他社の選考状況を聞かれたときの答え方は? 9つのポイントと例文

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目次

  1. 他社の選考状況を聞かれて答え方に困る学生は多い
  2. 企業が他社の選考状況を聞く理由とは
  3. 志望度の高さを知るため
  4. 今後のスケジュールの確認のため
  5. 就活の軸を知るため
  6. なぜ他社の選考状況を答えにくいと感じるのか
  7. 他社が第一志望だと見抜かれそうだから
  8. 一貫性がないと思われそうだから
  9. 他社からの評価を知られたくないから
  10. こんなときはどうする? 他社の選考状況を答える際の疑問点
  11. すでにもっている内定は隠すべき?
  12. 他社の選考状況がない場合は?
  13. 企業名を言いたくないときは?
  14. 他社の選考状況を答えるときの9つのポイント
  15. ①主な2、3社の状況を答える
  16. ②企業が第一希望であることを伝える
  17. ③企業を差別化できるポイントを探しておく
  18. ④企業選びの軸を伝える
  19. ⑤職種が違う場合は理由も述べる
  20. ⑥面接時期によって回答を工夫する
  21. ⑦内定がある場合は保留期間も答える
  22. ⑧1社のみしか受けていない場合は熱意を伝える
  23. ⑨進学などで就職しない可能性がある場合も正直に伝える
  24. 他社の選考状況を答えるときの注意点
  25. 落ちた企業については言わない
  26. 他社の内部情報を言わない
  27. 嘘をつかない
  28. 質問されても隠したりごまかしたりしない
  29. 他社の選考状況でよくある質問例
  30. 「第一希望はどこですか? 」
  31. 「なぜ弊社とその企業を受けたのですか? 」
  32. 「弊社とその企業では業務内容がかなり違いますが? 」
  33. 「内定を出した場合いつ頃お返事できそうですか? 」
  34. 「弊社の選考は他社と比べてどうですか? 」
  35. 業界別7選! 他社の選考状況を聞かれた際の回答例文
  36. メーカー
  37. 金融業界
  38. IT業界
  39. 人材業界
  40. アパレル業界
  41. 建築業界
  42. コンサル業界
  43. 面接での他社の選考状況の答え方について悩む学生からよくある質問に回答!
  44. 他社の選考状況の答え方を知り落ち着いて回答しよう

他社の選考状況を聞かれて答え方に困る学生は多い

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接で他社の選考状況を聞かれて、

「他社に応募していることはマイナス評価になりませんか? 」
「業界に一貫性がないと思われませんか? 」

と不安を抱く学生は少なくありません。返答に迷い、煮え切らない態度をとったことが合否に影響しないか心配する人もいます。

面接で焦らないためにも、まずは企業が選考状況を尋ねる意図を把握してから、上手な回答の仕方を準備しておきましょう。他社の選考状況を聞かれたときの答え方から、回答する際の注意点、よくある質問まで、回答例文とともにじっくり解説していきます。

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企業が他社の選考状況を聞く理由とは

企業が他社の選考状況を聞く理由とは
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就活生

他社の選考状況を聞かれると、つい焦ってしまいます。

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キャリアアドバイザー

焦る必要はありませんよ。企業が他社の選考状況を聞く理由を知り、質問の意図を理解していれば、どう答えるべきかも見えてくるはずです!

企業は学生の熱意や企業選びの軸を知るために、選考状況を確認する質問をおこないます。企業が他社の選考状況を聞く3つの理由について、詳しく説明しますので是非参考にしてみてください。

志望度の高さを知るため

企業の面接官が気にしているのは、「内定したら本当に自社に入社してくれるのか」と言う点です。就活生に選考状況を聞くことで、自社の志望順位を把握したいという意図があります

企業はあらかじめ内定者数を決め、その目標人数を満たすため採用活動をおこなっています。そのため、エントリーシート(ES)や面接を通し、自社に入社してくれる人材であるかを見極めつつ、限られた人数を採用するために選考をおこなわなければなりません。だからこそ、より志望度の高い学生を見つけるためにも、志望順位を確認する質問をしているのです。

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キャリアアドバイザー

選考状況の回答によっては、志望度が低いと判断されますが、自社がまだ選んでもらえる可能性があれば、オファー面談などの機会を設けてもらえる場合もあります。

オファー面談についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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今後のスケジュールの確認のため

新卒採用の選考スケジュールは、企業によって異なります。最終的に内定が出るタイミングも異なるため、学生だけでなく企業も選考スケジュールを把握できずにいます。

自社の内定承諾期間内に、他社の選考が終わらず入社意思を確認できないまま、優秀な人材を逃してしまうのは、企業にとっても避けたいところです。そのため、選考状況に関する質問をすることで、学生のスケジュールを確認し、正確に内定承諾を出してもらえる時期を確認する狙いがあります

