目次
- 面接で答えられなくてもチャンスはある! 原因別の対策と誠実な姿勢を徹底しよう
- 大前提を知っておこう!「面接で答えられない」=不合格ではない
- 回答内容だけでなくやりとり全体から人柄を見ているから
- 「答えられない」という状況での誠実さや人間性を見ているから
- わざと答えにくい質問をして対応力を見ているから
- 「面接で答えられない」が改善されない人へ:答えられない要因を特定しよう
- 原因①:面接対策が不足している
- 原因②:答えにくい質問にどう切り返せば良いかわからない
- 原因③:面接で緊張し過ぎてしまう
- 原因別対策①:面接対策が不足している人がすべき4つの準備
- ①自己分析や企業分析など基本的な対策を徹底する
- ②想定質問をリストアップして回答を準備する
- ③深掘りの質問を予想して回答を準備する
- ④実際に声に出して喋る練習をする
- 原因別対策②:答えにくい質問へ対処するための2つの準備
- ①短時間で自分の考えをまとめる練習をする
- ②誠実に答えようとする姿勢を心掛ける
- 原因別対策③:緊張し過ぎてしまう人がすべき3つの準備
- ①完璧な回答を目指さないように心掛ける
- ②自分なりのルーティンを決める
- ③模擬面接の回数を重ねて場慣れしておく
- それでも答えられない場合もある! 面接当日にピンチになったときの対応方法
- 活用しよう! 面接でうまく答えられない場合に使える便利なフレーズ3選
- フレーズ①「申し訳ございません、少し考えるお時間をいただけますか?」
- フレーズ②「ご質問いただいた〇〇とは、〇〇という認識でよろしいでしょうか?」
- フレーズ③「申し訳ございません、勉強不足でわかりません。帰宅後すぐに調べたいと思います」
- うまく答えられなかった面接のあとにできる2つの挽回法
- 面接の最後や退出時に改めて言い直す
- 面接後のお礼メールに伝えたかった内容を添える
- これだけは絶対に避けて! 面接で答えられず良い印象を残せない3つのケース
- ①すぐあきらめて「わからない」と言ってしまう
- ②何も言わず長時間黙ってしまう
- ③見切り発車でまとまりのない話をしてしまう
- 面接でうまく答えられない人によくある質問に回答!
- 面接で答えられないと不合格になりますか?
- 面接で答えられない場合どのように振る舞えば良いですか?
- 面接で答えられない=不合格ではない! 万全な対策と誠実な態度で面接を突破しよう
面接で答えられなくてもチャンスはある! 原因別の対策と誠実な姿勢を徹底しよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から、
「面接でうまく答えられません」
「面接で答えられないときはどうしたら良いでしょうか」
という相談をよく受けます。面接は、初対面の面接官に向けて自分をアピールしなければならないなど、学生にとってハードルが高く感じられることも多いですよね。面接で答えられないときは、原因別に対策をすることや、誠実な姿勢で臨むことが大切ですよ。
この記事では、面接でうまく答えられない状態を改善するための対策方法や、本番で答えられなくなってしまった場合の対応方法を解説します。まずは何が原因なのかを見極めて、適切な対策を取れるようになりましょう。
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大前提を知っておこう!「面接で答えられない」=不合格ではない

就活生

キャリアアドバイザー
面接で答えられなくても、合格できる場合もあります。最後まで粘り強く受け答えすることが大切ですよ。
面接では、緊張や正しく答えなければというプレッシャーもあり、真面目な人ほどうまく答えられないと感じるケースが多いです。
しかし、面接で答えられなくても、それだけで不合格とは限りません。なぜなら、合格・不合格はさまざまな要素を総合的に判断した結果決められるものだからです。
一つの質問に答えられなかったとしても、ほかの回答が非常に良かった場合は合格になる場合がある一方で、すべての質問に流暢に答えられていても不合格になる場合もあります。
そのため、面接でうまく答えられなかったからといってあきらめてしまうのではなく、最後まで粘り強く面接に臨むことが大切ですよ。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ「面接でうまく答えられなかった」と落ち込むのは無理もない
面接官は完璧な回答を求めていないことを心に留めておこう
面接後、「うまく答えられなかった……」と後悔や不安な気持ちで落ち込んでしまう経験は、誰にでもあるものです。面接という非常に緊張する場面で、完璧に答えることは難しいですし、不安になるのも無理はありません。
しかし、面接官はまるで台本を読んでいるかのような「完璧な回答」を求めているわけではありません。むしろ、少し詰まってしまうくらいのほうが、人間味や素直さが伝わって面接官も親身になって聞いてくれるものです。だからこそ、面接後に過度に心配しすぎる必要はありません。
もし面接でうまく答えられなかったと感じた場合は、「どのような質問に答えられなかったのか」を具体的に思い出し、その質問に対する回答をじっくり考えてみましょう。そうすることで、次の面接で同じような質問をされたときに、過度なプレッシャーを感じることなく落ち着いて回答できるようになるはずです。
どうしても面接がうまくいかず「怖い」と感じるようになってしまった場合は、まずこちらの記事を確認してみましょう。なぜ怖いと感じるのか、どうすれば克服できるのかがわかりますよ。
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回答内容だけでなくやりとり全体から人柄を見ているから
面接官が見ているのは、単なる知識や模範的な答えではありません。その人がどう考え、どう受け止め、どんな表現でコミュニケーションを取るのかというプロセス全体を観察しています。取り繕わず、自分の気持ちを正直に伝えることが大切ですよ。
- 「少し考えても良いでしょうか」と一言添える
- 「自分なりにこう考えてみました」と誠実に伝える
表情や姿勢、声のトーンといった非言語的な要素からも、人柄や誠意は十分に伝わります。緊張してうまく話せなかったとしても、「この人なら周囲と良い関係を築けそうだな」と面接官が感じれば、それだけで評価は大きく変わるのです。
面接で重視されがちな非言語的な要素の一つに、身振り手振りがあります。面接のなかに適切に取り入れることで、自分の魅力をよりアピールしやすくなりますよ。こちらの記事で身振り手振りの取り入れ方を解説しているので、参考にしてください。
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「答えられない」という状況での誠実さや人間性を見ているから
就職活動は、完璧な人を探す場ではありません。企業が求めているのは、「わからないことにどう向き合い、成長していけるか」というポテンシャルです。だからこそ、わからないことをごまかさず、正直に向き合えるかどうかも面接で見ています。
- すみません、まだ勉強中で知識が十分ではないかもしれません
- ○○という考え方もありますが、自分の意見はまだまとまっていません
逆に、知ったかぶりや話を取り繕うような対応は、マイナスな印象につながります。

