱意、やる気などを確認しています。数ある仕事の中でなぜ介護職を選んだのかを、採用担当者に納得感を持ってもらえるように伝える必要があります。

介護職を目指すようになったきっかけや自身の経験を踏まえて、アピールすると効果的です。反対に「徒歩で通える」「誰でも働けると思った」など適当な回答をすると介護職で活躍していける人材ではないと判断されてしまいます。

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アドバイザー

人材不足の業界ですが、誰でも採用されるわけではありません。採用のミスマッチが起きないように厳しい目でジャッチされていることを忘れないでください。

OK回答例

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私が介護職を選んだのは、高校生の頃に同居していた祖父がデイサービスに通うようになったことがきっかけです。

祖父は気難しい性格で周りの人と打ち解けるのに時間がかかるタイプでした。ただ、デイサービスに通い始めて数ヶ月経った頃、施設の職員さんやイベントの話をするようになり充実した日々を過ごしていることを知りました。

祖父の変化を見たときに、介護の仕事に興味を持つようになり、大学で専門的な介護の勉強をしてきました。利用者やその家族の皆様の笑顔や日々の生活を豊かにする貢献をしたいと考えています。

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アドバイザー

自身の経験から大学で介護について学び、貢献していきたいと考えている熱意ややる気が伝わる内容になっています。

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私が介護職を志望したきっかけは、ニュースで介護業界が人材不足であると見聞きする機会が増えたからです。実際に求人数が多く、未経験でも働ける業界であると感じ応募しました。

また、御社は自宅から近いこともあり24時間のシフト制でも対応できます。知識や経験はありませんが、働きながら現場で学び御社に貢献していきたいと考えています。

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キャリア
アドバイザー

介護職を選んだ理由が、誰でも働けると思ったという内容では、介護の仕事は務まらないと判断されてしまうでしょう。また、自宅に近いから応募した様子もあり、採用担当者に納得感を持ってもらうのは難しいです。

②なぜこの企業(施設)を選んだのですか

介護職の面接では、「なぜこの企業(施設)を選んだのですか」と質問されることが多いです。採用担当者の意図は、数ある企業(施設)の中から自社が選ばれた理由を確認することで、学生の理解度や本気度を判断するためです。

上辺だけの回答では、「他の企業(施設)でも良いのではないか」「本気度が伝わってこない」と採用担当者に悪い印象を持たれてしまう可能性が高いです。

企業(施設)のHPで理念、仕事内容、求める人物像などを把握し、「どこに魅力を感じて応募したのか」「この企業(施設)でなければならないのはなぜか」など理由を明確に伝えられるようにすることが必要です

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回答例

私は、御社の施設見学をさせていただいたときに、御社の理念である「みんなが笑顔でいられる施設」を体現している素晴らしい企業だと感じました。職員の方が明るく元気良く働き、利用者の方々もイキイキしている様子に私も御社で働きたいと強く思いました。

介護は、他人同士の思いやりや尊敬し合う気持ちで成り立っていると私は感じています。利用者やその家族だけでなく職員の笑顔を守ることで、質の高いサービスを実現している御社で、私が得意とするコミュニケーション能力や中高大の陸上部で鍛えた体力を存分に活かして貢献したいと思い志望いたしました。

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アドバイザー

なぜこの企業(施設)が良いのかが明確で分かりやすいです。また、自身の得意とするスキルと介護職に求められているスキルがマッチしているため、興味を引かれる内容になっています。

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御社のHPで利用者や家族の皆様がイベントで楽しそうにしている様子を拝見して、楽しそうな職場だと感じ志望いたしました。私は、大人数が集まってわいわい過ごすのが大好きです。幼い頃からさまざまなお祭りやイベントに参加してきました。

仕事をするうえで、楽しむことはとても大切だと考えています。御社でも利用者やその家族の皆様に喜んでいただけるようなイベントを企画することで、貢献していきたいと思っています。

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アドバイザー

なぜこの企業(施設)でなければならないのか理由の部分が曖昧です。イベントを企画したのであれば、他にもっと適した場所があるはずだからです。介護職への熱意ややる気を感じられない内容のため、選考をパスすることは難しいでしょう。

