就活の大手病は内定ゼロの危険! 脱却につながる3ステップを解説

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コラムの目次

  1. 自分軸で企業を選ぶことが大手病脱却の糸口
  2. まずは大手病が何か知っておこう
  3. 当てはまったら要注意! 大手病にありがちな3つの考え方
  4. ①大手に強い憧れがある
  5. ②他人基準で企業を選んでいる
  6. ③「とりあえず」で企業選びをしている
  7. 大手病に陥ってしまう原因
  8. 周囲の目を気にしてしまう
  9. 「大手=安定」という概念に縛られている
  10. 就活へのモチベーションが低い
  11. 大手病がもたらす就活への影響を押さえよう
  12. ①内定ゼロのリスクが高まる
  13. ②入社後のミスマッチを引き起こす
  14. 大手病脱却に大切なのは「自分」を軸に考えること
  15. 就活のゴールは「内定獲得」ではない
  16. 大手が自分に合った企業とは限らない
  17. いざ大手病を脱却! 「考える・知る・行動する」の順に実践しよう
  18. ①どんな社会人生活を送りたいか【考える】
  19. ②大企業はほんの一握り! 幅広く企業を【知る】
  20. ③ナビサイトだけじゃない! 企業と出会うために【行動する】
  21. 自分軸で考えたのなら大手思考でもOK!
  22. 就職するのは自分! 自分軸で企業を選んで大手病を脱却しよう

自分軸で企業を選ぶことが大手病脱却の糸口

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生と面談をしていると、

「どうしても大手に就職したいんです」
「大手ばかり受けることって良くないんですか?」

と、大手病に陥っている学生や疑問を抱く学生をときどき見かけます。たしかに大手は、仕事や企業の規模が大きく、給料面や待遇などに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

大手病の人は多くが「大手」という基準で企業選びを進めていますが、それは就活においてもその後の社会人生活においても非常にリスクが高いことといえます。大手病を脱却するためには、大手という基準ではなく自分軸で企業を選ぶことが大切です。

この記事では大手病の基準や原因から、大手病を脱却するための方法をわかりやすく解説します。「大手」にこだわらない新たな視点で就活を進められるようにぜひ読んでみてくださいね。

まずは大手病が何か知っておこう

就活中によく耳にする学生もいるかもしれませんが、そもそも大手病とは何なのでしょうか。大手病を一言で表すと、「大手に就職することだけに執着してしまうこと」を指します

大手病の人は、就活において業界・企業研究などに力を入れず、ひたすら大手ばかりに絞って就活を進める傾向にあります。その結果、選考に落ち続け内定をまったく得られない人も珍しくありません。

当てはまったら要注意! 大手病にありがちな3つの考え方

大手病が何かはわかったものの、学生が志望企業を大手ばかりに絞る理由は人それぞれ。自分の意志で大手ばかりを選んでいる学生もいると思いますが、もしかすると無意識に大手病に陥っている学生もいるかもしれません。

ここからは、大手病の人が陥りがちな考え方を紹介します。これらひとつでも考え方があてはまっていれば、大手病にかかっているかもしれませんよ。

①大手に強い憧れがある

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就活生

大手企業ってなんか良いですよね、お給料も高そうだしオフィス綺麗そう! 丸の内女子って憧れるな~!

テレビやSNSなどで、大手企業に勤める社会人がきらきらと仕事に励んでいる姿を見かけることもあったのではないでしょうか。また、大手である分給料やオフィス、待遇などが良いイメージを持つ学生もいるでしょう。

このように「大手企業」に強い憧れを抱き、理想を追い求めて就活を進める人は大手病かもしれません

②他人基準で企業を選んでいる

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就活生①

大手就職かっこよくないですか? 友達とか周りの人にも自慢できますし! 僕は絶対大手が良いです!

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就活生②

サークルの先輩もみんな大手なので自分も大手に就職しないと!

大手企業は知名度が高く、誰もが知っている企業です。さらに知名度だけでなく選考の難易度も高いので、内定を獲得するのは至難の業ともいえるでしょう。そのような企業から内定をもらい入社できれば、友人はもちろん周囲の人からも羨望のまなざしで見られるかもしれません。

さらに、周囲の就職状況などに影響され、「大手でなければ恥ずかしい」と感じている人もいるのではないでしょうか。このように大手にこだわる理由が「周囲にどう思われるか」になっている人は大手病に陥っているといえます。

