フリーターから正社員就職は難しい? 対策やおすすめ職種を徹底解説

この記事のアドバイザー

  • 大月 亮輝

    小学校から大学まで野球に打ち込み、高校では部員100人以上の中からレギュラー、副主将を務め… 続きを読む

  • 塚田 未樹

    大学では社会学・英語・韓国語を中心に学び、デジタルサイネージを扱うベンチャー企業で2年間の… 続きを読む

  • 吉田 実遊

    大学時代はイベントなどを運営する学生団体の代表を務めた。マインドチェンジと工夫で誰でも活躍… 続きを読む

コラムの目次

  1. フリーターからの正社員就職はだらだらと活動するのは危険
  2. そもそもフリーターとは?
  3. フリーターからの就職率
  4. 正社員になる4つのメリット
  5. ①安定性がある
  6. ②給与の高さ
  7. ③社会的信用が得られる
  8. ④責任感を養える
  9. フリーターから就職しやすい企業の特徴
  10. 人材不足を抱えている
  11. 業務に資格・スキル・経験が不要
  12. 研修制度が整っている
  13. フリーターから就職する3つの道筋
  14. 職業訓練校に行ってから就職する
  15. 派遣社員か契約社員になってから正社員を目指す
  16. 就職に必要な資格をとってから就活する
  17. 就職すると決めたらやるべき5STEP
  18. ①自分はどんな仕事をしたいのかを明確にする
  19. ②応募企業を探す
  20. ③履歴書を用意する
  21. ④職務経歴書を用意する
  22. ⑤スーツ・カバン・靴をそろえる
  23. フリーターの選考対策の5つのポイント
  24. ①フリーターだった理由を明確にしておく
  25. ②フリーターを脱しようと思った理由も明確にする
  26. ③いつまでに就職するかを決める
  27. ④嘘はつかない
  28. ⑤将来のビジョンは具体的に伝える
  29. 必ず押さえておこう! フリーターの面接でよく聞かれる質問
  30. フリーターになった理由を教えてください
  31. アルバイト経験が長い理由を教えてください
  32. なぜ正社員になりたいと思ったのですか?
  33. 将来の目標を教えてください
  34. アルバイトの経験をどのように活かしていきますか?
  35. 他に何か質問はありますか?
  36. ブラック企業を見極めるためのチェックポイント
  37. 離職率は高くないか
  38. 残業時間が多すぎないか
  39. 休日数が少なくないか
  40. 給与額が不自然でないか
  41. 採用人数が不自然ではないか
  42. 自分に合った企業に就職して新しいスタートを切ろう!

フリーターからの正社員就職はだらだらと活動するのは危険

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「フリーターからどうすれば正社員になれるんですか」
「正社員就職をしたいけど何から始めればいいかわかりません」

とよく相談を受けます。なんとなく現状を打破したいと考えていても、具体的に行動を起こさなければ、何も変えることはできません。

新卒の「ポテンシャル」が企業にとって魅力的に映るように、就職に年齢が影響を及ぼすことは事実です。またフリーターから正社員に就職することは、新卒で就職するよりも難易度が上がってしまうケースも多いです。

だらだらと就活をするのではなく「正社員に就職したい」と思い立ったら、具体的に行動を起こすことが大切です。

この記事では、フリーターから就職するための具体的な方法や、対策のポイントを紹介していきます。就職したいけど何からやればいいかわからないという人は、ぜひ次に何をやるべきなのか自分に当てはめながら読んでみてくださいね。

そもそもフリーターとは?

フリーターとは、フリーアルバイターの略称です。フリーターという言葉に明確な定義があるわけではありませんが、厚生労働省は「労働経済の分析」で、フリーターを下記のように定義しています。

  • 年齢は15~34歳に限定
  • 1)現在就業している者については勤め先における呼称が「アルバイト」又は「パート」である雇用者で、男子については継続就業年数が5年未満の者、女子については未婚の者
  • 2)現在無業の者については家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者

つまり、学業や家事にも従事しておらずアルバイトで生計を立てている若者を、一般的に「フリーター」といいます

フリーターと似た意味の言葉に「既卒」「第二新卒」がありますが、その意味は若干異なります。既卒は、卒業後一度も就労経験がない人を指します。第二新卒は、卒業後に就職した企業を3年以内に退職した人を指します。

第二新卒についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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フリーターからの就職率

独立行政法人労働政策研究・研修機構の労働政策研究報告書によると、2016年の男性のフリーターからの就職率は61.9%、女性は40.8%でした。厚生労働省のデータによると、2021卒の大学生の就職率は96%であったため、新卒と比べるとフリーターの就職は簡単ではないことがわかりますね。

フリーターからの就職率は、個人のスキルや望む条件によってもさまざまです。しかし、上記の労働政策研究報告書のデータではフリーター期間が半年以内と5年以上の場合の差は50ポイント程度あることから、フリーター期間が長くなればなるほど就職率は大きく変わることが見て取れますね。

