「新卒で辞めたら人生終わり」は間違い|ベストな選択に導く6の質問

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本当に必要な対処法がわかる! 「新卒で辞めたら人生終わり」が誤解である3つのワケ

目次

  1. 「新卒で辞めたら人生終わり」は間違い! 進むべき道は6つの問いで見極めよう
  2. まず理解しよう! 新卒で仕事を辞めても人生が終わらない3つの理由
  3. ①新卒で仕事を辞めても再就職に成功している人はいるから
  4. ②第二新卒を採用するのには企業にもメリットがあるから
  5. ③若手人材を必要としている企業が増えているから
  6. 判断基準にしよう! 新卒で仕事を辞めるメリット&デメリット
  7. メリット:今よりも自分に合った企業で働ける可能性がある 
  8. デメリット:志望企業にチャレンジする際の難易度が上がりやすい
  9. 「いいえ」ならいったんストップ! 退職を後悔しないための6つの質問
  10. Q1:入社間もないタイミングではない?  
  11. Q2:仕事を辞めたい理由は明確に言葉にできる?
  12. Q3:仕事を辞めたい理由は今の職場で解決するのは難しいこと?
  13. Q4:今の仕事を続けていて身に付けられるスキルはない?
  14. Q5:新卒で仕事を辞めるメリットとデメリットは把握できてる?
  15. Q6:仕事によるストレスが原因で体調を崩している?
  16. このパターンなら解決の余地あり! 新卒が抱えがちな7つの悩みと対処法
  17. ①仕事についていけない
  18. ②職場になじめていない
  19. ③自分の実力が発揮できない
  20. ④チャンスが与えられない
  21. ⑤同期よりも劣っている気がする
  22. ⑥プレッシャーに耐えられない
  23. ⑦労働条件に不満がある
  24. 辞める場合はどうする? 新卒で仕事を辞めた後に必須な4つの対策
  25. ①これまでの経験をもとに自分の価値観を明確にする
  26. ②これまでの経験をもとに強みと弱みを整理する
  27. ③退職理由をポジティブ変換する
  28. ④転職先でどのようなキャリアを積みたいか計画を立てる
  29. 満足度高く働こう! 長続きする職場を見つける3つの方法
  30. ①他己分析で自分に合う環境を分析してもらう
  31. ②志望企業でどんな人が働いているかリサーチする
  32. ③エージェントに相談する
  33. 新卒で辞めないときはどうする? 負担なく働くために意識したい5つのこと
  34. ①うまくいかないことがあっても過度に自分を責めない
  35. ②悩みを一人で抱え込まない
  36. ③今の職場で身に付けられるスキルややりがいを感じることを見つける
  37. ④必要に応じて部署異動を検討する
  38. ⑤体調が悪いと感じたときはすぐに専門機関に相談する
  39. 新卒で辞めたとしても人生終わりではない! 6つの質問を参考に適した選択を知ろう

「新卒で辞めたら人生終わり」は間違い! 進むべき道は6つの問いで見極めよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

新卒で今働いている企業を辞めようか悩んでいる人から、よくこのような相談をもらいます。

「新卒で辞めたら人生終わり」と考える人が抱きやすい悩み

まだ社会人になって間もない新卒の状態で仕事を辞めるとなると「自分のキャリアはどうなるのか」「次の転職先が見つからないのでは」と不安になってしまい、人生の終わりのような気持ちになってしまう人もいるでしょう。

実際のところ、新卒で仕事を辞めたとしても人生が終わることはありません。とはいえリスクがあるのも事実なので、本当に今辞めるかどうかは慎重に判断する必要があります。

この記事では、新卒で仕事を辞めるかどうかを判断する際の注意点や人生を終わらせないためのポイントを解説します。一緒にあなたにとってベストな選択肢を見極め、希望のキャリアを築いていきましょう。

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まず理解しよう! 新卒で仕事を辞めても人生が終わらない3つの理由

新卒で仕事を辞めても人生が終わらない3つの理由

新卒で仕事を辞めたとしても人生終わりというわけではありませんが、気になるのはその理由ですよね。

ここからは、新卒で仕事を辞めたとしても人生が終わらない3つの理由を解説します。「人生終わりかも」と考えながらでは冷静な判断がしにくくなってしまうので、ここでなぜ人生が終わらないと言えるのかを確認してマインドセットをしておきましょう。

①新卒で仕事を辞めても再就職に成功している人はいるから

新卒で仕事を辞めたとしても人生終わりとは言えない理由の一つとして、実際に新卒で仕事を辞めた後に再就職に成功している人が一定数いることが挙げられます。

労働政策研究・研修機構が若年層の就職状況について調査した「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成Ⅱ」によると、2020年の時点では新卒として入社後1年以内に仕事を辞めた人のうち、約30〜40%の人が正社員として再就職をしていることがわかります

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あなたの努力次第で再就職の可能性はあるということがわかりますよね。

