雑談形式の面接突破の秘訣はここにあり! 頻出質問OK・NG回答例付

この記事のアドバイザー

目次

  1. 雑談形式の面接は評価ポイントを理解すると対策がしやすい
  2. 企業が雑談形式の面接をおこなう理由
  3. ①学生の本来の姿や多面的な姿が見たいから
  4. ②すでに内定が決まっているから
  5. ③第一印象で不採用を決めたから
  6. 雑談形式の面接で評価されるポイント
  7. 臨機応変な対応ができるか
  8. 会話のキャッチボールができるか
  9. 学生の人柄や素の部分
  10. 雑談形式の面接で持っておきたい心構え
  11. ①フランクな雰囲気に注意! 最低限の礼儀とマナーは欠かさない
  12. ②あくまで「面接」! 自分を売り込むことは忘れない
  13. ③重要なのは素直さ! 型にはめずに素直に答える
  14. 雑談形式の面接に向け事前にやっておくべき対策
  15. 時事問題をチェックする
  16. 自分の伝えたいことをまとめておく
  17. 就活全体についての意見を持っておく
  18. 雑談形式で頻出の質問8選! OK・NG回答例を紹介
  19. ①ここまでどうやって来ましたか?
  20. ②就活は大変でしょう。
  21. ③学生生活は楽しいですか?
  22. ④休日は何をやっていますか?
  23. ⑤最近はまっていることは何ですか?
  24. ⑥周りからどんな人と言われますか?
  25. ⑦最近気になるトピックは何ですか?
  26. ⑧お酒を飲むことは好きですか?
  27. 雑談面接についてよくある質問に回答!
  28. ①どんな場面で使われる?
  29. ②合格率は?
  30. 雑談形式でもあくまで「面接」! 自分を売り込むことは忘れないようにしよう

雑談形式の面接は評価ポイントを理解すると対策がしやすい

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接対策をおこなっている学生から、

「雑談形式の面接があるのですか?」
「雑談面接用にどんな対策をすれば良いのでしょう……」

という声を聞くことがことがあります。雑談形式の面接とは、その名の通りまるで雑談をしているかのようにおこなわれる面接です。面接で頻出の志望動機・自己PRなどの質問をダイレクトにされることもないので、通常の面接を想定していた学生は面食らってしまうことも多いでしょう。

一見何を評価されているかわかりづらい雑談形式の面接ですが、実はしっかりと評価されているポイントがあり、そのポイントがわかれば一気に対策もしやすくなります。

この記事では企業が雑談形式の面接をおこなう理由からその評価ポイント、対策方法までを徹底解説していきます。これを読めば雑談形式の面接も怖くありません。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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企業が雑談形式の面接をおこなう理由

学生を評価するならば、わざわざ雑談形式を取らずにダイレクトに聞きたいことを質問すれば良いのではと考える学生もいるのではないでしょうか。しかし、企業はしっかり理由があって雑談形式で面接をおこなっています。

まずは企業が面接で雑談形式を取り入れる理由を把握しておきましょう。

①学生の本来の姿や多面的な姿が見たいから

面接に臨む際は、事前に想定される質問への回答を用意し、話し方や姿勢、表情などの練習をする人が多いでしょう。そうすると、面接の場ではどうしても素の自分ではなく面接に向けて作り込んだ自分になってしまいがちですし、質問への回答も合格点に近いありきたりなものになりやすいといえます。

企業は面接において、できるだけ学生の人柄をより正確に把握したいと考えています。雑談形式の面接では、通常の面接よりもフランクな雰囲気であることが多いため、学生の緊張をほぐしより素に近い人柄を把握できます

また質問の回答もその場で考えることが多いため、学生それぞれのよりリアルな回答を得ることができるのです。

②すでに内定が決まっているから

特に最終面接では、それまでの面接を経てその学生への内定出しがすでに決まっていた場合、最終面接は「面接」と言いながらも雑談をメインとして終了することがあります。

内定を出すことが決まっていれば、そこでさらに質問を重ねる必要もありませんよね。入社意思など必要最低限のことをたずねたあとは、先に決められている時間になるまで雑談が続くこともめずらしくありません。

③第一印象で不採用を決めたから

面接では第一印象も合否を分ける大きなポイントです。身だしなみや入室時の対応、序盤の回答などでマイナスの印象を与えてしまった場合、面接官は質問をせずに合否を決めることがあります。