キャリアアドバイザー
特に新卒の場合、企業は「素直さ」を求めていることが多いです。もちろん準備不足は避けたいですが、わからないことには「わからない」と正直に答える姿勢も大切ですよ。
わざと答えにくい質問をして対応力を見ているから
面接内のすべての質問が「正解ありき」で出されているわけではありません。実は、あえて困らせるような質問を投げかけることで、面接官はあなたのリアルな反応を見ようとしていることもあるのです。
- あなたの短所を3つ挙げてください
- もし入社後にやりたくない仕事を任されたらどうしますか?
上記のような事前に想定していないと答えにくい質問をして、その場でどう考え、どう受け止め、どう自分の言葉にしていくかに注目しています。
想定外の場面でこそ、その人の素の思考力・柔軟性・冷静さが現れます。企業は、こうした人間力を面接で見ているのです。

キャリアアドバイザー
答えが出なくとも、「今まで考えたことがなかったですが……」「この場ではうまく答えられないのですが、自分にとって大事な視点なので後で整理したいです」といった姿勢を見せることが大切です。
キャリアアドバイザーが読み解く!面接で企業が重視する3つのポイント
自己分析や企業とのマッチ度・将来のビジョンが見られる
面接でうまく答えられなかったとしても、面接全体で企業が重視するポイントをしっかりと押さえていれば、合格をつかむことは十分に可能です。評価ポイントは大きく分けて3つあります。
1つ目は、「自己分析がしっかりとできているか」です。企業は、自分自身を深く理解しているか、そしてこれまでの経験や強みをわかりやすく伝えられるかを見ています。
2つ目は、「企業が求める人物像に合致しているか」です。企業が求める人物像と、学生の志向性やスキルがマッチしているかどうかも重視していています。自分なりの言葉に落とし込み、具体的にどういった点がマッチしているのか適切に伝えることができれば、企業はあなたの入社後に活躍するイメージを持ちやすくなります。
3つ目は、「将来のビジョンが明確で、それを入社後に自社で実現できるか」です。企業は「将来のビジョンを明確に持っているか」「それを自社でかなえられるかどうか」を見ています。
ほかにも多くの学生が「事前に準備していないと答えにくい」と感じがちな質問として、どのようなものがあるのか知りたいときは、こちらの記事が参考になりますよ。
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「面接で答えられない」が改善されない人へ:答えられない要因を特定しよう


就活生
そうはいっても、面接でうまく答えられないと落ち込んでしまいます……。

キャリアアドバイザー
気持ちはよくわかります。ただ、落ち込んでいるだけでは前に進めませんよ。次の面接で答えられるようになるためにも、まずは原因を分析しましょう。
「面接でうまく答えられない」という状況を脱するためには、まず何が原因で答えられないのか考えることが重要です。原因によって対策方法はさまざまなので、自分は何が原因でうまく答えられないのか振り返ることから始めましょう。
原因①:面接対策が不足している
面接で答えられない時、まず原因として考えられるのは面接対策不足です。
十分な対策をしないまま面接に臨んでしまうと、自信を持って受け答えすることができません。あまりにも自信がなさそうな態度だと、面接官も不安を抱いてしまい、良い評価にはつながりにくいです。
また、面接対策といってもさまざまな要素があるため、自分では十分なつもりでも実は足りない部分があった、という場合も考えられます。そのため、自分の面接対策に不十分な点はないか、基礎に立ち戻って一つひとつ確認していくことが重要です。

