目次
- リクルーター面談では事前に質問を用意しておくことが肝になる
- そもそもリクルーター面談とは?
- 有効活用しよう! 学生がリクルーター面談で質問する3つのメリット
- ①企業側に就業意欲をアピールできる
- ➁業界・企業理解を深められる
- ③企業との相性を確認できる
- リクルーター面談でおすすめの質問例25選
- 企業が求める人物像についての質問
- 企業風土についての質問
- 事業内容についての質問
- 業務内容についての質問
- キャリアプランについての質問
- 働き方についての質問
- リクルーター面談で避けるべき質問
- 待遇に関する質問
- 採用サイトに記載されている内容の質問
- 内容が抽象的で答えにくい質問
- リクルーターのプライベートに関する質問
- 追加で聞きたい! 面談後にメールで質問する方法
- リクルーターにメールで質問するのもアリ
- メールで追加質問する際の例文
- 回答を用意しておこう!リクルーター面談で聞かれる質問リスト
- 自己PR
- 学生時代頑張ったこと
- 志望動機
- 企業選びの軸
- キャリアプラン
- リクルーター面談で好印象につながる回答の3つのコツ
- ①企業理解を前提にした回答をする
- ➁企業の質問の意図を把握して回答する
- ③行動も起こしていることが伝わる回答をする
- リクルーター面談では事前に質問を用意して高評価につなげよう
リクルーター面談では事前に質問を用意しておくことが肝になる
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。リクルーター面談を控えた学生から
「リクルーター面談ではどんな質問をすべきなのかわかりません」
「リクルーター面談ではどんな質問が評価されるのでしょうか」
という声が寄せられています。リクルーター面談では学生から質問する時間が多く設けられています。ここでしっかり質問できないと、今後の選考で不利になってしまうことも。
面談だからと気を抜かず、事前に質問を用意しておくのがおすすめです。とはいえ、初めてのリクルーター面談で、どんな質問をすればよいのか分からない学生が多いのではないでしょうか。
この記事では、リクルーター面談でおすすめの質問例、避けるべき質問、リクルーター面談で聞かれる質問リスト、好印象につながる回答のコツを解説します。
これを読めば、リクルーターから評価される質問を作成しやすくなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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そもそもリクルーター面談とは?
そもそもリクルーター面談について、よく知らない学生もいるのではないでしょうか。
リクルーター面談とは、企業の社員が学生とコンタクトを取り、優秀な学生の囲い込みや採用のサポートをおこなうことを目的とする面談のことです。
リクルーターは主に対象学生のOB・OGまたは若手社員が担当する場合が多い傾向がありますね。
- 実施される時期:プレエントリー前など一般的な就活開始時期より早くおこなわれる。
- 場所:カフェやレストランといった場所が選ばれやすい。コロナ禍により、オンラインが主流になりつつある。
- 服装:基本は企業から指定された服装でOK。指定がない場合はリクルートスーツを着用する。
雑談形式が多く、カジュアルなコミュニケーションを取れる場ですが、失礼のないように丁寧な話し方を心掛けましょう。マナーが悪いと採用担当者に報告されてしまい、選考で不利になるかもしれません。
リクルーター面談の概要を詳しく知りたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。
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また、リクルーター面談をおこなうリクルーターについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて読んで理解を深めてくださいね。
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有効活用しよう! 学生がリクルーター面談で質問する3つのメリット
選考前に企業の若手社員と話せる機会はあまりありません。選考で有利になる情報を教えてもらえれば、大きなアドバンテージになりますよね。貴重な機会であるため、リクルーター面談では積極的に質問してみてはどうでしょうか。
①企業側に就業意欲をアピールできる
リクルーター面談で質問することは企業について知れるだけではなく、企業側に就業意欲をアピールできるチャンスでもあるのです。
