1分の自己紹介で面接官に伝えるべき3つの内容|OK・NG例文付き

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コラムの目次

  1. 就活の自己紹介は1分が目安
  2. 1分の自己紹介で伝えるべき3つの内容
  3. ①基本的な情報は最初に伝える
  4. ②過去の経験や特徴を盛り込もう
  5. ③面接への意気込みをしっかり伝える
  6. 自己紹介を1分でまとめる3つのポイント
  7. ①文字数は200〜300字を意識しよう
  8. ②本当に必要なことだけに絞る
  9. ③情報は小出しでOK
  10. 1分間の自己紹介の例文
  11. 例文①:バレーボールの経験をアピール
  12. 例文②:キャッチフレーズを活用
  13. 例文③:趣味を伝える
  14. 例文④:剣道部の経験をPR
  15. 例文⑤:自身の軸をアピール
  16. NG例文①:アピールまでつなげられていない
  17. NG例文②:基本情報を伝えられていない
  18. NG例文③:あいまいな表現が多い
  19. NG例文④:まとまりがない
  20. NG例文⑤:自己PRになってしまっている
  21. 自己紹介は1分で簡潔に伝えよう

1分で自己紹介する秘訣は動画でも解説中!!

就活の自己紹介は1分が目安

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「自己紹介ってどのくらいの長さがちょうどいいんですか?」
「面接の自己紹介ではどんなことを話せばいいんですか?」

という質問を多く受けます。自己紹介をする際は1分程度にまとめるのが適切です。1分以上自己紹介が続くと面接官も疲れてきますし、内容にまとまりがないと思われてしまいます。

自己紹介は面接で一番初めに話すものなので、第一印象を決定付けると言っても過言ではありません。第一印象次第でその後の面接の流れが決まる可能性も高いです。最初の自己紹介を上手におこなうことで好印象を与えましょう。

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1分の自己紹介で伝えるべき3つの内容

就活生

自己紹介をするときに、どあれも言おうこれも言おうとなってしまって混乱してしまいます。

キャリア
アドバイザー

自己紹介で伝えるべき内容を事前におさえておけば、本番で慌てずに話せるようになりますよ。

自己紹介は単に1分にまとめているなら、それでいいわけではありません。時間的な制限はあくまで印象よく伝えるためのテクニックであり、魅力的なアピールにするには内容を考える必要があります。

1分という短い時間の中にどのような内容を盛り込むかが重要で、内容次第で評価はよくも悪くも分かれます。自己紹介で伝えるべきポイントは大きく3つです。3つのポイントを1分の中に上手に盛り込んで、評価される内容を考えましょう。

自己紹介を短くまとめるコツについてはこちらの記事でも解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

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①基本的な情報は最初に伝える

基本的な情報は最初に伝える

上手に自己紹介をおこなうには、まずは基本的な情報を盛り込み、前提として成立させなければなりません。基本的な情報とは、大学名・学部名、氏名です。学科や専攻コースがあるなら、それらを伝えてもいいでしょう。基本的には、履歴書に記載した内容が本当に正しいと証明することと考えて問題ありません。

面接官は事前に提出した履歴書を見ながら面接をおこなうことが多いため、手元の資料と自分が合致していることを伝えましょう。氏名を言う際は苗字だけでなく名前まで言うように気をつけてください。面接官が名前の最後まで聞き取れるように、聞き取りやすい声でハキハキ話しましょう

基本的な情報
  • 大学名
  • 学部
  • 氏名
  • 学科、専攻

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②過去の経験や特徴を盛り込もう

過去の経験や特徴を盛り込もう

次に、過去の経験や特徴について伝えます。基本情報だけだと人物像が見えてこないので、簡単に学生時代の取り組みなどについて話しましょう。面接で話したい、聞いてほしいことがあれば自己紹介で簡単に触れておくのがおすすめです。学生時代の取り組みについては、以下のようなものがあげられます。

