目次
- 就活がうまくいかないときは原因タイプ別に徹底的に対策しよう!
- 就活がうまくいかないときに忘れないでほしい事実
- 就活がうまくいかなくて悩んでいるのはあなただけじゃない
- 丁寧な対策を着実に積み重ねれば就活は成功させられる
- アドバイザーに聞いた! 就活がうまくいかない人とうまくいく人の違いは?
- 基本的なマナーが徹底できているかどうか
- 自分に合った企業を見極められているか
- 自分の魅力を企業にしっかりアピールできているかどうか
- 就活がうまくいかないのには3つの理由がある! まずは自分の立ち位置を知ろう
- まずは原因を明確にしよう! 就活がうまくいかない理由別の3タイプ
- ①就活の基本ができてない「基本から見直しタイプ」
- ②自分に本当に合った企業を選べていない「見極め不足タイプ」
- ③自分の魅力を十分にアピールできていない「魅力見失いタイプ」
- 就活がうまくいかない理由を知ろう! 原因と対策法を見極める6つの質問
- Q1.選考はどこまで進んでる?
- Q2.このなかで取り組んだことのない対策はある?
- Q3.これまで何社くらいにエントリーした?
- Q4.これまでエントリーした企業の共通点を具体的に言える?
- Q5.自分のやりたいことを明確に言える?
- Q6.自分の魅力をすぐに3つ以上言える?
- 「基本から見直しタイプ」にありがちな9つのパターンと対処法
- ①マナーや身だしなみができていない
- ②適性検査への対策が不十分
- ③就活に向けて最低限の行動しかしていない
- ④エントリーする企業が少ない
- ⑤面接の練習が不十分
- ⑥就活対策を一人きりでしている
- ⑦選考の振り返りをしていない
- ⑧面接本番で過度に緊張し力が発揮できていない
- ⑨面接でコミュニケーションが取れていない
- 「見極め不足タイプ」が陥りやすい5つのケースと対処法
- ①就活の軸が明確でない
- ②やりたいことがわからない
- ③志望企業への理解が浅い
- ④受ける業界や職種を限定しすぎている
- ⑤難易度の高い企業ばかり受けている
- 「魅力見失いタイプ」によくある3つの特徴と対処法
- ①選考書類で魅力をアピールしきれていない
- ②志望動機や自己PRにオリジナリティがない
- ③自分の魅力をきちんと理解できていない
- モチベーションを維持するためにも休む期間が必要な場合がある
- 要注意! 就活がうまくいかないときにやってはいけない5つの行動
- ①周囲と自分の選考結果を比べる
- ②対策を見直すことなくひたすら数をこなす
- ③悩みを一人で抱え込む
- ④「就活の結果がすべて」と考えてしまう
- ⑤何も考えずに就活を辞める
- 就活がうまくいかないなか次の一歩を踏み出そうとするあなたへ
- 苦しいなかでも行動を続けた経験は必ず結果に結びつく
- あきらめなければ希望をつかめる可能性は無限にある
- あなたにとって一番良い企業は必ず見つかる
- 就活がうまくいかないときは原因別の対策が必須! まずは振り返りから始めよう
就活がうまくいかないときは原因タイプ別に徹底的に対策しよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「就活がうまくいかないのですが、どうすれば良いですか?」
「就活がうまくいかなくて、前向きになれません……」
といった相談をよく受けます。就活は人生にかかわる大きな出来事なので、うまくいかないとなると不安に思うのは仕方のないことです。そのような状況を打開するためには、まずうまくいかない原因を見極めることが大切ですよ。
この記事では、就活がうまくいかない原因と原因別の対処法について解説していきます。一緒に就活がうまくいかない原因を見極め、うまくいかない現状を打開しましょう。
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就活がうまくいかないときに忘れないでほしい事実
就活生
キャリアアドバイザー
それはつらいですね……。焦りや不安な気持ちでいっぱいかもしれませんが、まずは冷静に今の状況を見直すことが大切です。
就活生
どうすれば冷静になれるのでしょうか。
キャリアアドバイザー
まずは気持ちを持ち直すために、就活に関する前提を知りましょう。ここから解説していきます。
就活がうまくいかない時、気持ちが落ち込んでしまい今の自分を冷静に見られなくなってしまうこともありますよね。そのような状況では打開策を見つけるのは難しくなってしまうので、まずは自分を責めたり否定する気持ちをなくすことから始めましょう。
ここからは、就活がうまくいかないときにこそ忘れないでほしいことを解説していきます。今はうまくいっていない状況でも、必ず良い方向に舵を切り直すことはできますよ。それをここで確認してくださいね。
就活がうまくいかなくて悩んでいるのはあなただけじゃない
就活がうまくいかない時、「こんなに就活がうまくいかないのは自分だけかも」と不安や焦りを感じることもありますよね。しかし、就活がうまくいかないのはあなただけではありません。
就活をしていれば不採用が続くことや、どの企業からも内定をもらえず気持ちが塞ぐ経験をしたことがある人は少なくないでしょう。仮に周りの人の就活がうまくいっているように見えたとしても、一人きりで戦っていると考える必要はありませんよ。
キャリアアドバイザー
誰もが簡単に内定を獲得しているわけではありません。悩みを抱えているのはあなた一人だけでないことは覚えておいてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
就活がうまくいかないことに悩んでいる人のなかには、どうしても「就活に悩んでいるのは自分一人だけではないか」と孤独を感じる人もいると思います。特に就活について家族や友人に話すことが苦手な人ほど、このような孤独感を抱きがちです。
ただ、就活は決して一人で乗り越えなければならないものではありません。家族や友人はもちろん、大学のキャリアセンターやハローワークなど、就活生をサポートしてくれる人や機関はたくさんあるので、孤独に苦しんでいるのであれば勇気を出して頼ってみましょう。
また、新卒の就活は全員が初めての経験であり、これまで受けてきたテストや受験のように正解が用意されているわけでもないため、誰しも不安を感じるものです。それでも一生懸命に取り組めば必ず結果はついてくるので、目の前のやるべきことに集中することが大切ですよ。
丁寧な対策を着実に積み重ねれば就活は成功させられる
就活がうまくいかないと「もう就職するのは無理」と感じることもあるでしょう。しかし、そこであきらめてしまっては就活がうまくいく可能性は0になってしまいます。
逆に言えば、あきらめさえしなければ就活を成功させられる可能性はいくらでもあるということです。大切なのは、今のあなたに合った丁寧な対策を一つずつ積み重ねていくことですよ。
今までの就活の経験も、決して無駄にはなりません。それを活かして少しずつでも前に進んでいくことが重要です。
キャリアアドバイザー
行動を続けていれば、必ず就活は成功させることができます。これまでの努力や頑張りを無駄にしないためにも、行動を続けましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
就活を成功させるためには行動し続けることが大切なのは理解しているものの、なかなか結果が出ず、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうこともありますよね。一生懸命に取り組んでいるのに結果がついてこなければ、落ち込んでしまうのも無理はありません。
ただ、就活をするうえでは内定を獲得する時期が早いことや複数内定を獲得することが最も重要なわけではありません。どれだけ早い時期に内定を獲得したり、複数の企業から内定をもらったとしても、入社する時期は全員一緒であり、卒業後に入社できるのも全員どこか1社のみです。
つまり就活で本当に大切なのは自分に合う1社から内定を獲得することであり、内定時期に関係なく、最終的にその企業に入社することができれば大成功です。目の前の結果に焦る必要はありません。今やるべきことに、一つひとつ取り組んでいきましょう。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
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アドバイザーに聞いた! 就活がうまくいかない人とうまくいく人の違いは?
