目次
- グループディスカッションは練習次第で合格率が格段にアップする
- 練習なしは危険? GD練習で得られる3つの効果
- ①反復練習するほど上達する
- ②クラッシャーに冷静に対応できる
- ③どんなテーマにも臨機応変に対応できる
- まずはグループディスカッションの基本を理解しよう
- テーマに対し議論して結論を出すのがゴール
- 押さえておきたい基本の流れ
- 参加人数と所要時間
- 企業が重視するポイントを知り対策に役立てよう
- ①基本的なビジネススキルがあるか
- ②論理的思考力(ロジカルシンキング)があるか
- ③チームワークが発揮できるか
- ④自分の意見をアウトプットできるか
- ⑤与えられたテーマを考え抜けるか
- ⑥募集業界や職種ごとの求められるスキルがあるか
- 実践形式や1人の方法も解説! 練習方法12選
- ①練習会に参加する
- ②インターンを活用する
- ③授業やゼミを有効活用する
- ④友だちや家族と議論を交わす
- ⑤就活アドバイザーと実践練習をする
- ⑥OB・OG訪問をする
- ⑦GD用対策本で練習問題を解く
- ⑧自分で動画を撮影して練習する
- ⑨ニュースを見て疑問や意見を持つ癖をつける
- ⑩SNSでさまざまなタイプの意見を集める
- ⑪業界・職種ごとの例題に慣れる
- ⑫実際の選考を受けて場数を踏む
- グループディスカッションの練習を効率的にする注意点・心構え
- 場数をこなしうまい人を真似る
- 業界職種の情報チェックを習慣づける
- 周りの人にチェックしてもらう
- ロジカルシンキングを意識する
- 発声や表情をつくる練習も意識する
- オンラインGDの練習ポイント
- 使用するWeb会議ツールに使い慣れる
- 通信トラブルの対処法を準備する
- リアクションができているか録画して確認
- チャットや画面共有のしかたをマスターする
- カメラ写りや画面背景をチェックする
- 5人以上でオンラインで話す練習をする
- グループディスカッションの練習について悩んでいる学生からよくある質問に回答!
- 効率的な練習でグループディスカッション合格率100%を目指そう
グループディスカッションは練習次第で合格率が格段にアップする
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「グループディスカッションの練習はどのようなやり方がありますか 」
「複数人集まらずにできる方法はありますか?」
就活で一度は経験するグループディスカッションですが、練習方法で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。また、どんな人と同じグループになるか、どのようなテーマが出題されるか当日まで分からないので、苦手意識を持つ就活生も多いですよね。
この記事では、選考率が格段にあがるグループディスカッションの練習方法を12選を紹介。複数人集まらなくてもできる方法のほか、オンラインでの注意点もあわせて解説します。
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練習なしは危険? GD練習で得られる3つの効果
就活生
キャリアアドバイザー
そんなことはありませんよ。分からないこともありますが、コツさえ掴めばどのようなグループディスカッション にも対応できるようになりますよ。
就活生
そうなんですか。
キャリアアドバイザー
はい、まずは練習で得られる効果を知るために必要な理由をみてみましょう。
そもそもグループディスカッションの練習はなぜ必要なのでしょうか。まずは練習が必要な理由や効果を解説しますので、練習の効果を最大上げる準備をしましょう。
①反復練習するほど上達する
グループディスカッションはSPIや玉手箱などの適性検査と同じように、出題形式がある程度決まっています。そのため、グループディスカッションの流れや役割決めなどグループディスカッション の型を知っておくことで、どのようなテーマにも対応できます。
練習量を重ねることで、たとえば発言の長さやタイミングといったコツも掴めるようになりますよ。練習量を重ねれば重ねるほど、うまくなるので、なるべく多くの時間を確保するようにしましょう。
また、日ごろから議論の場に慣れていて自分の意見を発表するのが得意な人であっても、いざ選考本番になると緊張してしまうこともありますよね。とにかく練習をして場数を踏んでおくという意味でも効果的といえます。
②クラッシャーに冷静に対応できる
グループディスカッションは、選考当日に集まった就活生同士でグループを作りディスカッションを行います。当日まで、どのような就活生と同じグループになるかわかりません。就活生の中には自己主張が強く自分の意見ばかり言ってくる人や、周りに合わせず自分主体で仕切ろうとする人もいます。
このように周囲のペースを乱す人を「クラッシャー」と呼びますが、クラッシャーが現れたときに冷静に対応するためには、グループディスカッションの練習が欠かせません。練習をすることで、どのように話を戻したり整理して対応すればいいのかわかってくるはずです。
