目次
- アパレル業界の志望動機は具体的であることが大事
- まずは知っておきたいアパレル業界
- アパレル業界の市場規模は9兆円
- アパレル業界の平均年収は日本人の平均年収以上
- アパレル業界の仕事の種類は?
- 販売職
- 専門職
- 総合職
- アパレル業界で就職するメリット
- 自分の好きなブランドに携われる
- 商品に対して社員割引を受けられる
- コミュニケーション能力が身に付く
- 把握しておきたいアパレル業界で就職するデメリット
- 販売職は昇給がしづらい傾向がある
- 被服代がかさむ
- 休日が周りと合わない
- 企業からどう映る? よくある志望動機の印象と注意点
- 洋服が好きだから
- そのブランドが好きだから
- 接客が好きだから
- アパレル業界の志望動機を書く流れ3ステップ
- ①なぜアパレル業界を選んだのか
- ②なぜそのブランド・企業なのか
- ③入社後はどのように活躍したいか
- アパレル業界の志望動機を書くときのポイント
- 重要度の高いものを先に書く
- 具体的なエピソードを盛り込む
- アパレル業界の経験や実績を書く
- ブランドの魅力を自分の言葉で書く
- アパレル業界の志望動機を書くときのNG事項
- 「有名だから」「服が好き」など理由が浅い
- ユーザー視点から抜け出せてない
- 内容が具体性に欠ける
- アパレル未経験者の志望動機の例文
- ブランドの魅力を語る場合
- 自分の長所をアピールする場合
- アパレル経験者の志望動機・例文
- 即戦力をアピールする場合
- 経験したエピソードを交える場合
- アパレルのECサイト運営の志望動機・例文
- 未経験者の場合
- 経験者の場合
- アパレルとブランドへの熱意を志望動機で伝えよう
アパレル業界の志望動機は具体的であることが大事
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。アパレル業界への就職を目指す際、志望動機を書くときに
「どのように書けばいいのかわからない」
「自分の何がアピールできるのか、具体的に説明する方法を知りたい」
と不安を感じている就活生も少なくないでしょう。アパレル業界就活時における志望動機は、具体的な内容を伝えることがもっとも効果的です。
この記事では、アパレル業界にはどんな職種があるのか、就職するメリット・デメリットを紹介したうえで、志望動機を書くときのコツを紹介していきます。
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まずは知っておきたいアパレル業界
志望動機を書くコツを解説する前に、まずはアパレル業界の市場について把握しておきましょう。ここでは、業界全体の規模や平均給与について説明します。
アパレル業界の市場規模は9兆円
矢野経済研究所の国内アパレル市場に関する調査によると、日本国内の2019年におけるアパレル業界の市場規模は約9兆円です。ゲーム業界が約5兆3000億円、飲食業界が約5兆6000億円とされており、非常に市場規模の大きな業界といえるでしょう。
現在のファストファッション業界では、「フォーエバー21」や「アメリカンイーグル」などの外資系ショップの撤退が相次ぐ一方、国内企業では「ユニクロ」や「ジーユー」を展開するファーストリテイリングが堅調に売上を伸ばしています。
しかし、国内企業のすべてが好調を維持しているわけではありません。百貨店やショッピングセンターなどの衣料品においては、売上の低迷が続いています。また、スマホの普及に伴いユーザーの実店舗離れも加速し、ネット通販やフリマアプリの需要が伸びているのも特徴です。
ちなみに、こちらの記事ではファッション業界全体について解説しています。併せて読んで理解を深めてくださいね。
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アパレル業界の平均年収は日本人の平均年収以上
業界の平均年収は誰しも気になるところですよね。業界動向サーチの業界レポートによるとアパレル業界における2020年の平均年収は約509万円とされています。この年収は、日本人の平均年収を上回る数字です。
国税局では、2020年に1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収を436万円と公表しています。アパレル業界は、日本国内の平均年収を70万円くらい上回ると考えられます。
アパレル業界の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます
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アパレル業界の仕事の種類は?