本田 百合香

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粘り強く取り組めば再就職できる可能性は十分にある
新卒で仕事を辞めても再就職できる可能性があることは理解しているものの、「再就職に成功する人はほんの一握りだろう」と悲観的に考えてしまう人もいますよね。新卒で辞めた人は社会人経験が少ないため、再就職にネガティブになってしまうのも無理はありません。

ただ、近年の採用は売り手市場が続き、人材不足に悩む企業が年々増えているほか、少子高齢化などの影響もあり、特に将来的な幹部候補となる若手人材は多くの企業に求められています。そのため新卒で仕事を辞めても、再就職に成功している人はたくさんいるのです。

経験のある中途人材に比べて知識やスキルは劣るので、即戦力のポジションで再就職するのは難しいですが、将来性の高さを期待して第二新卒を積極採用する企業も増えているので、あきらめずに粘り強く取り組めば、再就職に成功する可能性は十分にありますよ。

②第二新卒を採用するのには企業にもメリットがあるから

大学を卒業して間もない、いわゆる第二新卒を採用するのには、企業側としてもメリットがあります。

企業が第二新卒を採用するメリット
  • 社会人基礎力が備わっていることが期待でき教育コストが抑えられる
  • 長く企業で活躍してくれるポテンシャルが見込める
  • 新しい社員を迎え入れることで組織全体の刺激になる

第二新卒はまだ前の企業の社風に染まりきっておらず、育成がしやすいことから重宝する企業が多い傾向にあります。第二新卒としてのポテンシャルをしっかりとアピールすることができれば、再就職を成功させられる可能性が高まるでしょう。

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第二新卒に対し社会人基礎力や、ある程度のスキルがあることを期待する企業もあります。転職に際してはしっかりと自分の強みを棚卸ししておきましょう。

そもそも第二新卒についてよく知らないという人は、こちらの記事を参考にして就活市場における立ち位置などを把握しておいてくださいね。

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③若手人材を必要としている企業が増えているから

近年の少子高齢化の影響もあり、若手人材を必要としている企業が増えていることも新卒で仕事を辞めても人生が終わらない理由の一つです。

特に若手人材を必要としていることが多い業界の例
  • 介護業界
  • 配送業界
  • 建設業界
  • IT業界

若手人材が不足することにより、企業の未来を担う人材が確保しにくくなります。また力仕事のような体力が必要な仕事には若手人材が必要とされるシーンが多く、需要が高いため新卒で仕事を辞めたとしても就職しやすい可能性が高いですよ

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上記の業界以外にも、現在は多くの企業で若手人材が不足しています。あなたの希望する業界・職種でも第二新卒を積極採用している可能性が高いので、リサーチしてみてくださいね。

ここで介護業界に興味を持った人は、こちらの記事で理解を深めましょう。

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自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう

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判断基準にしよう! 新卒で仕事を辞めるメリット&デメリット

新卒で仕事を辞めることにはリスクがあるものの、もちろんメリットと言える点もあります。今仕事を辞めるべきかを判断するには、それらのメリットとデメリットを理解しておくことも大切です。

ここからは、新卒で仕事を辞めることのメリットとデメリットを解説していくので、どちらがあなたにとって大きな要素となるのかを考えてみてくださいね。

メリット:今よりも自分に合った企業で働ける可能性がある 

新卒で仕事を辞めるメリット
  • 精神的なストレスから解放される可能性がある
  • 新しい環境で社会人としての経験を積むことができる
  • 社会人として働いた経験をもとに自分に合った企業探しができる

新卒で仕事を辞めるメリットとしては、今よりも自分にマッチした企業で働くことができる可能性が高いことです。短期間でも社会人として働いた経験があるので、その経験をもとにすればより自分に合った環境を判断しやすくなりますよ。

また社会人経験を得たことで、仕事に対する考え方や価値観が変わった部分もあるはずです。その点もふまえて自分に合う環境を探すことで、これまでよりも満足度高く働ける可能性があります。

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自分に合った企業を見つける方法は「満足度高く働こう! 長続きする職場を見つける3つの方法」で解説しているので、参考にしながら長く続けられる企業を見つけましょう。

デメリット:志望企業にチャレンジする際の難易度が上がりやすい

新卒で仕事を辞めるデメリット
  • あまりにも短期間で離職した場合、企業に警戒されやすい
  • 新卒のときよりも就活の難易度が上がりやすい
  • 今よりも労働条件が下がる可能性がある

新卒で仕事を辞めるデメリットとしては、次の志望企業を見つけたとしても新卒のときに比べ就活の難易度が上がりやすくなることです。

特に企業は長く働いてくれる人材を欲しているため、前職を早いうちに辞めた経歴があると「自社も早いうちに辞めてしまうのでは」と不安を抱きやすくなります。この不安をしっかりと解消できるかどうかが、転職活動を成功させるための重要なポイントになりますよ。

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このデメリットを解消して自分に合った転職先を見つける方法は「辞める場合はどうする? 新卒で仕事を辞めた後に必須な4つの対策」で解説しているので参考にしてください。

第二新卒の転職が厳しい理由や転職を成功させる方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にして対策を固めましょう。

