グループワークの進め方のコツ|序盤・中盤・終盤ごとの注意点を解説

グループワーク進め方

この記事のアドバイザー

  • 北浦 ひより

    大学時代は、サッカー部のマネージャーとして選手のサポートに取り組む。選手に加えて、監督やコ… 続きを読む

  • 塚田 未樹

    大学では社会学・英語・韓国語を中心に学び、デジタルサイネージを扱うベンチャー企業で2年間の… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. グループワークの進め方を知って通過率アップを目指そう
  2. 各段階における注意点を解説! GWの進め方
  3. 序盤
  4. 中盤
  5. 終盤
  6. GWのタイプ別の注意点を解説
  7. プレゼン:プレゼン能力も求められる
  8. 作業:時間内に結果を出す必要がある
  9. ゲーム:選考であることを忘れそうになる
  10. 円滑に進めるために押さえておきたい注意点
  11. 意見を出しやすい雰囲気を作る
  12. 時間配分をしっかりする
  13. テーマに対して共通イメージを持っておく
  14. 役割に関係なく周りに気を配る
  15. GWを円滑に進めるための3つの事前対策
  16. ①自分に向いている役割を把握しておく
  17. ②さまざまなシチュエーションを想定しておく
  18. ③意見の出し方や整理の仕方を知っておく
  19. グループディスカッション(GD)との共通点や違いを知っておこう
  20. 事前準備をして円滑にグループワークを進めよう

グループワークの進め方を知って通過率アップを目指そう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「今度グループワークがあり、うまくできるか不安です」
「グループワークを円滑に進める方法を知りたいです」

といった相談を受けます。グループワーク(GW)は一人でなくチームでおこなうため、面接よりも難しさを感じている人も多いのではないでしょうか。また、これからグループワークを初めて受ける人にとっては、どのような選考なのかイメージがわかないこともあり、特に不安ですよね。

この記事では、グループワークで成功の鍵を握るとも言える進め方の秘訣について解説します。進め方をしっかり理解することで、「結論がまとまらなかった」「アピールできずになんとなく終わってしまった」といった事態を避けることができます。

円滑に進めるためのコツに加え、タイプ別の注意点についても解説するので、グループワークの進め方を完璧に理解して本番に臨みましょう。

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各段階における注意点を解説! GWの進め方

グループワークの進め方

グループワークの進め方は序盤、中盤、終盤の3つに分けることができます。段階によって役割が異なるため、それぞれ特徴を知っていないと今やるべきことを間違えたり、時間を無駄に浪費してしまったりする恐れがあります。

また、段階別の注意点についても解説しますので、具体的に何を気をつけて取り組めば良いかといったことを意識しながら読み進めてみてください。

グループワークの内容や対策についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。

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序盤

序盤ではグループ内で自己紹介や役割決め、議論の方向性の確認など、グループワークを進行するうえでの基盤作りをおこないましょう。役割を決めておくことでグループワークにおけるメンバーの立ち位置を理解することができ、スムーズに進行することができます

また、課題の方向性を決めてメンバーが共通認識を持つことで、的外れな意見が出るのを防ぐことができます。メンバーが共通認識を持って臨まなければ、議論の方向性がぶれてしまい、意見の収拾がつかなくなって取りまとめが困難になります。

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キャリア
アドバイザー

序盤で決めたことがグループワークの進行に影響するので、しっかり取り組みましょう。

役割を決める

グループワークの役割分担

自己紹介を終えた後は、メンバーの役割決めをおこないます。主な役割には「司会」「書記」「タイムキーパー」「その他のメンバー」があります。

「司会」にはメンバーをまとめる「リーダーシップ」「周囲への気配り」といったスキルが求められ、「書記」には多くの意見を取りまとめる「傾聴力」「情報整理」といったスキルが求められます。

これらの中からやりたい人が手を挙げることで役割は決まります。よくあるのは、全員が譲り合って全ての役割が決まらない場合です。そうなると次に進まなくなり時間を無駄にしてしまうため、自分に合った役割を2~3ほど考えておくといいでしょう

