面接の手応えを過信するのは危険!面接中に感じるサイン10個を分析

この記事のアドバイザー

目次

  1. 面接の手応えを過信するのは要注意
  2. 面接で「手応えあり」と感じやすいサイン5つ
  3. ①面接時間が長い
  4. ②面接官が詳しく話を聞きたがる
  5. ③話が弾んで雰囲気がいい
  6. ④面接官が積極的にメモを取る
  7. ⑤面接官が自社の魅力について語る
  8. 面接で「手応えなし」と感じやすいサイン5つ
  9. ①面接時間が短い
  10. ②面接官の態度が冷たい
  11. ③うまく受け答えできなかった
  12. ④面接官に落ちたらどうするか聞かれる
  13. ⑤選考結果の連絡がなかなか来ない
  14. 面接での手ごたえについて疑問を感じている学生からよくある質問に回答!
  15. 面接の手応えは合否に関係ないことが多い

面接の手応えを過信するのは要注意

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接の手応えがありませんでした…」
「面接官の反応がよかったので絶対合格だと思います!」

という報告を受けることがよくあります。このように、手応えがあったかどうかで一喜一憂する就活生は少なくありません。しかし、手応えがあったから合格、なかったから不合格と決めるのは早いと言えます。自分で手応えがあったと感じても、面接官からの評価が低い場合もあるのです。もちろん、逆のパターンもあります。

面接官の反応だけで合否を決め付けると、その後の就活にマイナスの影響があるかもしれません。「絶対に内定した」と思って活動をおこたったり、「不採用だ」と思って必要以上に落ち込んだり。面接官の態度に左右されないためにも、面接で手応えを感じるシーンに隠された面接官の本音や注意点を知っておきましょう。

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面接で「手応えあり」と感じやすいサイン5つ

面接で手応えありと感じやすいサイン5つ

面接官がこのような反応を示した際に手応えを感じる就活生が多いですが、一概には言えません。これらは面接で得られやすい反応であり、「内定した」と確信を持つには早いです。ここからは、上記のような対応をする面接官側の意図についてご紹介しています。

面接の手応えについては動画でも解説中!!

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①面接時間が長い

面接時間が長いと、手応えがあったと感じる就活生が多いです。しかし、面接時間が長くなるのは「この就活生の話をもっと聞きたい」という他にも「人間性がなかなか見えてこない」というケースもあります。

面接官は、面接で就活生の人柄や価値観について知ろうとしているので、時間をかけてそれらを探っている状態と言えるでしょう。面接のチェックポイントなどは企業によって異なるので、他の企業の面接時間と比較してもあまり参考にならない場合が多いです。

面接時間が長かったと感じた学生はぜひこちらの記事も読んでみてください。

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②面接官が詳しく話を聞きたがる

面接官が詳しく話を聞きたがっているときも、手応えがあったと感じやすいです。しかし、これは面接官が合否に迷っている場合によく起こりやすいです。選考段階によっても違いがあるのですが、一次面接や二次面接の面接時間が長い場合は、合否に迷っていると言えます

一次面接や二次面接では、面接官はまだ就活生の人間性を掴み切れていません。そのために深掘りした質問が多くなり、結果面接時間が長くなることがあります。一方で、最終面接の面接時間が長い場合は、入社して欲しいと面接官が感じている可能性が高いです。長い時間話をすることで好意を示し、内定を承諾して欲しいと考える面接官もいます。

③話が弾んで雰囲気がいい

面接官との話が弾むと手応えを感じる就活生が多いですが、就活生が話やすいように面接官が話すテンポを合わせてくれている可能性が高いです。特に、リラックスした状態の就活生が見たいと考える面接官の場合は、カジュアルな雰囲気で面接を進めることが多くあります。あえてカジュアルに敬語を使わずに質問する面接官もいます。しかし、これは企業側の採用スタイルなので、当然合否には関係ありません。

④面接官が積極的にメモを取る

面接官が積極的にメモを取るというのも、回答内容を忘れないように書いているだけの可能性が高いです。後で採用会議などがある場合は他の社員にも面接の内容を伝える必要があるので、漏れなく共有できるようメモをする面接官もいます。