就活生
就活がうまくいかないのは、私だけじゃないんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。あなた一人で戦っているわけではないことは、忘れないでくださいね。
就活生
そう考えると、少し前向きになれそうです。ただ、やはりどうしてうまくいかないのかがわからなくて……。
キャリアアドバイザー
これまでたくさんの就活生を見てきましたが、そのなかで就活がうまくいく人とそうでない人には、大きく分けて3つの違いがあることが見えてきました。ここから詳しく解説しますよ。
就活がうまくいかない時、「どうしてうまくいかないんだろう」と悩むことがありますよね。そのようなあなたの疑問に、キャリアアドバイザーが回答します。ここに就活がうまくいかない理由のヒントがあるので、参考にしてくださいね。
基本的なマナーが徹底できているかどうか
就活がうまくいかない人は、そもそも就活において重視されやすいマナーの面がしっかりとできていないことが多い傾向にあります。反対にマナーが徹底できている人は、選考でもしっかりと結果を残せる可能性が高いですよ。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
就活がうまくいく人に共通する特徴の一つとして、面接や書類などの基本マナーをしっかりと守れている点が挙げられます。就活対策では志望動機や自己PRといった項目に目がいきがちですが、実はマナーの部分も大きく評価に影響していますよ。
即戦力でスキル重視の中途採用と違い、新卒採用ではポテンシャル重視で将来性を期待して採用するため、最低限のマナーを守れているかなどの人間性の部分に注目する企業も多く、選考に与える影響も想像以上に大きいのです。
また、こうしたマナーは事前に練習しておけば習得できるものであり、基本ができているかどうかを企業側も見極めやすいことから、最低限の練習がしっかりできている人は就活がうまくいく傾向にあります。
自分に合った企業を見極められているか
就活がうまくいかない人のなかには、自分にマッチしていない企業にチャレンジしているために結果が伴わないという人もいます。就活がうまくいくかどうかは、自分に合った企業を見つけることができているかどうかも大きくかかわるということですね。
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
就活を成功させるためには、本当に自分に合った企業を理解し、その企業に応募することが何よりも重要です。自分に合った企業であれば、強みを活かして入社後も貢献できるなど、相性の良さもアピールしやすくなります。
また、企業側はミスマッチによる早期離職で採用にかかった労力が無駄になる事態をなるべく避けたいと考えており、自社に合う人材かどうかというマッチングの部分を非常に重視しています。相性の良さをアピールできることは大きな武器となりますよ。
反対に、どれだけ書類作成や面接対策を丁寧におこなったとしても、自分に合わない企業ばかりに応募した場合、企業から相性が悪いと判断され落とされてしまう可能性は十分にあります。
自分の魅力を企業にしっかりアピールできているかどうか
就活がうまくいく人は、企業へのアピールがしっかりできています。自分の魅力や、採用することで企業にどのようなメリットがあるのかを伝えられているので、就活がうまくいきやすいですよ。
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自分の魅力を企業に確実に伝えられている人は、就活がうまくいく傾向にあります。事前準備のなかで丁寧に自己分析をおこない、自分の強みを理解したうえで、企業が求める人物像などに合わせて自分の魅力をアピールすることで、選考を突破できるのです。
就活を営業でたとえるとわかりやすいですが、営業マンである就活生が商品となる自分自身について理解しておらず、魅力を伝えられなければ、購入者である企業は商品を買いたい、つまり採用したいと思わないですよね。
一方で、商品の魅力や購入するメリットを確実に伝えることができれば、購入してもらえる確率は格段に高まります。企業に「採用したい」と感じてもらうためには、商品となる自分の魅力を理解し、面接という限られた時間のなかで簡潔に伝えることが重要です。
企業が求める人物像の調べ方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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企業が求める人物像は就活対策する際に重要な要素です。この記事ではキャリアアドバイザーが企業が求める人物像とは何かや就活での活かし方などを解説します。求める人物像をもとに志望企業に適性があるかのチェック方法も紹介するので、参考にしてください。
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就活がうまくいかないのには3つの理由がある! まずは自分の立ち位置を知ろう
就活がうまくいかないのには、基本ができていない、自分に合った企業選びができていない、自分の魅力を十分にアピールできていないの大きく3つの原因があります。重要なのは、あなたがどのパターンに当てはまるのかを理解することです。
あなたの就職がうまくいかない理由は何なのかがわかれば、それに合わせた対策法を打ち出すことができます。苦手を克服することで、着実に就活成功に近づいていくことができますよ。
ここからあなたの就活がうまくいかない理由を判断する方法について詳しく解説していくので、対策を固めるうえで参考にしてくださいね。
まずは原因を明確にしよう! 就活がうまくいかない理由別の3タイプ
就活生
就活がうまくいく人とそうでない人の違いって、結構シンプルなんですね。
キャリアアドバイザー
こうして考えると、就活がうまくいかない理由も見つけやすいですよね。
就活生
はい! 私はどのタイプに当てはまるのかな……。
キャリアアドバイザー
それぞれの特徴について、ここからもう一歩詳しく解説していくのでどれが当てはまるか一緒に調べていきましょう。
就活がうまくいかないのには大きく分けて3つの理由があり、それぞれの傾向をつかむことで対策がしやすくなります。
あなたに合った対策法を見極めるための第一段階として、どのようなタイプがあるのかを見ておきましょう。
①就活の基本ができてない「基本から見直しタイプ」
就活がうまくいかない理由の一つとして、就活の基本的な部分ができていないことが挙げられます。これに当てはまる人を、ここでは「基本から見直しタイプ」としましょう。
- 書類選考~一次選考で不採用になりやすい
