35例文|転職の自己PRは「企業との接点」を軸にして組み立てよう

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役立つ35例文つき!転職の自己PRは○○で完全攻略!

目次

  1. 転職の自己PRは企業があなたを採用するメリットにつなげるのがマスト! 
  2. 対策への第一歩! 自己PRの基礎知識
  3. 自分を企業に売り込む「自己PR」
  4. 「自己紹介」や「長所」との違い
  5. 履歴書と職務経歴書の両方に書く場合が多い
  6. まずは例文から「型」を知ろう! 転職での自己PR例文35選
  7. 【同職種への転職】自己PR例文5選
  8. 【未経験職種への転職】自己PR例文20選
  9. 強み別|アピールポイントを押し出した転職自己PR10例文
  10. 転職の自己PRは前職の経験を活かし企業ニーズと接点を持たせることが重要! 
  11. 前職の経験をアピールにつなげる! 転職の自己PR作成法4ステップ
  12. ステップ①前職入社から今までの自己分析をして経験を洗い出す
  13. ステップ②前職の仕事内容を分解・整理して強みを見つける 
  14. ステップ③採用ページや企業情報から志望企業のニーズを見極める 
  15. ステップ④自分の持っている強みから志望企業で活かせることをピックアップする 
  16. 転職面接での自己PRは過去・現在・未来で伝えよう! 効果的な自己PRの伝え方
  17. 過去|今までの仕事内容や残した実績を伝える
  18. 現在|今どんなスキルを持っているかを伝える
  19. 未来|入社後にどのように活躍したいか伝える
  20. 周りと差がつく自己PRを作成しよう! +αのテクニック3選
  21. ①前職の経験は具体的な数値をふまえて客観的な評価の高さをアピール! 
  22. ②職務経歴書などの書類記入時は読みやすさを重視!
  23. ③前職の経験をふまえて相性や企業とのマッチ度を押し出す! 
  24. 魅力を半減させる要素に注意! 転職時の自己PR作成前のチェックリスト
  25. どの企業にも言えるような内容になってない? 
  26. 前職を悪く言ってしまうような内容は含まれてない? 
  27. 経歴にフォーカスした自慢話に近い内容になってない?  
  28. 前職の経験と企業ニーズの共通点をふまえた魅力的な自己PRで内定をつかもう! 

転職の自己PRは企業があなたを採用するメリットにつなげるのがマスト! 

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

転職での自己PRについて悩んでいる人から、よくこんな相談をもらいます。

転職を考えている人が抱きやすい不安

転職は新卒の頃の就活に比べると難易度が上がる場合が多いので、自己PRの内容はどんなふうにすれば良いのか、悩んでしまうこともありますよね。

転職の際の就活対策は、新卒のときとは異なります。特に自己PRは転職であるということをふまえ前職の経験を活かした魅力ある自己PRにすることが大切です。

この記事では、転職での自己PR作成法を例文をふまえて解説していきます。一緒に転職ならではのポイントを押さえた魅力的な自己PRを作成し、内定に向かって駒を進めましょう。

新卒入社した企業を早いうちに退職する人を第二新卒といいます。第二新卒の転職についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

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転職は新卒での就活よりも難易度が上がるもの。自己PRはどんな内容にすれば良いのか不安に感じることもあるでしょう。この記事では、専門家のアドバイスを交えて転職時の自己PRについて解説しています。

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対策への第一歩! 自己PRの基礎知識

転職での自己PRの対策を固める前に、まずは自己PRについての基本から知っておく必要があります。

自己PRとは具体的にどんなものを指すのか? 似ている項目との違いは何か? より効果的な対策をするための第一歩として、基礎知識を身に付けることから始めましょう。

自分を企業に売り込む「自己PR」

自己PRは、あなたの持つスキルや経験、実績などを伝え、魅力的な人材であることをアピールするものです。つまり、志望企業で活躍するために必要なスキルが備わっていることや、志望企業があなたを採用することのメリットをアピールするものですね。

企業が求めているのはどんな人材か、どんなスキルがあればいち早く活躍できるのかを考えて作成することが大切ですよ。

「自己紹介」や「長所」との違い

自己PRと似た用語との違い

自己PRと混同しやすい項目に、自己紹介や長所が挙げられます。面接では自己PRのほかに自己紹介や長所について聞かれることがあり、自分をアピールするという点で共通点はあるものの、それぞれに違いがあります。そのため異なる対策をする必要がありますよ。

自己紹介では、名前や前職での業務内容、経歴、趣味などを伝えるのがおすすめです。おもに企業とのマッチ度や基本的なコミュニケーション能力を重視されます。

長所は、自分を構成する性格や価値観のなかから企業とのマッチ度が高いと思えるもの、アピールになるものをピックアップして伝えると良いですね。

米田 有希

米田 有希

質問の意図を正しく理解できるかどうかは、コミュニケーション能力をアピールするうえでも重要です。この区別をあいまいにせず、それぞれでしっかりとあなたの魅力を伝える意識をしてみましょう。

長所が思いつかないという人は、こちらの記事を参考にしてみてください。長所を見つけるためのステップや効果的に伝えるポイントについても紹介していますよ。

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米田 有希

キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる

似た用語との違いを理解した的確なアピールで印象アップを狙おう!

自己PR・自己紹介・長所のそれぞれの違いを理解せず混同した回答をしてしまうと、そもそも質問に答えられていないというマイナスイメージにつながってしまう可能性があります。理解力やコミュニケーション能力といった部分の評価でもマイナスになる場合があるので、しっかりとそれぞれの違いを確認しておきましょう。

また、自己PRは志望動機と並んで非常に重要視されている質問項目です。特に転職の場合、即戦力として活かせるスキルや経験などが重要な評価項目となるため、自己PRを使ったアピールは欠かせません。

自己紹介と長所が混同したあいまいな回答では、企業から高い評価を得られない可能性があります。そのためそれぞれの違いを明確にし、自己PRとしてふさわしい内容を伝えられるように準備することが重要ですよ。

履歴書と職務経歴書の両方に書く場合が多い

履歴書と職務経歴書に書く内容の違い
  • 履歴書:自己PRの内容をまとめたもの
  • 職務経歴書:履歴書に書いたものへの補足やより詳しい情報

自己PRは、多くの場合履歴書と職務経歴書の両方に記入欄があります。履歴書の自己PR欄は比較的枠が小さいので、アピールできるスキルを簡潔に書いておく程度にするのがおすすめですよ。

職務経歴書は、あなたがこれまでにしてきた仕事の内容や実績や知識、スキルを記入して採用担当者にアピールするための書類です。そのため履歴書に書いた自己PRの補足やより詳しい情報を記入するのが良いですね

松下 建都

松下 建都

履歴書と職務経歴書には同じようなことを書く欄があることも多いです。まったく同じことを書くのではなく、履歴書よりも詳細なエピソードを盛り込むなど使い方を工夫しましょう。が、内容はまったく同じにならない方がアピールできることが増えて採用担当者からの印象も良くなる可能性がありますよ。

職務経歴書の書き方についてはこちらの記事で解説しています。自己PRを書く際のポイントもわかるので、ぜひ参考にしてください。

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まずは例文から「型」を知ろう! 転職での自己PR例文35選

自己PRの基本が理解できたら、次は作成時のおおよその型を知っておきましょう。どんな流れで書くのかを事前に知ることで、自己PRをスムーズに作成できます。

ここからは、職種別、アピールしたい強み別の自己PR例文を紹介していきます。あなた自身に当てはめてどんな内容にするかを考えながら見てみてくださいね。

【同職種への転職】自己PR例文5選

同職種へ転職をする場合は、前職の経験がとても良いアピールになります。前職で積んだ経験や実績、身に付けたスキルを押し出してあなたの能力をしっかりと伝えましょう。

その際どんな成果を上げたのか、周囲にどんな影響を与えたのかを具体的に伝えることでよりいっそう印象アップにつなげることができます。これまでの経験やスキルの棚卸をして、アピールポイントを整理しておきましょう。

