目次
- 自分にとっての「就職の意味」を理解して就活を前向きに進めよう!
- 自分の価値観と合うものを見つけよう! よくある「就職の意味」13選
- ①自分の持つ能力を発揮するため
- ②達成感を得るため
- ③自分の手でまだこの世にないものを生み出すため
- ④貢献している実感を得るため
- ⑤多くの人からの評価を得るため
- ⑥新たなスキルを身に付けるため
- ⑦新たな人間関係を構築するため
- ⑧経済的・精神的に自立するため
- ⑨興味・関心のあることを突き詰めるため
- ⑩日常生活では得られない刺激的な体験をするため
- ⑪安定した収入を得るため
- ⑫社会的信用を得るため
- ⑬プライベートを充実させるため
- 「就職」に意味を見出す4つの方法
- ①就職した後の具体的なイメージを持つ
- ②就職することによって得られる具体的なメリットを知る
- ③実際に就職をしている人に聞いてみる
- ④「就職する」ということへの考え方を見直す
- 把握しておきたい! 就職以外の進路
- アルバイトとして働く
- 起業する
- 大学院・専門学校に行く
- 自分の価値観に合う「就職する意味」を見つけて希望実現につなげよう!
自分にとっての「就職の意味」を理解して就活を前向きに進めよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活なんてする意味あるのかな」
「就職をするメリットがわからない」
就活が始まる時期が近づき、このようにネガティブな気持ちになる人は少なくありません。エントリーシート(ES)や面接の準備を頑張っても、不採用の通知が続いてモチベーションが下がってしまう人も多いです。
また、先輩たちの姿を見て「わざわざ大変な思いをしてまで就職する意味ってなんだろう」と漠然と思った学生もいるかもしれません。
この記事では「就職なんて意味がない」と悩む学生に対して、就職をすることのメリットや不採用が続いてしまったときの改善策を解説していきます。現状の課題を一つずつ把握しながら就活や就職に向き合い、納得のいく形で就活を終わらせましょう。
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自分の価値観と合うものを見つけよう! よくある「就職の意味」13選
ここからは、就職する意味としてよく挙げられるものを13個紹介します。どれか一つを就職する目的として掲げるというよりも、たとえば「安定した収入を得るため」「貢献している実感を得るため」など、就職に複数の意味を見出している人が多いですよ。
13個のなかから、自分が特に共感できるものを見つけて就活や仕事に対するモチベーションを上げましょう。
①自分の持つ能力を発揮するため
自分が持っている能力を発揮したいと考えて仕事をする人は非常に多いです。たとえば以下のように、自分にもともと備わっていた力やこれまで鍛えてきたスキルを発揮する場所を得るために仕事や就職に意味を見出しているのです。
- 持ち前のコミュニケーション能力の高さを発揮して活躍したい
- これまで磨いてきたデザインスキルを活かせる場が欲しい
もちろん、自分の能力を発揮できる場所を確保する方法は、就職だけではありません。個人で事業を立ち上げたり、正社員として就職せずアルバイトとして働いたり、どのような形でも自分の特性を活かして活躍することは可能です。

キャリアアドバイザー
就職は、自分の能力を活かせる場所を確保しやすい方法の一つとしてとらえておきましょう。
②達成感を得るため
達成感を得るために仕事を頑張っている社会人はとても多いです。何かに真剣に打ち込み、その結果として目標を達成できるととてもうれしいですよね。
- 営業部門内で1位の成績を収めたい
- ハードルが高い大型プロジェクトをチーム一丸となって成功させたい
- 今までよりも短い時間で効率的にタスクをこなしたい
学生時代に学業やスポーツなどに全力で取り組んで達成感を得たという人もいると思いますが、社会人になり学業やスポーツに代わって仕事に打ち込むようになる人は少なくありません。