特に「入社後のことを把握するための質問」や「いち早く社員として活躍したいという意思を伝える質問」をすると、リクルーターに自社への志望度の高さと感じてもらいやすくなるでしょう。
- 入社後のことを把握するための質問
⇒企業の評価体制を具体的に教えてほしい など - いち早く社員として活躍したいという意思が伝わる質問
⇒御社の若手社員の方で活躍している方の特徴を教えてほしい など
キャリアアドバイザー
➁業界・企業理解を深められる
就職活動では企業の実態を知れる機会は多くありません。企業説明会や採用サイトは企業に入社してもらう目的があるため、メリットだけを記載した表面的な内容になっている場合が多いでしょう。
一方、1対1でおこなわれるリクルーター面談では、他のイベントでは得られない情報を収集できる可能性がありますね。
企業側が興味を持っている学生に打診しており、すでに一定以上の評価を受けている状態です。そのため、業界や企業の実態に迫った情報や選考で有利になる情報を聞いてみるのをおすすめします。
③企業との相性を確認できる
リクルーターから企業の実情を聞くことで、「想像していた業務内容と違うな」「企業の雰囲気が自分に合わない」と感じる場合もあります。
ただ、事前に企業との相性が合わないことを把握しておけば、入社後のミスマッチを防げますよね。
入社後のミスマッチを起こすと短期離職につながりやすく、転職活動で不利になりやすいので入社する企業は慎重に選びましょう。
- 労働環境
- 社風
- 評価体制
上記の項目を聞いておくと、入社後に自分が活躍できる企業かどうかの見極めがしやすくなります。判断材料は多い方が良いので疑問に思った点があれば、質問で解消してみてはどうでしょうか。
リクルーター面談でおすすめの質問例25選
リクルーター面談ではどんな質問をした方が良いのかわからない学生もいるのではないでしょうか。質問によって得られる評価や分かる内容は大きく異なります。貴重な時間を無駄にしないよう、質問例を参考に質問を作成しておきましょう。
企業が求める人物像についての質問
企業が求める人物像は採用サイトに記載されている場合が多いですが、抽象的でわかりにくいと感じている学生もいるのではないでしょうか。
ただ、リクルーター面談なら現場で働く社員から普段の業務で感じている必要な人材について質問できるので、より人物像をイメージしやすくなるでしょう。
企業のニーズを把握したうえで、選考での振る舞い方や回答の内容を考えられるようになります。他の学生より選考で有利になりやすいため、質問するのをおすすめします。
- 採用ページにて求める人物像として〇〇と記載がありましたが、具体的にどのような人を指していますか?
- 採用サイトで求める人物像について記載がありましたが、どうしてそのような能力や人材が必要なのでしょうか?
- 〇〇職ではどんな人材が求められていると感じますか?
企業風土についての質問
企業風土も採用サイトに記載されていてもわかりにくい内容ですよね。ただ、実際に働いている先輩社員なら企業の風通しの良さなど、自分が肌で感じたリアルな情報を教えてくれる可能性があります。
- 採用サイトにはプロセスも評価していく社風だと記載があったのですが、〇〇さんの部署でもそういった雰囲気ですか?
- 飲み会はどの程度開催されていますか?
- 御社は年功序列型と成果主義型ならどちらに当てはまりますか?
- 社内の人と休日に出かけることはありますか?
- 若手社員でもチャンスがもらえるとのことでしたが、事例を教えていただけますか?
事業内容についての質問
基本的な事業内容は会社説明会やホームページ(HP)で把握できるため、事業内容を深堀した質問をするのが前提になりますね。
今後の方針を理解するために質問したり、自分が今後事業に携わるためのアドバイスを求めたりしましょう。
「私は同業他社に比べて御社は〇〇事業を魅力的に感じているのですが〜」と仮説を交えて質問すると、業界・企業研究を徹底していることが伝わり、高評価を得やすいのでおすすめです。
- 御社の展開している新規事業している〇〇を今後どのように拡大していきたいと考えていますか?
- 私は同業他社に比べて御社は〇〇事業を魅力的に感じているのですが、〇〇さんは働く中でどのようなところが魅力だと思っていますか?
- 私は〇〇事業に携わるのが目標なのですが、そのために今からどんな経験を積む必要がありますか?
業務内容についての質問
希望部署の業務内容について漠然と理解している学生もいるのではないでしょうか。実際、同じ業界の営業職でも業務の進め方や重要視している部分は違う場合もあります。
獲得した契約数より利益率や平均獲得単価を重視するなど深掘りした内容によって、企業が自分の肌に合うかを判断しやすくなるかもしれませんね。
- 営業職の1日の具体的な流れを教えていただけますか?
