面接を練習しないのは絶対NG! 練習する意味や対処法まで徹底解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 面接を練習しないと本来のパフォーマンスを発揮できないことが多い
  2. 面接を練習しないリスクを理解しよう
  3. 質問に対してうまく答えられなくなる
  4. その場しのぎの回答で話に一貫性がなくなる
  5. 質問に対して論理的に答えられなくなる
  6. 面接を練習しないでうまくいく人の3つの特徴とは?
  7. ①常に物事を論理的に考え言語化できる
  8. ②自分のやりたいことに準じた就活軸が明確にある
  9. ③自己分析や企業分析を入念におこなっている
  10. 面接を練習しないと選考通過できない可能性が高い
  11. 押さえておきたい! 面接を練習するメリットとは?
  12. 自信をもって面接に臨むことができる
  13. 質問内容に対して臨機応変に対応できる
  14. 落ち着いて受け答えができる
  15. 学生必見! 面接の練習は3つのことを意識しよう
  16. ①声に出しておこなう
  17. ②回答を丸暗記しない
  18. ③必ず振り返りをおこなう
  19. 面接を練習しないのは危険! 最低限5つの質問には答えられるようにしよう
  20. ①自己PR
  21. ②学生のときに力を入れたこと
  22. ③自分の長所と短所
  23. ④志望動機
  24. ⑤今後の展望
  25. 面接を練習しないでぶっつけ本番で臨むのはやめよう!

面接を練習しないと本来のパフォーマンスを発揮できないことが多い

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「面接の練習は必要ですか?」
「面接の練習をしない場合のリスクはありますか?」

といった質問を受けます。結論面接は練習するに越したことありません。

面接に限らず自分のパフォーマンスを最大限に発揮するためには事前準備がカギを握ります。

たとえば面接であれば練習しないことで本来話したいことがうまく話せなかったり、思いもしない質問に答えられなかったりと本来のパフォーマンスを発揮できないことが多いでしょう。

しかし、それでも練習をおこたってしまう学生やどうしても練習時間が取れない学生もなかにはいるかと思います。

この記事では、面接の練習をしないことのリスクや面接の練習をしない人、できない人のための対処法まで説明していきます。

面接の練習をしないことが当日の面接にどのような影響を及ぼすのか把握し、面接の練習について考えを改めましょう。

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面接を練習しないリスクを理解しよう

面接の練習をしないリスクは主に3つあります。面接の練習をしない人やできない人はそれぞれどのようなリスクがあるのか理解し、自分には本当に練習が不要なのか考えるきっかけにしましょう。

質問に対してうまく答えられなくなる

いくら話す内容が決まっていても面接の練習をしないと質問に対してうまく答えられないおそれがあります。なぜなら常に自分が用意してきたことが聞かれるとは限らないからです

また、面接官によっては同じことを聞いていても聞き方の違いから戸惑ってしまい自分が用意していた回答すら答えられない場合もあります。面接で質問に対して回答できないことは筆記試験でいう回答の空欄と同じことを意味するので、質問に答えないことは面接に落ちるリスクが高いと考えられます。

その場しのぎの回答で話に一貫性がなくなる

面接官は学生の回答から話に嘘偽りがないか確認するため、話の一貫性を見ていることがあります。

しかし、面接の練習をしていないとどうしても質問に回答することに精一杯になってしまい話の一貫性まで考える余裕がない人が多いのではないでしょうか。せっかく質問に対して良い回答ができていても一貫性にかけてしまってはもったいないので、注意する必要があります

質問に対して論理的に答えられなくなる

最後は質問に対して論理的に答えられなくなることです。面接官は回答の内容はもちろんですが、回答の背景が知りたいわけなのです。

そのため、回答する内容には必ず根拠やエピソードを交えて話し、面接官にも納得してもらえるように回答する必要があります。

しかし、面接の練習をしないと根拠やエピソードまでひとつひとつ考えて回答するなんて難しいですよね。だからこそ面接の練習をしないとさまざまなリスクがあるということを押さえておきましょうね。