③「とりあえず」で企業選びをしている

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就活生

どこで働きたいって希望はないのでとりあえず知っているところを受けてます。

大手にこだわっているわけではなく、「知っているところ」を受け続けている結果、大手にしかエントリーをしておらず結果的に大手病に陥っている人もいます。日本には企業が何万とありますが、そのうち多くの人に知られている企業はごくわずか。その多くが大手の企業です。

広く企業を知ろうとせず、「とりあえず」で知っている企業に応募している人もある意味大手病といえるでしょう。

大手病に陥ってしまう原因

大手病に陥っている人たちも、好き好んで大手病になってしまったわけではありませんよね。大手病になるのには必ず原因があります。脱却のためにも、まずは原因をしっかりと理解したうえで対策を立てていきましょう。

周囲の目を気にしてしまう

「他人に自慢したい」「大手じゃないと人に話せない」などという、他人基準で就職先を選んでいる人に多いのが周囲の目を気にしてしまうこと

一概にはいえませんが、「○○大学だから良いところに入らないと」というように高学歴と言われる大学に在学している人に多い傾向があります。

また、「○○大学なんだからもったいない」などというように、周囲からも大手への就職を期待され、それが足枷やプライドとなって大手に執着している人も見受けられます。

「大手=安定」という概念に縛られている

一昔前は終身雇用制度が当たり前の時代でした。大手企業は業績が安定している分、大手に就職できれば将来安泰だと考える人も多かったでしょう。そのため、大手に入っておけば安定的な生活が送れると考え、その概念だけで大手を志望する人も多く見られます。

もちろん大手企業は売上が高いため、業績が安定しているのは事実でしょう。仮に悪化したとしても、大手以外と比較すれば職を失うリスクは少ないと考えられます。

しかし、逆に大手だけが安定しているというわけでもありません。大手以外にも安定した業績を保っている企業、社員の勤続年数が長い企業も多くあることは知っておくと良いでしょう

親から大手をすすめられるケースも

親世代が就活をおこなっていたころは、今よりも終身雇用制度が根強い時代でした。そのため、現在の就活事情を知らない親世代が大手をすすめてくることもあるでしょう。

自分では大手にこだわりはなかったものの、就活に関心の高い家族の影響があって大手病に陥ってしまったという人もいるかもしれませんね

キャリアアドバイザーコメント

北浦 ひよりプロフィール

「大手=安定」は過去の話! 大手でなくとも成長著しい企業も安定している

不安定な経済状況により、大手企業でも倒産したり大規模なリストラが起こっているニュースを度々目にしますよね。経済が縮小を続けている現在、大手企業でも絶対に安定しているとはいえなくなってしまいました。

逆に大手以外でも、成長を続けている業界にも安定している企業が多くあります。一例として、IT、EC、物流、医療、介護業界などが挙げられますね。業界そのものが伸びていれば、企業規模を問わず多くの企業が成長を遂げており、その分業績も安定しているといえますね。

「安定」を求めるなら、企業ではなく自分に価値を付けるのも手

ほかにも、どの企業でも評価されるスキルや経験を積むことも安定につながります。そもそも現在は終身雇用制度が崩れつつあるので、転職する人も増えてきています。将来的に転職ありきで就職する学生も少なくありません。

他社でも通用するスキルや経験とは、たとえば若手のうちから責任のあるポジションや仕事を任せられたり、他社でも応用できる汎用性の高い仕事を覚えることです。裁量の大きいベンチャー企業や中小企業であれば、若手から幅広い経験を積める傾向にあります。安定を望む場合でも、大手企業以外にも多くの選択肢がありますので、視野を広げてさまざまな企業を見てみることが大切です。

就活へのモチベーションが低い

そもそも働くことや社会人になることに対してマイナスなイメージがあり、就活のモチベーションが低いことも大手病に陥る原因のひとつでしょう。就活へのやる気があまりないがゆえに、しっかりと業界や企業を調べることなく手近な企業にばかり応募をしてしまうからです

また、上述したような周囲の目やプライドで、大手には絶対入りたいと意気込んではいるものの、やりたい仕事や理想の社会人像などは特に考えられていないため、とりあえず有名どころだけを受けている人もいるのではないでしょうか。

就活のモチベーションが低いと感じる人は、まずはこちらの記事を読んで就活をする意味について考えてみましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

北浦 ひよりプロフィール

大手病に陥る学生は意外と多い!