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キャリアアドバイザー

他社より先に内定を出したいと考える企業も少ないため、他社の選考状況を把握し、内定を出すタイミングを図ろうとしている企業もありますよ。

就活の軸を知るため

企業は他社の選考状況から就活生がどのような基準で企業を選び、どのような業界を志望しているかなどの就活の軸を確認します。就活生の価値観や将来の展望などを理解し、自社とのマッチ度を測る狙いがあるといえますね

特に、学生の就活軸に一貫性があるかに注目している企業は多くいます。たとえば、IT業界の採用面接で他社の状況を聞かれた際、アパレル業界や飲食業界の選考を受けていることを伝えてしまうと、一貫性がなく、志望度が低い印象を企業は抱いてしまうでしょう。

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キャリアアドバイザー

就活の軸は「志望動機」にも深くかかわるため、企業側もぜひ把握しておきたいポイントなのです。

就活の軸の見つけ方はこちらの記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

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石川 愛

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企業規模や選考スケジュールによって質問の有無は変わる

文系理系を問わず、大手企業や競争力の高い業界などでは選考状況を聞くケースが多いです。特に選考が進むにつれて人数が絞られてくるので、学生が複数のオファーを持ち始めることも多く、企業は選考状況を聞くことでどのタイミングで内定を出すかなどのスケジュール調整をするようになります。

また、面接をおこなう時期にもよりますが、中小企業の場合でも残っている候補者が少なかったり、何らかの事情があったりする場合にも選考状況を聞くことがありますよ。

もちろん例外の場合もありますが、基本的に選考状況は聞かれることが多いという想定をしながら対策を進めるようにしてくださいね。

39点以下は要注意!
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なぜ他社の選考状況を答えにくいと感じるのか

他社の選考状況を答えにくいと感じる理由

回答を考える際、なぜ他社の選考状況を答えにくいと感じているのかを理解することで、自信をもって答えられる回答を準備することができます。多くの学生が選考状況を伝えにくいと感じてしまう理由を詳しくみていきましょう。

他社が第一志望だと見抜かれそうだから

企業を選ぶ際に第一志望、第二志望と志望企業順位をつけて就職活動をしている人は多いですよね。選考状況を聞かれたときに、この志望順位がバレてしまうのではないかと心配する就活生も少なくありません。

志望順位があることは企業側も知っているため、第一志望でないから不採用になることはありません。重要なのは、1つ1つの企業の選考に対して、しっかりと企業研究をおこない、志望度をアピールすることです。熱意が伝われば、企業側から採用したいとオファーが届くでしょう。

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キャリアアドバイザー

志望動機をその企業ならではの内容にすることで、より大企業を受けていたとしても企業を志望していると信じてもらうことができますよ。

一貫性がないと思われそうだから

基本的に就職活動はさまざまな業界や職種を確認し、選考に応募するため、選考が進んでいる業界や職種に一貫性がない学生も少なくありません。そのような学生は、選考状況に関する質問をされた際に、「一貫性が無く、志望度が低い」と捉えられることを避けたいと考え、答えにくいと感じてしまう傾向にあります。

しかし、自分の将来を決める就職活動ですので、選択肢を狭める必要はありません。たとえ選考が進んでいる業界や職種に一貫性が無かったとしても、「選考を受けている理由」「どの点を魅力に感じているのか」を具体的に説明することができれば、

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採用担当者

しっかり考えて就職活動をおこなっているのだな。

と理解してくれるでしょう。相手に適切に伝えるためにも、自分の気持ちをしっかりと言語化できるように準備しておいてくださいね。

他社からの評価を知られたくないから

就職活動が順調な人もいれば、そうでない人もいます。他社の選考状況を聞かれても、良い結果をアピールできず、「他社から評価が低いから何か問題があるのでは….」と思われてしまうのではないかと危惧する学生も少なくありません。

たとえ、他の学生の就活状況と比較して自分が劣っていたとしても、気にする必要はありません。就活は早く内定を得られれば良いというものではないので、必要以上に落ち込まないようにしましょう。また、選考状況は必ずしも全て伝えなくてはならないわけではありませんので、マイナス評価につながりかねない選考結果は伏せておいても問題はありませんよ

こんなときはどうする? 他社の選考状況を答える際の疑問点

他社の選考状況を答える際の疑問点

選考状況の答え方について具体的に考える前に、他社の選考状況を答える際のよくある疑問点について解説します。

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すでにもっている内定は隠すべき?