本田 百合香

本田 百合香

自分自身の強みを客観的に見て知ることは、面接でのアピールはもちろんキャリアビジョンを立てるうえでも役に立ちますよ。ここでしっかり自分と向き合ってみてくださいね。

①営業職→営業職

営業職の自己PR例文

私の強みは、目標達成のために必要なことを正確に見極める力です。

前職では人材派遣の営業として電話や訪問で月に15件ほどのアポイントを取り、ヒアリングをとおして現状の課題の把握に努めました。そのうえで課題を解決できる適切な人材の提案に注力してきたことで、月間売上目標を半年連続達成するなどの結果を残すことができました。

この経験を活かし、御社に入社後はよりいっそう高い目標を掲げ、それを確実に達成しながら御社に貢献いたします。

米田 有希

米田 有希

前職での経験を伝えたうえで、どのようなスキルを磨くことができたのかがわかりやすく説明されていますね。また入社後の目標に対する強い意思も感じることができ、好印象です。

②事務職→事務職

事務職の自己PR例文

私の強みは、前職での営業事務の仕事で培ったサポート力です。

前職では電話応対や来客対応をしながら、全営業スタッフが営業に集中できる環境作りに注力してまいりました。

具体的には業務を依頼されるのを待つのではなく、自ら日報を読み込んでスタッフの動きを把握し、先回りして必要なサポートをしてきました。その結果多くのスタッフから私のサポート力を褒めていただくこともあり、社員と一体となって企業に貢献して参りました。

御社に入社後も、これまでの経験で培ったサポート力を活かして縁の下の力持ちのような存在となれるように努めてまいります。

本田 百合香

本田 百合香

普段どんなことを意識して業務に取り組んでいたのか、どのような工夫をしていたのかがわかりやすく説明できています。志望企業に入社後の活躍イメージがわきやすい自己PRにできていますね。

事務職の自己PRの作成法は、こちらの記事でよりくわしく解説しています。事務職を目指している人は参考にしてくださいね。

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③販売・サービス職→販売・サービス職

販売・サービス職の自己PR例文

私は前職でお客様の要望を正確に理解し、お客様が本当に必要とするものを提案する力を身に付けました。

前職では、スーツの販売員として来店されるお客様への提案販売に力を注いできました。カジュアルな私服と違ってスーツは仕事をするうえでの戦闘服といわれるほど、仕事の成果に大きく影響します。だからこそただ販売するのではなく、お客様の仕事内容やこだわりをヒアリングしたうえで、お客様に合ったスーツや小物の提案をすることをモットーに接客に臨んできました。

その結果、スーツや小物を購入するときは必ず私から買うと言っていただけることもありました。

これからもお客様と会話を重ねて相手を理解し、そのうえでご満足いただける提案に努めて御社に貢献いたします。

松下 建都

松下 建都

スキルだけでなく顧客に対しての向き合い方まで表現されていて、接客業において大切な性格的要素も伝わると思います。接客姿がイメージできる点も好印象につながりますよ。

販売・サービス職の自己PRの作成法はこちらの記事でより詳しく解説しているので、あわせて目をとおしておきましょう。

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④企画職→企画職

企画職の自己PR例文

私の強みは、より良い結果を出すため仕事に妥協なく取り組めることです。

私は前職でホテルの宴会営業部門で企画を担当していました。具体的な業務としては、シーズンに合わせた宴会プランの策定と営業の際に使用するツールの制作です。

宴会プランを策定するときは、昨年の売上やアンケートの見直しから始め、どうしたら昨年の結果を超えられるかを念頭に着手していきます。また実際にゲストに提案する営業スタッフにもヒアリングをし、見やすいツールにすることも大切にしてきました。その結果前年度の売り上げを20%上回ったほか、一緒に働くメンバーからも企画書がわかりやすくて助かるという言葉をもらいました。

御社に入社後も、自分に課せられた役割や責任を自覚し全うすることを何よりも大切にして、お客様の満足度を上げるのはもちろん、御社で働かれているスタッフの皆様にも貢献でき喜んでもらえるように努めてまいります。

米田 有希

米田 有希

仕事へのこだわりと取り組む姿勢がよくわかり、意欲の高さが伝わりますね。広い視野を持って仕事に取り組んでいたことも伝わるので、十分に魅力をアピールできています。

⑤技術職→技術職

技術職の自己PR例文

私は情報感度の高さを武器に、仕事に対し前のめりに取り組むことができます。

私は前職で社内SEとして新しいシステム導入の検討や、導入したシステムの活用方法共有の業務を担当していました。残業時間の短縮や業務の効率化の実現に向けて、新しいサービスの情報収集に注力しながらさまざまな企業様とお会いし、ときには交渉を重ねて環境改善に取り組みました。

その結果2つの新しいシステムの導入を実現し、当初の目標であった残業時間の20%の短縮を達成することができました。

これからも情報感度を高く持って情報収集をおこない知見を広げ、そのうえで御社の環境改善や整備に貢献してまいります。

松下 建都

松下 建都

取り組んだ業務だけでなく改善した結果を定量的にアピールしている部分が好印象ですね。また入社後の成長意欲を伝えることで、仕事に対しての熱意もアピールできています。

【未経験職種への転職】自己PR例文20選

未経験職種にチャレンジするときは、これまで働いていた企業の事業内容や仕事内容、必要なスキルなどから共通点を見つけ、それを押し出すことが大切です。

今持っているスキルを転職先でどのように活かせるのかをしっかりと伝えることで、採用担当者もあなたが入社後に活躍する姿を想像しやすくなりますよ

本田 百合香

本田 百合香

未経験職種へチャレンジするときは、あなた自身の成長性や意欲をいかに伝えられるかが明暗を分けます。小さなことでも共通点を見つけ、しっかりアピールしてくださいね。

本田 百合香

キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる

未経験ならではのアピールポイントを押し出そう!

即戦力採用が一般的な転職市場において未経験者を募集対象に加えているということは、企業が未経験者ならではの新しいアイデアや斬新な発想を求めている可能性があるということです。そのため既存のアイデアや先入観などに縛られない柔軟な発想ができることは、未経験者ならではの強みとしてアピールできます。

また、自己PRの内容を求める人物像と合致させることも重要なポイントです。知識やスキルがまだ備わっていなくても、人柄はアピールできますよね。未経験職種の場合は企業にマッチする人柄と言える部分を押し出し、あなたの魅力を伝えましょう。

人柄の部分で適性の高さをアピールすることができれば「自社で長く活躍できそう」という評価につながり、その職種に必要なスキルや経験がない部分を補うことができますよ。

未経験職種に挑戦する際には、こちらの記事が非常に役立ちます。転職成功のコツについて詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

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①営業職→事務職

営業職→事務職への自己PR例文

私の大きな強みは、どんな相手とも積極的にコミュニケーションをとることができる点にあります。

前職で営業職をしていた経験から、組織で仕事をするうえでは連携が重要であると考えており、円滑な情報共有を心掛けていました。まめなコミュニケーションは、業務の誤解やミスを防ぐことにつながっていました。

この経験は、御社の事務職の仕事でも活かせると感じております。今後もコミュニケーションを取りながら周囲と密に連携し、ミスなく正確に仕事をこなし、迅速かつ正確な事務処理を心掛けてまいります。

