目次
- グループディスカッションのタイムキーパーで評価される基本の立ち回りを解説!
- グループディスカッションにおけるタイムキーパーの3つの役割
- 話し合いの時間設定
- 経過時間の報告
- 時間配分の修正
- まずはグループディスカッションの基本的な流れを知ろう
- グループディスカッションでタイムキーパーをするうえでの適切な時間配分
- ①実施時間が15分の場合
- ②実施時間が30分の場合
- ③実施時間が45分の場合
- タイムキーパーとして高評価を得るには? 立ち回りのコツ4選
- ①時間を管理しながらも積極的発言ができる
- ②時間配分が的確である
- ③経過時間をもとにチームへの気配りができる
- ④冷静に時間の軌道修正ができる
- 油断禁物! グループディスカッションでタイムキーパーをするときの3つの注意点
- ①時間管理だけに注力しない
- ②時間の経過を見過ごさない
- ③スマホではなく腕時計で時間管理をする
- グループディスカッションのタイムキーパーはこんな学生におすすめ!
- ①論理的思考力がある
- ②コミュニケーション能力がある
- ③俯瞰して物事を見られる
- ④時間の管理が得意
- グループディスカッションのタイムキーパーに求められる役割を理解して成功に導こう
グループディスカッションのタイムキーパーで評価される基本の立ち回りを解説!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、
「グループディスカッションのタイムキーパーの役割について教えてください」
「タイムキーパーで高い評価を得るためにはどんなことに気を付けるべきですか?」
といった質問を受けます。たしかに今後の選考を有利に進めるためにも、採用担当者からグループディスカッションで高い評価を得たいですよね。
タイムキーパーは一見地味な役回りに見えるかもしれませんが、実はディスカッション全体を支える非常に重要な役割です。求められる役割をしっかり理解して正しく立ち回ることで、高評価につなげることもできますよ。
今回はタイムキーパーの役割や実際にグループディスカッションをおこなう際の立ち回り方について解説します。ぜひ最後まで読んで、参考にしてくださいね。
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グループディスカッションにおけるタイムキーパーの3つの役割

就活生

キャリアアドバイザー
タイムキーパーが担うのは、グループディスカッションにおける時間管理全般です。ただ機械的に時間を読み上げるだけでは不十分なので、正しい役割を把握しておきましょう。
タイムキーパーはその名の通りグループディスカッションでの時間の管理をおこなう、言わばペースメーカー的な役割を果たします。
時間管理ができていないと、決められた制限時間内に結論を導き出すことができなくなってしまいます。タイムキーパーはディスカッション全体をコントロールする重要な役割であるとも言えるでしょう。
まずは、タイムキーパーが果たすべき3つの役割について紹介します。
話し合いの時間設定
グループディスカッションでは、はじめに時間配分を決めることが重要です。
テーマを与えられたからと言ってすぐにアイデア出しに走ってしまうと、話題が錯綜したり、枝葉の部分に時間を割き過ぎたりして、良い結論を出せなくなってしまいます。
そのため、タイムキーパーが率先して「まずは話し合いの時間配分を決めましょう」と発言していくよう心掛けましょう。
適切な時間配分の目安については「グループディスカッションでタイムキーパーをするうえでの適切な時間配分」で解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
経過時間の報告
議論がはじまったら経過時間と各パートごとでの残り時間を教えてあげましょう。

