目次
- 就活で死にたいと感じるときは適切な対処で解決の糸口を見つけよう
- 就活で「死にたい」と感じるのは自分ひとりだけじゃない
- 5人に1人が就活中に「死にたい・消えたい」と感じている
- 8割の学生が「就活に不安がある」と回答している
- 就活で死にたいと思うときに知っておいてほしい3つのこと
- 就活がつらいのは自分だけじゃない
- 就職先だけで人生は決まらない
- 必ず手を差し伸べてくれる人はいる
- 就活で死にたいと感じるときは2ステップで対処しよう
- ステップ①自分が就活で死にたいと思う理由を知ろう
- 就活で死にたいと思う人の5つの傾向と理由
- ①就活の進め方に不安がある
- ②自分に自信がない
- ③就活に対して意識しすぎてる
- ④就活がうまくいかない
- ⑤周囲の目線を気にしてしまう
- ステップ②就活で死にたいと感じる理由別に適切に対処しよう
- 就活の進め方に不安がある人の対処法3選
- ①「何をしたいのかわからない」:合同説明会に参加しよう
- ②「向いてる仕事がわからない」:自分史で強みを見つけよう
- ③「何から始めたらいいかわからない」:就活のプロに相談しよう
- 自分に自信がない人の対処法2選
- ④「アピールする経験がない」:他己分析をしてみよう
- ⑤「自分をうまく伝えられない」:アピールするための型を知ろう
- 就活に対して意識しすぎている人の対処法3選
- ⑥「就活がすべてだと思っている」:就活以外の選択肢があることを知ろう
- ⑦「一生働く企業を選ぶべきだと思っている」:転職も視野に入れよう
- ⑧「就活がくだらないと感じている」:就活のメリットを考えてみよう
- 就活がうまくいかない人の対処法4選
- ⑨「第一志望の企業に落ちてしまった」:将来的に必要なスキルを考えよう
- ⑩「努力してるのに内定をもらえない」:視野を広げてみよう
- ⑪「何がいけないのかわからない」:第三者に相談してみよう
- ⑫「不採用が続き否定された気になる」:合格は自分との相性ととらえよう
- 周囲の目線を気にしてしまう人の対処法3選
- ⑬「期待にプレッシャーを感じる」:自分の幸せを最優先に考えよう
- ⑭「周りと比較してしまう」:周囲ではなく自分と向き合おう
- ⑮「ネットの情報に過敏になってしまう」:一度ネットから距離を置こう
- どうしても「死にたい」と思ってしまうときの対処法
- 一度就活を休んでリフレッシュしよう
- 電話相談を利用しよう
- 就活サービスに登録しよう
- 就活で「死にたい……」とならないための4つの予防策
- ①自分の特徴と対処法を知っておく
- ②ひとりで抱え込まず相談する
- ③ストレス発散方法を知っておく
- ④きつくなったら就活を休むことも検討する
- 就活で死にたいと感じたときは自分の状況を見極めて適切に行動しよう
就活で死にたいと感じるときは適切な対処で解決の糸口を見つけよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「就活がうまくいかなくて死にたいです……。」
「就活が死にたいくらいつらいです……。」
といった相談をよく受けます。就活がうまくいかなくて死にたいほど悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。就活を始めたいとは思っているけれど、何から始めたらいいかわからず「死にたい」と感じる学生もいるかもしれません。
就活で死にたいと思うときは、そう感じる理由を考え適切に対処することが解決に導くカギとなります。「つらいのは自分だけじゃない」ということを忘れずに、自分のペースで一歩ずつ前に進んでいきましょう。
就活で「死にたい」と感じるのは自分ひとりだけじゃない
まず知って欲しいことは、就活で「死にたい」と感じているのは自分ひとりだけではない、ということです。
学生の中には「誰も自分のことを理解してくれない」「つらいのは自分だけ」と感じている人もいるのではないでしょうか。しかし自分の未来を真剣に考えすぎてしまい、周囲に相談できずひとりで抱え込み、就活がつらいと感じる人は大勢います。
では就活で死にたいと思っている人はどれくらいいるのでしょうか、具体的な数字を見ていきましょう。
5人に1人が就活中に「死にたい・消えたい」と感じている
NPO法人ライフリンクが実施した「“就活自殺”の背景に迫る 『就活にかかわる意識調査』分析結果報告 」によると、学生の5人に1人が就活中に「死にたい・消えたい」と回答。
周囲は内定をもらえているのに自分だけもらえていなかったり、第一志望の企業に落ちてしまったり、就活では壁にぶつかることも多く、そのことから就活で死にたいと思う人もいます。
「就活がつらいのは自分だけ」と思っていても、世の中には死にたいほど就活がつらい人はほかにもいるのです。つらいときはひとりで抱え込んでしまいがちですが、周囲にも同じ悩みを持っている人がいるということを忘れないでくださいね。
8割の学生が「就活に不安がある」と回答している
マイナビが2022年11月に実施した「就職活動準備期間の心境調査」によると、学生の約8割が「就活に不安がある」と回答しています。
- 1つでも内定をもらえるのか
- 対面の面接でうまく話せるか
- 志望企業から内定をもらえるのか
