就活で内定を掴む自己PRのテクニック|強み別の例文を13個を紹介

この記事のアドバイザー

目次

  1. 就活で上手に自己PRができないと内定が遠ざかる
  2. 自己PRを作成するには自己分析が必要
  3. 自己PRを伝える3つの流れ
  4. ①アピールする強みはひとつに絞る
  5. ②具体的なエピソードを伝える
  6. ③仕事での活かし方を伝える
  7. 自己PRの例文集
  8. 例文①責任感
  9. 例文②協調性
  10. 例文③チャレンジ精神
  11. 例文④継続力
  12. 例文⑤慎重
  13. 例文⑥縁の下の力持ち
  14. 例文⑦計画性
  15. 例文⑧好奇心旺盛
  16. 例文⑨負けず嫌い
  17. 例文⑩探究心が強い
  18. 例文⑪やり遂げる力
  19. 例文⑫問題解決能力
  20. 例文⑬追求心
  21. 自己PRは念入りな自己分析と具体的に強みを伝える文章構成が大切

就活で上手に自己PRができないと内定が遠ざかる

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「自己PRってどうやって作ればいいんですか?」
「自己PRできる強みが見つかりません……」

という声を多く聞きます。就活にとって自己PRはとても重要です。自分の強みを堂々とアピールできる就活生に対して、面接官は「自分のことをよくわかっている」「強みを活かして成長できそう」という印象を持ちます。そもそも、自分のことがわかっていないと企業選びも上手くできずに内定が遠ざかるばかりです。この記事では、就活をする上で重要な自己PRを作成する方法や面接での伝え方などについてご紹介していきます。

自己PRを作成するには自己分析が必要

自分史

面接でアピール力の高い自己PRを作成するには、入念な自己分析が必要です。自己分析をすれば過去を振り返ることができるほか、長所や短所を知れたり、将来目指す姿についても考えることができます。自己PRは企業での活躍を面接官にアピールするものでもあるので、将来像まで描いておくことが大切です。

自己分析の方法としておすすめなのが、自分史の作成です。自分史とは、過去の出来事を時系列に書き出したものです。自分史で活用して過去に熱心に取り組んだことや、苦労を乗り越えた経験を中心に思い返しましょう。自分史に書き出した出来事を「なぜ?」で深掘りしていくことで、価値観や強みが把握できるようになります。

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自己PRを伝える3つの流れ

自己PRを伝える流れ3つ
  1. アピールする強みはひとつに絞る
  2. 具体的なエピソードを伝える
  3. 仕事での活かし方を伝える

自己PRを「私の強みは〇〇です」で終わらせるのはNGです。自己PRは、面接の中でもっとも企業に自身をアピールできるチャンスと言えます。

学生時代、強みをどのような場面で発揮したのか、企業でどのように活かせるのかまで伝えることで、信ぴょう性が増し企業での活躍もアピールできるのです。これは、履歴書を書くときも面接で話すときも同じです。自己PRの流れを把握して、面接官に効果的にアピールしましょう。

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①アピールする強みはひとつに絞る

「自己PRできるものは何個もあった方がいい」と考える人もいるかもしれませんが、履歴書や面接で答える自己PRはひとつに絞りましょう。いくつも自己PRの内容を取り上げると、ひとつひとつの内容が薄くなってしまい、人柄や入社後の活躍を正しく伝えることができません。

自己PRはわかりやすく簡潔に伝わることを意識して作成する必要があり、長々としたアピールは評価ダウンに繋がります。あれもこれもアピールしても、結果的に何を伝えたいのか分からないと面接官に思われて印象にも残りません。自己PRする内容は1つに絞って簡潔なアピールを心がけましょう。

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②具体的なエピソードを伝える

自己PRする際は、アピール内容が本当であることを証明しなければなりません。そのためにも、過去に強みを発揮した具体的なエピソードを伝える必要があります。ただ「私の強みは継続力です」と伝えても面接官には具体的な情景が浮かびません。抽象的な内容では強みが十分に伝わらず、誤解を与える可能性もあります。

いつ、どのような状況で、どのように強みを発揮したのかを伝えましょう。このように背景を詳しく伝えることで、面接官がイメージしやすくなります。強みを発揮して困難を乗り越えたエピソードを伝えることで、面接官に「入社後も同じように困難を乗り越えてくれるだろう」と期待してもらえるでしょう。