とはいえ、その瞬間に面接を終えるのも、学生のことを考えると少し気が引けるもの。相手に失礼がないよう、所要の面接時間を守るために用いられるのが雑談です

乾 花穂子

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実際は学生の本来の姿を見るための雑談形式が多い

雑談形式の面接をおこなう3つの理由を紹介しましたが、実際は等身大としての学生を評価するために雑談形式を採用していることが多いです。

採用担当者は「一緒に働くときに、どのようにコミュニケーションをとるのか」なども面接でチェックをしています。日常でのコミュニケーションを知るためには、緊張感のある面接では判断ができなくなってしまいますよね。そのため、あえてフランクな雰囲気で面接をおこなっているのです。

また、「就職後のクライアントとのかかわり方」が雑談形式を採用する理由になることもあります。クライアントとの商談が雑談混じりのフランクな雰囲気でおこなわれることが多いと、実務に即して雑談形式の面接を採用することが多いです。実際に働くときと同じような雰囲気で、どのように受け答えをするのかをチェックしていることもあります。

このように、実際の仕事でのシーンを想定して、本来の姿が見る面接があるということも覚えておきましょう。

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雑談形式の面接で評価されるポイント

雑談形式の面接で評価されるポイント
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就活生

でも、企業って雑談形式の面接から何を評価しているんだろう?

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キャリアアドバイザー

志望動機や自己PRなどをたずねるわけでもないのに、どこで学生を評価しているのかわかりづらいですよね。でも、企業はしっかり雑談形式ならではの評価ポイントを用意しているんですよ。

雑談形式の面接では明確に「志望動機を教えてください」などという質問はされない分、企業から自分のどこを評価されているのかわかりづらいですよね。

しかし、雑談形式といえども面接は面接ですから、企業もしっかり評価ポイントを用意しています。

ここからは雑談形式の面接における評価ポイントを解説するので、疑問に感じている人はぜひ確認してみてください。

臨機応変な対応ができるか

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面接官

今日の朝は何を食べてきたんですか?

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就活生

えっ? えっ……。えーと……。

多くの学生が一般的な一問一答形式の面接を想像しながら面接に向かうため、雑談形式で面接が始まると面食らってしまう学生が多いでしょう。聞かれる内容も想定していたものとは違うことが多く、その場その場で回答を考えながら答えていかなければなりません

そのため、イレギュラーな質問に対してアドリブで乗り切る必要があります。一つひとつの質問に対し即興で回答できるか、臨機応変な対応ができるかが見られているのです。

会話のキャッチボールができるか

思いもよらない質問が来ると焦りながらも何とか回答しようとしますよね。しかし、焦っていると「何とか答えなきゃ」という思いが勝り、質問から逸れた回答をしてしまうこともあるもの。

また、自分が一方的に話すだけになってしまったり、逆にうまく答えられず面接官の話を聞くだけになることもよくあります。

雑談形式の面接はいわば世間話のようなもの。このような場面においてこそ、コミュニケーションスキルの有無がよく見えるのです。雑談形式を取り入れることで、緊張感のある場でもスムーズに会話のキャッチボールができるかどうか、学生のコミュニケーション能力を測っています。

学生の人柄や素の部分

通常の面接に向けては、想定される質問に対し入念に回答を作り込めます。それにより、面接官からすると学生の素が見えづらいと感じることもあるでしょう。

しかし雑談形式の面接では、通常の面接で頻出の質問は問われずに、趣味やプライベートの質問などを振られることも多いです。そのような想定外の質問が来たときにこそ学生の素が見えやすく、趣味やプライベートの話は学生本来のキャラクターが出やすいといえます

企業は雑談形式を用いることで、学生の真の人柄や素の部分を知り自社との相性チェックをしています。

雑談形式の面接で持っておきたい心構え

雑談形式の面接で持っておきたい心構え

雑談形式の面接ではどのような質問がされるかわからずに、不安に感じる人もいることでしょう。しかし、雑談形式といえど「面接」は面接です。基本的には普段の面接と変わりませんが、雑談形式の面接だからこそ持っておくべき心構えについて解説します。

①フランクな雰囲気に注意! 最低限の礼儀とマナーは欠かさない

雑談形式の面接は、一般的な面接と比べフランクな雰囲気で場が進みます。その空気に慣れてしまうと、しっかり練習してきたはずの敬語が普段使い慣れている「~っす」などといった若者言葉になってしまうなど、無意識に姿勢や言葉遣いが崩れてしまうことがよくあります。

繰り返しになりますが、雑談形式といえどもあくまで面接の場です。姿勢や言葉遣いなど、最低限の礼儀やマナーを守ることは大前提だと押さえておきましょう。

就活におけるマナー全般についてはこちらの記事で解説しています。

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②あくまで「面接」! 自分を売り込むことは忘れない

雑談形式の面接では仕事とは関係のない趣味やプライベートな質問をされることも多いもの。しかし、その質問から一体自分の何を評価されているのかわかりませんよね。質問の意図を測り切れずに何となく答えるのはNGです