- 身だしなみや面接での適切な言葉づかいが理解できていない
- 書類選考の記入方法に間違いがある
- 最低限やるべき就活対策をしていない
基本から見直しタイプの人は、「就活対策はこれくらいで良いや」「あんまり対策してないけど、大丈夫だろう」と就活対策を妥協してしまいがちな傾向にあります。
その結果企業側から基本的なマナーややるべきことができていないと判断され、早い段階で不採用となってしまうのです。
キャリアアドバイザー
基本から見直しタイプに当てはまる人は、まず就活のマナーややるべき対策を一からおさらいすることで次のステップに進める可能性がグッと上がりますよ。
②自分に本当に合った企業を選べていない「見極め不足タイプ」
就活がうまくいかない理由のなかには、自分に合った企業選びができていないことも挙げられます。この理由が当てはまる人を「見極め不足タイプ」としましょう。
- 一次選考~二次選考で不採用になりやすい
- エントリーする企業を限定しすぎている
- 志望企業と自分の共通点を見つけられていない
見極め不足タイプの人は、やりたいことが明確な分それにこだわり過ぎてしまうことがあります。「絶対にこの仕事がしたい・この企業で働きたい」という気持ちばかりが先行し、企業とのマッチ度を見極められず、「自社には合ってない」と判断されてしまうのです。
キャリアアドバイザー
見極め不足タイプの人は、もう少し視野を広げた企業探しをしてみましょう。あなたにはもっと多くの選択肢があるので、そのなかから本当に自分に合う企業を見つけてくださいね。
③自分の魅力を十分にアピールできていない「魅力見失いタイプ」
最後に、自分の魅力を企業に十分にアピールできておらず就活がうまくいかないタイプについて解説します。これに当てはまる人を「魅力見失いタイプ」としましょう。
- 二次選考以降の選考で不採用になりやすい
- 自分の魅力をきちんと理解できていない
- アピールがありきたりな内容になっている
魅力見失いタイプの人は、自己理解が不十分なために自分が持つ魅力をきちんと理解できておらず、企業に対して自分をアピールしきれていないことが多くあります。そのため「自社に合いそうだけど、何か物足りないな……」と思われてしまう場合がありますよ。
キャリアアドバイザー
魅力見失いタイプの人は、自己分析を徹底し自己理解を深めることでよりいっそう自分の魅力をアピールできるようになります。それができれば選考通過率がグッと上がるはずですよ。
就活がうまくいかない理由を知ろう! 原因と対策法を見極める6つの質問
就活生
就活がうまくいかない人は、3つのタイプに分けることができるんですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。まずは自分がどのタイプに当てはまるかを知るのが対策の第一歩です。あなたはどのタイプでしたか?
就活生
それが、特徴だけではまだよくわからなくて……。
キャリアアドバイザー
確かに、自分を客観視するのはなかなか難しいものですよね。ここではあなたがどのタイプに該当するのかがわかる質問を用意したので、答えながら自分のタイプを見極めてください。
就活がうまくいかないときは、まずその理由を明確にすることが大切です。
ここでは答えるだけで簡単にあなたがなぜ就活がうまくいかないのか、原因がわかる質問を用意したので、選択肢のなかから自分に合った回答を選んでリンク先に飛んでみてください。
うまくいかない理由が一つとは限らないので、リンク先で解説している対処法は一通り実践してみましょう。
Q1.選考はどこまで進んでる?
1つ目の質問は、これまで選考がどこまで進んだかどうかです。過去に受けた企業の選考結果を振り返り、どのフェーズまで進んでいたかを確認してみてください。
複数企業を受けてきたなかで、進めた選考フェーズがバラバラなこともありますよね。その場合は過去に最も選考を進められたフェーズではなく、最も進んだ回数が多かったフェーズを選んでください。
キャリアアドバイザー
一次選考は基本突破できているのか、二次選考でよく落ちているのか、傾向によって必要な選考対策が変わります。リンク先で紹介している選考対策を参考に、しっかりと対策を練りましょう。
Q2.このなかで取り組んだことのない対策はある?
次に、これまでどのような就活対策に取り組んできたのか振り返り、選択肢のなかに取り組んでいない対策がないか確認してください。
就活対策が入念にできているかどうかは結果に直結する部分なので、着手していない対策に取り組むことで内定獲得への道が拓ける可能性もありますよ。
Q3.これまで何社くらいにエントリーした?
就活がうまくいかない理由の一つとして、エントリーする企業数が少ないことも挙げられます。ここであなたが今まで何社にエントリーしてきたのかを振り返ってみてください。
数をこなせば良いわけではありませんが、ある程度視野を広く持ってエントリーする企業を探した方が自分に合った企業を見つけやすくなります。受ける企業を限定しすぎず、本当にあなたに合った企業を見つけることが大切です。
キャリアアドバイザー
リンク先を参考に、エントリーしている企業が少ない人は視野を広げて企業探しをする方法を、そうでない人はエントリーする企業が本当に自分に合っているのかを確認してみてくださいね。
Q4.これまでエントリーした企業の共通点を具体的に言える?
今までにエントリーしたのはどのような企業か、エントリーした企業の間にどのような共通点があるのかも考えてみましょう。
- 言える→次の質問に進もう!
- 言えない
エントリーした企業に共通点があるかどうかで、あなたがしっかりと軸を立てた就活ができているかどうかがわかります。軸がなければ選ぶ企業も一貫性のないものになるので、ここで今一度どのような企業に挑戦しているのかを考えてみましょう。
キャリアアドバイザー
はっきりと共通点が言えれば次の質問に進んでください。そうでない場合は、志望企業についてしっかりと理解できているか、軸がぼんやりとしていないかを考えてみましょう。
Q5.自分のやりたいことを明確に言える?
次に、あなたが将来何をしたいのか、どのような企業で、どのような仕事がしたいのかを明確に言えるか考えてみてください。
- 言える→次の質問に進もう!
- 言えない
志望動機を伝えるうえでも、やりたいことが明確かどうかは非常に重要なポイントです。仕事への意欲を十分にアピールするためにも、志望企業で何がしたいのか、どのような未来を思い描いているのかは明確にしておくことが必要ですよ。
キャリアアドバイザー
明確に言える人は次の質問に進みましょう。そうでない人は、リンク先の内容を参考にあなたのやりたいことを明確にしてくださいね。
Q6.自分の魅力をすぐに3つ以上言える?
