目次
- 不動産業界の志望動機を魅力的に伝えるコツをチェックしよう!
- 不動産業界の4つの業務内容と求められる人物像
- ①開発
- ②販売(流通)
- ③賃貸
- ④管理
- 不動産業界の志望動機の例文8選! 業種×強み別で紹介
- 例文①開発×コミュニケーション能力
- 例文②開発×粘り強さ
- 例文③販売(流通)×傾聴力
- 例文④販売(流通)×行動力
- 例文⑤賃貸×顧客視点で考える力
- 例文⑥賃貸×ホスピタリティ精神
- 例文⑦管理×責任感
- 例文⑧管理×冷静な対応力
- 簡単3ステップ! 不動産業界の志望動機の伝え方
- ステップ①不動産業界・職種を志望する理由を伝える
- ステップ②その企業ならではの志望理由を伝える
- ステップ③入社後に挑戦したいことや将来ビジョンを伝える
- 不動産業界の志望動機を差別化する3つのコツ
- ①「なぜ不動産業界なのか」を徹底的に深掘りする
- ②プロの力も借りて志望先の情報を集める
- ③業界で求められる強みと自分を紐付ける
- アドバイザー72人に聞いた! 避けるべき志望動機のNG例は?
- NG例①条件面ばかりにフォーカスしている
- NG例②志望先である必要性が感じられない
- 不動産業界の志望動機をブラッシュアップして選考を突破しよう!
不動産業界の志望動機を魅力的に伝えるコツをチェックしよう!