フリーターからの就職は、早めに動けば動くほど就職率が高くなる可能性があることは覚えておきましょう。

キャリアアドバイザーコメント

塚田 未樹プロフィール

仕事における責任の重さを避けてきたのではという懸念を払拭させよう

フリーター期間が長く続いてしまうと、企業から「入社しても、すぐに辞めてしまうでのはないのか」といった不安感を持たれやすくなることがあります。

正社員はフリーターに比べて、任される仕事の量や責任の重さが大きいのが一般的です。それに伴って、正社員の仕事は楽しいことだけではなく、時には「きつい」「辛い」といった大変な仕事も多くあるでしょう。フリーター期間が長いということは、企業からすると「仕事の大変さを避けてきた人」という印象を持たれてしまい、この人に「正社員の仕事を任せられるだろうか」といった不安感から、採用に躊躇する場合があります。

年を重ね、フリーター期間が長引けば長引くほど、実践的なスキルを求められることで正社員枠への就職は不利になるため、なるべく早く自分の望む働き方がができるように動くことをおすすめします。

正社員になる4つのメリット

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Aさん

別にお金にも困ってないですし、時間に融通が利くフリーターの働き方は気に入っています。それでも正社員になったほうがいいんですかね?

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キャリアアドバイザー

フリーターでいることのメリットもありますが、もちろん正社員になるメリットも大きいです。そのメリットを知ったうえで、就職するかどうか考えてみてください。

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Aさん

たしかにそうですね。改めて考えてみます。

フリーターと正社員のどちらにもメリットとデメリットがあります。フリーターのメリットは、「時間に融通が利く」「正社員に比べて責任を伴う場面が少ない」ことが挙げられます。その一方で、「社会的信用を得にくい」「キャリアアップが難しい」というデメリットもあります。

正社員になるメリットを知って、改めて就職するかどうか考えてみましょう。

①安定性がある

正社員の場合、滅多な理由では解雇されません。また、収入が安定するため、経済的な自立も可能です。長期の体調不良や妊娠や出産に伴う休職の体制が整っている企業も多いでしょう。

アルバイトの場合、体調不良で働けないという状態が続けば、給与が得られないだけでなく、企業によっては辞めざるを得なくなるケースもあることは覚えておきましょう。

②給与の高さ

正社員として働けば、ボーナスや福利厚生の補助が得られる可能性もあります。一般的には、アルバイトよりも責任のある仕事が任される分、正社員のほうが給料が高くなる傾向があります

自分で生活していけるだけの給与を得ることができれば、経済的に自立することもできます。

③社会的信用が得られる

社会的信用とは、高い経済力や地位に裏付けされた信用力です。社会的信用は、不動産など大きな買い物でローンを組む必要がある際に必要になります。簡単に言うと、返済能力があると認められる定期的な収入があれば、社会的信用を得やすくなるということです

正社員の場合、正規の契約による安定した給与が社会的信用につながります。

④責任感を養える

正社員として働けば、企業によっては速いスピードでのキャリアアップも可能です。成果が評価されれば、昇進し役職に就かせてもらえるでしょう。企業の名前を背負って仕事をするため、責任感は増えます。しかし、その分仕事をやり遂げたときには、大きなやりがいを感じられるでしょう。

責任感を養うことで、経済的だけでなく社会的にも自立した人材になれるでしょう

あなたは大丈夫?
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就活を経験した先輩によると、およそ6割の人が
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言い換えれば、苦労していない人は
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これを使えば、短時間であなたの適職がわかりますよ

フリーターから就職しやすい企業の特徴

フリーターから就職するのは、簡単ではありませんが、就職しやすい企業もあります。たとえば、経歴を重視せずに、その人の価値観や熱意で評価をする企業はフリーターからでも就職をしやすいかもしれません。

また、一概には言えませんが、フリーターから就職しやすい企業には下記のような特徴があります。

フリーターが就職しやすい企業の特徴
  • 人材不足を抱えている
  • 業務に資格・スキル・経験が不要
  • 研修制度が整っている

就職の成功率をあげるためにも、これらの業界を視野に入れてみるのも良いかもしれませんね。

人材不足を抱えている

人材不足を抱えている企業では、求人が多く出されています。求人が多ければ、その分採用枠も増え、採用される確率も高くなるでしょう。企業単位からもう少し大きなくくりで見ると、近年では以下の業界で人手不足が問題視されることが多いです。

  • 介護業界
  • 飲食業界
  • 建設業界
  • 物流業界

近年オフィスワークの職種の人気が高まっている一方で、サービス業や体力が必要な建設・物流業界の職種は人手不足に悩まされています。「人と接するのが好き」という人は、サービス業である介護業界や飲食業界は合っているでしょう。

身体を動かす仕事をしたいという方は、建設業界や物流業界が合っていますね。人間関係にストレスを感じやすい人は、物流業界の中でもドライバー職が特に良いかもしれません。

介護業界についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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以下の記事では物流業界の志望動機の書き方を解説していますよ。

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業務に資格・スキル・経験が不要

フリーターが懸念される理由の1つは、「正社員としての実務経験がない」という点になります。フリーターとして積んできた業界での経験が活かされる場面ももちろんありますが、正社員雇用での採用の場合、企業によっては未経験として扱われてしまうケースもあります。しかし、経験やスキルがなくても始められる仕事は多々あります。

また、資格を取得していれば評価される職種は多々ありますが、専門職以外は入社時の条件としている仕事はあまりありません。入社後に資格を取得する意思を伝えるだけでも、熱意が伝わるでしょう。

