目次
- 800字の志望動機は相手に伝わりやすい型を理解することが重要
- 今すぐ始めよう! 800字の志望動機対策が重要な3つの理由
- 長文である分対策次第で差が付きやすいから
- 志望度の高さをしっかりと伝えられるチャンスだから
- ほかの文字数にも対応できる対策になるから
- 攻略の糸口になる! 企業が志望動機で800字を指定する3つの意図
- 長文の志望動機から適性やマッチ度を慎重に判断したい
- 長文でも内容を整理できるような言語化能力を測りたい
- 応募者を厳選し効率的に採用活動を進めたい
- 読みやすい流れを掴もう! 800字の志望動機の例文3選
- 例文①:企業理念に共感
- 例文②:強みやスキルを活かしたい
- 例文③:社会貢献がしたい
- 魅力が伝わる800字の志望動機を作るための3つの鉄則
- ①相手に理解してもらいやすい「型」に沿って書く
- ②企業の「知りたい」を意識して注力ポイントを工夫する
- ③「かさましの800字」にならないよう注意する
- まずはここから! 800字の志望動機を書く前の3つの準備
- ①自己分析で志望動機を深掘りする
- ②企業研究で自分の志望動機とマッチする点を探す
- ③アピールしたい情報を箇条書きにする
- 超重要! 伝わりやすい800字の志望動機の型と文字数の目安
- ①結論:企業で成し遂げたいことをまとめる(100字)
- ②きっかけ:きっかけとなったエピソードを書く(300字)
- ③志望理由:企業を志望する理由を書く(200字)
- ④強み:自分が企業にどう貢献できるのか明示する(100字)
- ⑤締め:入社後のビジョンを示して締めくくる(80字)
- 順を追って書いてみよう! 800字の志望動機の書き方4ステップ
- ①型のポイントごとに書きたい内容を箇条書きにする
- ②まずは文字数を意識せずに文章化する
- ③長すぎる場合は冗長な部分を削除する
- ④短い場合は企業でやりたいことや共感する点を補足する
- 要チェック! 800字の志望動機を書く際の注意点
- 8割に満たない文字量で終わらせない
- エピソードが長すぎてバランスの悪い文章にしない
- 800字の志望動機でよくある質問に回答!
- 800字の志望動機はどう書けばいいですか?
- 800字の志望動機は対策するべきですか?
- 800字の志望動機は型を押さえたわかりやすい構成で情熱を伝えよう
800字の志望動機は相手に伝わりやすい型を理解することが重要
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「800字の志望動機はどのように書けばいいですか」
「800字の志望動機の中で何に文量を割けば良いですか」
といった質問が寄せられています。800字というと小論文くらいのボリュームになるので、内容や書き方に悩みますよね。難しそうに感じるかもしれませんが、企業に伝わりやすい型を知り、それに沿って書けば、あなたの情熱や意欲をしっかりと伝えることができますよ。
そこでこの記事では、企業が800字の志望動機を求める意図や書き方のコツ、800字の志望動機で覚えておきたい型などを解説します。例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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今すぐ始めよう! 800字の志望動機対策が重要な3つの理由


就活生

キャリアアドバイザー
800字の志望動機は、ポイントを押さえることで企業に志望度の高さを伝えるチャンスになりますよ。長文だからこそメリットになる点もあるので、ぜひ対策しておきましょう。
800字の志望動機は一見、大変そうですが、対策しておくことでライバルに差を付けるチャンスになります。まずは800字の志望動機対策が重要な理由をしっかりと理解しておきましょう。
長文である分対策次第で差が付きやすいから
同じ企業に応募しているということは、志望動機が似ている学生が多い可能性があるということです。
採用担当者は日々多くの志望動機を読んでいます。読みやすかったり個性的だったりしなければ、担当者の印象に残りづらくなってしまいます。
たとえば、300文字の志望動機に入社したい理由やこれまでのエピソード、強みなどを盛り込もうとすると内容を絞らなければなりませんよね。それでは多くの学生が似た内容の志望動機になってしまっても仕方ありません。
文字数にゆとりがあればアピールしたい内容を具体的に示せるため、ほかの学生と差を付けることが可能です。これまでの経験から学んだことや強みの根拠などを具体的に書けば、説得力がアップしますよ。