普段の面接では、一つひとつの質問に対し自分の強みや企業の魅力などを強くアピールしますよね。イメージがわきづらいかもしれませんが、雑談形式であってもそれは同じことです。面接である以上自分を売り込むことは欠かせません。

一つひとつの質問に対し、自分の魅力や志望企業への熱意をアピールしましょう。

それぞれの質問のミソを掴むことが大切

雑談形式でも自分を売り込むために欠かせないのは、それぞれの質問の意図を理解すること。

詳しくは後ほど解説しますが、どんなに仕事に関係がない質問でも、面接官はあなたの熱意や自社との相性を測っています。「この質問から何が知りたいのか」がわかれば、それに沿ったアピールができますよね。

面接において意味のない質問はめったにありません。どういった意図でこの質問をしているのか、一体何が知りたいのかは雑談面接に限らずすべての面接対策として身に付けておきましょう。雑談面接で頻出する質問の意図については、このあとで詳しく解説していきます。

③重要なのは素直さ! 型にはめずに素直に答える

雑談面接では、場の雰囲気を和らげることで学生の本来の姿が見たい企業の意図があるとお伝えしました。面接官もイレギュラーな質問をしていることは一定理解しているので、型にはまったきれいな回答が求められているわけではありません。

もっとも重要なのは自分という人柄を見せられるように素直に答えること。質問の意図を考えすぎて思ってもいないことを伝えたり、マニュアル通りの回答につなげるのは避けましょう。結局のところありのままの自分を伝えることがもっとも企業の意図に沿った回答ともいえますね。

柴崎 拓也

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聞かれていないことまで答えないように注意

雑談形式の面接に慣れていない学生は、「採用担当者から聞かれていないこと」まで答えてしまうことが多いので注意しましょう。面接の対策を入念に準備している学生ほど、聞かれていないことまで回答しがちです。

たとえば、面接官の「学生生活で最も力を入れたことは何ですか」という質問に対して、「力を入れたこと」だけでなく「理由や具体的なエピソードも答える」パターンが具体例として挙げられます。
雑談形式の面接ではご紹介したように、会話のキャッチボールがきちんとできるか見られています。ですが、聞かれていない「力を入れた背景や理由」まで答えてしまうとコミュニケーションがうまく取れないと判断されてしまいかねません。

また、自分が話したいことと面接官が気になることは必ずしも一致しているとは限らないですよね。すると面接官は自分が聞きたいことが質問できず、ストレスが溜まってしまう可能性もあります。そのため会話のキャッチボールを意識して、聞かれたことに素直に答えるように意識しましょう。

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雑談形式の面接に向け事前にやっておくべき対策

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就活生

どんな質問が来るかわからないとはいっても、何か対策をしておかないと不安です……。

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キャリアアドバイザー

事前にできる限り対策はやっておいたほうが安心ですよね。雑談面接すべての対策になるわけではありませんが、いくつか事前にできる対策を紹介します。

雑談面接でされる質問の多くは想定外のイレギュラーな質問であるため、すべてを網羅した対策をするのは難しいでしょう。しかし、できる限りの対策をやっておけば少しは気持ちに余裕も生まれるのではないでしょうか。

ここからは、雑談面接前に事前にやっておきたい対策について解説します。

時事問題をチェックする

何について質問されるかがわからない以上は、幅広い情報や話題を取り入れておくことが大切です。

少しでも知っている話題が挙がれば、突然の質問への焦りも緩和することができますよね。事前に新聞やニュースをチェックし、社会のホットワードやトレンド、またその業界のトピックなどを把握しておきましょう。

このときは時事問題に対し、自分なりの意見も併せて考えておくことが重要です。頻出質問でもそうですが、面接においては事実だけを伝えるのではなく自分の考えなども併せて述べることが欠かせません。

また時事問題は雑談形式の面接のみならず通常の面接でも聞かれる可能性が高いです。網羅的な面接対策につながるので、ぜひ用意しておきましょう。

面接での時事問題の答え方や対策におすすめのサイトはこちらの記事で詳しくまとめています。

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自分の伝えたいことをまとめておく

雑談形式であれど面接である以上、自分を売り込まなければいけません。しかし、雑談をしているとその場の雰囲気にのまれ、うまく自分をアピールできずに終わってしまうこともよくあるものです。