キャリアアドバイザー
就職をせずアルバイトといった形で働くことも可能ですが、企業に就職したほうが組織の中心的な存在として重要な役割を担えるチャンスがあり、達成感を得られるシーンが多いですよ。
③自分の手でまだこの世にないものを生み出すため
「まだ社会にないものを生み出したい」という思いを持って就職を選ぶ人もいます。挑戦が好きな人にとって、これまで誰も作ったことがないものを作れるのはとてもワクワクすることですよね。
また、誰しも一度は日常生活のなかで「こんな商品があったら良いのに」「こういうサービスがあれば便利なのに」と思ったことがあると思います。
資金力やノウハウ、実績のある企業に就職して経験を積めば、自分や社会のニーズを満たせるものを商品やサービスという形で提供することができるのです。
- 一人暮らしの高齢者が手軽にバランスの良い食事が取れるサービスを生み出したい
- 敏感肌に悩む10〜20代向けにプチプラのスキンケア商品を作り出したい
④貢献している実感を得るため
社会や周囲の人に貢献している実感を得るために仕事を頑張っているという人も少なくありません。
商品やサービスは多くの人のニーズに応えているという意味で社会に貢献しています。また、企業で働いていると、会社の同僚や取引先などさまざまな人とかかわるため、周囲の人から感謝の言葉をもらったり褒められたりする機会もあります。
- 自社の商品やサービスを利用した消費者から「こんな商品が欲しかった」と喜ばれる
- 同僚から「〇〇さんが手伝ってくれて助かった」と感謝される
- 取引先の担当者から「〇〇さんとなら仕事がスムーズに進む」と褒められる

キャリアアドバイザー
このような場面を通して「自分は誰かの役に立っている」と実感し、仕事に対するモチベーションに変えている人は多いですよ。
⑤多くの人からの評価を得るため
「多くの人から評価を得るために仕事を頑張っている」という人もいます。仕事で成果を出せば社内外の多くの人から「〇〇さんはすごい」と高い評価を得ることができます。
- 社内の表彰で営業職として今年の新人賞を取りたい
- 業界内でシェアNo.1の製品を開発して社会的な地位を高めたい
周囲からの評価は自信や達成感につながり、仕事に対する意欲をさらに高めるきっかけになりますよ。
⑥新たなスキルを身に付けるため
新たなスキルを身に付けるために企業に就職する人も少なくありません。企業は新人教育の体制が整っているため、スキルを身に付ける環境として非常に有用です。
- エンジニアとして実践的なシステム開発スキルを習得したい
- 営業職として法人顧客との交渉スキルや折衝力を身に付けたい
もちろん、フリーランスとして個人で働きながらスキルを磨くことも可能です。しかし企業に所属していると、個人では請け負えないような大規模な仕事やハードルの高いプロジェクトにかかわることができるため、経験を通して大きくスキルアップすることができますよ。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
⑦新たな人間関係を構築するため
新たな人間関係を構築することを、企業に就職する目的としている人も一定数います。企業に入れば以下のようにさまざまな人とかかわることになります。多くの人とかかわれば、その分日々の生活にハリが出て人生を豊かにすることができますよ。
- 同期や先輩
- 上司や部下
- 取引先の担当者
- 顧客
就職せずに、たとえばアルバイトとして働いたとしても職場の人間関係を構築することはできます。しかし、正社員のほうが仕事に対する責任が大きく業務範囲も広いため、仕事を通して充実した人間関係を築きやすい傾向がありますよ。
⑧経済的・精神的に自立するため
経済的・精神的な自立は、就職する意味としてよく挙げられます。企業に就職すれば毎月の給与が得られ、学生時代と違って保護者からの支援を受けず自分の力で生活を成り立たせることができます。
また、自分自身の力で生活できるようになると一社会人としての自覚が芽生え、精神的にも自立するきっかけになりますよ。
- アパートを契約して一人で暮らせるようになる
- 保護者に干渉されなくなり自分の価値観に沿って行動できる

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アルバイトやフリーランスなど就職せずとも経済的・精神的に自立している人もいますが、収入が安定している正社員のほうが自立しやすい環境にあります。
⑨興味・関心のあることを突き詰めるため
自分が興味・関心を持っていることをさらに突き詰めるために就職するという人も珍しくありません。
企業はいわば、特定の分野にかかわる高度な知識と技術、人材がそろっている環境です。そのため自分が好きな分野の企業に就職すれば、働きながら自分自身の興味・関心を深めることができるのです。
- 趣味として楽しんでいるゲームの開発にプロデューサーとして携わる
- 幼い頃から好きな菓子メーカーに就職して新商品の企画に携わる