米田 有希

米田 有希

長所やスキルを挙げながら、貢献できることをアピールしているのが良いですね。前職での成功体験など、具体的な例を挙げることができているので説得力があります。

②営業職→販売・サービス職

営業職→販売・サービス職への自己PR例文

私は前職で営業職として働いた経験から、顧客との信頼関係を築くことの重要性を学びました。意識していたのは親しみやすい接客と的確でわかりやすい説明、顧客との関係を深めることです。

御社に入社後は、営業職で培った顧客志向の視点を活かし、顧客のニーズを深く理解することに努めます。足を運んでいただいた顧客に、常に最適な提案や解決策を提供できる人材になりたいと思っております。

また、営業職で培った目標を達成する力を活かし、御社に入社後も売り上げ目標の達成や顧客満足度の向上を目指し、高い目標に向かって努力してまいります。

松下 建都

松下 建都

強みをアピールして、即戦力として活躍できそうな人材だと伝わりますね。今後の目標をアピールできており、熱意も伝わるでしょう。

③営業職→企画職

営業職→企画職への自己PR例文

私は営業職として働いた経験から、市場動向を分析する洞察力を養いました。

前職では競合他社の分析やインターネットを利用した市場調査をおこない、製品やサービスのマーケティングをより良いものにするための取り組みを率先しておこなって参りました。その結果、年間売り上げを例年よりも30%上回ることができました。

この洞察力を活かし、御社に入社後も顧客が本当に必要とするものを見極めた痒い所に手が届く商品の企画をし、効果的な成果を生み出して貢献してまいります。

本田 百合香

本田 百合香

スキルや実績を例に挙げ、企業に貢献できることをアピールしているのが良いですね。転職後にどんなことに取り組みたいのか、伝わりやすい文章です。

④営業職→技術職

営業職→技術職への自己PR例文

私は、積極的に誰とでもコミュニケーションをとれることが強みです。顧客に必要な情報をわかりやすく伝え、チーム内外と円滑なコミュニケーションをとることができます。

前職では保険営業員として必要な新しい知識の習得や資格の取得に取り組みました。プログラマーとしても新しい技術やツールを積極的に学び、スキルを磨くことで、プロフェッショナルとしての成長を続けていきたいです。

また、営業職でのプロジェクト管理経験を通じて、納期の厳守はもちろん、目標達成に向けた計画性を身に付けました。御社に入社後も計画的にプロジェクトを遂行し、業務を確実に遂行して御社に貢献いたします。

松下 建都

松下 建都

これまでの経験から活かせる能力や経験を伝えられています。具体的に伝えることで、面接する側も将来活躍してくれそうなイメージが浮かびやすいです。

⑤事務職→営業職

事務職→営業職への自己PR例文

私の強みは、前職の事務職で培ったタスク管理やスケジュール管理を徹底し業務を確実に遂行する力です。繫忙期であっても優先順位をつけ、着実に業務に取り組むことに力を入れていました。

前職ではおもに顧客対応やサポート業務を担当しておりました。これを営業職でも活かし、顧客の課題や要望にスピーディーに対応することを心掛けます。

また、チーム内での調和を図り、円滑な業務遂行に貢献しました。御社に入社後も、チームの連携を大切にして目標達成を目指します。

米田 有希

米田 有希

営業職でどんなことが活かせるのか、わかりやすい例文になっています。また前職とも関連性があり説得力のある文章になっていますね。

⑥事務職→販売・サービス職

事務職→販売・サービス職への自己PR例文

私は、相手の視点に立って先回りした対応をすることが得意です。

前職では相手の目線に立ったわかりやすいコミュニケーションを心がけ、相手が抱えている課題やちょっとした不便さにいち早く気づき先回りしたサポートをすることを徹底してまいりました。

その結果、一緒に働いていたスタッフから「〇〇さんのおかげでミスや確認漏れが減った」との言葉をもらうことができました。この強みを御社に入社後も活かし、お客様との信頼関係を築いて商品やサービスの提案をおこないます。

また、事務職で培ったタスク管理やスケジュール調整のスキルは、販売・サービス職でも活かせると考えます。効率的な業務遂行により、顧客に対する迅速な対応を実現します。

本田 百合香

本田 百合香

異業種であってもスキルを活用できることをアピールしているのが良いですね。自分の言葉で意見を伝え、業界研究をしていることが伝わります。

⑦事務職→企画職

事務職→企画職への自己PR例文

私の強みは、常に流行を敏感にキャッチできる力です。

前職ではこの情報をキャッチする能力を活かし、業務の効率化につながるソフトをいち早く導入したり、他社が実施し始めた社員のモチベーションアップ施策に関する情報を得て自社に合わせてアレンジした施策を提案しておりました。

その結果、「最新情報を得たいなら〇〇さんに声をかける」というような評価をいただくことができ、情報屋としても社員をサポートしておりました。

御社に入社後も、この流行を敏感にキャッチする能力を活かして現代の顧客への訴求として最適なプランを企画してまいります。

松下 建都

松下 建都

前職での成功経験を例に挙げ、意欲のある人材であることをアピールできている良い例文ですね。入社後に活かせるスキルがわかりやすく説明されており、活躍に期待できます。

⑧事務職→技術職

事務職→技術職への自己PR例文

私は、事務職で培った業務調整能力を活かしたタスク管理や、長期的な計画の遂行が得意です。

具体的には、期日を守ることはもちろん、複数のタスクやプロジェクトを効率良く進めることができます。結果として、「いざというときは〇〇さんに頼ればなんとかなる」といった評価をいただくことができ、縁の下の力持ちとしてスタッフをサポートしておりました。

御社に入社後もエンジニアとしてしっかりとタスク管理をし、お客様の期待に応える品質を担保しながらも一切の遅れのない仕事をして御社に貢献いたします。

米田 有希

米田 有希

エンジニアとして必須なスキルを、前職での仕事と結び付けてうまくアピールできていますね。強みを志望企業で活かすアピールが徹底できており、好印象です。

⑨販売・サービス職→事務職

販売・サービス職→事務職への自己PR例文

私は周りと協力しながら共同で仕事を進めることが得意です。

これまで販売職に従事しており、そのなかで部門内外のチームと連携して業務を進めていくことを心がけていました。その結果お客様にご満足いただける結果を残すことができたのはもちろん、部門外のチームとの協力体制が確立され、今では部門にかかわらず密な連携を取って業務を遂行する空気感が醸成されています。

このチームワーク力を活かし、御社に入社後も周囲と密な連携を取りながら品質管理や正確な情報処理をおこない、事務職のプロフェッショナルを目指して御社に貢献します。

本田 百合香

本田 百合香

前職での経験を次の職種でどのように活かせるかが明確で、意欲が伝わってきますね。即戦力としての活躍を期待できます。

⑩販売・サービス職→営業職

販売・サービス職→営業職への自己PR例文

私はこれまでのアパレルショップ勤務で培った、お客様が抱える悩みに対し最適な解決策を提案するスキルに自信があります。

前職では顧客の悩みを解決するための視点を持ち、商品やサービスの説明を心がけていました。その結果顧客満足度のアンケート内に「とても良い提案をしてもらった」というお声が増え、満足度スコアも私が店舗配属になってからの半年間で20%上昇しました。

この経験を活かして御社に入社後も顧客のニーズに合わせた提案をおこない、顧客満足度を高めてまいります。サービスを利用していただく顧客に、常に最善の提案や解決策を提供できる人材になりたいと思っております。