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キャリアアドバイザー

営業職や販売職は比較的実務的なスキルのまだない人材に対しても、採用の窓を広げている印象ですね。

研修制度が整っている

研修制度が整っている企業であれば、未経験でも採用する可能性が高いです。

特に、プログラマーなどのIT関連の仕事を扱う企業は、技術職の中でも初心者に対しての研修制度が整っていることが多いケースとして挙げられます。日本では、文系人口のほうが理系人口を圧倒的に上回ります。そのため、研修制度を整えて文系の人材も受け入れなければ、社会がIT化が進む中プログラマーは足りなくなってしまうためです。

上記はあくまで一例ですが、生涯役立つスキルを得てキャリアを築いていきたいと考える人は、研修制度が充実している企業でスキルを身に付けましょう

研修制度の整っている企業の探し方
  • 社員のインタビュー記事をみる
  • 求人票を見てみる
  • 口コミサイトで知る

キャリアアドバイザーコメント

塚田 未樹プロフィール

焦りは禁物! まずは自分の適性を見極めることがカギ

人にはそれぞれ向き不向きがあります。たとえばAさんは車の運転が得意で外回りの仕事ができる一方で、Bさんは車の運転が苦手でストレスを感じてしまう、といったケースもありますよね。自分のできる仕事、得意な仕事は何なのかを考えてみましょう。フリーターだからこその視点で、アルバイトの業務の中でどんなことに興味があったのかを考えてみるのも良いでしょう。

一日も早く正社員になりたいとの思いから焦る気持ちもあるかと思いますが、仕事を長く続けるためには、自分に合った業界・職種を探すのが理想的です。せっかく就職をしても、短期離職をしてしまってはもったいないですよね。そのためにも自分自身の興味関心や適性をよく考えてみるとよいでしょう。

フリーターから就職する3つの道筋

フリーターから就職する方法は、すぐに就活を始めること以外にも選択肢があります。やりたいことが明確になっていれば、きちんと知識を得てから就職したほうが良いかもしれません。

就活をすぐに始める以外の選択肢を知って、自分のこれからを見つめ直しながら読み進めてみてくださいね。

職業訓練校に行ってから就職する

就活前に知識を得ておくと就職に有利な場合があります。専門学校で勉強するという選択肢もありますが、費用もかかるためなかなか難しいという人も多いでしょう。

無料で専門知識を学びたい人は、職業訓練校がおすすめです。職業訓練校とは、求職者を対象に国や自治体が主体となって運営している公共職業訓練のための施設です。

職業訓練の対象は下記の2点です。

  • ハローワークで求職票を出している
  • 雇用保険を受給している

雇用保険を受給していない場合は、求職者支援訓練を受けることが可能です。職業訓練よりも受講できるコースは限られますが、給付金を受けながら受講できるのが大きな特徴です。

職業訓練、求職支援訓練のどちらの場合でも、まずは自分の地域のハローワークに行って相談してみましょう。

派遣社員か契約社員になってから正社員を目指す

いきなり正社員に就職するのはハードルが高くても、契約社員や派遣社員として働いて経験を積めば、そのハードルは下がるかもしれません。契約社員や派遣社員として働く中で、成果をあげればその企業で正社員になれるチャンスが訪れる可能性もあります

アルバイトよりも、派遣社員や契約社員として企業で働いた経験が評価される可能性も高いです。いきなり正社員になるのにハードルを感じている場合は、派遣社員や契約社員の求人も視野に入れると良いでしょう。

就職に必要な資格をとってから就活する

資格があれば、知識や能力の証明になります。アルバイトでの実績に自信がない場合や、年齢やフリーター期間の長さから就職が不利になるかもしれないと考えている人は、資格を取得すると良いでしょう

【職種別】就職に有利になるかもしれない資格の例
  • 営業職 
    TOEIC、中小企業診断士
  • 事務職
    秘書検定、簿記、社会保険労務士、MOS
  • 介護職
    介護福祉士
  • IT職
    基本情報技術者
  • 技術職
    危険物取扱者

就職に有利な資格については以下の記事も参考にしてくださいね。

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就職すると決めたらやるべき5STEP

就職すると決めたらやるべき5STEP
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Bさん

フリーターから離脱するために、就活を始めようと思います! でも何から始めたらよいのかわかりません。

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キャリアアドバイザー

就活しようと意思決定したのは、大きな一歩ですね。準備もせずに闇雲に就活を始めるのは危険なので、事前に何を準備しておくべきかお伝えしますね。

就活をしようと決めても、闇雲に企業に応募をするのは危険です。きちんと準備を整えてから始めましょう。

①自分はどんな仕事をしたいのかを明確にする

世に出回っている求人情報の数は膨大です。自分のやりたいことが明確になっていなければ、希望の仕事には出会えないでしょう。フリーターから離脱するために「とりあえず就職したい」と考えている人もいるかもしれませんが、きちんと自分でやりたい仕事を選ばなければ、せっかく就職しても長続きしないかもしれません

「自分はどんな仕事をしたいのか」「やりがいを持って働ける仕事は何か」をまずは考えてみましょう。アルバイトの中でやりがいを感じた経験を振り返ってみたり、将来どんな自分になっていたいかを深掘りしてみると良いでしょう。