③仕事での活かし方を伝える

面接官は自社で活躍できる人材を採用したいと考えています。入社後の活躍を期待されるほど高く評価されることは覚えておきましょう。ですから、自己PRでどのような内容をアピールするにしても、最終的には仕事での再現性に繋げることが大切です。「この企業だからこそ」の強みを発揮できる場面を伝えられるとなおいいですね。

強みを活かしてどのように活躍したいのか、働きたいのかをできるだけ具体的に伝えましょう。仕事への再現性を具体的に伝えることで、面接官に企業で働く姿をイメージしてもらいやすく、高評価に繋がる能性も高くなります。自分の強みをどう活かせるのかをうまく説明できれば、企業へのマッチ度もアピールできます。

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自己PRの例文集

自己PRがうまく作れないと悩んでいる就活生は、ぜひ例文を参考にしてみてください。ここからは、上記でご紹介した3つの流れに沿った例文を13個ご紹介していきます。強みの種類別に例文が用意してあるので、自分の強みはどれか考えながら参考にしてみてくださいね。

例文①責任感

私は、どんな仕事でもやり抜く責任感があります。私は1年間カフェでアルバイトをしていました。「お客様に美味しいコーヒーや食事を楽しんでもらうにはどうすればいいだろう」と考えた結果、店内を清潔に保とうと思い立ちました。そこで、私は営業終了後の掃除を人一倍頑張りました。床や机の掃除の他にも、窓拭きにも力を入れていました。

掃除は地味な仕事に見られがちですが、お客様を大切にする思いは誰よりも強い自信がありました。その気持ちがあったからこそ、責任を持って店内の掃除を続けていたのだと思います。御社に入社後も「お客様第一」の精神で自分にできることを全力でやっていきたいです。

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この例文では、お店で働く従業員としての責任感として「どんな仕事でもやり抜く」ことをアピールしています。お客様のためにできることを考えた結果、掃除に力を入れていたという具体例があり、自分で決めたことを責任を持ってやり抜く姿勢が見えてくる例文です。「清潔な環境で食事を楽しんでもらいたい」という思いからは、相手の立場に立って考えられる思いやりも見えてきますね。

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例文②協調性

私は協調性があり、異なる意見をまとめて周囲の人が納得できる妥協案を提示できます。大学時代は居酒屋のホールでアルバイトをしていました。忙しさからとにかく効率を重視して動かなければなりませんでしたが、接客業としてもっとお客様に丁寧に接しようという声もありました。

両者で意見が別れた時、私はバックヤードでの作業をとことん効率化し、お客様に割ける時間を少しでも多くしようと提案しました。結果、仕事のスムーズさを保ちつつ、お客様からの喜びの声も聞け、スタッフ同士での不満もなくなりました。御社でも協調性を発揮し、チームの不満を解決して最大の力を発揮し活躍したいと考えています。

桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

具体的な数字を入れると情景をイメージして共感を得やすくなる

起承転結に構成が出来ているため、この自己PRを読む人事の方もその情景をイメージでき共感しやすいかと思います。改善するとさらによくなる点としては、自己PRの中に数字を取り入れることが重要になります。

数字がない場合、読む人事によってこの自己PRがどれだけすごいことなのかということにばらつきが出てしまいます。そうならないためにも、例えば「どのくらいの忙しさ」なのか「喜びの声」はどのくらいの数いただけるようになったのか、いままではどのくらいだったのかなどを入れると、人事の方も「なるほど。このくらいすごいことなのか」と共感してもらえるかと思います。

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例文③チャレンジ精神

私はチャレンジ精神があり、新しいことでも恐れずに挑戦出来るのが強みです。大学時代はバックパッカーとして世界中を旅し、新たな文化に触れ続けました。行く先々で違った文化がありましたが、私は何でもまずはやってみようと思い恐れず取り組みました。

良いと思うこと、自分には合わないと思うことの両方がありましたが、挑戦した後には世界が広がり、価値観を広げることが出来ました。御社でも挑戦を繰り返すことで経験を積み、ゆくゆくは〇〇事業で活躍出来る人材として貢献したいと考えています。

戸田 開

キャリアアドバイザーコメント戸田 開

チャレンジ精神をどのように活かして活躍したいのかを伝えよう

世界中を旅したという一般的に皆がやらないようなことにチャレンジした経験を基に自身のチャレンジ精神をアピールしている点と、入社後の意欲的な姿勢についても触れられている点もはとてもいいと思います。改善するとさらによくなるという観点からアドバイスをすると、文章全体を通して漠然とした印象が強いので、もう少し内容に具体性を持たせるといいと思います。