実際に大手病に陥る学生は、想像以上に多いでしょう。特に、世間一般的に学歴が高いといわれる大学に所属しているほど、周囲からの期待の目もあるのか大手病になってしまう傾向があります。そういった学生の中には、大手企業に絞って就活をした結果、4年生の後半になっても内定を獲得できないという人もいます。

「なぜ大手が良いのか?」今一度自分に問いかけることから始めよう

しかし、そもそもなぜ大手企業を受けなければならないのでしょうか。大手企業に絞って就活をする学生の中で、この質問に即座に回答できる学生はそう多くはない印象です。大手病になると「大手企業しか受けてはいけない」といった固定概念が生まれやすくなります。基本的に、人は自分の考え方や行動に一貫性をもたせたいと考えるため、一度「大手企業に入る」と決めた場合、その目標を崩すことが難しくなるパターンもあるのです。

この記事を読み、大手病に心当たりがあれば「なぜ大手企業に入社したいのか」と自分に問いかけてみてください。もし明確な回答が浮かばなければ、一旦大手から離れて就活をしてみても良いのではないでしょうか。

大手病がもたらす就活への影響を押さえよう

大手病がもたらす就活のリスク
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就活生

うわ、僕は完全に大手病ですね……。

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キャリアアドバイザー

それは、なるべく早くに大手病を脱却したいところですね!

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就活生

でも、別に大手病でも良くないですか? がんばって大手から内定をもらえれば良いわけですし……。

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キャリアアドバイザー

たしかにそうですが、大手病のまま就活を続けるのはリスクが大きすぎます。どんなリスクが待ち受けているか説明しますね。

大手病は就活だけでなく入社後にも悪影響をもたらします。ここからは大手病に陥ることで待ち受けるリスクを解説するので、自分事として置き換えて考え、大手病を脱却することの大切さを理解しましょう。

①内定ゼロのリスクが高まる

大手病に陥ると、広く企業を受けている人に比べて内定がゼロになってしまう可能性が高まります。

いつまでも内定がもらえないと精神的につらさを感じてしまうことが多いですし、周りの目を気にして大手を狙っていたものの、周囲の就活が落ち着いてきた頃になっても内定ゼロだと、逆に劣等感を感じてしまうこともあるかもしれません

大手ばかりを狙うことで内定ゼロになる理由はいくつか挙げられるので、さらに詳しく説明しますね。

高倍率の企業ばかり受けてしまう

大手企業は言わずもがな就活生からの人気が非常に高いです。中には応募者が1万人を超える企業もあります。それだけでも倍率の高さが想像できますよね。加えて、企業によっては採用人数が10数人など、かなり少ないところもあります。

このように、大手企業は内定獲得までの難易度が非常に高いです。落ちることのほうが当たり前ともいえるので、必然的に内定を獲得するのは難しく、内定ゼロのリスクは高まるといえるでしょう

自分に合わない企業を受けてしまう

企業が選考で重視する項目

「大手=自分に合っている」とは限りません。リクルートキャリアが2021年に発表した就職白書によると、就活では学生の人柄がもっとも見られていて、学生と企業がマッチしているかで合否が決まります。いくら学生の学力が優秀だったとしても、その企業との相性が合っていなければ選考に落ちてしまうでしょう

大手病の学生は「自分と企業が合っているか」という視点ではなく「大手だから」という視点で企業選びを進めます。そのため、自分に合っていない企業を選んでしまい内定がもらえない、という事態に陥りがちです。

志望動機が浅くなる

企業が選考で重視する項目

先ほどのグラフをもう一度見てみましょう。企業が重視する項目の第2位は「企業への熱意」です。内定獲得には、その企業への強い意欲が必要になります。

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就活生①

御社を選んだ理由は、御社でおこなっている○○という事業内容に興味を持ち、△△という御社ならではの考え方に強く共感したためです。

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就活生②

御社を選んだ理由は業界でもっとも大手だったためです。

この2人の学生のどちらの方が入社意欲を感じるでしょうか。後者は前者に比べると熱意が伝わりにくいですよね。

大手病の学生はその企業の志望理由が「大手だから」であることが多いです。企業としては、さまざまな企業がある中でどうして自社なのかを知りたいと考えています。大手だからという理由では、熱意も、「その企業」が良い理由も伝わりづらいですよね。熱意が伝わらずに選考を突破できず、結果として内定ゼロのリスクが高まるのです。

それでは書類選考すら通りません
人事が思わず落とす志望動機の特徴

ネットで調べた書き方を参考にする人は多いですが、残念ながらそれだけでは採用される志望動機は作れません。

なぜなら他の就活生も同じ書き方を参考にするため、似たり寄ったりの志望動機になっているからです。

そこで活用したいのが、志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」です。
このツールを使えば、周りの就活生と差別化できる志望動機簡単に作ることができますよ