就活は正解がないからこそ、「自分に合う企業がわからない」「自分のことをちゃんとアピールできているのかな」と不安になりますよね。しかし、学生のほとんどが就活に不安を抱えているということも知っておきましょう。
就活での不安の解消方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。よくある13の原因とその対策について詳しく解説していますよ。
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就活を前に不安が募りモチベーションが下がってしまったり、就活がうまくいかない不安からやる気がなくなってしまうこともありますよね。就活の不安は、まず不安の原因を明らかにして適切な対処をすることが重要です。この記事では、キャリアアドバイザーが就活の不安に合わせた対処法を解説しています。
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自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
就活で死にたいと思うときに知っておいてほしい3つのこと
就活で死にたいと思うときは気持ちがどんどん気持ちが後ろ向きになってしまいますよね。普段気にならないことも気になってしまったりすることもあるかもしれません。
そんなときに知ってほしい3つのことを紹介するので、就活で死にたいと感じるときはまずこちらを見てみてくださいね。
就活がつらいのは自分だけじゃない
就活で死にたいと思うときにまず知ってほしいことは、「つらいのは自分だけではない」ということです。就活がうまくいかなかったり、ほかの人と比べてしまったりすると、周囲に就活のことを相談できず「自分ひとりだけが取り残されている」と思うかもしれません。
しかし、就活は多くの人が経験する重要な局面です。正解がないからこそ、迷い、苦しむ学生も多いでしょう。
就活で死にたいと思う人は、「自分以外にも同じ悩みを持っている人がいる」ということを忘れないでくださいね。
就活がつらいと感じるときの乗り越え方についてはこちらを読んでおきましょう。
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就職先だけで人生は決まらない
「就職先だけで人生は決まらない」ということも、就活で死にたいと感じるときは知っておきましょう。学生の中には「自分が希望する企業に就職しないと人生が終わる」「就職先で一生が決まる」と感じている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
今は転職も当たり前となっています。もし希望する企業に最初から入社できなかったとしても、スキルを身に着けて、ゆくゆく目指すこともできますよね。
また、就職はあくまで人生の一部分でしかありません。仕事以外に趣味や家庭との時間など、人生には多くの要素があります。就職先だけで人生は決まらないので、あまり追い詰めなくても大丈夫ですよ。
就活で失敗しても人生は終了ではありません。失敗を避ける対策についてはこちらを読んでおきましょう。
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必ず手を差し伸べてくれる人はいる
就活で死にたいと思うときは、「必ず手を差し伸べてくれる人がいる」ということも覚えておきましょう。就活がつらく感じるときは、「自分の味方なんていない」と感じることがあるかもしれません。
しかし、どんなときでも必ずあなたを助けてくれる人はいます。あなたを理解し、あなたを支えたいと思う人が必ずいるのです。
- 学校の友人
- 家族
- 先生や教授
ただし、助けは自分からもとめにいくことも大切です。「助けたい」と思っていても、誰がその声をあげているのかがわからないと助けることができません。あなたがつらいとき、手を差し伸べてくれる人は必ずいます。勇気をもって「就活がつらい」と助けをもとめにいきましょう。
キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
就活がつらくて死にたいと感じてしまう場合は、物事に対するとらえ方を変えてみてはどうでしょうか。つらいと感じるときは、考え方がマイナス思考に陥ってしまっていることが多いです。そのため、普段はなんとも思わないことでさえ、つらく感じやすくなります。
そのようなときは、物事をポジティブに変換することが大切です。たとえば、なかなか面接に受からないときは「面接の場数を踏み、経験値が上がっている」と考えられます。ほかにも、就活の期間が周囲より長いことは「自分に合っている企業をじっくりと探すことができている」ととらえることができます。
気持ちをポジティブに変換していくことは、すぐに身につくことではありません。しかし、マイナス思考に陥っていると感じたときに毎回根気強くポジティブ変換をおこなえば、いつのまにかプラス思考が定着しているでしょう。ポジティブに物事をとらえることで気持ちも明るくなり、就活もうまく進めやすくなるかもしれませんよ。
就活で死にたいと感じるときは2ステップで対処しよう
就活生
就活で死にたいと感じるときはどうしたらいいですか?
