質問例60選|新卒の看護師の面接は事前準備が選考突破の肝になる!

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目次

  1. 新卒の看護師の面接では頻出質問への回答準備はマスト
  2. 看護師の面接で採用担当者がチェックしている3つのポイント
  3. ①職場との相性は合いそうか
  4. ②仕事に対する意欲があるか
  5. ③観察力やコミュニケーション能力などがあるか
  6. 看護師の面接では身だしなみや振る舞いが厳しく評価されやすい!
  7. 入退室の仕方
  8. 話し方
  9. 身だしなみ
  10. 採用担当者の印象に残りやすい! 新卒の看護師の面接で回答する際の3つのポイント
  11. PREP法を用いて簡潔に回答する
  12. 応募先の病院・施設が求める人物像に近い回答を作成する
  13. 逆質問の内容は考えておく
  14. 避けるべき逆質問の例②待遇ばかりにフォーカスした内容
  15. 新卒の看護師の面接での質問例一覧60選
  16. 新卒の看護師の面接での頻出質問の回答のポイントと回答例10選
  17. ①当院を志望する理由は何ですか?
  18. ②あなたの自己PRを教えてください
  19. ③あなたの長所と短所を教えてください
  20. ④学生時代に力を入れたことは何ですか?
  21. ⑤配属先の第一希望を教えてください
  22. ⑥看護実習で印象に残っていることは何ですか?
  23. ⑦看護師を目指したきっかけは?
  24. ⑧将来はどんな看護師になりたいですか?
  25. ⑨どんな方法でストレスを解消していますか?
  26. ⑩他の病院や施設を受けていますか?
  27. 新卒の看護師の面接での頻出質問の回答を作成して選考突破しよう

新卒の看護師の面接では頻出質問への回答準備はマスト

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。面接を控えた看護学生から

「看護師の面接ではどんな質問がされるのか分かりません」
「どんな回答をすると採用担当者の評価が良くなるのでしょうか」

という声が寄せられています。話すのが得意だからといって、面接にぶっつけ本番で臨んでしまうと質問の意図に沿っていない回答になりやすいです。そのため、新卒の看護師の面接では頻出質問への回答準備はマストでしょう。

学生は実務経験がないことから質問も似たり寄ったりになります。対策しておくだけで採用担当者の評価が良くなる可能性は高いですね。

ここでは看護師の面接での質問の回答から採用担当者がチェックしているポイントや回答以外に評価されやすい点、面接で回答する際のポイントを例文付きで解説します。面接対策が必要だと感じた看護学生はぜひ最後まで読んでみてください。

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看護師の面接で採用担当者がチェックしている3つのポイント

看護師の面接で採用担当者がチェックしている3つのポイント

面接をする目的は長期的に貢献できる人材を探すことであり、回答から学生の性格や素質を見抜いています。面接の質問の意図を把握して回答を考えられれば、選考突破できる可能性が上がるでしょう。そこでここでは、看護師の面接での質問の回答から採用担当者がチェックしているポイントを3つ解説します。

①職場との相性は合いそうか

面接での雰囲気や受け答えの内容から職場の人や社風と相性が合うかをチェックしていますね。職場との相性が悪いと人間関係で苦労してしまい、十分に能力が発揮できないかもしれません。

優秀な人でも職場との相性が合わないと判断されれば、採用を避けられてしまう可能性があります

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看護師は同僚との連携が必要な職種なため、他の職種より職場との相性は重視されるでしょう。

②仕事に対する意欲があるか

看護師は人手不足であり、学生の入社後の短期離職は企業としても避けたい問題でしょう。

事実、公共社団法人日本看護師教会の「2021年病院看護・外来看護実態調査」によると、ここ15年の看護師の離職率は10%前後でした。採用が厳しい状況下では、決して低い離職率ではありません。

一方、仕事に対するモチベーションが高い学生は入社後に定着してくれる傾向があるため、採用担当者は仕事に対する意欲をチェックしていますね。

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仕事に対する意欲をアピールするには応募先の職場について詳しく知ったうえで、実際に採用された際に何ができるかを伝えてみましょう。

③観察力やコミュニケーション能力などがあるか

観察力やコミュニケーション能力など、看護師の面接では書類選考では見抜けない能力の有無を判断している場合が多いです。看護師は医師や他の看護師とコミュニケーションを取ることが必須の職種になります

また、観察力がないと、生死にかかわるような患者の異変を見逃してしまうかもしれません。これらの力は一朝一夕で身につくものではないため、採用担当者は面接の場において素養があるかをチェックしているのです。

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上記の能力を自己PRとして記載してみましょう。看護師向きだと判断してもらえる可能性が上がりますね。

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看護師の面接では身だしなみや振る舞いが厳しく評価されやすい!

