目次
- 「総合職はやめとけ」の理由とその実態を知ろう!
- 「総合職はやめとけ」と言われる5つの理由
- ①突然の異動や全国転勤がある
- ②希望の部署や職種に就けるかわからない
- ③専門的なスキルが身に付きづらい
- ④仕事の境界線が曖昧で負荷がかかりやすい
- ⑤就職後に理想との違いを感じてしまいやすい
- 総合職が向いている人・向いていない人の特徴
- 総合職に向いているかをチェックリストで確認!
- 「総合職はやめとけ」に惑わされず自分の適性を見極めよう!
「総合職はやめとけ」の理由とその実態を知ろう!
将来のキャリアや収入面での魅力が大きい一方、残業の多さや転勤のリスクなどが取り沙汰されることも多い総合職。
総合職は企業の基幹業務を担い将来の幹部候補として幅広い仕事を経験する職種であり、セットで耳にすることが多い一般職は、おもにマニュアルや指示に沿って事務作業やサポート業務を担う職種という違いがあります。
そのなかでもなぜ「総合職はやめとけ」と言われるのか。この記事では、その具体的な理由を解説するとともに、自分に向いているかどうかを判断する方法を紹介します。
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「総合職はやめとけ」と言われる5つの理由
将来のキャリアが広がり収入も高めな総合職ですが、働き方の厳しさや責任の重さからイメージとの違いを感じる人も少なくありません。
ここからは、なぜ「総合職はやめとけ」と言われるのか、おもな理由を5つ紹介します。総合職の実際の様子を知り、自分に合った働き方を見極める参考にしてください。
まずは興味のある業界・職種との相性を確認しましょう
就活をしていると、興味のある業界や職種が自分に合っているのかと不安になりますよね。
そこで活用したいのが「業界&職種マッチ度診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたが志望する業界や職種との相性がわかります。
ミスマッチを避けるためにも、必ず診断しましょう。
①突然の異動や全国転勤がある
総合職は将来のリーダーを育てる職種です。
そのため、さまざまな部署の仕事を経験して企業全体の仕組みを覚える目的や、必要な拠点へ人を配置する目的で、定期的な異動や転勤がおこなわれることが多くあります。
企業の都合により急な辞令が出ると、自分の住む場所や生活環境が一変してしまうのです。
その結果、パートナーや家族と離れて暮らすことになったり、結婚や出産といった人生設計が立てづらくなったりしてしまうため、やめとけと言われてしまうことがあります。
エリア総合職についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてくださいね。
エリア総合職を完全網羅! 総合職との違いや働くメリットを解説
②希望の部署や職種に就けるかわからない
総合職では、企業全体の都合や本人の適性によって配置が決まるため、自分のやりたい仕事ができる部署に入れるとは限りません。
- 企画や広報の仕事を夢見て入社したのに営業部に配置される
- 海外事業での勤務を希望していたのに国内事務の担当になる
- マーケティング職を目指していたのにコールセンターへ配属される
- 本社のIT戦略部署を希望していたのに店舗の現場スタッフからスタートする
やりたい仕事とまったく違う部署へ配属されると、毎日の仕事に対するモチベーションを保つのが難しくなってしまうでしょう。
最初の配属で希望がかなわなくても、現場で成果を出せば社内公募や希望出しでやりたい部署へ移れるチャンスがあります。
入社時の配置だけであきらめず、目の前の仕事で実績を作っていく姿勢が大切です。