自己分析のやり方については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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②応募企業を探す

どんな仕事をしたいかがある程度定まったら、実際に応募する企業を探しましょう。企業を探す方法は、紹介する3つの手段を参考にしてみてください

求人サイトに登録する

自分の希望の条件を入力しておけば、自動的に希望に合った企業をお知らせしてくれます。また、企業から直接オファーが来るサイトもあります。求人サイトで気になった企業が見つかれば、その企業ホームページや口コミサイトをチェックしましょう

未経験からの求人を多く掲載しているサイトは下記になります。

ハローワークに行く

ハローワークとは公共職業安定所のことで、厚生労働省が運営する「国民に安定した雇用機会を確保する」ために設置された施設です。失業した際に利用することも多いですが、求人紹介もおこなっています。事業拠点は500か所程度あり、広域にわたる求人の紹介が可能です。

ハローワークで求人を探す手順は以下になります。

ハローワークでの求人の探し方
  1. 窓口で求職申し込みをする
  2. 求人を探す
  3. 窓口から応募する
  4. 紹介状を貰う
  5. 面接を受ける

エージェントに相談する

自分に合った企業を第三者の視点から紹介してもらうのも良いでしょう。多くの人材を企業に紹介してきたキャリアアドバイザーなら、プロの視点でアドバイスをくれますよ

また、応募企業だけでなく、就活全般に関しても相談に乗ってくれるでしょう。「やりたい仕事はあるけど自分に合っているか不安」「希望する職種に就けるか不安」という人は、一度相談してみると良いかもしれませんね。

キャリアアドバイザーコメント

大月 亮輝プロフィール

わかものハローワークでサポートしてもらうのもおすすめ

ハローワークでは「わかものハローワーク」といって、正社員を目指す若い人たちの就職支援をきめ細かくおこなっています。専門の職員が一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成したり、セミナーなども開催され、正社員を目指すフリーターの就職活動に大いに役立つでしょう。

合同説明会でリアルな情報収集をしよう

また企業を探す際には、合同企業説明会の参加もおすすめです。現在、合同企業説明会は新卒だけではなく一般求職者に向けたものも多く実施されています。自治体や経済団体が主催していることが多く、会場は各企業のブースで仕切られていて、担当者から直接説明を聞いたうえで、応募するかどうかを決めることができます。1日で3~5社の企業から話を聞くこともでき、効率的かつリアルな情報収集をすることができるのが合同企業説明会のメリットです。

就職活動は、情報の「質と量」がカギとなるため、自分から積極的に動いて自分に合った企業を探せるようにしましょう。

③履歴書を用意する

履歴書とは、学歴や経歴などの基本的な情報から、志望動機や自己PRを記載する書類です。履歴書はコンビニエンスストアでも購入できます。

履歴書は下記のような項目で構成されています。

  • 名前・住所などの基本情報
  • 学歴・職歴欄
  • 資格
  • 特技
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 本人希望記入欄

フリーターの場合、職歴欄に記入していいのか悩むかもしれませんが、アルバイトの経歴も職歴欄に書きましょう。学歴・職歴欄の記入は下記を参考にしてください。

志望動機と自己PRを書くときは、PREP法を意識してみてると、読みやすい文章になりますよ。それぞれの詳しい書き方を解説していきます。

PREP法
  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

志望動機の書き方

志望動機は、なぜその企業で働きたいのかを伝えるための項目です。志望動機では、熱意が伝わるかが重要になります

志望動機に必要な要素は下記の4つです。

  1. なぜその仕事したいのか
  2. 理由を裏付けるエピソード
  3. なぜその企業でなければならないのか
  4. どのように活躍していきたいのか

志望動機を文章で書く場合は、下記の例文を参考にしてみてくださいね。

例文

私は、貴社の地方の街づくりに積極的に貢献しているビジネスに共感したため志望しています。

カフェのアルバイトで、昔からずっとその地域に住んでいる方と話す機会が多々ありました。その方も、昔はお店をやっていた近所の人たちも、周囲に大型のショッピングモールに顧客が流れてしまい、シャッター商店街になりつつあります。さまざまな人の思いが集まって商店街ができていることを痛感し、町の活気を取り戻したいと考えるようになりました。

貴社はシャッター商店街の活性化を目的にさまざまな施策をとっており、商店街の活気を取り戻した実績が複数あります。その地域に住む人たちのための街づくりができるように、アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かして貴社の営業として、商店街の活性化に努めたいと考えております。

志望動機の作成にはこちらの記事も参考になりますよ。

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自己PRの書き方

自己PRでは、自分がその企業にとって必要な人材だとアピールすることが目的になります。自分の長所や強みを伝えて、それが仕事にどのように活かせるのかをアピールしましょう

自己PRで書くべき内容
  1. 自分の強みや長所
  2. 強みや長所が発揮されたエピソード
  3. その企業でどのように活かしたいか

自己PRは、下記の例文を参考に考えてみてくださいね。

例文

私は、アルバイトを通じてマネジメント能力を培ってきました。
カフェのアルバイトではリーダーとして新人教育を任されていました。始めはマニュアル通りに教えていましたが、それでは一人ひとりの成長に大きくばらつきが出てしまうことに気づきました。そこで、一人ひとりの特性を見極めて、教え方を変えました。