次に、自分の魅力を聞かれたときにすぐに3つ以上答えられるかを考えてみてください。ここであなたが自分の魅力をしっかりと押し出すことができているのかがわかりますよ。
自分の魅力をアピールするのは、就活を進めるうえでは非常に重要です。まずはあなた自身が理解していなければ企業に伝えることはできないので、自己分析を徹底して確認してくださいね。
キャリアアドバイザー
3つ以上答えられない人は自分の魅力を見つけ、答えられる人はアピールの方法が適切かどうかを確かめましょう。
「基本から見直しタイプ」にありがちな9つのパターンと対処法
就活生
上の質問に当てはめてみると、私の場合は基本から見直しタイプに該当するものが幾つかありました。そのようなときはどんな対策をすれば良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
いくつか挙げられる対策法があるので、ここから一つずつ解説していきますね。
基本から見直しタイプには大きく分けて9つのうまくいかない理由があります。ここから解説していくので、質問に答えるなかで該当したものは一通り試してみてください。
また、ほかにも自分に当てはまると思ったものがあれば一つひとつ対策を重ねて内定獲得へ向けて前進してくださいね。
①マナーや身だしなみができていない
●リストに沿って今一度マナーや身だしなみを徹底しよう
特に書類選考や一次選考の時点で不採用となってしまう人に多いのが、マナーや身だしなみを十分に確認できていないケースです。自分ではできていると思っても客観的に見るとできていないこともありえるので、まずは下記のリスト内を確認してみましょう。
- 入退室マナーに問題はないか
- 明るくハキハキとした話し方ができているか
- 敬語は適切に使えているか
- 自然な笑顔で受け答えができているか
- 相手の目を見て受け答えができていたか
- 面接官の言葉をさえぎって話し始めていないか
- 面接当日に着る服にシワや汚れはないか
- ほつれている部分はないか
- 靴に磨き残しや汚れはないか
- 靴下は服装に合わせた適切なものを選んでいるか
- ネクタイは緩んでいないか
- 肩にフケがついていないか
- サイズシールや値札はついていないか
- 靴ひもはほどけていないか
- 寝ぐせはないか
- 顔周りに髪の毛が落ちてこないか
- ヒゲのそり残しはないか
- 爪を切って清潔な状態になっているか
- 派手な色のネイルをしていないか
- ストッキングを履く場合は伝染していないか
- メイクは派手すぎないか
- 折り目や汚れはついていないか
- 丁寧な文字で書けているか
- 回答欄はすべて埋まっているか
- 書き出しや宛名のマナーを守れているか
- 証明写真は明るい雰囲気が伝わる自然な笑顔か
マナーや身だしなみは、就活において第一印象を決める重要な要素です。第一印象はその後の面接そのものの結果に影響することが多いので、しっかりと確認しておく必要がありますよ。
キャリアアドバイザー
マナーや身だしなみを確認する時、確実なのは第三者に見てもらうことです。自分一人では確認するにも限界があるので、ほかの人に見てもらい違和感がないか確認しましょう。
就活のマナーは確認事項が多くて大変ですよね。そのようなときは、こちらの記事を参考にしてまとめてチェックするのがおすすめです。
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書類選考がうまくいかない人は、こちらの記事を参考にして対策を固めてください。
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②適性検査への対策が不十分
●適性検査でも手を抜かず対策を固めよう
就活対策のなかで、つい忘れてしまいがちなのが適性検査対策です。適性検査ではあなたの人柄だけでなく、能力もしっかりと見られている可能性があります。忘れずに対策をして回答できるようにしておきましょう。
適性検査の対策のコツは、同じ問題集を繰り返し解くことです。何冊も並行して解いているとかえって覚えた内容が薄くなってしまう可能性があるので、自分に合った一冊を決めて着実に苦手な分野をなくしていきましょう。
キャリアアドバイザー
企業によってどの適性検査が出題されるかが変わるので、これまでの傾向を見てどの適性検査が出題されやすいのかを確認してくださいね。
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③就活に向けて最低限の行動しかしていない
●OB・OG訪問などを積極的に利用して情報を集めよう
就活がうまくいかない人のなかには、最低限の行動しかしておらず情報収集が不十分な人もいると思います。就活は情報戦とも言い、多くの情報を集めることが成功のカギになりますよ。
そのために、OB・OG訪問を積極的に活用しましょう。志望企業で実際に働いている人にどのような人材が求められているのかをリサーチしてみることで、対策がしやすくなりますよ。
- 御社ではどのような人材が求められますか?
- 御社で活躍しているのはどのような人ですか?
- 一緒に働くとしたらどのような人と働きたいですか?
- 〇〇さんはどのようなキャリアビジョンを描いていますか?
OB・OG訪問では対策だけでなくその企業が本当に自分に合っているかどうかを確かめるのにも役立つので、ぜひ積極的に活用してくださいね。
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④エントリーする企業が少ない
●少しでも気になる企業があれば幅広くエントリーしよう
就活がうまくいかない人のなかには、エントリーする企業を絞りすぎてしまっている人もいるのではないでしょうか。就活を成功させるうえでは、自ら選択肢を狭めずにさまざまな企業に目を向けることが重要ですよ。
そのため、気になる企業があれば幅広くエントリーすることが大切です。実際にエントリーしその企業について調べ、面接を受けることでわかることはたくさんあります。
選考を進めるなかであなたに合った企業に出会うことも少なくないので、できるだけ多くの企業にエントリーしてみましょう。
キャリアアドバイザー
ただし、やみくもにエントリーするのは避けてくださいね。興味・関心を持てる企業に、スケジュールの許す範囲でエントリーすることを心掛けてください。
幅広い企業に効率良くエントリーするには、企業の探し方のコツを押さえておくことが大切です。この記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
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⑤面接の練習が不十分
●練習量×練習法で面接対策の質を上げよう
就活がうまくいかない理由として多いのが、面接の練習が不十分であることです。そもそも練習量が足りていなかったり、対策法がワンパターンなためにうまくいかないことも考えられます。
そのようなときは、練習量を増やすほかに練習の方法もブラッシュアップしていくことで対策をしましょう。
- 自分が面接の練習をしている様子を録画して見直す
- 誰かに協力してもらい模擬面接をする
特に練習量に関して問題がない人は、これまでとは違った練習法を試してみるのが良いですよ。カメラを面接官に見立てて目の前に設置し、表情や声のトーンを意識しながら練習して見返すだけでも雰囲気がグッと良くなる可能性があります。
キャリアアドバイザー
面接練習をするうえでは、自分を客観的に見ることが非常に重要です。答える内容を考えながら話すと顔が強張ってしまうことがよくあるので、自然な笑顔で明るく話せているかはしっかり確認しましょう。
効果的な面接の練習法をこちらの記事で解説しているので、参考にしながら練習を重ねてください。
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模擬面接の効果的な練習方法はこちらの記事で解説しているので、参考にしながら面接練習の質をアップさせてくださいね。
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⑥就活対策を一人きりでしている