議論の方向性を決める

課題の方向性を決めることで議論に軸ができ、本筋から外れた意見が出ることを防ぐことにつながります。本筋から外れた意見が出てしまうと、整理する意見の幅が広がってしまい取りまとめに時間がかかってしまいます。

仮に「入社してやってみたいこと」というお題の場合、「5年以内で具体的にやってみたいこと」「10年後に大きな目標としてやってみたいこと」といった結論の方向性を決めることで、議論も取りまとめもやりやすくなります。

また、議論が進むと方向性を見失うこともあります。方向性を決めたら議論の中でいつでも確認できるように、各自で議論の方向性をメモしておきましょう

中盤

グループワークの中盤で意識すべきことは「議論の軸をぶらさない」「結論までの時間を意識する」の2点です

議論の軸がぶれてしまうと意見が幅広く出すぎてしまったり、ここで時間をかけすぎて後半の時間が足りなくなったりすると取りまとめが難しくなってしまいます。これらを踏まえて、中盤での注意点を以下より解説していきます。

意見を出し合う

グループワークの結果をより良いものにするには議論を活性化することが求められ、そのためにはメンバーが積極的に意見を出せるようにすることが重要です。

メンバーが各自積極的に意見を出そうと心がけることは前提ですが、意見を出さないメンバーもいるかと思います。「今の話に関連した意見はありますか?」「〇〇さんはどう思いますか?」と話題を振ってあげることで、全員が意見を出しやすい雰囲気になりますよ

注意点として、意見をたくさん出そうとするがあまりに、議論の趣旨と関係無い意見を出さないようにしましょう。さまざまな意見が出ると、その分取りまとめも難しくなります。

また、書記のメモが追いついているか、時間は守れているかといった点にも注意できると良いですね。

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キャリア
アドバイザー

議論が盛り上がるとつい時間を忘れがちです。タイムキーパーに任せっきりでなく、メンバー全員が時間を意識するように心がけましょう。

意見を取りまとめる

議論である程度意見が出そろった段階で、意見の取りまとめに移ります。書記を中心に出された意見を整理し、結果に必要な意見をブラッシュアップしましょう。

似たような意見は統一する、ジャンル別に意見を分けるといった整理をすることで、多くの意見を集約することができます。あわせて、出された意見が議論の方向性とずれていないか改めて確認しましょう。

注意点としては、意見を大きく一括りにして集約しすぎないことです。意見が少ないと感じた場合はまとめ方を狭めてみるか、改めて議論をおこない結果につなげられる意見がないか検討しましょう。

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終盤

議論で出た意見を取りまとめたら、最終的な結論の用意と発表準備をおこないます。活発な議論がおこなわれたとしても、最後の結論の見せ方や発表内容が悪ければ、グループワークの成果としては評価されません。

そのためにも、「最終的な結論を用意する時間」「発表準備の時間」をしっかり確保して取り組むようにしておきましょう。

また、終盤になると残された時間も限られているため、新しく意見を出すことより既存の意見を整理することを心がけましょう。そうすることで「時間が足りなくて結論をしっかりまとめることができなかった」といった事態を防ぐことができます。

最終的な結論を用意する

まず、議論を通じて取りまとめた意見を基に、最終的な結論に向けて更なるブラッシュアップをおこないます。「課題に対して筋の通った結論になっているか」という観点で見直し、順序立てをしましょう

注意点として、発表を聞く側は議論の方向性を知らずに結論を知ることになります。結論を間違って解釈されることを防ぐためにも、自分達のグループが「どのような方向性で議論を進めてその結論に至ったのか」ということまで伝えられるように整理すると良いでしょう。