学生時代の取り組み
  • 学業
  • ゼミでの研究内容
  • 部活動やサークル活動
  • アルバイト
  • ボランティア活動

学校外でかかわった学外活動も伝えられる要素です。こちらの記事も確認しておきましょう。

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③面接への意気込みをしっかり伝える

面接への意気込みをしっかり伝える

自己紹介の最後は、面接への意気込みを簡単に伝えて締めます。面接への意気込みは難しく考える必要はなく、その時に感じた素直な気持ちを述べるのがいいでしょう。必ずしも事前に考える必要はなく、その場で思ったことをその場の雰囲気に合わせて伝えても問題はありません。

緊張している場合は「緊張していますが、何卒よろしくお願いします」と正直に話してもいいでしょう。正直に伝えることで緊張が和らぐことも多いです。また、「本日はそういった部分をお話できればと思います」と、自己紹介の中でも特に話したい経験や性格について触れてもいいですね。意気込みを伝えた後は「本日はよろしくお願いします」で締めましょう。

こちらの記事では意気込みの考え方を解説しています。インターンの内容ですが、面接にも通ずることがあるのでぜひ参考にしてみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

必要最低限の内容を考えてから肉付けしていこう

面接官の印象に残るような自分なりの自己紹介を考えてみましょう!サクサク考え付く方はそこから情報を削っていき、考え付かない人は簡潔に必要最低限の内容を考えてからそこから肉付けさせていきましょう。また、自己紹介は伝えなければいけない内容(学校、学部学科、名前など)を除けば「フリー」の内容が多いです。

面白い経験や変わったアルバイトをしている人はそういった点をアピールしていくのもいいですね!面接官の印象に残って、そこからお話が広がることもあります。アイスブレイクのように、自身と面接官の方との間の距離感を縮めることも出来るのでいいかもしれませんね!

ただ、もし変わった経験などをお話する際は、深堀される可能性が高いのでしっかりと詳しい内容が話せるように準備しておきましょう。自己紹介で印象付けることが出来ればその後の面接が進めやすくなると思うので、入口からつまずかないようにしっかりと準備をしましょう!

自己紹介にインパクトをつけたい学生はこちらの記事も参考にしてください。

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自己紹介を1分でまとめる3つのポイント

企業によって時間を指定されることもありますが、基本的には1分でまとめるのが基本です。しかし、いざ自己紹介を考えてみると、なかなか1分でまとめられないということも多いでしょう。

1分に到達しないというよりは超過するケースが多く、内容を絞り込むことに苦戦しやすいです。自己紹介を1分でまとめるには、3つのポイントがあります。細かいポイントまで把握し、魅力的な自己紹介を作成しましょう。

①文字数は200〜300字を意識しよう

1分の自己紹介を考える際は、原稿に書き起こすのがおすすめです。この時文字数に注目が必要で、1分のアピールなら大体200〜300字程度になります。人によって話すスピードは違うでしょうが、1分で200〜300字程度のアピールがもっとも聞きやすく伝わりやすいです。200〜300文字よりも減らしたり増やしたりしても、話すスピード次第で1分に調節することは可能です。

もちろん、これは目安です。完成したら一度声に出し、時間を測って本当に1分程度でおさまっているかチェックしましょう。200〜300文字の自己紹介を作成する際は、手書きではなくパソコンで作成するのがおすすめです。Googleドキュメントを使用すれば、ツール→文字カウントで選択した箇所の文字数が表示されます。直接入力または文章を貼り付けるだけで文字数がカウントできる文字数カウントというサイトもあるので活用しましょう。

自己紹介の文章の書き方はこちらの記事を参考にしてください。

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自己紹介を簡単にまとめる方法についてはこちらの記事でも解説しています。

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②本当に必要なことだけに絞る

自己紹介が1分でまとまらない場合、盛り込む内容が多すぎる可能性があります。1分でまとめるには、必要最低限の情報だけに限定しなければならないため、本当に必要なことは何かよく考えて盛り込む内容を選定しましょう。自分を知ってもらうには複数の項目を盛り込みたいとも思うでしょうが、逆効果になる可能性が高いです。