キャリアアドバイザー
そのようなときは2つのステップで状況の打開を目指しましょう。
就活で死にたいと感じるときは、気持ちが後ろ向きになりがちです。そのような状態で闇雲に就活を続けても、いい結果につながらないかもしれません。そのため就活で死にたいと思うときは、まずはその状況から脱却することが大切ですよ。
- ステップ①自分が就活で死にたいと思う理由を知ろう
- ステップ②就活で死にたいと感じる理由別に適切に対処しよう
就活で死にたいと感じるときは、2つのステップで状況の打開を目指しましょう。自分の状況を見極めて、適切に対処することが解決の一歩ですよ。
それぞれのステップについてはこのあと詳しく解説します。
ステップ①自分が就活で死にたいと思う理由を知ろう
就活生
2つのステップがあることはわかったのですが、具体的になにをしたらいいですか?
キャリアアドバイザー
まずは就活で死にたいと感じる理由を考えることが重要です。5つの傾向と理由を紹介しますね。
就活で死にたいと感じるときは、まず自分が就活で死にたいと思う理由を知りましょう。理由の分析をすることで、自分が何に悩んでいるのかがわかるようになり、気持ちの整理をすることにもつながりますよ。
就活で死にたいと思う人の5つの傾向と理由
就活で死にたいと感じる人には、同じような不安を抱えていたり、性格が似ていたり一定の傾向が見られることも多いです。就活で死にたいと思う人の5つの傾向と理由を紹介するので、自分に当てはまるものがあるかチェックしてみてくださいね。
①就活の進め方に不安がある
就活で死にたいと思う人の傾向としてまず挙げられるのが、「就活の進め方に不安がある」という点です。自分が何をしたいのかがわからなかったり、向いている仕事がわからない、という人はこのように感じる可能性が高いですよ。
- 何をしたいのかわからない
- 向いてる仕事がわからない
- 何から始めたらいいかわからない
この傾向に当てはまる人は、まずは行動をしてみることで「死にたい」という気持ちから脱却できる可能性があります。詳しい方法についてはステップ②で解説しますね。
②自分に自信がない
「自分に自信がない人」も就活で死にたいと感じることがあります。企業にアピールする経験がないと感じていたり、自分をうまく伝えることができないと思っている人はこちらに当てはまるでしょう。
- アピールする経験がない
- 自分をうまく伝えられない
自分に自信がないことから死にたいと感じてしまう人は、自分に自信を持つために人に意見をもとめたり、自信を持つための方法を知ることが大事ですよ。
③就活に対して意識しすぎてる
就活で死にたいと感じる人は、「就活に対して意識をしすぎている」ことも理由として挙げられます。就活しか選択肢がないと思っていたり、一生働き続ける企業を選ばなけばならないと感じている学生はこのタイプといえます。
- 就活がすべてだと思っている
- 一生働く企業を選ぶべきだと思っている
- 就活がくだらないと感じている
この傾向の人は就活に対しての見方を変えてみることで、就活で死にたいと感じる状況から脱却できる可能性があります。
④就活がうまくいかない
「就活がうまくいかない」人も就活で死にたいと感じやすいです。志望する企業から内定がもらえなかったり、不採用が続いて自分を否定された気がするようなときには、就活がつらく感じてしまいますよね。
- 第一志望の企業に落ちてしまった
- 努力してるのに内定をもらえない
- 何がいけないのかわからない
- 不採用が続き否定された気になる
就活がうまくいかないときは、思い切って今まで見ていた業界・企業から違うところを見てみることもおすすめですよ。視野を広げてみることで、それまで気が付かなかった魅力を見つけられたり、自分の力を発揮できる仕事に出会うことができるかもしれません。
就活がうまくいかない人はこちらも参考にしてくださいね。
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就活がうまくいかない理由は3つ|対策17選から今必要な一手を選ぶ
就活がうまくいかない時、「どうしてうまくいかないのか」「どうすればうまくいくのか」が気になるところですよね。この記事では、キャリアアドバイザーが就活がうまくいかないときの対処法を解説しています。
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⑤周囲の目線を気にしてしまう
就活で死にたいと感じるときは「周囲の目線を気にしてしまっている」ことも要因の1つとして考えられます。友人と自分を比較してしまったり、ネットの情報に敏感になってしまう学生もいるのではないでしょうか。
- 期待にプレッシャーを感じる
- 周りと比較してしまう
- ネットの情報に過敏になってしまう
就活の最終ゴールは「自分が幸せになる」ことです。そのため周囲と比較したり、ネットの情報に踊らされる必要はありません。
自分自身に向き合い、自分が幸せになる道を選択できるようにしてくださいね。
ステップ②就活で死にたいと感じる理由別に適切に対処しよう
就活生
自分が就活で死にたいと思う理由はわかりました。このあとは何をしたらいいですか?