対話相手を変えながら複数回グループディスカッションの練習をしておけば、本番でクラッシャーに出くわしたときも慌てなくてすみますよ。
③どんなテーマにも臨機応変に対応できる
グループディスカッションで議論しあうテーマは、選考当日に発表されることがほとんどです。出題されるテーマは、テレビやネットニュースなどのメディアで取り上げられた身近な話題から、選考を受ける企業に関する専門的なこと、特定の業界や職種に特化したものまでさまざまです。
これらすべてのテーマに対してピンポイントの対策をすることは難しいですが、頻出問題の練習を徹底的に行っておけば、臨機応変な対応力は身に付けることができます。日常的に好き嫌いなく情報収集をして、幅広いテーマに対して常に自分の意見を持つよう習慣づけるよう練習することが大切です。
グループディスカッションにはじめて参加する人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。意識すべきポイントやおすすめの事前対策について詳しく紹介しています。
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キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる
練習をしないことにより、発表する際に結論の内容が薄くなってしまう懸念があります。
グループディスカッションでテーマを与えられた際にまずやらなければいけないことの一つに「テーマの定義づけ」があります。例えば「顧客の満足度を上げるための施策を考えてください」というテーマが与えられたとします。この場合、どこの顧客なのか、顧客の年齢層はどの層か、何の満足度を上げるのかなどそれぞれの定義を話し合って決めてから答えを出す必要があります。
何度か練習をすれば、定義を決めないことの違和感に気付き、定義づけを常に行う習慣がつきます。しかし、初めてグループディスカッションをする場合、そのまま答えを出そうとしてしまうので、最終的に内容の薄い答えを発表することになりますし、焦ってしまいます。
何度も練習をすれば「型」をつくりどんなテーマが来てもその型に当てはめて対応できるようになります。
まずはグループディスカッションの基本を理解しよう
グループディスカッションの練習に取り掛かる前に、グループディスカッションの基本的な流れや参加人数・所要時間などを確認しましょう。
テーマに対し議論して結論を出すのがゴール
グループディスカッションのゴールは、与えられたテーマに対して複数人で議論を行い、グループとしての結論を導き出すことです。
「〇〇を〇〇の状態にするにはどうしたらいいか、解決方法を考えて下さい」という課題解決型のテーマや、「〇〇にはAとBの進め方があります。どちらかを選択して選択した理由も教えて下さい」と複数の主張から選択させるものなどがあります。
また、グループディスカッションと似たような選考方法にグループワークというものがあります。グループワークとは、グループディスカッションと同じように複数名で議論して1つの結論を導き出すことや、複数名で一緒に何かを作ったりゲームを行ったり、何かしらの「ワーク」を通して選考を行う方法のことです。
グループワークについて詳しく知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください。
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押さえておきたい基本の流れ
グループディスカッションは一般的に次の流れで行います。
企業によってはグループを変えて複数回ディスカッションを行ったり、発表者やタイムキーパーなどの役割を指定してくる場合もあります。まずは基本的な流れをおさえて、選考ごとに柔軟に対応しましょう。
- ①グループ分けの発表
- ②議論するテーマとルールの説明
- ③グループ内で簡単な自己紹介をしあう
- ④役割分担を行う(ディスカッション開始前後どちらで行うかはケースバイケース)
- ⑤ディスカッション開始
- ⑥グループ内で意見をまとめ、発表の準備をする
- ⑦グループで話し合った結論を発表する
この中で、意外に難しく感じてしまうのが「④役割分担」です。どんな役割があるのか、誰がどの役割に付けばいいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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参加人数と所要時間
グループディスカッションのグループ人数は、2~5人で行うケースが全体の約6割となっています。次いで、全体の約35%が6~10名のグループ人数で選考を実施します。
また、グループディスカッションの所要時間は20~30分が平均的です。10分~20分と短めに行う企業と、30分~40分の長めに行う企業がそれぞれ全体の20%強となっています。
企業が重視するポイントを知り対策に役立てよう