③学生時代に力を入れたことは何ですか

エントリーシート(ES)に記載をすることが多い「学生時代に力を入れたことは何ですか」という質問ですが、面接でも詳しく聞かれます。学生時代に力を入れたことを確認する意図は、決めたことに対して、最後までやり抜く力や成長過程でどんなことを学んだかを知るためです。

どんな目標を持って学生時代を過ごし、辛いことや苦しいことを乗り越えてきたのか強みの部分を採用担当者にアピールしてください。また、自身にしか語れないエピソードで、性格や人柄を知ってもらえるため、内容次第で好印象を持ってもらえるチャンスです。

ゼミや部活などどのような分野でも良いので、学生時代に力を入れたことについて掘り下げて考えていきましょう

学生時代に頑張ったことを伝える際のコツはこちらで解説しています。

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私が学生時代に力を入れたことは、テニス部での活動です。中高大の部活動経験の中で、最後まで諦めない力や継続する力を学びました。

私は、身長体重も平均より下で身体が小さめです。そのため、サーブも威力がなく重いボールも返球できず、続けても良い結果は出せないかもしれないと諦めかけたこともありました。

でも、足りない部分は他で補えば良いと、他の人よりもトレーニング量を増やしたり、先輩にアドバイスをもらったりしながら毎日練習を続けました。結果、高校では県大会に出場し、準優勝することができました。

これらの経験を通して、どうしたら良い結果を出せるのか考え行動することが大切だと学びました。何事も諦めないことが自信につながり、人生を好転させられると感じました。

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自身で考えて行動していける力や何事も諦めずチャレンジしていこうとする人柄など一緒に働いていきたいと感じさせる良い内容に仕上がっています。

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私が学生時代に力を入れたことは、趣味の麻雀です。麻雀は奥が深く、ルールをしっかり理解し頭をフル回転させる必要があります。勝つために麻雀の勉強をしたり、寝食を忘れて打ち続けたりしました。また、強い人の麻雀を積極的に見学し、自分に足りない考え方を吸収する努力も怠りません。

麻雀を通して、目標を達成するために努力をする力や積極性を身に付けてきました。他にも先を考えて、今すべきことを判断する力を学ぶこともできました。

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ギャンブルや犯罪をイメージさせる娯楽系の趣味をテーマにするのはやめましょう。信頼度を下げる可能性が高いため、誰が見てもネガティブな印象を持たない題材で回答する方が良いでしょう。

④目標やキャリアプランはありますか

介護職での面接で、「目標やキャリアプランはありますか」と質問する採用担当者の意図は、目的意識を持って自主的に働けるか実現可能な目標かを確認するためです。

回答では、具体的な目標とどのように実現させていくのかを伝えることが大切です。抽象的な目標や明らかに叶えられないような目標では、採用担当者から就職後ミスマッチが生じ、離職につながる可能性が高いと判断されてしまいます。

応募先の企業(施設)の研究をして、努力次第で達成できる目標やキャリアプランを、抽象的な目標や消極的な態度ではなく、前向きな姿勢で自信を持って伝えるようにしていきましょう

キャリアプランを答えるコツはこちらで解説しています。

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私は、家族で祖母の介護をしてきた経験から、介護の重要性ややりがいを感じ福祉系の大学に進み介護福祉士の資格を取得しました。

経験がまだまだ乏しいため、まずは御社で利用者やその家族の皆様に寄り添い、施設での生活を楽しく笑顔で過ごしてもらえるような介護をしていきたいです。現場で多くの方と触れ合いながら、一人前の介護士になれるようスキルアップを目指していこうと考えています。

実務の中で知識や経験を積み自身を成長させた後、将来的にはケアマネージャーを目指したいと思っています。

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介護に対するやる気や熱意の部分が伝わってきます。介護福祉士の資格取得のために努力した結果から、今後も目標達成のために自身で考えて行動できる自主性を感じ取れます。