キャリアアドバイザー
理由がわかったのは大きな一歩ですね。次は理由別に適切に対処していきましょう。
就活で死にたいと感じる理由を知ったあとは、それぞれの理由別に適切に対処することが重要です。理由別に15個の対処法を紹介するので、自分に当てはまるか確認してみてくださいね。
就活の進め方に不安がある人の対処法3選
- 「何をしたいのかわからない」:合同説明会に参加しよう
- 「向いてる仕事がわからない」:自分史で強みを見つけよう
- 「何から始めたらいいかわからない」:就活のプロに相談しよう
就活の進め方に不安がある人は、まず一歩踏み出してみることが大切です。自分のことがわからなかったり、何から就活を始めたらいいかわからない人におすすめの3つの対処法を紹介します。
①「何をしたいのかわからない」:合同説明会に参加しよう
何をしたいのかがわからない人は、合同説明会に参加してみましょう。合同説明会とは複数の企業が短時間で企業の紹介をする説明会です。
合同説明会に参加することで、幅広い業界・企業について知ることができます。自分に合う、合わないを効率的に見極めることができるので、何をしたいのかわからない人におすすめの方法ですよ。
またオンライン説明会であれば、対面のものよりも気軽に参加できます。オンライン説明会について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてくださいね。
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②「向いてる仕事がわからない」:自分史で強みを見つけよう
自分に向いている仕事がわからない人は、自分史で強みを見つけることがおすすめです。自分史とは、自分の過去の経験を洗い出し、まとめたものです。過去の出来事を洗い出すことで、自分の強みを見つけることができますよ。
自分の強みを活かせる仕事であれば、入社後活躍することができてイキイキ働くことにつながります。自分の向いている仕事がわからないときは、自分の強みから考えてみることが答えを見つける近道です。
自分史の作り方についてはこちらを読んでおきましょう。
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③「何から始めたらいいかわからない」:就活のプロに相談しよう
何から就活を始めたらいいかわからない人は、就活のプロに相談してみましょう。世の中には就活をサポートするためのさまざまなサービスがあります。
特に就活エージェントは、過去の経験から学生に合う企業を一緒に探してくれたり、自己PRやガクチカなどを一緒に考えてくれたり、就活を全体的にサポートしてくれるサービスです。
担当のアドバイザーが二人三脚で就活をサポートしてくれるので、「何をしたらいいかわからない」という人には非常におすすめですよ。
自分に自信がない人の対処法2選
- 「アピールする経験がない」:他己分析をしてみよう
- 「自分をうまく伝えられない」:アピールするための型を知ろう
自分に自信がない人は周囲に自分の強みを聞いたり、就活のテクニックを身に着けるなど、自信をつけるための方法を知ることが大事です。
自信がないことから就活で死にたいと感じる人におすすめの2つの対処法を紹介します。
④「アピールする経験がない」:他己分析をしてみよう
アピールする経験がないと思っている人には他己分析がおすすめですよ。他己分析とは、他者から自分の強みや弱みなどを教えてもらい、客観的に自分のことを知ることです。
他己分析を通じて、自分では気が付かなかった強みを見つけられたり、自分では大したことないと思っていたけれど周囲から見たらすごいことを知ることができたり、自分の新たな一面に気が付くことができますよ。
キャリアアドバイザー
人から褒められたり、認められることで自分の自信にもつながりますよ。
他己分析の詳しいやり方についてはこちらをよんでおきましょう。
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⑤「自分をうまく伝えられない」:アピールするための型を知ろう
自分のことをうまく伝えられない人は、アピールするための型を知ることから始めましょう。アピールする内容は同じでも、伝え方が違うだけで企業への印象は大きく変化しますよ。
おすすめはPREP法と呼ばれるものです。PREP法とはPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字を取ったもので、文章をわかりやすく伝えるのに長けている方法です。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
面接で質問をされたときは、結論から話すことを意識しましょう。相手の質問をオウム返ししてから回答すると、結論から話すことができますよ。
