目次
- 「部活と勉強の両立」をアピールする方法を解説!
- 部活動別! 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①野球部】26卒 国士舘大学 リユース業界
- 【内定者例文②サッカー部】26卒 神奈川大学 小売業界
- 【内定者例文③ゴルフ部】26卒 日本大学 小売業界
- 3.NG例文|アドバイザー添削付き
- ①苦労話に終始している
- ②気合いと根性だけのアピールになっている
- ③話の配分がどちらかに偏りすぎている
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活において「部活と勉強の両立をアピールしたい」という人もいるのではないでしょうか。
「部活と勉強の両立」は人気な題材だからこそ、単に両立した事実だけを伝えても、企業の印象には残りません。
そこで、この記事では実際に「部活と勉強の両立」をテーマにしたガクチカで内定を獲得した26卒学生の例文を紹介。あわせて、高評価を得るために意識したいポイントやNG例文について解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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「部活と勉強の両立」をアピールする方法を解説!
部活動別! 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①野球部】
26卒 国士舘大学 リユース業界
私が学生時代に力を入れたのは、大学の野球部と学業を両立させることです。
野球部として週5日、1日4時間の厳しい練習に取り組む一方、学業でも成績上位層に入ることを目標としていました。
しかし、練習の疲労からまとまった学習時間の確保が難しいという課題に直面します。
そこで私は「時間の使い方」を根本から見直しました。通学の時間で暗記科目をこなし、練習後の1時間は必ず資格の勉強にあてるというルーティンを構築し、徹底しました。
結果、野球部では目標のベスト8進出に貢献し、学業では学科で上位20%の成績を修めることができました。
この経験で培った「目標逆算からの計画的アプローチと継続力」を活かし、貴社の業務においても着実に成果を出していきます。
キャリアアドバイザーが読み解く!気合いと根性だけのアピールはNG
体育会系の部活のエピソードでやってしまいがちなのが、練習がハードな分、体力や根性をアピールしてしまうこと。
しかし、仕事ではそういった力技ではなく、「課題を克服するためにどう工夫するか」などの戦略的に考える力が大切になるシーンも多いです。
そのため、体力や根性で乗り切るのではなく「自分なりに考えて工夫したこと」を語る必要があります。
この例文では、「暗記科目は通学の時間で終わらせる」「練習後は1時間勉強の時間を確保する」など、具体的な工夫を説明できている点が素晴らしいですね。
体力に加えて課題を客観視し、解決に向かって冷静に行動する力をアピールできれば、さらに優秀な人材として高い評価を得られますよ。
【内定者例文②サッカー部】
26卒 神奈川大学 小売業界
学生時代に最も打ち込んだことは、TOEIC学習と12年間続けたサッカー部活動の両立です。
TOEICでは520点から800点突破の目標に対し、期間を逆算して学習計画を細分化。部活との両立のためスキマ時間を使って1日2時間の学習を継続し、845点を取得しました。
一方、入部当初「一番下手」だったサッカー部でも、両立のために練習の「量より質」を重視しました。弱点を分析した高密度な自主練を重ねた結果、最終的に「一番成長した」と評価されました。
入社後もこの「複数の課題を両立する計画力」を活かし、最大の成果に貢献します。
キャリアアドバイザーが読み解く!効率化のための工夫を押し出すべし
練習量が求められる部活を題材にする際は、効率化を意識して両立を図ったことを押し出すと評価が高くなる傾向があります。
この例文は、「期間を逆算して計画を細分化した」「スキマ時間を使った」など、効率化のための工夫がしっかり盛り込まれている点が良いですね。
また最初は「一番下手」と言われたにもかかわらず、「一番成長した」と評価されるまでになったという大きな変化を示せている点も高評価です。
「Before/afterの差が大きい=成長の幅が大きい」ととらえられるため、企業に刺さりやすくなりますよ。
以下の記事ではサッカーを題材にした自己PR例文を紹介しています。サッカーで得た経験をガクチカ以外でもアピールしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
「サッカー」を題材にした自己PR例文|26卒内定者の実例を大公開
【内定者例文③ゴルフ部】
26卒 日本大学 小売業界
私が学生時代に力を入れたことは、ゴルフ部、法学部での学業、そしてゴルフ練習場でのアルバイトの両立です。
限られた時間で最大の成果を出すため、私は「一つの活動での学びを、別の活動に活かすこと」を意識しました。たとえば、法学で培った客観的な視点や論理的思考をスイング分析やコースの戦略立てに応用しました。
また、ゴルフ練習場のアルバイトでは接客でコミュニケーション力を磨きつつ、社員の方からいただいた実践的なアドバイスを持ち帰り、技術向上につなげました。このように、それぞれの経験を結びつけながら取り組んだ結果、学業では成績優秀者に選ばれ、部活でもレギュラーとしてリーグ戦昇格に貢献することができました。
貴社においても、一つの部署や業務にとらわれず、さまざまな経験から得た知見を掛け合わせることで、成果を挙げていきたいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!それぞれの経験の結びつきを示せると◎
3つ以上の活動の両立をアピールしようとすると、それぞれの内容が薄くなってしまいがち。
だからこそ、それぞれのエピソードを詳しく語るのではなく両立するために工夫したことに絞って伝えるようにしましょう。
この例文の魅力は、「学業で学んだ論理的思考を部活動に応用する」「アルバイトでの学びを部活で活かす」など、一つの活動で得た学びをほかの活動でも活用できている点。
