インターンシップの自己PRの書き方|例文&評価される強みも紹介

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自己PR例文つき! インターンシップの自己PRは○○で選考通過率を上げる!

目次

  1. インターンシップの自己PRで自分の魅力を効果的にアピールしよう!
  2. まず知っておきたい! インターンシップの自己PRに関する基礎知識
  3.  インターンシップと本選考では重視する基準に違いがある
  4. インターンシップの選考で採用担当者が見ているポイント
  5. アピールしたい強み別! インターンシップ選考の自己PR10例文
  6. OK例文①計画性
  7. OK例文②問題解決能力
  8. OK例文③粘り強さ
  9. OK例文④コミュニケーション能力
  10. OK例文⑤周りを巻き込む力
  11. OK例文⑥慎重さ
  12. OK例文⑦サポート力
  13.  NG例文①具体的なエピソードがない
  14. NG例文②結論から伝えられていない(エピソード先行)
  15.  NG例文③商品やサービスが好きなだけのアピール
  16. 実際に作成してみよう! インターンシップの自己PR作成法5ステップ
  17. ステップ①自己分析でこれまでの経験を洗い出し強みを見つける
  18. ステップ②インターンの概要から求められる能力や姿勢を把握する
  19. ステップ③参加するインターンに合わせてアピールする強みを選ぶ
  20. ステップ④インターン参加者の体験談をもとに内容をブラッシュアップする
  21. ステップ⑤自己PRの構成の型に従って組み立てる
  22. どんなアピールが効果的? 参加するインターンに合った強みを選ぼう
  23. 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  24. 高度専門型インターンシップ
  25. 参加するインターンシップについて事前に研究し自己PRを作成して選考を通過しよう!

インターンシップの自己PRで自分の魅力を効果的にアピールしよう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。インターンシップの選考で自己PRを作成しようとしている学生から、

「インターンの自己PRでは、何をアピールすれば良いのでしょうか?」
「特別な経験がないので、アピールすることが思い付きません」

といった相談をよく受けます。インターンの選考において、自己PRは志望動機と並んで問われる可能性が高い質問です。近年はインターンの競争率も高まっていることから、選考を突破するには自己PRを通じて自身の魅力を効果的にアピールする必要があります。

この記事では、インターンの選考で企業が見ているポイントや、効果的な自己PRの作成方法などについて解説していきます。アピールしたい強み別の自己PR例文も紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

インターンの選考を突破するには、面接対策も重要です。インターンの面接対策については、以下で解説しています。

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キャリアアドバイザーからあなたにメッセージインターンに応募する前に押さえておきたい大切な心構え

吉川 智也

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入社意欲が低くても自己PRはしっかり作ろう

「とりあえず受けてみよう」という気持ちで、インターンの選考を受けることもあると思います。選考を受けるときには「とりあえず」でも、インターンに参加することで志望する業界や企業の視野が広がったり社員とのつながりを持てたりと、プラスになることもあります。

貴重な機会を逃さないためにも、これから解説する内容を参考にして、応募企業別にしっかりと自己PRを作り込みましょう。

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まず知っておきたい! インターンシップの自己PRに関する基礎知識

自己PRは自分の強みや実績などをアピールすることですが、インターンの自己PRを考える際は、インターン選考と本選考の違いや、インターン選考で採用担当者が見ているポイントについて理解しておく必要があります。

そこでまずは、インターンの自己PRに関する基礎知識について解説します。自己PRを作成する際の根底となる部分でもあるため、ここでしっかりと押さえておきましょう。

 インターンシップと本選考では重視する基準に違いがある

インターン選考と本選考では、そもそも企業が重視する基準に違いがあります。この違いを理解せずに本選考の対策法をそのままインターンの選考に活かそうとすると、ずれた対策になってしまう可能性があるため、しっかりと整理しておく必要があります。