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自分の好きなことに全力で取り組める環境があるのはとても幸せなことですよね。
好きなことを仕事にしたいと思ったら、まずは自分の興味関心を深掘りすることが大切です。詳しくは以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
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好きなことを仕事にすることは可能です。ただ、そのことのメリット・デメリット両面の理解が大切です。この記事ではキャリアアドバイザーが好きなことを仕事にするための方法から、その注意点までを解説します。理想をかなえる就活の役に立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてくださいね。
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⑩日常生活では得られない刺激的な体験をするため
日常生活で得られない刺激的な経験ができるのも、企業に就職する意味の一つです。
- 銀行の営業職として大企業の役員や経営者に提案をする
- 食品メーカーの企画担当として新商品をヒットさせる
- ホテルスタッフとして多くの海外観光客と知り合う
仕事をしていると日々さまざまな人に出会うことができます。また、トラブルや課題を乗り越えなければならない場面があり、挑戦の機会も非常に多いです。

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人との出会いや挑戦は日々の生活の刺激になり、人生全体を充実させる要素の一つになりますよ。
⑪安定した収入を得るため
企業に就職する意味の一つとして、「安定した収入を得ること」を挙げる人は非常に多いです。就職の一番の目的としてとらえている人も少なくありません。
安定した収入があれば、生活が充実し精神的なゆとりが持てて、その結果としてさらに仕事を頑張れるという好循環が生まれます。
将来的に独立や起業などを考えている人でも、まずは一社会人として安定した収入を得て自立することを目指し、キャリアのファーストステップとして就職を選ぶケースはよくありますよ。

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安定した収入という生活の土台を築く方法として就職という選択肢があるととらえてみましょう。
⑫社会的信用を得るため
社会的信用を得るというのも、企業に就職する意味の一つです。正社員として企業に勤めれば「働き口がしっかりとあり安定的に収入がある人」とみなされ、生活のあらゆる場面で有利に働きます。
- 賃貸契約を結びやすい
- クレジットカードの審査が通りやすい
- 住宅ローンを組みやすい
特に、誰もが知る有名企業や大企業などに勤めていたり、医師や弁護士など専門性が高く取得難易度の高い資格を活かした仕事をしていたりする場合は、社会的信用が高くなりやすいですよ。
⑬プライベートを充実させるため
企業に就職する意味として「プライベートを充実させるため」と考えている人も多いです。正社員として勤務すれば、毎月給与が支払われるうえに解雇されるリスクも低く、経済的な余裕が持てます。
そのため、趣味やライフイベントなどさまざまな方面にお金を使うことができ、プライベートを充実させられますよ。
- 趣味である旅行の頻度を増やしたい
- 将来の家の購入費用に充てたい
- 結婚や育児などのライフイベントに備えたい