そのため、自分がその企業に対して伝えたいやアピールポイントを事前にきちんと把握しておきましょう。そうすることで、どんな質問に対しても自分の伝えたいことと絡めた回答をすることができます

アピールポイントから派生する言葉を紡ぎ出す

とはいえ、すべての質問を自分のアピールポイントに結びつけるのも無理があるでしょう。その場合は、アピールポイントから派生する言葉や似た意味の言葉を把握しておくと、スムーズに回答を考えることができます。

協調性があることが強み
┗チームワーク
┗集団行動が得意
┗高め合う
┗人が好き
┗周囲の環境がモチベーション

軸となるアピールポイントに似通った言葉を回答にちりばめることで、あなたという人柄や自身の強みが浮き上がってくるのに加え、一つひとつの回答に一貫性も生まれますね。

アピールポイントを見つけるには自己分析をして強みを見い出すことがおすすめです。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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多面的に見た自分の特徴を理解する

人は自分で理解している自分の特徴のほかにも、自分では理解できていないものの他人だからこそよく理解している特徴や、普段は見えないながらも一定の場面で表れる特徴などを持っています。

雑談形式の面接では、雑談を通して学生のそういった多面的な姿をあぶりだすことが狙いのひとつです。

自分のさまざまな面を理解し評価してもらえるよう、事前に自らのさまざまな特徴を把握しておきましょう。自分の手持ちの情報として、自分の特徴をきちんと把握しておけば、状況に応じてアピールするべき要素を使い分けることができますよね

見えていなかった自分を知るには他己分析がおすすめです。ぜひ実践してみてください。

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また自己分析もさまざまなやり方を試すことで違った一面が見えてくる場合もあります。こちらの記事で自己分析の方法を4つ解説しているので、ぜひ実践してみましょう。

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就活全体についての意見を持っておく

雑談形式の面接では、就活そのものについての質問がされることもしばしば。就活全体についての意見を持っておくことは質問への対策となるほか、就活全体について自分が就活に取り組む意味やその先の社会人になってからについての考えも広がり、就活へのモチベーションを上げることにもつながります。

あくまで自分なりの意見でかまわないので、就活に対する目的意識や就活の意義について考え直してみましょう。そうすることで、「企業が就活で何を求めているのか」が見えてきます。企業の求めていることがわかれば、面接でどのような回答をするべきかも見えてくるでしょう。

雑談形式の面接前に就活について考えておくべきこと
  • どうして就活という制度があるのか
  • 就活を通して何をかなえたいのか
  • 現在の就活における良い点、改善すべき点
  • 就活で絶対にやるべきこと
  • 就活において自分が今取り組んでいることがどのような役に立つのか

柴崎 拓也

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面接対策として自分のエントリーシートに5W1Hで質問しよう

企業へ提出したエントリーシートの「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」へ5W1Hを活用して質問の練習をすることもおすすめです。5W1Hとは「なぜ(why)・何(what)・どこ(where)・いつ(when)・誰(who)・どのように(how)」のことですね。

雑談形式であっても質問はエントリーシートの内容から深掘りをして聞かれることが多いため、5W1Hで質問することが雑談面接対策にもなるのです。あらかじめ自分で質問を考えて答えるトレーニングをしておくと、面接でもスムーズに答えられるようになりますね。たとえば、自分の強みに対して「その強みは具体的に何か」や「どのように発揮するか」などを考えることが例として考えられます。

また、そもそも日常会話などの雑談も5W1Hで完結することが多いのです。たとえば「趣味は何」や「なんで趣味になったの」「いつから趣味になったの」などはいずれも5W1Hに含まれますよね。つまり、さまざまな質問を想定する力をつけつつ雑談形式の面談対策にもなるのです。この質問力がつくと、たとえば先ほど紹介した時事問題についても「なぜ気になったのか」など自分の価値観を整理したうえで面接に臨むことができますよ。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

雑談形式で頻出の質問8選! OK・NG回答例を紹介

ここからは、雑談面接で頻出の質問とその回答例をいくつか紹介していきます。ここで紹介する質問が雑談面接のすべてではありませんが、ある程度回答の傾向をつかめるはずです。咄嗟の質問が来たときにも活かしてみてくださいね。

①ここまでどうやって来ましたか?

