目次
- 選考では「社会貢献したい」という気持ちだけでは伝わらない
- 社会貢献したいという気持ちは評価される?
- 仕事をするうえでは重要なこととして評価はされる
- そのままではありきたりで志望動機として弱い
- どのように社会に貢献するか明確にする必要がある
- どのように社会に貢献するかを考えるメリット
- 仕事を選ぶ軸になる
- 志望動機に説得力が生まれる
- 社会人になってからもよりどころとなる
- まずは社会貢献のタイプを押さえよう
- 医療や健康に携わる
- 教育に携わる
- 生活必需品を提供する
- 環境保護に貢献する
- 世の中に必要とされるものを開発する
- 福祉に携わる
- 地域の生活に貢献する
- どのように社会に貢献するかを自己分析する3つの方法
- ①社会貢献したいと思ったきっかけを振り返る
- ②なぜ社会貢献したいのかを考える
- ③どのように社会貢献したいのかを明確にする
- 社会貢献の志望動機を評価につなげるコツ
- 社会貢献を自分の言葉で言い換える
- 企業の事業に絡める
- 社会貢献をビジネスにつなげる視点を持つ
- 自分の将来のビジョンと一致させる
- 社会貢献の志望動機例文
- 医療や健康に携わりたい
- 教育に携わりたい
- 生活必需品を提供したい
- 環境保護に貢献したい
- 世の中に必要とされるものを開発したい
- 福祉に携わりたい
- 地域の生活に貢献したい
- 社会貢献を志望動機にする際の注意点とNG例文
- どの仕事にも通用する内容に終始しない
- その企業であるべき理由が示されていない
- 自分が携わるべき理由が示されていない
- どのように社会に貢献するかを明確にして就活に臨もう
選考では「社会貢献したい」という気持ちだけでは伝わらない
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
エントリーシート(ES)や志望動機で「社会貢献したい」という気持ちをアピールする学生は数多く、単に「社会貢献がしたい」だけではありきたりとなり、採用担当者の印象に残らない可能性があります。本心からの「社会貢献をしたい」という想いを伝え、意欲を感じてもらうには、伝え方にコツがあるのです。
そこで今回は、就活で「社会貢献したい」という気持ちを効果的にアピールする方法や自己分析の方法、社会貢献をテーマとした志望動機例文の書き方などを、例文とともに解説します。「社会貢献したい」ということを就活で伝えたいと考えている人は、ぜひ目を通してみてください。
社会貢献したいという気持ちは評価される?
就活生
キャリアアドバイザー
結論から言うと『社会貢献したい』『人の役に立ちたい』という気持ちは志望動機でも十分評価されます。
「社会貢献したい」という気持ちが実際に企業でどのように評価されるのか、詳しくみていきましょう。
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仕事をするうえでは重要なこととして評価はされる
企業は利益を生み出すことを目的としていると思われがちですが、近年ではCSR(corporate social responsibility)の考え方が浸透してきました。CSRとは、企業の社会的責任のことで、消費者や従業員、株主や地域社会、環境などに配慮し、組織活動が社会に与える影響について責任を持つべきだという考え方です。
このCSRの考え方が広がりを見せる背景には、環境汚染や自然災害、人権問題など社会維持を脅かす要因が顕著化していることがあげられます。企業が社会で継続していくためには、社会も発展していくことが不可欠とされており、世界中の企業がCSR活動に取り組んでいるのです。
キャリアアドバイザー
日本でも社会に貢献していく考え方が定着しているため、「社会貢献がしたい」という考え自体は企業に評価されます。
そのままではありきたりで志望動機として弱い
ただし、そのまま「社会貢献したい」ということだけを伝えた志望動機では、ありきたりになり、採用担当者の印象に残りにくくなってしまいます。どの企業も社会貢献を意識しているため、それだけでは採用担当者に「なぜこの企業を選んだのか」ということを伝えることができないからです。
他の学生と差をつける意味でも、社会貢献をアピールしていくためには、伝え方を工夫していく必要があります。
どのように社会に貢献するか明確にする必要がある
社会貢献といってもさまざまな方法があり、仕事として継続していくためには、どのように社会貢献したいのかということを明確にすることが重要です。
この点をじっくりと考えておかなければ、社会貢献したい気持ちに企業とのズレが生じ、「こんなはずではなかったのに」と悩むことにもなりかねません。
キャリアアドバイザー
企業もこの点を危惧するため、どのように社会に貢献するかをできるだけ具体的に考えて伝えることで、企業とのマッチ度をアピールする必要があります。
キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる
社会貢献したいという気持ちは企業から見ても立派に見えますが、アピールする学生は非常に多いです。そのような状況下なので、ただ社会貢献をしたいと伝えるだけではなく、少し工夫をしましょう。