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ただし正社員はほかの働き方に比べると時間の融通が利きにくい傾向があるので、プライベートを第一優先で考えるなら休暇制度が充実した企業を選ぶ必要があります。
就活の選考では、働く意味や働くうえで大切にしたいことなどについて質問されることがあります。そのため「なぜ、何のために就職するのか」と深く考えておくことは、就活のモチベーションを高めるだけでなく、選考対策という観点でも意味がありますよ。
選考での回答方法や伝え方のコツなどについては以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
就活で「働くとは?」と聞かれたら? 回答の見つけ方と伝え方を紹介
働く上で大切なことの回答で仕事に取り組む姿勢をアピール|例文付き
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ就活のプロが考える「就職する意味」とは?
就職への考えはもっと気軽にとらえて良い!
「就活する意味がわからない」と感じる人も少なくありません。また、面接で「なぜ就職したいのか」と深く問われる機会もあり、悩んでしまいますよね。しかし、これは「なぜ生きているのか」という問いのように、深く考え出すと終わりがない、漠然とした問いだと言えます。
就職への考え方は、「就活したほうがさまざまな面において有利だから」と、もっと気軽にとらえてしまってまったく問題ありませんよ! 高校進学や大学進学と同様ですね。もちろんフリーターやニートなどの選択肢もありますが、正社員の方が一般的にはキャリアの選択肢が広く、福利厚生や社会保険などで有利になります。つまり、人生の選択肢が増えて、より安定した生活を送る基盤となるのです。
「就職」に意味を見出す4つの方法
これまで、ほかの人が就職にどのような意味を見出しているのか、具体例を紹介しました。しかし、就活や仕事に対するモチベーションを高めるためには、自分なりの就職の意味を見つけることが必要不可欠です。
そこでここからは、就職に対して自分なりに意味を見出すための方法を4つ紹介します。取り組みやすいものから実践してみてくださいね。
①就職した後の具体的なイメージを持つ
まだ就活を始めていない学生は特に、就職をするメリットをイメージしにくいかもしれません。漠然と「就職=大変なもの」「企業で働くのってキツそう」と感じている人もいますよね。
そのようなときは、就職したことで具体的にどのような生活リズムとなるのか、またどのような感覚で働いているのかをリサーチし、就職後の具体的なイメージを持つのが良いでしょう。
就職は大変なこともありますが、あなたがかなえたい将来像を実現するための道の一つです。専門的な技術や成功するためのノウハウを教えてもらえるのも就職することのメリットですよ。
- 身近な先輩に聞いてみる
- キャリアセンターの職員に社会人になって良かったことなどを聞く
- OB・OG訪問で先輩社員に質問する
- 企業のSNSアカウントなどの発信を参考にする
OB・OG訪問の取り組み方については以下の記事でくわしく解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
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②就職することによって得られる具体的なメリットを知る
「とりあえず就職をする」という学生も多いですが、就活をおこなうにしても、就職した後のメリットがはっきりしていたほうがモチベーションが上がりますよ。
- 毎月一定の収入が保証されるので生活が安定しやすくなる
- 勤務を続けることでプロジェクトリーダーなどマネジメントの経験を積める
- 人材育成の一環で大規模なプロジェクトや案件に挑戦できる
- 社会保険に加入できたり賞与が出たりなど福利厚生が充実している
また新卒の場合、上記以外にも就職するメリットは多くあります。
- ファーストキャリアで希望の業界に入りやすい
- 専門知識を吸収できる教育制度が整っている
- 同期がいる場合が多い
なかには新卒採用しかおこなっていない企業もあります。そういった企業で経験を積みたい場合、新卒の時期を逃してしまうと就職のチャンスが減ってしまいます。そのため、新卒で就職をする際の仕事の選び方は非常に重要ですよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!就職するメリットを理解すべき理由
就職への意欲の増加につながる!
就職にもメリットはたくさんあります。そうでなければ人は45年近くも働けませんし、中には定年退職した年配の人が生きがいを失ってしまう、といった話も聞かないでしょう。
さらに、新卒の就活は人生のわずかな期間にしかできない希少価値の高いものです。そのメリットを知らないままでは、せっかくの機会を無駄にしてしまいます。既卒の転職活動組からすると、うらやましくて仕方がない絶好の機会を手にしています。
新卒の就活のメリットを理解して、またとないチャンスを最大限に活かしましょう。
漠然と「なんのために働くのかわからない……」と思ったときは以下の記事も参考に、あらためて働く意味を考えてみてくださいね。
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③実際に就職をしている人に聞いてみる
企業で実際に働いている人に、普段どのようなマインドで業務に向き合っているか、働く意味についてどう考えているかなどを質問してみるのもおすすめです。
「意味はあまり深く考えたことがないな」「仕事はそこまで好きではないけど、同僚と会えるのが楽しいから仕事をしている」など、率直な意見がもらえることもありますよ。
- 企業が開催する座談会や合同説明会などのイベントに参加する
- OB・OG訪問をする
OB・OG訪問は同じ大学の先輩が相談に乗ってくれるので、自分が置かれている状況をよく知ったうえでの現実的なアドバイスがもらいやすいです。
また、年の近い新入社員が担当につくケースも多いので、就活のつらさや苦労を乗り越えるためのアドバイスをくれることもあります。モチベーションの向上にもつながるので、まずはアポイントメントの準備をしましょう。
④「就職する」ということへの考え方を見直す
就職の意味を見出すには、まず「仕事ってすごく大変そう」「働きたくない」といったネガティブな思い込みを捨てることが大切です。
また、就活がうまくいかなくて「就活なんて意味がない」と投げやりになってしまったら、考え方を変えてメンタルの立て直しを図りましょう。
選考の準備に不安や焦りを感じる必要はないので、就活にしっかりと向き合うことができるよう気持ちを整えましょう。
- 就活や仕事を楽しんでいる人のSNSや書籍などに目を通す
- 「これまで多くの学生が就活を乗り越えて就職できているから自分もできる」と考える
- 自分一人で背負わずに学校の就職課や外部のアドバイザーなど周囲に頼ってみる
今できていない部分のみを事実として受け入れることは大切ですが、必要以上に自分を責める必要はありません。気持ちが後ろ向きになってしまうときもあると思いますが、合格に足りないものを客観的に見つめなおし改善する時間を大切にしましょう。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ正社員で就職するメリットは多い
あなたの将来の選択肢がより広がる!
就活をしないでフリーターやニートといった選択肢もありますよね。しかし、一般的に正社員として就職するほうが、キャリアの選択肢が広がり、福利厚生や社会保険といった面でも好待遇を得られることがほとんどです。
これは、中卒より高卒のほうが挑戦できる業界や職種が幅広いことと似ています。正社員経験は、その後の人生における選択肢を増やし、金銭的にも精神的にもより安定した生活を送るための基盤になることが多いのです。
そのため、フリーターやニートと正社員、どちらの道も選べる状況であれば、正社員として就職するほうが得られるメリットは大きいと言えるでしょう。
社会に出ることや就職することに対して「怖い」と感じる人も少なくありません。そういうときは、以下の記事で解決策を紹介しているのでぜひ取り組んでみてくださいね。
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働くのが怖いと感じてしまうのは甘えではありません。この記事ではキャリアアドバイザーが、働くのが怖いと感じる原因を紹介したうえで、原因の見つけ方や抜け出すための克服法を解説します。おすすめの仕事も紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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把握しておきたい! 就職以外の進路