キャリアアドバイザー
具体的な面接対策の方法については、「原因別対策①:面接対策が不足している人がすべき4つの準備」で詳しく解説していますよ。
面接の受け答えを練習したい場合は、こちらの記事も参考になります。あわせて確認しながら対策を固めましょう。
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原因②:答えにくい質問にどう切り返せば良いかわからない
面接で答えに詰まってしまう原因の一つに、「何をどう答えたら良いかわからない」というケースがあります。特に、少し意地悪にも感じるような質問や、正解がなさそうな質問を投げかけられたときに戸惑ってしまう人が多いです。
- あなたは周りの人からどういう人間だといわれることが多いですか?
- 苦手なタイプの人はいますか?
- 希望の部署に配属にならなかった場合どうしますか?
- あなたが不採用になるとしたら、どのような理由がありますか?
実はそうした質問は、企業側が意図的におこなっていることが多く、答えの内容よりも「その場でどう対応するか」「自分の言葉でどう整理して伝えるか」といった姿勢を見ています。慌てず落ち着いて対応できるかがポイントとなりますよ。

キャリアアドバイザー
答えにくい質問への準備方法については、「原因別対策②:答えにくい質問へ対処するための2つの準備」で解説しているので参考にしてみてください。
原因③:面接で緊張し過ぎてしまう
面接でいつも緊張し過ぎてしまう人も、面接に答えられずに悩む場合があります。緊張すること自体は決して悪いことではありません。適度な緊張には、集中力を高めたりパフォーマンスを向上させたりといったメリットもあります。
しかし、あまりにも緊張してしまうと頭が真っ白になって言葉に詰まってしまい、結果うまく答えられなくなってしまうという場合もありますよね。
そのような緊張しがちな人は、いかにリラックスして面接に臨めるかや、練習を重ねて場慣れしておくかが重要になりますよ。どのような対策を講じれば緊張とうまく付き合っていけるのか、試行錯誤することが大切です。

キャリアアドバイザー
自分なりにリラックスできる方法をいくつか見つけておきましょう。具体的なリラックス法については「原因別対策③:緊張し過ぎてしまう人がすべき3つの準備」で紹介しています。
どうしても面接で緊張してしまう場合は、こちらの記事を参考にしてください。面接での緊張を和らげる方法を解説しています。
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面接で緊張しない方法10選! 事前準備や当日のピンチ回避法も解説
面接で緊張するのは仕方ないと思っている学生もいるかもしれませんが、面接で緊張しない方法は存在します。この記事では面接で緊張をしてしまう理由や、シーン別の対処法についてキャリアアドバイザーが解説します。緊張を和らげるために普段から取り組めることも解説しているので、参考にしてくださいね。
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原因別対策①:面接対策が不足している人がすべき4つの準備


就活生
自分では十分な面接対策をしているつもりではあるのですが……。

キャリアアドバイザー
自分では対策しているつもりでも、抜けている部分があるかもしれません。いったん面接対策の基本に戻って確認していきましょう。
面接対策が不足しているかもしれない場合は、4つの基本対策を徹底しましょう。一つひとつの対策を丁寧におこなっていくことで、過不足なく面接に備えることができますよ。
ここからは、面接対策が不足している人がすべき4つの準備について解説していきます。基礎を押さえて、不安を消していきましょう。
①自己分析や企業分析など基本的な対策を徹底する
面接対策が不足している場合に一番最初にすべきことは、自己分析と企業分析です。うまく答えられないということは、質問に答えるための基本的な情報が不足していることが考えられます。
自己分析は、自分が将来どんな仕事がしたいのか、どんな強みや能力があり、それをどんなふうに活かしていきたいのかなど、就職活動をするうえで大事な指針となるものです。今一度振り返って考えてみてください。
自己分析にはいくつか方法がありますが、手軽で取り組みやすい以下の方法が特におすすめです。
- 「Will・Can・Must」を考える
- マインドマップでやりたいことや適性を洗い出す
- 「自分史」をつくって過去を振り返る
- 「モチベーショングラフ」でやる気の源泉を考える
また、企業分析はその企業がどんな事業をしていて、どんな強みがあるのかなどを明確にする重要な対策です。
企業分析と自己分析を十分におこなってはじめて、志望動機などの頻出質問に答えることができます。企業分析をなくしてスムーズな受け答えはないと心得ましょう。
企業分析をするためには、企業の情報収集をする必要があります。企業のホームページやリクルートサイト、募集要項、インタビューサイトなどをよくチェックしたうえで、フレームワークで特徴を整理してみましょう。
- 企業のホームページをチェックする
- 企業の経営者のインタビューサイトを見る
- SWOTや3Cなどのフレームワークで分析する
さらに詳しく自己分析や企業分析の方法について知りたい場合はこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
自己分析の質を上げる4つの方法|オススメの本・サイトも紹介
企業分析に効果大なフレームワークの活用術を伝授|8つの方法も紹介
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!面接対策で大切なポイント
キャリアプランや将来ビジョンを具体的に言語化しよう
自己分析や企業研究を徹底しておこなった後は、キャリアプランや入社後のビジョンを具体的に言語化しましょう。新卒の場合は、将来的な成長ポテンシャルを見込んで採用されます。そのため、明確なキャリアプランを持ち、入社後のビジョンを具体的に伝えられることが求められます。
具体的には、入社して1年、3年、5年後にどのような仕事をしていたいか、どんなスキルや経験を身に付けていたいか、短期・中期・長期のそれぞれのビジョンを考えましょう。たとえば、「入社後1年は基礎的な業務を学び、3年後にはリーダーとしてチームを牽引したい」といった形です。
また、自分が持っている入社後のビジョンを、その企業で実現できるかどうかも重要です。どんなに良い将来ビジョンであっても、その企業でかなえられなければ意味がありません。大切なのは、その企業が目指す将来ビジョンや事業戦略と、自身のキャリアプランがどのように一致しているかを明確に説明することです。そうすることで、企業研究の粒度の高さや志望度の高さを評価してもらえるでしょう。
②想定質問をリストアップして回答を準備する
面接で聞かれる質問をリストアップしておくことも、大事な面接対策です。面接で聞かれる質問は、どの企業でも似通っている場合が多いです。いわゆる頻出質問については事前にリストアップし、回答を準備しておくようにしましょう。
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
- 長所・短所
- 入社してからやりたいこと
- 挫折経験