そもそも企業が求めるのは、事業に貢献できる人材です。もちろん社会貢献も重要ですが、企業としてはまず利益を出して事業を成長させ、会社を存続させなければなりません。そのため、企業にとって理想的なのは、営業利益を上げ、その結果として社会貢献がついてくる形です。
しかし注意点として、社会に貢献したいという気持ちをあまり伝えられず、企業の利益ばかりに言及してしまうと、企業によってはマイナスな印象を受けてしまう可能性もあるということです。大切なことは、利益に関する言及と社会貢献に関する言及のバランスが取れていることです。そうすれば、より魅力的な人材と企業の目に映ると思いますよ。
どのように社会に貢献するかを考えるメリット
就活生
どのように社会に貢献するかを考えなければいけないのですね。
難しいなぁ。
キャリアアドバイザー
どのように社会に貢献したいかを考えることには、就活や仕事をするうえでさまざまなメリットがありますよ。
どのように会社に貢献するか明確にすることは、志望動機として評価されるだけでなく、今後の就職活動、社会人になった後にもたくさんのメリットをもたらしてくれます。どのように社会に貢献するかを明確にすることで得られるメリットを具体的にみていきましょう。
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仕事を選ぶ軸になる
社会にどのように貢献するかを明確にすることで、仕事選びの軸を持つことができるようになります。
仕事とは社会や人のために役立てるためにあるものであり、どんな仕事でも、何かしらの社会貢献をしています。そのため、どのように社会に貢献するかを考えることで、就職活動をおこなううえでの軸を持つことができます。
キャリアアドバイザー
企業側も学生が「どのような軸を持って就職活動をおこなっているか」に注目しています。
ESや面接などで仕事選びの軸について質問されるケースも少なくありません。
仕事を選ぶ10の基準についてこちらの記事で解説しています。
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志望動機に説得力が生まれる
「社会貢献をしていきたい」という姿勢は評価されますが、一言で社会貢献といっても幅広い内容を指すため、より具体的に伝える必要があります。
社会貢献を企業の経営理念や事業内容に結びつけることで、志望動機としての説得力を高めることができます。しっかりと考えられた、筋の通った志望動機にすることで、面接官により良いアピールができ、高評価が狙えるようになります。
キャリアアドバイザー
どのように社会貢献したいかを整理することで、面接官に仕事への熱意も伝えられます。
ESでの志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください。
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社会人になってからもよりどころとなる
社会人になると学生時代では経験してこなかったさまざまな壁にぶつかることがあります。なかなかうまくいかないことがあり、自信喪失してしまったり、自己嫌悪に襲われたりということも出てきます。そんなとき、気持ちの切り替えがうまくできず、なかなか前向きになれなくなってしまう新社会人も多いのです。
しかし、仕事を通してどのように社会貢献したいかを考えておくことで、社会人になってからもよりどころとすることができます。
社会貢献活動はいわば、「人のためになる」ことです。人のためになることで自分の「成長」も感じられ、自信につなげることができます。さらに、社会貢献活動を通じて社会の現状や問題を見つめ直し、視野を広げることもできます。
キャリアアドバイザー
自分がどのように社会貢献していくか、具体的な手段や内容まで明確にしておくと社会人になって迷ったときにも役立ちます。
キャリアアドバイザーコメント辻 華菜子プロフィールをみる
社会貢献したいという気持ちは、実際に社会人になってからも重要です。なぜなら、基本的に企業は社会貢献を目的として事業を運営しており、社会や顧客からのニーズに応えてこそ、利益につながるためです。
そのため、社会貢献したいという気持ちをもっており、日々の業務から「誰かの役に立っている」と感じられるような職場であれば、間違いなくやりがいにつながるでしょう。日々やりがい感じながら仕事をすることは、誰しもができることではありません。活き活きと仕事に取り組む糧になるという点で、社会貢献したい気持ちは非常に重要といえます。
しかし、すべての仕事に置いて社会の役に立っているという実感を抱きやすいわけではありません。長期間の仕事に取り組んだ先に、ようやく達成感を感じられるような仕事もあります。社会貢献したいという気持ちが強すぎると、達成感を感じられない際に、仕事が苦痛に思えてしまうこともあるでしょう。社会貢献したいという気持ちは大切にしながらも、日々の業務を積み重ねていく必要があることを念頭において置くと良いですね。
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まずは社会貢献のタイプを押さえよう