たとえば、口頭で教えるだけですぐに実践でできる人は、一気に教えてから実践に集中できるようにしました。また、すぐには覚えきれない人は基本だけ教えてあとは実践を通して身体で覚えてもらえるように工夫しました。マニュアルだけでない教え方を考案したことで、新人の成長が早くなり、顧客の満足度にもつながりました。このことを評価され、チームマネジメントだけでなく、店長とともに売上管理や食品の管理にも携われるようになりました。

入社後も柔軟なコミュニケーションをとることで、顧客に合った提案をおこない、売上貢献に努めてまいります。

自分の長所を探すときにはこちらの記事も参考になります。

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もしかして今の自己PRで満足?
そのままでは危険ですよ

自己PRは就活で最も大事な要素です。
書類選考から面接まで、就活を進める上での自分軸になります

自己PRをしっかり作れないと、選考通過ができないだけでなく自分が望む就職先に決まりません。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで採用される自己PRを作れるようになりますよ。

自己PRの書き方はこちらの記事も役に立ちますよ。

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④職務経歴書を用意する

職務経歴書とは、これまでの仕事内容を企業に伝えるものです。アルバイトであっても働いていたことには変わりないので、アルバイトの業務の中でアピールできる内容を記載しましょう。履歴書のように、フォーマットが確定しているわけではないので、下記の例を参考にしてWordなどで自分で作成してくださいね。

職務経歴書に必要な項目
  1. 日付と氏名
  2. 職務要約
    なぜフリーターをしていたのか、今後正社員になって実現したいこと
  3. 職務経歴
    アルバイトで携わった業務の内容
  4. 活かせる知識や技術・資格
    アルバイトで身についた技術や取得資格など
  5. 自己PR
    アピールしたい能力や強み。どのようにその能力を発揮したのか
  6. その他備考(ない可能性もあり)

とくに学生が職務経歴書で悩みがちな職務要約と自己PRの書き方は以下の例も参考にしてみて下さいね。

職務要約 例文

大学卒業後、就職活動で希望する企業への就職を逃しアルバイトに従事しておりました。アルバイトリーダーを任せてもらえるまで仕事にやりがいをもって働いておりましたが、アルバイトではそれ以上責任のある仕事は望めないことを痛感しました。そのため、正社員として就職し、より質の高いサービスを提供できる環境で従事したいと考えるようになりました。

自己PR 例文

・計画性

私は計画性があり、物事の優先順位を考えて効率的に作業を進められます。大学時代は居酒屋のキッチンでアルバイトをしていました。アルバイト先は非常に忙しく、大量にオーダーが通るため、常に優先順位を意識しなければなりません。

来た順番に捌くのではなく、時間のかかるものや仕込みが必要なものから始め、待ち時間が発生する間に他の料理を作り、忙しい時間帯もスムーズに乗り越えました。御社でも仕事を始める際に、まず何をすべきか優先順位をしっかり考え計画的に一歩ずつ仕事を進めることで、大きな目標の達成を目指したいと考えています。

職務経歴書の書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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⑤スーツ・カバン・靴をそろえる

フリーターの就活に適した服装

就活の準備として、服装をそろえておくことも大切です。就職後にも使えるものを選ぶと良いでしょう。新卒の場合は、同じタイミングで就活をおこない、ほぼ全員が同じような服装で臨むため悩むことも少ないですが、フリーターからの就活の身だしなみは悩む場合も多いかもしれません。

フリーターからの就職は、転職の場合と同じルールが適用されると考えると良いでしょう。就活では印象が重要になっているので、服装を揃えるときは下記の2点を意識してくださいね。

  • 清潔感があるか
  • ビジネスシーンに合った服装かどうか

フリーターの就活に適したスーツ

「普段着ないのでスーツなんて持っていない」「どんなものを買えばいいのかわからない」という人も多いでしょう。なるべく奇抜でないデザインで、入社後も着れるものを選びましょう

新しくスーツを揃える場合は、女性はネイビーやグレー、ベージュなどのベーシックな色を選ぶと良いでしょう。男性の場合は、黒やダークグレー、ネイビーなどの落ち着いた色を選ぶことをおすすめします。

また、リクルートスーツを着用したいと考える人もいるでしょう。リクルートスーツは、一般的に新卒の就活の際に着用するため「未熟」「頼りない」という印象を与えてしまうかもしれません。女性の場合は、ブラウスやシャツをカットソーや柔らかい印象になるデザインのものに変えれば活用できるかもしれません

男性の場合は、リクルートスーツだとシャツを変えてもあまり印象は変わらないかもしれません。靴やカバンを就活用以外のものを選ぶと良いでしょう。

フリーターの就活に適したカバン

就活でのカバンは、自立するものを選びましょう。男女ともに、黒や紺、茶色などの落ち着いた色味を選びましょう。装飾の少ないシンプルなデザインがの革素材が無難です

女性の場合は、肩にかけられるトートタイプを選ぶ人が多いです。男性の場合は、手提げタイプのものが多いでしょう。A4サイズの書類が入るカバンを選ぶと、企業から書類を受け取ってもきちんとしまえるためおすすめです。