企業によっては、入社前に配属面談をおこなうケースもあります。希望をかなえるコツはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
配属面談で希望を叶えよう! 希望を通すコツや対策を例文付きで解説
③専門的なスキルが身に付きづらい
総合職は数年単位でさまざまな部署を経験するため、一つの分野を深掘りする前に次の仕事へ移ることが多くなりがち。
広く浅く仕事を経験できる反面、「これなら誰にも負けない」と言えるような専門の知識や技術が育ちにくい側面があります。
その結果、将来転職を考えたときに自分のアピールポイントとなるスキルが身に付きにくく感じることも珍しくありません。
複数の部署を経験できる環境は、企業全体の仕組みや業務の流れを理解する大きな強みになります。
部署が変わっても通じるコミュニケーション能力や問題解決力を意識して磨くと、転職でも評価されるスキルになりますよ。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけであなたが気になっている業界・職種との相性がわかります。
応募してから後悔しないためにも、必ず診断しましょう。
④仕事の境界線が曖昧で負荷がかかりやすい
総合職には明確な仕事の枠組みがないケースが多く、自分の本業以外の業務やトラブル対応まで巻き取らざるを得ない傾向があります。
- 自分の担当業務を抱えながら、チーム全体の問い合わせ対応やフォローを請け負う
- 定常業務の合間に、突発的な顧客トラブルや現場対応へ駆けつける
- 部署内の社内イベント運営や委員会活動などの推進役を任される
- 退職者や休職者が出た際、穴埋めとして業務を引き受ける
業務範囲がどこまでも広がりやすいため、気づけば膨大な仕事量を抱えてしまう危険性があります。
周りのフォローに回ることが増えると体力的にも精神的にも疲れがたまり、自分のメイン業務に集中できなくなるかもしれません。
人を頼るのが苦手だったり、責任感が強すぎたりする人は、仕事を抱え込みやすいかもしれません。
そのような人は、一般職や専門職などの、より一つの働き方に集中できる働き方を視野に入れたほうが、将来の自分にとっても働きやすくなるかもしれませんね。
⑤就職後に理想との違いを感じてしまいやすい
「周りも受けているから総合職にしよう」という明確な理由がない状態で入社してしまうと、その後理想と現実のギャップを感じてしまう恐れがあります。
- 希望と異なる地方配属や、興味の薄い部署への配属になる可能性がある
- 事業企画やマーケティングなどを志望していても、若手のうちは現場営業での新規開拓やオペレーション実務を数年間経験する
- 達成すべき数値目標のプレッシャーや、突発的な残業・休日対応といった業務負荷がのしかかることがある
華やかなイメージや知名度、初任給の高さだけで決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と早期退職につながる恐れがあります。
総合職に求められる役割や求められる負荷の大きさを正しく理解したうえで、自分の適性と合っているかを見極めることが大切です。
就職活動では、知名度や給与だけでなく「どのような業務で苦労しそうか」まで想像することが失敗を防ぐカギです。
OB・OG訪問などを活用して実際の働き方を聞き、自分が働く姿を具体的にイメージしておきましょう。
OB・OG訪問をしようと考えている人は、こちらの記事で解説している内容を参考にしてくださいね。
OB訪問の流れ5ステップを解説! おすすめの質問・実施時期も紹介
OB・OG訪問の質問リスト一覧|質問力アップの秘訣やNG例も解説
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!正直、総合職は「やめとけ」と感じる?
結論、選択肢の一つとしてアリ!