具体的には「結論が課題の答えになっているか」「他の人が聞いても理解できる内容になっているか」といった観点で確認しましょう。

キャリアアドバイザーコメント

塚田 未樹プロフィール

中盤と終盤とでは意識を変えて臨もう

中盤の「意見を取りまとめる」ことと、終盤の「最終的な結論を用意する」ことは「意見をまとめる」という意味合いでは似ていますが、意識すべき点が変わります。

中盤の「意見を取りまとめる」ことにおいては、出された意見の中でどれが結論として最適か見極める作業となります。ですので「課題に対して最も矛盾点がない意見、筋が通っている意見」を選ぶことを意識しましょう。さらに、結論に最適だと判断した意見でも根拠が弱かった場合、ブラッシュアップを進めます。

終盤の「最終的な結論を用意する」にあたって最も大切なことは「結論に対する根拠が明確であること」です。課題に対して筋が通っているかという観点だけでなく、発表後の質疑応答の際、どのような質問が飛んできても根拠をしっかりと説明できることが大切です。

そのため、最終的な結論をブラッシュアップする際には「どの視点から考えても矛盾点がない」状態を目指し、自分たちが出した意見を懐疑的な目で再考しましょう。

一人ひとり考え方は異なるため、人数が多いほど矛盾を見つけられるチャンスも多いです。この作業はできるだけメンバー全員で取り組むのが理想的ですね。

発表準備をする

最終的な結論まで用意できたら、最後に発表の練習をしましょう。練習することで、発表のやり方や内容の物足りなさなどに気づくことができます。

発表のやり方に改善の余地があればグループ内で共有し、物足りない部分は他の意見を肉付けできないか考えてみましょう。練習の際は「結論を分かりやすく伝えられているか」といった観点で発表のやり方を確認すると良いです

注意点として、ぶっつけ本番で発表に臨まないようにしましょう。そうすると緊張して上手く話せなかったり、時間内に発表することができなかったりする場合があります。練習の時間を確保するためにも、グループワークは時間配分をしっかり守って取り組みましょう。

GWのタイプ別の注意点を解説

グループワークの3タイプ

グループワークと言っても、タイプによって内容は異なります。種類は大きく3つに分けることができます。

1つ目はグループで議論した内容を最後に発表する「プレゼンタイプ」、2つ目は与えられた条件の中で作業に取り組む「作業タイプ」、3つ目はゲーム感覚でお題を達成していく「ゲームタイプ」です。

大まかな流れはいずれも同様なので、各タイプの注意点について解説していきます。それぞれの具体的なテーマを知りたい方は、こちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

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プレゼン:プレゼン能力も求められる

全体に向けて発表をおこなうプレゼンタイプは、最後の発表も評価対象に入ります。グループワークの中でありがちなのは「最後まで意見がまとまりきれない」「発表の練習の時間がとれない」といった場合です。

発表を失敗してこれまでの作業を無駄にしないためにも、時間管理を徹底してグループワークに臨みましょう。

そのために、序盤ではメンバーでそれぞれに使う配分をしっかり共有しておくことが重要です。中盤ではタイムキーパーに任せきりにならずに、それぞれが時間配分を意識しながら話をまとめるようにしましょう。終盤では発表者に任せきりにならないよう主体的にまとめたり、より良い訴求内容があれば意見をすることが重要です。

作業:時間内に結果を出す必要がある

作業タイプは、与えられた条件下でどのグループが一番成果を出せるかが見られます。お題の例として「A4用紙20枚のみで高いタワーを作ってください」「制限時間内に折り紙で手裏剣を作ってください」といったものが挙げられます。

結果を出すことはもちろん大切ですが、それまでにメンバーがどのように役割分担して作業できているか、といった過程が重視されます

また、作業タイプはプレゼンタイプとは異なり、議論から結果を出すまでを時間内に終えなければいけません。議論で整理したやり方を実際に試してみると、思いのほか上手くいかない場合もあります。そうなると戦略から練り直す可能性も出てくるため、余裕を持った時間配分で臨むようにしましょう。