●周囲の協力を得てより効率的な就活対策をしよう
就活がうまくいかない人のなかには、一人で就活をしている人も少なくないと思います。もちろん一人でも就活対策はできますが、周囲に協力してもらった方がより効率的で質の良い対策をすることができますよ。
- 選考書類の添削
- 他己分析
- 模擬面接
- 集団面接の対策
第三者に協力してもらうことで、あなたの就活対策について客観的な評価をもらうことができます。結果として就活対策の質が上がり、内定獲得に向けて前進できるようになりますよ。
- 家族や友人:いつでも気軽に協力してもらうことができる
- 大学のキャリアセンター:複数人で受講する就活セミナーなどに参加できる
- 就職エージェント:一対一で就活のプロからサポートを受けられる
キャリアアドバイザー
就活対策をするうえでは、「第三者からどのように見えるか」という視点は非常に重要なものです。面接官からどのような評価を受けるかという点につながるので、できるだけ周囲を頼ってくださいね。
選考書類の添削をする際には、こちらの記事が役立ちます。自分で添削する際のポイントも書いてあるので、参考にしてください。
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⑦選考の振り返りをしていない
●面接が終わったら必ず振り返りをして課題を見つけよう
就活がうまくいかない人のなかには、選考結果の振り返りができていない人もいるのではないでしょうか。
選考結果はあなたがこれまでしてきた就活対策に対する一番のフィードバックです。どこでつまずくのか、何が原因なのかを面接官の反応やどこまで選考が進んだのかを振り返りながら明確にしましょう。
- どの選考フェーズまで進んだか
- 面接官の反応が良い質問・悪い質問はあったか
- 答えづらいと感じた質問はあったか
- 想定外の質問はあったか
振り返りをしたうえで、必ず1つ次の選考に向けた課題を見つけるようにしましょう。たとえば「就活の軸に関する質問に明確に答えられるようにする」など課題を見つけて解決のために取り組むことを続けていけば、あなたの選考対策はグンとレベルアップしますよ。
キャリアアドバイザー
課題を解決し自信を持って就活に臨めるようになれば、企業からの印象アップにつながりますよ。
⑧面接本番で過度に緊張し力が発揮できていない
●普段から本番に近い環境で練習しよう
就活がうまくいかない時、必要以上に緊張してしまいうまく受け答えができなかったこともあるのではないでしょうか。そのようなときにおすすめなのが、普段から面接本番に近い環境で練習をすることです。
- 面接本番と同じ服装で練習する
- 面接官役の友人などにお願いする
- 練習する室内をできる限り面接会場を想定した配置にする
面接当日はちょっとしたことでも緊張しやすく、慣れない服装や環境はますます緊張につながります。普段の練習のときから可能な限り本番に近い環境で練習をすることで、その緊張感を緩和しやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
普段まったくスーツを着ないとなれば、緊張する場所に慣れない服装で臨むことになります。それだけでも心身にストレスがかかることもあるので、当日に感じる違和感をなくすためにも、本番と同じ服装で練習をするのはおすすめです。
緊張しやすい人はこちらの記事も参考にしてみてください。緊張を和らげる方法を紹介していますので、自分に合った方法を探してみてくださいね。
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⑨面接でコミュニケーションが取れていない
●質問には結論ファーストで答えよう
面接官とうまくコミュニケーションを取ることができず、十分にあなたの魅力を伝えられずに結果として就活がうまくいかないときもありますよね。そのようなときは、質問に対し常に結論ファーストで答えることを意識しましょう。
- 結論:まず質問への回答を簡潔に伝える
- 理由:その結論にいたった理由を伝える
- 貢献:企業にどう貢献できるかにつなげる
- 結論:改めて結論を伝える
コミュニケーションが取れなくなる原因は、多くの場合質問に対して適切な回答ができていないことにあります。そこで初めに結論を伝えることで、伝えたいことがぼやけることなく面接官にあなたの意思が伝わりやすくなりますよ。
面接での話し方のコツはこちらの記事でも解説しているので、参考にして確実に意図が伝わる話し方をマスターしましょう。
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「見極め不足タイプ」が陥りやすい5つのケースと対処法
就活生
意外と基本ができていないパターンって多いんですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。自分ではできているつもりでも、意外とできていないことも多いと思います。
就活生
しっかり確認しないといけませんね。基礎ができていたら、次はどこに気をつければ良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
基礎の次は、本当に自分に合った企業を選べているかどうかが重要です。つまり見極め不足タイプの人ということですね。ここから詳しく解説します。
本当に自分に合った企業を選べていない「見極め不足タイプ」の人は、どのような環境を求めているのか、その環境で十分に力を発揮できるのかを見極めることが大切です。
この点は自己分析と企業分析を重ねることで見極められるので、これから解説する内容を参考にあなたに合った対策をしましょう。
①就活の軸が明確でない
●自分が持つ価値観を整理して軸を明確にしよう
面接で「就活の軸は何ですか?」と聞かれることも少なくないですよね。就活がうまくいかない人のなかには、この質問にうまく答えられない人もいるのではないでしょうか。
そのようなときは、あなたの持つ価値観を丁寧に整理して仕事に対して何を求めているのかを明確にしましょう。
- 価値観:誰かに喜んでもらえるとうれしい
- 仕事に求めるもの:誰かの役に立っている実感、喜ぶ顔が直接見られる環境
- 就活の軸:顧客の喜ぶ顔を直接見られる環境で、たくさんの人の役に立ちたい
就活の軸が明確になれば、あなたに合った企業を選びやすくなります。結果としてミスマッチが減り、企業に対してもマッチ度の高さをアピールしやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
就活の軸は、志望動機や自己PRを伝える際にも役立ちます。ここで明確な就活の軸を見つけて、就活対策全体の質を上げましょう。
なかには就活の軸の見つけ方がわからない人もいますよね。そのようなときは、こちらの記事を参考にしてください。あなただけの就活の軸を見つける方法を解説しています。
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②やりたいことがわからない
●丁寧な自己分析をして興味・関心を持てることを探そう
なかなかやりたいことが見つからず、就活がうまくいかない人もいるのではないでしょうか。やりたいことが明確でないと志望動機もあいまいなものになってしまうので、好印象が狙いづらくなってしまいますよ。
このパターンに当てはまる場合は、自己分析が十分にできていない可能性があります。ここで改めて自分を見つめ直し、少しでも興味・関心が持てることを探してみましょう。
- 自分史:これまでの人生を時系列順に丁寧に振り返ることができる
使い方:簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう - モチベーショングラフ:モチベーションの上がり下がりに注目した振り返りができる
使い方:テンプレ付き! モチベーショングラフの作り方と就活活用法を大公開 - マインドマップ:1つの言葉から連想ゲームのように思考を掘り下げていくことができる
