接客業の志望動機は独自のエピソードが重要! 業界別の例文も解説

この記事のアドバイザー

例文も紹介! 接客業の志望動機は 〇〇が超重要!

目次

  1. 接客業の志望動機を作る際は自分の経験を盛り込んでオリジナリティを出そう!
  2. 実は難易度が高い! 接客業だからこその志望動機の課題点
  3. 多くの学生が接客業経験があるため差別化が難しい
  4. 「人が好き」など他の人と方向性が似てしまう
  5. まずは基本を押さえよう! 接客業の志望動機に必要な4つの要素
  6. ①自分の長所や仕事に活かせるスキル
  7. ②志望動機と背景となるエピソード
  8. ③会社の理念やビジョンへの共感
  9. ④就職後の長期的なキャリアビジョン
  10. ケース別に解説! 接客業の志望動機例文3選
  11. ①学生時代に接客業のアルバイト経験がある場合の例文
  12. ②未経験から接客業を目指す場合の例文
  13. ③アルバイトから正社員を志望する場合の例文
  14. 業界別で解説! 接客業の志望動機例文5選
  15. ①アパレル業界の志望動機例文
  16. ②小売業界の志望動機例文
  17. ③飲食業界の志望動機例文
  18. ④宿泊業界の志望動機例文
  19. ⑤美容業界の志望動機例文
  20. 企業に刺さる接客業の志望動機を作るための3つの準備
  21. 徹底的に企業研究をして「志望先だからこそ」を言語化する
  22. 自分の経験を棚卸して活かせる強みを洗い出す
  23. 入社後の自分のキャリアプランを具体化する
  24. 接客業で受かる志望動機を作るための4ステップ
  25. ①志望先でないといけない一番の理由をまず伝える
  26. ②志望先に出会ったきっかけをエピソードと合わせて伝える
  27. ③自分の強みをどう活かして貢献できるのか根拠とセットで伝える
  28. ④今後の目標も添えて意欲と成長性をアピールする
  29. 接客業の志望動機の伝え方を理解して理想の就職を実現しよう!

接客業の志望動機を作る際は自分の経験を盛り込んでオリジナリティを出そう!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「接客業の志望動機はどうやってまとめたら良いですか?」
「接客業で採用されやすい志望動機はありますか?」

といった質問を受けることがあります。接客の仕事は幅広い業種にあり、募集も多いです。しかしその分、希望する学生の数も多いため、自分が希望する企業に就職するためには自分にしかないエピソードを盛り込んで、オリジナリティを出すことが重要です。

この記事では、接客業の志望動機に必要な要素や、業種別の例文、受かりやすい志望動機を作るための方法について解説していきます。接客業への就職を検討している人は、独自の志望動機を作れるように、ぜひ参考にしてください。

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実は難易度が高い! 接客業だからこその志望動機の課題点

一流企業にこだわりすぎることのリスク
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就活生

接客業の志望動機を作っているのですが、うまくまとめるのが難しいです……。

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キャリアアドバイザー

まだ自分なりのエピソードを見つけられていない可能性があるので、自分の経験を深掘りすることから始めましょう。

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就活生

はい、良い志望動機を作れるようにがんばります。接客業は募集も多いので採用のハードルはそこまで高くないですか?

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キャリアアドバイザー

募集が多いからといって簡単に採用されるとは限りませんよ。また、自分の希望に合っていたり、強みを活かせる企業を見つけることが大切です。

接客業は幅広い業界に存在するため、募集も多くあります。ただ、応募する人も多いため採用のハードルが低いわけではありません。

志望動機の傾向が似てしまう可能性があるなど、接客業ならではの課題もあるため、難易度が高いと思って準備した方が良いでしょう。ここからは、接客業特有の志望動機を作るうえでの課題点について解説します。

多くの学生が接客業経験があるため差別化が難しい

接客業は多くの学生がアルバイトなどで経験があるために、差別化が難しいという点は注意したいポイントです。

ファーストフード店やレストラン、居酒屋、コンビニなどは学生がよく経験する接客業のアルバイトです。それらの仕事でやりがいを感じた瞬間を志望動機に盛り込もうとすると「顧客に感謝された」「顧客の希望を聞いて提案できた」など、エピソードが被ってしまうことが少なくありません