さらに効率の良い練習にとって欠かせないのが、企業が選考で見ているポイントを知っておくことです。どんなに練習をしても、企業の選考で重要視していないスキルを磨いたとしても効果は薄いですよね。
企業が見ている評価ポイントを4つを解説しますので、常に意識しながら練習をしましょう。
①基本的なビジネススキルがあるか
グループディスカッションでは、就活生の皆さんに基本的なビジネススキルが備わっているかを見ています。
どの項目も、社会人として仕事をするうえで重要視される基礎的な能力です。話す内容やグループの議論内容だけでなく、ビジネススキルも見られていると理解しましょう。また、議論が白熱したり盛り上がると、こうした点でボロが出てしまうこともありますので、練習をすることで常に気を付けることができるようになります。
- 態度…背筋を伸ばしてきちっと座っているか、 自然な身振り手振りをそえてコミュニケーションをとっているか
- 身だしなみ…清潔感はあるか、華美な化粧やアクセサリーをつけていないか
- マナー…入室時のあいさつができてるか、開始時間まで雑談していないか、スマートフォンの音を切っているか
- 話の聞き方…相手の目を見て話せているか、相手の意見をきちんと受け止めてから自分の意見を伝えているか
- 話し方…相手に聞こえる適度な声・速度で話せているか
②論理的思考力(ロジカルシンキング)があるか
ビジネススキルの必要不可欠な要素ともいえる論理的思考力も、グループディスカッションでは特にみられています。ビジネスの現場では、社内のチームや外部の企業と連携しながら事業などを進めます。そんな中で、説得力が必要となりますが、感情に任せて意見をいうだけでは誰も賛同してくれませんよね。
意見に対する理由やなどを論理的に考え、話さなければビジネスは進みません。グループディスカッションは、自分の意見を言い、相手の話をうまくくみ取り、最終的には結論まで導き出す必要があります。一連の過程では論理的な思考力があるか、重要視されているといえるでしょう。
③チームワークが発揮できるか
ビジネスの現場でも相手の意見を尊重しながら物事を進めるチームワークはとても大切。ですので、いかに周囲と協力しあい課題達成ができるのか、与えられた役割をきちんとこなしながらお互いに助け合えているかなどを見られています。
奇抜な意見を言ってグループの中で目立ち注目されることが、グループディスカッションの目的ではないことを理解しておきましょう。また、就活生同士をライバル視している方もいるので、意見が割れて対立することもあるでしょう。そのようなときでも、常に冷静に他者の意見を尊重しつつ、チームワークを保って周囲をまとめていける人が評価されます。
周りの就活生は敵ではありません。1人だけ選考に受かろうと勘違いをすると逆効果になるので注意が必要です。
④自分の意見をアウトプットできるか
グループディスカッションで意見が割れないようにするために、にこやかにうなずいて他人の意見に同調しすぎる人もよく見かけます。グループディスカッションでは積極性も見られているので、意見が割れないように大人しくだまっていると、かえってマイナス評価になるので気をつけてください。
適切なタイミングで話を切り出して、自分の言葉でしっかりと意見をアウトプットできているのかを採用担当者は見ているのです。
⑤与えられたテーマを考え抜けるか
ビジネスの場では、日々さまざまな事象に対して課題意識を持ち、解決方法を自ら提案して実行していく力が求められます。グループディスカッションでも同様に、与えられたテーマを深く理解して課題抽出を行い、解決策を見出していく思考力があるかどうかが評価ポイントになります。
問題に対して考え抜く力、物事に向き合って「なぜ?どうして?」と深く追求していく思考力は、グループディスカッションの反復練習を通してしっかりと身に付けましょう。
⑥募集業界や職種ごとの求められるスキルがあるか
ここまでご紹介した「基本的なビジネススキル」「チームワーク」「アウトプット力」「思考力」以外にも、選考を受ける業界・企業ごとに重視されるポイントは異なるので注意しましょう。
たとえば、同じ業界でも選考を受ける職種が異なれば、次のように評価ポイントが変わってきます。営業職では「相手のニーズをくみ取る力・交渉力」が特に評価されたり、事務職は「細やかな気遣い・傾聴できる力」を見られたりします。クリエイティブな職種の場合は、興味を引くアイデアが重要される場合もありますよね
皆さんが受ける企業ではどのような人物が求められているのか、何を基準に評価されるのかは募集要項をしっかり読み込んで調べておくと良いと思います。
- ①アウトプットの質を求める → ベンチャー、スタートアップ等
- ②チームワークを重要視する → ディレクター職/エンジニア業界等
- ③論理的思考力を重要視する → コンサルティング、金融業界等
- ④奇抜な企画や発想を重要視する → 広告、イベント、ゲーム業界等
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
業界/職種別に求められるスキルや評価項目を知るためには、その企業の「活躍する人材の条件」を知ることが重要です!