就活生
17分経過しました。アイデア出しの時間は残り3分なので、〇〇と△△のアイデアを絞っていく必要があると思います。
上記のように経過時間とパートごとの制限時間の報告をしましょう。また、ここで自分の意見なども入れると積極性をアピールできるので、さらに効果的です。
そのためにも、ただ経過時間を把握するだけでなく、客観的視点で議論の流れを把握することを心掛けましょう。
時間配分の修正
時間配分を決めても、そのとおりに議論が進まないケースも多く見られます。そこで重要なのが、時間配分の修正です。
- 思ったより早く進んでしまった場合の調整
- 時間が足りなくなった場合の調整
どのように時間を調整するかは後ほど詳しく解説しますが、時間が足りなくなったからといって「とにかく急ごう」と議論を進めても、良い結論を導き出すことはできません。常に全体のバランスを見ながら、積極的に修正案を出していきましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!タイムキーパーを選んだ学生に対する印象
タイムキーパーを選ぶこと自体に特別な評価はない
正直なところ、タイムキーパーという役割を選んだ学生に対して、マイナスな印象もプラスな印象も抱くことはありません。
どちらかというと、役職よりも自分の役割をちゃんと完遂することや、きちんとグループ内でコミュニケーションが取れるか、といったところを面接官は見ています。「選ぶ役職」よりも「その役職の役割をどう担うか」に集中して取り組むのがおすすめです。
まずはグループディスカッションの基本的な流れを知ろう
グループディスカッションを成功に導くためには、基礎知識も重要です。グループディスカッションがどのように進んでいくのかを理解しておけば、時間配分も決めやすくなりますよ。
- 自己紹介
- 役割を決める
- 時間配分を決める
- テーマに対しての定義付け
- テーマに対してアイデアを出し合う
- アイデアをまとめる
- 発表準備
限られた時間の中でこれだけの項目を扱わなければならないことからも、タイムキーパーの重要性がわかるのではないでしょうか。
まだ実際にグループディスカッションに参加した経験がない学生にはこちらの記事がおすすめです。
関連記事
初めてのグループディスカッションでも安心! 成功に導く5つの鉄則
初めてのグループディスカッションはまず全体の流れの把握が重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが、グループディスカッションに初めて参加する人向けに全体の流れや意識すべきことなどを解説します。事前対策も紹介するので参考にしてみてください。
記事を読む

また、以下の記事では、グループディスカッションに関するそれぞれの場面について詳しく解説しています。
5例文|グループディスカッションの自己紹介は「簡潔明瞭」が合言葉
グループディスカッション役割決めの秘訣|ありがちトラブルも紹介
グループディスカッションの進め方のコツ|頻出テーマや通過の秘訣まで紹介
グループディスカッションでタイムキーパーをするうえでの適切な時間配分
グループディスカッションと一括りに言っても、実際にどれくらいの時間でおこなわれるかは企業によって異なります。
ここでは、一般的な15分、30分、45分の場合に焦点を当て、それぞれの進め方のコツを解説します。
全体の長さによって各パートに割ける割合も変わってきます。効果的な話し合いを成功させるために、それぞれのポイントをしっかり押さえておきましょう。
①実施時間が15分の場合

15分の場合は、そこまで深く考えるようなテーマではないと予想されます。限られた時間内で具体的な結論を導き出せるよう、スピーディに進めていく必要があるでしょう。
ポイントは、テーマに対するアイデア出しの時間を「5分」などとあらかじめ区切っておくことです。多くの論点が生じてしまうと話がまとまらなくなるため、アイデアの数よりもその後の話し合いに意識を向けることが重要です。

キャリアアドバイザー
定義付けの段階でお互い共通認識をしっかり持ち、アイデア出しも2つ、3つぐらいにすることで、まとめる作業もスムーズにおこなえるでしょう。
②実施時間が30分の場合

グループディスカッションで最も一般的な時間設定は30分だと言われています。
自己紹介や役割決めの長さは最低限に抑えつつ、定義付けやアイデア出しの時間をたっぷり取って進めると良いでしょう。
15分と比べれば長く感じるかもしれませんが、議論が盛り上がればあっという間に30分経ってしまいます。そのため、あらかじめ時間配分を決め、全員が把握した状態で話し合うことが重要です。

キャリアアドバイザー
ここでは時間いっぱいアイデアを出し合い、意見をまとめ、しっかりと準備をしてより良い発表ができるようにしましょう。
③実施時間が45分の場合

45分という時間設定は、グループディスカッションとしては長めです。そのため、より深く、じっくりと考えさせるようなテーマが出題される可能性が高くなります。
複雑なテーマが出題される場合もあるため、定義付けの時間も長めにとっておくのがおすすめです。アイデアも幅広く出し合い、より有益なディスカッションを成立させるよう心掛けましょう。
また、時間があるからこそ、15分や30分の場合以上に具体的かつ論理的な発表が求められます。話し合いの段階から情報を適切にまとめ、内容がバラバラにならないよう心掛けましょう。