就活生
不動産業界に興味があるものの、街づくりや大きな金額を動かす華やかなイメージばかりが先行してしまい、志望動機に自分の経験をどう結びつければ良いのか悩む学生は少なくありません。
特に不動産業界は、扱う商材が高額であるため「ストレス耐性」や「論理的思考力」がシビアに求められます。ただ熱意を伝えるだけでは不十分。
そこでこの記事では、不動産業界の志望動機を魅力的に伝えるためのコツを、回答例とセットでわかりやすく解説します。選考通過につながる志望動機を作り上げましょう。
【完全無料】
大学生におすすめ!
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール
1位:志望動機作成ツール
不動産業界の志望動機が思いつかないなら、ツールを活用して完成させよう!
2位:ガクチカ作成ツール
簡単な質問に答えていくだけで、魅力的なガクチカが完成します
3位:自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、AIツールを活用して自己PRを完成させよう
4位:面接回答60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました
5位:エントリーシート作成ツール
業界特有の質問にも対応! そのまま使えるESが作れます
【併せて活用したい!】
スキマ時間でできる就活診断ツール
①適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります
②面接力診断
40点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう
不動産業界の4つの業務内容と求められる人物像
不動産業界は、大きく「開発」「流通(販売・仲介)」「賃貸」「管理」の4つに分かれています。
それぞれ扱う物件や役割が異なるため、どこを志望するかで志望動機の方向性も変わります。ここで特徴をしっかり押さえておきましょう。
①開発
- 土地の仕入れから企画、建設、販売までをトータルプロデュースする
- マンションや商業施設、オフィスビルなどを手掛ける(デベロッパー)
- 求められる人物像:関係者を巻き込む推進力、中長期的なプロジェクトをやり遂げる粘り強さ
開発(デベロッパー)は非常に華やかなイメージを持たれがちですが、実際の業務の根幹は「用地取得」などの地道な地権者との交渉や、ゼネコン・行政との調整作業が多いです。
そのため、大きな目標に向かって、地道にコツコツと進めることが求められる仕事です。
「大きな街をつくりたい」という夢だけでなく、「意見の異なる多様な関係者をまとめ上げた経験」などを語れると、実務への適性があると高く評価されますよ。
②販売(流通)
- 自社で企画した物件を販売する、または売り手と買い手をつなぐ「仲介」を行う
- 個人の営業成績がダイレクトに問われる実力主義の傾向が強い
- 求められる人物像:目標達成意欲、ストレス耐性、相手の潜在ニーズを引き出す傾聴力
販売や仲介の領域では、顧客に対するというホスピタリティはもちろん大切ですが、それ以上に「高いノルマに向き合えるか」がシビアに見られます。
「困難な目標に対して、どう試行錯誤して達成したか」というエピソードがあると、「適性がある」と企業側も安心できます。
③賃貸
- 自身で所有している不動産(アパートやビルなど)を貸し出し、家賃収入を得る
- いわゆる「大家さん」や「不動産オーナー」の立場
- 求められる人物像:市場のニーズを読み取る分析力、資産運用の視点
賃貸事業をメインとする企業を受ける場合、「いかに空室リスクを減らし、収益を最大化していくか」という投資・運用目線が欠かせません。
学生時代の経験の中で、「データを分析して課題を特定し、改善策を実行した経験」などがあると、論理的思考力が評価されやすくなります。
今自分が住んでいる賃貸を満室埋めるためには何ができるのか、そういった点から視点を養ってみるのもおすすめです。
④管理
- オーナーに代わり、建物のメンテナンス、清掃、賃料回収などを代行する
- 入居者が快適に過ごせる環境を維持する「縁の下の力持ち」
- 求められる人物像:決められたことを正確にこなす力、クレームやトラブルへの臨機応変な対応力
管理の仕事は、新規開拓とは変わって「いまある資産価値をどう守り、高めるか」が問われます。
激しいノルマを追うような場面は少ないと言えますが、入居者からのイレギュラーな要望やトラブルに対応することも多いのも仕事の特徴と言えます。
「突発的なトラブルに対して冷静に対処した経験」や「裏方として組織を支え、信頼を得た経験」が非常に強力なアピールポイントになります。
キャリアアドバイザーが読み解く!不動産業界は人生に大きな変化をもたらす仕事
生活に必要不可欠な「住」に携われる
不動産業界は、人々の生活に欠かせない衣食住の「住」に深くかかわる仕事です。
街づくりといった大規模なプロジェクトから、個人向け住宅の販売まで、さまざまな規模の仕事がありますが、どれも人々の生活や人生に大きな変化をもたらします。
だからこそ、不動産業界で働くことは大きなやりがいがあると言えるでしょう。
「住」に多様な角度から携われるのが魅力
たとえば、都市開発に携われば、「一つの街を創り上げた」という達成感と、「そこに住む人々の人生を豊かにした」というやりがいを同時に得られます。
また、人生で最も高い買い物と言われる不動産の販売においても、顧客一人ひとりの人生に大きな影響を与えることができるでしょう。
このように、不動産業界は人々の生活に不可欠な「住」に、多様な角度から携われる点に多くの就活生が魅力を感じています。
不動産業界の志望動機の例文8選! 業種×強み別で紹介
ここからは、それぞれの業種ごとに、志望動機の例文を紹介します。
志望動機のポイントは、自分の強みと志望業種の共通点を関連付け、「なぜその会社なのか」をはっきりと伝えることです。
以下の例文を参考にしながら自分ならではの志望動機を作成し、効果的にアピールしてみてくださいね。
関連記事
例文105選|志望動機のジャンル別例文と基本の書き方を解説!
業界別の志望動機例文 まずは業界別の志望動機です。業界を大きな15のグループに分類してまとめているので、あなたが目指している業界や、同じジャンルの業界の志望動機をぜひ参考にしてみてくださいね。 サービス 医療・福祉 IT […]
記事を読む
例文①開発×コミュニケーション能力
私は、海外の都市開発に携わり新興国の発展に貢献したいと考えて貴社を志望しました。私は親の海外赴任のため長く海外で生活をしておりましたが、毎年のように発展していく街の様子に強く感動し、街づくりに興味を持つようになりました。
貴社は「アジア各国での複合開発事業」を手がけており、特にベトナムでの大規模都市開発プロジェクトが今年から本格始動すると伺いました。説明会で「現地の文化を尊重しながら、日本の技術力で新しい街を創る」という貴社の理念をお聞きし、私が海外で感じた「異文化理解の重要性」と完全に一致すると感じております。
また、貴社のプロジェクトでは現地政府・住民・協力企業との三者間調整が重要だと説明会で伺いました。長い海外生活によって培われた語学力と異文化のなかでも溶け込めるコミュニケーション能力を活かし、貴社のグローバル事業の発展に寄与したいと思っております。
※選考の通過率を上げたい人は、志望動機作成ツールを活用しましょう
高評価な志望動機を自動で作成!「志望動機作成ツール」