就活にリュックで参加しても良いのか気になる学生はこちらも読んでみてくださいね。

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フリーターの就活に適した靴

靴もシンプルなものが最も無難です。革素材を選ぶと、落ち着いた印象になりますよ。

女性の場合は、装飾がない3~5cmのヒールのパンプスを選びましょう。ストラップの有無は特に気にする必要はありません。スーツの色に合わせてパンプスも選ぶと良いでしょう。

男性の場合は、紐革靴が良いでしょう。社員の服装がカジュアルな企業では、ローファーなど紐のない靴でも問題ありません。スーツやカバンの色と合わせると、統一感のある身だしなみになり、よりフォーマルになるでしょう

一部新卒の就活とは異なる部分もありますが、基礎的な部分はこちらの記事で勉強しておきましょう。

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フリーターの選考対策の5つのポイント

フリーターの選考対策の5つのポイント

就活の準備ができたら、実際に選考対策をしていきましょう。フリーターからの就職は、転職と同じ対策では不十分です。

企業に属していなかったという事実は、「企業側にとってもすぐに辞める人材なのではないか」「責任を持って仕事をしてくれるだろうか」という懸念につながるので、それを払拭できるように事前に準備しておきましょう。

①フリーターだった理由を明確にしておく

フリーターという経歴にはネガティブな印象もあります。それをどのようにポジティブに伝えられるかは、事前の対策が重要になってきます。

フリーターになった理由は下記の3つの可能性が高いでしょう。

  1. どうしてもフルタイムで働けない理由があったから
  2. 叶えたい夢を追っていたから
  3. なんとなく就職しなかったから

1つ目に関しては、正直に伝えても悪い印象にはならないかもしれません。2つ目の理由は、どのような活動や努力をしていたのかを伝えると良いでしょう。結果はどうあれ、目標に向かって努力した経験は評価されるはずです。

注意すべきは3つ目の理由でフリーターを選んだ人です。「なんとなく」と答えるのは、採用担当者からの印象を悪くするので避けましょう。理由は採用担当者が納得する内容でなくても構いません。明確な理由がネガティブな内容な場合は、それに対する反省や今後のことも付け加えると、ポジティブな内容になるでしょう。

②フリーターを脱しようと思った理由も明確にする

なんとなく正社員になりたいと思い始めて、就活を始めた人もいるかもしれません。正社員になろうと思ったきっかけは、聞かれる可能性が高いので用意しておきましょう。

正社員とフリーターの違いを書き出して、自分が正社員として働くことに魅力を感じる点を理由として伝えると良いでしょう。ただし、下記のような理由は印象が悪くなるかもしれないので避けてくださいね。

NGな理由
  • お金が欲しかったから
  • なんとなく思い立ったから
  • 安定性を得たかったから

③いつまでに就職するかを決める

フリーターが就活を始める前に、まずはいつまでに就職したいのか目標を定めておきましょう。目標がなければ、だらだらと就活を続けることになってしまいます。しかし、やる気を長期間保つのは困難です。

また、期間を空けて企業を受けると比較して検討することも難しいので、同時期に一気に応募することをおすすめします。同じ時期に内定が複数社出れば、比較してより自分の希望に合った企業に就職することが可能でしょう

目標の期日を決めて、そこから逆算したスケジュールを立てましょう。

④嘘はつかない

面接では「定職に就いていなかった」という事実から、答えづらい質問をされることもあるでしょう。しかし、嘘をつくことだけは避けてください。「嘘」は信頼を落とす行為です

なんとなくフリーターをしていたのに「介護をしていた」などと悪い印象にならないような回答をしたいと考える人もいるかもしれません。しかし、ここで嘘をついてしまうと、それが企業側にばれてしまった場合、印象は悪くなり結果採用される機会を逃す可能性もあります。

就活で嘘をつくリスクはこちらの記事を参考にしてくださいね。

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⑤将来のビジョンは具体的に伝える

アルバイトを長く続けていたことから、企業が懸念する点は「すぐに辞めないだろうか」ということです。将来のビジョンが具体的であればあるほど、採用担当者も入社後も意欲的に働いてくれるイメージを持てるでしょう。

将来のビジョンの例
  • ホスピタリティが徹底された質の高いサービスを提供したい
  • 不動産業に携わってシャッター商店街を復興したい
  • 海外で働いてみたい

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊プロフィール

就活では逆質問を用意して熱意をアピールしよう

アルバイトの面接では、勤務時間や職場からの距離などの条件の一致が合否にかかわるケースも多いですが、就活では本人の企業への熱意が重視されます。面接に行く前に求人票や企業のホームページを細かくチェックしておきましょう。逆質問であなたの企業への熱意をアピールできますよ。また長く働くためにも、面接では企業からの質問に答えるだけではなく、疑問や不安なことは解消できるように積極的に発言することをおすすめします。

面接では「いつから入社できますか」といった具体的なことも聞かれることが多くありますので、現在もアルバイトをしている人は自身の就職プランを明確にしておきましょう。

必ず押さえておこう! フリーターの面接でよく聞かれる質問

面接は緊張するかもしれません。しかし、書類選考が通って企業があなたについてもっと知りたいと思ったからこそ、面接に進めたことを忘れずに自信を持って臨みましょう。フリーターという経歴から、聞かれる質問も熱意や入社意欲を問う質問が多くなるでしょう。