ひと言で社会貢献といってもその内容は多彩です。自分がどのように社会貢献をしたいか明確にしていくためには、社会貢献の主なタイプを知っておく必要があります。そこで社会貢献のタイプを大きく分けて7つに分類しました。仕事選び、志望動機作成の参考にしてみてください。
医療や健康に携わる
医療や健康に携わる仕事は、人と社会の健全な維持・発展に貢献する仕事です。
- 医師や看護師
- スポーツインストラクター
- 食品業界
- ヘルスケア業界
特に医療にかかわる仕事は、人のため、社会のためという使命感が重要となります。また、食品業界・ヘルスケア業界では企業独自のサステナビリティ目標を掲げ、社会貢献に寄与した活動をおこなっていることが多く、そこに共感できるかということも企業選びのポイントとなります。
医療業界の現状や志望動機の書き方はこちらの記事で確認してください。
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教育に携わる
教育に携わる仕事も重要な社会貢献といえます。
- 学校などの教員
- スポーツ教員
- 社会教育にかかわる講師やスタッフ
現代社会は都市化、核家族化、共働き世帯の増加により、子育て機能が低下していることが問題となっています。そのため、教育に携わる職業を選べば、勉強やスポーツを教えるだけでなく、子どもの引きこもりやいじめ、虐待などの社会問題にも取り組む必要があります。
教育は現代の社会問題に向き合いつつ、将来的な社会発展にも貢献できる仕事であり、その点に教育業界ならではの魅力があるといえます。
教育業界のトレンドや効果的な志望動機を作成するコツはこちらの記事で解説しています。
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生活必需品を提供する
生活必需品を提供することも立派な社会貢献の一つです。
衣食住にかかわる人が生きていくために必要なものを提供することやインフラ関係の仕事は、社会生活を維持していくため、発展させていくために必要不可欠です。「なくてはならないものを提供している」という自負が大きなやりがいとなります。
- 食品メーカー
- 小売業
- インフラ関係
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環境保護に貢献する
今、大きな社会問題となっているのがこの環境保護問題です。食品ロス問題や海洋プラスチックによるゴミ問題、珊瑚保護や犬猫保護などの動植物保護など世界でも問題となっており、その問題を解消すべく国内でもさまざまな取り組みがされています。
各企業でもリユース品の提供やCO2排出量を削減する活動、再生可能エネルギーの普及などの活動から、海洋清掃などあらゆる活動がおこなわれています。企業の環境問題への取り組みを調べ、共感できるものを探してみましょう。
世の中に必要とされるものを開発する
世の中で必要とされる新しいものを開発することも大きな社会貢献の一つです。
- 働き手不足を解消するためのロボット開発
- リモートワークなどの柔軟な働き方を実現するためのDX促進
- 社会インフラの整備や開発
エンジニアとして、社会インフラとなる通信や電力・交通機関などにかかわる仕事をしたり、新しい技術開発にかかわったりして社会貢献している人もいます。企業としても利益が望めるだけでなく、今後の社会に必要な新しい価値を提供できる点から力を入れている分野でもあります。
インフラエンジニアの仕事内容と志望動機の作成方法はこちらの記事で解説しています。
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福祉に携わる
そもそも社会福祉とは、生活困窮者や身体障害者、高齢者や児童などの社会的援助の必要な人たちを支援する活動を言います。社会福祉に関する仕事は、「困っている人を助ける」という社会貢献を最も実感しやすい仕事の一つです。
メーカーなどの企業でもフードバンク活動や児童養護施設などへの自社商品の寄贈、チャリティ・ボランティア活動の実施などをおこなっている場合があります。
福祉業界の就活対策についてこちらの記事でまとめています。
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地域の生活に貢献する
地方公務員や銀行員の仕事を通じて、地域の生活に貢献することもできます。
被災地域の支援や地域活性化に向けた取り組み、地域への美化や緑化、お祭りや伝統行事などの維持も地域の生活に貢献することにつながります。
企業が高齢者や障害者、フリーター、ニートの雇用促進を進めることも地域の生活への社会貢献となりますし、会社の部活動なども地域のスポーツ振興として貢献することができます。
キャリアアドバイザー
地域社会への貢献のため独自の活動を積極的におこなっている企業もあり、その活動内容は多岐にわたります。
公務員の自己PRで効果的にアピールする方法はこちらの記事で解説しています。
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志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!