企業が重視する基準
  • インターン選考:ポテンシャルや意欲の高さ
  • 本選考:志望度の高さや人間性

インターンは「自社の魅力を知ってもらいたい」「優秀な学生を囲い込みたい」というのが、企業側の主な目的です。そのため、インターン選考ではコミュニケーション能力などの基礎的な能力や、インターンそのものへの参加意欲が重視される傾向にあります。

一方、本選考では実際に採用する学生を見極めることになるため、自社への志望度の高さや、「長く活躍してくれそうか」「自社の雰囲気にマッチするか」といった人間性の部分が重視される傾向にあります。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自己PRを作る際に押さえておきたいポイント

塩田 健斗

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企業は学生の強みが発揮された具体的な状況が知りたい

インターンの自己PRを作成する際には、まず企業の質問の意図を理解しましょう。企業は学生の強みを知りたいだけでなく、その強みが発揮された状況での取り組みや対策、結果を詳しく知りたいと考えています。具体的には、「その強みを発揮した場面はどのような状況なのか」「その強みをどのように活かしたのか」「その結果どうだったのか」という点ですね。これらを具体的に伝えることで、企業からの印象もより良くなりますよ。

自分の強みを発揮した場面であっても、すべてが思い通りに進んだケースは少ないはずです。だからこそ、その経験のなかでどのような目標を掲げ、どのような課題に直面したのか、そして、その課題に対して自分の強みを活かしてどのように対処したのかを明確に示すことが大切です。

「目標設定→課題→課題に対する対策→結果」を具体化することがカギ

自己PRを作成する際にぜひ活用してほしいのが、以下の構成です。

【自己PRを効果的に伝える構成】
①結論(あなたの強みはなにか)
②出来事(強みを示す出来事はなにか)
③目標と課題(どんな目標を掲げ、どんな課題に直面したか)
④取り組みや対策(強みを活かして、どう対処したのか)
⑤結果(取り組んだ結果どうなったのか)
⑥学び(その経験から何を学んだのか)
⑦今後の活かし方(入社後にどうやって活かすのか)

特にこの構成の③~⑤を明確にして具体的に作成できると、「あなたならでは」の強みが企業に存分に伝わる自己PRを作成できますよ。

インターンシップの選考で採用担当者が見ているポイント

インターンの選考では基礎的な能力や参加意欲が重視されますが、採用担当者が主に見ているポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

効果的な自己PRを作成するには、これらのポイントをしっかりと理解しておくことが大切です。それぞれのポイントについて、順に見ていきましょう。

企業の求める能力と合致するか

インターンを実施する企業は当然ながらインターンを充実させたいと考えており、優秀な学生がいる場合には採用につなげたいという思いがあります。そのため、 採用担当者は「自社の求める能力と合致するか?」という点を見ています。

たとえば、チームワークが求められる職種で、インターン自体もグループで活動する体験が多いにもかかわらず、「一人でコツコツ物事を進める能力があります」とアピールしても、面接官に響かないのはイメージしやすいですよね。

魅力的な自己PRにするには、その企業が求める能力についてアピールすることが重要です。

わかりやすく伝えられているか

インターンの選考においては、わかりやすく伝えられているかどうかで、コミュニケーション能力の基本も見られています。わかりにくい話や長すぎる話は印象に残らないどころか、マイナスイメージにつながる可能性があります。

そのため、インターンの自己PRでは伝えたい要点を絞り、話を論理的に組み立てて、簡潔で説得力のある構成にすることが重要です。また、どこかで聞いたことのあるようなテンプレート通りの話では面接官の印象に残らないため、自分が感じたことや、経験を通じて得たものを自分の言葉でしっかり表現するようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

面接では話す内容だけではなく、話すスピードや声の出し方などにも意識を向ける必要があります。早口になりすぎないよう、ハキハキと緩急をつけて話すと面接官の記憶に残りやすくなりますよ。

参加意欲が高いか

インターンはその企業の就業体験ができる、言わば「お試しの場」ではありますが、企業側からすれば参加する学生には現場の仕事をしっかり教えたいという思いがあります。

そのため、インターンの選考では参加意欲の高さも見られています。「なんとなく面白そう」「なんとなく就職に有利そう」といった、中途半端な気持ちでは企業も採用したがらないため、自己PRを通じて積極的にインターンに取り組む姿勢をアピールすることが重要です。