弱っている患者とかかわる看護師は清潔感や安心感、信頼感などが求められます。なかには質問への回答さえしっかりしていれば良いと考えている学生もいるかもしれませんが、面接の回答だけでなく、身だしなみや面接での振る舞いから人柄を判断されやすいです。

そのため、看護師の面接では一般企業以上に身だしなみや振る舞いで減点されやすいケースもあります。

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些細なことですが、冬の場合はコートを脱いでから病院に入ったり、控え室では私語を慎むなど、面接前から振る舞いには気をつけましょう。

入退室の仕方

採用担当者は話した内容だけではなく、面接時の学生の様子をチェックしています。厳しく減点される可能性が高いため、特に以下のような入退室時の注意点を覚えておきましょう。

入退室時に面接官が見ているポイント
  • 入室時や椅子に座る際、退出時に「失礼します」と言葉を添えているか
  • 挨拶した後に「どうぞ」と勧められてから着席したか
  • 荷物は椅子の脇に立てておいたか
  • 面接後に「本日はありがとうございました」と感謝の気持ちを述べているか

面接当日のマナーについて詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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話し方

看護師として十分なコミュニケーション能力があると判断してもらうためにも、話し方には注意しましょう。採用担当者は話し方から患者に安心感を与えられるかを判断しているでしょう。

話す際に注意すべきポイント
  • 目線:目が泳いでいると挙動不審に見えてしまう。相手の目を見て話すのがベター。難しい場合は5秒に1回くらい視線を外す。
  • 声:声が小さくなりすぎないように気をつける。面接では無意識に早口になってしまう場合が多いため、普段よりややゆっくり話すことを心掛ける。
  • 正しい敬語を使う:謙譲語・尊敬語の使い分けをできるようにしておく。
  • 質問への答え方:質問の意図をつかんで、的確に答える。具体的なエピソードを話すと説得力が増す。

特に面接での基本的な言葉遣いがマスターできていないと、大きく評価を下げてしまいます。面接での言葉遣いに不安がある学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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身だしなみ

面接での身だしなみがいまいち分からない学生もいるかもしれません。面接での身だしなみがきちんとしていると、看護師として働く際に十分な清潔感があることを把握してもらえますね

女性
  • スーツ:黒や紺など控え目な色。
  • インナー:白や淡い色などのブラウス。
  • 髪型:長い場合は一つにまとめる。前髪は横に流すorピンで留めて、目にかからないようにする。
  • メイク:ナチュラルメイクが基本。
  • 靴:本革の黒色のパンプス。3〜5cm程度のヒールは印象が良い。
男性
  • スーツ:黒や紺、グレーなど落ち着いた色。
  • シャツ:白色の無地が基本。色付きのシャツはカジュアルさが出て、学生らしさが損なわれる。
  • 髪型:耳周りを出した短髪がおすすめ。おでこが見えるように前髪をあげると清潔感が出やすい。
  • 靴:ストレートチップ・プレーントゥ・Uチップの黒い革靴。
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看護師として業務に支障がない程度に爪を短く整えておきましょう。もちろん、ネイルやマニキュアはご法度ですね。

就活の身だしなみについて詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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採用担当者の印象に残りやすい! 新卒の看護師の面接で回答する際の3つのポイント

新卒の看護師の面接で回答する際の3つのポイント
  • PREP法を用いて簡潔に回答する
  • 応募先の病院・施設が求める人物像に近い回答を作成する
  • 逆質問の内容は考えておく

悪目立ちをしてしまっては本末転倒ですが、採用担当者の印象に残らないと選考突破は難しいです。採用担当者に伝わりやすく回答したり、応募先の病院・施設とマッチしていることが分かる内容を伝えたりすることが効果的なアピールになるでしょう。ここでは、新卒の看護師の面接で回答する際のポイントを3つ解説します。