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どのように社会に貢献するかを自己分析する3つの方法
就活生
なるほど、いろいろな種類の社会貢献があるのですね。
キャリアアドバイザー
自分はどのように社会貢献がしたいのか、目星はつきましたか?
就活生
いいえ、どれも重要な社会貢献であることを知って、むしろわからなくなりました……。
キャリアアドバイザー
どのように社会に貢献するかを決めることは簡単ではありません。それを知るための自己分析の方法を紹介しましょう。
自己分析をすることで自分自身の考えを整理することができ、道筋も立てやすくなります。どのように社会貢献していくかを明確にするための有効な自己分析方法について、順を追って解説します。
自己分析ノートを使った自己分析方法はこちらの記事で解説しています。
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①社会貢献したいと思ったきっかけを振り返る
はじめに、社会貢献をしたいと思ったきっかけを振り返りましょう。社会貢献をしたいと思った具体的なきっかけだけでなく、そのときに自分がどのような行動をし、どのような感情を抱いたかまで具体的に振り返るようにします。
志望動機を伝える際に、その根拠となるエピソードを一緒に伝えることで、納得感を与えることができます。社会貢献をしたいきっかけを振り返ることは、そのエピソードを掘り起こすことができるだけでなく、初心にかえることができるので、新しい発見や忘れていたことに気づくことができる機会となります。
②なぜ社会貢献したいのかを考える
次に、なぜ社会貢献したいのかを考えます。
「社会貢献したい」という思いを通じ、自分の価値観や考えを伝えるために整理しておくべき内容です。社会貢献したいと思ったきっかけをもとに、なぜ社会貢献していきたいと考えたのかを細かく整理するようにしましょう。
社会の抱える課題に対し、問題意識を持つようになった理由や考えをまとめるようにすると、なぜ社会貢献をしたいのかという自分の考えが見えてきます。
キャリアアドバイザー
誰のために、どのような支援をおこないたいのかについても、細かく整理してみましょう。
③どのように社会貢献したいのかを明確にする
最後に、今後どのように社会貢献していきたいのか明確な言葉にしてみましょう。
今後自分がどのように社会とかかわり支援していくか、自分が社会貢献を通じ実現したいことがあれば後のゴールまでしっかり整理するようにします。
志望動機の作成には将来的なビジョンを持つことも大切です。目標となるゴールがなければ、熱意を伝えることができません。
キャリアアドバイザー
どのように社会貢献をしたいか明確にするだけでなく、社会貢献を通じどんな人材になっていきたいかも明確にしておくと良いですね。
将来の目標の考え方や魅力的な伝え方はこちらの記事を参考にしてください。
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社会貢献の志望動機を評価につなげるコツ
就職活動で社会貢献を志望動機にする際には、これらのコツをおさえておくと評価につなげやすくなります。
社会貢献を自分の言葉で言い換える
社会貢献を志望動機とするなら、一般的な言葉ではなく、自分の言葉で言い換えることをおすすめします。
- 暮らしの利便性を高める開発をしたい
- 人に感謝され、必要とされる活動をしたい
- 地域活性化につなげたい
- 困っている人を救いたい
ただ、「社会貢献」といっても抽象的になり、自分の考えや価値観が伝わりづらくなります。なるべく「社会貢献」というワードは使わずに、具体的な内容で言い換えるように心掛けましょう。
企業の事業に絡める
志望動機で社会貢献したい気持ちを上手に伝えるためには、社会とともに企業に貢献したいことも一緒に伝えるようにしましょう。大前提として、企業は事業に貢献できる人材を採用したいと考えており、社会貢献したいというだけでは不十分だからです。
会社の利益の先に、どのような社会貢献ができるのかという観点で考えるようにしましょう。企業の事業に社会貢献を絡めることで、会社の事業でも貢献できる人材であるとアピールできます。
社会貢献をビジネスにつなげる視点を持つ