「アパレル業界に就職したい」といっても、どのような職種に就きたいのかイメージはできていますか。具体的なイメージがあると、志望動機の説得力もぐっと高まるはずです。アパレル業界の仕事には、大きく分けて3種類ありますので、自分の興味ある仕事を探してみてくださいね。
- 販売職
- 専門職
- 総合職
職種によって仕事内容が大きく異なります。ここでは、それぞれの具体的な仕事内容を紹介するので参考にしてください。
販売職
販売職は、おもに接客や商品の販売が主な仕事です。店舗責任者になれば売上目標を持って、売上やショップスタッフの管理をします。顧客に直接かかわることができるので、顧客満足による喜びをダイレクトに感じることができます。販売スキルが身に付いて、コミュニケーション能力も向上するでしょう。
- 店内で商品を販売する
- 在庫や売り場の管理、顧客情報の管理
- ブランドイメージやコンセプトを顧客に伝えファン層を増やす
- 売上目標をもとに売上管理や予算管理
- 顧客情報の管理
- 仕入れ数を考えるなど在庫のバランスを管理
- ショップスタッフの管理
- 本社への報告、指示の反映など連携業務
専門職
専門職は、おもに4つの職種があります。
- デザイナー:デザインを専門におこなう業界の花形
- パタンナー:衣服の型紙を作る専門職
- ソーイングスタッフ:衣服をミシンで縫う専門職
- テキスタイルデザイナー:生地の織り方や加工方法などの企画設計をする専門職
それぞれ衣服の製造過程を担うプロフェッショナルです。服飾専門学校を卒業した学生が就職することが多く、デザインや縫製などの専門知識を生かすことができます。市場の動きや消費者のニーズを汲み取りながら、衣服のものづくりに携われることが魅力です。
- 市場やトレンドの調査
- デザインコンセプトやイメージの発案や提案
- デザイン画や絵型を作る
- パターンの作成、仮縫い
- 縫製仕様書や加工指示書の作成
- サンプル品の検品や修正依頼
- ファッションショーや展示会の段取り
- デザインからパターン(設計図)を作る
- トワル作成とチェック
- マスターパターンの作成
- サンプル品のチェックと修正
- サンプルの作成
- オートクチュール品の作成
- 工場での縫製
- デザイナーのデザインにテキスタイルデザインを考える
- 生地の産地など仕入れ先を決める
- サンプル品の作成
- 生産や品質の管理
上記で挙げられているデザイナーようなデザイン系の仕事を探している人は、こちらの記事の解説が参考になりますよ。
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総合職
総合職は、おもに以下のような職種があります。
- マーチャンダイザー(MD):商品化計画をする職種
- バイヤー:店舗などで販売する商品の買い付けをおこなう職種
- マーケター:販売促進などをおこなう職種
- EC担当者:ネット上で売るための業務をおこなう職種
- プロダクトマネージャー:おもに商品の納期管理をする職種
- ディストリビューター(DB):各ショップへの在庫数などをコントロールする職種
- エリアマネージャー:担当地域の各ショップへの指導やサポートをする職種
- スタイリスト:コーディネートのスタイリングをする職種
アパレルの総合職では、商品化計画や販売促進、情報発信などブランドの事業全体にかかわる仕事をします。上記以外にも、営業や広報などアパレルに限らない職種もありますよ。
ブランドの長期的な計画やブランディングに影響のある仕事のため、情報収集能力や幅広い知識、センスなどが求められます。ブランドの事業に根幹から携わりたい人にはやりがいのある職種でしょう。
- 市場調査
- サンプル作成
- 商品企画
- 生産や販売の計画
- 市場調査
- 商談や買い付け、在庫管理
- 市場調査
- 販売促進活動、宣伝活動
- 予算計画、売上管理、販売促進
- 仕入れや在庫管理
- 納期、コスト管理
- 生地や副資材の発注
- 縫製仕様書や加工指示書の作成
- ショップへの商品分配や配分指示
- 倉庫と各ショップの在庫調整
- 担当地域のショップにおけるマネジメント
- 本社とショップの伝達
- モデルを確認しコーディネートするアイテムを準備
- 撮影現場に同行し縫製調節などおこなう
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
新卒で入社する場合、最も配属されることが多い職種は販売職です。総合職への配属もありますが、企業は売り場を経験したうえで総合職の仕事に活かしてほしいと考えているため、研修として販売職からスタートすることもあります。
職種別採用の場合、販売職の採用人数が多いことから販売職を選ぶ学生もいますが、もし総合職へのこだわりがあれば、総合職として受けることをおすすめします。
スタートが販売職だと、実績を残さないと総合職へのキャリアチェンジが難しい場合があります。中途で他社の総合職を目指す道もありますが、その際も前職での実績を見られるため、販売職として成績を残す覚悟が必要です。