- 採用サイトでは〇〇職の業務内容として〇〇とありましたが、具体的にどのようなことをおこなうのでしょうか?
- 特に重要と感じている業務内容はどのようなものですか?
- 総合職は基本的に営業部へ配属されるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
営業職のリクルーターに「事務職の1日の具体的な流れ」を聞いても答えられませんよね。そのため、業務内容についてはリクルーターの所属部署を確認してから聞きましょう。
キャリアプランについての質問
キャリアプランについての質問は内容によって、向上心がある印象につなげられる可能性があります。
ただ、自分自身もキャリアプランを明確化しておかないと、リクルーターから「君はどんな目標があるの?」といった質問を返された際に答えられない状況になってしまいます。
たとえば、「営業職で結果を出して、入社3年目までに商品企画部に異動したいと考えているのですが、御社では実現可能ですか?」など具体的なキャリアプランを提示してみてはいかがでしょうか。
リクルーターも実現するためにどんなスキルや経験が必要かを教えてくれる可能性が高く、向上心も評価してもらいやすいですよ。
- 〇〇職の先輩社員はどんなキャリアパスを歩んでいるのか、事例を教えてください。
- 成果を出している社員の共通点は何でしょうか?
- 〇〇さんがこの会社で成し遂げたい目標はありますか?
- キャリアプランを上司の方と相談する機会はありますか?
- 営業職で結果を出して、入社3年目までに商品企画部に異動したいと考えているのですが、御社では実現可能ですか?
働き方についての質問
入社後に後悔しないよう、働き方に関する質問は必ずしておきましょう。企業の労働環境や制度に誤解があると、自分にとって、働きにくい職場に就職してしまう可能性があります。
- 働きやすいと感じる部分と改善して欲しい部分があれば、教えてください。
- 育休産休の取得実績はありますか?
- ワークライフバランスを整えるために、御社で取り組んでいることはありますか?
- 在宅勤務と出勤日の割合を教えてください。
- 御社は私服勤務とお聞きしたのですが、業務中は基本的にどんな服を着ていますか?
キャリアアドバイザー
入社後に働く自分の姿を想像してみてから、質問内容を考えてみましょう。働くうえで、困る部分や必要な制度がわかってくるかもしれません。
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
リクルーター面談では、リクルーターの就活軸や入社後ギャップなど「リクルーター自身についての質問」をする学生も多いです。ただし注意しなければいけないのは、最初からリクルーターのことを聞きすぎて「会社については質問することがないから聞いた」と思われないようにすることです。
正直、リクルーターはこの手の質問をたくさん受けた経験があるので、可もなく不可もなく非常にきれいにまとめられた回答をしてくるでしょう。下手をすれば「またその質問か」とネガティブな印象を持たれるリスクもあります。
だからこそ、もっと深めた質問ができるように心掛けてください。たとえば集団で活動するのが好きなリクルーターの場合、「入社したらチームで活躍することが多いから楽しい」と言うかもしれません。しかし、「集団」「チーム」とはどれくらいの規模なのか、理論と感覚のどちらを大事にしているのかまで突っ込んでみると、「自分もチームで行動することが好きだがやり方が違うかもしれない」など細かい部分まで理解を深められます。
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リクルーター面談で避けるべき質問
リクルーター面談では質問によって他のイベントでは得られない貴重な情報が得られたり、内容次第でアピールにもなったりすることがわかりました。ただ、NGな質問をしてしまうと、大きく評価が下がる可能性があります。最悪の事態にならないように、リクルーター面談で避けるべき質問を把握しておきましょう。
待遇に関する質問
待遇の話ばかりしてしまうと、「業務内容よりも給与の高さや年間休日数に惹かれているのかな」と入社意欲を疑われてしまいます。
とはいえ、待遇面についての疑問を解消しておきたい学生もいますよね。その場合は「働き方改革が叫ばれていますが、御社の働きやすいと感じる部分または改善してもらいたい部分はありますか?」と少し言い回しを工夫して聞くのがおすすめです。
労働環境の改善点は企業によってはアピールしたい部分なので、待遇の質問で印象が悪くなりにくいかもしれません。そのため、待遇について質問する際は企業の取り組みと交えて、聞いてみましょう。
採用サイトに記載されている内容の質問
企業の社員と話せる貴重な機会で、自分で調べればわかる内容を聞くのは時間がもったいないですよね。
- 御社のグループ全体の売上の推移を教えてください
- 主要なクライアントはどんな企業ですか?