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松下 建都

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適切な対処を実践すればデメリットは克服できる

新卒で仕事を辞めた場合、志望企業からまたすぐに辞めるのではないかといった疑念を抱かれやすく、アピールできるスキルや経験も少ないため、再就職の難易度は上がりますが、適切な対処を実践すれば、このようなデメリットも克服できます。

たとえば、志望企業が抱く早期離職への懸念については、今の仕事を辞めた理由の部分で、現職への不満ではなく、「◯◯のスキルを身に付けて◯◯を実現するため」など、将来のキャリアを見据えたポジティブな理由を伝えることで、懸念を払拭しやすくなります。

また、ビジョンや理念への共感を伝え、入社後の長期的な定着と将来的な活躍を期待させることができれば、スキルや知識不足を補うことができるでしょう。そもそも第二新卒を積極採用する企業の場合、即戦力としてのスキルや知識を求めないケースも多いです。

もちろん新卒で仕事を辞めるデメリットは理解しておくべきですが、デメリットを知って萎縮し、選択肢を狭めてはもったいないです。しっかりと対策すればどのデメリットも克服できるので、過度に不安を感じることなく、さまざまな選択肢を持つようにしてくださいね。

「いいえ」ならいったんストップ! 退職を後悔しないための6つの質問

退職を後悔しないための6つの質問

新卒で仕事を辞めるかどうかを冷静に検討するうえでは、判断基準があったほうが考えやすいですよね。

ここからは退職を後悔しないための6つの質問について解説していきます。この先で「いいえ」に当てはまるものがあれば一度退職については考え直す余地がある可能性が高いので、今辞めるのがあなたにとってベストな選択かどうかを一緒に確認してみましょう。

Q1:入社間もないタイミングではない?  

まずは仕事を辞めたいと感じた今のタイミングが、入社後間もない時期でないか考えてみてください。入社後あまりにも間もないタイミングだと、辞める決断を後悔してしまう可能性がありますよ。

退職を後悔する理由
  • 仕事の魅力を理解していないうちに辞めてしまう
  • スキルが身に付かない
  • 勢いで仕事を辞める癖がついてしまう

入社後間もない時期だと、まだ仕事についての理解が浅くおもしろさや楽しさを知らないだけである可能性もあります。スキルが身に付き、できることが増えれば辞めたい気持ちも緩和される場合があるので、一度考え直してみても良いでしょう

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仮に入社してから時間が経っていたとしても、本当に辞めるべきなのかどうかはこの先の質問をふまえて改めて考えてみてくださいね。

転職をするとしたらどのようなタイミングが良いのか悩んだときには、こちらの記事を参考にしてください。

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Q2:仕事を辞めたい理由は明確に言葉にできる?

今が辞めるタイミングであるのかを見極める考え方の一つとして、仕事を辞めたい理由を明確に言葉にできるかどうかも重要です。

明確な理由がないまま仕事を辞めるデメリット
  • 転職活動の際に退職理由がしっかりと答えられない
  • 次の企業でも同様に早い段階で辞めてしまう可能性がある
  • 次の企業でも同じ悩みを抱える可能性がある

仕事を辞めたい理由をはっきりと口にできないということは、一時の感情に任せて衝動的に辞めようとしている可能性があります。一度衝動的に辞めてしまうと、その後もちょっとした嫌なことがあっただけで仕事を辞めてしまう辞め癖がつく可能性がありますよ

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仕事を辞める理由を明確にすることは、長く働ける企業を探すうえでも重要です。何を改善し、どのような働き方がしたいかを理解するためにも、仕事を辞めたい理由にはしっかりと向き合いましょう。

Q3:仕事を辞めたい理由は今の職場で解決するのは難しいこと?

もし明確な辞めたい理由があるなら、次はその理由が今の職場では本当に解決できないのかどうかを考えてみてください。

今の職場で解決するのが難しいことの例
  • 人間関係が悪い
  • 社風が合わない

もし自分の働きかけによって解決する可能性があるなら、まずは行動をしてみましょう。何もせずに辞めてしまうと、「本当は解決できたかもしれないのに」と後悔する結果につながる可能性がありますよ

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もし今の段階で問題解決の方法が思い浮かばない場合は、周りの人に相談して聞いてみるのもおすすめです。自分よりも社会人経験の長い先輩や上司に聞いてみるのが良いですよ。

人間関係で仕事を辞めたいと感じるときには、あわせてこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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人間関係に悩んで仕事を辞めたい人へ|選べる6つの選択肢を徹底解説

 

Q4:今の仕事を続けていて身に付けられるスキルはない?

今の仕事を続けていても特に身に付けられるスキルがないのかどうかも、今が辞めるタイミングなのかを見極めるうえで重要な指標の一つです。

特に新卒ならこれから身に付けられるスキルも多いはずなので、それが自分にとって必要だと思えるなら退職については一度考え直したほうが良い可能性もありますよ

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仕事を辞めて転職をするにしても、スキルがまったくない状態ではなかなか内定につながらないことが考えられます。これから新たに学べることや身に付けられるスキルがないか、よく考えてみましょう。

Q5:新卒で仕事を辞めるメリットとデメリットは把握できてる?