すでに他社で内定をもらっている時、他社の選考状況を聞かれたら、内定は隠しておくべきなのか迷う人もいます。結論から言うと、内定は隠さずに伝えてしまって問題ありません

企業側としては、

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採用担当者

内定が出ている企業に決めてしまうのでは?

と考えてしまう可能性がありますが、「内定が出た企業より志望度順位が高い」「内定が出た企業より魅力に感じている」という点を明確に伝えることを忘れなければ、入社意欲が伝わり、むしろ良いアピールになるでしょう。

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キャリアアドバイザー

内定を持っていると言うことは、それだけ魅力的な人材だということですね。

もし回答期限がある場合は、「内定承諾を待ってもらっている」ことを正直に伝えるようにしましょう。また、期限も聞かれたら正直に答えてください。企業はそれにより選考スケジュールを調整していることもあるので、正確に伝えましょう。

他社の選考状況がない場合は?

もし他社の選考状況がない場合、「他社での評価が低い」と思われてしまうのではと心配になりますよね。しかし、他社の選考状況がないことは正直に伝えてしまって大丈夫です。それと同時に、企業が第一志望であることを伝えるようにしてください。

1社の企業に集中して選考を受けているのであれば、「志望度が高い」ことをアピールできます。また、同じ業種の会社よりもその企業の魅力を明確に伝えられれば、より熱意を伝えることができます。

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キャリアアドバイザー

わざわざ悪い結果を伝える必要もないので、その企業1社だけ選考が進んでいる事実だけを伝えるようにしましょう。

他社の選考状況がない場合の回答の仕方についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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他社の選考状況がない場合の回答は要注意! OK例とNG例を解説

他社の選考状況がない場合の回答方法は、注意が必要です。内容によっては、印象が悪くなってしまうこともありますので、企業の質問意図を理解したうえで事前に回答を考えておきましょう。キャリアアドバイザーが詳しく解説しますので参考にしてみてください。

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他社の選考状況がない場合の回答は要注意! OK例とNG例を解説

企業名を言いたくないときは?

業界や職種などを絞って転職活動をしている場合、競合他社の選考を受けているというケースも多いですよね。他社の選考状況を聞かれたときに、競合他社の名前を出してしまうとマイナス評価になりかねないと感じ、名前を出したくないと考える学生もいます。

基本的には、他社の選考状況を聞かれた場合、企業名は言わなくても問題ありません。答え方としては、「IT業界で3社」など、業界と選考中の企業がどれくらいあるかを伝えるようにしましょう。

場合によっては企業名を直接聞かれることもありますが、そのときは競合であっても隠さずに伝えてしまって問題ありませんよ。

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キャリアアドバイザー

企業名を伝えることによって、その企業しか知らない情報や、それぞれの業界での立ち位置など情報を教えてくれることもあるので、企業選びの参考にすることもできますよ。

吉川 智也

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企業の戦略によってどのような学生を採用したいのかが異なる

企業が他社からも評価されている学生を選ぶ理由は、その学生が一定の能力やスキルを持っているという安心感があるからです。一方で、当然ですが他社から評価されているかどうかよりも、自社のビジョンや社風にあっているかどうかを重視する企業も存在します。

つまり、他社からの評価が高い就活生、または自社でこそ活躍できる就活生どちらを採用したいかどうかは一概には言えません。その企業の経営戦略や人事方針にもよるからです。そのため、学生自身も単に他社選考状況を伝えるだけではなく、選考全体を通して自分がどのようなスキルや経験を持っているかを明確に伝えることが大切であることを忘れないようにしましょう。

他社の選考状況を答えるときの9つのポイント

他社の選考状況を答えるときの9つのポイント
  1. 主な2、3社の状況を答える
  2. 企業が第一希望であることを伝える
  3. 企業を差別化できるポイントを探しておく
  4. 企業選びの軸を伝える
  5. 職種が違う場合は理由も述べる
  6. 面接時期によって回答を工夫する
  7. 内定がある場合は保留期間も答える
  8. 1社のみしか受けていない場合は熱意を伝える
  9. 進学などで就職しない可能性がある場合も正直に伝える

他社の選考状況を聞かれたときには、簡潔に一言でまとめた後、詳細を伝えるようにします。最後に、企業へのアピールをしっかりおこなって締めくくりましょう。

その他、他社の選考状況を答えるときの9つのポイントを具体的に解説しますので、是非参考にしてみてください。

①主な2、3社の状況を答える

まずは、他社の選考状況についてすべてを答える必要がないことを認識しておきましょう。面接官の意図としては、企業選びの軸、志望度、選考スケジュールが把握できる情報があれば十分なので、詳しく説明する必要はありません。また、企業名を列挙すれば共通点が見えてくるわけではないので、伝え方も工夫するようにしましょう