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キャリアアドバイザー

そのため、自分にしかない経験を探してエピソードとして志望動機に盛り込むことがとても大切になります。

「人が好き」など他の人と方向性が似てしまう

「人が好き」などという理由で、接客業の志望動機が他の人と似てしまうことも気をつけたい点です。似たような志望動機だと、企業からするとどちらも同じように見えてしまい、高い評価につながらない可能性があります。

「人と接するのが好き」「人に喜んでもらうことが好き」など、接客業を経験した人であれば、誰もが思い浮かぶ志望動機と言えるかもしれません。もちろん、それが自分自身の強い動機なら、自分らしいエピソードを交えて積極的にアピールしていくことも大切です。

他人と似てしまう可能性があることも頭に入れながら、自分の何が他の人と違う点なのかをはっきりさせて、志望動機を作っていきましょう

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キャリアアドバイザー

「人が好き」と「自分だけの経験」がどのようにつながるのかを企業に伝えることが大切です。うまくリンクさせることで他の候補者と差別化することができます。

高橋 宙

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企業側が重視するポイントを理解したうえで「自分らしさ」を心掛けよう

接客業の志望動機を作る際に、他人と似ているエピソードを掘り下げて独自色を出すほうが良いのか、他人と違うエピソードを探すほうが良いのか悩む学生もいるでしょう。

結論としては、どちらの方法でも問題ありません。企業側が志望動機を通じて知りたいのは、「応募者がなぜその企業を選んだのか」「入社後どんなことをやりたいと考えているのか」です。

他人と似たエピソードだとしても、具体的な取り組みや学びを盛り込み、自分らしさを出すことができれば魅力的な内容になります。自分の言葉で「その企業でなければならない理由」や「自分がどのように活躍し、貢献できるのか」を伝えることが大切です。

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まずは基本を押さえよう! 接客業の志望動機に必要な4つの要素

接客業の志望動機に必要な4つの要素
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就活生

接客業の志望動機の注意点は押さえられました。では具体的に何を盛り込むと良いですか?

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キャリアアドバイザー

志望動機ではその企業で働きたい理由と、自分が企業に適した人材であると伝えることが大切です。そのために重要な4つの要素があるので、ここから紹介していきます。

企業側は志望動機から意欲の高さや、会社の理念・社風と就活生の人柄が合っているかどうかを判断します。ここから解説する4つの要素を盛り込むことで、企業が知りたいことを整理して伝えられるようになるので、一緒に進めていきましょう。

①自分の長所や仕事に活かせるスキル

まず自分の長所や接客業の仕事に活かせるスキルを洗い出して、企業にわかりやすく伝えられるようにしましょう。

その際、紙に書き出したり、パソコンやスマートフォンにメモしたりして文字にしていくことがおすすめです。頭の中で考えているだけよりも、可視化することで思考が整理されます

接客業に活かせる長所やスキルの例
  • 人とのコミュニケーションに自信がある
  • 人の相談に乗るのが好き
  • 人見知りせず初対面の人とも話すのが得意
  • 相手の話を丁寧に聞く力がある
  • 他の店員と協力する協調性がある
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キャリアアドバイザー

自分の長所が思いつかないときには、周りの人に聞いてみましょう。自分では気づかなかった長所が見つかることもありますよ。

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②志望動機と背景となるエピソード

接客業を志望したきっかけや、自分にしかないエピソードは志望動機をまとめるうえで大事な要素の一つです。

その企業と出会った最初のきっかけから、なぜその会社で働きたいと思うようになったかまでの経緯を振り返ってみましょう。エピソードを整理しながら、どれが自分にしかない経験なのかと深掘りすることが大切です

志望動機につながるエピソードの例
  • 企業を最初に知ったきっかけ
  • 来店数など自分と企業の関係が深まった理由
  • 企業に魅力を感じた瞬間のこと
  • 企業でアルバイトをした経験
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キャリアアドバイザー