企業の社会貢献活動はボランティア活動とは違い、ビジネス目的でおこなわれていることがほとんどです。そのため、企業の社会貢献活動がいかにビジネスにつなげられるかという視点を持つことが大切です。
たとえば、企業の「海洋プラスチック問題」のCSR活動に共感したのであれば、プラスチック問題をどのように解決できるかだけでなく、それがどのようにビジネスにつながるのかを考えていきます。
キャリアアドバイザー
ただ「海洋プラスチック問題を解決したい」というと、それはボランティア活動でおこなえばいいのでは、と判断される恐れがあるので注意が必要です。
自分の将来のビジョンと一致させる
志望動機では、入社後に何を実現していきたいかを明確にすることで熱意を伝えることができます。そうすることで採用担当者に入社後に活躍する姿をイメージさせるとともに、企業研究が十分であることと、成長意欲を同時にアピールすることができます。
社会貢献を志望動機にする際も同様です。社会貢献をすることで自分が何を実現していきたいのか、自分がどのような人材になってきたいのかを盛り込み、自分の将来のビジョンと社会貢献を一致させるようにしましょう。
キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
社会貢献の志望動機をビジネスに結びつけることは非常に重要で、ビジネス視点をもって初めて企業から評価されるといっても過言ではありません。
しかし、実際に社会貢献の志望動機をビジネス視点から言及できる学生は、そう多くありません。そもそもビジネス視点がなかったり、ビジネスに繋げられていても、その企業でなくても叶えられそうなことをアピールしてしまう場面なども見られます。そうすると、逆に志望動機としては弱くなってしまう場合もあるのです。
とはいえ、まだ社会人ではないため、ビジネス視点を持つこと自体難しいですよね。ビジネス視点をもって社会貢献の志望動機をアピールできれば、それだけで大きなアドバンテージとなりますが、完璧な回答はもとめなくても大丈夫ですよ。他の就活生と差別化を図るためにも、まずは社会貢献と企業の事業のつながりを伝えられるように意識しましょうね。
社会貢献の志望動機を評価につなげるためのコツや例文はこちらの記事でも解説しています。
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志望動機で「社会貢献」を伝えて高評価を得るコツ|例文5つ付き
志望動機が「社会貢献したい」だけでは評価されない こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「志望動機に社会貢献ってありなんですか」「社会貢献を志望動機にするならどう伝えればいいんでしょうか」 という声を就活生からよ […]
記事を読む
社会貢献の志望動機例文
社会貢献を志望動機にするためコツを理解しても、いざ志望動機を作るとなると難しいものです。社会貢献を志望動機にした例文を、社会貢献のタイプ別に紹介するのでぜひ参考にしてください。
医療や健康に携わりたい
私は、患者さんとコミュニケーションを結び、メディカル業界の活性化を促進させることで新薬開発に寄与する貴社に魅力を感じました。患者さんだけでなく医療従事者に役立てるメディカルコピーライターとして、患者さんとメディカル業界に貢献していきたいと考えています。
私の父は胃が弱く、夜中に急な胃痛に襲われ私が薬局に駆け込む事態になったことがあります。薬局には胃薬が複数陳列されており、どの胃薬を買うべきか迷っていたところ、店内の広告が目に留まり、父の胃痛の原因に合う薬を買うことができました。その経験がメディカルライターという職種を知るきっかけとなりました。
もともと言葉や文章が好きで、私が伝えたい言葉はこれだ、と感じました。それ以来、メディカルライターを目指し、ドラックストアでアルバイトをしながらライターの知識やスキルも磨いてきました。
この経験を活かし、薬を必要としている人が手に取りやすいようなライティングを目指し、患者さんと医療業界に貢献していきたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
医療業界は専門性が高く、特定の職種を目指す人が多いのが特徴です。