選考が進んでおり、同じ業界や職種など軸に当てはまる主な2、3社について言及すれば問題ありません。たとえば、

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就活生

IT業界で最終選考まで進んでいる企業が1社、同じく一次面接が2社あります。

このように答えると、IT業界という共通点を見つけられ、その先の深掘りした質問にもつなげられますね。

②企業が第一希望であることを伝える

他社の選考状況を伝えるだけに止まってしまう就活生も少なくありません。しかし、それだけでは企業が最も知りたい、自社の志望順位についてを知ることはできませんよね。良いアピールにつなげるためにも、「貴社が第一志望」であることを伝えるようにしましょう

たとえば、

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就活生

A社は内定をすでにいただいており、今週B社とC社の二次面接を実施予定です。第一志望は貴社なので、A社の内定承諾はお待ちいただいています。

と具体的に伝えるようにしてください。他社の選考状況の確認もアピールの良い機会と思い、志望度合いが強いことをアピールしましょう。

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キャリアアドバイザー

仮に第一志望ではないとしても第一志望と答えることは、就活のマナーとして問題はありません。自分の面接のために時間を割いてくれているわけですから、就社意思を全力で伝えましょう。

③企業を差別化できるポイントを探しておく

他社の選考状況を聞かれることを想定して、事前に企業を差別化できるポイントを探しておくことも大切です。

先述したように、面接官が他社の選考状況を確認する理由には、自社の志望度を測る目的もあります。そのため、ただ他社の選考状況を伝えるだけでなく、それを通じて志望度が高いことをアピールしなくてはなりません

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キャリアアドバイザー

面接前には企業研究をしっかりとおこない、業界内で差別化できるポイントを発見しておきましょう。

企業を差別化するには企業の強みを把握することも重要です。企業の強みについてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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④企業選びの軸を伝える

他社の選考状況を聞かれる理由の1つに、企業選びの軸を知りたいという意図があります。たとえば同じ業界、同じ職種、似たような立ち位置や社風など、選考中の企業名を聞くだけでもある程度伝わります。

就活においてしっかりとした軸を持っているということは、自社への応募もきちんとした考えのもとでおこなっているということであり、それだけ志望度が高いことも伺えます

就活生にとっても、就職活動でも自分の就職活動の軸を明確にしておくことは大切です。就職活動の軸は、人によってそれぞれ異なります。わかりやすく業界や職種を軸にする人もいれば、将来の目標を軸に企業を選んでいる人もいます。

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キャリアアドバイザー

選考中の企業を聞かれた際に自信を持って回答するためにも、自分の就活の軸を定め、それを明確に伝えられるようにしておきましょう。

企業選びの軸についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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⑤職種が違う場合は理由も述べる

就職活動では、選択肢を広げるために特定の職種に絞らず、複数の職種の選考を受けている人もいます。そんな人は職種に一貫性がないため、選考中の企業を答えることで説得力がなくなるのではと心配するかと思います。

結論、職種が違う場合はその理由をしっかり述べることができれば問題ありません

回答をする際は、自分が志望する職種の共通点をアピールするようにしましょう。たとえば、営業職とエンジニア職は共通点がないように思いますが、「コミュニケーション能力」が必要であることは共通して言えることですよね。ですので、

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就活生

営業職を第一志望にしていますが、コミュニケーション力を活かせるクライアントワークがメインのエンジニア職も受けています。

と回答することができれば、面接官に納得感を与えることができるでしょう。

⑥面接時期によって回答を工夫する

回答は面接時期によっても工夫しましょう。採用活動が落ち着いてきた時期に選考を受ける際、「まだ内定が出ていない」ことをただ素直に伝えると、採用担当者によってはマイナスイメージにつながる可能性があります。

そのため、内定がない場合は回答方法を工夫しましょう。たとえば、

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就活生

まだ内定はいただいていませんが、2社最終選考まで進んでいます。

など付け加えると、就活に対し積極的に行動していることをアピールすることができますので、マイナスイメージを持たれにくくなりますよ。

⑦内定がある場合は保留期間も答える

他社に内定が出ている場合には、正直に話し、内定の保留期間も答えるようにしましょう。企業も保留期間に配慮して選考スケジュールを組んでくれるため、包み隠さず話すことが大切です

企業としても、納得した上で入社を決めてもらいたいと思っています。そのため、学生の内定保留期間に選考結果を出すなどの調整をしてくれる場合もあります。

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就活生

採用担当者に素直に相談することで、逆に入社意欲をアピールすることにもつながりますね!