フリーターの面接ならではの簡単には答えられない質問もあります。回答に詰まってしまうと自信がない印象になります。ネガティブな印象にならない答え方を考えておかなければなりません。

フリーターになった理由を教えてください

フリーターになった理由が明確な人は、下記の例文を参考にしてみてください。

例文

弁護士を目指して司法試験合格のために勉強していたため、時間を最大限確保できるアルバイトをしていました。5年以内という目標を決めていましたが、結果合格することができなかったので、弁護士以外で困っている人を助けられる仕事をしようと決意しました。

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キャリアアドバイザー

フリーターになった明確な理由だけでなく、なぜ正社員になろうと考えたかも含むと良いでしょう。ただ夢が叶わなかったからという理由だけでなく、今後どんな仕事をしたいのかを伝えるとポジティブな印象になりますよ。

フリーターになった理由が答えづらくても、嘘をつくのはよくありません。しかし、正直に話し過ぎるのもネガティブな印象になりかねないので、伝え方を工夫すると良いでしょう。「なんとなく」でフリーターになってしまった人は、下記の例文を参考にしてみてくださいね。

例文

就職活動がうまくいかずに、途中で諦めてしまった結果フリーターとして働くことになりました。今では、最後まで就活をやり遂げなかったことを後悔しております。入社できましたら、御社に貢献できるよう誠心誠意勤めたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

なんとなくフリーターになった人は、そのことは認めたうえで今後への意欲を伝えると、マイナスな印象にはならないでしょう。

アルバイト経験が長い理由を教えてください

アルバイト経験が1年以上続いている場合は、なぜ今までアルバイトとして働いてきたのかを聞かれる可能性が高くなるでしょう。下記の例を参考にしてみてください。

例文

自分に合った仕事が何かわからず、さまざまな職を経験して自分を見つめようと思ったからです。その結果、自分には顧客と日々接することができるサービス業が、コミュニケーション能力という強みを最大限に活かせる場だとわかったため、サービスの質を極めたいと考え就職を決意しました。

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キャリアアドバイザー

アルバイト経験が長かった理由を答える場合は、仕事をすぐに辞める人材ではないことをアピールしましょう。例文の場合、やりたいことが明確になって、今後のキャリアへの意欲が伝えられていることが良いポイントです。

なぜ正社員になりたいと思ったのですか?

正社員になりたい理由は、下記を参考にして考えてみてくださいね。

例文

アルバイトをするなかで、バイトリーダーを任せてもらえるようになり、より責任のある仕事をしたいと考えたからです。アルバイトのままでは任せてもらえることに限界があると感じ、もっとやりがいを持って働いて成果を出せる環境に行きたいと考えたからです。

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キャリアアドバイザー

正社員になりたいという理由が、キャリアアップともとれるポジティブな理由で伝えられています。正社員として働くことへの熱意が感じられる理由を用意すると、面接官に好印象を持ってもらいやすいですよ。

将来の目標を教えてください

将来の目標の回答は、下記の例文を参考にしてみてくださいね。

例文

私の夢は、より多くの企業の利益に最大限につながるSNSマーケティングをおこなうことです。

アルバイトをしていたカフェの売上が低迷していたとき、SNSのアカウントを作って宣伝することを提案しました。もともとは地域の常連のお客様が中心でしたが、コロナが原因で客数が減っていたことが大きな原因でした。そこで、SNSを通じてモーニングの商品を宣伝したところ、遠方からのお客様も増え、売上は20%向上されました。この経験から、SNSを通じてもっと多くのお店の利益につなげることができるのではないかと考えるようになりました。

SNSマーケティングをいち早く事業化し、業界をリードする御社の事業に貢献することで、私自身の夢の実現につながると考えております。

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キャリアアドバイザー

企業側は「仕事が嫌になったらすぐ辞めないか」「きちんと仕事に責任感を持って臨んでくれるのか」という2点を面接で確かめたいと考えています。例文のように、将来の目標はより具体的に伝えて、熱意を表現しましょう。

将来の目標の答え方についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

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アルバイトの経験をどのように活かしていきますか?

スキルや経験を問う質問です。自己PRになるように、下記の例文を参考にして考えてみてくださいね。

例文

私は、ホテルでのアルバイトにおいてニーズを察して対応する能力を身に付けました。

さまざまなお客様と接する中で、相手が今何を考えているのかを常に意識し続けた結果、小さな表情の変化にも気づけるようになりました。困っている人がいれば、すぐに声をかけたり必要なサービスを提供したことで、スタッフ全体の中でも接客の質を評価されるようになりました。

営業職では、提供するのは同じサービスでも伝え方次第で、利用するかどうかの意思決定は変わってくると思います。顧客のニーズにあった伝え方をすることで、売上に貢献していきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

この質問では、アルバイトで得た経験を具体的に伝えていますね。また、その経験がなぜ仕事で活かせるのかも明確に伝えられているのが良いポイントです。

アルバイトを自己PRとして伝える場合は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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他に何か質問はありますか?