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丁寧な自己分析をすることで、これまで忘れてしまっていた興味・関心のあることを思い出すきっかけになることがあります。それを掘り下げていけば、やりたいことが見つかるはずですよ。
こちらの記事を参考にすることで、より自己分析の質を上げることができます。なかなかやりたいことが見つからないときは、あわせて参考にしてくださいね。
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③志望企業への理解が浅い
●企業研究を徹底して志望企業への理解度を上げよう
志望企業への理解が浅いために、企業側にうまく熱意が伝わらず就活がうまくいかない人もいるでしょう。そのようなときは、企業研究を徹底してできる限り企業への理解度を上げることが大切です。
- 公式のSNSの情報を読み込む
- 社員ブログを見る
- 会社説明会に参加する
- OB・OG訪問を利用する
志望企業について徹底的に調べて理解を深めることで、本当にあなたに合った企業なのか、あなたの強みを活かせるのかが明確になります。自己PRや志望動機に説得力を持たせることができるので、しっかりと確認しておきましょう。
キャリアアドバイザー
企業研究を深めることは、入社後に企業へ抱いていたイメージとギャップがあったというようなミスマッチを防ぐことにもつながりますよ。
企業研究を徹底するには、その方法にも工夫が必要です。こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
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④受ける業界や職種を限定しすぎている
●興味がある業界・職種とつながりのあるところにも目を向けよう
就活がうまくいかない人のなかには、志望する業界や職種を限定しすぎているためになかなか思うように就活を進められない人もいるのではないでしょうか。目標が明確であるのは良いことですが、視野が狭まってしまうとかえって逆効果になることもありますよ。
このパターンに当てはまる場合は、興味がある業界・職種から少し視野を広げ、関連のある業界・職種にも注目してみるのがおすすめです。
- 興味がある業界・職種:出版業界の編集者
- 関連のある職種:Webメディアの編集
- 関連のある業界:印刷業界、書籍を扱うサービス業界
視野を広げてみれば、今目指している業界・職種と深いかかわりがあったり、同様な仕事ができる業界・職種があるはずです。場合によってはそちらの方があなたに合っている可能性もあるので、就活がうまくいかないと感じるときは視野を広げることを意識してくださいね。
キャリアアドバイザー
今の状況で就活がうまくいかないなら、ずっと同じフィールドで就活を続けても状況は変わらない可能性があります。夢をあきらめる必要はありませんが、一歩視野を広げることも検討してみてください。
視野を広げるうえでは、多くの業界を知ることも大切です。こちらの記事を参考に、どのような業界があるのかここで今一度確認してみてくださいね。
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⑤難易度の高い企業ばかり受けている
●大手企業や有名企業に限定せず自分の希望に合う企業を探そう
就活がうまくいかないと感じる人のなかには、倍率が高く内定獲得の難易度が高い企業にばかり応募している人もいるかもしれません。そのような場合は大手企業や有名企業に限定せず、あなたの希望に合うと感じる企業に幅広く応募するのがおすすめです。
仮に大手企業でなかったとしても、希望に合う働き方ができる企業はたくさんあります。後悔のない選択をするために大切なのは、企業規模でなく本当にあなたに合った環境かどうかを見極めることですよ。
キャリアアドバイザー
今一度仕事に求めるものや求める環境を整理し、それに当てはまる企業について情報収集をしてみましょう。なかには大手企業よりもあなたの希望に合っている環境もあるかもしれません。
企業についての情報収集を続けるなかで「自分にできる仕事がわからない」と悩んでしまったときには、こちらの記事を参考にして適職を探してみてください。
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「魅力見失いタイプ」によくある3つの特徴と対処法
就活生
就活がうまくいかないのには、見極め不足による影響も大きいのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。見極めがうまくできていないと、企業側にも「自社には合わないのでは」と判断されてしまいますからね。
就活生
でも、マッチ度の高い企業を受けているはずなのにうまくいかないパターンもありますよね。
キャリアアドバイザー
そうですね。そのような人は「魅力見失いタイプ」に当てはまる可能性があります。この先で詳しく解説していきますよ。
マッチ度が高い企業に応募しているはずなのに、なかなか就活がうまくいかない……そのような場合は、自分の魅力をしっかりと自覚できていなかったり、企業に十分にアピールできていない「魅力見失いタイプ」である可能性があります。
ここからは魅力見失いタイプの人の状況別の対策法を解説していくので、しっかりチェックしてあなたに合った方法でうまくいかない現状を打開しましょう。
①選考書類で魅力をアピールしきれていない
●熱意をとことん押し出す姿勢でアピールを考えよう
自分に合う企業を見つけていざ応募をしてみたけど、なかなか書類選考が通らない……そんなときは、選考書類でしっかり魅力がアピールできていない可能性があります。そのような場合は、改めて書類選考で魅力をアピールするためのポイントを理解しておきましょう。
- 自己PRではスキルを入社後どう活かすかで熱意を押し出す
- 志望動機であなたにしか言えないエピソードを交えて根拠を示す
選考書類ではあなたの基本情報を伝えるだけでなく、企業から興味を持ってもらい「会って話を聞きたいな」と思ってもらうことが重要です。そのうえで大切なのは、この会社で働きたいという熱意を示し、志望するきっかけとなった根拠を示して納得感のある話をすることですよ。
キャリアアドバイザー
特に人気の企業では、書類選考で興味を持ってもらえなければ選考を通過するのは難しくなってしまいます。しっかり熱意や意欲をアピールすることが大切ですよ。
②志望動機や自己PRにオリジナリティがない
●実体験を盛り込み自分にしか書けない内容にしよう
就活がうまくいかない理由の一つとして、あなたの魅力のアピールに「説得力」がないことも挙げられます。これを打開するためには、あなたの実体験をふまえたオリジナリティある志望動機や自己PRに仕上げることが大切です。
学生時代にボランティアサークルの活動の一環で保育園に出向いた際、子どもたちと触れ合う楽しさを強く感じ保育士を志望しています
ファミリーレストランでバイトリーダーをしており、ピーク時の顧客対応を何度も指揮した経験からリーダーシップを身に付けました
志望動機や自己PRにあなたの実体験を交えることで、これまでの努力をしてきた背景が伝わり、説得力が生まれます。あなたの魅力をしっかりと伝えるためにも、実体験の掘り下げを忘れないでくださいね。
志望動機や自己PRでは、困難を乗り越えた経験を絡めて回答するのも効果的です。こちらの記事で詳しい方法を解説しているので、参考にしてくださいね。
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【例文9選】困難を乗り越えた経験の回答方法! 好評価のコツを解説
困難を乗り越えた経験を伝える際は、エピソードだけでなく、プロセスや経験からの学びを伝えると効果的です。この記事では困難を乗り越えた経験をアピールする際の伝え方や避けるべき内容についてキャリアアドバイザーが解説します。エピソード別の例文もあるので、困難を乗り越えた経験をアピールしたい学生は参考にしてくださいね。
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③自分の魅力をきちんと理解できていない
●自己分析を徹底して自分の魅力を見つけよう