この質問は比較的アイスブレイクのような、面接前に場を和ませる意味合いが強いでしょう。答え方次第でここから会話が続くこともあり、今後この面接において自分がありのままの姿を出しやすい空気を作ることができますよ

答える際は具体的な経路を挙げて説明すると良いでしょう。そこから会話が続くこともあるほか、入社後の通勤時間を面接官が想像するのにも役立ちます。

OK回答例

例文

〇〇線の〇〇駅まで乗り、そこから××線に乗り換えて、最寄りの××駅に到着しました。××線は私生活であまり使わない線なので、乗り換えるときは少しわくわくしました。

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キャリアアドバイザー

具体的な経路を説明することにより、面接官も新たな質問の糸口が見つけやすいですね。ここから会話が広がることが予想できます。また、「わくわく」の部分から好奇心旺盛な一面が感じられますね。

NG回答例

例文

電車で来ました。

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キャリアアドバイザー

質問の回答としては間違いではありませんが、交通手段のみでは次の会話につながりません。相手と会話を続けようという意思も感じられないほか、このあとの空気感も少し固いものになりそうですね。

②就活は大変でしょう。

多くの学生が就活が大変だと感じているのではないでしょうか。面接官も、ある程度は就活の大変さを理解しています。そのうえでこの質問はそのような大変な就活に対しどのような姿勢で臨んでいるのかを知ろうとしています。

就活を終え社会人になると、仕事で大変と感じることも増えるはずです。この質問では就活を仕事と見立て、大変なことに対してどのような姿勢で臨むか知ることで、仕事に対する向き合い方をイメージしようとしています

基本的には大変・大変ではない、どちらの回答でもかまいません。大切なことはなぜそのように思うか、そして自分が就活をどのように捉えているかが伝わることです。また最終的にはポジティブな内容で締めることも忘れないでくださいね。

OK回答例

例文①

はい、正直大変です。不採用通知をもらうことも多く、めげそうにもなりました。しかし、つらいことや悔しいことの分だけあとに達成感や喜びが待っていると思っていますし、実際にそのような経験を何度もしてきました。このあとに待っている成果のためにも、最後まであきらめずに取り組んでいきます。

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キャリアアドバイザー

しっかりネガティブな面については言及したうえで、そのつらいことの捉え方や取り組み方まで伝えられており、学生の人柄がよくわかる回答になっていますね。仕事にも同じようなスタンスで取り組んでくれそうだと好印象が持てます。

例文②

いえ、あまり大変ではありません。大変さよりも、今まで知らなかった自分や業界、企業と出会えることがとてもおもしろく楽しいと感じています。就活をすることで社会とのつながりや自分の知見が広がっているようで、非常にモチベーション高く就活に臨めています。

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キャリアアドバイザー

大変ではない=あまり就活に真剣に取り組めていない、と捉えられることもありますが、これは前向きな姿勢がよくわかる回答になっています。

NG回答例

例文

はい、正直大変です。今まで自分が壁にぶつかることが少なかった分、正直とても驚いています。でもこれを乗り越えないと就職できないので、このあともがんばります。

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キャリアアドバイザー

「就職できないから就活をしている」という、受け身的に就活に臨んでいるような印象を持ちます。また、今後同じように壁にぶつかった際もあまりモチベーション高く仕事には取り組んでくれないように感じてしまいますね。

③学生生活は楽しいですか?

この質問はいわゆる「学生時代に頑張ったこと=ガクチカ」だと思っても良いでしょう。

大学生活を全力で熱く過ごしていたかを問われています。この質問では「楽しくない」と答えてしまうのは少し危険です。基本的には楽しいと答えたうえで、実際に頑張ったことや熱中したことを挙げて説明しましょう

その際は、あくまでガクチカをたずねられていることを意識し、感想で終わらせずにその経験から学んだことにつなげてまとめられると良いですね。

この質問例のように「学生生活」の場合は、学校の内外問わずに頑張ったことを伝えてかまいませんが、「学校生活」の場合は学内活動に留めておくのが無難ですね。また、大学1,2年の経験よりも現在も引き続き取り組んでいる内容を伝えることがベターです。

ガクチカを効果的に伝える方法はこちらの記事で解説しています。併せて読んでみると良いでしょう。

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「学生時代に最も打ち込んだこと」の伝え方ガイド|ない人の対処法

OK回答例

例文

はい、楽しいです。学生生活は最後ということで、1年生の頃から4年間サークル活動に勤しんでいます。好きなことに好きなだけ打ち込めるのはやはり非常に楽しいですし、仲間と切磋琢磨しながら努力できることは自分のモチベーションにつながると感じるようになりました。

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キャリアアドバイザー

学生生活で頑張っていることをポジティブに伝えられています。またその学生生活を通して学べたことにも間接的に言及しており、質問の意図を理解できていることがわかりますね。

NG回答例

例文

はい、楽しいです。大学入学時からサークルに打ち込み、今も続けております。サークル活動を通じて全国大会出場という同じ目標に向かって切磋琢磨できる最高の仲間に出会えました。この出会いは私の人生において財産であり、これからも大切にしていきたいつながりです。

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キャリアアドバイザー

「学生生活が楽しかった」こと自体はよく伝わりますね。しかしそこからの学びなどが示されておらず、ひとつの感想文のようになっています。自分の感じたことを学びとしてまとめられると良い回答となるでしょう。

④休日は何をやっていますか?