キャリアアドバイザー
長所・短所など使い回しができる質問もありますが、志望動機などは企業ごとに変える必要があります。必ず企業ごとに準備してから臨みましょう。
また、志望企業に特化した頻出質問を知りたい場合は、大学のキャリアセンターや口コミサイトなどで閲覧できる「選考体験記」を参考にするのもおすすめです。実際に本番で聞かれた質問など具体的な情報をつかむことができますよ。
なお、一般的に面接でよく聞かれる質問についてはこちらの記事で解説しています。リストアップに活用してみてください。
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【例文付き】面接で必ず聞かれる6つの質問リスト|回答のコツも紹介
面接でよく聞かれる質問はおもに6つあると言われています。面接で何を聞かれるかは業界・企業によって異なりますが、どの企業でも聞かれる可能性の高い「頻出質問」については、事前に回答を準備しておきましょう。この記事では、面接で聞かれやすい6つの質問と回答例をキャリアアドバイザーが解説していきます。ぜひチェックしてみてください。
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③深掘りの質問を予想して回答を準備する
面接のなかで詳しく聞かれそうな部分については、事前に回答を準備しておくことが重要です。一般的に、面接は一問一答では終わりません。面接官は学生の回答のなかで、疑問点やもっと詳しく聞きたい部分について掘り下げて質問してきます。
そのため頻出質問の回答を準備したら、一度面接官の気持ちになって疑問点や言葉が足りていない部分を洗い出し、聞かれそうな質問を準備しておきましょう。
自分の頭でよく考えて準備しておくことで、面接官からの深掘り質問にも落ち着いて答えることができますよ。
- なぜその活動に取り組んだのですか?
- 活動のなかで誰かと協力して動いたことはありますか?
- なぜその目標を立てたのですか?
- 活動するうえで気をつけていたことはありますか?

キャリアアドバイザー
どんな質問が来そうか思い浮かばない場合は、キャリアセンターやエージェントなどに聞いてみましょう。面接官の視点に立ってチェックしてくれますよ。
特にガクチカは詳しく深掘りされやすい質問です。ガクチカの深掘り質問への対策方法について気になる人は、こちらの記事を参考にしてください。
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ガクチカの深掘り質問に答えるための4つの対策|回答例文9選
ガクチカは面接で深掘りされることが多い こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から 「面接でガクチカを深掘りされた際、うまく答えられなかったのですが」「ガクチカではどんな質問が深掘りされるのか知りたい」 […]
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④実際に声に出して喋る練習をする
一人で面接準備をしているとき抜けがちなのが、実際に声を出して受け答えをする練習です。文章で完璧な面接の回答を準備したとしても、書き言葉と話し言葉は違うため、本番でうまく言葉にできない場合があります。
そのため、答えたい内容を準備したら実際に声に出し、うまく伝えられそうか、わかりやすい内容になっているかよく確認するようにしましょう。
- 初めて聞く人でもわかりやすい伝え方ができているか
- 話のつなげ方が不自然ではないか
- 聞き取りやすい声のトーンや大きさか

キャリアアドバイザー
声に出して話してみることで、内容の違和感や矛盾に気づくことができる場合もありますよ。
なお、声に出して話してみる以外の面接練習方法については、こちらの記事で解説しています。さまざまな練習方法を試してみたい人は参考にしてみてください。
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面接でうまく答えられない場合、対策不足、質問が難しい、過度な緊張が原因としてまず挙げられます。大切なのはそれぞれに合わせた特価対策をとることです。この記事ではキャリアアドバイザーがうまく答えられないときの切り抜け方から事前対策まで解説します。
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原因別対策②:答えにくい質問へ対処するための2つの準備