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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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PREP法を用いて簡潔に回答する

PREP法とは、要点が分かりやすい文章を作成するためのフレームワークのことです。以下のように話を展開することで、採用担当者に要点を理解してもらいやすくなりますね。

  • Point(結論):私の強みは観察力です。
  • Reason(理由):強みだと判断した理由は学生時代のバレー部で問題を解決したためです。
  • Example(具体例):バレー部の問題児に指示を聞いてもらうため、彼女を観察してランメニューには真剣に取り組むことを発見。その後に早朝のランニングで打ち解けて、指示を聞いてもらえるようになりました。
  • Point(結論):この経験を活かして、御院でも患者の寄り添ったケアを心掛けたいと思います。
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冗長な回答になるのを避けるためにも、PREP法を使用してみてはどうでしょうか。

応募先の病院・施設が求める人物像に近い回答を作成する

前述したとおり、応募先の病院・施設にマッチする人材は長期的に貢献できる可能性が高いですね。応募先の病院・施設にマッチする人材=応募先の病院・施設が求める人物像に近い人材であるため、自分が求める人材に近いことをアピールしましょう

応募先の病院・施設が求める人物像の調べ方
  • 応募先の病院・施設の公式サイトを調べる
  • OB・OG訪問で聞いてみる
  • 応募先の病院や施設でアルバイトをしてみる
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キャリアアドバイザー

公式サイトに掲載されていない情報は他の学生が仕入れていない独自の情報になるため、差をつけられるでしょう。

上原 正嵩

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ネットの口コミ情報には注意をしましょう

まずはネットから情報を収集する人が多いと思いますが、その際にはいくつか注意しましょう。たとえば口コミサイトには、労働環境などに対する個人の意見が掲載されていることもあります。しかし数字だけを見てそれがすべてだと鵜呑みにしすぎないでください。世の中には自分と同じ人はいないので、同じ事象に対してある人はネガティブに捉えたとしても自分にとってはポジティブなことであるケースもあります。

ネットの情報だけを鵜呑みにして判断をするだけではなく、もし実際に病院やその周辺に足を運べるのであれば自分の目で雰囲気を見てみる、その病院の院長が書籍やメディアに登場している場合には調べてみる、などいろいろな情報を活用して多面的に判断できるようにしてください。

逆質問の内容は考えておく

面接の最後に「何か質問はありますか?」と採用担当者から質問される場合が多いです。逆質問には学生の疑問を解消する目的だけではなく、学生の自発性や職場への志望度の高さをチェックする目的もあります

逆質問で自分の疑問点や確認事項を明らかにする質問をして、採用担当者に印象に残りましょう。

逆質問の例
  • 入社後はどんな研修を受けられるのでしょうか? 
  • 入社前に準備しておくべきことはありますか?
  • 御院ではどんな看護師の方が活躍されていますか?
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キャリアアドバイザー

「逆質問は特にありません」と答えている学生もいるのではないでしょうか。逆質問をしないと、知りたいことがない=志望度が低いとみなされやすいため、事前に質問を用意しておくのをおすすめします。

逆質問が思いつかない学生はこちらの記事を参考にし、作成してみてください。

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【質問例55選】質問はありますか?と面接で聞かれた時の答え方

避けるべき逆質問の例①YES・NOで答えられてしまう内容

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就活生

入社後は〇〇科に配属されることはありますか?

上記のような質問では話が盛り上がらず、コミュニケーション能力に問題があると判断されてしまいやすいです

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キャリアアドバイザー

もしYES・NOクエスチョンを挟む必要がある場合は続けて、「それはなぜでしょうか?」「具体的な事例はありますか?」など深堀する質問をしましょう。

避けるべき逆質問の例②待遇ばかりにフォーカスした内容

給与や年間休日など待遇について気になる学生も多いですよね。ただ、待遇面の質問だけしてしまうと、「仕事をできるだけしたくないのか?」「業務内容より福利厚生に惹かれている」といった印象がついてしまうかもしれません

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就活生

残業はどの程度あるのでしょうか?