また、入社時点で希望職種を反映してもらえるか気になる人も多いでしょう。もちろん企業の方針によって変わりますが、販売職と専門職は希望は通る可能性は比較的高いです。特に専門職はスキルを評価されての入社になるため、専門職以外の可能性はほぼないでしょう。
総合職は人気が高く、全員の希望が通ることは少ないのが現実です。前述したとおり、仮に希望が通らなくても、まずは販売職として実績を積んだ後総合職へのキャリアチェンジを目指す道もありますよ。
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アパレル業界で就職するメリット
多くの職種があるアパレル業界ですが、就職することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、就職することで得られる以下3つのメリットについて紹介します。
自分の好きなブランドに携われる
就職する会社が、自分の好きなブランドであれば仕事のモチベーションも上がるのではないでしょうか。自分好みのブランドなら通勤時や勤務中も、常に好きなファッションでいられるでしょう。
また、好きなブランドに携わることで仕事に誇りを持ちながら働けるのもメリットです。キャリアアップを目指すなど、明確な目標を持って積極的に仕事へ集中できるようになり、自身の成長にもつながります。自分の好きなブランドで目標を持ちつつキャリアップを目指すのもいいですね。
キャリアアドバイザー
自分が好きなものを扱えるのは非常に魅力的な部分です。のちほど説明しますが、志望動機にするにはどうして好きかを深掘りする必要があります。
商品に対して社員割引を受けられる
社員割引で自社ブランドを安く買えるのもメリットです。在庫処分品など、場合によっては9割引で購入できるケースも珍しくありません。季節ごとに新しい服を購入できることもあります。
アパレル業界の会社では私服での出勤が多いので、毎日好きなブランドの服でおしゃれを楽しむことができます。常にトレンドを追うと被服代がかさむものですが、社員割引をうまく活用すればコストを抑えられるでしょう。
コミュニケーション能力が身に付く
たとえば、ショップスタッフとして働く場合、多くの顧客と接する必要があるためコミュニケーション能力が必要です。商品を説明したり購買意欲を掻き立てたりなど、会話を工夫することにより、徐々にコミュニケーション能力が身に付くでしょう。
コミュニケーション能力の中でも、顧客のニーズを汲み取る力が磨かれます。販売職であれば実際に顧客と対面し、本人が求めるスタイルや似合うスタイルを、短い会話を通じて理解する必要があります。
専門職や総合職であっても、常に時代に合った商品を提供するため、市場ニーズにアンテナを張り続ける必要があるでしょう。そのため、生きた情報を得るためにもアパレル業界では周囲との連携が大切です。
キャリアアドバイザー
アパレル業界ではさまざまな職種の人材が連携して仕事を進めていきます。社内の仲間はもちろんですが、取引先や関連会社などの人たちともコミュニケーションを取る必要があるので、自然とコミュニケーション能力が身に付いていきますよ。
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把握しておきたいアパレル業界で就職するデメリット
アパレル業界で就職するデメリットには、以下のようなことがあります。入社後に後悔することがないように、それぞれについて見ていきましょう。
販売職は昇給がしづらい傾向がある
企業によって違いはありますが、ショップスタッフなどの販売職は昇給しづらい傾向があります。昇給しづらいことで、いくら好きな仕事や会社であっても将来への不安を感じてしまうかもしれません。
さらに給料から被服代が引かれるので、生活を節制しなきゃいけないときもあるでしょう。若い世代では「好きな仕事だから我慢できる」「新しい服が着れるからいい」と、納得できることかもしれません。
しかし、結婚し子どもがいる場合、生活の支出が増えるため給料への不満が高まる可能性があります。このように自身の環境によって、仕事のやりがいを重視するのか、仕事の報酬を重視するのか葛藤する場面も出てくるでしょう。
ただし、店長以上になれば給料も上がるのが一般的なので、販売職だからといってまったく昇給を期待できないということではありません。
被服代がかさむ
アパレル業界では、自社ブランドの服を着て出勤や業務をおこなうのが一般的です。社員割引で安く購入できると紹介しましたが「常に自分で買う必要がある」とも考えることができます。
季節ごとに新しい服を準備する必要があるため、被服代がかさみやすいのです。冬の服は単価が高くなるので、とくにお金がかかることになります。また、自社が高級ブランドであれば、さらに費用がかさんでしまうでしょう。
もし自社ブランドに飽きてしまったら、着続けることによって働くモチベーションが下がってしまうかもしれません。何かの目的のために資金を貯めたい人にとっては、フラストレーションが溜まる可能性もあるので注意が必要です。
休日が周りと合わない
土日祝日や大型連休などは、アパレル業界にとってもっとも稼げるタイミングなので、休みを取れないのが一般的です。休日に働くことが普通なので、周りと休みが合いません。