就活生
先日の面接で、「もし落ちる理由があるとすれば、何ですか」と聞かれました……。まったく想定していなかったので、全然答えられなかったです。

キャリアアドバイザー
それは典型的な「対応力を見る質問」ですね。回答が難しかったと思います。こういった質問への備え方について、確認していきましょう。
あえて学生が即答できない質問をする場合、企業としては学生の対応力や瞬発力、粘り強さなどを見ている場合があります。
ここからは、そういった答えにくい質問への準備について解説していきます。心構えをするだけでも違ってくるので、一緒に確認していきましょう。
①短時間で自分の考えをまとめる練習をする
企業が答えにくい質問をしてくる意図として、学生の瞬発力を見たいということがあります。特にイレギュラー対応が必要な業務をこなす必要のある職種である場合、こういった瞬発力が適性の一つとして評価されるケースもあるのです。
そのため、こういった質問に答えるためには短時間で自分の考えをまとめる練習が必要になります。友人や家族などに協力を仰いで、突発的に話題を振ってもらい、短時間で自分なりの考えをまとめてみるなどして練習をしましょう。
回答については合っていなくても問題ありません。ひとまず短時間で、端的に自分の意見をまとめることを重視して練習しましょう。

キャリアアドバイザー
普段あまり関心がなかったり、かかわりが少なかったりする話題を選んでもらうことがポイントです。
②誠実に答えようとする姿勢を心掛ける
企業は、あなたが答えにくい質問に直面したときにどのような姿勢で向き合うかに強く注目しています。即答できるかどうかではなく、ごまかさず、誠実に対応しようとする姿勢そのものが評価対象なのです。
重要なのは適当に答えてその場をやり過ごすのではなく、「考えようとする姿勢」「正直に伝える勇気」を持つことです。完璧な回答でなくとも、マイナス評価になるとは限りません。むしろ、誠実さや自己認識の深さがにじみ出る瞬間こそ、面接官はしっかり見ています。
とはいえ、「どう切り返せば良いかわからない」と感じる人も多いでしょう。そんなときのために、すぐに使える簡単なフレーズをいくつか覚えておくと安心です。
- 「正直に申し上げますと、この質問は少し考えさせられました」
- 「すぐに明確な答えは出てこないのですが、私なりに整理してみます」
- 「今の時点では明確な答えを持っておりませんが、少しお話してもよろしいでしょうか?」
- 「このご質問については、正直に答えるとこう思います」
このようなフレーズをいくつか覚えておくだけで、予想外の質問が来たときでも落ち着いて対応しやすくなります。面接は「完璧な答えを出す場」ではなく、「どう向き合うかを見せる場」であることを、ぜひ忘れないでくださいね。
キャリアアドバイザーが読み解く!企業が答えづらい質問をする背景
学生の柔軟な対応力やストレス耐性を見極めるため
面接で答えにくい質問を聞くのは、コンサルティング業界や金融業界が多い傾向にあります。これらの業界は、ほかの業界と比較して、高いストレス負荷がかかりやすい環境にあることが多いためです。企業は、面接で答えづらい質問を投げかけることで、学生の柔軟性やストレス耐性、そして思考力を図っているのです。
たとえば、コンサルティング業界では、問題解決力、論理的思考力、そして顧客への適応力が求められます。面接では、これらの能力があるかを見極めるため、具体的かつかなり深掘りした回答が期待されます。「なぜそう思ったのか」「なぜその行動を取ったのか」「もし、こういった状況になったらどのような行動を取るか」など、普段から物事を深く考えていないと、とっさに答えるのは難しいでしょう。
一方、金融業界、とくに投資銀行や証券会社では、答えづらい質問を通して、緊張感のある環境で迅速かつ正確に判断を下す能力が見られる傾向にあります。「現在の経済情勢をどのように見ていますか?」「もしある企業が経営危機に陥った場合、どのような救済策を提案しますか?」など、日頃からニュースや社会情勢にアンテナを張り、自分なりの見解を持っているかが問われます。この種の質問に答えるためには、事前の準備が必須です。
40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
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原因別対策③:緊張し過ぎてしまう人がすべき3つの準備

面接でうまく答えられない場合は、もともと緊張しすぎてしまう性格であるケースがあります。過度に緊張しがちな人は、完璧を目指さないよう心掛けることや、自分なりの緊張を解く方法を見つけることが大切ですよ。
ここからは、緊張し過ぎてしまう人が取り組むべき3つの準備について解説していきます。
①完璧な回答を目指さないように心掛ける
緊張し過ぎてしまう人にまず覚えておいてほしいのは、「完璧な回答を目指さなくても良い」という考えです。どんなときでも常に完璧な回答をしなければと思っていると、失敗が怖くなり、ますます緊張してしまう可能性があります。
そもそも、面接は人と人との会話であって、間違ったら訂正できないテストなどではありません。途中で間違ったら、訂正しながら進めていけば良いのです。面接官としても、間違った際にしっかりと軌道修正ができる学生に対して悪い印象を抱くことはほとんどありません。
あまり完璧にこだわりすぎず、間違えても大丈夫という心構えで面接に臨むようにしましょう。
②自分なりのルーティンを決める
どんなに緊張しないようにしていても、面接という特殊な環境を目の当たりにすると、どうしても緊張してしまうのが人間です。
そのため、緊張してしまうという事実は受け止めつつ、ではどうすれば緊張を緩和させることができるのか考えるところから始めましょう。自分なりのリラックス方法を見つけてルーティン化しておけば、過度な緊張を緩和できる場合がありますよ。
- 目をつぶって深呼吸をする
- 好きな音楽を聞く
- 落ち着く香りのハンドクリームを塗る
- 温かいカイロを当てる
③模擬面接の回数を重ねて場慣れしておく
面接があなたにとってめったにない経験だと、その分力が入ってしまい、過剰に緊張してしまう場合があります。そのため、面接が珍しい経験でなくなるまで、たくさん面接を受けて場慣れをして、緊張感を緩和させましょう。
何度も面接を重ねると、どういうふうに伝えれば響くのかや困ったときはどう振る舞えば良いかなどの経験値が溜まってくるため、その分余裕が生まれ、緊張も緩んでくる場合があります。
- 本番同様の環境を準備する
- さまざまな形式の模擬面接をおこなう
- きちんと事前準備をしてから臨む