プライベートにかかわる質問では、学生の素を知りたいという目的があります。基本的には回答に制限がなく、どのようなことを答えてもかまいません。

しかし答えた内容はそこからさらに深掘りされることが予想されるので、深掘りにも答えられるものを選びましょう。また、ギャンブルなどのマイナスイメージなものも避けたほうが良いですね。

ここでは、休日の取り組みが自分にとってどのような影響をもたらすのかも伝えることがポイントです。自身の成長につながる人やストレス解消の一環にしている人など、休日の過ごし方が与える影響はさまざま。影響は何であれ、自分にプラスな影響を与えていることを伝えるようにしましょう。

休日の過ごし方の答え方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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面接での「休日の過ごし方」の答え方|会話が広がる内容のヒントと例文

OK回答例

例文

休日はカフェ巡りをしています。もともとアップルパイを食べることが好きだったのが講じて、さまざまなカフェのアップルパイを味わいたいと思うようになったのがきっかけです。どんなにつらいことがあっても、パイを食べて紅茶を飲むとそのつらいことがすっとほぐれていき、アルバイトや学業を頑張る源になっています。

訪れたカフェでは必ず写真を撮ってSNSのアカウントに投稿しており、文章をまとめたり自分の思いを表現したりすることにも力を入れ出しています。

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キャリアアドバイザー

その趣味が自分にどんな影響をもたらしているかがしっかりと説明されており、わかりやすいですね。ストレス解消法が自分の中で明確になっている学生は企業としても安心できます。趣味から派生して努力していることも、仕事にまつわるのであれば積極的に伝えてみてください。

NG回答例

例文

休日は自宅で寝ていることが多いです。平日は学業やアルバイトなどで忙しい分、休日は何もやりたくなくて自宅でよく寝ています。

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キャリアアドバイザー

自宅で寝ていること自体は悪いことではありません。学校生活とプライベートのメリハリをしっかり付けたい、睡眠が一番のストレス解消法などといった言葉を付け加えてあげると良い回答になるでしょう。今のままではポジティブな印象に少し欠けてしまいます。

⑤最近はまっていることは何ですか?

この質問では趣味や特技について答えると良いですね。趣味や特技にかかわる回答は学生の人柄を測るにはぴったりと言えるでしょう。

こちらも休日の過ごし方同様、基本的にはどんな回答をしてもかまいません。しかし、ギャンブルなどのマイナスイメージのつくもののほか業界によっては好まれない趣味や特技も一定考えられます。回答が複数考えられる場合は、業界や企業の特徴や求める人物像などと照らし合わせたうえで、評価につながりやすい回答を選びましょう

こちらの記事で熱中していることについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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OK回答例

例文

最近は読書にはまっています。特に、海外の古い文学シリーズを一から読むことが好きで、現在はモンゴメリの「赤毛のアン」やオルコットの「若草物語」を読破しました。

海外文学は話の内容から日本との文化の違いが学べるのが非常におもしろく、普段の生活では得られない知見や価値観を身に付けられています。また、物語のモデルとなった土地にも興味があり、いつかは行ってみたいと思い少しずつ貯金を始めました。

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キャリアアドバイザー

内容が具体的なのがまず良いポイントです。面接官の世代によっては話が膨らみそうですね。また学んだことがわかるのはもちろんですが、目標に向かいコツコツ努力できそうな人柄も伝わっています。

読書について答える際はこちらの記事も参考にしてみてください。

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刺さる「趣味は読書」の答え方|ジャンル別の印象と選考別の例文6選

NG回答例

例文

映画鑑賞にはまっています。人と話すのが苦手なので、1人で静かに過ごせるところが好きです。休日は昼頃から映画館に行き、多いときは3作品ほど見て一日を映画館の中で過ごしています。

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キャリアアドバイザー

「映画鑑賞にはまっている」こと自体は悪くありませんが、理由から少しネガティブな印象を感じてしまいますね。きっかけは「人と話すのが苦手」だったとしても、映画そのものへの魅力もあるはずです。映画の魅力や映画鑑賞から感じたことなど具体的なエピソードを追加してみましょう。

映画鑑賞の良い回答例はこちらの記事で紹介しています。ぜひ目を通してみてください。

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⑥周りからどんな人と言われますか?