営業職とエンジニア職では活躍する人物像が違うことはイメージできますよね。グループディスカッションにおいてはその職種で活躍できる人物像に近いと評価してもらうことが通過するために重要です!説明会や採用サイト等でよく見る「求める人物像」はそのヒントになります。選考前にかならずチェックして臨むようにしましょう!
実践形式や1人の方法も解説! 練習方法12選
それではいよいよグループディスカッション の12選を紹介します。直接的にグループディスカッション の練習となる場もあれば、日頃からの心がけで練習になる場合などさまざまな練習方法を解説しています。
実践から日頃の心がけまでうまくサイクルを回すと上達もはやくなりますよ。まずは自分にとって「やりやすい・向いている練習方法」から始めてみてはいかがでしょうか。
①練習会に参加する
キャリアセンターや民間の企業が主催するグループディスカッション の体験会や講座などに参加し、本番さながらの練習をする方法はより実践的なスキルが身に尽きます。評価者として練習に参加でき、実際の面接官の視点に立つことができるケースもあります。
キャリアセンター:利便性が◎
大学によってはキャンセル待ちが出るほど人気があるので、グループディスカッションが必要になってからでなく、はやい段階で、大学のホームページをチェックしたり就活相談窓口に問い合わせて、スケジュールを確認しましょう。
メリットは料金が無料なことが多いことや、自分の大学なので利便性や友人と参加がしやすいことです。
民間企業:練習メニューが充実
2時間で2~3個のテーマが出され、ひたすらグループディスカッションの反復練習するなどのメニューがあります。さらに有名企業の内定者や講師陣にその場でアドバイスをもらえるイベントも大きなメリットでしょう。
最近ではオンライングループディスカッションを行う企業もあるので、場所に選ばずに練習会に参加するにも特徴です。目的にあわせて、いろいろと参加してみると良いでしょう。
②インターンを活用する
いきなり本選考に参加するのではなく、企業のインターンシップの選考過程で行われるグループディスカッションを練習の場に活用するのもいいでしょう。インターンシップの参加者を決めるためにグループディスカッションが行われるケースが多くあります。
また、企業が独自に行う会社説明会のコンテンツとしてグループディスカッションを行うこともあります。インターンやワンデー仕事体験に参加しつつ、初めて出会う就活生と実践的にグループディスカッションの練習をできるので一石二鳥です。
過去の説明会やインターンシップの内容を調べながら意識的にグループディスカッション に参加するようにしてみましょう。
インターンの種類や参加方法は以下の記事で紹介しています。
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③授業やゼミを有効活用する
大学講義やゼミの場を有効活用して、学部の友だちや教授とディスカッションの練習をする方法です。専攻している学部・学科によりテーマは異なるものの、少人数のゼミや演習形式の授業は、本気で取り組めばグループディスカッションの練習に直結します。
いきなり知らない相手とディスカッションをするよりも、慣れ親しんだ友だちや教授と議論をかわすことで、日ごろの実力を確認することもできますよ。
④友だちや家族と議論を交わす
練習はなるべく場数をこなすことが大切です。学校のキャリアセンターや就活アドバイザーとの練習はいつでもできるわけではないので、身近な友だちや家族に協力してもらう方法も良いでしょう。
仲の良い友だち同士であればリラックスして議論ができますし、家族との練習であれば気軽にいつでも実践できるのがメリットです。グループディスカッションに強い苦手意識を持っている人には特におすすめの方法です。
また、友だちや家族と練習するときは「私の話は分かりやすかった?」「僕の表情は固くなかったかな?」などフィードバックをもらうようにしてみてください。近い立場だからこそ、ストレートな意見をもらえる可能性があるのでおすすめです。
⑤就活アドバイザーと実践練習をする
学校のキャリアセンターではなく人材会社を利用して、就活アドバイザーと実践練習を行う方法です。キャリアアドバイザーは企業の視点にも立ち、受かるためのアドバイスをしてくれるのが、特徴です。
本番さながらグループディスカッションとは行きませんが、向いている役割や、発言内容に対してのコメントなどもしてくれるはずです。
⑥OB・OG訪問をする
気になる企業の先輩社員にOB・OG訪問をするのもおすすめの方法の一つ。実際に働いているOB・OGは忙しいので、本番のようにグループディスカッションに付き合ってもらうのは難しいかもしれません。
しかし、ビジネスパーソンと話すことで、論理的な話し方やビジネスに関する話す方を学ぶことができます。なるべく自分の意見をいうことを心がけるのもいいですね。