キャリアアドバイザー
模擬面接は、いつも同じ人が相手だと慣れてしまうためよくありません。大学のキャリアセンターやエージェントなどをフル活用し、さまざまな人相手に練習するようにしましょう。
なお、模擬面接を効果的におこなう方法についてはこちらで詳しく紹介しています。気になる人はチェックしてみてください。
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質問&チェック項目付き|模擬面接は6ステップのやり方で効果アップ
模擬面接は、面接対策として非常に有効な手段です。しかし、その効果を最大限引き出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。この記事では、模擬面接の具体的な流れや、よく聞かれる質問などについて、キャリアアドバイザーが丁寧に解説します。模擬面接を上手に活用して、志望企業の面接を突破できるよう、一緒に準備を進めましょう!
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それでも答えられない場合もある! 面接当日にピンチになったときの対応方法
ここまで、面接で答えられない場合の原因と対策法を解説してきました。ただし、これらの対策がいつでも万能であるとは限りません。どれだけ対策していても、想定していなかった質問をされたり、答えに詰まってしまったりする場合もあります。
そのようなときは、面接当日の振る舞いが重要です。万が一答えに詰まってしまっても、うまく切り抜ける対応方法を把握しておけば慌てず面接に臨むことができます。安心して本番に挑むためにも、当日の対応方法を一緒に確認していきましょう。
活用しよう! 面接でうまく答えられない場合に使える便利なフレーズ3選

就活生
どんな対策をすれば良いかはわかりました。でも、本番で答えに詰まることを想像すると怖くてたまりません……。

キャリアアドバイザー
十分対策していても、答えられない場合もありますよね。そのような場合に便利なフレーズについて確認していきましょう。
面接当日、どうしても答えられなくなってしまった場合は、その場をどう切り抜けるかが重要になってきます。そのため、いったんその場をつなぐことができるような一言を覚えておくと便利ですよ。
ここからは、どうしても答えられない場合に使える便利なフレーズを3つ紹介していきます。一緒に確認していきましょう。
フレーズ①「申し訳ございません、少し考えるお時間をいただけますか?」
言葉に詰まってしまったときにまず重要となるのが、回答するための時間をもらうことです。想定できていない質問をされたとしても、何を話すべきかじっくり考える時間があれば、十分回答できる可能性もあります。
そのため、いったん考える時間をもらいたい旨を正直にお願いしましょう。1分程度であれば、面接官としても特に悪い印象を抱くことはありません。
ただし、あまりにも長い場合は面接官としても不安になってしまうため注意が必要です。考える時間は長くても数十秒〜1分程度にしておくのが無難でしょう。

キャリアアドバイザー
話しはじめるときには、「すみません、お時間いただきありがとうございました」と伝えると丁寧です。
フレーズ②「ご質問いただいた〇〇とは、〇〇という認識でよろしいでしょうか?」
面接官からの質問の意味や意図があまり理解できず、どう答えたら良いかわからない場合もあるでしょう。そのような場合は、まず自分が質問を十分理解できるまで面接官に質問するのがおすすめです。
こういったフレーズで面接官に質問を投げかけることで、もっと簡単な言い回しや表現の、より噛み砕いた質問をしてもらえる可能性もありますよ。
質問の意図を正確に理解しないままズレた回答をするよりも、いったん立ち止まって確認をすることで、より芯をとらえた回答ができるかもしれません。

キャリアアドバイザー
ビジネスの場においても、お互いの認識をそろえておくことは重要です。質問の仕方によってはむしろ好印象を残すことができる場合もありますよ。
フレーズ③「申し訳ございません、勉強不足でわかりません。帰宅後すぐに調べたいと思います」
考える時間をもらっても、噛み砕いて説明してもらっても、どうにもわからず回答できないケースもあるかもしれません。そういった場合は、無理せず正直に「わかりません」と伝えましょう。
確かにマイナスに働く可能性はゼロではありませんが、面接は一つの質問だけでは評価は決まりません。ほかの質問に十分答えられていれば問題ない場合もあります。
なお、「わからない」と伝えたあとには、主体性をアピールするためにも「帰宅後に調べたいです」のような意欲を感じさせる言葉も付け加えるようにしてくださいね。