- 御社はどんな商材を取り扱っていますか?
また、準備不足でリクルーター面談に臨んだことが露見して、「入社意欲が低い」とみなされてしまう可能性がありますね。今後の採用で不利になる場合もあるため、採用サイトに記載されているような内容の質問は避けましょう。
内容が抽象的で答えにくい質問
「あなたにとって仕事はなんでしょうか?」「何のために働くのでしょうか?」といった質問は、個人の価値観次第で回答が異なります。リクルーターに聞いても選考に役立つこともなければ、アピールにもならないので質問する必要はありませんね。
リクルーターのプライベートに関する質問
リクルーターのプライベートに関する質問は避けた方が無難です。リクルーター面談ではカジュアルな雰囲気で進みますが、プライベートに踏み込んだ質問は「馴れ馴れしい」と悪い印象につながりかねません。
求人の過ごし方までは良いとしても、「恋人はいますか?」「給料は何に使っていますか?」など個人情報を聞き出すのはやめてください。社会人になるものとして、節度をわきまえた言動を心掛けましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
プライベートに関する質問はあまりよくないとお伝えしましたが、話が盛り上がり距離が近くなるとついうっかり聞いてしまう瞬間もあるでしょう。そうなると「社内恋愛は多いか」「出会いはあるか」などグレーゾーンな話題になることも否めません。
単にこのような話で盛り上がってしまってはただの飲み会の話題と変わらなくなり、リクルーターからも「噂好きの人なのかな」「会社の基本は働く場所なのだけれどもな」と思われてしまいます。しかし、人によっては何歳で子どもを育てたい、転勤はなるべくしたくないから社内恋愛をしたい、奨学金を返しているのでなるべくお金は節約したいなどさまざまなプライベートの計画を立てるために会社の事情を知りたいケースもあるでしょう。
どうしてもプライベートのことで知りたい内容がある場合にはその話題ばかりしないこと、質問する場合には理由も添えることを忘れずにしましょう。
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追加で聞きたい! 面談後にメールで質問する方法
就活生
リクルーター面談で聞きそびれてしまった質問がありました……。
キャリアアドバイザー
そういった場合はメールで聞くのがおすすめですね。探究心があると、高評価につながる可能性もあります。
就活生
なるほど! 早速、メールで質問してみます!
リクルーター面談は限られた時間でおこなわれるため、終了後に聞いておきたい質問を思いつく可能性もあります。その場合はリクルーターにメールで質問してみましょう。そこで質問する際のメールの例文を解説するので、参考にしてみてくださいね。
リクルーターにメールで質問するのもアリ
「リクルーターにメールで質問するのは迷惑なのでは?」と思う学生もいるのではないでしょうか。むしろ、メールで質問すると高評価になりやすいかもしれません。
企業について深く知りたいという熱量のある学生は、入社意欲が高いとみなされやすいですね。
- 〇〇さんが選考前に取り組んでいたことは何でしょうか。
- 〇〇さんが入社前に身につけておいて良かったスキルはありますか?
- 〇〇さんが貴社を選んだ基準は何でしょうか?
上記のようなリクルーターにしか聞けない内容+選考や入社前など緊急性の高い内容の質問は追加で聞いても、好印象になりやすいでしょう。今後、いつ会えるかわからないリクルーターに期間が迫っている質問をする場合なら、必要性が高いと判断してもらえるかもしれません。
キャリアアドバイザー
もちろん、採用サイトに載っているような質問は避けましょう。リクルーターは忙しい業務中にメールをチェックしているのも相まって、評価を下げてしまいますね。
メールで追加質問する際の例文
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
先日リクルーター面談の追加のご質問について
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇〇〇(リクルーターの名前)様
お世話になっております。
〇〇大学の〇〇です。
先日はお忙しいところ、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
大変恐縮なのですが、改めて3つ質問がありご回答いただけますでしょうか。
1.〇〇さんが選考前に取り組んでいたことは何でしょうか。
2.〇〇さんが入社前に身につけておいて良かったスキルはありますか?