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私は、大学時代にサークル、ゼミ活動、アルバイトなどさまざまなことにチャレンジしてきました。今まで経験がないことでも、まずはやってから考えるをモットーに積極的に行動できる点が私の強みです。

介護の知識や経験はありませんが、与えられた仕事を頑張りながら職場に早く慣れて皆様の役に立てるよう頑張っていきたいです。私の強みを活かしてどんな仕事にも積極的にチャレンジしていこうと思います。

知識を経験を積んでスキルを磨き、一人前の介護士になれるように努力していきたいと考えています。

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ポジティブな言葉が多いので、一見前向きでやる気があるように感じますが、中身がない回答になっています。誰かから与えられた仕事をやりますでは、受け身で自主的に考える意欲の低い人と捉えられてしまう可能性が高いです。

⑤長所と短所を教えてください

介護職の面接で「長所と短所を教えてください」と問われる意図は、下記の3つです。

  • 長所を活かせるか
  • 短所が仕事に影響を与えないか
  • 自身を客観的に分析できているか

長所や短所に関する質問に対しては、どちらも仕事でどう活かしていけるのかを考えて回答することを意識してください。また、誰しも長所と短所があるため、印象アップを狙い良いところだけアピールすると、自身を客観的に分析できない人と思われ逆効果です。

長所は介護職で活かせる点を重点的にアピールしていきましょう。短所は伝え方次第で印象が変わるため、上手に言い換えると良いです。また、どのように改善しようと努力しているのかを含めて伝えると、好印象に変わる場合があります。

長所と短所を答えるコツはこちらで解説しています。

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私の長所は、コミュニケーション能力の高さです。大学時代はゼミで部長をしており、テーマに関してディスカッションしたり、課題を提出したりする機会の多くをまとめ役として担当してきました。自ら意見を言うことで相手からも意見を引き出し、小さなことも聞き逃さないよう積極的にコミュニケーションを取ってきました。

短所は、お節介なところです。手助けしたいという気持ちが大きくなり、言葉や行動にしてしまうことがありました。相手の成長のチャンスを奪い自尊心を傷付けていることに気が付き、すぐに手伝うのではなく、まずは見守るようにしています。段階を踏んで手伝えることがないかたずねたり、アドバイスをしたりするよう心掛けています。

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長所は介護職に活かせるポイントをしっかりと押さえられています。短所は、自身の良くない点を客観的に分析し、改善するため何をしたのかまで書かれているので全体的に好印象です。

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私の長所は、常に明るく笑顔でいられることです。誰に対しても優しい気持ちで接するようにしており、家族や友達からも「いつも素敵な笑顔だね」と言われます。明るく笑顔でいることは、周りの人を元気にすることができると確信しています。

短所は、少し時間にルーズなところです。大学の授業やアルバイトに遅れてしまうことがあります。ただ、このままではいけないと考え、5分前行動を心掛けるようにしています。

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長所に具体性がなく抽象的であるため、介護職に向いている明るさや笑顔についての良さが伝わってこない内容になっています。また、短所は社会人として最低限のマナーを守れない人であると悪い印象を持たれてしまうでしょう。

⑥普段高齢者とのかかわり合いはありますか

介護に携わったことのない新卒の学生に対して、「普段高齢者とのかかわり合いはありますか」という質問をされる場合は多いです。介護職は高齢者とかかわる仕事であるため、接することに抵抗がないか、尊敬の念を持ってコミュニケーションを取ることができるかなどを確認する意図があります。

家族や親族など高齢者とのかかわり合いがあるときは、学んだこと、気が付いたことを踏まえて具体的なエピソードを伝えるようにしてください

また、まったくかかわり合いがないときは正直にないと伝えたうえで、「介護職の人材が不足している現状を知り役に立ちたいと思いました」など介護職へのやる気や熱意を伝えると良いでしょう。

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私は、大学のボランティアサークルで老人ホームに毎週おこなっており、高齢者とのかかわり合いを普段からおこなっています。老人ホームでは、職員さんの補助として介護のサポートをしたり、ホームのイベント企画や準備をしたりしています。