ゲーム:選考であることを忘れそうになる

ゲームタイプは、ゲーム感覚で取り組めるグループワークになります。例として「コンセンサスゲーム」といったものがあります。「コンセンサス」とは「合意」という意味を持ち、与えられた課題に対しグループで合意した答えを出します。

楽しく取り組めるため、選考であることを忘れがちですが、評価者は取り組んでいる過程を重視しています。「なぜそれが良いと思うのか」「最も合理的な手段は何か」といった観点でメンバーと議論することを心がけて取り組みましょう

ゲームタイプのお題や対策は別の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

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円滑に進めるために押さえておきたい注意点

円滑に進めるために押さえておきたい注意点

グループワークの流れが分かったところで、円滑に進めるために押さえておきたい注意点を解説します。

円滑に進める上で意識することは「意見を出しやすい空気を作る」「時間配分をしっかりする」「テーマに対して共通イメージを持っておく」「役割に関係無く周りに気を配る」の4つです。

いずれもグループワークの段階やタイプに限らず大切なことですので、しっかり確認をして本番に臨みましょう。

意見を出しやすい雰囲気を作る

まず、「意見を出しやすい雰囲気」を作ることは忘れないようにしましょう。議論をするのに同じ人が意見を出していたり、せっかく出した意見を否定されたりしていては意見を出しづらくなりますよね。

意見が出なくなると議論が止まったり、より良い意見が出ずに結果がまとまらなくなることにもつながります。自分と異なる意見が出た場合はただ反対するのではなく、「なぜそう思ったのか?」というところまで考えるようにしましょう

また、評価者はグループワークを通じて「周りとの協調性」も見ています。独りよがりな言動で輪を乱すことがないように気をつけ、メンバーに思いやりの気持ちを持って取り組みましょう。

時間配分をしっかりする

次に重要なことは「時間配分をしっかりすること」です。グループワークは限られた時間の中で作業や発表をする必要があるため、事前にしっかり予定を立てなければ時間を有意義に使うことができません

仮にグループワークの時間が30分だとしたら、以下のような時間配分があります。手順ごとに時間を分単位で細かく決め、それより少し早めに進むように取り組みましょう。

時間を守ることは社会人にとって常識です。自分だけでなく組織としても時間を守れるように心がけておきましょう。

時間配分の例
  • 自己紹介、役割分担 (2分)
  • 意見を出し合う   (10分)
  • 意見を取りまとめる (5分)
  • 結論を用意する   (8分)
  • 発表準備をする   (5分)

テーマに対して共通イメージを持っておく

テーマに対してメンバーが共通イメージを持っていることは重要です。共通イメージが持てていなければ議論で的外れな意見を出したり、課題解決に必要ない作業をしてしまったりとグループワークを円滑に進めることができません

そのため、グループの方向性をメンバー全員が認識しておく必要があります。

共通イメージの明確化は自己紹介、役割分担を終えた序盤の段階にしておきましょう。もし議論の中で目的を見失いそうになっても、すぐに振り返って軌道修正することができます。メンバー全員が忘れないように方向性をメモをしておくことも有効的です。

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就活生

序盤での「議論の方向性を決める」と同じだね。

役割に関係なく周りに気を配る

自分に役割がなかったとしても、常に周りへの気配りは忘れないようにしましょう。書記の人が必ずしも議論の内容を全て記録できるわけではありませんし、タイムキーパーの人が時間を正確に守って教えてくれる保証もありません。

グループワークは連帯責任だという意識を忘れずに、自分に役割が無くともメモを取ったり時間を気にすることは心がけて臨みましょう

社会に出ても同様です。一人ひとりに与えられた仕事や役割があっても、その人が不在となれば誰かがフォローして進めなければなりません「担当者がいなかったからできなかった」では済まされないため、組織として仕事を終わらせるという意識を心がけましょう。

本番前に、面接偏差値を診断しておこう
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面接では注意すべきポイントが多くあります。
自分の弱点を把握し適切に対策しておかなければ、面接を突破することはできません。