新卒で仕事を辞めることのメリットとデメリットをきちんと理解し、メリットは自分にとって大きいものか、デメリットがあっても克服できるのかを考えるのも大切です

新卒で仕事を辞めることにはある程度のデメリットがともなうものなので、それがあったとしても退職する決断を後悔してしまわないかどうかはよく考えましょう。

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新卒で仕事を辞めるメリットとデメリットは「判断基準にしよう! 新卒で仕事を辞めるメリット&デメリット」で紹介しているので、目を通しておいてくださいね。

Q6:仕事によるストレスが原因で体調を崩している?

新卒で仕事を辞めるかどうかを見極める基準として、最後に今仕事によるストレスが原因で体調を崩していると感じられる点があるかどうかを考えてみてください。

ストレスによる体の不調の例
  • 目が覚めていても朝起きることができない
  • 仕事で嫌なことがあると腹痛や頭痛を感じることがある
  • 突然涙が出ることがある

もし今ストレスによって体調を崩しているなら、早いうちに退職をしたほうが良い可能性があります。場合によっては働けなくなってしまうことも考えられるので、そうなる前にストレス要因から離れることを検討してください。

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仮に今体調を崩していなかったとしても、強いストレスを感じる状態が続いているなら専門機関に相談することも視野に入れておきましょう。

このパターンなら解決の余地あり! 新卒が抱えがちな7つの悩みと対処法

新卒は慣れないことや覚えなければならないことが多く、苦労を感じるシーンが多い時期です。しかしそういった新卒ならではの悩みには、仕事を辞めなくとも解決できるものが多くあります。

ここからは新卒が抱えがちな悩みとその対処法について解説するので、あなた自身に当てはまるものはないか、当てはまるとしたら本当に解決の余地はないのかを改めて確認してみてくださいね。

①仕事についていけない

●職場の先輩に現状について相談してみよう

新卒は仕事についての理解が浅く、できないことやミスをすることも多いものです。そのようなときに「仕事についていけないから辞めたい」と思う場合もあるでしょう。もしこのパターンに当てはまるなら、まずは職場の先輩に悩みを打ち明けてみるのがおすすめです。

誰しも新卒の時期があり、あなたと同じ悩みを抱え乗り越えてきた人も少なくありません。つらい時期をどのように乗り越えたのかを聞くことで、打開策が見つかる可能性がありますよ

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仕事についていけないと感じている現状を相談することで、業務量を調整してもらえる場合があります。悩みを一人で抱えるのではなく、まずは誰かに相談してみてくださいね。

②職場になじめていない

●わからないことは積極的に周囲の人に質問しよう

入社してから間もない新卒のうちは、なかなか職場の人との関係構築ができずに悩むこともあるでしょう。そのような状況で悩んでいる場合は、周囲の人に積極的に相談や質問をする意識をしてみてください。

職場になじめていないと感じるのは、多くの場合コミュニケーション不足が原因です。初めのうちは自分から話しかけるのは難しいことも多いと思うので、わからないことや疑問に感じたことを質問して少しずつ周囲との壁をなくしていきましょう。

単なる業務連絡だったとしても、対話の機会が増えれば距離が縮まりやすくなります。そのうち雑談ができる間柄になり、職場になじめるようになる可能性も高いですよ。

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初めのうちは職場になじめなくて当たり前です。また周囲の人と打ち解けるスピードも人それぞれで、数カ月で仲良くなれる人もいれば1年はかかる人もいます。焦らずに関係構築をしていきましょう。

③自分の実力が発揮できない

●自分の強みやスキルを積極的にアピールする意識を持とう

新卒のうちは社会人基礎力を身に付けたり、一通りの仕事を覚える必要があるので、苦手な仕事や関心を持てない仕事を任されることもあります。そのせいで自分の実力が発揮できていないと感じ、仕事を辞めたい気持ちにつながることもあるでしょう。

この場合できることが増えて自分の適性がわかれば、自然と任される仕事も適性に合ったものが多くなり解消する可能性も高くなります。しかし一刻も早く実力を発揮したいと感じるなら、自分の強みやスキルを周囲に積極的にアピールするのがおすすめです。

自分の強みやスキルをアピールする方法
  • 周囲の人に強みやスキルを持っていることを伝える
  • 上司にもっと強みやスキルを活かしたい旨を相談する
  • 自分の強みやスキルが発揮できる仕事があれば積極的にチャレンジする

この時点で辞めてしまった場合、次の職場でも同様の不満を抱えることになる可能性があります。どの職場であっても基礎を身に付ける、いわゆる下積みのような期間は発生するので、ここで早々に仕事を辞めるのではなく今できることがないかを考えてみてくださいね

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自分の強みをアピールすることは、上司や先輩へ意欲を示すことにもつながります。意欲が伝わればそれだけチャンスを与えてもらえる可能性も上がりますよ。

④チャンスが与えられない

●目の前にある仕事にしっかりと向き合い着実に結果を残そう

新卒で入社した企業を辞めたいと感じている時、もしなかなかチャンスを与えられないことに悩んでいるなら、まずは今受け持っている仕事でしっかりと結果を残すことを考えてみてください。