キャリアアドバイザー
わからないことはわからないと素直に言える人間性を評価してくれる場合もあります。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!面接で緊張しやすい人の対処法
冒頭の一言があなたの強い味方になる!
面接で緊張しやすい人は、面接の冒頭で「本日は大変緊張しておりますが、精一杯頑張ります」と正直に伝えてしまうのがおすすめです。
事前に「緊張している」と伝えておくことで、面接官もそれを理解してくれます。また、万が一質問が聞き取れなかったり、頭に入ってこなかったりした際にも、「申し訳ありません、緊張で聞き取れませんでしたので、もう一度お願いできますでしょうか」とより自然に聞き返すことができるようになります。
このように、面接のはじめに正直に「緊張している」と伝えておくことは、さまざまなメリットがあるので、緊張しやすい人はぜひ実践してみてくださいね。
うまく答えられなかった面接のあとにできる2つの挽回法

就活生
これに答えられなかったらまずい! という質問もありますよね。志望動機とか。そういう質問に答えられなかった場合は、さすがにあきらめるしかないですよね……。

キャリアアドバイザー
そうですね……。かなり難しいかもしれません。ただ、あきらめず挑戦することでチャンスにつながる場合もあるかもしれません。最後まで粘るための挽回法を確認しておきましょう。
重要な質問に答えられなかった場合でも、最後まであきらめてはいけません。挽回するためにできることが2つあります。面接の最後に言い直すことと、お礼メールを工夫することです。
もちろん、こういった挽回法が必ずしもうまくいくわけではありませんが、できる限りの手は尽くし悔いが残らないようにしましょう。
ここからは、どうしても答えられなかった場合の2つの挽回法について解説していきます。
面接の最後や退出時に改めて言い直す
面接中にうまく答えられなかった質問が、後になって「こう言えばよかった」と思い浮かぶことは珍しくありません。そうした場合でも、面接の最後や退出直前に自分からもう一度伝えることで、印象を挽回できるチャンスがあります。
たとえば、逆質問の時間のあと「ほかに何かありますか?」と聞かれたタイミングや、面接終了の挨拶を交わす直前などに、「先ほどの〇〇について改めて答えさせていただけますか?」と一言添えて伝えると、非常に前向きで誠実な印象を残すことができます。
回答が不十分だったことを自覚し、そのままにせず自分の言葉で挽回しようとする姿勢は、面接官に強く響きます。特に、内容に納得感がある場合は、評価が大きく変わることもありますよ。

キャリアアドバイザー
退出時に伝える場合は、「最後に一言だけお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と前置きをするとスマートです。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ不合格だったときに思い出してほしいこと
自分を責めずベストを尽くしたことに自信を持とう
面接後にお礼のメールを送るなど、できる限りの準備をしてベストを尽くしたものの、不合格になってしまった場合、気持ちが深く落ち込んでしまうのは自然なことです。しかし、まずはベストを尽くした自分を褒め、自分自身を責めすぎないようにしましょう。
面接の結果は必ずしも学生自身への評価ではなく、選考基準やほかの候補者との比較のなかで決まるものです。企業側の募集職種のニーズやタイミング、ほかの応募者の特性によって結果が左右されるため、過度に落ち込む必要はありません。
もし面接をうまく進められなかった場合は、冷静に振り返り原因を特定し、改善策を考えることが非常に重要です。客観的に自身の改善点を見つけ、次回の選考で活かせるポイントが見つかれば、それはあなたの努力と成長の証です。失敗から学びを見つけて次につなげられる人は成長し、努力が報われるタイミングが必ず訪れます。落ち込みすぎず、前向きに進める自分を褒めることで、次の面接ではきっと良い結果が生まれるはずですよ。
面接後のお礼メールに伝えたかった内容を添える
面接が終わった後、企業に送るお礼メールに答えられなかった質問の回答を書いて送るという方法もあります。
この場合、もう面接自体は終了してしまっているため、大きく評価を覆すことは難しいかもしれません。それでも、あなたが送ったメールは必ず誰かが見ているはずです。その小さなアクションが結果に影響しないとは言い切れません。
面接においては、悔いの残らないよう、できる手だてはすべて打つことが重要です。

キャリアアドバイザー
お礼メールは面接後、時間を置かずすぐに送ることがポイントですよ。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
件名:本日の面接のお礼(港太郎 〇〇大学)
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
本日〇次面接に伺いました〇〇大学の港太郎です。
本日はお忙しいなか貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇さまとのお話を通じて、貴社のあり方や今後のビジョンを深く知ることができ、その〇〇さに深く感動いたしました。
貴社が大切にされている〇〇は、面接のなかでもお伝えした私の〇〇という経験のなかでも強く重要性を感じていたことであり、そういった〇〇な理念を持つ貴社に入社したいという気持ちが一層高まりました。
また、面接のなかでいただいた〇〇という質問については明確に回答ができず申し訳ございません。私がお伝えしたかった内容としては、~~といったことでございます。
緊張してうまくお答えできなかったことが心残りで、恐縮ながらこのメールをもってお伝えさせていただきました。
もしご縁がありましたら、私の〇〇という強みを活かし、ぜひ貴社の〇〇職として活躍していきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
————————————–
港 太郎(MINATO Taro)
〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科
〒100-2345
東京都新宿区××××
t-minato@×××-u.ac.jp
090-1234-5678
—————————————–
なお、お礼メールの書き方についてはこちらの記事で解説しています。お礼メールで挽回を試みたい人はぜひ参考にしてください。
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これだけは絶対に避けて! 面接で答えられず良い印象を残せない3つのケース


就活生
もしうまく答えられない場合でも、こういう粘り方があるんですね。最後まであきらめず、頑張りたいと思います。

キャリアアドバイザー
ぜひそうしてください。逆に、答えられなかった場合絶対に避けるべきこともあるのですが、どんなことか知っていますか?