「グループディスカッション を受けるのですが、注意する点はありますか」と質問すれば、「〇〇さんはもっとはきはきと話した方がいい」「もっと論理的に話す癖を付けた方がいい」などビジネス視点でのアドバイスがもらえたりしますよ。
OB・OG訪問についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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⑦GD用対策本で練習問題を解く
グループディスカッションの対策問題集を活用する方法です。本番でどのようなテーマが出るのかケース問題の頻出例を知ることができますし、出された問題を解く過程も学ぶことができます。
参考書を1冊買ったら、まずはひと通りのケース問題に取り組んで1人で最後まで解いてみることが大切です。与えられたケース問題に対して、自分なりに課題抽出をして結論付ける訓練を繰り返すことで、論理的思考力や課題解決力が養われます。
1人で問題を解くことに慣れてきたら、ケース問題集を用いて複数名でディスカッションをしてみると、より効果的なので試してみてください。
⑧自分で動画を撮影して練習する
動画を撮影することが客観視できるので、おすすめの練習方法の一つです。話し方や表情、基本的なビジネスマナーなどのブラッシュアップにもつながりますし、発言内容の矛盾や過不足に気づくこともできます。
グループディスカッション を想定して自分一人である事象について話してみるのもいいですし、実際に複数人でディスカッションをしている風景を定点カメラで撮影するのもおすすめです。
動画を撮影して練習する方法はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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⑨ニュースを見て疑問や意見を持つ癖をつける
グループディスカッションのテーマは時事・社会やビジネスを取り巻く問題から出題されることが多いあります。たとえば、「副業解禁に賛成ですか? 反対ですか?」というように、賛成派・反対派に分かれて討論するスタイルの問題が過去何度も出題されています。
日ごろからニュースや新聞を見る習慣をつけて、世間ではどのようなことが話題となっているのか把握しておくようにしましょう。また、それに対して、自分の意見をまとめておく癖をつけておくと良いでしょう。
ただ、いきなり新聞一冊を読破するのは大変なので、朝通学のときに1記事だけ読む、寝る前にネットで1記事だけ読んで感想をメモしておくなど、1日10分でもいいので継続できるやりかたを選んでくださいね。
最近のニュースについては面接の質問でも聞かれることがある質問なので、面接対策としてもお勧めです。
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⑩SNSでさまざまなタイプの意見を集める
SNSを通してさまざまなタイプの意見を情報収集する方法です。SNSの中でもTwitterやLinkedinはビジネス系の発信も多いので、社会人の意見を吸収するのにおすすめです。ただし、SNSの発信は個人の主観が入っているので、すべての意見を鵜呑みにしないほうがいいでしょう。発信内容に信ぴょう性があるか確認するよう注意してくださいね。
また、SNSは他人の投稿を見て吸収するだけでなく、自分の言葉で意見を発信する練習にも最適です。Twitterであれば140文字以内に意見をまとめなくてはいけないので、短く端的に伝える力も養うことができますよ。
その他にも、ビジネスマンのユーザーが多い、ニュース系アプリのNewsPicsのコメント欄を見るのもおすすめです。時事ネタに対して多様な立場の人の意見を見て学ぶことができます。
⑪業界・職種ごとの例題に慣れる
グループディスカッションで出題されるテーマの業界や職種ごとの出題傾向をつかんで、それに対して意見を考えることも効果的な練習方法の一つ。志望する業界・企業では例年どのようなテーマが扱われているか、インターネットや書籍、企業サイトをチェックしてみてください。
GDのテーマ例:業界や企業に関わるテーマ
グループディスカッションでよく出題されるテーマ例をチェックしましょう。一緒に確認していきましょう!まず、出題される問題には次のようなパターンがあります。
- 採用するなら「真面目な人」と「勢いがある人」どちらがいいですか?
- 履歴書に性別を記載しないのは賛成か、反対か
- この店舗の売上を2倍にする方法を考えて下さい。
- この商品を30代女性に売るためのPR方法を考えて下さい。
- インバウンド需要をどのように取り込むことができるのか
- インバウンドを意識した当社の新規事業を1つつくってください。
- 一つの商品のコンセプトや価格、キャッチコピー、販売時期などを決め、売れる商品を考えてください
- 予算100万円で新規事業をつくるとしたら?
- あなたにとって働く意味はなんですか?
- 願いごとが叶うとしたらなにをお願いしますか?