エピソードを探すときには業界全体や他社での経験よりも、その企業とのかかわりを意識することが重要ですよ。

③会社の理念やビジョンへの共感

接客業の会社の理念やビジョンのどのような部分について、自分が共感しているかという点も志望動機に盛り込むべき要素です

企業理念には会社の目指す方向性が示されています。そこにどのくらい共感できるか、自分との共通点があるかを考えることは、企業とのマッチ度を測ることにもつながります。

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キャリアアドバイザー

たとえば店で実際に自分が受けた接客体験から企業に興味を持ち、企業理念と自分のビジョンの共通点に気づいたなど、エピソードとの結びつきを考えることも大切です。

④就職後の長期的なキャリアビジョン

接客業の志望動機には、就職後に自分がどのような仕事に取り組んでいきたいのか、長期的なキャリアビジョンを盛り込みましょう。

接客業をずっと続けてスペシャリストになりたいのか、または接客を経てから他の部署も経験してキャリアアップしたいのか、さまざまな道があります。自分がどのように働きたいのか、どのように会社に貢献できるのかは、企業が知りたいポイントでもあるのでしっかりキャリアビジョンを伝えられるようにしましょう。

キャリアビジョンの描き方
  • 自分のやりたい仕事や強みを整理する
  • 5年後、10年後に自分がなりたい姿をイメージする
  • 目標の達成のために何をすべきか具体的な道筋を描く
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キャリアアドバイザー

企業はすぐに辞めてしまう可能性がないかという点もチェックします。長期的なビジョンを伝えることで、その会社で長く働くイメージを持っていることをアピールできます。

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ケース別に解説! 接客業の志望動機例文3選

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就活生

志望動機に大事な要素はわかってきました。では、どうやって盛り込むのが良いですか?

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キャリアアドバイザー

自分の経験と志望先の仕事内容を結びつけることが大切ですよ。アルバイトの経験があるかないか、また業界によって志望動機の組み立て方が異なるので、それぞれ例文を紹介しますね。

ここからは具体的な志望動機の例文を紹介していきます。まずはケース別です。

学生時代のアルバイト経験を活かす場合と、未経験から接客業を目指すケースに分けられます。いずれの場合も自分が持つ強みやスキルを明確にして、志望動機に盛り込むことが大切です。

自分自身の状況に当てはめながら参考にしてみてくださいね。

①学生時代に接客業のアルバイト経験がある場合の例文

学生時代に接客のアルバイト経験がある場合の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、大学のこれまでの3年間で続けてきた居酒屋でのアルバイト経験を活かしたいと思ったからです。

居酒屋のホールスタッフのアルバイトで私が身に付けた力は、観察力と提案力です。お客様におすすめの食べ物や飲み物を聞かれたときに、お客様の好みや食べたいものの気分を伺いながらメニューを提案することを心掛けてきました。

また、飲み物が少なくなったタイミング、次の料理が必要になりそうなときには、お客様に声をかけられる前に状況を見て、お声がけするようにしてきました。

貴社の接客業務でも培ってきた経験を活かして、将来的には店長を務められるように成長していきたいと思っております。

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キャリアアドバイザー

学生時代のアルバイトでどのようなスキルを身に付けたのか、具体的にアピールするのがポイントです。

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②未経験から接客業を目指す場合の例文

学生時代に接客経験がなく、未経験から目指す場合の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、学生時代に取り組んだボランティア活動の経験を接客業に活かしたいと思ったからです。

ボランティアでは障がい者支援の活動に取り組んできました。目が見えない方や、体が不自由な方をサポートする仕事です。その活動を通して、相手が今どんな介助を求めているのかを考える洞察力や、コミュニケーション能力を磨くことができました。

貴社はすべての人が生き生きと生活できる共生社会の実現を企業理念に掲げており、私が取り組んできたこととの共通点や共感する部分があります。

接客の仕事をした経験はまだありませんが、お客様に対応する場面でボランティアの経験が活かせると考えております。

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キャリアアドバイザー

接客と直接かかわりがない活動でも、接客に必要な要素を含んでいることが多いです。未経験でもこれまで取り組んできたことのなかから、活かせる点が見つかるはずですよ。

③アルバイトから正社員を志望する場合の例文

学生時代にアルバイトをしている会社から、そのまま正社員を志望する場合の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社でアルバイトから正社員になりたい理由は、今よりもさらに幅広い仕事内容に取り組みたいと思ったからです。