また、参加意欲が高い学生は、インターンに参加する目的が明確になっていることが多い傾向にあるため、「インターンで何を学びたいか」「どう成長したいか」という点も言語化できるようにしておきましょう。

インターンの目的や心構えについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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アピールしたい強み別! インターンシップ選考の自己PR10例文

インターンの自己PRを考えるにあたって、まずは例文を参考にしてイメージをつかんでおきたいという人も多いかと思います。

ここからは、インターンの自己PRについてアピールしたい強み別の例文を7つ紹介するので、これらを参考に全体の流れとポイントをつかんでおきましょう。また、NG例文も紹介するので、自分が当てはまっていないかを確認しながら見てみてくださいね。

OK例文①計画性

例文

私の強みは、計画性があることです。何事にも目標や最適なゴールを見据え、そこから逆算して計画を立てないと気が済まない性格です。私が所属する研究室で最初に取り組んだ研究で、その強みを発揮しました。

研究室に入った新入生4人で最初に取り組むテーマを「○○」に決めたのですが、研究発表までは3カ月しかありませんでした。リーダーは別にいましたが、私は研究計画書の作成を自ら進んでおこないました。

ほかのメンバーと相談しながら研究の目的や期待される効果を明確に定め、必要な研究設備などを洗い出し、細かくスケジュールを立てました。計画通りに進まないこともありましたが、緻密に計画を立てていたので軌道修正がスムーズにいきました。「○○さんの計画書のおかげで研究発表がうまくいった」と言われてとても嬉しかったです。

貴社のシステム構築の体験インターンでも最初の計画が要になると思いますので、私の強みを活かし成果を出したいです。

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エピソードを選ぶ際は内容のインパクトではなく、アピールしたい点とのマッチ度に着目するようにしましょう。

自己PRで計画性をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自己PRを作成する際のポイント

成瀬 遼

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成瀬 遼

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伝えたい強みと強みが発揮されたエピソードの一貫性が大切

インターンにおける自己PRの質問は、就活生にとっては「ストレートに自分のアピールポイントを伝える最大のチャンス」ととらえてください。

この例文の良い点は、アピールしたい強みとそれを裏付けるエピソードに一貫性があることです。「計画性」という強みを理系向けのインターンでアピールするためには、短期間でのエピソードではなく、中長期的なプロジェクトベースでの経験をピックアップして話すのが効果的です。そのため、研究室での研究プロジェクトは非常にマッチしたエピソードと言えます。

また、目標を達成するための思考回路として「逆算思考」を伝えることができ、より計画性という強みに信憑性を持たせることができます。

OK例文②問題解決能力

例文

私はどんなに小さなことでも課題として真摯にとらえ、解決に導く問題解決能力があります。ゼミで研究していた地域の活性化の必要性について、文献での研究だけでは確証が得られない部分に関し、地元の方々に実地調査をおこないました。

ただ実地調査ではわからないこともあり、その際には再度文献をあたり必要に応じて実地調査を繰り返しておりました。わからないことがあれば細かく確認していき、一つひとつの答えを見つけていくことで全体の疑問を解決し、学科の論文発表会では最優秀賞をもらうことができました。

この経験から培った問題解決能力を活かし、貴社の営業職のインターンでもしっかりと知識を吸収して自身の課題の発見と改善につなげたいと考えております。

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過去にどのように発揮したか詳しく述べられており、説得力が高められています。細かなことにも問題意識を持ち、積極的に行動してくれそうですね。

問題解決能力の鍛え方や自己PR例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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OK例文③粘り強さ

例文

私の強みは、一度始めたことは最後まで投げ出さずにやり遂げられる粘り強さです。小学生のころから現在までバスケ部に所属しています。幼いころに親にすすめられて始め、当初は非常に楽しく感じることが多かったです。しかし学年が上がるにつれ競争が激しくなり、レギュラー争いに負けて惨めな思いをすることも増えてきました。