- 学生が社会に出るうえで、必要なものは何か
最後に時事ネタの出題例をいくつかご紹介します。時事ネタは出題範囲が広いので、特定の分野にかたよって勉強するよりも、広く浅く情報収集をしておくと良いでしょう。
⑫実際の選考を受けて場数を踏む
キャリアセンターでの講習会や実践練習、ゼミの教授や友だち・家族とのディベート練習、参考書のケース問題集を利用した練習をある程度重ねたら、実際の選考も「有用な練習な場」といえます。
ポイントは、第一志望のグループディスカッション をいきなり受けるのではなく、志望度の比較的低い企業を受けて場慣れすることです。本番ならではの緊張感でしか得られないこともあるはずです。中途半端に手を抜いたりせず、どの企業のグループディスカッションの場も真摯に乗り切ってください。
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練習会やグループディスカッションがあるインターンへの参加は場数を踏むことに繋がるため、最も力がつくでしょう。本番さながらの状況を作ることによって、万が一練習会で思うようにいかなかった場合も本番で同じ失敗がないように意識することができます。
また、一人でグループディスカッションの練習をする際におすすめの方法としては、時間を図り、時間内に結論を導き出す方法です。頻出テーマはインターネットでも簡単に探せますし、就活情報を発信している本にも掲載されていることがあります。その中でランダムに選び、時間内に結論を出します。この時のポイントとして、必ずメモを取りながら考えるようにしましょう。メモをすることによって整理がつきますし、グループディスカッションの役割の一つで、記録を残す役割の「書記係」の練習にもなります。
一人でもグループディスカッションを練習出来る方法は沢山あるので、最も力をつけられる方法を自分なりに見つけていきましょう!
面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
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どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
グループディスカッションの練習を効率的にする注意点・心構え
グループディスカッションの練習方法をさらに効果的なものにするために、グループディスカッション本番や練習に臨むときの心構えや、よくある注意点についてお伝えします。
場数をこなしうまい人を真似る
グループディスカッションはとにかく場数をこなし、反復練習を行うことがポイントとお伝えしました。ですが、やり方が間違っているまま場数を踏んでも効果は薄いですよね。
身近にいる話のうまい人、グループディスカッションの練習会で指導してもらった講師や先輩内定者をしっかり観察して真似をするよう心掛けていきましょう。ただし、グループディスカッションのときに自分の意見がないからと言って、他人の台詞をそのまま真似するのはNGです。
参考にするのはあくまでも話し方や表情・姿勢や、テーマを結論に導くプロセス、考え方の部分にしましょう。
業界職種の情報チェックを習慣づける
志望業界や職種が固まっている方は、業界の専門誌やメルマガなどに登録をして情報収集を習慣づける方法も有効です。たとえば、日経新聞の中にも全業界の動向が載っている総合媒体以外に、日経MJという小売り・流通・ファッション業界に特化した媒体もあります。
業界・職種問わず幅広い情報をキャッチする視野を持つとともに、専門性の高い知識や話題にふれておくことも、グループディスカッションの練習を効率化する心構えといえるでしょう。
周りの人にチェックしてもらう
グループディスカッションの練習をするときは、必ず周りの人にチェックしてもらい、客観的な意見をもらうよう心掛けましょう。ずっと1人でオリジナルの練習方法を続けていると、間違った考え方や話し方など癖がついてしまい逆効果です。
また、周りの意見を聞くときは、家族や友だちなど親しい人たちからのフィードバックに偏らないよう注意することも大切です。今回ご紹介した、学校のキャリアセンター・就活アドバイザー・ゼミや授業で一緒の同級生・ほかの学校の就活生・インターン先の企業など、さまざまな立場の人からチェックしてもらうことがポイントになります。
多角的なフィードバックをもらいながら効率的に振り返ることができるように練習していきましょう。
39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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ロジカルシンキングを意識する
企業の評価として重要視される論理的な思考力ですが、「自分が論理的に話せているか」と意識するようにしましょう。友人や知人との練習では、ロジカルなシンキングがなくても、なんとなく話が進んでしまうかもしれないので、常に意識することが必要です。
ここではロジカルシンキングにおいて大切な考え方をひとつ紹介しましょう。
①MECE
MECE(ミーシー/ミッシー)はロジカルシンキングを実行するうえで、ぜひとも活用したい技術です。基本は、各項目や事柄が重なりがなく、抜けや漏れがない状態のことを指します。
分かりやすくいえば、ビジネスのターゲットとして「就活生」「新卒」「既卒生」「大学生」だといかがでしょうか。就活生は大学生や新卒とかぶる場合があるし、既卒は就活生とかぶってしまいますよね。これは、学生の区分(大学生や短大卒)や、就活を行う状態(新卒・既卒)などが整理されていないから起きてしまっています。
はじめは図に書き、重複や抜け漏れがないかチェックし、頭の中で図にできる訓練をするといいでしょう。
発声や表情をつくる練習も意識する
グループディスカッションに限った話ではありませんが、身振り手振りや会話中の表情、声のトーンなども重要。グループディスカッションの本番は、初めて会った就活生同士で話さないといけないので、いつも以上に緊張して声が小さくなる方もいるかもしれません。
しっかり発声や表情をつくる練習をして、聞き取りやすい声・自然体の表情で話せるようにしておきましょう。
身振り手振りのコツは以下の記事で紹介しています。
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身振り手振りは正しいタイミングで使うことで面接官とのコミュニケーションが円滑になりますよ。 この記事では身振り手振りを使って話すメリット・デメリット、使いたいシーン、テクニックをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にして、印象アップを目指しましょう!