松下 建都

松下 建都

前職で積極的に会社に貢献したことがアピールできていますね。それを入社後の活躍への意欲につなげており、面接官にも好印象を残すことができる良い自己PRです。

⑪販売・サービス職→企画職

販売・サービス職→企画職への自己PR例文

私はホテルスタッフとして働いた経験で培った、お客様目線に立ったコミュニケーション能力に自信があります。

お客様はさまざまな用途でホテルをご利用されますが、お祝い事や記念日、現実離れした空間でリラックスするためなど、その用途に合わせたサービスの提案を心掛けてまいりました。特にお部屋の案内をした際の声かけや追加サービスの提案を意識しており、利用していただいたお客様に、「○○さんに担当してもらえて良かった!」と褒めていただくことが多くありました。

この経験を活かし、御社に入社後もクライアント目線に立った課題解決やユーザー目線に立った市場分析を意識して企画をし、御社の成長に貢献してまいります。

米田 有希

米田 有希

仕事をする際の工夫をエピソードに盛り込むことで前職との接点を効果的に押し出せていますね。活躍意欲の伝わる自己PRになっています。

⑫販売・サービス職→技術職

販売・サービス職→技術職への自己PR例文

私は旅行会社での顧客対応経験を通じて、顧客のニーズや要望を理解する力を身に付けました。

前職では窓口担当としてお客様の要望を直接伺う機会が多かったため、満足していただくための接客を常に心がけていました。その結果、私が考え作成した旅行プランにご満足いただけることが多く、月間の顧客満足度5カ月連続1位を達成しました。

御社に入社後も、SEとして顧客目線でのアプローチを大切に、クライアントの要望に合わせた効果的な解決策の提案をおこない、顧客満足度を高めます。

本田 百合香

本田 百合香

前職で顧客満足度に関する功績を残したことを押し出し、志望企業入社後にも活かすことがイメージできる良い自己PRですね。入社後の活躍イメージがしやすくなっています。

⑬企画職→営業職

企画職→営業職への自己PR例文

私はプレゼン力に自信があります。

前職では食料品の商品企画の仕事をしておりました。自分の企画を商品にするには社内コンペを勝ち抜かなければならず、その過程で企画をわかりやすくプレゼンする力を身に付けました。

その結果私の企画したものが新商品に選ばれ、1年のうちに発売した新商品のなかで1位の売り上げを残しました。

御社に入社後もクライアントにしっかりと魅力が伝わる企画提案をして、新規顧客の獲得に貢献してまいります。

松下 建都

松下 建都

前職で培った企画力を活かしてどうやって転職先に貢献できるか説明ができています。功績を数値で表している点も説得力につながっていますね。

⑭企画職→事務職

企画職→事務職への自己PR例文

私はPCでの文書・画像作成スキルや効率的に作業を進める力に自信があります。

前職では販売促進を担当しており、店頭用のポスターや販促グッズの作成、企画書の文書作成をしておりました。店頭配布のポスターはタイトなスケジュールで作成する場合も多く、速く質の高い仕事をこなすため常に仕事に優先順位をつけ、効率化を重視してまいりました。

その結果、私が作成したポスターは目を引きやすく良い販促につながっているとお声をいただくことが多く、とてもやりがいにつながっていました。

御社に入社後は身に付けたPCスキルを活かしてスピーディーな仕事をし、また現場で働く皆さんの仕事が効率化するようサポートとして力を発揮していきたいと思っております。

米田 有希

米田 有希

前職での経験を入社後にどう活かしていくかが具体的に伝えられている良い自己PRですね。企業も活躍イメージがしやすいでしょう。

⑮企画職→販売・サービス職

企画職→販売・サービス職への自己PR例文

私は相手に正確に商品の魅力を伝えるプレゼン力に自信があります。

前職では広報企画の仕事をしておりました。商品の魅力をダイレクトに顧客に伝えるにはどうすれば良いかを常に意識して仕事をしていました。その結果、顧客が本当に知りたいことをピンポイントで伝えることのできる私の企画はクライアントに好評で、新規顧客の獲得にも貢献することができました。

御社に入社後も前職で培ったプレゼン力を活かし、商品の魅力と顧客のニーズをかけ合わせた顧客にダイレクトに響く接客をして売上に貢献してまいります。

本田 百合香

本田 百合香

販売・サービス職に求められるプレゼン力やコミュニケーション能力をアピールできていますね。入社後も積極的に仕事に取り組みたいという前向きな気持ちが伝わります。

⑯企画職→技術職

企画職→技術職への自己PR例文

私は、前職での営業企画職のプロジェクト管理経験を通じて、タスクやスケジュールの管理能力を身に付けました。

前職では大規模なキャンペーン企画を打ち出し、営業先の利益を前年比15%増にすることができました。準備期間も長くときには困難な場面もありましたが、一から立てた行動指針や細かなスケジュールを柔軟に調整しつつ計画的に仕事を進め、着実に成果を出すことができたと思っております。

御社に入社後も、クライアントが抱える課題を的確に解決できるプログラマーとして、着実に仕事を進めていきます。

松下 建都

松下 建都

前職での経験をしっかりとアピールできており、オリジナリティのある自己PRにできていますね。入社後にどのように活躍したいかも伝えられている良い自己PRです。

⑰技術職→営業職

技術職→営業職への自己PR例文

私の強みはリサーチ力です。データ分析や市場動向の把握に努めており、市場のトレンドや競合情報を理解する能力があります。

前職で開発エンジニアをしておりましたが、市場動向を的確に把握するリサーチ力を活かした流行の先を行く提案で、開発プロジェクトの社内プレゼンコンテストで優秀賞をいただくことができました。

御社に入社後も時代によって移り変わるお客様のニーズを正確にキャッチし、そのとき必要とされる提案をして顧客満足度を高めることで御社に貢献してまいります。

米田 有希

米田 有希

前職に関連させて説得力のある自己PRになっていますね。「社内プレゼンコンテストで優秀賞を獲得した」という、具体的な実績をアピールできています。

⑱技術職→事務職

技術職→事務職への自己PR例文

私は、アプリ開発の技術職で培ったコミュニケーション能力に自信があります。

開発したアプリの改善要望に取り組む際は、現場の担当者と連携してプロジェクトを進める必要があります。プロジェクトを円滑に進めていくために、お互いが納得できる折衷案や改善の背景の説明を、複数の部署と調整しながらおこないました。

この経験から御社に入社後も事務職としてチーム内外と円滑なコミュニケーションを図り、先回りしたサポートをしていきます。また、技術職でのITツールやソフトウェアの利用経験を活かし、事務業務においてもツールを適切に活用して正確かつ迅速なデータ管理やタスク管理に力を入れてまいります。

本田 百合香

本田 百合香

技術職で培った専門的な技術やコミュニケーションスキルのほか、ソフトウェアに関する知識も活かせることを効果的にアピールできていますね。活用意欲が伝わる自己PRにできています。

⑲技術職→販売・サービス職

技術職→販売・サービス職への自己PR例文

私は顧客からの課題や要望に対処する力があります。

前職の技術職では、顧客や他部署と積極的にコミュニケーションをとっていました。担当したWebサービスの開発情報を理解しやすく伝え、顧客との信頼関係を高めることができました。ときにはトラブルに対応することもありましたが、迅速な対応に努め、顧客にもクレーム件数が削減できたと喜んでいただくことができました。

御社に入社後も顧客のニーズを正確に理解し、適切な提案や解決策を提供して顧客満足度アップにつなげます。

松下 建都

松下 建都

これまでの経験から活かせる能力や経験を伝えられると良いですね。具体的に伝えることで、面接する側も採用後のイメージが浮かびやすいです。

⑳技術職→企画職

技術職→企画職への自己PR例文

私は、技術職で培ったリサーチ能力、分析能力を活かし、データをもとにした戦略の立案に自信があります。

長期的なプロジェクトの多い技術職において、納期を守ることはとても重要です。担当したWebサイトの仕様や改善項目などについて、チームが把握できるように工程表を改善し、業務の効率化に努めました。