例えば「世界が広がり、価値観を広げる事が出来た」の部分に具体的なエピソードを入れたり、チャレンジ精神をどのように活かして(再現性を発揮して)「〇〇事業で活躍したい」と思っているのかについて言及したりすると読み手側はイメージが持ちやすくなります。

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自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

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例文④継続力

私は、できないことでも諦めずに続ける継続力があります。私は大学に入学してから一人暮らしを始めたのですが、それまで料理をしたことがなく、基本的にコンビニやスーパーの惣菜を購入していました。しかし、これでは健康的によくないと考え、週末は自炊すると決めました。

最初は包丁の扱いも慣れておらず、一品作るだけでいっぱいいっぱいでしたが、今では数種類の料理を手際良く料理を作れるようになりました。このように私は、できないことを途中で放り投げずに続ける継続力があります。御社に入社後も、この強みを活かして未経験の業務にも積極的に取り組み、どの分野にも精通する人材になりたいと考えています。

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この例文では、できないことを諦めずに続ける継続力をアピールしています。「自分の決めたことをやり遂げる」「忍耐強い」というイメージが浮かびますね。継続する前と後の変化が盛り込まれていることで、できないことができるようになったことも伝わります。就活生の人柄がよくわかる例文と言えるでしょう。

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例文⑤慎重

私は、慎重さを活かして事前にミスを防ぐことができます。私は、パン工場で検品のアルバイトをしていました。アルバイト先では1つ1つ検品をする必要がありましたが、時短のために2つ同時に検品する従業員もいました。しかし、私はどれだけ忙しくても正確な手順で丁寧に検品をするようにしました。

時短の課題には、事前にチェック箇所を決めてスピードを意識することで乗り越えました。チームのリーダーからは仕事が丁寧で早いと褒めていただくこともありました。私はこの慎重な性格を活かして、事務職として丁寧で早い仕事を実現していきたいと思っています。

桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

慎重かつ仕事も早いという印象を持ってもらえる

長所が慎重ということもあって、裏を返すと時間をかけすぎるという印象を抱いてしまう場合もありますが、しっかりとエピソードの中で「慎重かつスピードを上げるための改善を行ったこと」を伝えているため、人事の方にも慎重かつ仕事も早いという印象を持って頂けるかと思います。

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例文⑥縁の下の力持ち

私の強みは、人目につかない仕事でも真剣に取り組める縁の下の力持ちなところです。私は学生時代、レストランの洗い場でアルバイトをしていました。レストランウェディングの予約が入ったことがあったのですが、次々と洗い物が運ばれてきて洗い場はとても混乱しました。

私はこの時、常に補充が必要なグラスや取り皿を優先して洗うように工夫していたのですが、後日ホールの先輩から「〇〇がいる日は常にグラスや皿が補充されて困らない」と言われました。御社に入社後も、裏方の業務でもよく考えて工夫しながら仕事を進めていきます。

この例文では、洗い場での経験を元に縁の下の力持ちであることをアピールしています。洗い場自体も、飲食店の縁の下の力持ち的な仕事と言えますね。印象的な出来事として、レストランウエディングで忙しかった日のことを取り上げています。

自分で考えて工夫しながら仕事をしていたという内容が、真剣に取り組むというアピールを裏付けています。また、先輩に褒められたことを盛り込むことで、第三者からも評価される仕事をしていたことがわかります。

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例文⑦計画性

私は計画性があり、物事の優先順位を考えて効率的に作業を進められます。大学時代は居酒屋のキッチンでアルバイトをしていました。アルバイト先は非常に忙しく、大量にオーダーが通るため、常に優先順位を意識しなければなりません。

来た順番に捌くのではなく、時間のかかるものや仕込みが必要なものから始め、待ち時間が発生する間に他の料理を作り、忙しい時間帯もスムーズに乗り越えました。御社でも仕事を始める際に、まず何をすべきか優先順位をしっかり考え計画的に一歩ずつ仕事を進めることで、大きな目標の達成を目指したいと考えています。

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桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

どのくらい大変だったのかを数字や他店との比較で伝えると◎

自身の強みから志望動機に結び付けてるところがいいですね。その中で改善点としては、企業に合わせて具体性を上げたほうがいいですね。その強みをどう活かすのかを話すことで、企業で働くイメージがついてると思わせることができます!