キャリア
アドバイザー
開発業務では多様な立場の人々との協力が不可欠です。この例文では、海外生活の経験を単なる「語学力」だけでなく「異文化コミュニケーション能力」としてアピールしている点が効果的ですね。
例文②開発×粘り強さ
私は地方都市の活性化に貢献できる街づくりプロジェクトに携わりたいと考え、貴社を志望いたします。
私は大学時代に地方創生ゼミに所属し、過疎化が進む地域での移住促進プロジェクトに1年半取り組みました。当初は地元住民の方々から反対意見も多く、何度も企画を見直しましたが、月1回の説明会を継続し、実際にモデル事業を実施することで徐々に理解を得ることができました。最終的に、プロジェクトを成功に導いた経験から、困難な状況でも諦めずに取り組む粘り強さが身に付いたと実感しております。
貴社の「地方創生型コンパクトシティ事業」では、住民参加型の街づくりを重視されており、これは私がゼミで学んだ「地域との対話の重要性」と同じ考え方だと感じております。また、貴社が手がけた◯◯市の駅前再開発のように、長い時間をかけて地域全体を変革するプロジェクトにも強く魅力を感じております。
私は、ゼミ活動で培った粘り強さと継続力を活かし、貴社の地方創生事業で地域の皆様とともに理想の街づくりを実現したいと考えております。

キャリア
アドバイザー
この例文は、自分自身のこれまでの取り組みと、企業に入ってから取り組んでみたい仕事をしっかり結び付けられており、説得力の高い志望動機に仕上がっています。具体的な事業内容に触れることで志望度の高さもアピールできていますね。
例文③販売(流通)×傾聴力
私は人生で一番高価な買い物である住宅をお客様視点を重視して販売したいと考え、貴社を志望しました。特に共感しているのは、貴社の「お客様の人生設計を最優先に考える住宅販売」という理念です。
説明会で貴社の営業の方が「住宅は人生で一番高い買い物だからこそ、売り手ファーストではなくお客様が本当に喜んでくれる住宅を販売したい」と語られていたことがとても印象的でした。また、貴社では「ライフプランニング相談」を無料で提供し、お客様の将来設計から逆算した物件提案をおこなっていると伺い、まさに私が理想とする営業スタイルだと感じました。
私は塾講師のアルバイトで、生徒一人ひとりに合った指導をおこなうなど、相手目線に立った指導方法を実践してきました。担当した生徒は全員志望校に合格することができ、そのときの生徒のうれしそうな顔は今でも忘れることができません。この経験で培った相手の視点に立って考える力を活かし、貴社の「お客様第一主義」の住宅販売で貢献したいです。

キャリア
アドバイザー
この例文では、アルバイト経験と志望する仕事の「一人ひとりに合った提案」という共通点をうまく見つけ、アピールすることができています。企業の「ライフプランニング相談」まで調べてある点も、志望度の高さが伝わり好印象です。
例文④販売(流通)×行動力
私はリノベーション物件を扱う企業でたくさんのお客様に笑顔を届けたいと考え、貴社を志望しました。
まず不動産業界を志望したきっかけは、古い一軒家をDIYで建て直し、幸せそうに暮らす家族のニュースを見たことです。「限られた予算でもかけがえのない空間を作れる」という点に魅了されました。
貴社は「中古×リノベーション」分野で首都圏シェアNo.1を誇り、特に「1,000万円台でかなえる理想の住まい」というコンセプトで若年層の住宅取得を支援していると伺いました。さらに貴社では年齢に関係なく実力次第で20代から管理職に就いている方が多く、私の「ゆくゆくはマネジメント業務にも携わりたい」というビジョンとも合致しております。
入社後は、誰よりも早く貴社のリノベーション物件に関する知識を習得します。そして、強みの「行動力」を活かし現場で経験を積み「リノベ営業といえば◯◯さん」と言われる存在になることで、貴社の売上目標達成に貢献します。