⑧1社のみしか受けていない場合は熱意を伝える

志望度の高い会社に絞って選考を受けている場合は、その旨をしっかり面接官に伝えるようにしましょう。就職活動をしている学生の多くは、いくつかの企業を併願して選考に望んでいます。1社のみしか受けていないと言うのは、面接官の印象にも残りやすいのです。

ただ、「貴社だけを受けている」と伝えるのではなく、「なぜ貴社なのか」と志望動機を合わせて伝えると、より熱意をアピールできるようになります

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キャリアアドバイザー

1社しか受けていない場合も、胸を張ってしっかり伝えましょう。

面接で熱意を伝える方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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⑨進学などで就職しない可能性がある場合も正直に伝える

就活生のなかには、進学も視野に入れている人もいますよね。その場合、就職だけでなく、進学も視野に入れていることや、迷っている心情も正直に伝えるようにします

もし内定を辞退して進学したとしても、次の就職活動の際に、声をかけてもらえる可能性があります。もちろん、次の就職活動の際には、方向性や志望も変わっているかもしれませんが、チャンスは広げておくに越したことはありません。

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キャリアアドバイザー

将来にチャンスを残しておくと言う意味でも、進学も検討していることは隠さずに伝えましょう。

塩田 健斗

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根拠や熱意を誠実に伝えられるようにしよう

たとえ自分の中では第一志望であっても、企業から見ると「本当にそうだろうか」と思われてしまうケースがあることに注意をしてください。たとえば、業界トップの売上や規模ではない会社を受ける場合、企業は「トップ企業が第一志望だろう」と考えている場合もあります。

たとえその業界トップの売上や規模ではなかったとしても、自分にとっては第一志望の場合、根拠となる就活の軸や自分がその企業で活かしていきたいスキル、やりたいことなどの熱意を伝えることが大切です。正直かつ理由を具体的に伝え、自分のキャリアに対する真剣な考えを示せるようにしましょう。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

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他社の選考状況を答えるときの注意点

他社の選考状況を答えるときの注意点

他社の選考状況を答えるときは、先述した9つのポイントを抑えることが大切です。しかし、いくらポイントを抑えたとしても回答を誤ってしまうと、企業にうまくアピールできなくなります。以下の点をしっかり留意しながら質問に答えるようにしましょう。

落ちた企業については言わない

書類選考や面接ですでに落ちた企業については伝えず、現在選考が進んでいる企業の情報だけを伝えましょう。企業も落ちた企業について、詳細に聞いてくるケースはほぼありません。

選考に落ちてしまった理由はさまざまですが、選考中の企業に不必要な情報を与えてしまうことで、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。

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キャリアアドバイザー

面接官の聞きたいことを正確に理解していることをアピールするためにも、落ちた企業の情報については言わないように注意しましょう。

他社の内部情報を言わない

他社の選考状況を聞かれた際、他社の内部情報を言わないことも注意しましょう。

他社の内部情報の例
  • 面接の内容
  • 説明会の内容
  • 面接官や人事担当者の氏名

社会人のマナーにおいて、情報の正しい取り扱い方法がもとめられます。守秘義務のある情報を漏らさないのはもちろんですが、仕事の内容を社外で話さない、社外に持ち込まないは社会人として基本的なルールです

他社の選考状況を聞かれて他社の内部情報まで伝えてしまうと、社会人としてのマナーに欠けると判断されかねません。自社についても情報漏洩の恐れがあるのではと危惧されてしまうので、面接官の信用を一気に失ってしまう原因にもなってしまうでしょう。

伝えるべき情報とそうではない情報をしっかり区別して、他社の選考状況を話すようにしてくださいね。

嘘をつかない

他社の選考状況を聞かれたとき、「第一志望」であることを強くアピールするために、「他の企業は受けていない」と言ったほうが良いのではと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、他社の選考状況については、正直に伝えることが大切です

企業は選考スケジュールのために他社の選考状況を聞いている可能性があります。面接の段階で嘘をついてしまうと、他社から内定をもらったときに「他の会社は受けていなかったのでは? 」と企業側に不信感を持たれてしまいます。1度嘘をついてしまうと、企業からの信用も失い、マイナスイメージになりかねませんよ。