その職種を目指すきっかけを伝え、どのような努力をしてきたのか、また磨いてきたスキルを活かし、どのように企業や社会に貢献していきたいのかを具体的に伝えるようにしましょう。
教育に携わりたい
私は、英語を第二の言語として日本に定着させることを目標としている貴社で、子どもたちの英語教育を促進させ、将来世界に羽ばたくグローバル人材の育成に貢献したいと考えています。子どもの英語教育に関して、独自のノウハウを持ち、生きた英語教材で実践英語を教えている貴社で、英会話教室の運営にかかわりたいと考えました。
私自身、カナダでの留学経験があり英語を得意としています。カナダ留学では、日本の英語教育の遅れを痛感しました。同じ韓国やシンガポールに比べ、日本人の英語力が低いことを私自身が肌で感じたのです。
英語教育の向上が世界で活躍する日本人を増やしていくことにつながると考え、このときから英語教育に携わりたいと考えるようになりました。
培った英語力とグローバルな視野を活かし、子どもの英語教育の最前線で、学習コンサルタントとして英会話教室の運営と学習の効率化に携わり、子どもたちの英語力の向上と日本のグローバル化に貢献していきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
自分の将来のビジョンと企業の目標がマッチしていることをアピールする志望動機の例文です。
子どもの英語教育だけでなく、日本のグローバル化という社会貢献をしたいという想いが伝わります。
生活必需品を提供したい
私は「食」の楽しさを発信している貴社で、人が笑顔になれるメニューを開発し、素材の良さや食の大切さを実感してもらうことで、人と社会に貢献していきたいと考えています。
私は大学進学をきっかけに一人暮らしをはじめました。サークル活動にのめり込み、筋力作りのためプロテインばかりを摂取し、バランスの良い食事を疎かにしていました。そのため、不摂生が祟り体を壊してしまったのです。
その経験から、「食」への大切さを実感し、バランスの良い食事を心掛けるようにしました。プロテインなどのサプリメントを取ることも大切ですが、それに頼ることなく、食材一つひとつの栄養素をとるほうが体に良いことも学びました。
食と、食が実現できる健康は、人が生きるうえで欠かせないものです。自分の経験を活かし、オーガニック食材を用いた食品を提供している貴社で、人々の豊かな食生活に貢献していきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
自分が失敗した体験をきっかけに、人々に貢献していきたいと考えるようになったことを述べています。
失敗した経験も、自分がどのように失敗に気づき、その後、どのように変わったのかを伝えられればアピールになります。
環境保護に貢献したい
私は食品のEC販売に力を入れ、食品ロスのCSR活動に積極的に取り組んでいる貴社で、ECサイト運用担当者としてコンテンツを充実させ、あまり物だけを使ったレシピサイトの提案などによってナーチャリングと食品ロスの解決に向けて貢献していきたいと考えています。
私は学生時代、コンビニでアルバイトをしていました。コンビニでは賞味期限が切れた食品はすべて廃棄処分となっており、その数が膨大でいつももったいないと思いながら、廃棄処分をしていました。世界では貧困などが進み、わずかな食べ物しかない国もあることを知り、食品ロスへの取り組みに強い関心を抱くようになりました。
食品ロスへの取り組みとして、コールドチェーンの最適化やミールキットを販売している貴社で、ECサイト運用担当者として食品ロスと向き合い、環境保護への貢献をしつつ、顧客からの信頼も勝ち取っていきたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
食品ロス問題と向き合うだけでなく、顧客からの信頼を獲得したいというビジネス視点があることを伝え、ただ社会貢献するだけでなく、事業にも積極的に貢献できる人材であることをアピールしています。
世の中に必要とされるものを開発したい
私はドローン事業を促進している貴社で、ドローンエンジニアとして少子化問題や働き手不足問題の解決に向けた貢献をしていきたいと考えています。