イベントスタッフとして勤務するなかで、来場者の要望に臨機応変に対応する力や、周りのスタッフと協力するチームワークを磨くことができたと思っています。また、現場でイベントを楽しんでくれている人の姿を見ることにとてもやりがいを感じています。

貴社の企業理念の「笑顔があふれる社会作り」を現場で肌で感じ、この仕事でキャリアアップしていきたいと思うようになりました。

これまで身に付けた力を正社員として活かすと同時に、さらにスキルアップして現場リーダーとして魅力的なイベントを開催できる人材になりたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

アルバイトから正社員を志望する場合は、アルバイトを通じて身に付けたスキルと、正社員になってからの目標をアピールすることがポイントです。

接客業以外も含めた志望動機の例文は、こちらの記事で確認できます。さまざまな志望動機の例文を読んで、自分の志望動機をブラッシュアップさせましょう。

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業界別で解説! 接客業の志望動機例文5選

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就活生

接客業のなかでいくつかの業界を受ける場合、志望動機は使い回しても良いものですか? それとも書き換えた方が良いですか?

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キャリアアドバイザー

自分の強みなど軸となる部分は共通して使えますが、なぜその業界を志望するかという点は業界ごとに考えた方が良いでしょう。

それでは、ここからは業界別の接客業の志望動機例文を紹介していきます。

代表的な5つの業界を取り上げますが、他の業界でも特徴や仕事内容を押さえたうえで、自分がその業界に適しているとアピールすることが大切です。自分の経験やスキルを盛り込んで、オリジナリティを高めていきましょう。

①アパレル業界の志望動機例文

アパレル業界の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、消費者として貴社のブランドに魅力を感じているからです。

大学に入学して制服から私服での通学に変わり、ファッションに迷っていたときに貴社のブランドに出会い、私の定番となりました。シンプルながらも素材の良さが感じられる貴社のブランドをより多くの人に知ってほしいというのが私の願いです。

貴社は企業理念で「ファッションを通じた美しく豊かな社会の創造」を掲げています。私自身も大学でファッションの楽しみを知り、豊かな生活を送れるようになったので、この理念を広めたいと思っています。

また、私は学生時代にカフェでのアルバイトで、お客様の好みに合った産地のコーヒーをおすすめする提案力を磨きました。その力を販売員として活かしたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

アパレル業界はブランドとの出会いなど、志望先の企業のブランドやデザインのどこに魅力を感じるかといった点を交えるのがポイントです。

アパレル業界の志望動機の書き方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、志望している人はぜひ参考にしてみてください。

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②小売業界の志望動機例文

小売業界の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望した理由は、貴社が展開しているスーパーのライブ感を意識した販売手法で私の強みを活かせると思ったからです。

貴社のスーパーでは実演販売や、ライブクッキングによる惣菜の販売など、お客様が目で見て楽しみながら買い物ができる企画に数多く取り組まれています。

私は大学の文化祭の実行委員を務め、どうすれば来場者が楽しめて満足できるか企画を考え開催した経験があります。入社後にはまず実演販売に取り組み、強みをスーパーの現場でも活かしたいと考えています。

将来的には販売部門を統括できるような人材へと成長していきたいです。

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キャリアアドバイザー

小売業の志望動機は、志望先の企業が扱う商材や販売方法で自分の強みがどのように活かせるかをアピールすることが大切です。

③飲食業界の志望動機例文

飲食業界の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、「食を通じて人々の心を豊かにする」という企業理念に共感したからです。

私は学生時代にイタリア料理店のキッチンのアルバイトをしており、私が提供した料理をお客様がおいしそうに味わう姿を見ることに喜びを感じてきました。食事は人を幸せにし、心を豊かにできるものという実感があります。