②入社後のミスマッチを引き起こす

大手病が与える悪影響は就活中に限ったことだけではありません。もともと「自分とその企業が合っているか」という視点で企業選びをしていないので、たとえ希望していた大手企業から内定をもらえ入社したとしても、入社後に「自分とは合ってない」と感じてしまうかもしれません。

合わない環境下で働くことは誰でもつらいもの。入社後のミスマッチは、早期離職につながったり精神に不調をきたすこともあります。大手という基準での企業選びは、就活中だけでなく就職後にも悪影響を及ぼす可能性があることは覚えておきましょう。

大手病脱却に大切なのは「自分」を軸に考えること

大手病の人が就活でやりがちなのが「大手企業に自分をあてはめている」ことです。しかしその企業で働くのは「自分」であるため、企業をベースとしてどうにか自分を合わせていくと、どこかで違和感が生まれてしまう可能性が高くなります。

そのため就活では、大手という軸で企業選びをするのではなく、自分の軸をひとつ決めてその軸にあてはまる企業を探すことが大切です。

就活のゴールは「内定獲得」ではない

就活のゴール

大手病の人は、就活で「大手企業から内定をもらうこと」を目指して就活をしがちです。しかし就活のゴールは「内定を獲得すること」ではありません。正しいゴールは「内定をもらった企業に入社して、いきいきと働くこと」です

たしかに、倍率の高い大手から内定を獲得できればそのときは嬉しいですよね。しかしたとえ大手から内定をもらったとしても、入社後にミスマッチを感じてしまい、いきいきと働くことができなければ、逆に劣等感を感じてしまう可能性も考えられます。

何のために就活をしているのか、就活の本来のゴールを常に心に留めながら動けると良いでしょう。

大手が自分に合った企業とは限らない

そのうえで、「大手が自分に合った企業」とは限りません。憧れや周囲からの評価と自分の理想が必ずしもマッチしているとはいえないでしょう。

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堅実で安定してるから大手を選んだけど、新規事業開拓とかもっとガツガツ働く方が合っていたかも……。

自分に合った企業であれば、入社後もいきいきと働き、活躍できることが予想できます。大手という基準で企業選びを進めるのではなく、「自分に合っているか」という視点で企業選びを進めてくださいね

キャリアアドバイザーコメント

上村 京久プロフィール

軸を持った企業選びは学生だけでなく企業にとってもメリットとなる

自分の軸を持つことによるメリットとして「入社後にいきいきと働くことができる環境が見つかりやすい」ことをあげましたが、これは学生側のメリットだけでなく、企業にとってもメリットとなります。

もし就職した企業が自分に合わず早期退職などの結果につながってしまった場合、企業としては採用にかけた労力や資金はもちろん、会社を成長させるためにおこなった社員育成も意味を成さなくなってしまい、大きな損害となってしまいます。そのため、企業は「できるだけ長く働いてくれるだろう」と感じる学生を採用するのです。

軸を持つことは企業探しや選考通過など広く役立つ

企業が学生に対し「長く働くだろう」と考える基準が、まさに企業と学生が持つ軸のマッチングの度合いになります。実際に面接では「就活の軸は何ですか」と直接的に質問されることが度々あります。自分の軸を持つことは、自分に合う企業を見つけることに役立つだけではなく、面接の通過率を上げることにもつながります。

このように、就活中も就職後も、そして自分にとっても企業にとっても、自分軸を持つことは非常に重要になります。もし「大手だから」という理由だけで大手企業を選んでいた人は、もう一度自分自身の軸を見直すところから始めましょう。

いざ大手病を脱却! 「考える・知る・行動する」の順に実践しよう

大手病を脱却するための3ステップ
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就活生

大手病のリスクはしっかり理解できました! 今後はどのように就活を進めたら良いですか?

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キャリアアドバイザー

ちゃんと理解してくれたようで何よりです! これからの就活の進め方をお伝えするので、一緒に就活がんばっていきましょうね。

それではここからは、実際に大手病を脱却するための手順を解説していきます。脱却のための就活方法は、3ステップで考えるとわかりやすいですよ。記事を読みながら一緒に実践していきましょう。

①どんな社会人生活を送りたいか【考える】

大手病だった人は、企業選びの軸が「大手であること」だったため、企業選びの基準となる軸を持っていないことが多いですよね。そのため、まずは自分と向き合って自分軸を「考える」ことが初めのステップです