もうバスケをやめようかと感じたこともありましたが、好きなバスケでは誰にも負けたくないと思い直し、日々熱心に練習を重ねました。その結果、大学はバスケで推薦をいただけるまでになり、常にレギュラーとして活躍してきました。貴社のインターンにおいても、諦めずに力を尽くし、与えられた課題を100%達成できるよう努めます。

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強みの経験がしっかりとインターンでの行動に結びつけられている点が良いですね。インターンにおいても、掲げた目標に向かい粘り強く努力してくれそうだと期待できます。

自己PRで粘り強さをアピールする際のポイントや例文については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!

自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

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OK例文④コミュニケーション能力

例文

私はコミュニケーション能力に自信があります。私は大学入学当初より、携帯電話販売のアルバイトをしています。携帯販売では、他社からの乗り換えやプラン変更など複雑な手続きをいかにわかりやすく説明するかが重要です。特にお年寄りに対して、要点を押さえて簡潔に説明する工夫を日々おこなっていました。

携帯販売の仕事で私がいちばん勉強になったことは、キャンペーンで店舗周辺を歩いている人に声を掛けることです。最初はとても緊張して声が小さいと指摘されたこともありましたが、自主的に練習することで堂々と話す度胸が身に付きました。

それと同時に、商品に興味を持っていただくためのプレゼンテーション能力が身に付いたと実感しています。アルバイトを通じて身に付けたコミュニケーション能力は、貴社の営業職の販路開拓インターンにおいても活かせると考えています。

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コミュニケーション能力を身に付けた背景について、アルバイトの具体的なエピソードと交えてうまく説明できていますね。自主的に練習することで課題を克服したというエピソードにより、課題をそのままにしない責任感や主体性も感じられます。

自己PRでアルバイトの経験を伝える際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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OK例文⑤周りを巻き込む力

例文

私の強みは、周りを巻き込む力です。私は高校、大学と卓球部に所属していましたが、大学2年生になったばかりのころ、スランプに陥った部員がいました。私にも同様の経験があったので、何か部活全体で取り組めることはないかと考えました。

そこで私は、個人の強みや弱みを皆で共有し、解決するためのミーティングをおこなうことを提案しました。弱みも言わないといけないので、部内の雰囲気が悪くなることもありました。しかし、「勝ちたい」という気持ちを大事にしようと訴え続けたことで、徐々に皆が積極的に意見を言ってくれるようになったのです。

その結果、卓球部全体の勝率が上がり、皆で達成感を味わうことができました。貴社のインターンでのグループワークでも、この巻き込み力の高さを発揮しチーム一丸となって質の高い結果を残すことができると考えています。

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仲間と協力した経験や、チームを動かせる力が効果的にアピールできていますね。グループワークのインターンやチームワークを重視する企業であれば、周りを巻き込む力は評価されやすいですよ。

自己PRで人を巻き込む力をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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OK例文⑥慎重さ

例文

私は、慎重に物事を判断することでミスを防ぐ力があります。学生時代はアパレルショップでアルバイトをしていました。お客様にお品物をお渡しするときには商品を検品する必要がありましたが、なかにはその過程を飛ばしている人もいました。しかし私はどれだけ忙しくても一つひとつ丁寧に衣服に異常がないかを確かめることを徹底していました。

一方で時間短縮の対策として、事前に商品のタイプによってチェックする箇所を決めておき、スピード感を持って検品をしました。その結果、先輩から「仕事が早いのにすごく丁寧」とのお言葉をいただくこともありました。

貴社の企画開発職のインターンにおいても、慎重さという強みを活かして不備やリスクを見落とさないような企画をしたいと思っています。

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慎重さは時間をかけすぎることの裏返しになってしまう場合もありますが、エピソードのなかでスピードを上げるための方法についても触れている点が良いですね。

自己PRで慎重な性格をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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OK例文⑦サポート力