その結果迅速にプロジェクトを進行することができプロジェクト遂行への意欲の高さから社内表彰をしていただくことができました。

御社に入社後も、市場分析や競合分析を通じて効果的な戦略を企画し、御社の成長に貢献してまいります。

米田 有希

米田 有希

仕事をするうえでどのような点に注目していたのかが明確で、具体的なエピソードを効果的に盛り込めていますね。社内表彰を受けたという実績もわかりやすく、魅力が伝わります。

強み別|アピールポイントを押し出した転職自己PR10例文

転職先に押し出すアピールポイントをベースに自己PRを作るときは、前職で実際にその強みを発揮した経験を忘れずに伝えましょう。強みを発揮した結果どんな成果を上げたのかまで言及することで、あなた自身の魅力を効果的にアピールすることができますよ。

志望企業ではどんなふうに強みを活かしていきたいかで締めくくり、意欲の高さにつなげることも忘れないでくださいね。

本田 百合香

本田 百合香

押し出す強みは、志望企業との接点を意識して選びましょう。事業内容や職場の雰囲気、企業が求める人物像に合わせることでより魅力が伝わりやすくなります。

押し出したい強みがなかなか見つからないときは、こちらの記事を参考にしてください。強みと弱みの見つけ方や効果的な伝え方を解説しています。

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①計画性

計画性をアピールする自己PR例文

私は常に目標と現状との距離を認識しながら定められた期限に合わせてタスクを着実に進めていくことができます。

前職の営業の仕事では月間の売上目標に対して週間で目標数値を細分化し、そのうえで1日ごとに遂行すべきタスクの選択と行動を積み重ねていきました。

また現状のタスク進捗状況や売上の達成率の把握も徹底するなど、逆算思考を持って業務に取り組みました。このような行動もあり常に目標と定めたことは達成し続けることができました。

これからも逆算思考力とそのほかのスキル向上に取り組みながら課される目標や任せられる業務を確実に遂行してまいります。

松下 建都

松下 建都

前職の仕事における業務の進め方や意識していたことを具体的に伝えることで高い計画性が伝わる文章になっています。また最後の内容から目標達成意欲の高さもアピールしているのが良いですね。

計画性の高さを自己PRでアピールするコツはこちらの記事で解説しているので、参考にしながら自己PRを作成してみましょう。

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②傾聴力

傾聴力をアピールする自己PR例文

私の強みはこれまでの経験を通して高めてきた傾聴力を活用して、相手の状況を理解して共感し、高いパートナーシップ関係を構築することです。

幼い頃からいろいろな話に対して「なぜ」と質問するように話を聞いてきたことで、周囲の人よりも理解や共感力が高いと言われてきました。

また前職のルート営業の仕事においても、傾聴力を活かして担当顧客との関係構築を意識して取り組んだことで新規発注の増加、継続案件の拡大につなげることもできました。

御社に入社後は取引先の顧客だけでなく、ともに働くスタッフの方々とのより良い信頼関係の構築をしていくうえで培った傾聴力を如何なく発揮してまいります。

米田 有希

米田 有希

単純に「傾聴力がある」で終わらせるのではなく、傾聴力を活かして何ができるのかという結果まで示しているのが良いですね。前職での結果も伝えていることで説得力があります。

自己PRの題材を傾聴力にする予定の人には、こちらの記事がおすすめです。

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③好奇心旺盛

好奇心旺盛さをアピールする自己PR例文

私の強みは飽くなき探求心と挑戦欲の高さから、失敗を恐れずに行動を選択できることです。

幼い頃から多くのことに興味を抱き、さまざまな習いごとやスポーツに挑戦してきました。また学生のころはいろいろな職種を実際に体験したい思いから、多様なアルバイトに挑戦してきました。

このような経験があったことで、前職の営業の仕事では失敗を恐れて停滞するよりも行動しながら必要な修正を図っていき、目標を達成することを大切にして業務に取り組むことができました。

これからも勇往邁進の心を持ってさまざまな仕事に挑戦していきたいと考えています。

本田 百合香

本田 百合香

好奇心旺盛さを活かして仕事とどのように向き合うかをしっかりとアピールできており、挑戦と行動ができる人というバイタリティの高さが伝わる良い自己PRですね。

好奇心旺盛さを自己PRの題材にするなら、こちらの記事が役立ちます。参考にしながら自己PRを練ってみてください。

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④行動力

行動力をアピールする自己PR例文

私はどんなときも、掲げた目標達成に向けて必要な行動と時間を費やすことができます。

前職のブライダルジュエリーの仕事を始めて半年が経過した頃、まったく契約に結びつかない時期がありました。

そのとき、まずは現状を打開することを目標として先輩の接客に何度も同席してトークスクリプトの見直しをおこない、そのうえで1日1時間は必ずロールプレイングに時間を費やしました。その結果、単発で契約をいただくだけでなく契約率を20%向上させることができました。

これからも掲げた目標や課された役割を果たすために必要な行動と時間を費やしてスキルアップに努めてまいります。

松下 建都

松下 建都

行動力の高さを前職でのスキルアップのためにおこなったことと取り組んだ時間を使って証明していることで、説得力があり再現性も感じられます。

自己PRで行動力をアピールしたいときは、こちらの記事を参考にして魅力的な自己PRに仕上げてください。

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⑤コミュニケーション能力

コミュニケーション能力をアピールする自己PR例文

ここに例私は常に相手の立場、年齢、スキル、理解度などに合わせて使う表現から話し方、話す順番までを意識的に変えて伝えることができます。

前職の営業の仕事では一つのサービスを提案する際、利用後の結果から話すPREP法を意識して提案することもあれば、現状の課題を認識させるところから始めて最終的に提案するDESC法を意識して話すなど、学んだ話法を最大限に活用しながら業務にあたっていました。

話し方や話す順番を使い分けることで、新規契約率を40~50%向上させることができました。

御社に入社後は話す力だけでなくヒアリング力向上にも取り組んでいき、しっかりとした結果を残し御社に貢献できる人材を目指してまいります。文のテキストを記載

米田 有希

米田 有希

コミュニケーション能力の定義はとても広いですが、この例文では「話す力」や「聴きだす力」などアピールポイントが明確にできていますね。要点が伝わりやすい内容になっています。

コミュニケーション能力をアピールする際には、こちらの記事にも目をとおしておきましょう。ライバルと差をつける自己PR法も解説しています。

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⑥主体性

主体性をアピールする自己PR例文

私は常に自ら考えて自ら行動し、果たすべき役割や責任を全うすることができます。

前職では担当の業務をおこなう際にわからないことがあった場合はまずは自分で調べ、それでもわからない場合は先輩に聞くなどして理解に努めました。

また自分の業務が終わった際は指示を待つのではなく、自ら指示を仰いだり自分ができることを考えて行動に移してきたことで、上司や先輩から積極的な姿勢を褒めていただくことが多くありました。

御社に入社後も自責思考や当事者意識を常に持って業務に取り組み、少しでも早く御社に貢献できるように努めてまいります。

本田 百合香

本田 百合香

自ら判断し行動を起こした過程がわかりやすく整理されており、うまく主体性がアピールできています。志望企業でどのように活かすかも明確で、好印象ですね。

⑦柔軟性

柔軟性をアピールする自己PR例文

私は常に目標達成に必要な手段を考え、適切な選択をおこなうことができます。

学生のときに出会った恩師からどんなときも常に目的と手段という枠組みを意識しろというアドバイスをいただいてから、掲げた目標をかなえる手段は決して一つではないということを知りました。

そのため、前職においても目標達成するための手段を事前に3つは考えることを徹底し同時並行で取り組んだことで状況の変化に合わせて手段を変更し売上目標やKPIタスクを達成してきました。