ボランティア作業は、正直楽しいだけでなく大変なこともたくさんあります。ただ、利用者の方から感謝の言葉をいただき、ホーム中が笑顔や笑い声に満たされると、「頑張ってよかった。もっとできることはないかな」と強く思います。

仕事内容も専門性が高くハードで厳しい世界だと実際に見て感じましたが、利用者のために役に立ちたいと考え、介護士を目指すようになりました。

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とても具体的なエピソードで分かりやすいです。また、高齢者に対しての抵抗感もなく、尊敬の気持ちも伝わってくる内容で好印象です。

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私の母方の実家は東北の田舎にあり、幼い頃から年に2回は祖父母に会いに行っています。ひんぱんなかかわり合いを持っているわけではありませんが、いわゆるおじちゃん、おばあちゃん子なので高齢者に対して抵抗感はまったくありません。

遊びに行っている間は、祖父母の話し相手になったり、一緒に出掛けたりしています。そのため、介護士として高齢者との会話やお世話も問題なくこなせると思います。

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祖父母と話をしたり、出掛けたりしているからといって介護ができるとは限りません。上記の回答では、介護の仕事への熱意や覚悟を採用担当者に伝えることはできません。また、高齢者と少しでもかかわり合いがあるから、誰でも務まると考えている様子があり、仕事を任せたいと感じません。

⑦最近気になった介護のニュースはありますか

介護職の面接で「最近気になった介護のニュースはありますか」と質問される意図は、介護業界への興味や関心の度合い、ニュースに対しての意見や考え方を確認するためです。

介護の仕事に就きたいと考えていれば、自然と介護業界へのアンテナが立っており情報をキャッチできるはずです。そのため、採用担当者は、質問に対して即座に答えられることで、介護業界への興味が本物であると判断します。

また、介護は自身で考え判断を下さなければならない場面があり、常に介護への興味を持てる人は、知識や考える力が優れており判断力があると評価されます。

介護の問題は社会問題として日々ニュースや新聞で取り上げられるテーマです。普段からチェックし、自身の考えや意見をまとめておくようにすることが大切です

最近気になったニュースの答え方はこちらを参考にしてみてください。

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OK回答例

回答例

私は、介護施設における虐待問題に関連するニュースに関心があります。介護の現場では、さまざまな介護度の利用者がおり、中には自力で立ち上がれない人や話すことが難しい人もいます。自分から虐待を伝えられない人に対して、閉鎖された空間の中で、日頃のストレスから大なり小なり身体的、精神的虐待があることを知りショックを感じています。

介護士として働き対価としてお給料をもらっている以上、適切なサービスを提供するのはビジネスとして当然だと考えます。また、利用者の方の尊厳を踏みにじるような行為は許されるべきではないと強く思います。

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キャリア
アドバイザー

介護職に関しての興味をしっかり持っていて意識の高さが伝わってきます。自身の意見をビジネス感覚と感情面で考えており、真剣さや誠実さを感じられて好印象です。

NG回答例

回答例

・私は普段ニュースや新聞に目を通さないため、特に気になるものはありません。

・私は、芸能人の〇〇さんが引退して、奥様の介護をするというニュースに興味を持っています。昔から〇〇さんの大ファンで、映画やドラマを見て応援してきました。奥様の介護のために引退して時間を作ろうと考える〇〇さんは本当に素晴らしい人だと思います。

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キャリア
アドバイザー

ニュースや新聞から介護に関する情報を集めようとしていない姿勢が伝わり、介護業界に興味がないと判断されてしまいます。また、芸能界に関する報道も、面接の回答としてはマイナス評価につながります。どちらの回答も、これから働きたいと考えている介護業界に対して、何も考えていない、意欲の低さが伝わり、採用される可能性は低いといえます。

⑧残業や夜勤も対応できますか

介護職の面接では、「残業や夜勤も対応できますか」と質問される機会が多いです。職場によっては残業や夜勤が発生するため、後から問題が生じないように労働条件の確認が必須だからです。