将来、自分はどんな社会人でありたいでしょうか。どんな社会人生活を送りたいでしょうか。これから解説する3つの視点から自分軸を定めていきましょう。

就活の軸を定める方法はこちらの記事でも解説しています。

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働き方

一言で「働く」といっても、その働き方は企業や業界によってさまざま。自分がどのような体制で働きたいかを考えてみましょう。

働き方例①休日
  • 定休:土日祝休み
  • 定休:平日休み(火・水など)
  • 不定休
働き方例②勤務体系
  • 出社
  • リモート勤務
  • 固定時間制
  • フレックスタイム制

企業の多くは土日祝休みなので、そのような企業であれば友人などと休みを合わせやすいでしょう。逆に、平日休みにも混雑を避けて外出しやすかったりと相応のメリットがあります。

また、近年はリモートで働ける企業も増えてきましたが、人によっては出社したほうが集中して働けるという人もいるのではないでしょうか。自分がどのような環境下でどのような働き方がしたいかを一度考えてみましょう

やりたいこと

「大手」と一口にいっても、その事業内容もさまざま。たとえばメーカー業界の中でも食品や自動車など扱う商材は企業によって異なります。自分がどんなことがやりたいのかを考えてみましょう。

ここでは「商材やその対象となる人物」を「どうしたいのか」という視点で考えてみるとわかりやすいですよ。モノをつくってみたい、世に流れる情報に携わりたい、人を笑顔にしたいなど、商材やその対象とのかかわり方によって、仕事の内容も変わります。

例:扱う商材など
  • モノ
    ・食品
    ・自動車
    ・洋服
  • 情報
    ・商品情報
    ・口コミ情報
    ・サービス情報

  • ・対企業
    ・対消費者
例:商材や人物をどうしたいのか
  • つくる
  • 売る
  • 流通させる
  • 紹介する
  • 広める
  • 助ける

視点を広く持って、自分が何をやりたいのかを考えてみましょう。

自分の将来像

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キャリアアドバイザー

皆さんは将来どんなふうに働いていたいですか?

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就活生①

僕はアルバイトでリーダーをしていたのが楽しかったので、早くリーダーとかマネージャーになりたいと思っています!

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就活生②

私は将来結婚もしたいし、仕事とプライベートをうまく両立させて働きたいです。

アグレッシブに働きたい、出世したい、その道のスペシャリストになりたいなど、人によってなりたい将来像はさまざま。その将来像がかなえられるかも企業選びの大切な指針です。

たとえば早い段階から結果を出して管理職になりたい人は、大手よりも設立年数が若かったり実力主義の社風の企業のほうが夢をかなえられる可能性は高まるでしょう。

また、キャリアだけでなく「自分が人間としてどうありたいか」というライフプランを考えるのも一手です。特に結婚や出産、子育てなどのライフイベントを考えている人にとって、仕事とプライベートの両立は大切になってきますよね。

社会人になるとどうしても仕事に従事する時間のほうが多くはなりますが、仕事をするだけが人生ではありません。会社や仕事はあくまで自分のなりたい将来像をかなえるための手段のひとつです。その像がかなえられるかという視点を軸にしても良いでしょう。

キャリア形成はこちらの記事も参考にしてみると良いでしょう。

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キャリアアドバイザーコメント

上村 京久プロフィール

この中でもまずは働き方や将来像から考えるのがおすすめ

自分軸を作る手法を働き方・やりたいこと・将来像の3つの視点で説明しましたが、中でもまずは働き方や将来像に着眼すると考えやすいと思います。

休日や勤務地など働き方については、自分の生活基準に照らし合わせて考えることができるので、悩む人はそれほど多くないと思います。まずはここで炙り出した条件をもとに、当てはまる業界や職種を大まかにイメージしてみましょう。

将来像は過去の経験からイメージしてみると膨らみやすい

将来像に関しては、夢や理想像を想定することになるため、なかなか思いつかない人もいるかもしれません。その際は、過去の経験から自分がいきいきとしていた瞬間を思い出し、それを実現できるような環境をイメージしてみると良いですよ。

たとえば「マニュアルどおりに仕事をこなすよりも自分のやり方で自由に動ける方が楽しい」「接客のアルバイトでお客さんが喜んでくれた瞬間が一番嬉しかった」などさまざまな例が考えられます。過去の経験から、自分がやりがいを感じた瞬間をピックアップし、それを叶えられそうな職場環境や仕事内容をイメージしてみましょう。

自分の理想の働き方や将来像を踏まえて、合いそうな業界や職種をいくつか選定して調べると、きっと受ける企業の幅が広がるようになりますよ。

ここで挙げた以外にも、企業を選ぶ軸はまだあります。こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せて読んでみてください。

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あなたは大丈夫?
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就活を経験した先輩によると、およそ6割の人が「自己分析は大変だった」と回答しました