3.〇〇さんが貴社を選んだ基準は何でしょうか?
貴重なお時間を使わせてしまい申し訳ございませんが、お返事いただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
メールの作成方法や送る時間帯について詳しく知りたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。
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回答を用意しておこう!リクルーター面談で聞かれる質問リスト
- 自己PR
- 学生時代頑張ったこと
- 志望動機
- 企業選びの軸
- キャリアプラン
基本的にリクルーター面談は学生からの質問がメインで進みますが、企業によっては通常の面接に近いオーソドックスな質問をされる場合もあります。リクルーター面談を選考のフローとして考えている企業も一定数存在するためですね。対策しておいて損はないため、リクルーター面談で聞かれる質問リストを参考にして、回答を用意しておきましょう。
自己PR
リクルーター面談で自己PRを求められる場合もあります。自社が求める強みやスキルを持っているかを確かめるためです。
- あなたの強みとその強みを発揮したエピソードについて教えてください。
- その強みを活かして、弊社でどのように活躍できると思いますか?
- あなたは周囲の人からどんな人だと思われていますか?
とはいえ、就活が本格化する前で自己PRを練れていない学生もいるのではないでしょうか。
そんな学生はこちらの記事を参考にしてみてください。自己PRの作成方法について詳しく解説しています。
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学生時代頑張ったこと
学生時代に頑張ったことを聞く質問の意図は、学生人柄や価値観から入社後に業績に貢献できる人材かを判断するためです。学生時代頑張ったことは深掘りされやすい質問なので、自分史を作成するなど経験を棚卸ししておきましょう。
- 学生時代に最も力を入れたことを教えてください。
- 目標を達成するうえで困難だったことを教えてください。
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志望動機
リクルーター面談では志望動機を聞かれる場合がありますが、まだ選考前で志望動機が固まっていない学生も多いのではないでしょうか。
企業理解が進んでいないことはリクルーターも重々承知しているので、面談で話した内容で合否は決まりません。
ただ、志望動機から入社意欲や自社の求める人物像とマッチしている人材かどうかを判断しています。最低限、企業に興味や関心があることをアピールするために、簡単な志望動機を作成しておきましょう。
- 弊社を志望している理由は何でしょうか?
- この業界を志望した理由は何でしょうか?
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企業選びの軸
リクルーターは企業選びの軸から働くうえでのモチベーションを把握したり、自社とのマッチ度合いを判断したりしています。
たとえば、英語力を活かせることを軸に企業を選んでいる場合、面談中の企業が海外事業を展開していなかったり、海外に部署がなかったりする場合はマッチしないですよね。
そのため、面談中の企業が含まれるような企業選びの軸を提示してみるのをおすすめします。
- 企業選びの軸は何ですか?
- 企業を選ぶ際にこれだけは譲れない条件を教えてください。
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企業とのミスマッチを防ぐためにも、企業選びの軸を面接前にしっかりと決めておきましょう。今回は、回答例40選とともに、自己分析によって企業選びの軸を決めるときの手法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。企業選びの軸をしっかりと決めることで、ミスマッチを防ぐことができますよ。
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キャリアプラン
キャリアプランと聞いても、いまいちピンとこない学生もいますよね。
キャリアプランとは、仕事や働き方の将来像を実現するために作成する行動計画のことです。リクルーターはキャリアプランの質問から、あなたの目標が自社で叶えらえれるかどうかを判断しています。
企業側は長期的に業績に貢献できる学生を採用したいのが本音です。「目標を自社で実現できる」と判断できる学生は、入社後のミスマッチや短期離職のリスクが少ない傾向があるため、高い評価を受けやすいです。
- 10年後はどんな人材になっていたいですか?
- 将来の夢はありますか?