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キャリアアドバイザー

他社の選考状況だけでなく、就活するうえで嘘をつくことはデメリットにしかならないことを意識しておきましょう。

就活で嘘をつくことのデメリットはこちらの記事で解説しています。

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質問されても隠したりごまかしたりしない

他社の選考状況を聞かれて、「言いにくい」と感じる質問もあるでしょう。しかし、たとえそのような場合でも、答えを隠したりごまかしたりしないことが大切になります

質問に対し正確な答えが返って来なければ、「質問の意図がわかっていないのでは」と面接官に思われてしまい、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう可能性があります。そもそも、隠したりごまかしたりする態度は、面接官にも筒抜けです。「何か隠したいことがあるのか? 」と、不信感を抱かせるきっかけとなってしまいます。

質問された内容は、隠したりごまかしたりせずに正直に伝えるようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

自分にとって不利益な情報だとしても、企業ならではの魅力に思っている点をしっかり伝えられれば問題ありません。

北浦 ひより

キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる

準備をおこない堂々と話ができるようにしよう

面接での答え方には、内容だけでなく伝え方も非常に重要です。面接官は学生が何を言うかだけでなく、どのようにそれを伝えるかも評価しているからです。たとえば自分自身の経験や熱意を堂々と話すことができていれば、その誠実さはきちんと相手が受け取ることができます。

そして、堂々と自信を持って話すためには、当然ながらあらかじめ十分な準備が必要です。もちろん毎回想定通りの質問を受けるというわけではありませんが、練習を重ねることで臨機応変に対応をする力も身につくので、面接官と適切な会話のキャッチボールができるようになります。周囲の力を借りながら準備を進めていきましょうね。

39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

そこで無料の「面接力診断」を活用しましょう。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけあなたの面接力と弱点がわかります

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

他社の選考状況でよくある質問例

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就活生

選考状況の答え方について準備しておけば、面接で聞かれても大丈夫そうですね。

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キャリアアドバイザー

そうですね。ただ、企業から他社の選考状況を聞かれて回答した後に、さらに深掘りした質問をされることもあるので注意が必要です。

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就活生

たとえばどのような質問ですか?

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キャリアアドバイザー

よくある質問例について見ていきましょう。

「第一希望はどこですか? 」

企業から「選考を受けている企業の中で、第一志望はどこですか?」と直球の質問をされることもあります。この質問には、「他社の選考状況を知りたい」という意図と一緒に、「自社が第一志望なのか?」という確認の意図が込められています

この質問をされたら、はっきりと

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就活生

貴社が第一志望です。

と伝えましょう。企業からしたら、いくら優秀な人材であっても、自社を第一志望にしていない人材を採用したいとは思いません。一緒に仕事をしていく仲間を求めているので、企業としては当然の判断となります。

面接で「第一志望ですか? 」と質問されときの回答方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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「第一志望ですか?」の回答は説得力が合否の鍵! 例文付き

「なぜ弊社とその企業を受けたのですか? 」

選考中の企業を答えた後に、「なぜ弊社とその企業を受けたのですか?」と聞かれることもあります。この質問には、「他社の選考状況」に合わせて「就活の軸」を知りたいという意図が含まれています

この質問には、企業選びに一貫性が出るように答えるようにしましょう。企業を選ぶ軸は人それぞれです。

企業選びの軸の例
  • 人を笑顔にできるサービスを提供している企業
  • 社会貢献度が高い企業
  • チームワークを大切にしている企業

企業選びの軸に正解はないので、自分が選んだ軸となる理由を述べるようにしましょう。

チームワークをアピールする際の4つのステップについてこちらの記事で解説しています。

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「弊社とその企業では業務内容がかなり違いますが? 」

他社の選考状況の回答を受け、「○○社と弊社では業務内容がかなり違いますが? 」と聞かれる場合もあります。

このように質問されたら、自分なりの企業選びの軸をわかりやすく伝えるようにしましょう。企業の選択軸は人それぞれなので、「一貫性がある」ことを伝えられれば、面接官も納得してくれます。また、志望動機にも関連性を持たせるとより一貫性を持たせることができます。

ただし、給与水準が高い、残業が少ないなど雇用条件にかかわる軸については言わないようにしましょう。条件面に不満があるとすぐに他社へ移ってしまう可能性があるなど、マイナスイメージになるので注意しましょう。

「内定を出した場合いつ頃お返事できそうですか? 」

企業から「弊社で内定を出した場合、いつ頃お返事できそうですか? 」と聞かれることもあります。他社の選考状況に合わせ、自社の志望度をはかりたいという意図があるので、第一志望であれば「すぐに回答します」と返答するのが理想です

ただし、第一志望の企業ではない、他の企業と見比べて検討したいなどがあれば、返答を保留しても問題ありません。その場合は、

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就活生

貴社の業務内容や企業理念に魅力を感じておりますが、他社の選考も受けた上で進路を決断したいと思います。

と、企業の魅力を伝えた上で、回答期限を待ってもらえるように答えましょう。

内定の返事の仕方についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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「弊社の選考は他社と比べてどうですか? 」