自己分析で苦労する就活生が多いからこそ、この記事を見ている人には滞りなく進めてほしいと思っています。

そこでおすすめしたいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。これを使えば、短時間でサクッと自己分析を終えることができますよ

②大企業はほんの一握り! 幅広く企業を【知る】

自分の軸ができあがったら、次はそのものさしを持って幅広く企業を見ていきましょう。国内にある大手企業の割合はおよそ0.3%と言われています。大手病だった人にとっては非常に多くの選択肢が残されているということです

一概に「幅広い企業」といっても、さらにいくつかの分類に分けることができます。まずは世の中の企業を知っていき、そこから自分に合った企業の目星をつけていきましょう。

中小企業

正式には中小企業基本法上で定められている基準がありますが、ここでいう中小企業とは同業界の大手企業以外の企業のことを指します。中小企業は大手に比べて企業規模が小さいことがポイントです。企業規模が小さいことで起こるメリットを紹介しますね。

中小企業のメリット

・社員同士の距離が近い
 ⇒アットホームな雰囲気が生まれやすい

・風通しが良い
 ⇒経営陣との意思疎通がしやすく、物事の決定や実行がスピーディー

・幅広い業務に携われる
 ⇒人数が少ない分さまざまな業務を兼務できることも

・転勤や異動が少ない
 ⇒規模が小さい分事業所数も少ない

メリットがある一方で、もちろんデメリットもあります。ネームバリューや会社の規模感がときにはネックになることもあると知っておきましょう。

中小企業のデメリット

・会社の安定性や将来性の不安
 ⇒大企業に比べると倒産やリストラのリスクは高いといえる

・給与や待遇面が低い
 ⇒厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると平均年収だけでも大企業に比べて60万円ほどの差がある

・ネームバリューがない
 ⇒ローン審査などで不利になることも

・人手不足に陥りがち
 ⇒そもそも会社を知らない人が多く応募者が少ない

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キャリアアドバイザー

メリットもデメリットも、すべての中小企業にあてはまるわけではありません。このような特徴があると参考にする程度に留めておくと良いでしょう。

ベンチャー企業

ベンチャー企業とは、技術やアイディアをもとに、従来とは違うサービスやビジネスを事業展開している企業のことを指します。規模の大小で分けられているわけではありませんが、規模としてはその多くが中小企業になっています。こちらもメリットとデメリットを紹介しますね。

ベンチャー企業のメリット

・スピードが速い
 ⇒事業の企画から立ち上げまでのスピードはもちろん、拡大するまでの速度も速いことが多い

・事業やビジネスに新規性や革新性がある
 ⇒領域開拓や、最新技術の活用・開発など、展開する事業が新しいものが多くやりがいにもつながりやすい

・一人ひとりの裁量権が大きい
 ⇒早い段階からさまざまなことを任される機会が多い

・年齢や社歴に関係なく評価される
 ⇒社員数が少ないこともあり、年齢や立場にかかわらず評価される傾向にある

成長志向が強い人や、アグレッシブに働きたい人には向いているといえるかもしれません。その一方、しっかりとデメリットも把握しておきましょう。

ベンチャー企業のデメリット

・制度が整っていない
 ⇒設立したばかりの企業であることも多く、教育体制などはまだ不十分であることも

・人手不足の可能性がある
 ⇒事業の展開スピードに引き換え資本金が少ないため人件費の問題もあり、人手不足になりやすい

・経営が不安定な場合も
 ⇒失敗を恐れないスタイルである企業が多かったり大手企業に比べ失敗に対するノウハウや資金力が乏しいため、倒産リスクは大手よりも高め

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キャリアアドバイザー

メリットとして挙げたスピード感や裁量の大きさも、人によってはデメリットにもなり得ます。自分の性格などと照らし合わせて、それが自分にとってはメリットといえるか考えてみてくださいね。

ベンチャー企業についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。

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大手企業の子会社・関連会社

子会社と関連会社は、親会社である大手企業の持ち株の保有率で呼び名が変わります。50%以上の株式を保有している会社を子会社と呼び、20%以上~50%未満株式を保有している企業を関連会社と呼びます。