就活生
わかりません。どんなことでしょうか?

キャリアアドバイザー
うっかり面接官にマイナスなイメージを抱かれないためにも、一緒に確認していきましょう。
面接で答えられなかった場合に避けるべきなのは、不誠実ととらえられかねない態度を示してしまうことです。
面接官は、長期的な成長のためにも学生に粘り強さと誠実さを求める場合が多いです。そのため、逆にすぐあきらめてしまったり、誤魔化そうとしてしまった場合、大きくマイナスな印象を抱かれてしまう可能性があります。
ここからは、面接で答えられず良い印象を残せない3つのケースを解説していきます。意図せずマイナス評価をされないためにも、避けるべきことを一緒に確認していきましょう。
①すぐあきらめて「わからない」と言ってしまう
難しい質問であっても、すぐに答えをあきらめてしまうことはないようにしましょう。面接官があえて難しい質問をしてきている場合、学生が難しい課題にどのように向き合うのかを測っている場合があります。
そのため、考える素振りも見せずに「わかりません」と即答してしまうと、「考える力のない人なんだな」「仕事で難しいことがあったらすぐあきらめてしまいそうだな」と思われてしまうかもしれません。

キャリアアドバイザー
質問に答えられないと思っても、少し考える時間をもらったり、質問の意図を詳しく説明してもらうようお願いするなどして、答えようとする姿勢があることはアピールしておきましょう。
②何も言わず長時間黙ってしまう
面接官から質問をされているにもかかわらず、長時間何も話さず黙ってしまうことのないよう気をつけましょう。
質問に答えられなかったとしても、素直に「わからないです」と伝えたり、「考える時間をもらえますか」と交渉することはできるはずです。それなのに、そういった言葉もなしに長時間黙られてしまうと、面接官も次にどう対応をすべきか困ってしまいます。
場合によっては、「黙っていればこちらがなんとかしてくれると思っているのだろうか」と人任せな態度にとらえられかねません。パニックになってしまったとしても、ひとまず面接を進めるためにも何か少しでも話すようにしましょう。
③見切り発車でまとまりのない話をしてしまう
回答が思いつかないからといって、まとまりのないことを喋ってしまうことにも注意が必要です。回答が思いつかないまま話し出してしまうと、何を伝えたいのかわからなかったり、話自体がよくわからなくなったりしてしまいがちです。
そのため、話の内容をしっかり考えたうえで頭のなかでまとめてから話し出すか、うまく答えられないと感じた場合は、正直に「わからないです」と伝えることを心掛けましょう。
面接でうまく答えられない人によくある質問に回答!
面接でうまく答えられない人は、そもそも面接で答えられないと不合格になってしまうのか、答えられない場合はどう振る舞えば良いのか、気になる人もいるでしょう。
ここからは、面接でうまく答えられないと感じている人によくある質問に、キャリアアドバイザーが回答していきます。気になる人はぜひチェックしてみてください。
面接で答えられないと不合格になりますか?
面接で答えられないからといって、不合格になるとは限りません。
面接ではコミュニケーションの取り方や態度、話し方などさまざまな要素を総合して合否が判定されるので、一つの質問に答えられなくても、ほかの要素で良い印象を残せていれば合格になることも十分考えられます。
ただし、志望動機や自己PRなどあまりにも基本的な質問にも答えられないと、マイナスな評価をされる可能性もあるので注意が必要です。
基本的な質問にはしっかり答えつつも、思わぬ質問がで言葉に詰まってしまったときは誠実な態度で受け答えすることを第一に心掛けましょう。
面接で答えられない場合どのように振る舞えば良いですか?
面接で答えられない場合、素直で正直な振る舞いがポイントになります。
たとえば、とっさに答えるのが難しそうな場合は少し考える時間をもらう、質問がよく理解できなかったときは噛み砕いて説明してもらえるよう依頼するなどの対応ができます。
それでもどうしても答えられない場合は、黙ったり誤魔化したりせず、素直に「わかりません」と伝えるようにしてください。質問には答えられなくても、あなたの誠実な人柄を伝えることができますよ。
面接で答えられない=不合格ではない! 万全な対策と誠実な態度で面接を突破しよう
面接で答えられない場合の原因や対策法、当日の対応方法を詳しく説明しました。まずは面接で答えられないということがなるべくないよう、原因別に万全な対策をしたうえで本番に臨むようにしましょう。
ただし、対策をしたからといって必ずしも面接でうまく答えられるとは限りません。当日どうしても言葉に詰まってしまう場合もあるでしょう。
そういった場合でも、一つの質問に答えられないだけで不合格になるケースは少ないので、慌てず誠実に対応することが重要です。
うまく答えられない場面があっても、自分にできる最大限の対策を重ねたうえで誠実な態度で臨むように心掛け、面接を突破しましょう。
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先日面接を受けたのですが、うまく答えられない質問がありました……。これはもう不合格と考えたほうが良いでしょうか。