吉川 智也

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練習をしないと社会人としてのマナーを自覚できない

社会人に対してプレゼンをする機会とも考えられる面接で、どのようなマナーが重視されているか把握していますか。意外と面接でのマナーを把握していない学生が多いのではないでしょうか。面接は社会人として仕事が任せられるか判断する場なので、マナーが守れていないだけで第一印象が悪くなり、選考落ちになる可能性もあります。

面接でのマナーは実際に練習することで、意識できていないことに気づけますよ。たとえば、面接室へ入室するときにノックをしますよね。入室するときに「ノックは何回すればいいのか」などは、実際に実践をすると気を付ける機会になりますよね。他にも「バッグはどこに置けば良いか」なども面接練習をしてはじめて、わからないことに気づくものです。

事前に練習をしないで面接に望むと、マナーの正解がわからずに焦ってしまうと思います。面接時に急に焦るのではなく事前に練習してマナーを把握し、安心して面接に臨めるようにすることが大切ですね。

39点以下は要注意!
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面接を練習しないでうまくいく人の3つの特徴とは?

面接を練習しないでうまくいく人の3つの特徴

面接の練習をするに越したことはないですが、なかには練習をしなくても質問に対して的確に回答できる人もいるかもしれません。ここではどんな特徴をもった人がそのように面接で常にパフォーマンスを発揮できるのか、それぞれ説明していきます。

①常に物事を論理的に考え言語化できる

1つ目の特徴は日頃から物事を論理的に考え、言語化できる人です。面接で面接官から受けた質問に対して、まずその質問の意図をつかむ必要があります。

なぜなら質問の意図が双方でずれてしまうと面接官がほしかった回答と実際に学生が回答した内容にずれが生じるからです

そのため聞かれている質問に正しく回答をするためにも論理的に考え、言語化できる学生は面接での受け答えもうまくいく傾向にあるのです。

②自分のやりたいことに準じた就活軸が明確にある

自分の夢や目標が明確にある人はいつ、どんな状況で聞かれても答えることができるのではないでしょうか。それは面接においても同じことが言えます。

たとえばコミュニケーション能力を武器とし、営業で入社5年目で1000万を稼ぐことが目標だとした場合、おのずと就活軸も比較的年功序列ない実力主義な社風やインセンティブがあるような企業選びになりますよね。

このように自分のやりたいことや目指しているものが明確なほど就活軸が明確になるため、面接練習をしない状態で質問を聞かれても回答することが簡単になります。

就活軸の見つけ方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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③自己分析や企業分析を入念におこなっている

最後は自己分析や企業分析を入念におこなっているかです。当然ながら面接官は社風マッチや志望度の高さを見るためにも学生本人のことや自社への理解が問われる質問をしてくるわけです

そのため自分自身への理解や企業への理解が十分にある学生はいつどんなことを聞かれても回答できるので、自己PRや志望動機なども具体的に話することができ、面接全体をとおしても面接官に好印象を与えることができます。

自己分析は自分史を使って考えてみましょう。自分史の作成方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

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あなたの面接力は何ランク?
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面接を練習しないと選考通過できない可能性が高い

ここまでは面接を練習しないことについてお話してきました。面接の練習をしなくても大丈夫と過信していても、いざ面接となると過度な緊張からまったく質問にうまく回答できなかったり、回答できても相手にうまく伝わらないことがあります。

それにより選考に落ちやすくなってしまったり、採用におよぼす影響は大きいものがあるので注意しましょう。

面接で落ちやすい人の特徴もあわせて確認しておきましょう。

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押さえておきたい! 面接を練習するメリットとは?