逆質問は応募先の病院への志望度をアピールする最後のチャンスであるため、待遇面ばかりにフォーカスした質問をするのはやめておきましょう。

避けるべき逆質問の例③事前に調べれば分かる内容

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就活生

御院の経営理念は何でしょうか?

といった求人票や病院の公式サイトで調べれば分かる質問をするのはやめておきましょう。下調べをしていない=志望度が低いと判断されやすく、採用を避けられてしまいます

学生のうちから現役の看護師に質問する機会は多くありません。そのため、実際の業務内容や看護観など採用担当者にしか聞けない内容を質問しましょう。

津田 祥矢

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自分が働いている姿をイメージしながら質問をしてみましょう

逆質問をするときには、自分が働いているイメージをしてみてください。看護師の仕事は多くの人と協力をしながら行います。そのため、たとえばチームワークを発揮するときにどのようなことを大切にしているか、何かトラブルが起きたときにどのような連携をとっているのか、などがわかるといいかもしれません。

これまで自分がチームで何かに取り組んだときに大切にしてきたことと、その病院が大切にしていることが似通っていれば働き始めてからも違和感なくチームワークを発揮できるでしょう。反対にまったく異なる考え方であった場合には戸惑ったり、最悪の場合うまく適応ができなかったりするリスクもあります。働くときのことをイメージしてみるとこの他にもいろいろな疑問が芽生えると思うので積極的に質問をしてみてください。

新卒の看護師の面接での質問例一覧60選

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就活生

新卒の看護師の面接では実際にどんな質問がされるのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

質問は自己紹介や勤務条件など6つの項目に分けられますね。質問を把握して、回答を考えておくだけでも初見の学生より有利になるため、目を通しておきましょう。

ここでは新卒の看護師の面接での質問例を60個紹介します。自己分析をしていれば、答えられる内容ばかりなので、チェックしてみてください。

自己紹介
  • 簡単に自己紹介をお願いします
  • お名前と所属を教えてください
  • 面接会場にはどのように来ましたか? 
  • 通勤時間はどのくらいかかりそうでしょうか? 
  • お持ちの資格は具体的にどのように業務で活かせるものでしょうか? 
  • 周りの人はあなたをどのように評価していますか? 
  • 友人にはどのように接しますか? 
  • あなたの特徴を教えてください
  • 自分を物にたとえると何でしょうか?
  • 自分を動物にたとえると何でしょうか? 
志望動機
  • 当院を志望する理由は何ですか?
  • 出身大学(専門学校)を選んだ理由を教えてください
  • 看護師を目指したきっかけは? 
  • 配属先の第一希望を教えてください
  • 職場選びの軸を教えてください
  • 仕事のやりがいは何だと思いますか? 
  • 他の病院や施設を受けていますか? 
  • 当院の志望順位は何番目でしょうか? 
  • 地元ではないようですが、なぜ当院なのでしょうか?
  • 当院に落ちたらどうしますか?
自己PR
  • あなたの自己PRを教えてください
  • 学生時代に力を入れたことは何ですか? 
  • あなたの長所と短所を教えてください
  • 自分の性格を表すエピソードを教えてください
  • 看護するうえで誰にも負けないことは何でしょうか?
  • リーダー経験はありますか? 
  • あなたを採用すると、当院にどんなメリットがありますか?
  • あなたの何が医療業界に活かせると思いますか? 
  • あなたの成功体験と失敗体験を教えてください
  • 自分のどの点が看護師向きだと思いますか?
勤務条件
  • 勤務先を選ぶうえで最も優先したい条件は何でしょうか?
  • 勤務時間について希望はありますか?
  • 夜勤やオンコール当番は対応可能ですか?
  • シフト制勤務に対応できますか? 
  • 出張や転勤は可能ですか? 
  • 日曜出勤は可能ですか? 
  • 残業はどの程度対応できますか? 
  • 月に〇〇時間程度の残業がありますが、大丈夫でしょうか?
  • 希望する科に配属されなかった場合はどうしますか? 
  • 部署異動や系列施設へのヘルプには対応できますか?
キャリアプラン
  • 将来はどんな看護師になりたいですか?
  • 理想の看護とはどんなものでしょうか?
  • 当院でのキャリアプランを聞かせてください
  • 5・10年後はそれぞれどんな自分になっていたいですか? 
  • 今後身につけたいスキルや取得したい資格はありますか?
  • どんな方法でストレスを解消していますか? 
  • 希望の配属先に入れなかった場合はどうしますか? 
  • 当院でやりたいことは何でしょうか? 
  • 当院での仕事を通してどう成長したいですか? 
  • あなたが尊敬している人はいますか? また、どんなところを尊敬していますか?
病院関係(理念や方針など)
  • 当院の理念をご存じでしょうか? 
  • 当院の理念で共感した部分はどのような点でしょうか? 
  • 当院の課題は何だと思いますか? 
  • 当院にはどんなイメージがありますか? 
  • 訪問介護にはどんなイメージをお持ちでしょうか? 
  • 当院の強みはどのような部分だと思いますか? 
  • 事務所内に看護師・ケアマネジャー・介護士がいる利点はどのようなところでしょうか? 
  • 看護学部の教育プログラムについてはどう思いますか? 
  • OB・OG訪問はしましたか?
  • 説明会には参加しましたか?