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GWを円滑に進めるための3つの事前対策

GWを円滑に進めるための3つの事前対策

グループワークを進める上での注意点を踏まえ、以下より円滑に進めるための事前対策を解説します。円滑に進めるためには「手戻りのないよう進める」「進行が妨げられないようにする」ことが条件となります

事前にできることとしては「自分に向いている役割を把握しておく」「さまざまなシチュエーションを想定しておく」「意見の出し方や整理の仕方を知っておく」ことが挙げられます。

①自分に向いている役割を把握しておく

序盤の役割決めがスムーズに決まれば良いのですが、ここで「誰が何の役割をするか」を譲り合ったりしていると貴重な時間を浪費してしまいます。最初にメンバーの誰かが「私がやります」と手を挙げることで、他の役割も決まりやすくなります。

自分がそうできるようにするためにも、先ほど述べた役割の中で「自分は何の役割を果たせそうか」といった目星をつけておきましょう

その判断材料として、自己分析をおこない自分の性格、適性を把握しておくことが望ましいです。自己分析のやり方に関してはこちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。

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自分に向いている役割がわからないという人は、自分の強みに目を向けてみると良いでしょう。

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②さまざまなシチュエーションを想定しておく

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就活生

グループワークには想定外のトラブルが起こるので、自分で対策するには限界がありますよね。

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キャリア
アドバイザー

完全に対策するのは難しいかもしれませんが、事前に想定しておくことでいざという時に動けるようになりますよ。

消極的な人がいる場合は、その人に話を振るなど、メンバーが意見を出しやすいような雰囲気づくりを心がけて置くことが大切です。

また、予定していた時間内に終わらなさそうな場合は、完璧にしようとこだわりすぎている可能性があります。内容の質がそこそこでも時間が無ければ進めて、少し余裕ができた時に振り返るようにすると良いでしょう。

何が起こるかは実際に始まらないことには分かりませんが、心構えをして臨むことで気は楽になるはずです。起こりうるトラブルを事前に想定しておいて、何かあっても対応できるようにしておきましょう。

GWの進行を妨げるトラブル例
  • 意見が出ず、うまく進行できない
  • 中盤に時間をかけてしまい、終盤で時間が足りなくなる
  • 議論が盛り上がり、メンバー同士でぶつかってしまう

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

意見交換の際は相手に思いやりを持とう

グループワークの進行を妨げるシチュエーションは他にも考えられます。たとえば「意見に対し否定から入るメンバーがおり、雰囲気が悪くなる」というシーンをよく見かけます。グループディスカッションを「勝ち負け」と勘違いしている人ほどこのパターンに陥りやすく、他のメンバーが意見を出しづらくなってしまいます。

対処法としては「否定されたら代替案を聞く」ことです。否定の際は代替案も出すようにすれば、代替案も考えるのに時間を要するため、否定意見が出る頻度を減らすことにつながります。また、代替案が出ることで議論の生産性も高まるでしょう。

他にも「協調性を意識するあまり、数ある意見を取捨選択できずまとまらない」というシチュエーションもあります。メンバー全員が意見の主張を苦手とする時に起こり得ます。「相手の意見に口を出す」=「相手を否定する」といった思考により、意見を出しづらくなっていることが多いです。

対処法は、ワークを始める前に議論の軸をつくり、その軸に合っているかどうかで意見を選定することです。意見の否定ではなく、あくまで「選んでいる」という立場になるので、合理的に意見を取捨選択し、議論を進めることができます。

③意見の出し方や整理の仕方を知っておく

グループワークを円滑に進めるには、一つの作業に時間をかけすぎないことが重要です。「付箋」「マインドマップ」を使うことで意見を出しやすく、取りまとめもおこないやすくすることができます。