企業からの質問の1つに「弊社の選考は他社と比べてどうですか? 」という質問があります。この質問には、他社の選考状況を確認する意図と合わせ、自社の志望度をはかりたいと言う意図もあります

このように聞かれた場合には、企業選びの軸と一緒に、企業の魅力について具体的に説明できるようにしましょう。たとえば、

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就活生

営業職を中心に進めていますが、貴社のクライアントに寄り添った営業スタイルが自分に最も合っていると感じ、貴社を第一志望にしております。

などと答えられると良いですね。

業界別7選! 他社の選考状況を聞かれた際の回答例文

業界別に選考状況を聞かれた時の回答例を紹介します。

いずれも、ただ他社の選考状況を伝えているだけでなく、仕事を選ぶ軸、志望度の高さ、企業の魅力を伝え、良いアピールの機会にした例文です。面接で回答する際の参考にしてみてくださいね。

メーカー

例文

私は、医療メーカーを中心に就職活動をしています。
世界中の人々に貢献したいという思いから、最先端医療機器など幅広い製品を開発している事業を展開しているかを軸に選考を受けている状況です。

現在、御社以外の同じ業界を2社受けています。いずれも、来週から順次2次面接を実施予定です。そのなかでも、医療機器から再生医療、医薬品まで幅広い製品を開発し、細胞医療品などを積極的に研究に携わっている貴社の挑戦的な姿勢に感銘を受けております。もし貴社に採用していただいた際には、貴社に入社させていただこうと心に決めています。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

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キャリアアドバイザー

具体的な会社名は伏せ、第一志望の企業を想定した例文です。面接のスケジュールも伝えつつ、第一志望であることをはっきりと伝えられています。

メーカーの仕事内容や志望動機の書き方はこちらの記事を読んでください。

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金融業界

例文

現在は貴社以外に3社選考を受けています。うち1社はきらぼし銀行で再来週最終面接を控えています。あと2社の横浜銀行と東京スター銀行は2次面接の結果待ちです。

私は地元の発展に貢献したいと考え、地方銀行・信用金庫を志望し就職活動をしています。なかでも地域密着のサービスと幅広い顧客基盤を持ち、さまざまな角度から地方経済の発展に貢献している貴社を魅力に感じており、第一志望にさせていただいております。

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キャリアアドバイザー

会社名を出した回答例文です。冒頭で選考状況を簡潔に説明した後に、就活の軸と企業が第一志望である理由を述べています。

金融業界の業種別の志望動機についてはこちらの記事を参考にしてください。

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IT業界

例文

私はWebエンジニアを志望して就職活動をしています。
Webエンジニアとして大規模なプロジェクトに関わりたいと考えているため、開発実績などを拝見し企業を選んでおります。

現在は、EC系企業から1社内定をいただいており、12月1日まで回答を待っていただいている状況です。そのほかには、Web系企業は来週2社とも最終面接を控えています。

大手Web系企業で開発実績があり、ユニークな開発を積極的におこなっている貴社を第一志望に考えているので、貴社にご縁がありましたら入社させていただく決意です。

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キャリアアドバイザー

会社名は伏せつつ、内定が出ていることを保留期間まで明確に述べています。同じ業界であっても、業務の傾向までしっかりと理解して志望していることを伝えています。

IT業界で求められる人物像はこちらの記事でチェックしてください。

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人材業界

例文

私は、グローバル人材に特化した転職エージェントを志望しています。
日本のグローバル人材不足を解決するための貢献をしていきたいと考えたからです。

現在は、エンワールドとJACリクルートメントの一次面接を控えています。貴社は、両面エージェントとして外資系にも強いパイプがあり、多くのグローバル人材の転職実績を有している点に魅力を感じ志望させていただきました。

また、現在は就職活動をおこなっておりますが、私自身まだまだ国際力が身についていないことも危惧しているため、国際力を身につけるべく、大学院への進学も同時に検討しています。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

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キャリアアドバイザー

進学も検討していることを伝えた例文です。なぜ就職と進学を迷っているのか、その理由も述べることで企業から理解を得られやすくなります。

人材業界の選考を突破するポイントはこちらの記事で解説しています。

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アパレル業界

例文

私は、ファッションを楽しむためにIT技術を積極的に導入し、ユニークなサービスを展開している貴社を強く志望しているため、現在は貴社のみ応募している状況です。

ファッションは世代を問わず楽しめるものです。ユーザーのニーズに添い、世代を超えて誰でも楽しめることが、現在低迷しているファッション業界を盛り立てると信じています。