特に多くの学生が盛り込んでしまいがちなのが「学生時代の取り組み」についてです。頑張ったことがたくさんあるのはいいことですが、あれもこれもと盛り込むと結局ひとつひとつの印象が薄くなってしまいます。こうなると、就活生自身の印象も残りにくくなるので注意が必要です。「面接で話したい」「この話について聞いてほしい」という内容を中心にしましょう。

③情報は小出しでOK

主軸とする内容を絞った後も、それを自己紹介だけですべて伝えきる必要はありません。自己紹介では簡単に触れ、情報を小出しにする程度でOKです。いわば予告編のようなもので、反対にここですべてを伝えてしまうと本編でアピールすることがなくなってしまいます。

印象的なポイントだけを伝えて、面接官に興味を持ってもらうことが大切です。もっと知りたい、深掘りして質問したいと思わせられたなら、自己紹介は成功したと言えるでしょう。あまりに多くの内容を盛り込むと1分を軽く超えてしまいます。簡潔にまとめるためにも簡単に触れる程度にしておきましょう。

面接まで時間がない人は、ツールを使って効率的に自己紹介を作成しよう

自己紹介では「学生時代に頑張ったこと」「入社して頑張りたいこと」をアピールする必要があります。

そこで活用したいのが「自己紹介作成ツール」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ人事に響く自己紹介を作れるようになります

無料で使えるので、積極的に活用して他の就活生と差をつけましょう。

企業によっては3分の自己紹介をもとめられることもあります。こちらの記事では、3分の自己紹介の作り方や例文を紹介していますので、併せて確認することをおすすめします。

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1分間の自己紹介の例文

上手に自己紹介をするには、事前にどのような内容でアピールするか考え、練習しておくことが大切です。自己紹介を考える際は、例文を参考にするのがおすすめです。実際のアピール例を知ることで、どのような内容、構成で伝えるべきかが分かり、より細部のポイントまで把握できます。自身が作成した自己紹介と例文を比較し、ブラッシュアップを重ねましょう。

例文①:バレーボールの経験をアピール

例文

○○大学経済学部から参りました、○○と申します。大学時代はバレーボール部に所属しており、ポジションはセッターでした。セッターはチームの攻撃を支える要で、アタッカーの能力をどこまで引き出せるかを求められるポジションです。
アタッカーの気持ち、個人の能力、相手ブロックの状況といった、複数の情報を一度に考え処理することで、冷静な判断力や分析力が身につきました。面接にも冷静な気持ちで取り組み、念入りに自己分析して得た自分という人物像を深く知ってもらいたいと思います。本日は、よろしくお願い致します。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
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キャリアアドバイザーコメント

戸田 開

戸田 開

ドライな印象を与える内容のため笑顔や明るい声を意識しよう

全体の構成については文句なしです。簡単に経験を述べることから始まり、自身の強みのアピールと面接に対する意欲がとてもよく伝わる内容ですので、是非このまま自己紹介してほしいと思います。文章自体に問題はないですが、ドライな印象の内容なので話す際の伝え方には気を付けたほうがいいと思います。

ドライな印象は、伝え方を間違えると「ただ不愛想なだけ」と捉えられてしまうためです。笑顔などの表情や明るい声など、文面には出ない部分に意識をすることでさらに良い自己紹介になると思います。

例文②:キャッチフレーズを活用

例文

○○大学経済学部から参りました、○○と申します。大学時代は野球部に所属しており、ポジションはセンターでした。外野の一番遠いところからでも声が聞こえるということで、「人間メガホン」の異名を頂いたこともあります。
元気の良さはもちろん、常に前向きな姿勢を持ち、何事も楽しみながら取り組めるのが私の持ち味を感じています。面接では元気の良さを感じてもらえるように、誰よりも大きな声で臨みたいと思います。本日はよろしくお願いします。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

元気さをアピールするなら面接中も明るく対応することが大切

非常にキャッチーで分かりやすい自己紹介で、人事の方にも印象に残りやすいのではないかと思います。また、人間メガホンという部分から連想される「声の大きさ」だけではなく「元気の良さ」や「前向きな姿勢」という点をアピールできていていいと思います。