平日に休みを取れるので、休みの日は遊びに出かけても混雑を避けられるなどのメリットもあります。また、職場の同じファッションの趣味を持つ仲間と休日を過ごすこともできるでしょう。
しかし、家族持ちの人にとってはデメリットといえるかもしれません。休日や大型連休に遊びに連れていけないという懸念点があります。
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企業からどう映る? よくある志望動機の印象と注意点
ここまではアパレル業界について解説してきました。続いては、アパレル業界へ就職するための志望動機について解説していきます。
まずはアパレル業界でよくある志望動機をピックアップして、企業が受ける印象と注意点について紹介します。就活生がよく挙げる志望動機について、採用担当はどのように受け取るのでしょうか。
- 洋服が好きだから
- そのブランドが好きだから
- 接客が好きだから
それぞれの志望動機について説明します。
洋服が好きだから
アパレル業界への就職なので、洋服が好きであることは大前提です。しかし、漠然と「洋服が好きだから」と伝えると、志望動機としては薄い印象を与えかねません。
どれくらい洋服が好きなのか、その熱量を伝えつつ、入社することで何を実現したいのかを具体的に伝えられれば良い印象を与えられます。
アパレル業界は職種も多いので、「知識を活かして、ショップ店員として洋服の魅力を伝えたい」「縫製技術を活かして生産に携わりたい」など具体的に伝えるようにしましょう。
そのブランドが好きだから
ブランドの魅力を具体的に伝えられれば、面接官に好印象を与えられます。自社ブランドを褒められたら企業としても悪い気はしないですよね。
お世辞で言っていると取られないよう、そのブランドが他のブランドと比べてどう違うのか、何が魅力的なのかなどを具体的に伝えましょう。
また、ブランドが好きという気持ちによって入社後に何ができるのかなど、将来のビジョンも伝われば好印象です。ブランドが好きになったきっかけやエピソードを交えるのもいいでしょう。とにかく「ただ好き」というファンで終わらない印象を残すことが大切です。
接客が好きだから
「接客が好き」と伝えることは、ショップスタッフなど販売員として働くならプラスの印象になります。接客業の中でもどうしてアパレルを選んだのかも伝えるようにしましょう。
たとえば、前述した「洋服が好き」「ブランドが好き」なども含めて志望動機につなげることもできます。また、接客が好きな理由として、具体的な接客経験でのエピソードを絡めると好印象を与えられるのではないでしょうか。
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アパレル、特にショップスタッフにおける志望動機は洋服に目がいきがちですが、ショップスタッフの接客にも焦点を当てることができます。
接客業の中でも、アパレルはブランドのカラーが顕著に表れます。たとえば、外資系ブランドであればスピード感が重視され、日系ブランドであれば顧客一人一人に寄り添った接客が求められる傾向があります。そのブランドの接客が好きということは、ブランドが目指す接客の方向性と合致しているアピールにもなります。
また、接客を志望動機として述べる際は、自分の実体験もセットで伝えましょう。たとえば「以前は自分に似合う洋服がわからず困っていたが、その企業のショップスタッフに親身に相談に乗ってもらったことをきっかけに洋服が大好きになり、ショップスタッフを目指している」といったように、その企業のショップスタッフの接客が自分に大きな影響を与えたようなエピソードを添えるのも良いですね。そのブランドを志望していることに企業も納得しやすくなります。
加えて、そのブランドでの接客を通して「自分自身はどのようなショップスタッフを目指したいか」といった将来像まで述べられると、志望度の高さや熱意が伝わりやすくなりますよ。
アパレル業界の志望動機を書く流れ3ステップ
アパレル業界の志望動機は、自分自身が企業へ主張したい内容をしっかり整理してから書きましょう。ここでは、志望動機を書くときに考える3ステップについて解説します。
面接で志望理由を話す際の注意点や構成についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
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①なぜアパレル業界を選んだのか
アパレル業界への就職を目指す理由です。どうしてアパレル業界がいいのか、アパレル業界でなければいけないのか、しっかりと伝わるように整理しましょう。
たとえば、アパレル業界へ就職を目指す理由は以下のようなものがあります。
- 洋服やおしゃれが好き
- 他人のファッションをコーディネートするのが好き
- アパレル業界やショップ店員に憧れている
- ファッションデザイナーになるのが夢だった
- 自分らしい仕事だと感じるから
- 好きなブランドだから
- 接客が好きだから、またはやってみたいから
- コミュニケーション能力を活かしたい
- ファッションの知識やセンスを活かしたい
- 縫製などのスキルを活かしたい
- 過去にアパレル業界で働いていた経験を活かしたい