例文

私の強みは、サポート力です。大学時代はバレー部のマネージャーを務めていました。ユニフォームの洗濯やドリンクの補充、練習用具の準備や片付けといった通常業務に加え、試合でのスコアや各選手の活躍を記録したノートを付けました。

ノートを取るのは正直大変ではありましたが、監督からは選手のデータや状況の把握がしやすいと褒めていただき、部員からもライバル校のスカウティングがしやすいと言っていただきました。

貴社のグループワークのインターンでも、グループとしての目標達成をメインに置き、自分だけで動くのではなく仲間の発言をサポートすることでグループの力を高めたいと考えています。

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マネージャーのエピソードを用いることで、「チームのために努力をする」強みをわかりやすく伝えられていますね。インターンのグループワークにおいても、チームのサポート役としての活躍に期待できます。

自己PRで縁の下の力持ちをアピールする際のポイントや例文については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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縁の下の力持ちは適性のある企業を見極めてアピールすると好評価が得られますよ! この記事では縁の下の力持ちを発揮できる仕事、アピールポイント、PR例文をキャリアアドバイザーが解説します。 企業でもとめられる強みを見極めて魅力的な自己PRにしましょう。

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自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけ裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!

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 NG例文①具体的なエピソードがない

例文

私の強みは、リーダーシップです。私は大学で○○というボランティアサークルの代表を務めています。このサークルは、地域の子どもたちの教育をサポートすることで、教育問題について考えることが目的で設立されました。

学習支援や子ども食堂支援などさまざまなボランティア活動をおこなっています。私は代表として率先して行動し、メンバー全員をひとつにまとめることができました。貴社でのインターンでもチームの意見をまとめ、リーダーシップを発揮したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

単に自分の強みと実績を述べているだけなので、説得力に欠けています。リーダーシップを発揮した具体的なエピソードも述べるようにしましょう。

NG例文②結論から伝えられていない(エピソード先行)

例文

私はずっとピアノに憧れていたのですが、高校までは部活と勉強で忙しく習う時間がありませんでした。大学入学と同時に思い切って電子ピアノを購入し習い始めたのですが、楽譜すら読めないところからスタートしたため、同年代の上手な人を見るたびに落ち込んでいました。

しかし、どうしても弾いてみたい曲があったので、毎日1時間は練習時間を確保し地道に練習をしてきました。その結果、2年で憧れていたショパンの「子犬のワルツ」が弾けるようになりました。

このように目標へ粘り強く取り組む姿勢は、貴社のインターンの課題達成プログラムでも発揮できると考えています。

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キャリアアドバイザー

エピソードから述べているため、自分の強みが伝わりづらくなっています。自己PRでは最初に結論(自分の強み)を述べるようにしましょう。

 NG例文③商品やサービスが好きなだけのアピール

例文

私は貴社の○○という製品が好きで、長年愛用させていただいております。貴社の製品はデザイン性に優れており、手にするだけで生活が豊かになったような気持ちになるのがいちばんの魅力です。

デザイン性だけではなく、環境にも配慮された開発スタイルにも大変感銘を受けました。デザイン性と省エネ、さらに低価格を同時に実現できている、ほかに類を見ない製品だと感じております。

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キャリアアドバイザー

本選考ではないため、応募先の商品やサービスに対する熱意を伝えてもアピールにはなりません。インターンの自己PRでは、自身の強みや参加意欲をアピールするようにしましょう。

実際に作成してみよう! インターンシップの自己PR作成法5ステップ

インターンシップの自己PR作成法5ステップ

いざ自己PRを作成しようとしても、どこから手を付ければ良いのかわからないこともあるかと思います。

そこでここからは、インターンの自己PR作成法を5ステップで解説していきます。この手順に沿って進めていけば、効果的な自己PRを作成できるようになりますよ。

ステップ①自己分析でこれまでの経験を洗い出し強みを見つける

まずは自己PRの材料を集めるために、自己分析によってこれまでの経験を洗い出し、自分の強みを見つけるところから始めましょう。

自分の強みを正確に把握できている人は、それほど多くありません。そのため、過去の経験を振り返り、「自分がどういう人間で、何ができる人間なのか」を言語化していくプロセスが必要となります