⑤面接官が自社の魅力について語る

面接官が自社の魅力について語ってくれると、自分を歓迎しているものと思いがちです。もちろん、入社して欲しいという意味を込めて自社の話をする面接官もいます。しかし、面接の手応えがあったかどうかの判断基準としては微妙です。就活生と言えど、社員として採用しない限りは一般顧客となります。企業のイメージを悪くしないため、今後も利用してもらうために自社の魅力について語っている可能性もあるのです。

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面接で「手応えなし」と感じやすいサイン5つ

面接で「手応えなし」と感じやすいサイン5つ

このようなサインがあったとき、面接に手応えがなかったと考える就活生が多いです。しかし、これだけで不採用だという確信を持つのは早いと言えます。面接を振り返ってこれらの事柄を思い返しても、すぐに不採用だと決めつけないようにしましょう。

こちらの記事でも、面接で落とされるサインについて解説しています、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。

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①面接時間が短い

面接時間が短いと手応えがないと感じやすいですが、面接官が早い段階で合格と決めている可能性もあります。一次面接や二次面接では、第一印象や人柄を重視して採用が進むので、色々な質問をしなくても印象重視で合格を決める面接官も多いです。

しかし、最終面接の時間が短い場合、合格と不合格どちらの可能性もあります。最終面接では、合格を決めた就活生に対して、時間をかけて不安を解消しようとする面接官も多いので、フォローもなく早く終わる場合は手応えなしと言えるかもしれません。

吉川 智也

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面接官が選考通過を確信して面接時間が短くなるケースもある

面接時間が短くなる場合、不合格と判断される以外にもさまざまなケースが考えられます。例えば、早い段階で次回選考に進められるレベルだと判断された場合も短くなることがあります。面接官も人間ですし、多岐にわたる業務をおこなっているので、早い段階で合否の判断をしようとしてくることもあります。だからこそ、結論から自身のPRをおこなうことが大切です。第一印象でわかりにくい説明だという印象を与えずに、端的にわかりやすく伝えましょう。

面接時間の短い場合について、こちらの記事で不合格のケースや合格のケースなど詳しく解説しています。気になる人はぜひ併せて読んでみてくださいね。

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②面接官の態度が冷たい

面接官の態度が冷たいと、いい評価を得られていないと落ち込む就活生が多いですが、不採用と一概には言えません。それは、冷たい態度を取って就活生のストレス耐性をチェックする面接官もいるからです。圧迫面接までいくと企業の印象を悪くするので控える面接官が多いですが、淡々と面接を進める面接官は多くいます。冷たい=手応えがないと考えず、ひとつの採用スタイルと捉えましょう。

塩田 健斗

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動じない心や度胸を示すことで対応しよう

社会人になって仕事をしていく中で、上司や取引先から問いただされることや、威圧感のある接し方をされる可能性も0ではありません。そのため、それを想定した上で、適性や覚悟感を見られる場合もあります。冷たいと感じる点があった場合は、それに対して動じない心を持つことであったり、それを上回るだけの度胸を示すといいと思います。

働く=楽なことではないので、そこに対してのイメージをしっかりと持てていれば企業様からの印象も逆によくなることもあります。何を問い詰められても大丈夫!という自信を持って対応できるように準備をしましょう!

ただし、以下の記事で紹介している例に当てはまるような面接は、面接官が冷たいわけではなく圧迫面接です。

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③うまく受け答えできなかった

これは面接官発信ではないですが、面接の手応えがなかった時の理由として「うまく受け答えできなかったから」「わかりやすく話せなかったから」と答える就活生は多いです。しかし、これはあくまでも自己判断なので、あまり落ち込まないようにしましょう。うまく話せなくても、面接官に伝わっていれば合格している可能性もあります。自分を責めずに、次への反省として活かすぐらいの気持ちでいましょう。

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④面接官に落ちたらどうするか聞かれる

「不採用になったらどうしますか?」という質問をされると、「えっ、落ちるの?」と不安になる就活生も多いと思います。しかし、これは本当に落とそうと思っているわけではなく、本気度を確かめるための質問です。就活生がどのように答えるかを見て、価値観を見ているとも言えます。