キャリアアドバイザー
長丁場ですが、気を抜かずに最後までチームで協力して良い発表ができるようにしましょう。
グループディスカッションにはある程度「慣れ」も必要です。まずは練習してみたいという学生は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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タイムキーパーとして高評価を得るには? 立ち回りのコツ4選

就活生
先日タイムキーパーを担当したのですが、時計ばかり気になってしまって全然発言できませんでした……。

キャリアアドバイザー
もちろん時間管理も重要ですが、それだけでは高評価にはつながりません。タイムキーパーだからこそできる、効果的な立ち回りを覚えておきましょう。
タイムキーパーがしっかり時間管理をおこなえるかどうかは、グループディスカッション全体の質を左右します。しかし、時間管理「だけ」をしていても、タイムキーパー本人の評価は上がりにくいのが現実です。
ここからは、実際にタイムキーパーになった際の立ち回りのポイントを4つの観点から紹介します。しっかり覚えておき、グループディスカッション本番に活かしましょう。
①時間を管理しながらも積極的発言ができる
タイムキーパーで評価されるためには、時間管理をするだけでなく、テーマに対してアイデアを考え、積極的に自分の意見を述べることが大切です。
タイムキーパーという役割は、プラスアルファの要素に過ぎません。自分もディスカッション参加者であるということは忘れずに、どんどん意見を発表するよう心掛けましょう。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!タイムキーパーを担当する際の注意点
時間を測ることが目的にならないようにしよう
タイムキーパーはつい時間管理に注力しがちですが、そもそもグループディスカッションの目的は、グループで議論をすることです。時間を気にしていてあまり積極的に発言できなかったという事態に陥らないよう注意が必要ですよ。
②時間配分が的確である
タイムキーパーという役割を引き受けた以上、その責務を全うすることも重要です。
時間配分が不適切だったり、途中で管理するのを忘れてしまったりすると、十分な話し合いの時間を確保できなくなったり、まとめる時間が足りなくなったりしてしまいます。特にまとめの時間が不足すると、発表のクオリティも下がってしまうため、責任は重大です。
そのため、あらかじめ各パートにどのくらい時間をかけるのか決めておき、話し合い中にも適切な声掛けをおこないましょう。
③経過時間をもとにチームへの気配りができる
グループで物事に取り組むうえで、チームへの気配りは欠かせません。タイムキーパーの場合は、全体の流れを適切にコントロールしながら、話し合いを円滑に進めるスキルが求められます。

就活生
まとめる時間は残り5分なので、そろそろ〇〇さんを中心に意見をまとめ、発表準備に移りましょう。
このような声掛けによって、話し合いに没頭していたメンバーにも時間を意識させる効果が期待できます。

キャリアアドバイザー
ただ「残り5分です」と伝えるだけでは、ほかのメンバーを慌てさせるだけになってしまいます。時間を伝える際には、進行に関する提案も添えるのがベストです。
④冷静に時間の軌道修正ができる
グループディスカッションでは、議論をしていくうちに、当初の予定から大幅に時間がずれてしまう場合もあります。しかしタイムキーパーは、そんなときにも慌てず対処することが求められます。
時間の軌道修正が必要になるパターンとしては「時間が足りなくなってしまった場合」と「時間が余ってしまった場合」の両方が考えられます。
それぞれどのような対応が適切なのか、具体例も交えて説明します。
時間が足りなくなってしまったとき
時間が足りなくなってしまったときは、その後のパートの優先順位を考えましょう。
たとえば役割決めに思いのほか時間がかかってしまったケースを考えてみてください。3分過ぎてしまったのであれば、その分どこかを削らなければなりません。