キャリアアドバイザー
長文を活かしたオリジナリティのある内容に仕上げましょう。
志望度の高さをしっかりと伝えられるチャンスだから
アピールしたい内容を具体的に書くことは、志望度の高さを伝えられるチャンスにもなります。なぜその企業で働きたいのか、入社したらどのように貢献したいのかなどを具体的に示すほど、自分の思いや入社したい熱意が伝わりやすくなるからです。
また、企業研究をしっかりしていなければ、その企業で働きたい理由や何で貢献したいのかなどを詳細に示すことはできません。具体的な内容を書くことで、それだけ真剣に取り組んでいるという誠意も伝わりやすくなります。

キャリアアドバイザー
たとえば「魅力的な企業なのでぜひ入社したいです」よりも「〇〇な部分を魅力に感じ、△△したいと思ったため入社したいです」と言われた方が、より熱意が伝わりますよね。
ほかの文字数にも対応できる対策になるから
志望動機の文字数は企業によって異なりますが、800字の対策はほかの文字数にも対応できる対策になります。800字は文字数が多い分、具体的な内容にするために自己分析や企業研究も丁寧におこなう必要があるからです。
自己分析を徹底的にしておけばほかの文字数でも活用でき、文章を書く練習にもなりますよ。
200~300字であれば志望動機全体の流れを要約して簡潔にまとめる、400字程度であればそれに具体的なエピソードを加えるなどカスタマイズできます。800字以上の文字数が必要な場合は、エピソードや自分の考えをより詳しく説明するなどして対応できます。

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
本文では800字の志望動機対策が重要な理由を解説しましたが、選考においてはたとえ文字数が400字だとしても、800字程度のボリュームなら書けるようになっておく必要があります。
たとえば、志望動機で「自分は新しいことにチャレンジすることが好き」「貴社のチャレンジを応援する社風に共感した」という2点を入れたとします。面接で「あなたの特徴を教えてください」と問われた際、「新しいことにチャレンジすることが好き」な理由や、それを補足する具体的なエピソード、そのような性格になった経緯、さらに「自分のモットー」や「好きな言葉」なども加えて話をし、自分の特徴をより効果的に伝える工夫もすることができます。
エントリーシート(ES)では紙幅や文字数に限りがあるためここまで書けませんが、自分自身の準備としてはここまでしておく必要があるのです。
基本的には「言いたいことはたくさんあるが、文字数に限りがあるので、削ってそのうち半分だけ書く」くらいのイメージで準備しておくと、文字数が増えても、面接で何を聞かれても安心ですよ。
攻略の糸口になる! 企業が志望動機で800字を指定する3つの意図
志望動機の文字数は200~400字のケースが多いといわれているため、800字も必要なのか疑問に感じるかもしれません。文字数が多いと確認する担当者の負担も増えそうですよね。
それでも企業が800字で指定するのは、意図があるからです。企業の意図を理解して、それに合った内容の志望動機を書けるようにしましょう。
長文の志望動機から適性やマッチ度を慎重に判断したい
企業は一緒に会社を成長させられる学生を探しています。そのためには、限られた期間で以下のような項目を判断しなければなりません。
- 一緒に働ける人物かどうか
- 企業の事業内容、文化、価値観を理解しているか
- 学生と企業の価値観は一致しているか
- 学生は企業が求める人物像を理解しているか
企業の事業内容や文化、価値観をよく理解していない学生を採用した場合、企業が求める成果が得られない可能性があります。「仕事が合わない」「想像としていた企業と違う」と感じて、短期間で離職してしまう学生もいるかもしれません。
長文の志望動機であれば、書かれている内容から学生が企業をどの程度理解しているのかを判断しやすくなり、ミスマッチも防げます。
長文でも内容を整理できるような言語化能力を測りたい
志望動機を800字で書けたとしても、その文章を読んだ人全員が理解できる内容になっているとは限りません。ただ自分の伝えたいことを並べただけでは、結局何を伝えたいのか読み手が理解できないこともあります。
ビジネスシーンでは、事実や自分の考えを的確に伝えられる言語化能力が必要です。そのため、あえて長文にすることで、内容を整理して伝えられる言語化能力があるかどうかを計ります。
言語化能力の高さは就活中だけでなく、入社後のミーティングやプレゼンでも役立ちますよ。

キャリアアドバイザー
長い文章を書くのが苦手な人でも、これから解説するコツを意識すれば整理して書けるようになります。
応募者を厳選し効率的に採用活動を進めたい
志望動機が短文の場合、学生一人ひとりの個性や強みが明確に伝わらず判断に時間がかかる可能性があります。
一方、考え方や経験など多くの情報が盛り込まれている長文なら、志望度の高さや人柄、企業とのマッチ度、言語化能力など一人ひとりの個性や強みもイメージできます。
そうすることで企業は次のプロセスに進む人数をある程度まで絞れます。志望度やマッチ度が低い学生や、求める人物像とかけ離れている学生を見極められるからです。