この質問は「あなたの強みは何ですか」、つまり自己PRを求められていると考えても良いでしょう。自己PRは学生が前もって必ずと言っていいほど準備しておく回答のひとつです。このように言い換えることで、テンプレートではない自然な回答を求めています

つまりここで自己PRの回答をそのまま答えるのもあまり良くはありません。客観的な視点も取り入れながら文章をまとめてみてくださいね。

自己PRの答え方はこちらの記事で詳しく解説しています。

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OK回答例

例文

私はチームに1人はいてほしい存在と言われることが多いです。喜怒哀楽が豊かなので表情がころころ変わったり、落ち込んでいる人のところに駆け寄って励ましたり話を聞いたりすることがよくありました。実際にそれで元気が出たと言ってもらえることも多く、そのようなポジションに居心地の良さを感じております。

リーダーシップに長けた存在ではないと考えておりますが、それでもチームの雰囲気を明るく、円滑に動かすために欠かせない潤滑油のような存在であると感じております。

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キャリアアドバイザー

縁の下の力持ちのような存在であることが感じられる回答ですね。しっかり周囲からの声を盛り込んでいるところも良いポイントです。

縁の下の力持ちのアピールにはこちらの記事もおすすめです。

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NG回答例

例文

私は周りから保守的・堅実で頼りになると言われることが多いです。ゼミ活動の中では実現性や効率を意識してあまり現実的ではない提案は止め、達成可能な提案で確実に成果を積み上げることを意識してきました。

私個人としてはチャレンジ精神が強みだと思っているので、友人からこのような評価をしてもらったことで堅実性と挑戦心とを持ち合わせた行動ができる人物であると考えています。

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キャリアアドバイザー

他人からの評価と自分の評価がずれていると、自己理解が足りていない・自己分析不足を疑われてしまいます。この質問では自己PRと同時に、他人から見た自分と自分で理解している自分に整合性があることも伝えるようにしましょう。

⑦最近気になるトピックは何ですか?

ここでは、最近気になるニュースや時事問題について述べられると良いでしょう。社会へのアンテナを敏感に張っているかが見られています。社会のことだけでなく、志望企業や業界につながるトピックを話すのも良いですね。

この質問は業界や職種により重要度が異なります。たとえば社会に情報を発信する立場であるマスコミ・広告業界、ニーズに沿った商品企画が求められる企画職・マーケティング職などでは社会の流行をきちんと掴めているかが重要視されます。

そのため、この質問には社会情勢や流行を踏まえたうえで自分なりの回答ができているかが大切といいえるでしょう。

気になるニュースの答え方はこちらの記事でも解説しています。

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ほかに、関心のあることの回答例も参考にしてみましょう。

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OK回答例

例文

最近は漫画の違法アップロードにより無料で漫画が読めるサイトが増えてきていることが気になっています。私自身本を読むことが好きなので、友人から紹介されたことがきっかけで実際に私も使ってしまったことがありました。しかしSNSで漫画家さんが悲痛な思いを訴えているのを見てから、無料で漫画が読めることはそのうち素晴らしい漫画が生まれることを止めてしまうことにつながると感じるようになりました。

とはいえすぐには自分なりの対策が思いついていないのが現状です。ただ、出版社や漫画家側はすでにさまざまな策を講じているのは知っているので、今後は読者側の考え方の変化が必要だと考えています。

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キャリアアドバイザー

好きなことと気になるトピックが結びついているのが良いですね。具体的な取り組みが思いついていないと正直に伝えながらも、課題をそのままにせず方向性は考えられているのが好印象です。

NG回答例

例文

私は最近、長く応援している芸能人の○○の結婚報道が気になっています。SNS上でファンからは賛否両論あるようですが、私は芸能人とはいえひとりの人間だと思うので、芸能人の恋愛や結婚は賛成派です。むしろこれまで大変なことや壁が多かったのを知っているので、ぜひ幸せになってほしいと思っています。

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キャリアアドバイザー

芸能人のゴシップなどは、「日々情報収集ができているか」という情報感度についての観点から考えると、企業の意図に沿っていないといえます。社会への関心の薄さを感じられてしまう恐れがあるでしょう。もしもこのトピックを取り上げたい場合は「芸能人の結婚に対する賛否両論」にフォーカスし、それに対する自分の意見や今後なるべき社会の展望について述べられると良いかもしれません。

⑧お酒を飲むことは好きですか?