就活生
現在3分超過している状態です。まとめの時間や発表準備は重要なので、アイデア出しの時間を予定より3分短縮しましょう。そのため、意見は1人1つまでで簡潔に述べてください。
このように、優先順位をはっきりと決め、それを参加者全員に共有しましょう。あらかじめ伝えておくことで各自が時間を意識するようになり、その後のディスカッションを円滑に進めやすくなります。
時間が余ってしまったとき
思ったよりアイデアが出なかったり、あっさり全員の合意が取れたりして、時間が余る場合もあります。そういった場面も、タイムキーパーとして活躍するチャンスです。

就活生
予定より早くアイデア出しが終わったため、現在5分ほど余裕があります。より具体性を高めるために、それぞれのアイデアについて、そう思った根拠も発表し合いましょう。
このような提案ができれば、グループディスカッションの質が高くなり、採用担当者にも良い印象を残せます。
ただし、話し合いの項目を増やしたせいで後の進行が押してしまっては本末転倒です。提案するときには、全体の時間のバランスを見ながら、冷静に判断しましょう。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!不測の事態が起こった場合の対処法
グループディスカッションの時間配分のミスがあれば修正しよう
ディスカッションを進める中で、はじめに決めた時間配分ではうまく進められないときもありますよね。そのようなとき、躊躇せずに途中で修正することも大切ですよ。
一度決めたことを変えることに抵抗感がある人もいるかもしれませんが、時間配分の修正をせずにタイムマネジメントができないと、タイムキーパーとしての評価が下がってしまう可能性もあります。また、時間に追われてグループの雰囲気が悪くなり、グループとしても良いアウトプットができなくなってしまうこともあるでしょう。
このようにマイナス評価になってしまう可能性があることをきちんと理解して、時間配分の修正が必要かどうかを常にチェックするようにしましょう。
40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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油断禁物! グループディスカッションでタイムキーパーをするときの3つの注意点
ときどき「タイムキーパーは司会に比べれば楽な役割だ」と油断してしまう学生がいますが、これは大きな誤解です。
タイムキーパーはディスカッション全体の時間管理をおこなう役割であり、失敗してしまうとグループ全体の成果にも影響してしまいます。
ここからは、タイムキーパーをする際に気を付けるべきポイントを3つ紹介します。しっかり理解し、気を抜くことなく役割を果たしましょう。
①時間管理だけに注力しない
タイムキーパーの役割は「時間管理」だけではありません。グループディスカッションの参加者として、しっかりと自分のアイデアや意見を発言する姿勢も求められます。
時間の管理を徹底しながらも、常にテーマに対して考えるよう意識しましょう。
②時間の経過を見過ごさない
積極的に議論に参加することも重要ですが、だからといってタイムキーパーが時間の経過を見過ごしてしまっては本末転倒です。
グループディスカッションを成功させるためには、それぞれのパートの時間配分を適切におこない、効率的に議論を深める必要があります。
タイムキーパーを担当する場合には、意見を伝えながらも、常に時間の経過をチェックする意識を持ちましょう。
③スマホではなく腕時計で時間管理をする
タイムキーパーとして時間を確認する際には、スマートフォンではなく腕時計を使いましょう。
さまざまな機能がついており便利なスマホですが、それだけに、画面を確認する姿を見た採用担当者から「この学生は議論に参加せずにスマホをチェックしている」と誤解されるリスクがあります。
また、画面の誤タップによって正確な時間を計れなくなり、時間管理が乱れてしまうリスクもあります。普段腕時計を使っていない学生も多いとは思いますが、グループディスカッションの際にはシンプルな腕時計を持っていった方が安全です。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!タイムキーパーとして評価を得るためには?
役割をこなしつつ協調性のある姿勢を見せることが重要
タイムキーパーに限らずですが、進行役の人の意見をさえぎらないことや、誰かが話してる時はしっかり話を聞くことなど、コミュニケーションを円滑にする姿勢を見せること。これが本当に重要だと思います。
グループディスカッションのタイムキーパーはこんな学生におすすめ!