キッチンのスタッフとして、注文に素早く対応する臨機応変さを身に付けてきたと考えております。貴社ではよりお客様に近いホールスタッフとして、その力を活かしたいです。

将来は店長を経験して、新店舗や新業態の開発に携われるようになる目標があります。

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キャリアアドバイザー

飲食業界の企業理念は顧客とのつながりを意識したものが多くあります。自分が共感できるものは積極的に盛り込むのも一つの手法です。

④宿泊業界の志望動機例文

宿泊業界の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、成長しているインバウンドのビジネスに携わることで自分自身も成長していきたいと思うからです。

貴社のホテルでは外国人観光客の誘致に力を入れています。私は大学で国際学部に所属し、世界の政治経済や文化を学んできました。また、海外からの留学生が多く、普段からさまざまな文化に触れ合う機会が多いです。

貴社が掲げている「ボーダーレスな宿泊体験の提供」という企業理念は、私が大学で学んだ互いを認め合って生きていく姿勢と共通する部分があります。

大学での国際交流経験を活かし、海外からのお客様に貴社のホテルと日本の良さをもっとアピールしたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

宿泊業界は高級ホテルやビジネスホテルなど、ターゲットが分かれてます。志望先がどの層を狙っているのかを考えながら、自身の強みと結びつけるのがポイントです。

宿泊業界でベルボーイを目指している人にはこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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⑤美容業界の志望動機例文

美容業界の志望動機の例文を紹介します。

例文

私が貴社を志望する理由は、長年悩んでいた肌のトラブルを貴社の化粧品販売員の方に相談したことで改善できたからです。私もそのようなきっかけを作れる販売員になりたいと考えています。

大学時代はアパレルショップの販売員のアルバイトをしていました。そこで身に付けたのは、お客様自身が気づいていない魅力を探すことや、似合いそうな服を提案する力です。

扱う商品はファッションと化粧品で異なるかもしれませんが、お客様がよりきれいに、またはかわいくなるための提案をするという点で、経験を活かしたいと思っています。

将来的には、販売員として経験を積み、お客様のニーズを蓄積して商品開発に携われるような人材に成長していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

美容業界は化粧品関連やヘアメイク、エステなど、自分が試した商品やサービスが志望のきっかけになることも多いです。エピソードは志望動機に積極的に盛り込みましょう。

美容関係の仕事については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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長尾 美慧

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志望動機の例文をそのまま使うのは避けよう

ここで紹介した志望動機の例文を参考にすることは問題ありませんが、そっくりそのまま使うことは避けましょう。例文をそのまま使うと自分らしさが伝わらず、表面的で浅い内容になってしまうからです。

企業は、応募者の価値観や経験を通して、志望度の高さや適性を判断したいと考えています。例文を使用する際は、表現の仕方や文章の構成などを参考としながら、自分の経験やエピソードを盛り込んでオリジナリティを出すことを意識しましょう。

そうすることで、あなたらしさが伝わる魅力的な志望動機となり、企業側にも興味を持ってもらえる可能性が高まります。

企業に刺さる接客業の志望動機を作るための3つの準備

企業に刺さる接客業の志望動機を作るための3つの準備
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就活生

接客業の志望動機の例文は読んだのですが、自分の志望動機に書き換えるのが難しいです……。

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キャリアアドバイザー

例文はあくまでも例文です。そのまま使おうとするのではなく、自分の経験を盛り込んで作ることが重要です。ここから具体的に志望動機をまとめる流れについて解説していきますよ。

接客業で企業に刺さる、強く印象に残る志望動機を作るためには、他の学生と差別化を図るための工夫が必要になります。ここから先の準備から実践し、オリジナリティがある志望動機を作りましょう。

徹底的に企業研究をして「志望先だからこそ」を言語化する

接客業の志望動機を作るときには、徹底的に企業研究をしてその企業でなければならない理由を言語化するのがポイントです

企業研究が不十分だと、なぜその企業が良いのか、その企業のどこと自分が合っているのかを伝えるのが難しくなります。企業研究を深めて、理念や事業内容、接客方針など、「志望先だからこそ」の理由を見つけましょう。