これらを使うと意見を可視化することができ、一目で重要な意見や足りない意見の判別がつくようになります

グループワークに限らず、自己分析や業界研究にも使える手法ですので、今回を機に使えるようになると良いでしょう。具体的な方法は以下より解説します。

付箋で可視化する

付箋を使った意見の整理方法

意見を出しやすくするためには、付箋を使うことが有効的です。課題に対して自分の意見を言葉でなく文字で出すことができます。事前にメンバーに付箋を何枚か配り、それぞれ付箋に意見を書くようにすると、意見が視覚化されて整理しやすくなります。

さらなるメリットとしては、発言をすることに躊躇ってしまう人でも臆することなく意見を出すことができるため、議論を円滑に進めることにつながります

似たような意見をジャンル分けすることで、課題解決に足りない意見を確認することができます。その場合は改めて付箋を配布して意見を出すなど、ブラッシュアップしていきましょう。

マインドマップで意見を広げる

マインドマップを使った意見の整理方法

意見を出しやすくするために、マインドマップを使うことも有効です。マインドマップとは、紙にテーマを書き、それに関連するキーワードを波及するように書いていく手法のことです。これにより、頭の中を可視化することができます。

グループワークの場合は与えられた課題を中心に置き、その課題解決に必要な思ものを書いていくことが望ましいでしょう。出た意見を基に新しい意見を鎖のようにつなげることで、出された意見を可視化することで整理しやすくなります

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キャリア
アドバイザー

一本の木から枝が広がっていくイメージを持つと良いでしょう。

グループディスカッション(GD)との共通点や違いを知っておこう

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就活生

グループワークとグループディスカッションは似ているようだけど何が違うのだろう?  

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キャリア
アドバイザー

グループワークにはいくつかタイプがありますが、グループディスカッションは討論をおこなうことを指します。

二つの共通点としてはグループで議論をすることになりますが、違いとして「グループワークにはタイプがある」「評価されるところが異なる」ことがあります。

すでに紹介した通り、グループワークには大きく3つのタイプがあることに対して、グループディスカッションは討論しかありません。また、グループワークは「議論した上での結果」が重視され、グループディスカッションでは「討論している過程」が重視されます。

グループディスカッションに関しては別の記事で具体的に解説していますので、気になる方はこちらも見てみてください。下記の記事はグループディスカッション の進め方のコツを解説しています。

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グループディスカッション の練習方法を解説した記事ではグループワークに共有する部分も多いので目を通してみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

北浦 ひよりプロフィール

グループワークでは「共同作業」における過程を重視される

グループワークとグループディスカッションの違いとして、グループワークでは「ワーク」という単語が使われているように「共同作業」が加わる選考です。「討論」が求められるグループディスカッションよりも、チームでの立ち回り方を見たいという企業の意図があります。ですので、用意された資料やデータを使って成果物を作成するなど、話し合いとは別の作業過程を含むことが大きな違いです。

また、お題は実際の業務に近いテーマや調査データを使うことも多いので、選考を通じて「入社したらどのような姿勢で仕事に取り組むのか」といった視点でも評価されます。

加えて、作業の時間が入ることで、話し合いだけではわかりづらい「行動力」「柔軟性」「几帳面さ」なども見ることができます。つまり、グループディスカッションよりも評価点の幅が広がるので、力を発揮しやすい人もいるでしょう。

しかし注意点として、作業に集中して黙ってしまったり、緊張感がなくなり友達と話す時のような振る舞いをしないよう気を付けてください。「チームワークを発揮して結論に導く」という点ではグループディスカッションと同じなので、チームでの立ち回り方を意識して臨みましょう。

事前準備をして円滑にグループワークを進めよう

グループワークは経験したことがなかったり、初対面の人とうまくやっていけるか分からなかったりと不安はつきものです。しかし、それは自分一人だけでなく参加者全員が同じ気持ちです。

「良いところをみせよう」と気を入れすぎることなく「円滑に進めよう」という認識で臨むことで、落ち着いて取り組むことができるはずです。

グループワークに取り組む姿勢というのは社会人になってからも必要なものです。今回の記事を何度も読み返すなど事前準備をしっかりおこない、本番に臨みましょう。

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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