キャリアアドバイザー
ES以降の工程で対応する学生の人数が絞れれば、筆記試験や面接にかかる時間を減らせるため、企業にとっては効率的です。
書類選考での通過率を上げるための対策はこちらの記事で解説しています。
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800字の志望動機を求められるかどうかは企業によって変わりますが、傾向として人気企業で大勢の応募者がいる場合は、判断材料として、文章量が多く、より詳しく書かれた志望動機を見たいという理由から800字を課すケースがあります。
加えて、マスコミ業界やコンサルティング業界などの業界も就活生の特性が自分たちの会社と合っているのかどうかを見極めるために、800字の志望動機を書かせることがあります。また、ベンチャー企業なども「会社の社風と合う人かどうかが重要」「人柄を見極めたい」という思いから、志望動機の文章量を多くすることがあります。対策の一つとして、こうした傾向を知っておくことも大切ですよ。
読みやすい流れを掴もう! 800字の志望動機の例文3選
800字の志望動機が重要な理由や企業が何を求めているのかがわかっても、実際に自分で書くとなると難しそうですよね。そこで3つの内容別の志望動機例文を紹介します。
例文①:企業理念に共感
私は「すべての子どもが安心して学べる環境づくり」という企業理念に共感しました。子どもたちが安心して学べる場を提供するとともに、子どもたちのサポートをしていきたいと考えています。
学生時代は中学生を対象とした塾の講師としてアルバイトをしており、さまざまな生徒のサポートをしてきました。その塾では高校受験に向けて成績を伸ばすために通っている子も多いなか、住宅事情や家庭環境などの理由から自宅での勉強が難しく通っている子もいました。
教育とは勉強を教えるだけでなく、子どもたちが安心して学習できる環境を提供することも含まれるのではないかと考えています。
以前参加した貴社の説明会で、社員の方々が「子どもの力を伸ばすには、まずは安心して学習できる環境を作ること」と話していたことに共感し、強く印象に残っています。説明会で話していた社員の方々の教育に対する熱意も感じ、真剣に子どもたちのことを考えている方が集まる企業の一員になりたいと思いました。
数ある教育関係の企業の中から貴社を志望するのは、社員の方々の熱意に惹かれたことと幅広い学習の場を提供しているからです。貴社が運営する塾では個人に合った学習スタイルを選択できるだけでなく、いつでも自由に使える自習室を開放していることやオンラインによる指導を取り入れていることも魅力です。
学生時代のアルバイトでは集団指導も個別指導も経験しており、それぞれの指導方法のコツや注意点も把握しています。子どもたちとのコミュニケーションを取ることも好きなので、その子の性格によってどのように接すれば信頼関係を築けるのかなども自分なりに研究してきました。学生時代の経験を活かして、即戦力として貴社に貢献できると思います。
入社できた際は、子どもたちのことを第一に考えるとともに、気持ちに寄り添ったサポートをしていきたいと考えています。

キャリアアドバイザー
企業理念に共感するようになったきっかけや、そのほかの志望動機をしっかりと伝え、自身の強みとも絡めることで、意欲が伝わる志望動機になっていますね。
教育業界の志望動機の書き方はこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
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例文②:強みやスキルを活かしたい
私は持ち前のコミュニケーションスキルと提案力を活かし、貴社の販売員として売上拡大に貢献したいと考えています。貴社に貢献するとともに、顧客に寄り添った接客をおこない、顧客満足度の向上も目指したいです。
子どもの頃から人と接することとファッションが大好きで、学生時代はアパレルショップでアルバイトをしていました。採用されてすぐの頃は「先輩たちにはリピーターがたくさんいるのに自分にはまったくいない」と焦っていました。
しかし、あるとき先輩の一人から「リピーターを増やすことも大切だけれど、顧客に満足していただくことがもっと大切」とアドバイスをいただきました。それからは顧客の好みやニーズを的確に把握できるようヒアリングをしっかりおこない、顧客が求める商品やコーディネートを提案できるよう心掛けました。
ちょうどこの時期、より個人に合った提案をしたいと考えるようになり、パーソナルカラー検定も取得しています。その結果、リピーターが増えて1年後には店舗内で売上金額1位を獲得でき、顧客の喜ぶ顔を見ることが楽しくなりました。
もともと貴社の商品の「自分のためのファッションを楽しむ」というコンセプトが好きで、こちらの地域に新店舗を開店してから定期的に通っています。このブランドの魅力をさらに多くの方に広めて、商品を購入することで喜ぶ顧客の顔を見たいと思い貴社を志望しました。
私の強みはコミュニケーションスキルがあることと、資格取得によって得た知識を盛り込んだ提案力があることです。強みやアルバイト時代の経験を活かして、売上拡大や顧客満足度の向上に貢献できると考えています。
採用していただけた際は、将来的に販売員の育成などの店舗運営にも携わりたいと考えています。ブランドの価値は商品に加えて販売員の質も関係していると思うため、貴社のブランドにふさわしいスタッフを育成し、ブランド価値の向上にも貢献していきたいです。