私は総合職に対し「やめとけ」とは思いません。実際に総合職は、選考の入り口が広いです。
そのため、やりたいことが固まっていない学生の受け皿としても機能しており、選択肢の一つとしては良いと思います。
配属可能性のある部署については調べておくべき
しかし、「その企業に対しよくわかっていないから、とりあえず総合職を志望しよう」という学生も多いのが事実。
実際、総合職では8〜9割が営業職スタートになります。
営業としてしっかり実績を出した人が、マーケティングや人事といった他部署へキャリアチェンジできる可能性がある、という仕組みが基本です。
たとえやりたいことが固まっていなくても、「総合職で選考を受けたらどのような職種に配属される可能性があるか」はきちんと確認しておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を確認しておこう
就活の成功は、自分に合う業界・職種を知ることが鍵です。しかし、それがどんな業界・職種なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな時におすすめなのが「業界・職種マッチ度診断」です。簡単な質問に答えるだけであなたが興味のある業界・職種との相性を診断できます。
早めに自分に合う業界・職種を知って、就活を成功させましょう。
総合職が向いている人・向いていない人の特徴
総合職はキャリアの選択肢や成長のチャンスが豊富な反面、働き方の柔軟性やタフさが求められる職種です。
自分に総合職の適性があるかどうかを見極めるために、向いている人と向いていない人の特徴を比較してみましょう。
・新しい環境や予想外の出来事を楽しみ、慣れない現場にもすぐ順応できる
・若いうちから幅広い実務を経験して、将来は企業を引っ張るリーダーになりたい
・多様な人と協力しながらチームで大きなプロジェクトを動かすのが好き
・一つの分野や特定の技術を深掘りして専門性を高めていきたい
・転勤や急な異動に振り回されず同じ土地で落ち着いて暮らしたい
・決められた役割をきっちりこなしてプライベートの時間を大切にしたい
自分の性格や大切にしたいライフスタイルと照らし合わせることが大切です。
もし向いていない特徴に当てはまる場合でも、「エリア限定総合職」を検討したり、専門職や一般職へ視野を広げたりすることで、自分に合った働き方が見つかりやすくなりますよ。
専門職、一般職についてはこちらの記事で解説しています。ほかの働き方に興味がある人は合わせて確認してみてくださいね。
専門職について知る:
専門職とは? 知っておきたい事前準備と志望動機のコツを徹底解説
一般職:について知る:
総合職と一般職の違いを徹底比較! 仕事内容や待遇面の違いとは
総合職に向いているかをチェックリストで確認!
総合職として活躍するには、環境の変化への強さや周りと協力して物事を進める柔軟さが欠かせません。
「自分は総合職としてやっていけるのだろうか」と不安な人は、実際の適性をチェックしてみましょう。
以下の質問項目で「A」と「B」のどちらに当てはまるか選び、自分のタイプを確認してみてください。
「A」が8〜10個:
総合職を楽しめるタイプ
組織の潤滑油として力を発揮できるでしょう。
「A」が4〜7個:
条件付きで総合職を狙うべきタイプ
「エリア限定総合職」や「職種別採用(初期配属確約)」をおこなう企業を視野に入れるのがおすすめです。
「A」が0〜3個:
専門職・ジョブ型が向いているタイプ
自分の強みを一極集中で活かせる専門職やIT・クリエイティブ系職種も視野に入れてみましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!総合職にはどのような人が向いている?
「営業ができるか」を自分に問いかけて!
まず、適性を判断する第一の基準としては、「営業ができるか」が重要だと思います。
総合職採用だと、初めに営業職に配属になる確率がとても高いです。そのため、ここでやり切れないと、希望の職種に行きつく前に退職、という事態になりかねません。
明確にやりたいことがあるなら直接挑戦できるルートを選ぼう
また、「マーケティングがやりたい」などといった明確なキャリアビジョンを持っている場合であっても、その企業の総合職プランにマーケティング部署の選択肢がないケースもあります。
この場合、総合職で入社しても希望が叶わないため向いていないと言えますね。
エンジニアなどの専門スキルを目指す場合も同様です。やりたい職種が明確に決まっているなら、総合職ではなくその職種へ直接挑戦できるルートを選びましょう。
総合職の人が始めに配属されやすい営業職。「営業は向いていないと感じるから総合職も諦めようかな」と感じる人は、以下の記事から適性を確認してみてください。
営業に向いてない人の特徴は? 自分の営業適正がわかる診断も
「総合職はやめとけ」に惑わされず自分の適性を見極めよう!
「総合職はやめとけ」という言葉をうのみにして、自分の可能性を狭めてしまうのは非常にもったいない選択です。
総合職には異動や転勤といった負担がある反面、キャリアの選択肢が広がり、高収入やリーダー経験を得られる大きな魅力も存在します。
大切なのは噂に流されることなく、自分の価値観や思い描く働き方に合っているかを客観的に判断することです。
周囲の意見を参考にしつつ自分の強みや適性をしっかり見極め、後悔のない就職活動を進めていきましょう。

企業によってはエリア限定総合職のように転勤範囲を絞った働き方も用意されています。
自分の生活や将来の計画を大切にしたい人は、選考の段階で転勤の有無や頻度をしっかり確認しておくと安心です。