御社に入社後も時代や状況の変化に柔軟に対応できる人材となるべく、常に自己研鑽に取り組んでまいります。

松下 建都

松下 建都

柔軟性があることを選択肢が多く作れることと置き換えることで、定量的にアピールできています。

自己PRで柔軟性をアピールする際には、こちらの記事も参考にしてください。効果的なアピール法を解説しています。

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⑧責任感の強さ

責任感の強さをアピールする自己PR例文

私は状況を客観的にとらえて自分の役割や役目を理解し、全うすることができます。

前職のウェディングプランナーの仕事では、結婚式当日にフォーカスするのではなく打合せ期間も一生に1回しかないと考え、一回一回の打合せを楽しんでもらうことを意識していました。

打合せの事前準備を徹底的におこなうだけでなく、どれだけ疲れていても顧客の前では絶対に笑顔でいるなどの自分ルールを定めて取り組んだことで、社内アンケート満足度で常に上位入賞を果たしておりました。

御社に入社後も常に自分が果たすべき責任を意識して業務に取り組んでまいります。

米田 有希

米田 有希

前職で果たすべき責任が何だったのかを言語化し、そのうえで何をしてきたのかを伝えることで責任感の有無や強さをアピールすることができていますね。

こちらの記事では責任感の高さをアピールする際のポイントを例文付きで解説しているので、参考にしてくださいね。

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⑨忍耐力

忍耐力をアピールする自己PR例文

私は掲げた自己目標やチーム目標を達成するために必要なことならば、どんなことでも継続して取り組むことができます。

前職では自己成長にこだわって行動してきました。日々の業務に取り組みながら少しでも成果を向上するために業務後ロールプレーイングをおこなうなど、スキルアップに取り組みました。

さらに新たな資格を取得するために毎日2時間の学習に取り組んでいました。多くの同期があきらめるなか、私は目標であった2つの資格を取得いたしました。

このように、成長するためには一定の負荷が必要であることを自覚しているからこそ、御社に入社後も成長するために必要なことに取り組み続けてまいります。

本田 百合香

本田 百合香

忍耐力をアピールする場合は、エピソードが当たり前のことと認識される可能性がないか注意しましょう。志望している業界や企業の現状を調べたうえでエピソードを選定するのが良いですね。

自己PRで忍耐力をアピールする際には、こちらの記事を参考にしてください。アピールのコツについて解説しています。

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⑩判断力

判断力をアピールする自己PR例文

私はどんな環境下でも常にチーム目標を意識して、自分がすべきことに注力することができます。

前職のジュエリーショップではほかのスタッフの動きを常に俯瞰的に把握し、接客に集中するのかレジ業務のフォローに入るのか商品整理をおこなうのかを瞬時に判断して行動していました。このような行動をしていたことで店長やほかのスタッフからはお褒めの言葉をいただくことも多くありました。

これからも自分の仕事にだけ集中するのではなく、常に周囲の状況の把握に努めて適切な行動を積み重ねて貢献してまいります。

松下 建都

松下 建都

実例をふまえて判断力の高さをアピールすることができていますね。志望企業入社後の活躍イメージがしやすい良い自己PRです。

転職の自己PRは前職の経験を活かし企業ニーズと接点を持たせることが重要! 

転職の自己PRは企業ニーズと接点を持たせる

転職をする際の自己PRでは、前職の経験をしっかりと活かしたアピールが欠かせません。あなたが持っている経験は、新卒やほかの人にはない魅力です。オリジナリティがあり、企業に「おっ」と思ってもらえる自己PRを作成するには欠かせない要素ですよ。

ただし単純に前職の経験を書いただけでは、アピールにつながらない可能性があります。より魅力的な自己PRを作成するため、企業の求める人物像を理解したうえでその人物像と接点を持たせましょう。

あなたの強みのなかから企業のニーズと共通するものを洗い出し、それを積極的にアピールしてください。企業側もあなたが入社後に活躍する姿が思い描きやすくなるので、印象が良くなり採用に前向きになってくれる可能性があります。

前職の経験をアピールにつなげる! 転職の自己PR作成法4ステップ

転職の自己PR作成法4ステップ

転職の自己PRでは前職の経験を活かして企業にどう貢献していくか、入社後にどんな活躍ができるかを伝えることが重要です。

ここからは、あなたの自己PRを4ステップでより魅力的にする方法について解説していきます。一緒に自己PR作成の手順を知り、前職の経験をアピールにつなげた面接官の印象に残る内容にしましょう。

ステップ①前職入社から今までの自己分析をして経験を洗い出す

自己分析のポイント
  • 前職入社から今までを時系列順に振り返る
  • 身に付けたスキル、実績、挫折経験などに注目する

前職の経験をアピールにつなげるためには、まずはそのアピールの材料を見つけることが大切です。これまで働いていた企業に入社してから今にいたるまでの出来事を時系列順に並べ、どんな経験をしてきたのかを整理してみましょう

「これまでにどんな経験をしたのか」「何ができるようになったのか」「何に挫折したのか」など、あなたのこれまでのことを丁寧に振り返り書き出してみてください。経験を丁寧に洗い出すことで、あなたのアピールポイントを見つけやすくなります。

米田 有希

米田 有希

自己分析にはモチベーショングラフがおすすめです。これまでのことを時系列に沿って振り返りやすく、モチベーションの変化が可視化できるので整理もしやすくなりますよ。

モチベーショングラフの作成法はこちらの記事で解説しているので、参考にしながら自己理解を深めましょう。

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就活で重要な自己分析。そんな、自己分析をおこなう際におすすめの方法の1つが「モチベーショングラフ」です。この記事では、キャリアアドバイザーがモチベーショングラフの書き方など、テンプレを参考に徹底解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ステップ②前職の仕事内容を分解・整理して強みを見つける 

経験を洗い出すことができたら、次はこれまでしていた仕事内容からあなたのスキルや強みを掘り下げていきましょう。そのうえで志望企業へのアピールポイントになる要素をピックアップしてみてください。

なかなか強みが思い浮かばないときは、もっと細かい粒度でチェックするのがおすすめです。そこで、これまでしていた業務内容から考えてみましょう。

たとえば販売職と言っても、接客や在庫管理、売上管理などさまざまな業務があります。仕事内容を細かく分けて考えることで、あなたが持つスキルを客観的に見ることができますよ

業務内容からピックアップした強み例
  • 販売職:コミュニケーション能力、笑顔、柔軟性、商品の強みを見つける力、商品特性と顧客が求めるものをマッチさせる力
  • 事務職:課題発見力、課題解決力、ビジネスマナー、細やかな気配りができる
松下 建都

松下 建都

強みは転職をするうえで必ず注目されるポイントです。ここでしっかりと整理して、志望企業に合わせたアピールポイントを伝えられるようにしておきましょうね。

松下 建都

キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる

強みがみつからないときは自分を客観的に見てみよう

前職の仕事内容から強みがなかなか見つからない場合は、前職の同僚などにお願いして他己分析をするのがおすすめです。

あなたが働く姿を見てきた人たちによる客観的な意見だからこそ、あなた自身が気づいていない強みが見つかる可能性が高いですよ。また周囲の人からの評価をアピールに加えることができるので、客観的に見ても説得力のある自己PRになります。

周囲からの評価を参考にするという視点では、前職で褒められたエピソードを書き出すのも一つの方法です。「気遣いができる」「相談しやすい」など、内容は何でも構いません。誰かに褒められた部分はまさにあなたの強みであり、具体的なエピソードも添えられるため、自己PRとしても活用しやすいですよ。