面接で好印象を残す方法についてはこちらを読んでおきましょう。
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就活に対して意識しすぎている人の対処法3選
- 「就活がすべてだと思っている」:就活以外の選択肢があることを知ろう
- 「一生働く企業を選ぶべきだと思っている」:転職も視野に入れよう
- 「就活がくだらないと感じている」:就活のメリットを考えてみよう
就活に対して意識しすぎている人は、就活への見方を変化させることが効果的です。見方を変えるだけで、就活へのイメージが変わり、状況の打開につながる可能性がありますよ。
⑥「就活がすべてだと思っている」:就活以外の選択肢があることを知ろう
就活がすべてだと思っている人は、就活以外にも選択肢があることを知りましょう。学生の中には就職しか道がないと考えている人もいますが、就職はあくまで1つの選択肢でしかありません。
- 留学する
- 進学する
- 既卒として就活する
就職以外の道として、たとえば留学や進学があります。また、卒業してから既卒として就活をする手段もありますよ。
キャリアアドバイザー
選択肢はこれ以外にもたくさんあります。「就職できなかったら終わる」などと思わず、肩の力を抜いても大丈夫ですよ。
⑦「一生働く企業を選ぶべきだと思っている」:転職も視野に入れよう
就活で死にたいと感じる学生の中には「一生働く企業を選ばないといけない」と慎重になっている人もいるのではないでしょうか。以前と比べ、現在は転職など、さまざまなキャリアに挑戦することを選ぶ社会人も増えてきています。そのため、「今の選択が今後の人生を決める」と神経質になりすぎる必要はありませんよ。
もちろん1社の中で長く働きたい学生もいるでしょう。ただし、あくまでも「自分が幸せになる」ことが就活のゴールなので、もし就職先が自分に合わなかった場合にも一生働き続ける必要はありません。
キャリアアドバイザー
企業に属さないフリーランスなどの働き方もあります。「企業に入社する」だけが選択肢ではないことも覚えておきましょう。
⑧「就活がくだらないと感じている」:就活のメリットを考えてみよう
就活がくだらないと感じることから、死にたいと思う人は就活のメリットを考えてみましょう。
たとえば一斉情報解禁や黒髪・黒スーツなど、全員で足並みをそろえることを重視する日本の就活に対して違和感を感じている人もいるかもしれません。
そのような学生は、メリットを考えてみると就活へのイメージも変わる可能性があります。
一斉に情報が開示されることで、それまでの学生生活を全力で過ごせますし、同じ髪色・服装だからこそ、見た目ではなく自分の「中身」で判断してくれるなどのメリットがあげられます。
このように見方を変えるだけで、ただ就活がくだらないという考えから、少し前向きなイメージを持つことができるようになりますよ。
就活がくだらないと感じる学生はこちらも参考にしてくださいね。
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「就活がくだらない」から脱却! 前向きに捉える5つの方法
就活がくだらないと感じてしまったときは、その理由を知ることで前向きに捉えましょう。今回は就活がくだらないと感じてしまう人の特徴や理由3つを紹介します。またそこから脱却する方法もキャリアアドバイザーが紹介しているので、就活をくだらないと感じてしまう人はチェックしてみてください。
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就活がうまくいかない人の対処法4選
- 「第一志望の企業に落ちてしまった」:将来的に必要なスキルを考えよう
- 「努力してるのに内定をもらえない」:視野を広げてみよう
- 「何がいけないのかわからない」:第三者に相談してみよう
- 「不採用が続き否定された気になる」:合格は自分との相性ととらえよう
就活がうまくいかないと死にたいと感じてしまうこともあるかもしれません。就活がうまくいかないときは、今まで見ていたところと違う業界・企業を見たり、客観的な意見をもらうことで好転する可能性があります。
就活がうまくいかないときの4つの対処法を紹介するので、なかなか結果に結びつかない人は参考にしてくださいね。
⑨「第一志望の企業に落ちてしまった」:将来的に必要なスキルを考えよう
第一印象の企業に落ちてしまったときは、将来的に必要なスキルを考えましょう。第一志望の企業に入社できないとなると落ち込みますよね。しかし、いつまでもそのことをひきずったままだと、ほかの企業の選考結果にまで影響しかねません。
そのため本命の企業に落ちたとしても気持ちを切り替えることが大切になります。その際「なぜその企業を志望していたか」を改めて考えてみましょう。入社したかった理由がその企業でしか成し遂げられないことであれば、転職するために必要なスキルを身に着けられる企業を選ぶべきです。