着実に結果を残すためには、目標設定が大切です。毎日の業務のなかで小さな目標を立て、それを一つずつ達成していきましょう。

目標の例
  • 議事録作成時に上長に確認してもらい「わかりやすい」といってもらう
  • 会議の際に3つ提案をする

目標意識を持って仕事に取り組むことでやるべきことが明確になるほか、目標を達成すればモチベーションアップにもつながります。繰り返していくうちに自然と結果はついてくるものなので、それがきっかけとなりチャンスが与えられることも考えられますよ。

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「大きな仕事がしたい」「大きな実績を残したい」と考えるあまり、目の前の仕事をおろそかにしては本末転倒です。チャンスは結果を残せる人に与えられるものであることを忘れないでくださいね。

⑤同期よりも劣っている気がする

●同期よりも昨日の自分と今の自分を比べよう

同時期に入社した同期が多く、周囲の人が自分よりも結果を残していると感じてしまうと、モチベーションが下がり仕事を辞めたいと感じるきっかけになることもあるでしょう。そのようなときは、同期ではなく昨日の自分と今の自分を比べる意識をしてみてください。

昨日の自分と今の自分を比べる考え方
  • 昨日よりもできるようになったことを見つける
  • 昨日の自分から一歩成長するための小さな目標を立てる

初めのうちはどうしても同期を意識してしまうものですが、自分と向き合う習慣をつければ少しずつ意識が同期から自分へと向くようになります。まずは今日できるようになったことの整理から始めてみてくださいね。

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自分と向き合い続け自信がつけば、同期も良いライバルと思えるようになる可能性があります。切磋琢磨する相手がいることで仕事で成果が出やすくなり、モチベーションアップになりますよ。

⑥プレッシャーに耐えられない

●上司や先輩に相談し対処法を聞いてみよう

新卒で仕事を辞めたいと思っている人のなかには、身の丈に合わない仕事を任されることにストレスを感じている人もいるでしょう。そのようなときは、上司や先輩に相談して乗り越え方を聞いてみるのがおすすめです。

上司や先輩に相談する際に意識すること
  • 比較的忙しくなさそうなタイミングを見計らう
  • 悩みを抱えている仕事とどの点にプレッシャーを感じるのかできるだけ言語化しておく

上司や先輩に相談することで、経験をもとにした的確なアドバイスをもらえる可能性があります。またこれまでよりも丁寧なサポートをしてくれる可能性もあるので、今一時的に感じている「辞めたい」という気持ちの解消になることがありますよ。

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もしどのような仕事を任されてもプレッシャーによる大きなストレスを感じる状態が続いているなら、仕事そのものを変えてもらう必要があるかもしれません。その旨もあわせて相談してみましょう。

⑦労働条件に不満がある

●上司に相談して納得のできる結果を得られる方法を考えてみよう

労働条件に不満があるというのも、新卒で辞めたいと感じる原因としては考えられます。そのようなときは、条件や評価についての決定権がある上司に相談するのがベストです。

上司に相談する前にしておくべき準備
  • 現在の労働条件のどのような点に不満があるのか整理する
  • 今の労働条件が合っていないと感じる正当な理由を整理する

新卒の時点では基本的に全員が一定の労働条件から始まり、個人の業績などに合わせて徐々に変わっていきます。そのためすぐに労働条件が変わることは考えにくいですが、上司に労働条件に関して納得感ある説明をしてもらうことで疑問が解消される可能性はありますよ

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場合によっては今よりも労働条件を良くするためにはどうすれば良いのかアドバイスをもらえることもあるので、早々に辞めてしまうのではなくまずは勇気を出して相談してみましょう。

米田 有希

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誰しも最初は悩みを抱えているので自分を責める必要はない

上記で新卒が抱えがちな悩みと対処法を解説しましたが、なかには「自分の場合は対処法を試してもうまくいかないかも」と後ろ向きな気持ちになっている人もいると思います。退職を考えるほど悩んでいるので、後ろ向きな気持ちになるのも仕方のないことです。

特に新卒はわからないことだらけで不安も大きく、仕事に対する自信もないので、誰しも最初は悩みを抱えてしまいます。ただ、社会人という人生初の経験をしているわけなので、悩むのも当然です。なかなか前向きになれない自分を責める必要はありません。

前向きに仕事に向き合うコツは「成功体験」の積み重ね

新卒が前向きに仕事に向き合うためには、小さくとも着実に成功体験を積み重ね、自信をつけることが何よりも重要です。ミスなく雑務をこなせた、書類を訂正なしで仕上げたなど、成功体験を積み重ねることで成長を実感し、自信も生まれます。

自分に自信がつけば、本来の実力も発揮しやすくなるほか、徐々に周囲から信頼されることで活躍するチャンスも増え、前向きに仕事に取り組めるようになるでしょう。

自己分析がまだの人は、ツールを活用して今月中に終わらせよう

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辞める場合はどうする? 新卒で仕事を辞めた後に必須な4つの対策