学生時代におもちゃのドローンを操縦したことをきっかけに、本格的にドローンの操縦を習いました。私は趣味としてドローンを操縦していましたが、ドローンは農薬散布や物流に用いられるだけでなく、人命救助などでも活躍できると知り、今後幅広い活躍の場がある技術だと実感しました。
ドローンの活躍の場をどんどん増やしていくことが、人手不足などの社会問題に貢献できると考えています。貴社でドローンの可能性を広げるエンジニアとして成長することで、貴社と社会に貢献していきたいです。
キャリアアドバイザー
新しい技術開発の背景には、必ず社会問題があります。
どのような社会問題をどのように解決していくのか、また今後どのようなことを実現していきたいのかを明確にすることで入社後に活躍するイメージがつきやすくなり、熱意も伝えることができます。
福祉に携わりたい
私は、地域密着型の介護サービスを提供している貴社でケアマネージャーとして貢献していきたいと考えました。
私のアルバイト先ではシニア従業員が多く、話し相手も高齢者が多かったため、高齢者とコミュニケーションを取ることが好きでした。また、彼らと話をしていくなかで、高齢者ならではの悩みがあることも実感し、高齢者の助けになる仕事につきたいと考えるようになり、介護士の勉強をスタートさせました。ゆくゆくはケアマネージャーとして高齢者に寄り添い、人の役に立ちたいと考えています。
私の好きな地元で地域密着型の介護サービスにこだわりをもち、地域ならではの特徴を配慮したサービスを提供している貴社で、アルバイト先で培ったコミュニケーション能力を活かし、社会に貢献していきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
自分がどのようなキャリアを積んでいきたいかを明確にした志望動機例文です。
福祉に携わりたいと思うようになったきっかけから、現在勉強を始めた状況まで書かれており、説得力のある内容です。
地元で働くことに興味のある人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。5つの魅力と志望動機の作成方法についても紹介しています。
関連記事
地元で働くなら地元独自のパイプを使った情報収集がカギ|利点も紹介
地元で働くことは、慣れ親しんだ土地で、家族や友人と生活を共にしながら働けるなど、さまざまなメリットがあります。しかし人間関係が固定されやすかったり、求人の数が限定されてしまう可能性もあるなど、考慮すべきデメリットがあるのも事実です。そこでこの記事では、地元で働くことを考えている人が知りたい情報や対策をキャリアアドバイザーのアドバイスを交えて解説します。進路選択に役立つ情報ばかりなので、ぜひチェックしてくださいね。
記事を読む
地域の生活に貢献したい
私は、地方の中小企業向けのコンサルティングサービスに強みを持つ貴社で、コンサルタントとして地域活性化に貢献したいと考えています。
私は以前、大学広報誌の取材で地域の町工場をたずねました。小さい会社であるものの、技術力が高くOEMで成功を納めており、大きな利益をあげていました。同社が地域活性化に大きく貢献していることも知り感銘を受けました。そして中小企業の活性化が、地域社会の活性化に不可欠だと考えるようになったのです。
大学で学んだ経営学と企業の抱えている課題を引き出すコミュニケーション能力を活かし、地方中小企業の経営コンサルタントとして活躍することで、中小企業を支援し、地域の活性化につなげていきたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
地方の中小企業を対象としたコンサルティングも、地域の生活に貢献する仕事の一つです。
きっかけとなるエピソードと、自分のどの能力がどのように活かせるかを忘れずに伝えています。
社会貢献を志望動機にする際の注意点とNG例文
社会貢献を志望動機にする際には、これだけはやってはいけない落とし穴があります。NG例文と一緒に解説するので、自分の志望動機と見比べてみてください。
どの仕事にも通用する内容に終始しない
社会貢献は抽象的な表現になりやすく、社会貢献したいことを全面に押し出してしまうと、どの企業でも当てはまる内容になってしまいます。