そもそも自分の魅力をしっかりと理解できていないためにアピールが足りず、就活がうまくいかないケースも考えられます。そのようなときは改めて自己分析を徹底し、あなたの魅力を見つけましょう。
- 大学時代に褒められた経験や何らかの功績を残した経験を振り返る
- そのときに自分がどのような行動を取っていたのかを考える
- 自分が取っていた行動から強みや魅力を見つける
自分の魅力を見つけるには、褒められた経験や役に立った経験、何らかの成果を残した経験を深掘りしてみてください。そこに必ずあなたの魅力や強みがあるはずです。
キャリアアドバイザー
誰しも強みや魅力を持っています。それを言語化し、その強みや魅力を入社後に活かせることを伝えられれば、内定獲得にグッと近づくことができますよ。
とは言えなかなか自分の強みが見つからない……というときは、こちらの記事がおすすめです。あなたの魅力を見つける方法がわかりますよ。
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モチベーションを維持するためにも休む期間が必要な場合がある
ここまで就活がうまくいかない際の対策について解説してきましたが、必ずしも行動し続けなければ内定獲得に近づいていけないわけではありません。場合によっては無理をせず、一度休む期間を設けることが必要なこともありますよ。
- 気持ちが落ち込んでしまい何をするにも無気力
- モチベーションが上がらずネガティブなことばかり考えてしまう
- ストレスから心身に不調が現れている
今気持ちが落ち込んでいるなら、一度思い切って就活から距離を置いてみましょう。数日就活を休むだけでもリフレッシュでき、モチベーションの維持につながることも考えられます。
就活は心身に少なからず負担がかかるものです。今うまくいかないとしても焦らず、あなたのペースで進めるのが内定獲得への一番の近道ですよ。
要注意! 就活がうまくいかないときにやってはいけない5つの行動
就活生
就活がうまくいかないときの対処法がわかりました! これをひたすら実践していけば良いんですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。ただし無理なく、あなたのペースで進めていくことが大切です。周りの人と自分を比べたり、焦って数だけこなすような就活には注意が必要ですよ。
就活生
確かに、そのような状況ではうまくいかなくなってしまいますよね。ほかにも気をつけるべきことがあるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
もちろんあります。この先で詳しく解説しますね。
就活がうまくいかない時、ネガティブになってしまったり自分を追い込むような考えにとらわれてしまうことがあるかもしれません。しかしそのような考えは、就活を進めるうえでは逆効果になりますよ。
ここからは、就活がうまくいかないときにやってはいけないことについて解説します。自分に負担をかけないためにも、この先で解説する行動には注意してくださいね。
①周囲と自分の選考結果を比べる
就活がうまくいかない時、内定を獲得している周りの人に意識が向いてしまうことがあるかもしれません。しかしそのような人と自分を比べるのはやめましょう。自己肯定感が下がり、結果として就活に自信を持って臨むことができずうまくいかない可能性があります。
- 周りではなく昨日の自分と今の自分を比べる
- 周りと自分を比べても意味はない
比べるべきは周囲の人ではなく、昨日のあなた自身です。昨日よりも少しでも成長している点に意識を向け、自分を認めてあげてくださいね。
自己肯定感が上がれば、自信を持つことができます。自信は態度にも現れるため、面接官に好印象を残しやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
どうしても周りの人が気になってしまうときは、一時的に距離を置くのも一つの手です。自分としっかり向き合うために、負担のない方法を選びましょう。
②対策を見直すことなくひたすら数をこなす
就活がうまくいかないことに焦り、対策を見直すことなくひたすら数をこなすような就活をしてしまうのにも注意が必要です。
これまでの方法で就活がうまくいかないなら、同じことを繰り返しても現状を変えられる可能性は低いですよね。そのようななかで不採用が続くと、余計に気持ちが落ち込み負のループに陥ってしまう可能性がありますよ。
- 就活対策が適切か見直す
- 第三者に相談して改善点を見つける
就活がうまくいかないときは、まず焦らずに対策の見直しから始めましょう。うまくいかない原因は何かを見極めてそれを改善するための対策を重ねることで、着実に内定獲得に近づいていくことができますよ。
キャリアアドバイザー
どうしても焦ってしまうときは、就職エージェントのような第三者に相談してあなたの改善点を見つけてもらうのもおすすめです。自分で軌道修正するのはエネルギーが必要なので誰かに頼ることも大切ですよ。
③悩みを一人で抱え込む
就活がうまくいかないときに避けたいのが、その悩みを一人で抱え込むことです。就活に行き詰まったときは、積極的に周囲を頼ってくださいね。
誰かにつらい気持ちを相談するだけでも、気持ちが楽になります。また考えていることを口に出すことで頭のなかが整理され、冷静になれますよ。そこから改善策が見つかる可能性もあります。
- 家族や友人:親身になって話に耳を傾けてくれる
- キャリアセンター:状況を変えるためにおすすめの方法を教えてくれる
- 就職エージェント:就活を成功させるための実践的なアドバイスをくれる
就活は一人で進めるものではなく、支え合いながら一歩ずつ前進していくものです。ネガティブなことは相談しづらいときもあるかもしれませんが、何よりもあなたの心身の健康を優先してくださいね。
④「就活の結果がすべて」と考えてしまう
就活がうまくいかない状況だと、つい「就活がうまくいかないとダメ」といったような考えに偏ってしまうこともあるかもしれません。しかし就活で結果を出せない自分を責め、否定することはやめましょう。
- 就活の結果よりも自分の身を守ることが大切
- 就活がうまくいかなくても人生が終わるわけではない
就活は人生において重要な局面ですが、就活の結果がすべてなわけではありません。仮に就活がうまくいったとしても、無理をしたせいで心身の調子を崩してしまっては本末転倒ですよね。
就活の結果ももちろん大切ですが、何よりも大切なのはあなた自身です。自分を追い込むような考え方はやめて、自分の良いところに目を向ける意識をしましょう。
⑤何も考えずに就活を辞める
就活がうまくいかないと、衝動的に就活をやめてしまいたくなるときもありますよね。しかし、そこで就活を完全にやめてしまってはその後の自分を追い込むことになりかねません。一度落ち着いて休む期間を作るか、就活をやめるにしてもその後のプランを考えましょう。
- 就活をやめることのメリットとデメリットはどちらが大きいか
- 就活をやめた後のプランは立っているか
就活をやめることが一概に悪いわけではありませんが、後先考えずに下した決断は後悔につながります。「どうして頑張れなかったんだろう」という気持ちが大きくなり自分を否定すると、余計にストレスが溜まってしまいますよ。
何よりも後悔のない決断をすることを第一に考え、今するべきことを落ち着いて考えることが大切です。
キャリアアドバイザー
もし衝動的な行動に出そうになった場合は、その前に誰かに相談してください。客観的な視点からの意見をもらうことで、あなた自身も今後について冷静に考えられるようになりますよ。
就活がうまくいかないなか次の一歩を踏み出そうとするあなたへ
就活生
就活がうまくいかないときは、自分に負担をかけないよう気持ちを切り替えることが大切なんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。ただ、必ずしもそれができるとは限りません。就活がうまくいかないことによるストレスは大きいので、どうしても気持ちが落ち込むことはあるでしょう。
就活生
確かに、私もすごく落ち込んでしまったのでこの先も前向きでいられるかが不安です……どうすれば良いでしょうか?