新卒の看護師の面接での頻出質問の回答のポイントと回答例10選

ここでは新卒の看護師の面接での頻出質問の回答のポイントと回答例を10個解説します。ポイントに沿って回答すると、採用担当者の高評価につながりやすいため、参考にしてみてください。

①当院を志望する理由は何ですか?

志望理由はその職場の魅力を感じたところや理由を伝えましょう。志望する職場の良さを語るだけではなく、その職場ではいけない理由があるとなお良いですね

職場とのマッチ度の高さをアピールできるため、自分が求めるキャリアと応募先の医療方針や働き方が合っていることを伝えるのをおすすめします。

志望動機の作成方法を詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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回答例

例文

終末期医療に携わり、患者の身体的・精神的苦痛をできるだけ除去したいと思い、御院を志望いたしました。御院はホスピスケアを推奨しており、終末期に患者の痛みを和らげるために尽力する姿勢が自分の看護観と合致しました。私は学生時代に3年間老人ホームでアルバイトをしていました。施設では利用者ファーストのケアを実践しつつ、家族が納得できるような内容を提案することの大切さを知りました。この経験を活かして、御院の終末期医療に貢献したいと思います。

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自分の看護観と応募先の医療方針が合致しており、この職場でないといけない理由が伝わる内容でした。応募先についてきちんと調べていることから志望度の高さが分かりますね。

②あなたの自己PRを教えてください

採用担当者は自己PRから応募先病院・施設に合った人材かどうかを見極めているのです。新卒の場合、自己PRでは以下のような学生時代の経験を伝えるのをおすすめします。

自己PRでおすすめのエピソード
  • 看護学校時代の実習
  • 学生時代のアルバイト
  • その他学外活動

看護師の実際の業務でも再現性があり、採用担当者に「うちの職場でも活躍できそう」と思ってもらえるような内容を伝えてみてはどうでしょうか

自己PRの作成方法を詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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回答例

例文

私の強みは観察力です。私は学生時代、バレー部に所属していました。その際に新入生の指導員を任されました。その際に練習態度が悪い部員がおり、なかなか指示に従ってくれませんでした。そこで態度を改善してもらうために練習中の彼女を観察してみると、他の生徒が流しているようなランメニューに全力で取り組んでいました。

高校時代のチームメイトに話を聞くと、陸上部とバレー部を兼任していた経験がありました。その後、彼女を早朝のランニングに誘ってみると一気に距離が縮まり、指示を聞いてくれるようになりました。この経験を活かして、御院でも患者に寄り添ったケアを心掛けたいと思います。

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観察から対応を導き出す考え方は業務でも再現性があると感じましたね。観察力はもちろん、コミュニケーション能力の高さが分かり、看護師向きだという印象がつくでしょう。

③あなたの長所と短所を教えてください

強みは複数のエピソードを伝えるより1つに絞って伝えてみてください。複数のエピソードを伝えてしまうと一つ一つの内容が薄くなり、採用担当者の印象に残りにくいです

ネガティブな印象がつくことを危惧して、短所を答えるのに抵抗がある学生もいるのではないでしょうか。短所は長所を言い換えた内容を伝えるのがおすすめします。

ただ、「短所はお節介なところです」と言いっぱなしにしてしまうと、マイナスな評価のまま終わってしまうため、克服するために努力していることまで伝えましょう。

長所と短所の作成方法を詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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回答例