面接の練習をする最大のメリットは面接への慣れです。ここではそのなかでも具体的にどのようなメリットがあるのかそれぞれ説明していきます。

自信をもって面接に臨むことができる

面接の練習をしていると自信をもって面接に臨むことができます。たとえばスポーツやテストにおいてもなにも練習していなかったり、勉強時間が不十分だと本番不安になりますが、自分がやりきったと思うくらい練習したり、勉強することで不安を払拭し、自信をもって臨めるはずです

これは面接においても同じことが言えるため、話す内容を明確にし、面接練習を反復することで本番に自信をもって臨めるでしょう。

質問内容に対して臨機応変に対応できる

面接の練習をしていると同じ内容を聞かれていても的確に答えられたり臨機応変に対応できるようにもなります。先ほども説明しましたがどの面接官も一言一句同じようには聞いてくることはありません。そのため、表現の仕方によっては質問内容をとらえ間違えてしまう場合もあるでしょう。

しかし、面接の練習をしていることで自分の話す内容だけに集中するのではなく、相手の質問内容を正確に読み取り答えることができるので、仮に質問の聞かれ方が違っても臨機応変に対応することができるのです

落ち着いて受け答えができる

面接の練習をしていると面接への慣れから余裕が生まれ、落ち着いて受け答えができるでしょう。

また、落ち着いて話すことは相手にも聞き取りやすく、同じことを話していても内容が伝わりやすさに違いをもたらします。落ち着いて受け答えができるとそれだけではなく、話す内容以外にもその人の人柄にも大きく影響します。

たとえばおどおどしているAさんと、落ち着きのあるBさんがいたとします。おどおどしているAさんは落ち着きがないことで面接官から自信がないように見られがちかもしれません。落ち着きのあるBさんは自信の表れから頼もしい人に見られやすいなど話す内容以外にも良くも悪くも評価されることがあります。

面接での印象をあげるためにも、面接の練習をして落ち着いた受け答えができるようにしましょうね。

学生必見! 面接の練習は3つのことを意識しよう

 面接の練習で意識すべき3つのポイント

面接の練習はただするだけでなく、3つのことを意識して取り組みましょう。ここで説明することを意識して取り組むだけでも本番でより自分の力を発揮できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

具体的な面接の練習方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

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面接練習しないリスクとは!? 絶対やるべき練習法も全日本スピーチコンテストチャンピオンが解説!

①声に出しておこなう

面接練習では自分で話してそれを耳で聞くことが重要です。そのため、必ず声に出しておこないましょう。自分の話す内容を声に出して練習すると回答の長さや話しのスピードも確認できるので、回答が短すぎないか、長すぎないかなど話の長さも調整しましょう

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キャリア
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ひとつの回答は1分~2分を目安に話しましょう。

②回答を丸暗記しない

面接の練習をするうえで回答を丸暗記しないこともひとつのポイントです。回答自体を用意するのは良いことなのですが、それどおり話すことだけに意識をしてしまうと当日話が詰まってしまったり、忘れてしまったときの軌道修正が効かなくなってしまう可能性があります

そのため、重要なことは話す内容の大枠をつかむことです。話す内容を十分に理解し、本番の聞かれ方に応じて回答も調整できると良いでしょう。

③必ず振り返りをおこなう

面接の練習に限らず練習後は必ず振り返りをおこないましょう。面接の練習では基本的な話す長さやスピードはもちろん、自分が話している内容を客観的に聞いてわかりやすいかやしっかり主張に対して根拠も伝えられているかなどさまざま視点から振り返りをおこないましょう。

また、入念に振り返りをおこなうことで練習の質をあげることができ、面接本番もより自分の実力を発揮できるようになるので、最後まで気を抜かずにおこないましょうね

川﨑 瑛久

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話す内容だけでなく目線や表情、しぐさも意識しよう

もし学生のみなさんが人と話すときに、相手がしぐさや表情を変えずに話していたらどうでしょうか。おそらく多くの人が違和感を感じますよね。面接でも同じで、伝える内容だけでなく目線や表情、しぐさも重要になります。面接当日に自然な目線や表情、しぐさで臨めるように、これらも練習しておくことが大切ですよ。

どんなに素晴らしい自己PRや志望動機であっても、表情やしぐさがともなっていないと選考でマイナス評価になってしまうこともあります。コミュニケーション理論である「メラビアンの法則」では、人の印象は「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」と言われています。つまり、面接で伝える内容だけでなく見た目の情報も面接官からの印象に大きく影響を与えているということです。表情や目線、しぐさが面接で重視されていることがわかりますね。