新卒で仕事を辞めた後に必須な4つの対策

もし今抱えている悩みを解消できる見込みがなく、新卒で仕事を辞める決意をした場合は、今後どのようにキャリアを積んでいくかを明確にする必要がありますよ。

ここからは辞める決断をした際に必須な4つの対策について解説します。目標や向かうべき方向性が明確でなければ退職を後悔する結果になりかねないので、今後についてしっかりと考えてみましょう。

①これまでの経験をもとに自分の価値観を明確にする

新卒で仕事を辞める決断をした場合には、まずこれまでの社会人経験をもとにして自分が仕事に対しどのような価値観を持っているのかを明確にしてみましょう。

これまでの社会人経験をもとにした価値観の考え方
  • 仕事をする目的は何か
  • 仕事をするうえで大切にしたいことは何か
  • 譲れない条件は何か

社会人として働くなかで仕事をするということへの理解が深まり、何を大切にしたいのか、どのような働き方がしたいのかが学生時代よりも明確になったはずです。それらを一つひとつ整理し、今後どのような働き方をしていきたいのかを明確にしましょう。

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ただ考えるだけでなく、紙に書き出して可視化するのがおすすめです。より自分の考えが整理しやすくなり、価値観を明らかにしやすいですよ。

どうしても仕事をする目的がわからないときは、こちらの記事を参考にして自分の価値観を深掘りしてみてください。

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②これまでの経験をもとに強みと弱みを整理する

モチベーショングラフ

仕事に対する価値観が明確になったら、次はこれまでの社会人経験をもとに強みと弱みを整理しましょう。強みは転職活動の際のアピールになるほか、就職先を探すうえでも強みと弱みを基準にすることでマッチした企業を見つけやすくなります。

強みと弱みの例
  • 強み:企画立案が得意、細かい作業でも抜け漏れなく遂行できる
  • 弱み:単純作業が苦手で効率が下がる、相手の感情に左右されモチベーションが下がる

強みと弱みがなかなか見つからないときは、モチベーショングラフを使ってこれまでの出来事を整理しながら考えてみてください。モチベーションの上がり下がりに注目した自己分析ができるので、強みと弱みを見つけやすくなりますよ

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弱みは見つかるものの強みは見つからないというときは、「神経質=慎重」というように弱みを強みに変換するのもおすすめですよ。

モチベーショングラフの作り方や、強み・弱みが見つかる自己分析方法については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
テンプレ付き! モチベーショングラフの作り方と就活活用法を大公開
強み・弱みが必ず見つかる10の自己分析法|OK・NG例文付き

本田 百合香

キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる

強みが見つからない人は仕事で褒められたエピソードを振り返ろう

新卒で仕事を辞めたことで自己肯定感が下がってしまい、なかなか自分の強みを見つけられずに悩んでいる人もいると思います。新卒は業務経験が少なく、専門的なスキルなどもないため、強みやアピールポイントに悩む人も少なくありません。

どうしても自分の強みが見つからない場合は、これまでの仕事のなかで褒められたエピソードを振り返ってみてください。誰かに褒められたシーンでは強みを発揮しているケースが多いほか、客観的な評価も受けているため、説得力のある強みが見つかりやすいですよ。

他己分析をおこなうことで新しい強みの発見につながる

また、自分一人で考えても見つからないのであれば、他己分析をおこなうのもおすすめです。元同僚であれば業務のなかで感じた強み、家族や友人であれば人間性の部分における長所など、立場によって異なる視点で自分を分析してもらうことができるので、新しい強みの発見にもつながりますよ。

新卒で仕事を辞めた人の多くが、自分に自信を持てず、強みや長所を見つけることに苦労しています。ただ、さまざまな視点で自分を分析すれば、必ず自分自身の強みを見つけることができるので、粘り強く取り組むことを大切にしてくださいね。

③退職理由をポジティブ変換する

強みと弱みの整理ができたら、次に退職理由をポジティブ変換しましょう。

転職活動の際にはほぼ確実に退職理由を聞かれますが、このとき「給料が低かった」「職場の人間関係が悪かった」などマイナスな印象につながることを伝えると、あなたの印象も下がってしまうかもしれません。

前職の良くなかった部分を伝えるのではなく、あくまで前職での経験を受けて今後どうしていきたいかを伝える意識をしてくださいね

退職理由のポジティブ変換例
  • 給料が低い→頑張りが目に見える結果につながる環境でモチベーション高く働きたい
  • 人間関係が悪い→一丸となり協力して仕事ができる環境で働きたい
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退職理由をポジティブ変換することで、あなた自身が今後どのように働いていきたいのかを明確にすることにもつながりますよ。

④転職先でどのようなキャリアを積みたいか計画を立てる

キャリアビジョンの立て方

これまで抱えていた不満を解消したうえで希望の働き方を実現するためには、転職先でどのようなキャリアを積んでいきたいかを明確にすることも重要です。

例として、画像のように転職をしてから1年後、5年後、10年後をイメージして、理想のキャリアビジョンを考えてみましょう。

キャリアビジョンを明確にすることで、転職後も自分が今するべきことを意識しながらモチベーション高く働いていくことができます。またマッチ度の高い企業を見つける際にも、希望の実現ができるかどうかを基準として考えることができますよ