その企業以外でも成し遂げられることなのであれば、不採用だった理由を分析して、次の面接に活かしましょう。
⑩「努力してるのに内定をもらえない」:視野を広げてみよう
努力しているのにもかかわらず内定をもらえないという人は、視野を広げてみるのがおすすめです。なかなか結果が出ないときは、同じ分野で就活を続けても状況が変わらない可能性があります。
今までとは違う業界や企業をみることで、「案外いいかもしれない」というものが見つかるかもしれません。もし見つからなかったとしても、ほかの業界・企業を見たことで今までと違う角度で志望するところを見れるようになるでしょう。
キャリアアドバイザー
面接でも「ただA業界がいい」ではなく、「BでもCでもなく、A業界がいい」というふうに説得力をもって志望動機を伝えられるようになりますよ。
⑪「何がいけないのかわからない」:第三者に相談してみよう
就活で不採用になったときに、何がいけないかわからないと死にたいと感じてしまうかもしれません。面接で好感触だった場合はなおさらそう感じてしまいますよね。
企業の多くは不採用理由を教えてくれません。そのため何がいけないかわからないときは第三者に相談するのがおすすめです。
- キャリアセンター
- 就職エージェント
その際キャリアセンターや就活エージェントなど、就活の知識を持っている人に相談するようにしましょう。友人や先輩からもらったアドバイスが、「実は企業目線で見たときには異なっていた」なんてこともあるので、就活に精通している人を頼るようにしてくださいね。
⑫「不採用が続き否定された気になる」:合格は自分との相性ととらえよう
不採用が続くと自分を否定された気にもなりますよね。そんなときは「合格は自分との相性」ととらえるようにしましょう。
就活のゴールは「自分が幸せになる」選択をすることです。不採用が続くからといって、本来の自分とは違うことをアピールして内定をもらえたとしても、入社後にミスマッチをおこしてしまう可能性もあります。
ミスマッチを起こさないためには、自分の強みを活かせる仕事についたり、同じ考え・価値観を持った人と働くことが重要です。不合格になったときは、自分を偽るのではなく、「この企業は自分には合わなかったんだな」ととらえるようにしましょう。
周囲の目線を気にしてしまう人の対処法3選
- 「期待にプレッシャーを感じる」:自分の幸せを最優先に考えよう
- 「周りと比較してしまう」:周囲ではなく自分と向き合おう
- 「ネットの情報に過敏になってしまう」:一度ネットから距離を置こう
周囲の目線を気にしてしまい、就活で死にたいと感じてしまう学生もいますよね。そんなときは周囲ではなく、まずは自分に目線を向けるようにしましょう。
周囲の目線を気にしてしまう人におすすめな3つの対処法を紹介するので、周りの視線が気になる人は参考にしてくださいね。
⑬「期待にプレッシャーを感じる」:自分の幸せを最優先に考えよう
周囲の期待にプレッシャーを感じる人もなかにはいますよね。そんなときは自分の幸せを最優先に考えるようにしてみましょう。
もし周囲が期待するような就職先に入社できたとしても、仕事をするのは自分自身です。自分が望んだ道ではなかったとしたら、仕事のモチベーションを保つことができなかったり、同僚との考え方の違いにギャップを感じてしまうかもしれません。
就活は自分と向き合い、自分が幸せになる仕事を見つけることが最終的なゴールです。自分で考えて自分自身で意思決定をすることが、自分の幸せにつながりますよ。
⑭「周りと比較してしまう」:周囲ではなく自分と向き合おう
周囲と比較してしまい、就活で死にたいと感じる学生もいるのではないでしょうか。周囲の人が内定を複数もらっていたり、就活を終えていたりすると焦ってしまいますよね。
しかし、多くの内定をもらっても入社できるのは1社なので、内定の数は関係ありません。また、就活を早く終えたからといって、その後幸せな人生を歩める保証もないですよね。
さらに、ほかの人にとっての「いい企業」が自分にとっても最善の企業とは限りません。そのため周囲と比較するのではなく、自分自身と向き合い自分の強みが活かせる仕事、自分がやりたいことを実現できる企業を見つけましょう。
⑮「ネットの情報に過敏になってしまう」:一度ネットから距離を置こう
就活への不安から、ネットの情報に過敏になってしまう学生もいますよね。心が不安定な状態でネットの情報を見てしまうと、より不安な気持ちが大きくなってしまうこともあるので、そのようなときは一度ネットから距離を置きましょう。
たしかにネットは、いろいろな人が自分の考えを載せることができるので、生の声を知ることができるかもしれません。しかし、匿名がゆえにうその情報や、誇張した情報が載っていることも事実です。