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キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる
すぐに効果がでるものとしてまずは話し方の部分に注力していきましょう! 場の空気やテーマが異なるので、話す内容の精度に関しては実践と振り返りを繰り返すことで徐々にレベルをあげていく必要があります。一方で、最後のポイントにもあるように、コミュニケーションのとり方についてはどんな場面でも展開できるので早めの習得をおすすめします。例えば、にこやかに話す・ハキハキ話すといったことも大切ですし、敬語の使い方や言葉選びにも留意すると良いでしょう。
また、その場に集っている就活生の皆様は「同じ企業を志している方々」なので、少し難しいかもしれないですが、その企業に惹かれそうな人物像やその企業の採用したい人物像を事前に考えてみると自分の適切な振る舞い方も推測しやすいと思います。例をあげると、顧客志向が強く丁寧で寄り添った対応が求められるお仕事であれば、一つ一つの言葉選びや傾聴姿勢が大事、といった感じです。ぜひやってみてください!
オンラインGDの練習ポイント
コロナウイルス感染症の影響で就職活動は、オンライングループディスカッションの実施が増加しています。対面とオンラインでは意識すべき点や準備する内容が異なるので、オンライン向けの対策が必要不可欠です。
どのような点に気を付けるべきか、順番にポイントを解説していきます。
また、web面接については下の記事でも紹介しています。共通するポイントがあるので、チェックしてみましょう。
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使用するWeb会議ツールに使い慣れる
オンラインのグループディスカッションで利用するWeb会議ツールを事前に1度は使ってみることが大切です。Web会議ツールの代表的なものに、ZoomやGoogleMeet、Wherebyなどがありますが、場合によっては企業独自のマイナーなWeb会議ツールを利用するかもしれません。
- 事前に名前やメールアドレスの登録は必要か
- アプリのダウンロードは必要か
- マイクや画面共有の設定はできているか
- Web会議ツールの音量ボタンやチャットツールはどのように使うのか
上記のポイントはグループディスカッション当日ではなく、できるだけ早い段階で設定や確認をしてください。余裕があるときは友だちやご家族と1度Web会議ツールを使ってみることもおすすめします。
SkypeとZoomの使い方を紹介していますので、チェックしましょう。
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通信トラブルの対処法を準備する
オンラインでグループディスカッションを行うとき、通信トラブルが起こる可能性があります。Wi-Fiがつながりにくい、通信容量の制限がかかり音が途切れてしまうなどトラブルが起きたときに慌てないよう、事前に通信環境の確認をしておきましょう。
万が一グループディスカッションの日にWeb会議ツールにログインができなかったり、途中で通信が途切れてしまったりしたときは、トラブルがあった旨を、企業の採用窓口まで電話やメールで伝えてください。
もし可能であれば、スマートフォンやパソコンなどのサブデバイスを用意しておいて、別の端末からすぐにログインし直せるよう準備しておくのもおすすめです。
リアクションができているか録画して確認
オンライン上では非言語的コミュニケーションが少なくなるため、なるべくオーバーリアクションで身振り手振りをつけて話すよう練習しておきましょう。
非言語的コミュニケーションとは、表情や声のトーン・立ち居振る舞いや視線など、言葉以外の情報で伝達するものを指します。オンラインでのコミュニケーションでは、小さな画面の小窓にしか自分の姿が写らないため、どうしても対面時より非言語的コミュニケーションが減ってしまうのです。
そのため、いつもより大きめにうなづいて「聞いているよ!」とアピールしたり、相手の話を理解したときは手で丸を作って伝えるなどの工夫をしてみてください。
チャットや画面共有のしかたをマスターする
オンライングループディスカッション中に、チャットの送信や画面共有が必要になる場面があるかもしれません。なるべくたくさんのWeb会議ツールにふれて、チャットや画面共有のやり方をマスターしておいてください。