熱意や入社後の意欲が伝わる質問をすると印象が良いでしょう。「何か質問はありますか?」という質問はよく聞かれるので、必ず用意しておきましょう。

  • 入社までに勉強しておくべきことを教えてください
  • 御社で活躍している社員に共通する点を教えてください
  • フリーターから正社員になった方はどのように活躍していますか
  • 1日の業務のスケジュールを教えてください
  • 仕事の中でやりがいを感じる瞬間を教えてください
  • 仕事の中で大変だと感じた経験は何ですか
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キャリアアドバイザー

業務についてや、入社までに勉強しておくべきことを聞くと、熱意があると評価されるでしょう。待遇についてはあまり聞かないようにしてくださいね。また、企業ホームページに乗っている情報は聞かないように注意しましょう。

面接でよく聞かれる質問はこちらの記事でも紹介していますよ。

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ブラック企業を見極めるためのチェックポイント

  • 離職率は高くないか
  • 残業時間が多すぎないか
  • 休日数が少なくないか
  • 給与額が不自然でないか
  • 採用人数が不自然ではないか

フリーターから就活を始める人の中には、企業が提示する不自然な条件に気が付くことができず、いわゆるブラック企業に就職してしまう人もいます。

フリーターからせっかく就職しても、ブラック企業に就職して早期退職になってしまってはもったいないですよね。それだけではなく、「働く意欲」を失ってしまえば、今後のキャリアにも大きな影響を与えてしまいます。

ブラック企業の特徴としては、労働環境の悪さが挙げられるでしょう。具体的には下記のような点が当てはまります。

  1. 極端に労働量・残業時間が多い
  2. 労働時間に対して正当な給与が支払われていない
  3. 各種ハラスメントがある職場環境

下記のホワイト企業に関する記事でも紹介していますが、4人に1人が勤め先をブラック企業だと認識しているのが、残念ながら実情です。

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ブラック企業に就職して後悔しないように、ここで紹介する5つのポイントは必ずチェックしておきましょう。

離職率は高くないか

離職率が高いということは、社員が定着しないということです。社員が定着しないという点には、何かしらの理由があるでしょう

求人を多く出しているにもかかわらず、ここ数年社員数がほとんど増えていない、もしくは減っている場合は離職率が高い可能性があります。企業の採用サイトやIR情報をチェックすれば、社員数の変化や採用数が記載されているかもしれません。

口コミサイトを確認してみることもおすすめです。現職、もしくは退職済みの社員の正直な意見が乗っている可能性が高いため、離職率がわかる可能性もあります。ただし、匿名で書き込めるサイトであるため、信ぴょう性に欠けることは認識しておきましょう。

採用担当者に直接聞くという方法もあります。聞くタイミングは内定が出てからにしましょう。選考中の段階で聞くと、悪い印象になる可能性もあるので、聞くタイミングには気を付けてください。

残業時間が多すぎないか

厚生労働省のデータによると、残業時間の上限は原則月45時間です。80時間を超える残業は、過労死ラインだと言われています。残業時間は、社員に直接聞いて確かめることができます。ただし、聞き方には気を付けましょう。

選考中であれば、下記のように間接的な質問をすることをおすすめします。

残業時間を間接的に聞く例
  • 1日のスケジュールを教えてください。
  • 帰宅後はどのように過ごすことが多いですか。

内定が出た後であれば、率直に一日の残業時間を聞いても良いでしょう。そのタイミングで残業時間を濁すようであれば、ブラック企業の可能性もあるので気を付けてくださいね。

休日数が少なくないか

「ワークライフバランス」が叫ばれている世の中で、休日数が少ない企業はブラック企業の可能性が高いかもしれません。

労働基準法では、「法定休日は毎週少なくとも1日、または4週を通じて4日以上」と定められています。つまり、毎月4日間の休日がなければ労働基準法違反になります。年間で計算すると、105日が年間休日数の最低ラインになります

2021年の土日祝日の合計日数は119日です。これに加え、年末年始休暇やお盆休みのある企業であれば、年間120日以上が基準になります。年間休日数は求人票にも記載がある場合もあるので、確認してみてくださいね。

給与額が不自然でないか

国税庁によると、日本人の平均給与は465万円です。この金額よりも不自然に給与が低すぎる、もしくは高い場合は注意が必要かもしれません。

求人票には年収例が記載されている場合もあります。たとえば、求人票の給与額例に「未経験入社2年目 1,000万円以上~」など入社年数に対して不自然な高額給与の記載がある場合は、なぜそんなに高い給与が得られるのかを聞いてみても良いでしょう。

採用人数が不自然ではないか

採用人数があまりにも多すぎる場合は、退職者の数を見越した採用をおこなっている可能性があります。下記に当てはまれば、採用数が不自然かもしれません。企業ホームページの社員数や求人サイトの掲載数を確認してみましょう

  • 社員数に対する募集人数が20%以上
  • 常に大量募集をかけている

自分に合った企業に就職して新しいスタートを切ろう!

フリーターから就職しようと決めた時点で大きな一歩を踏み出しています。そこからどう行動するかで、今後のキャリアは大きく変わってくるでしょう。せっかく就職すると決めたのであれば、長く働ける企業に就職したいですよね。

自分が正社員として何を実現したいのかを考えて、マッチする企業を選ぶことが最も大切です。フリーターという経歴に負い目を感じずに就活を進められるように、きちんと対策をしてから選考に臨みましょう。

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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