ステップ③採用ページや企業情報から志望企業のニーズを見極める 

志望企業のニーズを見極めることも重要なポイントです。志望企業はどんな人材を求めているのかを採用ページや企業情報から探してみましょう。

企業のニーズを見極める際に確認するポイント
  • ホームページや募集要項から企業が求める人物像を把握する
  • 社員が発信するSNSから社風や活躍している社員を知る
  • 社長のインタビューやホームページの会社概要で企業理念を確認する

もし記載がない場合は、社風や企業理念から考えてみてください。たとえば意見交換が活発な社風なら、積極性や自主性をアピールすることでマッチ度の高さを押し出すことができますよ

本田 百合香

本田 百合香

企業ニーズの見極めは採用の明暗を分ける大切な作業です。ここでしっかりと時間をかけて入念なリサーチをすることで、選考通過の可能性をグッと上げられます。

ステップ④自分の持っている強みから志望企業で活かせることをピックアップする 

あなたの強みや志望企業のニーズがわかったら、次は共通点を探してピックアップしてみましょう。

魅力的な自己PR作成のカギは、あなたの強みが志望企業で活かせる点をアピールすることです。あなたの強みと企業の共通点を書き出し、それを材料にして自己PRを作成してみてくださいね。

強みと企業の共通点例
  • 「コミュニケーション能力」と「社員同士の交流を推奨している企業」
  • 「語学力」と「外資系・海外に支店を持つ企業」
  • 「発想力」と「柔軟なアイディアの発信をもとめる企業」
本田 百合香

本田 百合香

志望企業でどんなふうに活躍できるのかを知ることで、あなた自身のモチベーションアップにつなげることもできます。ここで将来像を明確にして、活躍イメージを膨らませておきましょう。

転職面接での自己PRは過去・現在・未来で伝えよう! 効果的な自己PRの伝え方

効果的な自己PRの伝え方

魅力的な自己PRができたら、次はそれをいかに面接で活かすかが重要になります。話す手順や伝え方で印象がガラリと変わることがあるからです。効果的な伝え方を知っておけば、あなたの印象がグッと良くなる可能性がありますよ。

おすすめは、過去・現在・未来の順に内容を整理して伝えることです。聞き手にも伝わりやすく、魅力的な自己PRにすることができますよ。ここからは、自己PRで最大限の印象アップを狙う伝え方について解説していきます。

過去|今までの仕事内容や残した実績を伝える

まずは自己分析で洗い出したこれまでの仕事内容や実績を伝えましょう。ここでのポイントは、あくまで簡潔にまとめて話すことです。あまり長くなってしまうと自己PRではなく実績についての回答がメインになってしまい、伝えたいポイントがぶれてしまう可能性があります。

今までの仕事内容や残した実績例
  • 事務職:事務職として職場環境をより良くして働きやすい職場づくりに努めていた。前職では業務フローをまとめたマニュアルを作成し、新卒や中途入社の社員の教育の効率化に貢献した
  • 企画職:文房具の企画を担当していた。従来品の課題を見つけ改良案を出すのが得意で、前職では半期で一番良いアイディアを出した社員が選出されるベストアイディア賞を受賞した

また仕事内容や実績は、志望企業と共通するものに絞るのがおすすめです。アピールにつなげやすいほか、面接官もあなたが入社後に活躍する姿をイメージしやすくなりますよ。

本田 百合香

本田 百合香

伝えたいことは1つに絞るのがおすすめです。一度に多くのことを伝えようとすると話の主旨がずれたり、重要な点がどこなのかがわかりにくくなってしまう可能性があります。

現在|今どんなスキルを持っているかを伝える

前職での経験を伝えたら、次はこれまでの仕事内容や残した実績からどんな学びを得たのか、今どんなスキルを持っているのかをアピールしましょう。

持っているスキルの伝え方例
  • 事務職:前職での経験から、PCスキルや物事の要点を整理しまとめる力を身に付けた
  • 企画職:小さなことでもより良いものを生むために何ができるか、消費者はどんなものを求めているのかを常に考えており、そのお陰で課題発見力が身に付いた

スキルをアピールすることで、あなたの成長性やどの程度戦力になるかを伝えることができます。この点はライバルと差をつけるための大きなポイントになりますよ。

松下 建都

松下 建都

今持っているスキルに関しても仕事内容や実績と同様、志望企業で活かせるものに絞って伝えるのがおすすめです。

未来|入社後にどのように活躍したいか伝える

自己PRでは、今後の活躍イメージを伝えることもとても重要です。たとえば現時点で志望企業で活かせるような目立ったスキルがなかったとしても、今あるスキルを伸ばして企業に貢献する意思を伝えることで、あなたの意欲や熱意を伝えることができます。

キャリアビジョン例
  • 事務職:今後は今あるPCスキルをさらに活かせるよう資格取得などにも積極的に挑戦し、活躍の場を広げていきたい
  • 企画職:これまで培った課題発見力を活かし、顧客の潜在ニーズをキャッチした企画を立案して企業の売り上げに貢献したい

自己PRは志望企業での未来を見すえた回答で締めくくり、あなたの意欲や成長性、志望企業で長くキャリアを築いていくビジョンがあることを印象付けましょう

米田 有希

米田 有希

特に未経験職種の場合はスキルのアピールが難しいこともあり、それをほかのアピールポイントで補う必要があります。ここで活躍イメージや成長意欲を伝え、好印象を狙いましょう。

米田 有希

キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる

キャリアビジョンは現実的×具体的がポイント

キャリアビジョンを伝える際は、壮大すぎて非現実的になっていないか、志望企業で実現可能かどうかという点を意識しましょう。どれだけ素晴らしいビジョンだったとしても、企業から「うちの会社じゃ無理」と思われてしまっては、評価につながらなくなってしまう可能性がありますよ。

また、キャリアビジョンが具体的な内容になっているかも意識しておきましょう。抽象的な内容だと企業側はイメージできず、あなたが伝えたいビジョンがうまく伝わらないこともがあります。

あなたが考えるキャリアビジョンを共有することができなければ、企業も評価のしようがないため、具体性の部分を意識しながら内容を考えることが重要です。

キャリアビジョンの作成方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にして考えてみましょう。

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面接対策としてキャリアビジョンを考える時、難しく感じることがありますよね。キャリアビジョンを考えるコツは、今と理想の将来像、そこへ近づくためにするべきことを見極めること。この記事では、専門家のアドバイスを交えキャリアビジョンの例文から考え方まで解説していきます。

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周りと差がつく自己PRを作成しよう! +αのテクニック3選

自己PR作成の+αのテクニック3選

自己PRは就活をするうえで必ず求められるものです。特に転職となると経験や実績を積んだ強力なライバルがいる可能性もあるので、ライバルと差をつけ採用担当者の印象に残る自己PRを作成する必要がありますよ。

ここからは、自己PRの質を一つ上げるのに効果的なテクニックを解説していきます。この先の内容もしっかりと確認し、内定へ向けて確実に駒を進めましょう。

①前職の経験は具体的な数値をふまえて客観的な評価の高さをアピール! 

これまでの仕事のなかにアピールにつながるような実績がある場合は、それをしっかりと伝えましょう。その際は、数字をふまえて客観的な評価の高さをアピールすることを意識してくださいね

客観的な評価の高さをアピールする例
  • 売上目標を20%上回った
  • 新卒社員500人のなかから新人賞に選ばれた

具体的にどんな成果を上げたのかがぼんやりとしてしまうと、採用担当者にあなたの能力が伝わりにくくなってしまいます。目標をどの程度上回ったのか、例年に比べてどれくらいの売上を達成したのかなど、比較となるものがあるとよりわかりやすくなりますよ。

本田 百合香

本田 百合香

面接の場でも、自己PRをすれば企業側から詳しい数値について深掘りされる場合があります。しっかりと答えることができるよう、スキルの棚卸しの際に確認しておきましょう。

本田 百合香

キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる

数値をふまえたアピールをして説得力を持たせよう!