改善するといい点があるとすれば、人間メガホンという異名をもらって活躍した部分や評価をされた点も少し触れるといいかと思います。また、元気さをアピールするのであれば、多少答えにくい質問が飛んできても、明るさや元気の良さを失わないようにすることが大切ですね。

印象に残るキャッチフレーズの作り方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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例文③:趣味を伝える

例文

○○大学文学部英米文学科から参りました、○○と申します。大学では文学を学んでいることもあり趣味は読書で、年間300冊は読んでいます。お気に入りの一冊は「十五少年漂流記」という冒険譚で、何度読んでも心が踊らされます。
面接では読書で身につけた知識や想像力を発揮して、私という人間を知ってもらい、いかに御社で役立つ存在かをアピールしたいと思います。本日は何卒よろしくお願い致します。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
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趣味が読書とパーソナルな情報が開示されており、かつ年間の読書量を数字で示せているのがポイントです。定量的なアピールになり、印象的に伝わりやすいでしょう。また、お気に入りの一冊の感想を述べることで、読書好きであることを明確にできており、さらに面接への意気込みに繋げられているのも好印象です。

自己紹介での上手な趣味の伝え方はこちらの記事でも例文付きで紹介しています。

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例文④:剣道部の経験をPR

例文

○○大学商学部から参りました、○○ ○○と申します。大学時代は剣道部に所属し、4年間ひたすら打ち込み続けました。剣道は心技体の全てを磨く修行であり、厳しい修行に耐え抜くことで、忍耐力や精神力を鍛えられました。本日の面接も最初から最後まで気を抜くことなく真剣に打ち込み、これまでの成果をしっかり発揮していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

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吉川 智也

吉川 智也プロフィール

ポジティブな表現で一緒に働きたくなる印象を与えよう

良い点としては、剣道で修行というキャッチフレーズは面白くていいと思います。そして培ってきた経験のアピールが盛り込まれている点もいいですね。改善点としては、厳しい修行に耐えたという部分があげられます。「耐えた」というのはネガティブな表現なので、「乗り越えた」などのポジティブな表現に変えたほうがいいですね。

面接官も今後この人と一緒に働いていくことを考えています。自身に置き換えてもらえばわかると思いますが、ネガティブな人よりポジティブな考えをしている人と一緒に働きたいと思います。ポジティブに就活を楽しんでいきましょう!

例文⑤:自身の軸をアピール

例文

○○大学文学部教育学科から参りました、○○ ○○と申します。私は小さい頃からアメリカ文化に関心を持ち、古い時代の小説や映画作品を鑑賞し、大学時代には3ヶ月間の短期留学もおこないました。
留学先では研究を進めたのはもちろん、多くの人達と触れ合うことで、言葉の壁を超えたコミュニケーションが可能であることを学びました。面接官の皆様とも距離を縮められるよう精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願い致します。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
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キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

伴 美寿々

相手が理解できない言葉を並べないように気をつけよう

前半は、ご自身の趣味や経験してきたことが簡潔に伝えられていて、どういう方なのかがわかりやすくていいですね!探求心と行動力があることが伝わってきました。欲を言えば、アメリカ文化のどんなところに魅力を感じているのかがわかると、よりよくなる気がします。

改善が必要な点としては、「多くの人達と触れ合うことで、言葉の壁を超えたコミュニケーションが可能」があげられます。どのように工夫して言葉の壁を乗り越えたのかが伝えられたほうがいいですね。また、後半に出てくる企業に対しての「壁を乗り越えたコミュニケーション」について説明が不足している印象を受けます。抽象的で相手に理解できない言葉を並べないようにしましょう!