残業や夜勤ができる人材の方が需要が高いため、もちろん「できます」と答えるのが好ましいです。ただし、内定が欲しいために嘘をつくと、入社後トラブルの原因になります。

もし、残業や夜勤が難しいのであれば、事前に募集要項を確認してから応募するようにするのが一番良い方法です。また、残業や夜勤がある企業(施設)でも、残業なしの日勤のみの勤務が可能かどうかを一度採用担当者に確認しても良いでしょう。ただ、できない理由を明確にし、なぜ対応できないのかを伝えるようにしてください。

OK回答例

回答例

私は、残業も夜勤も問題なく対応できます。早く仕事を覚えたいので率先して入りたいと思っています。

残業や夜勤は、生活リズムが乱れがちになり体調を崩す人も多いと聞いています。ただ、私は中高大と柔道部で身体を鍛えてきた経験があるので、体力には自信があります。体調管理を怠らず、日々の業務をおこなっていこうと考えています。

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アドバイザー

残業や夜勤に対してできるという回答は、積極的に貢献していこうという気概を感じられて採用担当者に好印象です。回答した後に、一言理由を伝えていることで、安心感や納得感を感じられる内容になっています。

NG回答例

回答例

・私は、プライベートを充実させたいタイプなので残業はできません。また、生活リズムが崩れると体調不良になる可能性があるので夜勤も入れません。

・残業も夜勤も可能であれば入りたくありません。

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アドバイザー

介護職は、利用者の状況に応じて残業が生じてしまうのが一般的です。プライベートの重視や体調不良が心配な人は、そもそも介護職には向いていないと判断されてしまいます。
また、できませんとだけ主張するのではなく、なぜできないのか理由を伝えるようにしましょう。具体的な理由がない場合は、自分勝手な人や仕事に対してやる気がない人と判断されてしまうことを覚えておきましょう。

意欲が伝わる介護職の逆質問例

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就活生

介護職の面接でよくある質問に対してのOK/NG回答例、とても参考になりました。

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アドバイザー

良かったです。自身のエピソードと言葉を用いてオリジナルの回答を作っていきましょう。

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就活生

はい! 別に一つ質問させてください。面接でもっと意欲を伝える方法はありますか?

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アドバイザー

良い質問ですね。では、意欲が伝わる介護職の逆質問例について解説しましょう。

面接の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問をされる機会は多いです。実際に働くイメージがあれば、質問は自ずと出てくるはずです。気になる点は、積極的に確認していきましょう。

ここからは、意欲が伝わる介護職の逆質問例を3つ解説します。

業務内容についての逆質問

意欲が伝わるように業務内容について逆質問をすると良いでしょう。近い将来自身が働く可能性がある就業先の業務内容は誰しも気になるはずです。また、自身がイメージしている仕事内容と入社後の実務内容が異なり、「考えていた仕事と違う」などミスマッチを起こさないためにも、積極的に聞くことをおすすめします。

他にも、業務内容についての逆質問は、採用担当者に意欲だけでなく企業(施設)への興味の高さをアピールすることにもつながります。企業(施設)に対する熱意ややる気を逆質問をすることで採用担当者に伝え、一緒に働きたいと思ってもらえるようにしていきましょう

質問例

  • 御社にご縁があり入社することになったら、なるべく早く業務内容、対応の仕方を身に付けていきたいと考えています。就業後はどのような流れで介護に携わっていくのでしょうか。
  • 御社での1日の業務の流れを教えていただけますでしょうか。
  • 業務中に感じる達成感があるときのエピソードとできれば大変なときの話を教えてください。
  • 御社で働くうえで「これだけは覚悟しておくべき」ことはありますか。
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アドバイザー

どの質問も入社意欲ややる気を感じさせる逆質問になっています。他にも気になる点があれば、遠慮なく確認していきましょう。

社風についての逆質問

意欲が伝わる介護職の逆質問に社風についての質問が挙げられます。企業(施設の)文化や社風を知っておくことも、業務内容を確認するのと同様に入社後のミスマッチを防ぐために重要です。