志望動機を考えるときは、アパレル業界を選ぶ理由を並べてみましょう。リストアップして並べることで、なぜ自分がアパレル業界を目指したのか明確にできます。
さらに、アパレルを好きになったきっかけのエピソードを準備しておくのもいいでしょう。
②なぜそのブランド・企業なのか
多くのアパレル業界の中から、そのブランドや企業を選んだ理由を考えます。当然「そのブランドが好き」という理由かもしれませんが、何によって好きになったのかなどを具体的に書くのがポイントです。
たとえば、「ブランドが好き」という理由なら、以下のようなものがあります。
- ショップの雰囲気や世界観が好き
- ショップスタッフが相談に乗ってくれるから好き
- 服のデザインなどが好き
- デザイナーが好き
- ブランドのコンセプトが好き
そのブランドが好きな理由を言語化してみることが大切です。もし思いつかないなら、ネットでブランドを調べてみたり、実際のショップに足を運んでみたりしてリサーチしてください。なぜ、そのブランドが好きなのか、理由やきっかけが見つかるかもしれません。
③入社後はどのように活躍したいか
入社したら、どのように活躍したいのか具体的にイメージします。入社後のビジョンは、企業にとって自社の求める人材であるかどうかの判断材料になります。そのため、自分の理想を語ることも大切ですが、企業にマッチしている人材であるとアピールすることが肝心です。
たとえば、自分の理想を思い浮かべたうえで以下のようなことを考えてみましょう。
- 企業求人の仕事内容と自分の目指す仕事内容がマッチしているか
- 将来自分が活躍しやすい企業であるか
- アパレル業界の経験があるなら、その企業で活かせる強みはあるか
企業について調べるときは、企業のホームページや求人サイト、口コミサイトなどを参考にできます。また、実際のショップに行ってみるのもいいでしょう。
志望動機の締めについてはこちらの記事で詳しく解説しています。どう締めるかであなたの印象も変化しやすいので、ぜひ参考にしてください。
関連記事
熱意が伝わる志望動機の締め方|作り方・伝え方を例文付きで解説
志望動機のしめの文では、入社してやりたいことをしっかりと伝えることで面接官に熱意を伝えることができます! 今回は熱意の伝わる志望動機のしめ方をOK例文とNG例文とともに紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、魅力的なしめを作るポイントも紹介するので参考にしてみてください。
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アパレル業界の志望動機を書くときのポイント
アパレル業界の志望動機を書くときのポイントは4つあります。ここでは、それぞれについて解説していきます。より説得力のある志望動機にするために、ぜひ意識してみてくださいね。
重要度の高いものを先に書く
志望動機は、もっとも重要度の高いものから先に書くのがポイントです。企業の担当者は、日々多くの志願動機を見ています。同じような志望動機を見慣れているため、最初に重要なポイントを書くことで読み進めやすくなり、印象にも残るでしょう。
志望動機でもっとも重要なことは「どうしてこの会社への就職を考えたか分かること」です。先ほど紹介した以下のステップで志望動機を作りましょう。
- なぜアパレル業界を選んだのか
- なぜそのブランドなのか
- 入社後はどのように活躍したいか
このステップを守って志望動機を組み立てると、以下のような順序になります。
- 他人のファッションをコーディネートするのが好きだからアパレル業界を選びました。
- 貴社ブランドショップの対応が良かったからです。
- 貴社では、お客様にブランドの良さを伝えていきたいと思います。
しかし、これでは言いたいことはわかっても、いまいち本気度が感じられません。そのため、次のポイントも意識していきましょう。
具体的なエピソードを盛り込む
どのような順序で文章を並べるのかを理解できたら、次は具体的なきっかけとなったエピソードを盛り込んでいきましょう。上で挙げた3つの項目に理由付けしていくイメージです。理由付けすることで、志望動機の信憑性や本気度が伝わりやすくなります。
たとえば、以下のようにエピソードを盛り込んでみましょう。
貴社ブランドのショップで洋服選びに迷っていたら、親身になってコーディネートしていただき自分にぴったりの洋服に出会えました。それにより、私もショップ店員としてお客様を幸せにする仕事がしたいと感じました。
幼いころから愛着のある大好きなブランドの魅力を、広く伝えていきたいと思い応募いたしました。
上記のように具体的なエピソードを加え、さらにそのブランドが好きな理由、そして入社後にどのようにしたいのかを加えるのがポイントです。
アパレル業界の経験や実績を書く
アパレル業界で仕事をした経験や実績があれば、志望動機に盛り込みましょう。どのような仕事をしていて、その経験や実績がその企業でどのように活かせるのかなど、具体的に伝えるのがポイントです。
- ブランドのショップスタッフを経験
- ショップで得られた経験
- ショップで働いていたときの実績
- 専門職などでの経験や実績