キャリア
アドバイザー
この例文では、具体的な目標設定と実行計画を示すことで行動力をアピールしており、実力主義の不動産業界で求められる積極性を効果的に表現できています。
例文⑤賃貸×顧客視点で考える力
私は、多くの人の新生活を支援したいと考えたため、貴社の賃貸仲介営業職を志望いたします。私は父の転勤にともない幼い頃から何度も引っ越しを経験し、そのたびに新しい住環境を探すことの大変さと重要性を実感してきました。
私は貴社の「学生・新社会人専門の賃貸サポート」事業に強く魅力を感じております。特に貴社が展開している「初期費用分割払いシステム」や「連帯保証人不要プラン」は、経済的負担を抱える学生にとって非常に心強いサービスだと思います。また、貴社の「新生活コンシェルジュサービス」では、物件紹介だけでなく引っ越し業者の紹介から家具家電のレンタルまで一括サポートしており、この包括的なサービスこそが私の理想とする「お客様視点の賃貸仲介」だと考えております。
私は学生時代、外国人のお客様が多い地域にあるコンビニエンスストアで働き、言葉が不自由な方にもわかりやすく説明する工夫を重ねてきました。この経験で培った相手の状況を理解し適切なサポートを提供する力を活かし、貴社の「学生・新社会人に寄り添う賃貸仲介」で、お客様の不安を安心に変える仕事をしたいと考えております。
※選考の通過率を上げたい人は、志望動機作成ツールを活用しましょう
高評価な志望動機を自動で作成!「志望動機作成ツール」

キャリア
アドバイザー
この例文は、自身が引っ越しで感じてきたことと志望企業のサービスをうまく結び付けられています。アルバイト経験を通じて身に付けた「顧客視点で考える力」をアピールできている点も効果的ですね。
例文⑥賃貸×ホスピタリティ精神
私は人生の大切な節目をサポートする賃貸仲介の仕事に携わりたいと考え、貴社を志望いたします。
大学時代にホテルでのアルバイトを3年間続け、お客様に心地良い時間を過ごしていただくためのサービスを学びました。特に印象深いのは、海外からのお客様が言葉の壁で困っていたときに、身振り手振りを交えて丁寧に案内したことです。チェックアウトのときに「あなたのおかげで素晴らしい滞在になりました」とお礼を言われたときは、人をもてなすことの喜びを強く感じました。
貴社の「外国人向け賃貸サポート事業」は、他社にはない独自のサービスだと感じております。特に「多言語対応スタッフの常駐」や「24時間多言語コールセンター」など、言葉や文化の壁で困る外国人の方々への細やかな配慮に深く共感しております。また、貴社が作成されている「外国人のための日本の住まい方ガイドブック」を拝見し、真のホスピタリティとはこういうことだと実感いたしました。
ホテルでの接客経験で培ったホスピタリティ精神と多様な文化への理解を活かし、貴社の外国人向け賃貸事業で、異国の地で新生活を始める方々の不安を安心に変えるサポートをしたいと考えております。

キャリア
アドバイザー
この例文では、ホテルでの接客経験と賃貸仲介業務の「お客様をサポートする」という共通点をしっかりと見つけてアピールできています。企業の独自サービスまで詳しく調べている点も、志望度の高さが伝わり好印象ですね。
例文⑦管理×責任感
私は人々の暮らしに貢献できる仕事がしたいと考えており、さまざまな業界や職種を調べた結果、不動産業界の管理業務に興味を抱きました。不動産業界の管理業務では、多くの人が利用するビルやマンションの管理・修繕などをおこなうと理解しております。自分の業務一つひとつが、大勢の人のためとなる点に、強い魅力を感じております。
私は大学時代に学生寮の寮長を2年間務め、100名を超える学生の共同生活を支える責任の重さを実感しました。設備のトラブル対応や住民間のトラブル解決、日常的なメンテナンス管理など、24時間365日対応が求められる環境で、常に住民の安全と快適性を第一に考えて行動してきました。
貴社は賃貸管理を中心におこなっていることから、多くの人に貢献したい私にとってはやりがいを持ちつつ働ける不動産会社だと考えました。寮長として培った責任感と管理能力を活かし、入居者の皆様が安心して暮らせる環境作りに貢献したいと考えております。

キャリア
アドバイザー
この例文は、大学時代の経験と志望動機がわかりやすく関連付けられており、説得力の高い志望動機に仕上がっていますね。寮長時代の具体的な取り組みを述べることで、管理業務への理解の深さもアピールできています。
例文⑧管理×冷静な対応力
私は建物管理を通じて多くの人の生活を支えたいと考え、貴社を志望いたします。
私は大学時代にコールセンターでのアルバイトを2年間経験し、さまざまなお客様からのご意見に対応してきました。まずはお客様の気持ちを受け止め、冷静に状況を整理してから適切な解決策を提案することで、最終的にはお礼の言葉をいただけたことが印象に残っております。この経験から、緊急時でも動揺せず冷静に判断することの重要性を学びました。
貴社の「高級マンション管理」事業では、富裕層の入居者様への最高品質のサービス提供を追求していると伺いました。特に貴社の「コンシェルジュサービス」や「即日対応保証」などの高品質なサービスには、入居者様の期待に応える高いプロ意識が必要だと感じております。また、貴社では管理スタッフに対する研修が豊富だと伺い、そのサービスの質へのこだわりにも強く共感しました。
私も、コールセンターで培った冷静な対応力と問題解決能力を活かし、貴社の高級マンション管理において入居者様に最高レベルの安心をお届けしたいと考えております。