キャリアアドバイザー
「好き」というだけでなく、強みやスキルをしっかりと伝えることで企業に貢献できる人材であることをアピールできていますね。
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例文③:社会貢献がしたい
私は地域密着型の貴社のスーパーマーケットで働き、地域の人々の暮らしを支えるとともに活性化をはかることで社会貢献がしたいと考えています。
幼い頃からこの地域で暮らしており、こちらのスーパーマーケットにもよく通っていました。スタッフの方々はいつも笑顔で、小さな子どもから大人まで同じように丁寧に接していたことや、顧客と親しそうに会話をしている姿が印象に残っています。
親から頼まれて初めて一人で買い物に行ったときも「一人で買い物ができるようになったんだね、大きくなったね」と声を掛けていただき嬉しかったです。よく通っていたからか、私もスタッフの方に覚えていただけたようです。最初は一人での買い物が不安だったものの、見守られているのだなと感じ、安心して買い物をした良い思い出となっています。
また、高校生の頃に母がよく「〇〇スーパーは地元の農家さんが作った野菜を積極的に売っているから、いつも新鮮な野菜を買えて嬉しい」と話していました。
地元の農家が作った野菜を多く取り扱うということは、販売する側はいつも新鮮な野菜を並べられ、農家は安定した取引先が見つかり、顧客は新鮮な野菜が食べられるということです。これはすべての人にとってプラスに働く素晴らしい取り組みだと思います。
貴社のスーパーマーケットは、買い物に訪れる地域住民だけでなく、地元の農家とも深くつながり、地域に貢献していることが魅力です。貴社のスーパーマーケットが地域に貢献し、地域の人々から愛されていることを昔からよく知っています。将来を考えるようになってからは、地域に貢献するためにも就職するなら貴社が良いと強く思っていました。
入社できた際は、日々愛情を持ちながら顧客と接して信頼関係を築き、顧客が快適に買い物を楽しむサポートをしながら貴社と社会に貢献したいと考えています。将来的には店舗の運営にも携わっていきたいです。

キャリアアドバイザー
企業に魅力を感じたきっかけから、成長して就職を希望する理由まで、しっかりと自分の考えを書くことでオリジナリティのある志望動機になっています。
社会貢献の志望動機をアピールにつなげるコツはこちらの記事で確認してくださいね。
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魅力が伝わる800字の志望動機を作るための3つの鉄則

800字の志望動機では、より具体的なエピソードや気持ちを盛り込めますが、内容によっては個人の魅力が伝わりづらくなってしまいます。そこで魅力を伝えるために意識したいポイントが3つあります。それぞれ確認してみましょう。
①相手に理解してもらいやすい「型」に沿って書く
ボリュームのある志望動機を書く場合は「結論→きっかけ→志望理由→強み→締め」の順番で書くと内容を理解してもらいやすくなります。
結論から伝えることで要点が伝わりやすく、次に理由や具体的な例を挙げることで説得力もアップするからです。この型に沿って文章を書けるようになると、就活中はもちろん就職後もプレゼンや報告、文書の作成などで役立ちますよ。