上記に、具体的なエピソードを加えると伝わりやすくなります。そして、それらの経験や実績が、就職を目指す企業にマッチしていることも重要なポイントです。それに加え、なぜそのプランドを選択したのかなどの理由付けも忘れずに盛り込みましょう。
ブランドの魅力を自分の言葉で書く
ブランドの魅力は自分の言葉で書くようにしましょう。ほかのブランドでも言えるようなありきたりの表現では、採用担当者の印象に残りません。しかし、ブランドの魅力をオリジナルの言葉で表現するのは簡単なことではありません。悩んだときは、自分とブランドの接点を思い浮かべることがおすすめです。
たとえば、特徴のある色合いが魅力のブランドだとしましょう。「明るい色づかいが特徴」という一般的なイメージがある場合、以下のように書いてみます。
貴社の服を初めて着たとき、明るい色使いで不思議と性格まで明るくなり、自分に自信が持てるようになりました。この魅力を広くお客様に伝えていきたいです。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
このように、一般的に誰もが感じるイメージであっても、自分とブランドイメージがどのように関連したかのエピソードを加えることで説得力が増します。企業のホームページやショップを見て、自分なりのブランドの魅力を探してみるのもいいでしょう。
アパレル業界の志望動機を書くときのNG事項
志望動機を書くときのNG事項は、以下が挙げられます。
- 「有名だから」「服が好き」など理由が浅い
- ユーザー視点から抜け出せてない
- 内容が具体性に欠ける
それぞれについて解説します。自分の書いた志望動機と比較してチェックしましょう。
「有名だから」「服が好き」など理由が浅い
「有名なブランドだから」「服が好きだから」などでは理由が浅く志望動機にはなりません。説得力に乏しく本気度が伝わらないので、「入社してもすぐに離職してしまうのでは」と思われるかもしれません。
理由が「有名だから」の場合、アパレル業界には有名ブランドはごまんとあるので「ウチの会社へ特に入りたいわけじゃないな」と印象を与えるでしょう。
「服が好きだから」の場合も、どこの会社でも入社できればいいというイメージを与えます。企業側からしてみれば、自社のことをまったく知らないで応募しているという印象を持ってしまいます。
キャリアアドバイザー
採用担当者は「ブランドコンセプトに共感し、共に働ける人材を探している」ということを意識して考えてみましょう。
ユーザー視点から抜け出せてない
志望動機は、「どうしてその業界なのか 」「なぜその会社に入社したいのか 」を伝えるものです。たとえば「デザインが自分好みだから、綺麗に着こなして世に広めたいです」と伝えても、採用担当者には当然響きません。
自分好みのデザインであることを世に広めるなら、入社しなくてもSNSなどを利用すれば誰にでもできることです。ユーザー視点からではなく、自分が入社することでどのように貢献できるのかを、具体的に伝えるようにしましょう。
内容が具体性に欠ける
「人とかかわりたいから」「ものづくりにかかわりたいから」など、ほかの会社でも叶えられるような具体性に欠ける内容では、採用担当者の目に留まることはありません。繰り返しになりますが、「なぜこのブランドを選んだのか」を明確にすることが大切です。
そのためには、ブランドの魅力や特徴などを調べたうえで、自分のどのような知識や経験が企業にとって有用な人材になるのかを具体的に書く必要があります。
志望動機が書けないときの対処法を知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
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キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
アパレルでNGになる志望動機は「ファンから抜け出せていない」という理由が圧倒的に多いです。「御社のブランドが好きです」「このブランドの良さを多くの人に伝えたいです」と、ファンの立場から志望動機を述べる学生が毎年後を絶ちません。
ブランドへの愛着はもちろん大切ですが、それは大前提であり、志望動機としては説得性に欠けます。企業が探しているのはファンではなく「共に働く仲間」であることを、必ず頭の片隅に置いておきましょう。
また、ブランドの良さを広めたいと言う学生も多いですが、それだけだと深く考えていないという印象を企業に与えてしまいます。具体的に「誰に」「どうやって」広めたいのか考えてみましょう。
たとえば、顧客一人一人に寄り添うことでブランドのファンを増やしたいならショップスタッフが適しています。一方で、1人でも多くの人に幅広くブランドの良さを広めたいのではあれば、ECや広報、または個人でSNSを使って周知するやり方がぴったりです。「どのような仕事を通してブランドを広めたいのか」「あえてその企業に入ることで何をしたいのか」まで踏み込んで、他の学生と差別化を図ることが重要です。
アパレル業界志望必見! 志望動機づくりでやってはいけない3つのこと
アパレル未経験者の志望動機の例文
就活生
アパレル系のバイトをしたことがないのですが、未経験者は不利なのでしょうか?