キャリア
アドバイザー
この例文では、コールセンターでの経験と管理業務の「緊急時対応」という共通点を明確に示してアピールできています。企業の研修制度まで調べて言及することで、真剣に企業研究をしていることが伝わり、志望度の高さをアピールできています。
キャリアアドバイザーが読み解く!不動産業界の内定には「関心」と「野心」が必要
上昇志向をアピールしよう
不動産業界に内定が出た人の志望動機の共通点は、2つあります。
1つ目は、不動産への関心が高いこと。2つ目は、野心家であることです。
「稼ぎたい」「大きくなりたい」「成長したい」といった上昇志向や野心は、不動産業界に歓迎されやすい強みです。そのため不動産業界の志望動機では、こうした上昇志向をアピールするようにしましょう。
簡単3ステップ! 不動産業界の志望動機の伝え方
ここからは、採用担当者の印象に残る効果的な志望動機の作り方について、3つのステップに分けて解説します。
それぞれの段階のポイントを詳しく解説しますので、ぜひ読みながら一緒に内容を考えてみてくださいね。
ステップ①不動産業界・職種を志望する理由を伝える
志望動機を考えるにあたり、その業界や職種を志望する理由を伝えられるようにしておくことが重要です。志望動機を伝える際に、その業界や職種の正しい知識を持ったうえで志望していることを伝えることで、面接官から「当社に来てほしい」と思ってもらえる可能性が上がります。
いくら意欲を前面に出して入社したいと伝えても、その業界や職種について無知であれば「本当に当社に来たいのかな」「他社でも良いよね」と思われてしまいます。業界や職種を正しく理解するためにも、業界ニュースや業界地図、業界研究セミナーなどを活用して情報を収集しましょう。
企業情報だけでなく業界情報や特徴をしっかりと把握することで、なぜその業界で働きたいのかを考えるようにしてください。

キャリア
アドバイザー
不動産業界は土地や建物にかかわっていることもあり、人々の暮らしにかかわる重要な仕事です。そのため、不動産を通じて「人々の生活を良くしたい」「都市の発展に貢献する仕事がしたい」など、人の生活や街の発展という観点でアピールするのがおすすめです。
ステップ②その企業ならではの志望理由を伝える
次に「他社ではなく志望企業に入社したい理由」を伝えましょう。書類選考や面接などの高倍率の選考を勝ち抜くためにも、人事担当の印象に残る志望動機を考える必要があります。
具体的には、「他社にはない志望企業の特徴」と「筋道立てた説明」が備わった志望動機が必要です。たとえば、不動産業界の企業は多数ありますが、不動産業界のなかでも「土地開発」をしていて、「販売」までを手がけている企業となると一気に絞られます。
このように志望企業を構成する要素ごとに切り出し、その切り口で「なぜ不動産業界」「なぜ土地開発」「なぜ販売までやりたい」という視点を持って志望動機を伝えることで、論理的な志望理由を作成できるでしょう。

キャリア
アドバイザー
開発を手掛ける企業であっても自社で土地取得から建設までをおこなう企業もあれば、建設は建設会社に委託する企業もあります。個人を相手にするのか、法人を相手にするのかによっても営業方法が異なるでしょう。
ステップ③入社後に挑戦したいことや将来ビジョンを伝える
志望動機を考える際には自分の将来のビジョンを伝えることがとても重要です。ビジョンが具体的なほど、面接官は「入社後の展望を詳細に考えてくれている」と評価してくれます。
逆に「貴社の商材が好き」などの志望理由では、消費者目線でのアピールにしかならず企業があなたを採用するメリットを感じられません。
志望動機を伝える際は、入社後にどのような職種や業務で、何を成し遂げたいかのアピールが大切であり、将来のビジョンが伝わるように志望動機を考えることがポイントです。
- やりたい仕事・職種
- かなえたい目標・なりたい姿
- 将来のキャリア
- 活かしたい専門性