もう1つの改善点として、大変さを数字を用いたり他店との比較で伝えたりするといいと思います。それをすることで信ぴょう性もありますし、計画性をさらにアピールできますよ。

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例文⑧好奇心旺盛

私は好奇心旺盛で、難しいことでも楽しみながらチャレンジ出来ます。大学時代はバックパッカーとして世界中を旅しました。世界中を旅する中で特に違いの大きさを感じたのが食文化で、いわゆるゲテモノと呼ばれるものも数多く目にしました。しかし、私は日本ではなかなか目にすることがない貴重なものと考え、何でも完食しました。

完食すると現地の人とも仲良くなれましたし、何より実際何でもやってみるまでが大変で、挑戦してしまえば何とかなるという教訓も得られました。御社でも、まずはやってみる精神を持ち、難しいことでもどんどん挑戦し、さらなる活躍を目指したいと思います。

戸田 開

キャリアアドバイザーコメント戸田 開

具体的なエピソード・学び・企業での活かし方が盛り込まれている

好奇心旺盛なことがとてもよく伝わるエピソードと、その中で学んだこと、そしてそれを企業でどのように活かせるかという全てのポイントがよく伝わるいい文章だと思います。ボリュームも丁度よく、端的にまとまっています。

改善するとよくなる点については、強いて言うならというレベルですが最後の1文です。非常に意欲は伝わるのですが、会社への貢献という点で若干弱いように感じます。「さらなる活躍を目指したい」の部分を例えば「結果を残し続けることで貴社のさらなる成長にも貢献していきたい」のようにするとさらによくなるのではないでしょうか。

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例文⑨負けず嫌い

私は負けず嫌いであり、やると決めたことは責任を持って最後までやり遂げることができます。ゼミの一環で企業訪問に行った際、ビジネスマナーを守った対応をしている友人を見て、自分も社会人として恥ずかしくないビジネスマナーを身に付けたいと感じました。そこで、ビジネス実務マナー検定の資格を取得を目指しました。

問題集を購入し、アルバイトの休憩時間や寝る前に問題を解くようにしました。時間がない中での資格取得は大変でしたが、絶対に合格したいと思い勉強した結果、無事に合格することができました。御社でも責任感を持って何事もやり遂げたいと思います。

桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

数字を入れて具体的な頑張りを伝えよう

しっかりとビジネスマナーを身に付けるきっかけと、「ビジネス実務マナー検定を取得する」という具体的な目標が定まっている点はとてもいいです。改善するなら、どのくらい頑張ったのかを相手に理解してもらうために「何カ月間かけて勉強したのか」「1日の隙間時間をどれぐらい確保したのか」などの数字をいれると、より具体的に相手に頑張ったことをイメージさせられますよ。

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例文⑩探究心が強い

私は探究心があり、物事に積極的にチャレンジ出来ます。大学時代はカナダに留学しており、現地の文化や美しい景観に深く触れました。カナダの壮大な自然をもっと知りたいと思いロードバイクを購入し、様々な地域に出かけました。ロードバイクで出かけた先では様々な人種の人々と出会い、友達になりました。

持ち前の探究心により多くの人に出会ったことで、様々な価値観に触れることの大切さを学びました。御社に入社後も探究心を大切に自分や仕事の可能性を広げ、多くのお客様に愛される製品開発に携わりたいと思っています。

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桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

探究心を仕事にどのように活かすのかを明確に記載しよう

探求心から新しい物事に積極的にチャレンジしているというエピソードがしっかりと書かれています。また、なかなか普通の人では行動に移せない内容のため、非常に探求心がある人物ということが見受けられます。

改善するとよくなる点としては、探求心を仕事にどのように活かしていくのかを明確に記載すると活躍出来る人材だと思ってもらえるでしょう。例えば製品開発に携わりたいのであれば「自分の探求心という強みを活かして、社内、社外、お客様から日々ヒアリングや調査などを行っていき、需要のある製品を日々探していきたいです。」などと言えるとさらによくなります。

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例文⑪やり遂げる力

私の強みは、困難なことも最後までやり遂げるところです。2年間洋服店でアルバイトをしていたのですが、そこではエクセルを使って在庫管理をしていました。私はエクセルを使ったことがなかったのですが、人手不足を補うべく在庫管理の仕事を志望しました。最初は知識が全くなく仕事にならなかったのですが、参考書を購入したことで関数の理解が深まり、1人でも在庫管理ができるようになりました。