NG例文①:アピールまでつなげられていない

NG例文

○○大学文学部英米文学科から参りました、○○と申します。私は昔から文学が好きで、特に海外文学が好きです。また、文学好きが高じて原作が小説の映画も観るようになり、映画好きにもなりました。
映画でミュージカルを観たことでハマり、劇場にも足を運ぶようになりました。小説や映画、舞台といったエンタメが大好きで、私の核をなすものだと思います。本日は頑張って面接に臨みたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

自分が好きなものは提示できているものの、それが明確なアピールに繋がっていません。ただ好きという気持ちを伝えているだけで、なぜ好きか、どのようなところに魅力を感じているかが述べられていない点がNGでしょう。

また、面接への意気込みも曖昧で、意欲の高さがそれほど伝えられていません。自分のことをは伝えられているものの、何となくで終わっており、アピール内容が曖昧な点が特にNGなポイントと言えます。

NG例文②:基本情報を伝えられていない

NG例文

大学時代は剣道部に所属し、主将を務めました。剣道は心技体といい、これら3つが揃ってこそ本物と認められます。個人の練習では技と体を、チーム全体を見る時は心を意識して取り組み、日々鍛錬に励みました。
鍛錬の結果、最後の大会では地区大会で優勝を勝ち取り、努力は裏切らないということを改めて実感しました。剣道で鍛えた心技体を活かし、社会に出ても活躍したいと考えています。お忙しいところお時間を割いて頂き、ありがとうございます。本日は、何卒よろしくお願い申し上げます。

自己紹介の大前提である、基本情報が明かされていないのが最大のNGポイントです。また、選考での意気込みが述べられていないのも、NGポイントでしょう。社会に出るに向けての意気込みは述べられていますが、志望先に限定されたものになっていないため、アピール力が下がっています。

NG例文③:あいまいな表現が多い

NG例文

○○大学経済学部から参りました。○○ ○○と申します。私は○○という関東で知らない学生はいない有名なサークルに所属していました。サークルでは周囲を盛り上げるムードメーカーとして活躍していました。本日は、面接官の皆さんを楽しませるような面接にしていきたいです。

この自己紹介では「有名なサークルに所属していた」と自慢げに話しています。根拠がなく面接官も半信半疑になるので、あいまいな表現は避けた方がいいです。また、サークルの具体的な活動内容など、就活生の背景を知る情報がないのもマイナスと言えます。

NG例文④:まとまりがない

NG例文

○○大学商学部から参りました。○○ ○○と申します。本日は貴重な機会をいただきありがとうございます。部活動は野球部のマネージャーをしており、休日はほとんどなく選手の試合に同行しています。料理が得意で、なるべく自炊するように心がけています。居酒屋でのアルバイトを2年間続けています。本日はよろしくお願いいたします。

この自己紹介はまとまりがなく、頭に浮かんだことをそのまま話している印象です。ただただ長いだけで、肝心の性格や何に最も力をいれたのかがわかりません。事前に話す内容を整理して、簡潔にまとめることが大切です。

NG例文⑤:自己PRになってしまっている

NG例文

○○大学の○○と申します。私の強みはコミュニケーション力です。接客のアルバイト経験があり、そこで人と触れ合うことの楽しさを学びました。このコミュニケーション力を活かして御社の営業部門で活躍したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

この例文は、自己紹介ではなく自己PRをしてしまっています。学部や学科が抜けていて説明不足な印象があります。強みのアピールをしたい場合は、あくまでも付け足し程度にしておく方がいいです。自己紹介では、学生時代にアルバイトに力を入れていたことと、何のアルバイトをどのくらい続けたのか程度の基本情報にとどめておきましょう。

自己紹介は1分で簡潔に伝えよう

自己紹介は簡潔に伝えることが大切です。目安となる時間は1分と考えましょう。1分程度にまとめると全体的にすっきりしたアピールになり、より情報も伝わりやすいです。1分を極端に下回ったり超えたりするとマイナス印象にも繋がりやすいため、アピールの長さは注意してコントロールしなければなりません。

簡潔に伝えるためには、何を伝えるべきか、何を省略してもいいか、念入りに考えることが大切です。簡潔な自己紹介で第一印象からイメージアップを目指しましょう。パソコンで200〜300文字の自己紹介文を書き、Googleドキュメントのツールや文字数をカウントするサイトでチェックすると効率よく作成できます。

会社によってはさらに短い時間を指定される場合もあります。
今回紹介した1分での自己紹介と合わせて、こちらの記事も参考に様々なパターンで対策しておきましょう。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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