介護の仕事は、チームワークや協調性が大切であり、一人で仕事を簡潔することは難しい業務内容ばかりです。職員同士がどのように関係性を築きコミュニケーションを取り合って働いているのかを知れば働くイメージが持てます。

現場で働いている職員が面接に同席する場合は、一番リアルな声を聞けるチャンスです。実際の現場での雰囲気や人間関係を知れるような逆質問を積極的にしていきましょう

質問例

質問例

・介護の仕事はチームワークや協調性が大切だと思います。
 他の職員の方に少しでも早く溶け込みたいので、どのような雰囲気の方が
 多いか、お伺いできますか。

・現場の雰囲気を教えてください。

・職員同士で飲み会に行く機会はありますか。

・上司や先輩の方に質問させていただく環境はありますか。

・御社で活躍されている方の傾向があったら教えていただけますでしょうか。

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キャリア
アドバイザー

介護の現場は人間関係を大切にできない人には向かない職場です。チームワークや協調性を重んじることを上手にアピールしながら、社風についてポジティブな逆質問をしていきましょう。

キャリアについての逆質問

介護職の逆質問では、キャリアについての質問も意欲が伝わり効果的であるといえます。これから初めて社会に出て働く学生にとって、自身のキャリアについては特に気になるポイントだと思います。

描いていたキャリアパスを進むことが難しい環境では、入社後やりがいや目標を持って働き続けることが難しくなります。自身の理想のキャリアや目標を達成できる企業(施設)であるのかの確認は必須といえます。

また、キャリアについての逆質問は、将来をしっかり考えていると採用担当者に伝わり好印象です。質問例を参考に自身のキャリアや目標を達成できる環境なのかを積極的に確認していきましょう

質問例

質問例

・御社で働きながら実務経験を積み、社会福祉士と介護福祉士の資格を
 目指したいと考えています。
 未経験者からこのようなキャリアを実現した方はいらっしゃいますか。

・現在、社会福祉士の資格を保有しています。現場で経験を積み将来的には
 ケアマネージャの資格を取ることが目標です。
 御社の資格支援制度があれば教えてください。

・御社は社内研修制度が充実しているとのことですが、内容や回数をお伺い
 できますか。
 働くにあたって、事前に準備しておくことや勉強すべきことを教えてください。

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キャリア
アドバイザー

目標やキャリアに対して、企業(施設)で達成可能なのか明確に逆質問できています。また、自身のスキルアップのために、応募先の情報を調べている点もやる気や前向きな姿勢を感じられて良いです。

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊

吉田 実遊プロフィール

調べれば分かることを逆質問すると準備不足と捉えられるので面接では避けよう

面接を受け始めると、さまざまな企業や施設を受けて応募先のリサーチが不足してしまうことがあるかもしれません。ですが、企業のホームページや採用募集ページを調べれば分かることは質問しないように注意しましょう。
時間をかければ分かることを聞いてしまうと、「入社後にも自分で考えたり調べたりせずになんでも聞く人」と受動的なイメージを与えてしまいます。すると入社する熱意が感じられずに、面接ではマイナス評価になってしまうのです。

福利厚生や給与など条件についての質問も面接ではNG

また、福利厚生や給与、休暇などの条件についての質問も控えておきましょう。たとえば、平均年収やボーナス支給実績、残業時間などです。

もちろん仕事を選ぶうえで大切ですが、面接で聞いてしまうと会社への興味がないと捉えられてしまいます。また、求人情報に書かれていることが多いため、求人情報をチェックせずに応募していると思われてしまう可能性もありますよね。

このように質問をすることによって、志望度が低いと捉えられてしまう可能性がある質問は避けるようにしましょう。

面接に臨むにあたっては業界動向も押さえておこう

介護職の面接に臨むにあたって、業界の動向を押さえるのは非常に重要なことです。業界動向を理解しておくと、業界全体の現状と課題から自身が就職するにあたってのメリット・デメリットを把握できるからです。

介護業界は、慢性的な人材不足で忙しい、サービスの質が低下しているなど課題をイメージする人が多いと思います。しかし、高齢化が進む日本で市場規模が大きくなる業界であることは間違いなく、政府も業界支援を積極的におこなっています。