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転職活動時の面接でもキャリアビジョンを聞かれる場合が多くあります。ここで明確なビジョンを伝えられると、企業で長く働いていく意思も伝わり印象アップにつながりますよ。

キャリアビジョンがなかなか思い浮かばないときは、こちらの記事を見てみましょう。キャリアビジョンの例も紹介しているので、参考にしてください。

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たった3分で自己分析が完了します

自分の弱みはわかっても、強みは思いつかないものですよね。「それ強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。

そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、3分程度の質問に答えるだけ選考でそのまま使える強みがわかります

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満足度高く働こう! 長続きする職場を見つける3つの方法

長続きする職場を見つける3つの方法

転職をする決断をした場合には、次にどのような企業を選ぶかが非常に重要なポイントとなります。転職先でも同じ悩みを抱えることにならないよう、マッチ度の高い企業を見つけることが大切ですよ。

ここからは、長続きする職場を見つける方法について解説していきます。参考にしながら入念な自己分析と情報収集をし、あなたにとってベストな環境を選びましょう。

①他己分析で自分に合う環境を分析してもらう

自分に合った企業を見つけるためには、何よりもあなたがどのような環境であれば活躍できるかを明確にすることが大切です。これは自己分析でも掘り下げていくことができますが、他己分析で客観的に分析することでより自分に合った環境を見つけやすくなりますよ。

他己分析してもらう相手
  • 家族や友人:自分の性格やプライベートにおけるものの考え方から他己分析をしてもらえる
  • 同僚:仕事とプライベートの両軸から他己分析をしてもらえる
  • 先輩や上司:仕事に重きを置いた視点から他己分析をしてもらえる

他己分析は一人だけでなく、できるだけたくさんの人に実施してもらうのがおすすめです。また職場でかかわりのある人やプライベートの友人など、異なる関係性の相手に他己分析をしてもらうことでより自分を多角的に理解することにつながりますよ

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他己分析は自分の知らなかった一面を理解するためにも役立つので、自己分析とあわせて実施するのがおすすめです。

②志望企業でどんな人が働いているかリサーチする

長く働き続けることができる企業を探すためには、志望企業の職場環境や雰囲気についても理解しておくことが重要ですよ。そこでリサーチしておきたいのが、志望企業で働いている人の雰囲気です。

どんな人が働いているのかリサーチする方法
  • 企業のホームページや採用ページで紹介されている社員の情報をチェックする
  • 社員ブログを読み込む
  • 公式SNSでの発信を参考にする

そこで働いている人の雰囲気には、職場や企業の雰囲気そのものが反映される部分も多くあります。働いている人の考え方や価値観、雰囲気が自分に合うものかどうかを事前にリサーチしておくことで、より働きやすい職場を見つけられる可能性が上がりますよ

③エージェントに相談する

長く働くことのできる環境を自分だけで見つけるのは難しいので、エージェントに相談するのもおすすめです。エージェントは多くの企業の求人情報を持っているため、あなたの希望からマッチしている企業を紹介してもらうことができますよ。

エージェントに相談するメリット
  • 就活のプロから転職活動対策についてのサポートを受けられる
  • 自分の希望や適性に合った企業を紹介してもらうことができる

転職活動は難易度が高いうえにやらなければならないことが多く、自分一人で進めようとすると心身の負担につながる可能性もあります。そのためエージェントにサポートをしてもらいながら、効率良く就活を進めることが重要ですよ。

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エージェントは、一般的には公開されていない非公開求人も取り扱っています。自分では見つけられない求人を紹介してもらえる可能性もあるので、選択肢を広げる意味でも積極的に相談するのがおすすめです。

そもそも非公開求人が何かわからない人は、こちらの記事を読んで理解を深めておきましょう。

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松下 建都

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過度に心配せず「まずは働いてみる」という意識も大切

上記の方法を実践することで長続きする職場が見つかる可能性は高まりますが、どんなに事前にリサーチしたとしても実際に働いてみなければわからない部分も多いため、入社前に本当に自分に合うかどうかを正確に判断することは難しいでしょう。

転職するうえで仕事内容や職場の雰囲気、労働条件などをリサーチすることはもちろん不可欠です。ただ、慎重になりすぎるあまり次のアクションを起こせなければ意味がないので、丁寧なリサーチとあわせて「まずは働いてみる」という意識を持つことも大切ですよ。

なかには「働いてみた結果、自分に合わなかったらどうしよう」と不安に感じてしまう人もいると思いますが、もし本当に合わないと感じたのであれば、再度自分に合う転職先を探し再就職を目指すこともできるので、過度に不安を感じる必要はありません。

自己分析をするならツールを使って簡単に済ませましょう

自分の弱みは言語化できても、強みを言語化できない人も多いでしょう。

そんな時は「自己分析ツール」がおすすめです。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ選考で使えるあなたの強みを言語化できます