大手ばかりを見ていてもその子会社や関連会社には目を向けていない学生が多くいますが、実はこれらの企業にも知っておくべきメリットがありますよ

子会社・関連会社のメリット

・年収や福利厚生が整っている
 ⇒親会社と遜色ないケースが多い

・倒産のリスクが低い
 ⇒特に大手企業が100%の株式を保有する完全子会社の場合は非常に安定しているといえる

・大手に比べて裁量権は高い場合も
 ⇒大手の方針に沿って専門分野に特化した実務をこなす場合は、納期までの過程の部分は比較的自由に動ける

大手よりも個人の裁量権があり、かつ将来性も中小・ベンチャーに比べて安心できるという点がポイントですね。双方の良いとこどりと考えても良いでしょう。しかしもちろんデメリットも存在します。

子会社・関連会社のデメリット

・選考難易度には注意が必要
 ⇒大手よりは低いものの、中小・ベンチャーに比べると難易度は高め。企業によっては難易度すらも大手と遜色ないところもあるなどまちまち

・他社とのかかわりがない可能性がある
 ⇒取引相手が親である大手企業ばかりだと、他の会社への営業力が少なく、事業内容などが絞られる

・親会社との関係性によっては悪影響を受けることも
 ⇒親会社の決定がそのまま子会社の決定になってしまい、仕事に自分の意思を反映させることが難しいこともある

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キャリアアドバイザー

子会社や関連会社での働きやすさは親である大手企業に大きくかかわります。企業研究の際も、その企業だけでなく親会社にまで目を向ける必要がありますね。

BtoB企業

世の中の企業は大きくBtoB企業かBtoC企業かに分けられます。簡単にいうと商品を売る相手で分類ができ、BtoB企業は別の企業に商品を売り、BtoC企業は消費者に対して商品を売ります。

つまり、一般社会に知名度が高い大手企業はBtoC企業であることが多く、大手ばかり見ていると必然的にBtoB企業へは目を向けていなかったのではないでしょうか

しかし社会においてはBtoB企業のほうが圧倒的に数が多いです。BtoB企業に目を向けることで、企業選びの幅がグッと広がりますよ。

BtoB企業のメリット

・就活の競争率が低い傾向にある
 ⇒知名度が低い分おのずと倍率も下がりやすい

・経営が安定している
 ⇒BtoBにおける取引では長期間・額が大きい取引が基本

・社会貢献度が高い
 ⇒社会や経済を回すことにおいて重要な役割を担っている

しかし、消費者と直接的にかかわる企業ではない分、それにまつわるデメリットもあります。

BtoB企業のデメリット

・社会貢献の実感を感じにくい
 ⇒商品や取り組みが社会に大きく出回るわけではない

・優良企業かどうかの判断が難しい
 ⇒綿密な企業研究が必要

・知名度が低い
 ⇒そもそも企業を見つけることに手間がかかる

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キャリアアドバイザー

日本のBtoB企業は、国内だけでなく世界からも高い評価を受けるほど質の高い企業が多くあります。母数はもちろん隠れた優良企業も多いので、ぜひ調べてみてくださいね。

BtoB企業についてはこちらの記事でさらに理解を深めておきましょう。

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BtoBとBtoCの違いとは|新卒におすすめのBtoB企業10社

キャリアアドバイザーコメント

上原 正嵩プロフィール

安定志向の学生は子会社やBtoB企業を受けてみよう

大手に似た安定性を重視するのであれば、大手の子会社やBtoB企業をおすすめしします。経営基盤がしっかりしており、中小企業やベンチャー企業に比べて倒産やリストラのリスクが少ない点が安心ですね。加えて、子会社やBtoB企業に目を向ける学生は多くないため、大手企業に比べて競争率が低いことも嬉しいところです。BtoB企業の中には隠れた優良企業が存在したり、子会社も親会社と遜色ない福利厚生や給与体制が整っていることもあります。

大きな裁量で働きたい人はベンチャー、少数精鋭が良い人は中小がおすすめ

もし「裁量をもって仕事をしたい」「スピード感をもって仕事をしたい」といった軸を見つけたのなら、ベンチャー企業がおすすめです。大手企業や子会社などに比べると安定性は下がりますが、若手からさまざまな仕事を経験任せられ、昇進も早い傾向にあるため、将来転職を考えた際に評価されやすいスキルを身につけることができます。自由度を求める場合は大手企業だと物足りない可能性もあるため、ベンチャー企業を視野に入れてみましょう。

ベンチャー企業ほどスピード感は必要ないが、少数精鋭で頑張りたいという人には中小企業が良いでしょう。また転勤がないことが多いため、自分の生活基盤を安定させたいという人にもおすすめですよ。

③ナビサイトだけじゃない! 企業と出会うために【行動する】

世にある企業が知れたら、次はそれらの企業と出会うために実際に行動しましょう。

学生の多くはリクナビやマイナビなどのナビサイトを使って就活を進めていたと思いますが、実はナビサイトに自社を掲載するだけでも手数料がかかります。そのため、掲載されていない中小・ベンチャー企業も数多くあります