キャリアアドバイザー
志望動機の具体的な型や文字数の目安は、これから解説するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
志望動機の型の基本について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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②企業の「知りたい」を意識して注力ポイントを工夫する
企業は志望動機を通して、おもに以下のような項目を知りたいと考えています。
- 企業とのマッチ度
- 志望度の高さ
- 業務への適性
- 学生のスキル
- 企業や業界に対する理解度
長文の場合は、上記に加えて「長文の志望動機から適性やマッチ度を慎重に判断したい」の段落で解説した「長文の志望動機で企業が確認したい項目」も確認しましょう。
そのため、できる限りこれらの項目に関連する内容を充実させましょう。たとえば応募先の企業で役立つスキルや経験をさりげなく盛り込んだり、業務への適性があることをアピールできるエピソードを選んだりします。
特にアピールしたい部分は文字数を多めにするなど、要素ごとに文字数をカスタマイズしてみてくださいね。
③「かさましの800字」にならないよう注意する
800字も書けないからといって、冗長表現などで文章を「かさまし」するのは避けましょう。
- 前もって事前に→前もって、もしくは事前に
- 今現在→現在
- 作ることができます→作れます
- まず最初に→まず、もしくは最初に
- 必ず必要です→必要です
- 全員が一人残らず→全員が
冗長表現が増えるほど読みづらくなり、魅力も伝わらなくなります。文字数が足りない場合は、自己分析や企業研究に注力して内容を充実させましょう。
自己分析を徹底的におこなうことで、自覚していなかった価値観に気付けることもあります。また、企業研究を徹底的におこなって、より具体的な事業内容に言及できれば、志望度や熱意の高さのアピールにつながります。

キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
文字数が制限されたなかで、言いたいことを効果的に伝える構成を考えられる能力は、社会人になった後でも大いに役立ちます。
働いているとこのような制限がいたる所であります。プレゼン時間が1分で、その時間内で競合他社より自社を選んでもらわなくてはならない場面、端的に物事を話すのを好む上司に報告する場面、短い文字数でわかりやすい案内をメールしなければならない場面など、さまざまです。
相手の求めているものを理解したうえで、自分が持っている情報を取捨選択し、わかりやすい順番に構成するというスキルは「コミュニケーション能力がある」ということの証明であり、仕事においても高い評価を得やすいと考えられます。
この能力は就活の段階で訓練しておけば必ず社会でも役に立つので、ぜひこの機会に身に付けて欲しいと思います。
まずはここから! 800字の志望動機を書く前の3つの準備
志望動機を書くために、何から始めれば良いのか困っている人もいますよね。800字で魅力が伝わる志望動機を書くには、まず自己分析や企業研究をする必要があります。そのうえでアピールしたい情報を書き出しましょう。
①自己分析で志望動機を深掘りする
解説してきたように、800字の志望動機を書く際は企業の「知りたい」を意識することが大切です。
とはいえ、応募先の企業で働きたい強い気持ちはあっても「なぜその企業なのか」「その企業でどのように働きたいのか」を具体的に答えられないケースも珍しくありません。
自己分析をすると企業が知りたいことを明確にして言語化できます。言語化して書き出せれば志望動機に書く内容も整理できるため、あとは型に沿って文章を作れば良いだけです。
- 自分の価値観
- 強みや長所
- 企業に興味を持った理由
- その仕事がしたい理由
- その企業でどのように働きたいのか
自己分析するときにおすすめなのがマインドマップ。以下の記事ではマインドマップを使い、3ステップで自己分析する方法を解説しています。
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マインドマップで広く深く自己分析を進めることで、自己理解を深めて効率的に自分をアピールすることができます! 今回はマインドマップでわかる自分の特性や、自己分析で使うメリットを紹介していきます。またマインドマップの作り方や活用例もキャリアアドバイザーが解説していくので参考にしてくださいね。
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②企業研究で自分の志望動機とマッチする点を探す
自己分析をしっかりおこなったうえで企業研究をすると、自分の志望動機とマッチする点が見えてきます。企業研究では以下の項目を徹底的に調べましょう。
- 企業理念
- 事業内容
- 取り扱っている商品やサービス
- 競合他社との違い・その企業ならではの特徴
- 企業が注力している事業
たとえば社会貢献活動に力を入れている企業なら、具体的な取り組みや自分も社会貢献したいことを伝えます。また、チームワークを重視する企業なら、部活やアルバイトで周囲と協力して目標を達成した経験などを伝えるのも良いですね。

キャリアアドバイザー
企業研究はホームページを閲覧したり企業説明会やインターンシップに参加したりする他、OB訪問など幅広い方法でおこなうと、企業についてのより深い情報を得られますよ。
企業研究の仕方については以下の記事で解説しているので、ぜひ読んで実践してみてくださいね。
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③アピールしたい情報を箇条書きにする
自己分析と企業研究を照らし合わせ、アピールしたいことが見えてきたら、箇条書きにしてみましょう。何となく「ここがアピールポイントになりそう」と考えているだけでは情報を整理できないからです。
たとえば応募先の企業では社会貢献に力を入れていて、志望動機が「応募先の企業に入社して社会貢献したいから」だとします。さらにこれまでのエピソードや経験として挙げられるのは「学生時代のアルバイトで売上1位になったこと」と「学生時代のボランティア活動で笑顔になる人を見てやりがいを感じたこと」だったとします。
この場合、売上1位をアピールするよりも、ボランティア活動の経験をアピールした方が説得力がありますよね。
箇条書きにしてみると、特にアピールしたいポイントとあまり必要ない情報を整理できます。