キャリアアドバイザー
そんなことないですよ。働いたことがなくても、アパレルに惹かれた理由をちゃんと伝えられれば好印象です。
ここからは、志望動機の例文を紹介するので参考にしてください。まず、アパレル未経験者の例文を紹介します。
ブランドの魅力を語る場合
ブランドの魅力を語る場合は、具体的な自分との接点も盛り込んでアピールしましょう。
アパレル業界で働きたい理由は、貴社ブランドへ携わる仕事をしたいと感じたためです。子どものころ、貴社ブランドの服をプレゼントされ着るようになったのがきっかけでファッション興味を持つようになりました。シンプルなデザインですが、生地やカッティングが上質で着心地がよく、着る人のことを第一に考えて作られた洋服に大変感銘を受け志望しました。
また、デザインに一貫性があり、シンプルでさり気ないおしゃれを取り入れたいというニーズを的確に捉えていると感じております。アパレル業界は未経験ですが、貴社ブランドへの愛着は強く、「シンプルにおしゃれを楽しむ」というコンセプトも理解しております。
貴社ブランドの良さを多くのお客様に楽しんでいただけるよう、商品の魅力をしっかりと伝えられるスタッフを目指し頑張りたいと思います。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
最初に、アパレル業界で働きたい理由にエピソードを交えて伝えています。実際に自分がそのブランドといつ出会って、どのような印象を持ったのかも盛り込まれているので伝わりやすい書き方です。
また、デザインの特徴やブランドコンセプトにも触れることで、事前にしっかり調べたことを印象づけています。最後に、入社後どのように働きたいのかを具体的に書いていることも好印象です。
自分の長所をアピールする場合
自分の長所をアピールする際も、具体的なエピソードを盛り込みます。未経験者なので、どのようにその長所が活かせるのかを伝えるかがポイントです。
学生時代から貴社ブランドを愛用していますが、どのショップへ行っても心地よい接客に感動しておりました。それがきっかけで、貴社のブランドショップで私の接客経験を活かしたいと思うようになり志望しました。
アパレル業界は未経験ですが、私は学生時代の4年間、飲食店アルバイトをしていたので接客経験があります。常連のお客様から「気配りができているね」など、お褒めの言葉をいただいておりました。
その接客経験を活かし、お客様が何を求めているのか常に目を配りながら、それぞれに合った商品を提案できるスタッフを目指していきたいと思っております。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
どうしてアパレル業界で働きたいのか、きっかけを説明しながら自分の接客経験を盛り込んでいます。接客経験について第三者からの意見も加えられてるので、長所を具体的に伝えられるでしょう。最後に、その経験を入社後にどう活かすのかも書かれています。
長所の見つけ方やアピール方法はこちらの記事を参考にしてください。
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アパレル経験者の志望動機・例文
アパレル経験者の志望動機の例文を紹介します。経験者の場合は、前職での経験や実績などを盛り込むのがポイントです。
即戦力をアピールする場合
即戦力として働ける自信がある場合は、アパレル業界にまつわる実績をアピールしましょう。
昨年、貴社ブランドを利用したのがきっかけで、貴社に興味を抱くようになりました。着心地と品質にこだわりながらシンプルで飾らないように考え抜かれたデザインは、完成度が高く魅力的です。
私は、4年間ショップスタッフ販売員としてアパレル業界に携わっており、お客様目線でも接客を心がけた結果、社内の接客コンテストで優勝することができました。
貴社へ入社後は、これまでの経験や実績、スキルなど活かし即戦力として貢献できると確信しております。また、入社後は若いスタッフの見本となれるような販売員として活躍していきたいと考えております。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
「社内の接客コンテストで優勝した」と接客スキルが高いというアピールができています。このような具体的なエピソード実績を盛り込むことで、効率的な即戦力アピールが可能です。
経験したエピソードを交える場合
職務経験をアピールするなら、どのような仕事を経験してきたか具体的なエピソードを交えましょう。
数年前から、貴社のデザインと世界観に強い魅力を感じ、また接客レベルの高さに感激しておりました。在学中はショップ店員として他店でアルバイトをしておりましたので、卒業後はぜひ貴社で働かせていただきたいと思い応募いたしました。
アルバイト先では、接客販売のほかにビジュアルプレゼンテーションを研究し店頭ディスプレイを工夫した結果、ディスプレイ商品の売り上げを大きく伸ばすことができました。