キャリア
アドバイザー
語学力に自信のある学生であれば、今後海外事業に注力していく企業に対しては「得意の語学力を武器にして海外の街づくりに携わり、貴社の海外事業の発展に寄与したい」とアピールするのが有効ですね。
Will・Can・Mustの視点を持とう

Willとは「やりたいこと」、Canは「できること」、Mustは「すべきこと」という意味です。志望企業でのビジョンは、Will・Can・Mustの3つの視点を含めて考えると、具体的かつ説得力のある志望動機が作れます。
- Will:やりたいこと(こんなキャリアを歩みたい/こんな仕事をしたい/こんな人間になりたい)
- Can:できること(自分のできること=自分の能力や強み)
- Must:すべきこと(企業側が求めること/社会人としてやるべきこと)
ちなみに、企業を探すときは「Will・Can・Mustをかなえられるか」という視点で考えると、理想の一社が見つかりやすくなります。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!不動産業界の志望動機を伝える際のコツ
入社意欲を論理的にアピールしよう
志望動機を考えるうえで最も重要なのは、その企業への強い入社意欲を論理的に伝えることです。
いくら入社意欲が強くても、「なぜその企業でなければならないのか」を明確に説明できなければ、選考突破は難しいでしょう。逆に、論理的な志望動機であっても、面接の場で意欲的に話せなければ、相手に納得感を持ってもらうことはできません。
そのため、「志望企業でやりたいこと」「自分ができること」を明確にしたうえで、「志望企業でしかできないこと」を整理することが大切です。
たとえば、語学力が堪能なため、海外での不動産開発に携わりたいと考えている場合、「海外事業展開の内容」が同業他社との差別化ポイントとなります。
不動産業界の志望動機を差別化する3つのコツ
就職先として根強い人気を誇る不動産業界。ありきたりな言葉を並べた志望動機では、あなたの印象はまず残りません。
ほかの学生に埋もれず、熱意がしっかりと伝わる志望動機に仕上げるためには具体的なコツが3つあります。さっそく見ていきましょう。
①「なぜ不動産業界なのか」を徹底的に深掘りする
どういった経験を経て不動産業界を志望するに至ったのかは、あなただけにしかない「ストーリー」ともいえますよね。
つまり「なぜ不動産業界なのか」を説明する理由こそが最大の差別化ポイントになります。「なぜなぜ分析」を活用し、何度でも掘り下げましょう。
- なぜ不動産業界に興味を持ったのか?(例:住まいが人生に与える影響が大きいと感じたから)
- なぜ「住まい(不動産)」の影響が大きいと感じたのか?(例:自分自身の引越し体験で、環境が変わって前向きになれたから)
- なぜ「前向きになれた」ことが、仕事選びの軸になったのか?(例:人の人生の転換点に立ち会い、ポジティブな変化を支えたいから)
- なぜそれは「銀行」や「保険」ではダメなのか?(例:形のある「モノ(建物)」を扱い、街の風景や生活の質が目に見えて変わる点にやりがいを感じるから)
- なぜ「形のあるモノ」の中でも、自動車や家電ではなく「不動産」なのか?(例:一生に一度の買い物という責任の重さと、地域に根ざして長く残る資産だから)
具体的になればなるほど、熱意に納得感が生まれ、あなただけの内容に仕上がっていきますよ。
差別化するためには、自分の原体験(過去の具体的な経験)と結びつけることが大切です。「学生時代の〇〇という経験から、空間や環境が人の心理に与える影響の大きさを知り〜」など、自分だけのストーリーを見つけ出しましょう。
②プロの力も借りて志望先の情報を集める
「なぜその企業なのか」を語るためには、同業他社との徹底的な比較が必要です。しかし、自分の力だけで業界内のポジショニングや社風のリアルな違いを把握するのはとても難しいもの。
まずは大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、プロの力を借りて客観的な情報を集めるのがベストです。効率的かつ、角度の高い情報が集まります。
OB・OG訪問を通じて現場のリアルな課題を引き出し、それを志望動機に盛り込むのもおすすめです。
③業界で求められる強みと自分を紐付ける
深い仕事理解は「それだけ調べている」という点で高い熱意を証明します。
だからこそ、不動産業界で求められている強みをふまえ、それを自分と結び付けて伝えるのは印象アップに役立つ工夫です。
- 「信頼」を勝ち取る対人能力
- 結果を出すための「行動量」と「粘り強さ」
- プロとしての「専門知識」と「学習意欲」
- チームを動かす「調整力」
特にこの工夫を活かしやすいいのが、志望動機の締めくくりとなる「企業にどう貢献できるか」を語る部分です。
不動産業界で求められる「ストレス耐性」「論理的思考力」「巻き込み力」などのキーワードに対し、自分の過去のエピソードを紐付けましょう。
「貴社の〇〇という業務において、私の△△という強みを活かし、利益に貢献したい」と結びつけることで、入社後の活躍イメージができている人という印象になりますよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!不動産業界を目指すなら「交渉力」も重要
双方の利害を一致させることが求められる
不動産業界を目指すなら、これまで解説した内容に加え、「交渉力」が非常に重要な素質として求められます。
不動産業界で働く場合、売主と買主との間に立って仲介することが多くなります。この際、相反する主張をまとめ、双方の利害を一致させる交渉力は必要不可欠です。
粘り強く交渉した経験をアピールしよう
さらに、仲介ではなく自社が買主となる場合は、少しでも安く購入できれば自社の利益に直結するため、粘り強い交渉が求められます。
このように、不動産業界では特に交渉力が重要な能力とされているため、学生時代に第三者視点に立って仲介した経験があれば、積極的にアピールすると良いでしょう。
アドバイザー72人に聞いた! 避けるべき志望動機のNG例は?
不動産業界の志望動機では、業界のイメージが先行するあまり、企業側が求めるビジネスパーソンの視点からズレてしまうことがよくあります。
そこでここからは、キャリアパーク! 就職エージェントの現役キャリアアドバイザー72人から集まった意見をもとに、よくある失敗例を解説します。
対処法もあわせて解説するので、さっそくチェックしていきましょう。
| 【志望動機に関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2026年3月18日~24日 ・調査元:「キャリアパーク就職エージェント」を運営するキャリアパーク就職エージェント編集部 ・調査対象者:「キャリアパーク就職エージェント」のキャリアアドバイザー72人 |
NG例①条件面ばかりにフォーカスしている