例文

私の長所は計画性です。学生時代はハンドボールのインカレサークルで代表を務めていました。ある時、他大学の生徒から忙しくて参加できないという意見をもらいました。そこで部員の時間割をもらったり、特別な事情がある生徒とは個別で面談をしたりしました。結果的に火曜日の夕方と日曜日の午前中に隔週で活動するのがベストだと導き出し、参加率もかなりアップしました。

短所は心配性なところです。被害妄想をしてしまい、なかなか行動に移せない時があります。今は不安な気持ちに​​駆られたら少し考える時間を設けて、冷静に判断するようにしています。

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表裏一体の長所と短所を採用したことにより、説得力が出ていますね。短所を言いっぱなしにせず、対策を講じているため、業務に支障が出ると判断する採用担当者は少ないでしょう。

④学生時代に力を入れたことは何ですか?

採用担当者が学生時代に力を入れたことを質問する意図は、困難や課題をどう乗り越えたのかを知りたいためです。乗り越える過程は業務での再現性がある内容に仕上げましょう。

途中で投げ出してしまった経験では「仕事も同じように辞めてしまう」と判断されてしまいやすいです。そのため、看護実習やサークル活動、アルバイトなどの経験から何を得たのか、それが仕事にどう役立つのかまで伝えてみましょう。

ガクチカの作成方法を詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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回答例

例文

学生時代に力を入れたことは小児看護実習です。かなり適応力に乏しい小児を担当した際はどうすれば良いか分かりませんでした。そこで「家族看護として対応するのはどうか」と仮説を立ててから、先輩看護師にアドバイスを求めました。実習中は忙しい先輩の時間を奪わないことと自分の成長のために一度仮説を立ててから質問やアドバイスを求めることを意識しました。結果的に話を聞いた際に家族への指導が必要なことが浮き彫りになり、先輩から良い看護ができていたという評価をいただきました。この経験のように今後も知識を増やしつつ、考えてから行動に移していき、御院の看護師として貢献したいと思います。

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困難や課題を乗り越えた方法が明示されていますね。実習でのエピソードは業務での再現性も高いと判断してもらいやすいため、おすすめです。

⑤配属先の第一希望を教えてください

配属希望が必ず通るとは限りませんが、きちんと伝えておくと配属先を振り分ける際に参考にしてもらえる可能性がありますね。そのため、実習先での経験など第一希望にした理由まで伝えましょう。

回答例

例文

消化器内科を希望しています。食べることは生きることに直結しており、辛さや喜びを共感しながらケアしたいと思いました。患者数や症例が多いため、実習時代から多くの経験を積むことができたことも理由の一つです。

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就業意欲や学習意欲を感じる例文ですね。配属先の希望が通る可能性が上がるだけでなく、応募先でも成長して戦力になってくれる期待感が持てるでしょう。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

⑥看護実習で印象に残っていることは何ですか?

実習中のエピソードが詳細に思い出せない学生もいますよね。その場合は実習記録を見返してみましょう

また、新卒の場合は実務経験がほとんどないため、実習について質問をよくされます。志望動機と同様に応募する職場の特徴や理念とマッチするような内容にするのがベターですね。

回答例

例文

実習では患者の様子を観察することの大切さを学びました。担当した患者の症状は把握していたつもりでしたが、患者自身も分かっていない不調が隠れていたことがありました。患者が大丈夫だといっても、顔色や息遣い、体の様子などから読み取って検査を提案することが重要です。そのため、観察力が必要だと思いました。

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実務から学ぶ姿勢がある学生は将来的に貢献してくれる可能性が高いでしょう。応募する職場で必要とされる能力を伝えるのがおすすめですね。

⑦看護師を目指したきっかけは?