就活に対してネガティブな気持ちがある状態では、何が正しく何が違うのかを識別することが難しい可能性があるので、就活がつらいときはネットから距離を置き、信頼のおける人に相談するようにしてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
就活で死にたいと感じるとき、状況を打破するために理由を分析して対処することも大切です。しかし、気持ちがあまりにも落ち込んでいるときには、そもそも死にたいと思う理由を分析することもつらいと感じてしまうこともあるかと思います。そのようなときは、無理をせず、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。
たとえば、毎日5分だけ時間を確保し、その日つらかったことを書き出してみます。この時点でつらい気持ちが強い場合は、気持ちを書くだけで十分です。もし余裕があれば、改めて5分時間をとり、つらい気持ちはなぜ生じたのか、何をすればつらい気持ちを解消できそうか考えてみましょう。
このような形で、自分ができる範囲で無理せず進めていくことが大切です。無理をしてしまうと、余計につらくなり、逆効果となってしまう可能性もあります。死にたいと感じてしまうときは、まずは自分の気持ちを優先したうえで、できることに少しずつ取り組んでいきましょう。
どうしても「死にたい」と思ってしまうときの対処法
就活生
やっぱり就活がつらすぎて死にたいと感じてしまいます……。
キャリアアドバイザー
つらいですよね。どうしても死にたいと感じてしまうときの対処法についても紹介するので参考にしてくださいね。
就活で不合格が続いたり、自分だけうまくいかなかったりするとどうしても「死にたい」という気持ちになってしまうこともありますよね。そのようなときに効果的な3つの方法を紹介していきます。
一度就活を休んでリフレッシュしよう
就活で死にたいと感じてしまうときは、一度就活を休んでリフレッシュすることも大切です。気持ちが後ろ向きなときは、何事もネガティブにとらえてしまいがちです。その状態で就活を進めてもうまくいかない可能性が高く、さらに後ろ向きな気持ちになってしまうかもしれません。
- 音楽を聴く
- 読書する
- お風呂に浸かる
- 趣味に没頭する
- 軽い運動をする
- 友人と話す
つらいときは一度就活を離れ、趣味や好きなことに没頭しましょう。気持ちをリセットして再出発することで、就活がうまくいく可能性もあります。就活がつらいときは勇気をもって「就活を休む」という選択も大事ですよ。
電話相談を利用しよう
就活がつらくて死にたいと感じるときは、電話相談も利用してみましょう。電話相談とは厚生労働省が公認している、困ったときに電話で相談できるサービスです。
誰かに話すことで、自分の気持ちを整理できることもあります。あなたはひとりではありません。つらいときはひとりで抱え込まず、相談しましょう。
キャリアアドバイザー
電話だけでなく、チャットで相談できるサービスもありますよ。
就活サービスに登録しよう
就活で死にたいと思うときは、就活サービスに登録することも視野にいれましょう。就活で死にたいと感じる理由の1つに「就活がうまくいかない」というものがあります。就活サービスを活用することで、就活がうまくいく可能性があるのでぜひ検討してみてくださいね。
- 逆求人サイト:企業からオファーをもらえる
- エージェントサービス:就活のプロがサポートしてくれる
逆求人サイトやエージェントサービスでは、自分が今まで見てこなかった業界や企業と出会える可能性があります。内定をもらうためには自分の適性に合った企業を受けることも大切なので、強みを活かせる企業を見つけることもできますよ。
エージェントサービスでは自己PRやガクチカなどを就活のプロが添削してくれます。就活がうまくいかない人は、何をしたらいいかわからない人も相談してみてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
就活がつらく死にたい気持ちを解消できない場合は、一度就活を休むことをおすすめしました。しかし、なかには就活を休むことに踏み切れない学生もいるのではないでしょうか。休むことでさらに就活に遅れてしまうと不安に感じてしまうこともあるかもしれませんが、その必要はありません。
そもそも、就活は早く終了できればいい、というものではありません。就活の成功は、早く終わらせることではなく、「自分に合った企業に入社すること」です。死にたいという気持ちを抱えたまま就活を続けたとしても、気持ちが落ち込んでなかなか身に入らないこともあるでしょう。無理をした状態だと、普段なら問題なく進められることもうまくいかなくなってしまうものです。
気持ちを立て直すために、一度就活を休む勇気をもちましょう。どうしても気がひける場合は、まずは1日休んでみると良いですよ。1日自分の好きなことを好きなだけ楽しむ時間をつくると、良いリフレッシュになります。楽しんだ分「次の日から改めて頑張ろう」と気持ちを入れ替えやすくなるかもしれません。