転職活動で出会う企業は、あなたの前職についてほどんど何も知らない状態です。そのため、具体的な数値などわかりやすい指標がないことには、あなたの活躍をイメージしづらく評価にもつながりにくいでしょう。

そこで具体的な数値をふまえて成果を伝えることで、主観を抜きにした正確な評価が伝わります。誰が聞いてもあなたがいかに活躍したのか、能力を発揮したのかを伝えることができますよ。

基本的にあなたと面接官は初対面で、お互いの人柄や能力については何も知らない状態ですよね。そこで数値をふまえて客観的な評価の高さを伝えることは重要なポイントです。

②職務経歴書などの書類記入時は読みやすさを重視!

選考書類を読みやすくするポイント
  • 一文を短くする
  • 箇条書きを使う
  • 文字は丁寧に書く

選考書類に記入する際は、内容だけでなく見やすさも意識することで一段上の自己PRを作成することができます。

読み手の目線に立ったわかりやすい書類の作成スキルは、入社後に企業で働く際にも求められるものです。転職であればそういった社会人基礎力は身に付いていて当たり前と受け取られる場合もあるので、ここでさらに好印象につなげられるよう読みやすさを意識しましょう。

松下 建都

松下 建都

丁寧な文字も書類選考対策をするうえでは重要なポイントです。字が得意でなくとも丁寧に書こうとした努力は読み手に必ず伝わるので、手書きの際は文字の丁寧さも意識しましょう。

職務経歴書の自己PRについてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。

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職務経歴書の自己PRは再現性×個性で攻略! 5ステップで差別化

職務経歴書の自己PRを作成する時、何を書けば良いのか、何を意識すれば良いのか疑問に思う人も多いですよね。この記事では、職務経歴書の自己PRを作成する際のコツや内容の組み立て方についてキャリアアドバイザーが解説します。

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③前職の経験をふまえて相性や企業とのマッチ度を押し出す! 

自己分析で考えること
  • どんな働き方が理想か
  • 仕事をするうえで何を大切にしたいか
  • 仕事をしていてどんなことにやりがいを感じるか

前職の経験から企業との相性の良さ、マッチ度の高さを押し出すのもより印象アップにつなげるテクニックの一つです。

自己分析で働き方や仕事に対する価値観、仕事をしていてどんなことにやりがいを感じるかなどを整理して、志望企業との相性が良いと思える点があればそれも忘れずにアピールしましょう

米田 有希

米田 有希

その企業を志望する以上は、あなたが強く共感できる点や魅力的に思うポイントがあったはずです。そこを深掘りしたうえで前職の経験と結びつけることで、企業にも相性の良さが伝わります。

魅力を半減させる要素に注意! 転職時の自己PR作成前のチェックリスト

自己PR作成前のチェックリスト

せっかく魅力的な自己PRができたとしても、伝え方によってはマイナスイメージになってしまったり、あなたの魅力が伝わりにくくなってしまう場合がありますよ。

ここからは、自己PR作成前にチェックしたい要注意ポイントについて解説していきます。この先の内容もしっかりと確認し、あなたの魅力を最も良い形で伝えられるよう確実な準備をしておきましょう。

どの企業にも言えるような内容になってない? 

志望企業にしか言えない自己PRにするためのポイント
  • 企業のビジョンや事業内容に共感できるポイントを伝える
  • 発売している商品の魅力に感じる点や商品への思いを伝える
  • 社員ブログやSNSからそこで働いている社員と自分の間の共通点を伝える

自己PR作成のポイントは、その企業にしか言えない内容にすることです。どこの企業にも言えてしまうようなありきたりなものや、具体的でないものになってしまうと「自社じゃなくても良いのでは?」と企業側にも不安視されてしまう可能性がありますよ。

とはいえ転職の際には何社もエントリーする場合があるので、そのたびに自己PRを書き直すのは大変ですよね。なので、何か一つで良いので志望企業にしか言えないことを見つけて自己PRに盛り込みましょう

松下 建都

松下 建都

志望企業が売りにしているものや、その企業ならではの強みとしているものがあるはずです。企業のHPや公式SNS、社員ブログなどをチェックして、その企業独自のポイントを探してみてください。

松下 建都

キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる

自分の状況に合った方法で自己PRにオリジナリティを持たせよう

「その企業の商品を日頃から使っている」「商品やサービスに思い出がある」など、あなたの原体験における企業との接点を伝えることができれば、その企業にしか言えない内容となり、企業側の印象に残りやすくなります。

また、企業が持つ複数の特徴を組み合わせるのもおすすめの方法です。1つの特徴だけで差別化するのは難しいですが、「私の会社選びの軸は◯◯と◯◯であり、これらすべてを満たしているのは貴社だけです」といったように、事業内容・商品・理念など複数の特徴を組み合わせることで、その企業にしか言えない内容となります。

企業で働く人に注目して自己PRにつなげるのもおすすめ

そこで働く「人」にフォーカスするのも効果的です。社員の人間性や雰囲気などは各企業によって異なるため、説明会や選考などを通じてかかわった社員の魅力などを自己PRに加えることで、その会社だけの魅力として自己PRで活用することができますよ。

前職を悪く言ってしまうような内容は含まれてない? 

前職を悪く言わないために意識するポイント
  • 作成した自己PRにマイナスな表現は使っていないか
  • 自分の功績やスキルを伝える部分で他人と比較していないか

たとえば「周りは〇〇ができなかったけど、自分はできた」など自己PRのなかに前職の職場環境や働いている人のイメージを下げてしまうような内容が含まれていると、「普段から周りを下げて考えるような人なのかな」とあまり良い印象にはならなくなってしまう可能性があります。

周りを下げた表現を用いた自己PRでは、あなたの強みは十分にアピールできません。自分の強みを活かすことで、それが良い結果につながったという客観的な事実を伝えることを意識しましょう

本田 百合香

本田 百合香

自分の功績や強み、スキルを伝える部分で、誰かと比較するような文言になっていないか注意しましょう。比較対象は「新卒社員50名の中で1位」「売上目標に対し120%」などで表すのが良いですね。

経歴にフォーカスした自慢話に近い内容になってない?  

経歴にフォーカスしすぎないためのポイント
  • 経歴は簡潔に伝える
  • その経歴を得るまでや得た後の努力、工夫に重点を置く

「大手企業で働いていた」「入社後短い期間で役職を得た」などの経歴は、確かにあなたの実績を示すうえではわかりやすい指標になるものです。とはいえ、そこにフォーカスしすぎてしまうのは避けましょう。

企業側が知りたいのは、あなたの努力や工夫、どんなことをしてきたのかという点です。経歴だけを伝えたとしても、魅力が十分に伝わらないことに注意してくださいね。

米田 有希

米田 有希

経歴は簡潔に伝え、その経歴を得るためにした努力やどんな成果を上げたのかを重点的に伝えるようにしましょう。企業側もよりあなたの人柄や仕事に対する姿勢を知ることができます。

前職の経験と企業ニーズの共通点をふまえた魅力的な自己PRで内定をつかもう! 

ここまで、転職の際の自己PRの書き方やコツ、伝え方のポイントについて解説してきました。

転職は新卒時の就活に比べて難易度が上がりやすいものです。手強いライバルがいる可能性もあり、対策は入念にしておく必要があります。

特に自己PRはあなたの魅力を企業に伝える絶好のチャンスです。これを逃さず最大限に効果的な企業に刺さる自己PRを作成することが、内定獲得へ駒を進めるためのカギになります。一緒にあなたの魅力を余さず伝えられる自己PRを作成し、希望をつかみましょう。

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