社会貢献を志望動機にする場合には、業界研究や企業研究を入念におこない、「なぜその会社に入社したいのか」を伝えられるように準備しなくてはなりません。自分が社会貢献を通じ、どのようなことを実現させたいか、またどのような成長をしたいのかなどを企業の事業に紐付けながら考えるようにしましょう。
NG例文
私は、人の生活を豊かにする仕事がしたいと思い、貴社を志望しました。
学生時代は古着屋でアルバイトをし、売りたい人と買いたい人が、お互いに納得できるリユースビジネスに大変関心を持っていました。エコの観点から見ても悪いことがなく、人の生活を豊かにしていくビジネスだと考え、接客を中心にアルバイトにも力を入れた日々でした。
アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かし、貴社商品の販売拡大に貢献していきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
「人の生活を豊かにする仕事」は、多くの企業にあてはまり、どの仕事にも通用する内容となっています。
その企業であるべき理由が示されていない
企業がおこなっている社会貢献活動にばかり焦点を当てすぎてしまい、会社の事業と関連性がない内容になってしまうこともあります。会社の社会貢献活動に共感することは大切ですが、会社の事業についても触れなければ、その会社であるべき理由にはなりません。
また、「事業内容には興味がないのでは?」という印象を持たれ、志望度が低いと位置付けられてしまう可能性もあるので注意が必要です。
NG例文
私は、貴社の海洋プラスチック問題に対するCSR活動に感銘を受けて志望しました。
私は学生時代より環境問題に関心を寄せており、環境美化活動のボランティアなどに積極的に参加していました。エコバックの普及、プラスチック包装も少なくなってきていますが、まだまだ街にはプラスチックゴミが溢れています。私もゴミの分別などできることからスタートして、週に4回は地域活動としてゴミ拾いに参加しています。また、プラスチックゴミ問題の深刻さをより世の中に認知してもらえればと、ボランティアチームみんなでSNSアカウントを立ち上げ、活動内容などを配信しています。
私はボランティア活動で培った経験を活かし、貴社の海洋プラスチック問題への支援活動にも積極的に参加し、社会問題解決に向けた貢献ができればと考えています。
キャリアアドバイザー
海洋プラスチック問題への熱意は伝わりますが、企業に入社したいという熱意は伝わりません。
海洋プラスチック問題に取り組む企業は他にもあるので、その企業でなければならない理由を明確にしましょう。
自分が携わるべき理由が示されていない
志望動機には、入社後に自分がどのように仕事に携わり、活躍していきたいかを伝えなければなりません。
自分が携わるべき理由が示されていなければ、ただ「社会貢献をしたい」ことだけを伝えることになり、自分の強みや将来的なビジョンが見えにくくなります。
NG例文
私は、ノンエイジのスポーツ用品を提供している貴社で、世代などを超えた新しいスポーツの価値を普及させ、スポーツ振興に貢献していきたいと考えています。
スポーツを通じ高齢者への健康支援に役立てることで、新しい価値を築いていけると信じています。ノンエイジのスポーツ用品を開発、提供している貴社で、スポーツの新しい価値を広げていくことで、貴社と社会に貢献していきたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
企業のホームページにあるような内容ばかりで、応募者自身が携わるべき理由が見えてきません。
スポーツ振興に携わりたいと思うようになったきっかけや、そのために役立てられる強みやスキルを伝えることで、採用するメリットをアピールしましょう。
どのように社会に貢献するかを明確にして就活に臨もう
志望動機では、ただ「社会貢献したい」というだけではなく、どのように社会貢献をするかを明確にする必要があります。また、企業への志望動機とするためには「利益」の部分も忘れてはいけません。企業の事業内容にも目を向けて、採用担当者も納得するような志望動機を作成するようにしましょう。
自己分析を徹底的におこない、自分の考えや価値観を明確にすることで、社会貢献したいという気持ちを効果的にアピールしてください。
そもそも『社会貢献したい』という気持ちは企業に評価されるのですか?