ファッション業界に新しい風を吹かせている貴社で、サービス向上の支援をしたく、志望させていいただきました。

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キャリアアドバイザー

1社のみ受けていることを答えた例文です。なぜ1社のみに絞っているのか、企業にかける熱意を改めて伝えています。

アパレル業界の最新情報や選考を突破するコツはこちらの記事で解説しています。

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建築業界

例文

私は、昔から街の散策が好きで街の風景を楽しんでいます。そんな街の風景を作る仕事がしたいと思い、建築業界を中心に選考を受けております。

現在は、内定をいただいておりませんが、貴社のほかにも清水建設、大成建設の2社が最終選考まで進んでいます。

なかでもダイナミックなプロジェクトにかかわるチャンスのある貴社を第一志望にしているため、内定をいただけたら貴社に入社させていただきたいと思っています。

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キャリアアドバイザー

建築業界は影響力の強いスーパーゼネコンを中心に人気を集めていますが、人材不足が課題にもなっています。例文では内定をもらえてはいないものの、就活が進んだ時期であるという前提で、最終選考まで進んでいることを伝えています。

建築業界の選考対策についてはこちらの記事を参考にしてください。

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コンサル業界

例文

私は、中小企業の支援に強みを持つ会社を企業選びの軸にしています。

現在は、コンサルタント会社2社、IT企業1社を受けています。コンサルタント会社2社は、一次面接の日程調整中で、IT業界は一次面接の結果待ちです。

IT企業は、コンサルタント会社と事業内容にかなり違いがありますが、製造業界と企業をつなぐプラットフォームを提供しており、中小企業を支援することができるビジネスを展開しているため、選考を受けることにしました。

そのなかでも、中小企業の経営コンサルタントに強みをもち、クライアントに寄り添ったコンサルティングサービスを提供してる貴社を第一志望に考えています。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

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キャリアアドバイザー

コンサル業界では企業によって、戦略や人材、IT、財政アドバイザリーなどさまざまな領域に特化しているため、どんな企業をどのように支援していきたいのか明確にする必要があります。例文では、コンサル業界以外にも受けていることを伝えています。

コンサル業界の志望動機で効果的にアピールするポイントはこちらの記事で確認してください。

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面接での他社の選考状況の答え方について悩む学生からよくある質問に回答!

面接で他社の選考状況を尋ねられたときにどのような答え方をすれば良いのか悩む学生もいるのではないでしょうか。ここではそのような学生の悩みにキャリアアドバイザーが回答しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 他社の選考状況を聞かれたときの答え方のコツを教えてください。

    他社の選考状況を聞かれたときは、どのような企業を何社ほど受けていて、選考がどの段階まで進んでいるのかを簡潔に伝えましょう。この際、就活の初期段階でエントリーしている企業の業種や職種がさまざまであると、志望動機に一貫性がないと思われる可能性もあるので、どのような基準で就職先を選んでいるのか「就活の軸」も述べると良いですね。

    その上で、企業への志望度の高さをアピールしましょう。就活の中盤以降では、職種や業種を絞り込んでいない場合、やりたい仕事が定まっておらず、応募企業への本気度が低いと思われることもあります。悩んだら、同業種・同職種の企業の選考状況について答えるのがおすすめですよ。

  • 他社の選考状況の答え方で注意すべきことを教えてください。

    他社の選考状況を答える際は、嘘をつかずに正直に答えることが大切です。ただし、応募している企業と同じくらい志望度が高い場合は、そのまま答えてしまうと採用されにくくなる可能性もあるので、応募先の企業が第一志望であると答えることがおすすめです。

    また、選考に落ちた企業については述べずに現在選考中の状況のみを伝えるようにしましょう。とくに、複数社を受けているにもかかわらず、入社意欲を強くアピールしたい気持ちが先行して「受けている企業は御社のみです」と答えると、不自然さを感じる採用担当者もいるので注意が必要です。

    まだ内定をもらっていないのに「〇社から内定を頂いています」と伝えるのもNGです。「内定はまだですが、結果待ちが1社と最終選考中の企業が1社があります」のように答えると良いでしょう。

他社の選考状況の答え方を知り落ち着いて回答しよう

他社の選考状況を質問することで、企業は志望動機や就職活動の軸を知りたいと考えています。そのため、他社の選考状況は包み隠さず、面接官に伝えるようにしましょう。

また、回答のしかたによっては、改めて企業に熱意を伝えることができる機会となります。回答例文などを参考に、他社の選考状況を伝えるとともに、企業に志望度の高さをアピールできるように準備しておきましょう。

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