企業研究の進め方
  • 企業の概要を知る
  • 企業理念や経営方針を調べる
  • 業績など業界内での企業の立ち位置を調べる
  • 社員インタビューやSNSなどで社風を知る
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キャリアアドバイザー

志望度が高い企業であれば、OB・OG訪問をして現役社員の声を聞くと、より企業研究の深みが増しますよ。

企業研究の質を上げるコツについては、こちらの記事も参考にしてください。

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自分の経験を棚卸して活かせる強みを洗い出す

志望動機を作る前に、自分の経験を振り返って活かせる強みを整理しましょう。

幼い頃から取り組んでいることや、中学・高校での経験、学生時代に力を入れたことなど、自身のどの経験が接客業に活かせそうかを考えます。接客のアルバイトの経験をはじめ、ボランティア活動で人と接した経験、学校の部活動で学んだチームプレーなど、接客につながりそうなものはすべて書き出していきましょう。

そのなかでエピソードとして自分の思い入れが強いものや、接客業との関係が深いものについて内容を深めていくのがおすすめです。

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キャリアアドバイザー

自分一人で整理するのが難しいときは、友人に自分の印象を聞いたり、アルバイト先で自分の良いところを聞くなど、第三者の意見も参考にすると良いですよ。

自分の強みがなかなか見つからず悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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入社後の自分のキャリアプランを具体化する

接客業で働き始めてからの自分のキャリアプランを具体的に考え、志望動機に盛り込むことも大切です。

入社後の目標をアピールすることで、企業側に働く意欲を伝えられます。販売員を続ける、10年後には販売経験を活かして商品企画に携わりたいなど、具体的な道を描くことが大事です

接客業の入社後の目標の例
  • 販売成績で社内トップを目指す
  • 顧客からのフィードバックで高評価を得る
  • 20代で店長を目指す
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キャリアアドバイザー

「販売から経験を経てマーケティングにかかわりたい」など、別の分野に挑戦する選択肢もあります。自分がその会社で何をしたいのかを長期的な視点で考えるようにしましょう。

吉川 智也

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入社後のキャリアプランをイメージするためには徹底した情報収集が欠かせない

まだ働いた経験がない学生にとって、自分の入社後の働き方やキャリアプランをイメージすることが難しいと感じることもあるかもしれません。

企業研究をおこなっても働くイメージができない場合には、より深い情報収集を徹底しましょう。たとえば、OB・OG訪問やインターンシップなどを通じて、希望する働き方を実現している先輩社員に話を聞いてみることをおすすめします。また、企業のホームページや採用情報に掲載されている先輩社員のインタビュー記事も参考になりますよ。

さらに、業界研究や職種研究を通じて、どのような適性やスキル、経験が必要なのかを知ることで、長期的なキャリアプランを具体的にイメージしやすくなります。できるだけ幅広く情報を収集し、自分にとっての将来の理想像やキャリアプランを考えることが大切です。

特別な動機がなくても、ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます

「第一志望以外の企業だと、志望動機がなかなか思い浮かばない......」と悩む就活生は多くいます。

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接客業で受かる志望動機を作るための4ステップ

接客業で受かる志望動機を作るための4ステップ
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就活生

接客業の志望動機に必要な準備がわかって、自分でも書けそうな気がしてきました。

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キャリアアドバイザー

手応えをつかめているようですね。それでは、実際に志望動機を作ってみましょう。採用されるための志望動機になるように、意識することが大切ですよ。

接客業の志望動機は他の学生と似てしまわないように、オリジナリティを出すことが重要です。自分にしかないエピソードと会社のつながりを盛り込むことで、企業の印象に残り、採用される可能性が高まります。

そのための志望動機の作り方を4つのステップで解説していきます。

①志望先でないといけない一番の理由をまず伝える

志望動機では、「なぜその志望先を選んだのか」「なぜ接客業に就きたいのか」という理由をまず伝えましょう。

他にも業界や業種、企業があるなかで、その志望先でないといけない理由は最も重要な部分です。たとえば「人を喜ばせたい」という漠然とした理由だと、企業から「他の業界でもできるのではないか」「他の会社でも良いのではないか」と疑問を持たれる可能性があります。