「どうしてもあきらめられない夢がある」「就活がうまくいかず挫折してしまった」「雇われて働くことが肌に合わない」などの理由でどうしても就職に気が向かない場合には、就職以外の進路もあります。
大学を卒業した後に考えられる就職以外の代表的な進路についても一緒に見ていきましょう。
アルバイトとして働く
就職以外の進路としてアルバイトで働くという道もあります。アルバイトは比較的シフトの自由が効きやすい側面があるので、就職することで時間が縛られてしまうことがネックになっている場合にはアルバイトで稼ぐ方法もありますね。
卒業後しばらくはアルバイトをしたいけれど、最終的には就職も視野に入れている場合には正社員登用実績のある企業でのアルバイトをおすすめします。
正社員登用についてくわしく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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起業する
自分で企業を設立して、社長として人を雇う側に立つほうが向いているという学生もいるかもしれません。企業はハイリスク・ハイリターンの道ですが、自分の人生の責任を背負う覚悟があるのであれば企業を決断しても良いのかもしれませんね。
また、企業に就職したり設立したりせず、新卒フリーランスとして個人で働き始めるという道もあります。卒業後すぐフリーランスになるためには多くのスキルが必要です。詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね。
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大学院・専門学校に行く
大学院や専門学校でより深い知識を身に付けるのも一つの進路です。進学には高い学費がかかるのがデメリットですが、資格や専門知識があれば、最終的に大卒のときよりも高い給料で働くことができる企業もあります。
学んだことをどう将来に活かしたいのかまで考えて、慎重な選択をしましょう。
大学院や専門学校に進んだ後の就活について気になる人は、こちらの記事が参考になりますよ。
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この記事では大学院生の就活事情や失敗する5つの理由を紹介するほか、就活の必勝法6つをキャリアアドバイザーが解説します。 研究活動が忙しく、就活との両立に悩んでいる大学院生は、早めにチェックして希望の就職先を決めましょう!
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キャリアアドバイザーが読み解く!「就職をする意味」はあるの?
キャリアアドバイザー
鴨川 未奈
プロフィールをみる就職は自分の世界を広げるための第一歩
就職する理由は「自分の世界を広げるため」と「生活のため」です。就職すると幅広い世代、スキル、業種の人に会えて世界が広がります。憧れていた企業と取引をする機会や、「世の中を作る仕事の一端を担っている」と感じる仕事ができる可能性もあります。
また現実的なところで「生活のため」というのもあります。たとえば、住宅ローンは「年収300万円以上が3年以上継続」でないと審査が下りない金融機関もあります。もしアルバイトしかしていないと、雇用形態が不安定なためローンの審査基準が厳しい傾向にあります。
少しでも安定した生活を目指すのであれば、正社員の雇用形態と収入はあるほうが良いかもしれませんね。