ショップ店員の経験を活かして貴社に貢献し、将来は店長としてより魅力的なショップを目指していきたいと思っております。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
「ビジュアルプレゼンテーションを研究し、ディスプレイ商品の売り上げを伸ばした」という具体的な経験と成功体験を表現しています。また「将来は店長」という、入社後のビジョンも明確です。
アパレルのECサイト運営の志望動機・例文
アパレルのECサイト運営の志望動機について、未経験者と経験者それぞれの例文を紹介します。
未経験者の場合
ECサイトであっても基本的な部分は変わりません。「どうしてその業界なのか 」「なぜその会社に入社したいのか 」などを考慮して書きましょう。
ユーザー第一に運営されている貴社サイトに魅力を感じ応募させていただきました。地方在住で、お気に入りのブランドの服を手に入れるのは困難なため、大手通販サイトで服を買うようになり、そのとき出会ったのが貴社サイトです。
多くのアパレルECサイトの中でも、貴社サイトの商品は、さまざまな角度の写真が多くコーディネート例の写真も掲載され、いつも購入時の参考にさせてもらいました。
服が好きでコーディネートすることに興味があります。入社後は、ユーザーが利用しやすいサイトを第一に考えて運営に携わりたいと思っております。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
ユーザーにとって利用しやすいサイトに魅力を感じて応募した、ということに対し具体的にどのように利用しやすいかを説明しています。実際に利用したうえで、魅力を感じたということが伝わるでしょう。
経験者の場合
ECサイトでも具体的な経験を盛り込んでアピールするのがポイントです。
ECサイト運営に携わった経験を活かせると感じ、貴社に応募させていただきました。私はこれまでアパレルや雑貨などをネット販売するECサイトの在庫管理と物流管理スタッフとして勤務してきました。
具体的な仕事内容は、海外からの輸入品をECサイトへ手配するディストリビューション業務や、在庫管理を委託している物流倉庫を運営管理する業務などです。海外の担当者ともやりとりできる英語力に強みがあります。
海外でのEC事業展開に積極的な貴社にて、語学力を活かせると感じ興味を持ちました。ぜひ面接の機会をよろしくお願いいたします。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
在庫管理や物流管理などECサイト運営に携わった経験を伝えています。また、海外への事業展開に積極的な企業に対し、自分の語学力が活かせるとアピールもできています。
さらに、その語学力も実際の業務で活かされていたことも盛り込まれているので、採用担当者にしっかりとアピールできる内容です。
このほかにアパレル業界の面接で頻出の質問をこちらの記事で紹介しています。面接に臨む前に読んでおいてくださいね。
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アパレルとブランドへの熱意を志望動機で伝えよう
アパレル業界の志望動機は、就職したいブランドへの熱意を伝えることがもっとも重要です。そのためには、「なぜアパレル業界を選んだのか」「なぜそのブランドなのか」「入社後はどのように活躍したいか」を、しっかりと整理して考えましょう。
しかし、単にその理由を書くのではなく、服やそのブランドに魅力を感じたきっかけなど、具体的なエピソードを盛り込むことでより伝わりやすくなります。採用担当者は「ブランドの魅力を理解して共に働ける人材を探している」ということを意識し、熱意を持って志望動機を伝えましょう。
キャリアアドバイザーコメント鴨川 未奈プロフィールをみる
アパレル業界は今転換期とも言われており「低コストで質の良い洋服」がユーザーから求められています。その代表格が「ユニクロ」や「ジーユー」ですね。ひと昔前までは、安い洋服はすぐにダメになってしまい結局高くつくため、長持ちするように高いコストで品質の良い洋服を購入することが良しとされていました。
しかし現在では、縫製技術や生産技術の向上により品質が改善されたうえ、ネット通販の普及により人件費も大幅にダウンしました。その結果、安くて質の良い洋服を購入できるようになったのです。
ネット通販の普及は、コストダウン以外にも大きな影響を与えています。ネットで買い物を済ませるユーザーの増加から、実店舗の数がどんどん減少しています。中にはネット通販のみで売上を立てている企業もありますよね。
採用人数は減少傾向にある
このような人件費の削減や実店舗の減少により、アパレル業界の採用人数は年々減少傾向にあります。しかし、ネット通販を手がけるEC企業の需要は伸びており採用人数も増加しているため「アパレルに携わりたい」という気持ちが強ければ、EC企業も並行して挑戦してみてはいかがでしょうか。