また、キャリアプランは実現可能な内容かどうかも評価のポイントになります。
たとえば、「No.1の結果を出して、5年以内に役員になる」といった内容では、目標が実現できない可能性が高いですよね。実現できない目標を掲げると、採用を避けられやすいでしょう。
キャリアアドバイザー
「白物家電の商品開発職としてプロジェクトリーダーを任されるような人材になりたい」といった具体的かつ現実的な目標を設定するのをおすすめします。
将来の夢の回答方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。魅力的にアピールするためのポイントや回答例文についても紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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12例文|「将来の夢」の回答は企業が意図する3つの目的理解がカギ
将来の夢は就活でよく聞かれる質問になるため、例文など完成形を参考にしつつ、イメージをつかんでおくことが大切です。明確な正解があるわけではない質問なので、まずは企業側の質問の意図を押さえておくことが対策の第一歩となります。そこでこの記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、将来の夢についての回答方法を例文付きで解説します。ぜひチェックしておきましょう。
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キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
基本的に、リクルーター面談では突拍子もない質問をされることは少なく、上記のような質問への回答準備をおこなえば十分です。就活の軸やキャリアプランを話せるようにしておくと、より深いつっこみを受けてさらに企業研究につなげられるなど有意義な時間になることでしょう。もしかすると「うちではそれは叶わないかもしれないよ」と言われる可能性もあるため、その場合の切り返し方も考えておけるとベストです。
ただしリクルーター面談はお互いの距離が近いため、「もっとこの人のことを聞いてみたい」と思われた場合には大学時代の話だけではなく中高時代の話まで深掘りされるケースもあります。思春期に形成された価値観は、その後の人生にも大きな影響を与えておりその人の本心が見え隠れするからです。急に振られたときに困らないように、自分の中高時代についても自分の強みとリンクするエピソードを用意しておきましょう。
リクルーター面談で好印象につながる回答の3つのコツ
リクルーター面談では回答次第で好印象につなげられます。好印象を得るには事前準備が鍵を握るため、企業研究を徹底したり、志望する企業で役立つスキルを身につけたりしておきましょう。
①企業理解を前提にした回答をする
企業に対する理解度が高い回答をすると、好印象につながりやすいかもしれません。リクルーター面談の段階で企業研究を徹底していることがわかると、志望度の高さが伝わるためです。
たとえば、志望動機で「業界トップシェアを誇る布団乾燥機の開発にかかわりたいと思い、志望いたしました」など他社にはない企業の独自の強みを伝えてみましょう。
企業理解を深めるには、IR情報を見ておくのをおすすめします。IR情報とは、企業が株主や投資家に対して発信する情報のことです。年間の売上高や新商品の発表などを把握できます。
キャリアアドバイザー
中長期的な企業の展望についても把握できるため、志望動機や自己PRに絡めることで独自性の強い内容になりやすいですね。
➁企業の質問の意図を把握して回答する
リクルーター面談では質問の意図があり、回答によって評価されています。
たとえば、「企業選びの軸は何ですか?」という質問からは「働くモチベーションを維持できるか、または自社とのマッチしているか」を判断されている場合が多いです。自分のアピールしたい内容を話すことに夢中になり、質問の意図を読み違えないように注意しておきましょう。
「コミュニケーション能力が低い」「話が噛み合わない」など悪い印象がついてしまうかもしれません。そのため、リクルーターの考えを質問から読み取ってから、回答するのをおすすめします。
③行動も起こしていることが伝わる回答をする
質問の回答では、行動も起こしていることが伝わるようにしてはどうでしょうか。願望を話すだけでは、熱意が伝わりにくいためです。
プログラマー志望の場合は「入社後は先輩方からスキルや知識を吸収していきたい」より「プログラミングスクールに通い、開発スキルを学んでいる」といった行動が伴っている方が志望度の高さが伝わりやすいですよね。
目標に向かって行動を起こしていることで、熱量の大きさをアピールしましょう。
キャリアアドバイザー
具体的な行動を起こしていた方が入社後の活躍できるイメージをしてもらいやすいため、回答の際には常に行動と絡められないかを考えてみるのをおすすめします。
リクルーター面談では事前に質問を用意して高評価につなげよう
リクルーター面談の質問は志望度の高さをアピールできたり、企業理解が深まったりするので積極的におこなうのをおすすめします。しかし、避けるべき質問もあることは覚えておきたいところ。リクルーターからの高評価を得て、今後の選考を有利に進めるため、事前に質問を用意しておきましょう。
リクルーター面談を0次選考と捉えている企業もあるため、今後の選考で有利になるように積極的にアピールするのがおすすめですね。