過去の経験で意欲的に取り組んだことを思い出して書き出してみましょう。アルバイト、サークル、部活、ゼミ、研究など何でも良いです。地味なことでもかまいません。成功したことだけでなく、挫折や失敗も含めて洗い出しましょう。

一通り書き出したら、「なぜその行動を選択したのか」と深く自分に問いかけて、自分の能力や志向、価値観を言語化していきましょう。そうすることで、徐々に自分ならではの強みが見えてくるようになります。

得意なことの探し方については、以下の記事で詳しく解説しています。

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得意なことを仕事にするには、まず自分の得意なことを見つけるために自己分析をしてみましょう! 今回は、得意なことを見つける6つの方法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。得意なことを仕事にするメリットとデメリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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得意なことが必ず見つかる6つの探し方|伝え方や具体例も徹底解説

ステップ②インターンの概要から求められる能力や姿勢を把握する

自分の強みを把握したら、次はインターンの概要から求められる能力や姿勢を把握していきましょう。

インターンを実施する企業は、なるべく自社の求める能力と合致した学生を採用したいと考えています。そのため、応募先の企業がどのような能力や姿勢を求めているのかを、事前に把握しておくことが大切です

企業によっては、インターンの募集要項に「このような学生に参加してほしい」といったように、求める人物像を明記しているケースもあります。その企業が求める能力や姿勢を把握しておけば、ほかの学生との差別化にもつながり、採用担当者の印象にも残りやすくなりますよ。

ステップ③参加するインターンに合わせてアピールする強みを選ぶ

求められる能力や姿勢を把握したら、続いて参加するインターンに合わせて、アピールする強みを絞り込んでいきましょう。

インターンのプログラム内容は、企業によってさまざまです。インターンで何をするかによって、アピールすべき強みも変わってきます。

たとえば、グループワークをおこなうインターンであれば、「協調性」や「リーダーシップ」、人の意見をしっかり汲み取る「傾聴力」などがアピールとして効果的です。一方、営業職の実務を体験するインターンであれば、「行動力」や「チャレンジ精神」などをアピールすることで高評価につながるでしょう。

このように、参加するインターンの内容からアピールする強みを絞り込んでいけば、より応募先にマッチした自己PRにすることができます

ステップ④インターン参加者の体験談をもとに内容をブラッシュアップする

自分のアピールする強みが見つかったら、内容をブラッシュアップしていきましょう。

その際に活用したいのが、過去にそのインターンに参加した人の体験談です。企業によってはインターンの特別ページを作っていたり、新卒採用の座談会ページで内定者がインターンのことを語っていたりするケースがあります。こうした生の声を確認して自己PRに取り入れることも、インターン対策として効果的です

たとえば、チームでのグループワークであれば、「その人がどのような役割を果たし、チームをゴールに導いたのか」といった点に着目し、「自分だったらどうするか」と考えることで、より完成度の高い内容にすることができます。

ステップ⑤自己PRの構成の型に従って組み立てる

内容が固まったら、以下の構成の型に従って、実際に自己PRを組み立てていきましょう。

自己PRの構成の型
  1. 自分の強み
  2. 強みを裏付ける具体的なエピソード
  3. インターンで実現したいこと

まずは「私の強みは○○です」といったように、はじめに自分の強みを述べましょう。最初に結論を述べたほうが説得力が増し、相手も話の全体像をつかみやすくなります。

結論を述べたら、その強みを裏付ける具体的なエピソードを述べます。簡潔かつ説得力のあるエピソードにするためには、「だれが(Who)、どこで(Where)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」の5W1Hを意識しつつ、自分自身の考えや感じたことも盛り込むことがカギです