避けるべき志望動機の特徴について、最も多くの票が集まったのが「条件・待遇重視」の志望動機でした。
もちろん、働くうえで待遇面を気にすることはとても大切です。ただ、志望動機とはなぜ志望したのかを伝えるもの。
そこで「待遇」ばかりを話してしまうと、採用側としては熱意を疑ってしまうのが本音なのです。
とくに不動産業界はインセンティブ制度などが整っている企業も多く、待遇面に力を入れている環境に惹かれて志望するというケースも多いです。
ただ、志望したのはそれ以外にも「納得できる部分」があったからこそエントリーを決めたはずです。その点を掘り下げ、志望動機の軸としていきましょう。
NG例②志望先である必要性が感じられない
避けるべき志望動機の特徴については、アドバイザーからは下記のような意見も集まりました。
- 他社でも同じことが言える軸。承諾後辞退の可能性を感じてしまう
- 他社でも言えてしまう内容である
- 関心が薄い。もっと良い条件の企業が見つかれば早期離職につながる可能性が高いと懸念される
企業が最も懸念するのは「採用後の辞退」、そして「早期離職」。だからこそ「他社でも問題ない志望動機」はその懸念を払しょくしきれないため、採用に踏み切れないというのが本音なようです。
なぜ志望先を選んだのか。この点の具体性と納得感が、受かる志望動機であるかを左右すると言っても過言ではないわけです。
不動産業界の志望動機をブラッシュアップして選考を突破しよう!
不動産業界は年収の高さや身近な業界という点で知名度があります。学歴のある就活生の間でも人気が高い業界のため、選考に参加するだけで簡単に内定できるとは限りません。そのため、選考を勝ち抜くための「志望動機をどう書けば良いかわからない」と悩む就活生は多くいます。
不動産業界の志望動機を考えるにあたっては志望動機の書き方やポイントを押さえるのはもちろんのこと、不動産業界の仕組みや特徴を理解して「自分は不動産業界で何をしたいのか」をしっかりと伝えられるようにしましょう。
今回紹介したように志望動機のコツや不動産業界の特徴を理解したうえで、志望動機をブラッシュアップし、人気の高い不動産業界の選考を勝ち抜いていきましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

不動産業界ってスケールが大きくて魅力的……でも、志望動機に何を書けば良いのかわからない。