キャリアアドバイザー
まずは思いつく限りアピールしたい情報を書いて、そのなかから盛り込むべき情報を絞り込むと良いでしょう。
超重要! 伝わりやすい800字の志望動機の型と文字数の目安

先述の通り、800字の志望動機は「型」に沿って書くと読み手に理解してもらいやすくなります。長文になるため、項目ごとにボリュームを変えることもポイントです。文章の流れや内容をイメージするためにも、それぞれの文字数の目安を確認してみましょう。
①結論:企業で成し遂げたいことをまとめる(100字)
最初に結論から書き出すと要点が伝わり、読んだ人は結論を前提として文章を読み進められるため長文でも理解しやすくなります。端的な志望動機と絡めて企業で成し遂げたいことをまとめましょう。
採用担当者は数多くの志望動機を確認しなければなりません。最初の1~2文で伝えたいことが理解できなければ、結局何をアピールしたいのかが最後までわからずに終わってしまいます。

キャリアアドバイザー
最初の段階で伝えたいことを端的に理解してもらえるように、結論は100字を目安とします。
志望動機の書き出し方については以下の記事で紹介しています。魅力的な書き出しで採用担当の心をつかみましょう。
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志望動機の書き出しは「最も強い動機」で心をつかむ|6種類の始め方
志望動機の書き出しは、実際に読む採用担当者の印象に残るためにはとても重要なポイントです。志望動機の書き出し作り方からコツ、例文までキャリアアドバイザーが徹底解説します。
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②きっかけ:きっかけとなったエピソードを書く(300字)
きっかけとなったエピソードは、ほかの学生と差を付けやすい項目です。仮に学生時代の部活のエピソードを書くにしても、経験したことは一人ひとり異なるからです。志望動機のなかでもボリュームが多めになるよう意識してみてくださいね。
さらに、エピソードを具体的に書くと読み手はそのシーンをイメージしやすく、説得力も増します。できるだけ具体的に書いてオリジナリティのある内容にできるよう、文字数は300字を目安にしましょう。

キャリアアドバイザー
志望動機との関連性が高いエピソードを選ぶだけでなく、自分らしさが伝わるような内容を選ぶと良いですよ。
③志望理由:企業を志望する理由を書く(200字)
最初の結論の部分で書いた志望動機の補足をするイメージで、志望理由を詳しく書きましょう。この部分でアピールするのは、同業他社が多数存在する中からその企業を選んだ理由です。
企業研究でわかった競合他社との違いやその企業ならではの特徴、企業が注力している事業など、しっかり企業研究をしなければわからないことを盛り込むと良いですよ。その企業に対して強い興味を持っていることもアピールできます。

キャリアアドバイザー
「この企業ならではの〇〇という魅力に惹かれたので、ぜひこの企業で働きたい」という強い気持ちが伝わるような内容にしてみてくださいね。
④強み:自分が企業にどう貢献できるのか明示する(100字)
志望理由を伝えたうえで、自分の強みやスキルを活かして企業に貢献できることを明確にしましょう。エピソードの項目で書いた経験と関連付けるのも効果的です。強みの部分は100字が目安です。
- 提案力を活かして売上向上に貢献したい
- アルバイトで培った接客のコツを活かして顧客満足度向上に貢献したい
- 発信力を活かして商品やサービスの認知度アップに貢献したい
- 持ち前の発想力で商品開発の分野で貢献したい

キャリアアドバイザー
企業や業務のことを理解していなければ、企業に貢献できることは明示できません。貢献できることを明示できると、企業や業務に対する理解度の高さもアピールできますよ。
⑤締め:入社後のビジョンを示して締めくくる(80字)
志望動機は、入社後のビジョンを示して締めくくります。最後に将来のビジョンを書くことで、実際にその企業で仕事をしている姿が想像しやすくなるからです。入社してすぐのビジョンではなく中長期的に考えて示すと、その企業で長く働きたいという気持ちも伝わりますよ。
入社後に挑戦してみたいことを盛り込むことも効果的です。締めの部分は80字を目安とします。
- プロジェクトリーダーとして活躍したい
- 新商品の開発に携わりたい
- 海外支社で勤務したい
- 業務の効率化を推進したい
志望動機の締めの文章の作り方は以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみましょう。
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熱意が伝わる志望動機の締め方|作り方・伝え方を例文付きで解説
志望動機のしめの文では、入社してやりたいことをしっかりと伝えることで面接官に熱意を伝えることができます! 今回は熱意の伝わる志望動機のしめ方をOK例文とNG例文とともに紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、魅力的なしめを作るポイントも紹介するので参考にしてみてください。
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順を追って書いてみよう! 800字の志望動機の書き方4ステップ