その企業だからできること、やりたい仕事を明確にして伝えることが大切です

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キャリアアドバイザー

志望動機は結論から簡潔にまとめることを心掛けましょう。結論や理由を述べて、その後に具体的なエピソードを加えていくイメージです。

②志望先に出会ったきっかけをエピソードと合わせて伝える

接客業の志望先に出会ったきっかけをエピソードを交えながら志望動機のなかで伝えることも大切です。企業にとって好印象や親近感につながる可能性があるからです

志望先の会社で接客の仕事をしたいということは、「自分が実際に受けた接客が良かった」「その会社の接客スタイルに良いイメージがある」など、ポジティブな印象を持っているはずです。それはなぜなのか、自分がどのような体験を通してそう思うようになったのかを言葉にしましょう。

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第一印象が強いものでなかった場合でも、「繰り返し店を利用するうちに良いところがたくさん見つけられた」など、心が動いた理由を伝えることが大切ですよ。

成瀬 遼

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深いエピソードがなくても大丈夫! 「何を感じたか」を大切にしよう

志望先に出会ったきっかけを振り返った際、そこまで深いエピソードが思い浮かばず悩むケースもあると思います。しかし、出会ったきっかけは、小さなことでも問題ありません。自分の気持ちや考えを深掘りすることで、志望動機に厚みを出し、魅力的な内容にすることができます。

たとえば、その企業を知った背景やその出会いによって自分は何を感じ、何を考えたのかを具体的に洗い出してみましょう。そして、その出会いによって、どのような気づきや発見、学びがあったのかを整理することで自分の価値観ややりたいことなどが明確になるはずです。

企業側は、出会ったきっかけの深さよりも、その出会いによりどのような影響を受けて、自分の価値観や目標が作られたのかを知りたいと思っています。そのため、自分なりの視点を意識し、自分らしさと熱意を伝えましょう。

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③自分の強みをどう活かして貢献できるのか根拠とセットで伝える

自分の強みが接客業でどのように活かすことができて、会社に貢献できるのか、根拠とセットで伝えることも大事です。

根拠がなく、志望先の仕事をやりたいという思いだけだと、企業側が学生が会社で活躍できるか判断しづらいからです。志望先の具体的な仕事内容に触れながら、そこで自分の強みや経験を活かせることをアピールしましょう

自分の強みと貢献の可能性をセットで伝える例
  • ボランティア活動で磨いたコミュニケーション能力を幅広い年齢の客層への対応に活かしたい
  • 運動部出身で毎日筋トレをしていたため1日中動き回る仕事でもバテない自信がある
  • 留学で培った英語力を外国人観光客への対応に活かしたい

④今後の目標も添えて意欲と成長性をアピールする

志望動機のまとめの部分では、今後の目標と成長に対する意欲をアピールするようにしましょう。

志望動機では熱意を伝えることも大切です。多数の学生が応募する企業の場合、評価が同じくらいの学生の合否を決めるのが熱意や意欲ということもあります。志望動機を面接で伝えるときは表情や話しぶりからも意欲がわかり、書類でも文章から伝わってくるものがあります

志望度が高い企業であること、会社に貢献できるように成長していきたい気持ちを添えて締めくくりましょう。

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キャリアアドバイザー

自分が将来やりたいこと、かなえたい夢をストレートに伝えることが大切ですよ。

熱意が伝わる志望動機の締め方については、こちらの記事も参考にしてください。例文も多数紹介しています。

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接客業の志望動機の伝え方を理解して理想の就職を実現しよう!

エントリーシート(ES)や面接でほぼ必ず問われる志望動機は、企業がもっとも注目している回答のひとつであり、合否にも少なからず影響してくるでしょう。しかし、具体性に欠けると他の学生と似てしまい、差別化が難しくなります。

自分にしかない経験やエピソードを盛り込むことで、オリジナリティのある志望動機を作ることができます。自分が納得する志望動機を練って、接客業の内定を勝ち取ってくださいね。

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