内容から看護師への志望度の高さや長期的に仕事を続けていく覚悟があるかなどを見ています。実際、確固たる動機がある人の方が辛いことがあった場合でも続けられる可能性が高いです

目指すきっかけを具体的なエピソードを加えて説明して、最後はどんな看護師になりたいかという内容で締めましょう。

回答例

例文

精神科看護師として働いていた母を見てきたことがきっかけです。母は看護師としての患者との距離の保ち方を応用して、友人関係で悩んでいた私の相談によく乗ってもらい、気持ちが軽くなりました。普段から患者の方の不安を取り除いていると同僚の方にも聞いたことがあります。母のような柔軟な考え方ができる看護師になりたいと思いました。

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辛い場面でも踏ん張りがききそうなきっかけでしたね。将来的なキャリアビジョンまで伝えると、長期的に定着できる姿を採用担当者にイメージしてもらいやすいです。

⑧将来はどんな看護師になりたいですか?

採用担当者はどんなキャリアプランを立てているかを知ることで、看護師の業務への理解度や目標を持って働けるかを判断しています。業務への理解度が高い学生は入社後のギャップが少なく、短期離職をする可能性が低いです。

定着できる人材を集めるためにこの質問をしていますね。現時点での目標で構わないため、自分の考えを伝えてみましょう。

回答例

例文

患者から真っ先に相談を受けるような看護師になりたいと思っています。患者からのサインを見逃さない観察力を身につけることはもちろん、関係性を築くため、先輩方のように小まめにコミュニケーションを取っていきたいです。

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キャリアアドバイザー

目指す看護師像に近づくために何をすべきかまで明確化されている例文でした。看護師の業務は患者とのかかわりだけではなく、同僚との連携も必要不可欠です。コミュニケーション能力を挙げていることは業務への理解度の高さを感じられますね。

⑨どんな方法でストレスを解消していますか?

看護師として働き始めたばかりの頃は体力的にも精神的にもキツいです。ストレスを溜め込んでしまうと短期離職の原因になります。そのため、自分なりのストレス発散方法があることは、看護師の仕事を続けていくうえで重要だと考えられている場合が多いですね

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社会人になると学生時代より友人と予定を合わせることが難しくなるため、1人でできるストレス発散方法があると良いでしょう。

回答例

例文

私のストレス解消方法はランニングです。悩みやすい性格なので、ランニングで血流を良くして、脳を刺激し、頭の整理をしています。

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キャリアアドバイザー

明確なストレス解消方法があれば、不満を溜め込むことはあまりありません。例文のような自分の性格を理解したうえで導き出した方法の方が説得力が増すでしょう。

⑩他の病院や施設を受けていますか?

併願していると志望度が低いと判断されて、選考で不利になると考えている学生もいるのではないでしょうか。就活において併願することは当たり前なため、マイナスな評価にはつながりません

ただ、併願していると正直に答えたうえで、この職場が第一志望だということを伝えましょう。

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学校と附属病院のつながりが強い場合は、附属病院を選ばなかった理由を問われる可能性が高いですね。

回答例

例文

はい。第一志望は御院ですが、他にもう1カ所総合病院を受けています。

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あくまで第一志望は応募先であることを強調しつつ、併願先を伝えましょう。併願先の病院に一貫性がないと志望動機に矛盾が生じてしまう場合もあるため、併願先をすべて伝える必要がありません。

吉川 智也

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ストレス耐性があることは伝えられるようにしましょう

看護師の仕事は、自分では気づいていなくても知らぬ間にストレスが溜まりやすい仕事です。夜勤も含む不規則な生活や、時には生死と隣り合わせになる業務、患者一人一人とのコミュニケーションなど、はじめのうちは慣れないこともたくさんあるかもしれません。

だからこそ、ストレス発散方法があることや、困ったときにきちんと周囲に頼れることなどが伝わるように心がけてください。反対に、あまりにもホスピタリティや思いやりがあることだけをアピールしすぎてしまうと、「大変な時に乗り越えられるだろうか」と思われてしまう可能性もあります。答える際のバランスを大切にしてください。

新卒の看護師の面接での頻出質問の回答を作成して選考突破しよう

新卒の場合は看護師としての実務経験がないため、質問の系統には偏りがあります。中途採用の場合はスキルや実績を確かめるために捻った質問がされる場合が多いですが、新卒の看護師が聞かれやすい質問はある程度決まっています。頻出質問の回答をしっかりと用意して、有利に選考を進めましょう。

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