就活生
グループディスカッションの役割っていろいろあるけど、自分にはどれが合っているのかなぁ。

キャリアアドバイザー
司会向きの人もいればタイムキーパーに向いている人もいます。自分の適性に合わせた役割を選ぶのがおすすめです。
どんな人にでも、それぞれ性格や特徴があります。グループディスカッションのようにチームで取り組む際には、自分の得意なことを活かすポジションを狙うのがおすすめです。
今回は、タイムキーパーに向いている学生の特徴を4つ紹介します。自分に当てはまる内容があれば、ぜひ積極的に立候補してみましょう。
①論理的思考力がある
タイムキーパーとして議論を円滑に進めるには、論理的思考力が必要です。最適な時間配分をおこなうためには、最終的なゴールから逆算し、最適な設定を考える必要があるからです。

就活生
今回のテーマであれば、特にアイデア出しの部分に多めに時間を割き、幅広い意見を集めた方がいいと思います。そのうえで、最も良いと思われるものを2つに絞り込み、結論を出しましょう。
時間配分を提案する際には、このように理由も含めてわかりやすくメンバーに説明する必要があります。そのため、論理的に考えることが得意な人ほどタイムキーパーに向いていると言えるのです。
論理的思考に必要な分析力についてもこちらの記事であわせて押さえておきましょう。
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②コミュニケーション能力がある
グループで議論するうえでコミュニケーション能力は必要不可欠です。コミュニケーション力は入社後働くうえでも重要な要素であるため、採用側も重点的にチェックしています。
タイムキーパーであれば、時間配分の提案や残り時間の声掛けなど、いくつか発言を求められる場面があるでしょう。このときに、話し合いの雰囲気やタイミングを読み、適切な発言ができれば、担当者からの印象も良くなります。
「チームで話し合って結論を出す」というゴールに向けて、メンバーのことを思いやった発言を心掛けてみてください。
コミュニケーション力を長所として伝えたいと考えている人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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③俯瞰して物事を見られる
タイムキーパーに向いている要素として、チーム全体に目を向けられるという性質も挙げられます。
自分がリーダーとして仲間を引っ張っていくのは苦手でも、サブリーダーのような立場でメンバー全体に気を配ることが得意だという人もいるでしょう。このような人は、チーム全体を俯瞰的に観察する能力が優れているため、タイムキーパーに向いています。
もちろんある程度積極的に議論に参加する必要はありますが、時間配分に気を付けながらグループの流れをコントロールする能力も、就活では高く評価されます。

キャリアアドバイザー
サブリーダー役や相談役をよく引き受ける人であれば、タイムキーパーに向いている可能性が高いですよ。
グループディスカッションに苦手意識を抱いているという学生も実は少なくありません。そんな人は、以下の記事を参考にしてみましょう。
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④時間の管理が得意
もともと時間の管理やタスク管理が得意な学生であれば、迷わずタイムキーパーに立候補しましょう。
タイムキーパーは「時間管理」を通してチームのディスカッションをコントロールする、重要なポジションです。実際の業務においても締め切りや納期に向けて計画的に行動することが求められるため、時間管理能力が高い学生の評価は高くなりやすいです。
時間管理が得意な人であれば「計画性」を自己PRでアピールできるかもしれませんね。こちらの記事を参考にしてみてください。
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グループディスカッションのタイムキーパーに求められる役割を理解して成功に導こう
グループディスカッションにおいて、タイムキーパーとは単なる時間管理係ではありません。限られた時間でより良い結論を出すために時間配分を考え、実際にそのとおりに議論が進むように場の流れをコントロールする役割を果たします。
タイムキーパーを務めながらも積極的に議論に参加することで、採用担当者からの評価を大幅に上げるチャンスがあります。さまざまなポイントを押さえながら行動し、一緒に参加したメンバー全体のクオリティを上げながら、自身の採用への道も切り開いていきましょう。
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タイムキーパーって具体的には何をすれば良いんですか? 時間を見ながら「残り5分です」とか言っていそうなイメージです。