就活生
自己分析や企業研究をしてみたら、800字の志望動機に書きたいことがわかってきました。

キャリアアドバイザー
あとは型に沿って文章にする作業ですね。

就活生
がんばります! ただ、書きたい内容はわかったものの、作文が苦手なのでいきなり文章にするのは難しそうです。

キャリアアドバイザー
ボリュームがあるので、いきなり文章にするのは難易度が高いかもしれません。書き方のステップに沿って書いてみると書きやすいですよ。
書く内容を決めたら、まずは文字数を意識せずに書いてみましょう。そこから型に沿って文字数を整えていくとまとまりやすいですよ。
①型のポイントごとに書きたい内容を箇条書きにする
先ほど解説した「結論→きっかけ→志望理由→強み→締め」の型のポイントごとに書きたい内容を箇条書きにします。
いきなり文章として書くよりも、ポイントごとに思い付くことを書き出した方が内容を整理できます。箇条書きにしていくうちに、忘れていたエピソードを思い出したり、結び付けてアピールできる内容が見えてきたりすることもありますよ。

キャリアアドバイザー
自己分析や企業研究の結果をもとに箇条書きしたアピールしたい情報も、どの項目に盛り込むか振り分けましょう。
②まずは文字数を意識せずに文章化する
箇条書きした内容を文章にします。とはいえ、800字に合わせて内容をまとめたり、型のポイントごとに目安となる文字数を意識しながら書いたりするのは難しいですよね。
「文字数が気になってなかなか文章にできない」「文字数に合わせようと何度も書き直しているので志望動機作りが進まない」などの壁に突き当たるかもしれません。
文字数を意識しながら書いていくと難易度が上がるので、まずは文字数を意識せず思いのままに書いてみましょう。

キャリアアドバイザー
大まかな文章が作れれば、不要な部分を削除したり足りない部分を補足したり調整ができます。
③長すぎる場合は冗長な部分を削除する
800字以内と指定されている場合、800字を超えるとルールを確認していない、もしくはルールを守れない人と判断される可能性があります。800字程度と指定されている場合は、長くても1割オーバーの880字までに収まるようにします。
思い付くままに文章を書いてみて、完成した文章が800字を大きく上回ってしまったら、冗長な部分や不要と判断できる部分を削除しましょう。
冗長表現のほか、以下の点もチェックしてみてくださいね。
- 重複している部分はないか
- 接続詞を適切に使っているか
- 情報をいくつも盛り込みすぎていないか
- 不要な情報が含まれていないか
エピソードや志望理由を複数盛り込んで文字数が大幅にオーバーしている場合は、特にアピールしたい内容に絞り込むなどします。

キャリアアドバイザー
文章の内容を確認するときは音読してみるのがおすすめです。音読することで冗長な表現や誤字脱字を見つけやすくなりますよ。
④短い場合は企業でやりたいことや共感する点を補足する
思い付く限り書き出してみたものの、短くなってしまうケースもあります。文字数が短くなる場合は入社したらやりたいことや、企業に共感する点を補足しましょう。
- 既存商品の改良や新商品の開発に携わり、ターゲットを広げたい
- その企業独自のプログラムに参加して業務に活かせるスキルを増やしたい
- 環境問題に関する取り組みを継続的におこなっている部分に共感した
- 社員の成長をサポートする制度が充実していて、すべての人にチャンスを与える文化に共感した
企業でやりたいことや共感する点を補足すると、それだけ企業のことを調べているということが伝わるので、企業への興味や志望度が高いアピールにもなりますよ。