社会人になると、接待などの付き合いで飲みにいくこともよくあります。特に体育会系出身者が多い企業ではその傾向も比較的高いでしょう。社交性を測る一環として、お酒を飲むことが好きかどうかを聞かれることがまれにあります

近年はアルハラという言葉も生まれたように、お酒を強制的に飲ませることは推奨されていません。そのため苦手だからといって大きく評価が下がることはまずないでしょう。

あくまでも社交性を測る質問ですから、お酒がなくとも社交的に人と付き合えることをアピールできると良いですね。

OK回答例

例文

はい、好きです。親がお酒をおいしそうに飲む姿から、長いことお酒を飲みたいと考えていました。学生の頃はハイボールなどのお酒が好きでしたが、最近は日本酒やワインなどの少し大人なお酒もたしなむようになってきました。

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キャリアアドバイザー

お酒に関する質問はどうしても泥酔などのマイナスなエピソードがつきものですが、自分の興味や関心に終始して綺麗にまとめられていますね。

NG回答例

例文

はい、好きです。大学のサークルでは、大会の打ち上げなどでよく飲み会を開催していました。サークル内一の酒豪で、どんなにお酒を飲んでもつぶれない自信があります。

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キャリアアドバイザー

「お酒を飲むことが好きか」という質問ですが、飲酒量などお酒そのものについて知りたいわけではありません。質問の意図を汲み取れていない回答になっていますね。

雑談面接についてよくある質問に回答!

雑談面接は一般的にあまり使われない形式の面接であるため、さまざまな学生から雑談面接について疑問の声がよく届きます。ここからは学生から特に多く聞かれる疑問についてお答えしていきます。

①どんな場面で使われる?

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就活生

雑談面接ってどんな場面やフェーズで使われやすいですか? そのタイミングに合わせて対策しておきたいです!

雑談面接では、雑談をしながら学生の人柄や持っているスキル、志望理由などを把握していきます。つまり知りたいことをダイレクトにたずねるわけではないので、面接官側にも一定のスキルが必要といえるでしょう。

一般的に、面接を担当する面接官は一次面接では若手社員、二次面接では現場の管理職、最終面接では社長や役員クラスというように、一次~最終にかけて面接官の役職やスキルが上がっていくと言われています。それらを掛け合わせて考えると、雑談面接は選考フローの後半で多いと考えられます

②合格率は?

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就活生

雑談面接って合格率はどうなんですか……?

多くの人が気になるであろう雑談面接の合格率ですが、「雑談面接だったから合格・不合格」というように一概に合否を示すことは難しいです

そもそも最初に説明したように、雑談面接は合格がほぼ決まっている場合、不合格がほぼ決まっている場合のどちらの場合でも使われます。「形式」で面接の合否を気にするのではなく、あくまで面接の内容を振り返って考えるようににしましょう。

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キャリアアドバイザー

一般的に面接はフェーズが上がるにつれ合格率が高くなる傾向にあります。雑談面接が選考の後半で使われやすいと考えると、合格率は少し高めと考えても良いかもしれませんね。

高橋 宙

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実態としても雑談形式の面接は選考終盤が多い

お伝えしたように、雑談形式の面談は選考フローの後半で採用されていることが確かに多いです。

一次面接ではまだ応募者が多い状態なので、エントリーした学生全員に同じ質問をしていることがほとんどです。この質問を通じて、まず若手の現場社員が「仕事を任せられるか」を判断していることが多いです。そして選考が進むと、より本質的なマッチングをおこなうために、雑談形式でヒューマンスキルや対応力がチェックされているイメージになります。

また合格率については、一次選考で「仕事が任せられる」と判断されていることも多いので、選考が進む確率は高い印象があります。ですが、「マッチングをするために雑談形式の面接が多い」という感覚はあるものの、やはり企業によってその意図は異なります。そのため雑談形式だから通過する・落ちるという判断はせずに、常に高いモチベーションで臨むことが重要になります。また面接後も形式で合否を予測するのではなく、あくまでも面接での回答内容などを振り返って考えるようにしてくださいね。

面接に合格しているか気になる人は、こちらの記事を合否予測の参考にしてみてください。

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雑談形式でもあくまで「面接」! 自分を売り込むことは忘れないようにしよう

自分が評価されているのかわかりづらい雑談形式の面接ですが、あくまでも面接は面接です。企業もきちんと評価ポイントを持ちながら面接をおこなっています。

フランクな雰囲気や質問に惑わされず、質問の意図を汲み取った回答を心掛けましょう。雑談形式でも企業へ自分を売り込むことは忘れずに面接に臨んでくださいね。

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