就活で「死にたい……」とならないための4つの予防策
就活で死にたいと思わないためには、事前に予防をしておくことも大切です。ここでは4つの予防策を紹介するので、就活で死にたいとなるのを未然に防ぎましょう。
①自分の特徴と対処法を知っておく
就活で死にたいと思わないためには、まず自分の特徴と対処法を知っておきましょう。特徴を知るためには家族や親しい友人など、自分のことをよく知っている人に聞いてみるのがおすすめです。また、対処法は先輩や友人に聞いてみるといいでしょう。
自分のことがわかっていると、異変を感じたときにすぐに対処できるようになります。そのためもし就活でつらくなったとしても、「死にたい」と思うまで追い詰めることを防止できますよ。
②ひとりで抱え込まず相談する
ひとりで抱え込まず相談をすることも、就活で死にたいと思わないためには重要ですよ。就活はやることが多かったり、うまくいかないこともあったり、どうしてもひとりで就活を進めるとネガティブな気持ちになりがちですよね。
- 友人
- サークルやアルバイト先の先輩
- 就職エージェント
- 就活カフェ
定期的に周囲に最近あったことや悩んでいることを吐き出すことで、リフレッシュすることができます。また人と話すことで状況を打開する新たな発見もあるかも知れません。
キャリアアドバイザー
自分を追い詰める前に、ぜひ周囲の人に相談してくださいね。
③ストレス発散方法を知っておく
就活で死にたいとならないためには、ストレス発散法を知っておくことも効果的です。ストレス発散法があると、就活で嫌なことがあってもそれを発散することができます。
- 体を動かす
- 声を出す
- 好きなものを食べる
- しっかり寝る
- お風呂に浸かる
- 趣味に没頭する
- 旅行など普段とは違うことをする
ストレスの発散方法は自分なりのもので大丈夫です。大切なのはストレスを発散して自分の気持ちをリフレッシュすることなので、就活でつらいと感じたときは実践してみてくださいね。
就活のストレス発散法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
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④きつくなったら就活を休むことも検討する
就活で死にたいとならないためには、きつくなった段階で就活を休むことも検討しましょう。就活を休むことは勇気がいることですが、気持ちが下を向いている状態ではそのまま就活を進めてもいい結果につながらないこともあります。
- 1日好きなことに費やす
- 新しくエントリーすることやめる
- 期間を決めてほかのことをする
- 休学する
そのことからさらに気持ちが沈んでしまい、就活で死にたいと思うまでに追い詰められてしまう可能性もあるのです。負のループに陥らないためにも、少しでもきついと感じたら、就活を休むことも視野に入れましょう。
就活で死にたいと感じたときは自分の状況を見極めて適切に行動しよう
就活で死にたいと感じるときは、そう思う理由を考え、理由に対して適切に対処することが大切です。死にたいと感じるときは気持ちがどんどん後ろ向きになりがちなので、自分のことを冷静に見つめなおすことが効果的ですよ。
また就活がつらいときは、一度立ち止まって周囲を見渡してみてください。就活で死にたいと思うのは自分だけじゃありません。苦しいと感じる人を助けたいと思う人もいます。どんなことがあっても、何を言われても、自分が「幸せになること」が一番の目的なのです。
自分のペースで、自分が幸せになる道を考えていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
就活がつらいと感じた時は、ひとりで悩まずに、可能な限り周囲に相談しましょう。就活は基本的に、自分だけで進めることが多いです。また、就活に関する悩みはセンシティブなことのため、家族や友人に相談しづらい人もいるでしょう。その結果、悩みや不安を抱え込み、悪循環に陥り「死にたい」という気持ちがどんどん強くなってしまう可能性があります。
しかし、大小はあれど、誰もが就活に対し一度は「つらい」と感じたことがあるものです。また、学生が就活に対してつらいと感じるポイントは共通していることも多いです。思いきって友人に相談をしてみると、実は相手も同じ悩みを抱えていた、なんてこともあるでしょう。周囲に悩みや不安を共有した方が、共感しあえる仲間が見つかりやすいですし、悩みに対する打開策も発見できるかもしれません。
もし家族や友人に相談することがどうしても難しい場合は、大学のキャリアセンターの職員やカウンセラーなどに頼ってみることも1つの手です。まったく面識のない相手であれば、悩みを打ち明けやすくなる人もいるでしょう。
ひとりでつらい気持ちを抱え込まないように、相談できる人を見つけてくださいね。