例えば「それどういう意味ですか?」とキレたり、「もっといい企業に就職します」と卑屈になったりすると、いい印象を与えません。こう言いたい気持ちもわかりますが、ここでは「絶対に御社に入社したい」という本気度を前向きに伝えることが大切です。

例文

例文

不採用になることは考えたくありません。私は御社が第一志望であり、絶対に入社したいと思っております。もし不採用になったとしたら、理由をお伺いした上で改善に向けて努力し、再度チャレンジさせていただきたいです。

⑤選考結果の連絡がなかなか来ない

選考結果の連絡が遅いと「落ちたのかな」と不安になりますよね。しかし、連絡が遅くなる理由は「不合格」だけではありません。例えば、応募者が多い企業では選考に時間がかかります。選考が進むにつれて慎重にジャッジしていくので、最終面接の合否連絡がもっとも時間がかかるという企業も多いです。だいたい1週間程度で連絡する企業が多いので、面接から2週間を過ぎていれば企業に問い合わせてみるといいでしょう。

面接の結果や時期はこちらの記事でも解説しているので、問い合わせ前に確認するようにしましょう。

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吉川 智也

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面接の合否を待つ間に次の選考の対策をしておこう

面接の合否を気にしたところで結果が変わるわけではありません。次の面接まで有意義に時間を使いたいのであれば、通過の連絡がいつきても選考が行われてもいいように振り返りをすることをおすすめします!受けた面接での質問や面接官の印象で、より企業への理解や印象が深まったはずです。

それを言語化し、企業への志望動機などをブラッシュアップします。企業研究や業界研究を深めることもできるでしょう。自分の中でうまく答えられなかった質問を振り返り、回答を深めブレないようにすることも大切です。最終面接であれば、一度就活から離れて趣味に没頭したり友達と思いっきり遊ぶなど、リフレッシュに使ってもいいでしょう。

面接での手ごたえについて疑問を感じている学生からよくある質問に回答!

面接で手ごたえを感じるときの特徴を知りたい学生や、手ごたえを感じていなかったのに合格だったことに疑問を感じている学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 面接で手ごたえを感じやすいときはどのようなときですか?

    面接官の反応が良かったときは、手ごたえを感じやすいのではないでしょうか。自分が話したことに対して笑顔で頷いてくれたり、回答に対して興味深く深掘りしてもらえると、嬉しさや安心感を得られますよね。また面接官から入社後の話をされると、「採用されるかも」と期待度が高くなるでしょう。双方向のコミュニケーションが円滑に取れると、内定に一歩近づいた感覚になりやすいといえますね。

  • 面接で手ごたえを感じなかったのに受かっていたのはなぜですか?

    面接で手ごたえを感じていなかったのに受かっていた理由として、「公平性を保つため」という点が考えられます。想定していた深掘り質問が全然されず、手ごたえがないと感じる学生もいますが、企業によっては面接官によって合否の偏りが出ないために、全応募者に同じことを質問するといった決まりがある場合もありますよ。

    また面接官の反応がいまいちだったと感じる学生もいますが、限られた時間で多くの質問をするために、必要最低限の反応をする面接官もいます。面接官の態度に左右されず、自分の考えをしっかり話すようにしましょう。

面接の手応えは合否に関係ないことが多い

面接が終わった後、手応えがあった、もしくはなかったと一喜一憂する就活生は多いです。しかし、面接官が自分の感情をそのまま態度に出すことはあまりありません。面接中に合否を決めていても、就活生に悟られないように進めることがほとんどです。ですから、面接官の発言や態度で嬉しくなったり落ち込んだりしても、あまり意味がないと言えます。

面接の手応えを過信し過ぎると、その後の就活に影響を与えることもあるので、参考程度にしておきましょう。あまりにも面接官の反応に左右されると、面接に集中できなかったり、評価を気にし過ぎてありきたりなことしか言えなくなってしまいます。面接には、自分らしさを発揮できるように自信を持って挑みましょう。

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