この経験から、困難な物事でも「やり遂げたい」という気持ちさえあれば必ずできるようになるということを学びました。御社でもやり遂げる力を発揮し、与えられた仕事以外にも挑戦して結果を出していきたいです。

この例文では「最初はできなかったことができるようになった」という具体例を使ってやり遂げる力をアピールしています。企業に入社して仕事を始めると、たくさんの未経験に出会うことになるので、このようなマインドがあることはポテンシャルのアピールになるでしょう。

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例文⑫問題解決能力

私は小さな課題でも無視せず向き合い、きちんと解決できる問題解決能力があります。ゼミでは地方の活性化について研究しており、実地調査を行うこともありました。基本的には文献での研究でしたが、どうしても分からない部分があり、実地調査で地元の人の意見を伺いました。聞き取り調査だけで全てが解決できるわけではなく、また文献に戻り、実地調査と繰り返したこともあります。

分からない部分を分解し、一つ一つ正解を見つけることで全体を解決し、研究発表では優秀賞をもらうことができました。貴社では問題解決能力を活かして仕事に取り組み、小さな課題も見逃さず改善に努めることで、質の高い仕事をして活躍したいと考えています。

「小さな課題でも無視せず向き合い解決できる」と、問題解決能力の条件を細かく定義づけています。どのような能力なのかを詳細に語ることで、より明確なアピールができているでしょう。単に能力を提示するだけではなく、それを過去にどのように発揮したかを述べることで説得力が高められています。加えて、仕事での活かし方にも言及されており、採用メリットの高さもアピールできているでしょう。

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例文⑬追求心

私は追求心があり、ひとつの物事を極めることが出来ます。幼稚園の頃からスイミングを続けており、大学でも水泳部に所属していました。私はクロールの選手として練習を積み上げました。1日3時間の練習量はもちろん、筋トレなどの基礎づくりや、弱点を克服するための練習メニューを作り質にもこだわることで、チームで一番の成績を収めることができました。

御社でもまずは営業職を極めて、誰からも認められる人材に成長したいと考えています。その後、別の部署でもノウハウを吸収して、一ヶ所に留まらない活躍をしたいと考えています。

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塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

言い換え表現を使うことでイメージしやすくなっている

論理構成が「言い換え」「根拠となる経験」「どのように会社で活かすのか」の順序で盛り込まれていてGoodです。上記に記載している「追求心の言い換え」が出来ていますね。追求心=ひとつの物事を極める「没頭力」に近い表現が出来ていますので、非常にイメージしやすいです。

また定量的に練習量の多さなどを伝えられているので、貪欲に取り組んでいる様子が見てとれます。強みを「自身の成長イメージ」と照らし合わせているため、活躍イメージが沸きやすいだけでなく、成長イメージまで想起させることが出来ているため非常に良いです。

より具体的に練習メニューの作り方などを伝えることで、地頭のよさや追求心だけでない強みを伝えることもできるので、そこのボリュームも増やしてみるのはいかがでしょうか。

その他にも、「柔軟性」は自己PRとしてアピールすることができるエピソードの一つです。こちらの記事で詳しく解説しています。

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この記事では、企業がもとめる柔軟性の意味からアピール方法まで、キャリアアドバイザーが徹底解説します。 具体的な自己PR例文も紹介するので、柔軟性を論理的に伝えられるようになり、内定獲得にグッと近づくでしょう。

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柔軟性の意味を理解して自己PRしよう! 企業が求める柔軟性も解説

こちらの記事では、このほかにも多数の自己PR例文をそろえています。ぜひ目を通してみてください。

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自己PRは念入りな自己分析と具体的に強みを伝える文章構成が大切

自己PRは就活にとって要とも言えるものなので、念入りな作成が必要です。自己PRを作成するには、まず自己分析を念入りにすることが大切です。「自己分析はしなくてもいい」と考える就活生もいますが、自分の過去を振り返ることで、自分の価値観や強みを洗い出すことができます。

自己PRする強みが決まったら、履歴書や面接で伝えるための文章を組み立てます。ただ「私の強みは〇〇です」で終わらせず、強みを発揮した具体的なエピソードや企業での活かし方を伝えることが大切です。これらを加えることで、面接官に人柄や価値観を効果的に伝えることができます。自己PRはもっとも自分の強みや熱意をアピールできるチャンスなので、丁寧に作成しましょう。

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