ここからは、介護業界の動向について詳しく解説していきます。

高齢化による市場拡大

内閣府の発表によると、2019年の総人口1億2,617万人に対して、65歳以上の人口は3,589万人で、総人口に占める高齢化率は28.4%に達しており、日本は高齢化が進んでいる国であることは明確です。

また、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、3,677万人になると予想されており、日本の高齢化が早いスピードで進んでいることが分かります。75歳以上の多くは健康寿命を超えて介護が必要な状態になる場合が多く、今後も介護サービスの利用者は増えていくことでしょう

介護業界は慢性的な人手不足

介護業界は慢性的な人手不足の問題を長年課題として抱えています。各企業(施設)採用に力を入れていますが、同業他社との人材獲得競争の激化、他の業界よりも労働条件、労働環境が良くないなどの理由から人材が集まらない現状があります。

また、介護労働安定センターの2020年の調査結果によると、介護職の1年間の離職率は14.9%で、全産業の平均離職率の14.2%よりも高い結果が出ています。つまり、せっかく採用した人材が定着しないことも慢性的な人手不足に拍車をかけているということです

上記のことから、介護業界は常に一定の求人募集が出ている状況になっています。

介護業界は売り手市場

介護業界は、就職を希望する人よりも企業(施設)の採用枠の方が多い、売り手市場となっています。厚生労働省の職業別一般職業紹介状況の2022年4月の介護サービス職業別有効求人倍率を見てみると、パートを含めては3,3%で、他のサービス業と比べても約1.3倍ほど高くなっています。

介護業界は売り手市場であり、比較的仕事を見つけやすいといえます。就職するのは簡単だと思う人もいるかもしれませんが、誰でも採用されるわけでは決してありません。高齢者のお世話をするのに相応しい人材でなければ、もちろん採用はされないので、しっかり就職準備をして面接に臨むようにしてください

政府も業界支援に積極的

今後の日本に介護人材の確保は必須であり、現状の需要と供給のアンバランスさを埋めるため、政府も業界支援を積極的に進めています。たとえば、下記のような取り組みが挙げられます。

  • 介護職の処遇改善
    介護業界は他の業界に比べて給与水準が低く、社会問題として長年取り上げられてきました。政府は2019年10月から、経験やスキルのある介護職員の給与を月額8万円、または年収440万円まで改善するように公費を約1000億円投じました。
  • 離職防止対策
    介護職員の身体的負担軽減を目的に、介護ロボットなどの活用を促進しています。また、企業(施設)内の保育施設設置支援やキャリアアップ支援などをおこなっています。

他にも、介護人材育成強化や介護職の魅力を啓蒙するなど、さまざまな角度から業界支援を進めています

異業種からの参入

近年介護業界は、異業種からの参入が相次ぎ変革が起きています。2000年に介護保険制度の導入が始まり、異業種から介護ビジネスへの参入が増え始めました。理由としては、収入源である利用料金のほとんどを介護保険制度で国から保証されるため、経営リスクが低いことが挙げられます

たとえば、教育業界で有名な学研ホールディングスは、高齢者福祉事業に力を入れており、0歳から100歳を超える高齢者の方まで、すべてのライフステージにあったサービスの提供をし、人生の最後ま自分らしく生きられるような社会づくりを目指しています。また、将来の認知症ケアについての対策を急務で進めている企業です。

他にも、ニチイ学館、ベネッセコーポレーション、セコムなども介護分野で幅広いビジネス展開をしています。

企業研究をして介護職の面接の質問の回答を事前準備しよう!

介護職に求められる人材、面接のポイント、よくある質問8選とOK、NG回答例、逆質問例、業界動向について解説してきました。

日本は高齢化社会にともない、介護人材の需要が高まっており介護業界は売り手市場であるといえます。ただし、誰でも簡単に就職できるわけではありません。

高齢者を介護する人材に相応しいと採用担当者に感じてもらえるように、この記事を参考に企業研究をして、介護職の面接の質問の回答を事前準備して内定を勝ち取りましょう。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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