自分の強みがわからない人は、今すぐ診断してみましょう。

新卒で辞めないときはどうする? 負担なく働くために意識したい5つのこと

負担なく働くために意識したい5つのこと

選択肢について検討した結果、新卒で辞めない決断をした際には、できるだけ今抱えているストレスや負担を軽減しながら働くことが大切です。

ここからは負担なく働くために意識したいことを解説していくので、無理なく悩みを解消しながら働く方法を考えてみてくださいね。

①うまくいかないことがあっても過度に自分を責めない

新卒として働いているなかでは、多くの壁にぶつかることもあるでしょう。そのようなときに「自分のせい」と考えてしまうと、自己肯定感が下がり気持ちが落ち込みやすくなります。反省することは大切ですが、過度に自分を責めないようにしましょう。

自分を責めすぎないための考え方
  • 自分のしたことよりもそこから得た学びに目を向ける
  • 失敗しなければ得られない学びを得られたと考える

大切なのは、失敗よりもその経験から何を学んだかです。同じ失敗を繰り返さないように工夫をしていくことで大きく成長できるきっかけにもなるので、自分を責めるのではなくある程度反省をした後は学びに目を向けるようにしましょう。

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失敗の回数が多いほど、学びが多いということです。うまくいかなかったことを悪くとらえるのではなく、前向きにとらえる意識を持つことも、自分に負担をかけないためには大切ですよ。

②悩みを一人で抱え込まない

新卒は慣れない業務やわからないことも多く、悩みを抱えやすいものです。そのようなときに一人で抱え込むのではなく、周囲の人に相談するのも自分に負担をかけすぎないためには重要ですよ。

相談するのにおすすめの相手
  • 家族や友人:自分に寄り添ったサポートをしてくれる
  • 同僚:仕事の面から寄り添ったサポートをしてくれる
  • 先輩や上司:経験をふまえた具体的なアドバイスをもらえる

抱えている悩みを口に出すだけでも、頭のなかが整理されて問題解決の糸口が見つかる可能性があります。また同じような悩みを抱えた経験のある上司や先輩に相談すれば的確なアドバイスをもらえることもありますよ。

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一人で悩みを抱えていると、自己肯定感が下がり気持ちが塞ぐ原因になります。つらいときは遠慮せず周りの人に打ち明ける意識が大切です。

③今の職場で身に付けられるスキルややりがいを感じることを見つける

モチベーション高く働くためには、目標となるものややりがいを感じられるポイントを見つけることが重要です。まずは今の職場で身に付けたいと思えるスキルや、どのようなことにやりがいを感じられるかを考えてみましょう。

やりがいを感じる瞬間の例
  • 顧客から感謝の言葉を言われたとき
  • 一緒に働いている人から「助かった」と言われたとき
  • 売上目標を達成したとき

やりがいを感じられることがわかれば、その瞬間を増やしていくことを目標にすることもできます。目標達成を積み重ねていくうちに自然とスキルが身に付いていく場合もあるので、負担を軽減しながら働くことにつながりますよ

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やりがいを感じることがわかると、そのやりがいを得るために、困難や壁に立ち向かうことができるのというわけです。

④必要に応じて部署異動を検討する

もしどうしても今の環境で問題解決をするのが難しいと感じた際には、部署異動をするのも一つの手です。部署が変わるだけでも職場の雰囲気や人間関係も大きく変わるため、抱えていた問題を解決できる可能性がありますよ

もし今の仕事内容に強いこだわりがあったり、特別な理由がないのであれば心身に負担がかかり体調を崩す前に検討してみてくださいね。

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ただし希望を出してもすぐに部署異動をするのは難しい可能性があります。ある程度時間がかかることを想定し、普段からストレスを溜め込まないよう意識することが大切です。

⑤体調が悪いと感じたときはすぐに専門機関に相談する

もし仕事によるストレスから体調を崩していると感じるときは、すぐに専門機関に相談しましょう。体の不調はSOS信号であるととらえ、すぐに行動を起こすことが重要です。

一番は医療機関で相談し適切な処置を受けることですが、すぐには予約が取れない可能性もあるため、企業が開設している相談窓口であるホットラインや、そのほかの専門機関にこまめに相談するようにしましょう

頼れる専門機関
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体調を崩している状態のまま放置すると、場合によって働けなくなってしまう可能性もあります。そうなってからでは完治させるのも難しくなってしまうので、早めの行動を心掛けてくださいね。

新卒で辞めたとしても人生終わりではない! 6つの質問を参考に適した選択を知ろう

ここまで、新卒で仕事を辞めたとしても人生終わりではない理由や、本当に辞めるのがベストな選択肢なのかを見極める方法について解説してきました。

前提として、新卒で仕事を辞めたとしても人生が終わるわけではありません。ただしリスクがあるのは確かなので、辞めることが本当に今のあなたに必要な選択なのかどうかは慎重に見極めることが大切ですよ。

まずは6つの質問を参考にしながら今のあなたが置かれている状況を整理し、最もベストな選択肢が何なのかをじっくり考えてみましょう。

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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