さまざまな企業と出会うために、企業選びの手段の幅を広げてみましょう。

幅広い企業と出会う手段
  1. 中小・ベンチャー企業のイベント
  2. オファー型サイト
  3. 就職エージェント

中小・ベンチャー企業のイベントに足を運ぶ

学生の多くは大手企業が多く集まる大規模な合同説明会(合説)に参加したことがあるのではないでしょうか。しかし、それ以外にも「ベンチャー企業限定」など、参加企業が区分分けされた就活イベントも開催されています。

前述の理由でどうしても大規模な就活イベントには大手企業が集まりやすいですが、初めから参加企業が限定されていればその分中小・ベンチャー企業と出会いやすいですよね

これらの企業もたくさんの学生に自社を知ってもらいたいと考えているので、こういったイベントは多く開催されています。ぜひ調べてみましょう。

オファー型サイトを利用する

  • オファー型求人サイト:自己PRなどの情報を登録することで企業側からオファーが届くサービス

自分から企業を選ぶのではなく、企業から声がかかるのがオファー型求人サイトです。このようなサイトには、ナビサイトに比べて中小企業やベンチャー企業が登録されてあることが多いので、さまざまな企業と出会いやすいといえます

また、企業との出会いだけでなく、オファーがあると書類選考や一次面接を飛ばしてその後の選考に参加できる企業もあるため、比較的内定をもらいやすい一面もあります。

オファー型求人サイトの例

就職エージェントを利用する

就職エージェントは、さまざまな中小・ベンチャー企業の求人情報を持っています。自分で企業を探せないときには、すでに求人情報が手元にあるエージェントの手を借りるのもひとつの手ですよ。

またエージェントは、就活を並走してくれる相手ともいえます。困ったときの相談はもちろん、選考のフィードバックをもらえたりと、1人での就活に詰まってしまった人はぜひ利用してみましょう

キャリアパーク!就職エージェントでは、あなたに合ったアドバイザーが親身になって相談に乗ります。企業の紹介から内定までを無料でサポートしているので、ぜひ利用してみてくださいね。

そのほか優良企業と出会う方法についてはこちらの記事でも解説しています。

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自分軸で考えたのなら大手思考でもOK!

ここまでお話ししてきた中で、「大手を志望するのはいけないのかな」と疑問を感じている人もいるかもしれません。しかし、大手を志望することがダメというわけではなく、「大手」を基準として就活を進めることを避けてほしいのです。

上記の流れに沿って、やりたいことや働き方、将来像などを加味したうえで、自分の理想を叶えられる環境が大手にあるのであれば、大手企業を志望しても問題ありませんよ。

キャリアアドバイザーコメント

鴨川 未奈プロフィール

大切なのは「自分の軸に合った企業を受ける」という考え方

何よりも危険なことは、大手企業に縛られてしまうことです。大手企業の倍率は非常に高く、大手企業に絞ることで4年生の夏以降も内定ゼロに陥る可能性も十分にあります。

ここまでで紹介したとおり、安定性であったり待遇であったり、大手企業を志望する理由は細分化することができます。就活の軸を見直した結果、大手企業以外でも希望を叶えられる場合もありますよね。「大手企業だから受ける」のではなく「自分の軸を叶えられる企業を受ける」という考え方にすれば、視野が今まで以上に広がるでしょう。

大手を希望する場合はそのほかの企業も視野に入れよう

どうしても大手企業に入社したい場合でも、大手企業を受けつつ子会社や中小・ベンチャー企業などにも視野を広げ、軸に当てはまる企業も含めて幅広く受けると良いでしょう。リスクヘッジをすることで「就活終盤になっても内定がない」といった事態を防ぐことにつながります。軸を考え直した結果やはり大手が良いという人は、さまざまな種類の企業を受けながら、最終的に大手企業の内定を獲得できるように頑張りましょう。

就職するのは自分! 自分軸で企業を選んで大手病を脱却しよう

大手病の人は周囲の目やプライドなどから「大手に就職したい」と考えている人が多くいます。しかし、結局企業に就職するのは自分です。大手に就職したからといって、自分に合わずにミスマッチを感じながら働いてしまうのは就活の成功とはいえません。

就活で大切なことは就活における自分の軸を持つこと。そのうえで、その軸に合った企業を選ぶことです。就活のゴールは入社後にいきいきと働くこと。自分が楽しく社会人生活を送れるような企業選びをして、大手病を脱却しましょう。

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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