このように経験を結びつけて効率的に成果を生み出したエピソードを語ることで、複数のタスクを両立できるタイムマネジメント力のみならず、入社後も早く成長できる人材であることもアピールできます。
3.NG例文|アドバイザー添削付き
①苦労話に終始している
学生時代に力を入れたのは、部活と勉強を両立したことです。
大学時代私は強豪のテニス部に所属しており、厳しい練習に体力的にも精神的にも限界ギリギリでした。テスト前には徹夜で詰め込みで勉強をするなど、本当に毎日が寝不足でつらかったです。
しかし、この苦しい日々を耐え抜いたことで、どんな過酷な環境でも倒れないタフな精神力が身につきました。貴社の激務にも耐えられる自信があります。
苦労話は控えめにしよう
「徹夜で勉強する」などやり切ったことは素晴らしいですが、苦労そのものにフォーカスし過ぎて、工夫した点が説明できていません。
企業が知りたいのは、単なる苦労話ではなく「困難な状況をどう乗り越えたか」という部分です。
「限界ギリギリだった」「つらかった」などの感情を語る部分を控えめにし、乗り切るために工夫したことや具体的な改善策を中心に説明しましょう。
私が学生時代に力を入れたことは、週5日のテニス部の練習と学業の両立です。
入部した当初は疲労から学習時間を確保できず、成績が落ちるという課題がありました。
そこで私は「時間と体力の管理」を徹底しました。具体的には、1週間のスケジュールを可視化し、疲労度の少ない朝の1時間を必ず専門科目の学習にあてるという朝型生活へシフトしました。
さらに、スキマ時間には暗記科目のアプリを活用し、学習の効率化を図りました。
結果、部活ではレギュラーを獲得し、学業でも目標としていたGPA3.0以上を達成しました。 貴社でも、多忙な環境下において現状を分析し、最適な計画を立てて着実に成果を出します。
②気合いと根性だけのアピールになっている
学生時代に最も力を入れたことは、アメリカンフットボール部と学業を両立したことです。
監督からの厳しい指導や、怪我の痛みにも歯を食いしばって耐え抜きました。勉強をする際は冷水を浴び、睡魔と闘いながら気力だけで教科書を読み込みました。
この持ち前の気合いと根性があれば、営業の現場でどれだけ厳しいノルマを課されても、絶対に逃げずに結果を出せると確信しています。
「気合いで乗り切った」はマイナスに働くことも
冷水を浴びて勉強を始めるなどストイックな姿勢には感服の一言ですが、仕事は気合いと根性だけでは太刀打ちできない場面が多くあります。
そういった無理な動き方を続けていると、体の調子を崩してしまう可能性も。
そのため根性論に走るのではなく、論理的に「どう考え、どう動いたか」を分析し、仕事でも再現できるスキルとして伝えるようにしましょう。
私が学生時代に最も力を入れたことは、アメフト部の厳しい練習と学業の両立です。
入部当初は、日々のハードな練習による疲労で、帰宅後に勉強に集中できないことが課題でした。当初は気合で乗り切ろうとしましたが、持続させるには限界があると感じ「根性ではなく仕組み」で解決することにしました。
具体的には、脳の集中力が維持しやすい「25分間の集中と5分の休憩」を繰り返す時間管理術を取り入れ、短時間で密度の濃い学習ができるよう工夫しました。
この「限られた時間のなかで効率よく成果を出すための考え方」は、部活動の戦術理解にも応用しました。結果、戦術リーダーとしてチームの効率化に貢献でき、学業でも優秀な成績を収めることができました。
貴社においても、困難な状況に対して冷静に解決策を考え、粘り強く成果を追求してまいります。
③話の配分がどちらかに偏りすぎている
学生時代に力を入れたのは、軽音楽部と勉強の両立です。
軽音楽部ではバンドリーダーを務め、年に4回ある定期演奏会に向けて毎日長時間のスタジオ練習をしました。他大学との合同練習を企画を企画するなど、チームのレベルアップに奔走した結果、学祭のメインステージでの演奏を勝ち取ることができました。
また、学業も単位を取得できたので、両立のスキルは身についていると思います。
バランスの偏りには要注意
内容の9割が部活のエピソードであり、学業にほとんど触れられていません。
「部活と勉強の両立」というテーマでガクチカを作るからには、部活と勉強の両方のエピソードを同じだけ盛り込む必要があります。
どちらかのエピソードが極端に偏らないよう意識しながら、両立のために工夫したことを伝えるようにしましょう。
私が学生時代に力を入れたのは、軽音楽部での活動と、ゼミでの共同研究を両立することです。
当初、部活の演奏会準備と研究の締切が重なり、どちらも予定通り進められないという問題が発生しました。
そこで私は両者の予定を統合したスケジュール表を作成し、両立に努めました。部活ではメンバーの練習進捗を可視化して効率的な合同練習を設計し、ゼミでは研究タスクを細分化して空きコマに割り当てました。
結果、部活では学園祭のメインステージを勝ち取ることができました。またゼミでは期日より早く質の高い論文を完成させ、教授から高い評価を得ました。
貴社でも、複数の案件を俯瞰して管理し、効率的に成果をあげていきます。
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「どう両立させたか」にフォーカスして語ろう
キャリアアドバイザー
川﨑 瑛久
プロフィールをみる部活と勉強の両立は、仕事で必要とされるマルチタスク能力をアピールできる非常に良い題材です。
しかし注意すべきは、両立の経験を伝えたからといって、必ずしも評価されるわけではないということ。
企業が見たいのは、「限られた時間のなかで効率良くタスクをこなし、目標達成する力があるか」です。ここを感じさせる内容になっていなければ、採用担当者の心は動きません。
そのため、部活と勉強のエピソードでガクチカを作る際には、以下に焦点を当てて説明しましょう。
・部活や学業で設定した目標
・両立にあたって直面した壁や苦労
・両立のために工夫したこと
このようにプロセスを中心として説明することで、「入社後も複数の業務で結果を出せる人材」として高く評価されますよ。