他の学生が練習していない「面接官から自分がどのように映っているのか」を意識して、他の学生と差を付けましょう。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

面接を練習しないのは危険! 最低限5つの質問には答えられるようにしよう

最低限抑えるべき5つの質問

ここでは練習をしない人やできない人向けに必ず押さえておいてほしい質問内容について説明します。面接の練習なしに本番ぶっつけで臨む学生はそれぞれの質問にどのように回答するか準備をして臨みましょう。

①自己PR

自己PRは最初に聞かれることが多いため、その人の印象を左右します。そのため、明るく大きな声ではっきりと話しましょう。

また、自分はどんなことをしてきて、これからどうしていきたいのか2つの視点で話す内容を決め、面接官に伝えられると端的でわかりやすく印象もグッと良くなります

面接官の心をつかむ自己PRの伝え方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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自己PRは1〜2分で話すことが基本ですが、企業によって話す時間を指定してくることがあるので、1分、3分、5分でそれぞれ考えるのがおすすめです。

②学生のときに力を入れたこと

学生のときに力を入れたことは自分自身のアピールにもつながるので、自信をもって話せるエピソードを考えましょう。

また、面接官は学生のときに力を入れたことの内容からその学生の特性を判断するため、力を入れたことだけでなく、そこでの成果や得た経験についても話すと良いでしょう

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学生のときに力を入れたことや成果は志望職種と関連性があるとなお良いですね。

③自分の長所と短所

面接官はその人の性格を知るためにも長所や短所についても聞いてくることがあるので、答えられるようにしましょう。

答え方のポイントとして、特に短所を答えるときは自分の短所だけを答えるのではなく、その短所を改善するためにおこなっていることについてもあわせて答えらえると自分のことをよく理解していると面接官から高く評価されることが期待できます

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短所を長所に変えられたり、逆に長所を短所にも変えられるので、必ずそれぞれについて考えましょう。

④志望動機

4つの内容の中でもっとも重要なのが志望動機です。なぜならここでの内容は特にその企業へ入社意欲が問われる質問だからです。

自分はなぜこの会社を志望しているのか、学生時代の経験をいかして入社後どのようなことがしたいのか整理し、伝えられると良いでしょう

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その企業で求められている人材の特徴や企業の社風について理解しながら考えてみよう。

⑤今後の展望

最後に今後の展望について押さえましょう。今後の展望はその人のポテンシャルややる気が図られるので、自分の目標について答えましょう。

また、目標が高ければ高いほどより考え、自走しなければ達成できないため高い目標を伝えるのも良いかもしれません

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目標はただ伝えるだけでなく、いつまでにどのようにして達成するのかまで伝えられると良いですね。

長尾 美慧

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特に「学生のときに力を入れたこと」は入念に準備しよう

紹介されている5つの質問はいずれも重要ですが、「ガクチカ」とも言われる「学生のときに力を入れたこと」は特に練習をしておきましょう。面接官は、ガクチカの具体的なエピソードを通じて、入社後に活躍できるかを判断していることが多いです。もちろん自己PRでも同じことを判断しているのですが、具体的な取り組みが語られるガクチカの方がより重視される傾向がありますよ。

面接官は、具体的な取り組みを通じて「行動のモチベーション」や「思考力」「行動力」を評価しています。自己分析してガクチカを作り込むことも大切ですが、作り込んだ内容を魅力的に伝えられるよう練習しておくことも大切です。

優先順位をつけて面接練習をしたい人は、必ずガクチカの練習をしておくようにしてくださいね。

面接を練習しないでぶっつけ本番で臨むのはやめよう!

面接の練習をしないでぶっつけ本番で臨むことはやはりリスクが高いでしょう。せっかく高いポテンシャルをもっているのにそれを最大限発揮できずに面接官が終わってしまい、結果的に不採用になってしまってはもったいないですよね。

その企業での1回きりの面接で後悔しないためにもぶっつけ本番で面接に臨むのはやめ、たくさん練習して最善を尽くしましょう。

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