最後に、その強みを活かして、インターンで実現したいことをまとめましょう。意気込みまで述べることで、応募先に参加意欲の高さをアピールできます。

キャリアアドバイザーが読み解く!周りと差がつく自己PRを作成するコツ

堀内 康太郎

キャリアアドバイザー

堀内 康太郎

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「その仕事が自分に向いている理由」を明確に伝えよう

前提として、新卒採用では就業経験のない求職者を採用するため「入社後に活躍するかどうか」を見極めるのが困難です。そのような状況で、企業で就業するインターンはその前段階となるお試し期間と言えます。

そのうえで意識したい点は2点あります。1点目は、その仕事(職種)に向いていることを自信を持って伝えること。2点目は「なぜ向いているのか」を伝えることです。2点目については、実績やモチベーションを意識すると良いですよ。

一方で、本選考に比べて上記の2点はなかなか具体性が持ちにくいのが事実ですよね。それはほかの学生も同じ。だからこそ、その点に力を入れることで、ほかの就活生と差別化が図れます。企業は就活生に対して「頑張ってほしい」「成果を出してほしい」と思っているので、これらを意識してアピールしていきましょう。

どんなアピールが効果的? 参加するインターンに合った強みを選ぼう

参加するインターンに合った強みを選ぼう

インターンにはいくつかのタイプがあり、タイプによって求められることも変わってくるため、参加するインターンのタイプに合った強みを選ぶのも効果的です。

ここからは、インターンのタイプ別に効果のあるアピールポイントを紹介していくので、自己PRを考える際の参考にしてみてください。

汎用的能力・専門活用型インターンシップ

汎用的能力・専門活用型インターンシップは、企業単独、もしくは大学が企業や地方自治体などと連携しておこなうインターンです。学生が参加する期間の半分以上を、職場での就業体験に充てることが必須となっています

汎用的能力活用型インターンと専門活用型インターンの違い
  • 汎用的能力活用型インターン:短期(5日以上)で実施され、仕事への適性や汎用的能力が重視される
  • 専門活用型インターン:長期(2週間以上)で実施され、専門性が重視される

短期(5日以上)

短期(5日以上)の汎用的能力活用型インターンは、特に専門性が求められないことから、参加意欲やさまざまな分野で活かせる強みが重視される傾向にあります。

そのため、汎用的能力活用型インターンの自己PRでは、参加への積極的な姿勢を示せる強みや、汎用性の高い強みをアピールするのが効果的です。

参加への積極的な姿勢を示せる強みの例
  • 積極性
  • 行動力
  • 主体性
  • チャレンジ精神
汎用性の高い強みの例
  • コミュニケーション能力
  • 課題解決能力
  • 計画力
  • 情報収集力

長期(2週間以上)

一方、長期(2週間以上)の専門活用型インターンは、社員に混ざって長期間働くことになるため、参加意欲に加えて自社との相性が重視される傾向にあります。

そのため、専門活用型インターンの自己PRでは、事前に企業の社風や風土を理解しておき、それに沿った強みをアピールするのが効果的です。

たとえば、チームワークを大切にしている企業であれば、「協調性」や「コミュニケーション能力」、成長志向が高い企業であれば、「行動力」や「粘り強さ」といった強みがマッチします。

長期インターンについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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高度専門型インターンシップ

高度専門型インターンシップは、大学院の修士・博士課程を対象にした、特に高度な専門性が求められるインターンです。2カ月以上の長期にわたって実施されることから、企業との相性に加えて、自分の研究分野とのマッチングが非常に重要となります

そのため、高度専門型インターンの自己PRでは、企業のニーズをしっかりと理解したうえで、自分の研究成果をどう活かせるのかをアピールするのが効果的です。

参加するインターンシップについて事前に研究し自己PRを作成して選考を通過しよう!

効果的な自己PRを作成するためにはやることも多く、いろいろと苦慮することもあるかと思います。ただ、入念な自己分析や企業研究はインターンの選考だけでなく、その後の就活にも大いに役立ちます。

今回解説した内容を参考にしながら、あなたの魅力が最大限に伝わる自己PRを作成して、ぜひ希望のインターン参加を勝ち取ってくださいね。

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