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
短すぎる場合は企業でやりたいことや共感する点を補足するといった手法を解説していますが、そのうえで「かさまし」に見られないようにするためのポイントがあります。
そもそも、かさましに見えるのは「結局何も言ってないよね」という場合です。具体的には、同じことを繰り返しているだけ、ホームページなどに書かれていることを少し表現を変えて書いているだけ、といったことです。
企業でやりたいことや共感するポイントを書くことはとても大切ですが、深く考えていなかったことを「やりたいこと」としたり、ぱっと目についただけのことを共感するポイントとして後から加えると、実は同じことを繰り返し書いていたとか、ホームページにあることをそのまま書いているだけだったということになりかねません。
自己分析を見直して、本当に自分が考えていたことなのかどうか、言いたいことの補足情報を新たに加えているのかという視点を持って見直すようにしましょう。
要チェック! 800字の志望動機を書く際の注意点
800字の志望動機を書く際は、これまで解説してきたポイントに加えて意識したい注意点があります。注意したいのは指定されたボリュームに対する文字の量と文章構成のバランスです。好印象な志望動機になるよう、意識してみてくださいね。
8割に満たない文字量で終わらせない
企業から文字数を指定されたら、最低でも8割以上埋めるのが理想です。志望動機が800文字指定の場合は、640字以上書くのが目安です。
とはいえ、多くの学生は指定された800字に近づけるように書くため、最低ラインの640字で終わらせてしまうと余白部分が目立ちます。自分としては志望度が高くても、余白の多い志望動機を見た採用担当はそれほど熱意がないと判断する可能性もあります。

キャリアアドバイザー
ほかの学生の志望動機と見比べたときに印象が下がらないよう、できる限り800字に近づけましょう。
エピソードが長すぎてバランスの悪い文章にしない
全体のバランスを見ると、文字数の目安が300字となるエピソードのボリュームが最も多くなります。読み手がそのシーンをイメージしやすくなるよう、具体的に書くことがポイントになるからです。
ただ、具体的に書きすぎてエピソードが極端に長くならないように注意が必要です。エピソードが長すぎると、その印象が強くなり、肝心な志望理由や熱意が伝わりづらくなります。
300字はあくまでも目安の文字数ですが、全体のほどんどがエピソードや経験になってしまわないように意識しましょう。
また、一文の長さも意識してみてくださいね。長すぎると伝えたいことが正しく伝わらない可能性があるからです。たとえば「~~は~~なので~~で、~~が~~して、~~でした」のように、主語や述語を複数詰め込まないように注意しましょう。
800字の志望動機でよくある質問に回答!
800字の志望動機を書くのは難易度が高い反面、ほかの学生と差別ができたり、志望度の高さをアピールしやすかったりします。800字は長すぎで書けないと不安に思っていた人も、解説してきた流れで書いてみると必要な文字数を満たしやすくなりますよ。
最後に800字の志望動機で学生からよく寄せられる質問にキャリアアドバイザーが回答します。
800字の志望動機はどう書けばいいですか?
800字の志望動機は自己分析と企業研究をしっかりおこなったうえで書き始めます。何もないところからいきなり800字の文章を書き始めると、書いているうちに混乱してしまいます。解説した型に沿って箇条書きをしてから文章にするのがコツです。
提出する志望動機は手書きにする場合も、最初はパソコンやスマートフォンを使用して書くと良いですよ。パソコンやスマホなら、文字数や全体のバランスを確認しながら作れます。
志望動機が完成したら音読して内容を確認するほか、校閲機能など文章の確認ができるツールも使って誤字脱字や表現のチェックをしましょう。家族や友達、先輩など第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらうのもおすすめです。
800字の志望動機は対策するべきですか?
800字の志望動機の対策は必須です。長文なだけに対策をせずに書いてしまうと、伝えたいことが曖昧になったり、説得力に欠けたりします。
また、800字だからこそできるほかの学生との差別化も効果的にできず、強みや志望度の高さをうまくアピールできなくなる可能性もあります。
準備をして本文を書くまでの流れでやるべきことが多く、大変な思いをすることもあるかもしれません。しかし、800字の志望動機が書ければ、ほかの文字数の志望動機も書きやすくなりますよ。就職後も必要になる文章力を向上させるつもりで対策をしましょう。
800字の志望動機は型を押さえたわかりやすい構成で情熱を伝えよう
800字の志望動機といわれると、長くて書きづらいイメージがあるかもしれません。何をどのように書けば良いのか困ってしまいますよね。
800字の文字数自体は多くても、解説してきた型や書き方のステップに沿って書いていけば、意外とスムーズに書けるはずです。
数多くの志望動機のなかでも印象に残る内容にするために、万全の対策をして魅力的な文章に仕上げましょう。
800字の志望動機って、かなり多いですよね。大変そうだし、対策している暇はないかも……。