キャリアアドバイザー
そのようなときのために、覚えておいてほしいことがあります。ここから解説していきますね。
就活がうまくいかないなか、次の一歩を踏み出すのには大きなエネルギーが必要ですよね。つらいと思ったときは、苦しい状況でも現実と向き合い、前に進もうとするその姿勢を認めてあげることが大切です。
ここからは、そんな自分を認めるために覚えておいてほしいことを解説していきます。この先の内容を忘れずに就活に臨んでくださいね。
苦しいなかでも行動を続けた経験は必ず結果に結びつく
就活がうまくいかないなかで頑張っているあなたに忘れないでほしいのが、今努力をした経験は必ず結果に結びつくということです。
今はうまくいかないことばかりで気持ちが落ち込んでいるかもしれませんが、そんな自分と向き合って課題を見出し、それを克服する努力を続ければ結果は必ずついてきます。それを忘れず、自分のペースで前に進んで行ってくださいね。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
就活がうまくいかないと、どうしても気持ちが落ち込んでしまい、努力することや行動し続けることに前向きになれない人もいると思います。ただ、就活において、努力や行動し続けることが良い結果に結びつくのは間違いありません。
たとえば、エントリーする企業が1社の人と10社の人では、内定を獲得できる確率は後者の方が圧倒的に高いですよね。また、たとえ選考に途中で落ちたとしても、企業側からフィードバックをもらうことで次の選考ではより質の高い質疑応答をすることができます。
就活ではチャレンジできる数に上限がないからこそ、失敗を恐れず、行動した方がより良い結果につながりますよ。反対に行動し続けることでマイナスになることは一切ないので、努力することを決してあきらめないでくださいね。
あきらめなければ希望をつかめる可能性は無限にある
就活がうまくいかないとあきらめてしまいたくなることもあるかと思いますが、あきらめればその時点で内定をつかむことはできなくなってしまいます。逆に言えば、少しずつでも行動を続ければ希望をかなえるチャンスはいくらでもあるのです。
昨日から少しでも変わることができれば、現状は変わります。その積み重ねで自然と結果はついてきますよ。あきらめないことが、一番の近道であることを忘れないでくださいね。
キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
就活は長期戦であり、結果が求められるからこそ精神的に追い込まれる人も多くいます。心身が疲弊している状態では、「あきらめなければ希望をつかめる」といった前向きな言葉を素直に受け取ることも難しいかもしれません。
ただ、就活においてあきらめなければ結果につながるのは事実です。実際、私が過去にサポートした就活生も4年生の夏頃まで内定がない状態でしたが、あきらめることなく秋採用でもエントリーし続けた結果、第一志望の企業に追加募集枠で入社することができました。
これまで多くの就活生をサポートしてきた身として、就活はあきらめなければ希望をつかめる可能性がなくなることはないという事実を何度も目の当たりにしてきたからこそ、希望を捨てることなく、最後まで粘り強く挑戦してほしいと思います。
あなたにとって一番良い企業は必ず見つかる
今はうまくいかなかったとしても、今の課題を掘り下げ、好きなことに向き合い、目標達成のために一歩ずつ駒を進めていくことで、必ずあなたにとって一番良い企業を見つけることができます。
就活の最終目標は、あなたが後悔なく働ける、実力を発揮できる場所を見つけることです。そのために続けた努力は決して無駄にはならず、後悔のない選択が待っていますよ。ここで紹介した対策法を参考に、あなたにとって一番良い企業を見つけてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
自分にとって一番良い企業を選び取るためには、少し先の将来をイメージしておくことが重要です。就活は大変なことも多いため、内定が出ると「もう就活を続けたくない」という気持ちから、そこまで志望度が高くなくても入社を決めてしまうケースも少なくありません。
また、自分自身を評価してくれた企業ということで、内定をくれた企業の良い部分ばかりに目がいってしまい、悪い部分を見落としがちです。事前にネガティブ面を確認しなければ、入社後に「イメージと違った」といったギャップを感じてしまう可能性も高まります。
早く就活を終わらせたい気持ちは十分理解できますが、焦って入社先を決めれば後悔するリスクも高くなります。自分に本当に合う企業を選ぶためには、入社後の将来をイメージし、本当にその企業が自分に合うかどうかを冷静に見極めることが重要ですよ。
就活がうまくいかないときは原因別の対策が必須! まずは振り返りから始めよう
ここまで、就活がうまくいかないときの対処法について解説してきました。
就活は人生において非常に大きな局面なので、うまくいくかどうかで気持ちが大きく落ち込んでしまうこともあるでしょう。そのようなときに大切なのが、冷静に現状を見つめてうまくいかない理由を明確にすることです。
理由がわかれば、それに合わせた対策を着実に積み重ねていくことで必ず納得のいく結果に結びつけることができます。まずは選考結果の振り返りから始め、一緒に今あなたがするべきことを見極めましょう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
就活がうまくいかなくて悩んでいます。どうすれば良いでしょうか……。