対面のグループディスカッションであれば、手元にあるメモ用紙にやホワイトボードに議事録をとることができますが、オンラインだと手書きは使えません。ディスカッション中の会話をチャットで残したり、書記係がWordやGoogleドキュメントにまとめた議事録を最後に画面共有するなど、スムーズにWebツールを使いこなせると評価も高くなるでしょう。
カメラ写りや画面背景をチェックする
Web会議ツールはうまく使いこなせていても、カメラ写りの確認を忘れている方も多いのではないでしょうか。カメラに写ったときに顔が暗すぎないか、逆光になっていないか、背景に洗濯物や日用品など極端に生活感のあるものが写っていないかなどチェックしてみてください。
ごくまれに、上半身だけスーツを着て下半身はラフな服装でグループディスカッションに参加する方もいますが、たまたま立ち上がったときに見えてしまう可能性もゼロではありません。
画面越しだから大丈夫と油断は禁物、服装や髪形もきっちり整えて、画面越しにどう写っているのか確認をしましょう。
5人以上でオンラインで話す練習をする
大人数でオンラインで会話をするとき、通信状況によってはお互いの声がかぶって聞こえなくなったり、音声がズレて聞こえたりするときがあります。1対1ではあまり気にならなかったとしても、5人以上の大人数になると会話の間の取り方が難しいときもあるものです。
キャリアセンターや就活アドバイザー、学校の友だちや家族などに協力してもらって、なるべく大人数でweb会議ツールを使う練習をしておきましょう。
大人数で練習するときは、「私の声聞き取りやすかった?」とお互いに確認しあうとなお良いでしょう。
グループディスカッションの練習について悩んでいる学生からよくある質問に回答!
グループディスカッションの練習をすべきか迷っている学生や、どのように練習したらいいかわからない学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
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グループディスカッションの練習は必要ですか?
グループディスカッションの練習をすることは非常に大切です。一度や二度の体験では、初めて会うほかの就活生とコミュニケーションを取る方法や効果的な意見の伝え方を習得するのは難しいでしょう。そのため反復練習をおこない、発言のタイミングや異なる価値観を持つ人への意見への対応が身につけることが重要です。
またグループディスカッションの練習を積むことで、自分の得意不得意を認識することもできるでしょう。自分の強みが明確になることで、本番でも高いパフォーマンスを発揮することができますよ。
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グループディスカッションのおすすめの練習方法を教えてください。
グループディスカッションの練習は闇雲におこなうのではなく、順を追っておこなうことが重要です。まず、ディスカッションのテーマになりそうな関連情報を収集し、自分なりの意見を考えましょう。次に友人や家族と議論をすることを通じて、人と議論を交わすことに慣れることが重要です。
最後に練習会に参加したり就活アドバイザーと実践練習をしましょう。本番さながらの練習をおこなえるだけでなく、他者からアドバイスをもらうことで課題点を見つけることができますよ。
効率的な練習でグループディスカッション合格率100%を目指そう
グループディスカッションの練習をするときは、うやむやに数をこなすのではなく、企業の評価ポイント・より上達がはやい方法を模索しながら進めましょう。あわせて、オンラインにもしっかり対応できる準備を整えておくといいですね。
一人でおこなうのもいいですが、より上達がはやいのはやはりキャリアセンターや就活アドバイザー、周囲の人たちの協力をえて練習をすること。グループディスカッション は練習をすればするほどうまくなるものですので、自分に合った練習方法で合格率アップを目指しましょう。
事前対策ができないは嘘?一人でもグループディスカッションを対策しよう
近年、選考で集団面接やグループディスカッションを導入する企業が増えています。しかし、うまくアピールできる自信がなく、不安を抱えている人は多いです。
そんな人は「グループディスカッション対策マニュアル」を活用しましょう。この資料を読めば、グループディスカッションで気をつけるべきポイント、自分に向いている役職等がわかります。
何度でも読み返せるので、うまく活用して周りの就活生と差別化しましょう。
テーマもメンバーも分からないのに、練習なんで意味ありませんよね? ぶっつけ本番にします!