目次
- 「就活なんてくだらない」と感じる感性は大切! 考えを前向きに捉えよう
- 就活はくだらないのが当たり前? くだらないと感じる3つの理由
- ①無意味なマナーやルールに縛られていると感じるため
- ②表面的な情報だけで自分を判断されると感じるため
- ③選考基準やルールが不透明だと感じるため
- 就活をくだらないと感じる人の特徴
- これまでどんなことにも一生懸命に取り組んできた人
- 就活に真剣に向き合ってきた人
- 多様性を重要視する考えを持つ人
- 就活は貴重なチャンス! 捉え方を変えて有意義な経験にしよう
- 「就活がくだらない」から脱却する5つの方法
- ①就活をくだらないと思った原因を明確にする
- ②就活するメリットを考える
- ③企業が就職活動を学生にさせる意図を考える
- ④自分の理想の将来像を明確にする
- ⑤社会人からさまざまな意見を聞いてみる
- それでも就活なんてくだらないと思う人は就職以外の道もみてみよう
- 専門学校や大学院に進学する
- 起業する
- アルバイトとして働く
- フリーランスとして働く
- 就活は自己実現の舞台! 自分と向き合って前向きに取り組もう
「就活なんてくだらない」と感じる感性は大切! 考えを前向きに捉えよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「たった数回しか会ってないのに採用と不採用を決めるなんてくだらないなぁ……」
「みんな同じスーツに同じ髪型で、就活って本当にくだらないって思います」
エントリーシート(ES)や面接の準備をしてきたのにもかかわらず、いざ不採用の通知が続くと「どうして就活をしなくてはいけないのだろう」と嫌気がさしますよね。また就活ではやらなければならないことが多く、段々と疲れて「くだらない」と思うこともあるでしょう。
決して「くだらない」という気持ちは悪いものではありません。就活に対して真剣に考えていたからこそ感じる気持ちですから、とても大切な感性です。しかし、その気持ちがずっと後ろ向きなままでいると、思うように内定をもらえなかったり、やる気が出ずに時間だけが過ぎていってしまいます。
この記事では、くだらないと感じる就活の捉え方を通して、現状の課題の解決策を提案します。就活に対して前向きになるきっかけにしてみてください。
就活はくだらないのが当たり前? くだらないと感じる3つの理由
就活をくだらないと感じる理由は人それぞれです、まずはなぜ就活をくだらないと感じるのか、その原因を明確にしていきましょう。漠然と「くだらない」と感じているよりも、その理由を明確にすることで、心のモヤモヤが晴れることもあります。
①無意味なマナーやルールに縛られていると感じるため
就活にはさまざまなマナーやルールが存在します。そのマナーやルールに縛られ、本来自由に行きたい企業へ挑戦できるという就活を、窮屈に感じている人もいるのではないでしょうか。
特に日本の就活特有の、みんながスーツを着て髪も黒くして、同じような格好をするのが就活スタイルという文化を無意味に感じるかもしれません。また、面接官になんでも聞いていいと言われても、福利厚生については聞いてはいけないといった暗黙のルールを覚えることも面倒に感じますよね。
マナーやルールは誰もが気持ちよく過ごすために設けられているのに、それに縛られていると感じてしまうと「くだらない」という気持ちになるでしょう。
- 全員が同じ服装や髪型で選考を受ける
- 面接などのマナーが複雑
- 社員に聞いてはいけないことなど暗黙のルールがある
②表面的な情報だけで自分を判断されると感じるため
就活生が企業に内定をもらうまで、少ないところだと2、3回の面接だけで決まってしまうこともあります。これまで20年以上生きてきて培ってきたものを、たったの数時間で判断され入社の合否が決められてしまうことに、くだらなさを感じる人もいるでしょう。
質問内容にしても、どの企業も変わりばえのないテンプレート化がされていたり、学歴が理由で選考を通過できなかったりと、表面的な情報で判断されることに違和感を感じてしまうのも無理ありません。
その企業に入社したいという思いが強ければ強いほど、数回の接触だけで不採用を通知されたことにショックが大きく、やっていられない気持ちになってしまいます。
- テンプレートな回答が選考で評価されている
- 学歴だけで合否を判断されてしまう
- たった数回の選考で自分を判断される
③選考基準やルールが不透明だと感じるため
通常、 日本経済団体連合会(通称:経団連)によると、就活に関する情報解禁は3月と定められていますが、企業によってはそれよりも早く採用活動を始めているところもあります。情報解禁された頃にはもうすでに内定が決まっている学生がいることに、フェアでない、くだらないと感じることもあるでしょう。
また選考の中でも、採用基準が就活生の前で発表されることはほとんどなく、不採用の連絡をもらっても、何が原因で落ちたのかがわからず、改善の余地がないと不安を抱いてしまいます。
この選考基準やルールが不透明であることから、就活はくだらないと感じるのかもしれませんね。
- 明確な不採用の基準を教えてもらえない
- 情報解禁前に内定をもらっている人がいる
- 何を評価されているのかわからないような面接の質問をされた
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就活をくだらないと感じる人の特徴
就活生
就活をくだらないと思うことはおかしいのでしょうか……? 友達も同じように就活をしているのですが、くだらないとは思わないみたいで。
キャリアアドバイザー
人それぞれ、目指す先が違うように、就活に対する気持ちも人それぞれ違っていいと思いますよ。だからそんなに心配しなくても大丈夫です。
就活生
考えれば考えるほど、就活ってくだらないと感じてしまうんです。
キャリアアドバイザー
就活に対してくだらないと思う人には特徴があります。もしかしたら、その特徴に当てはまっているのかもしれませんね。
就活をくだらないと感じることに、良いも悪いもありません。しかし、これから紹介するくだらないと感じる人の特徴に、どれか1つでも当てはまっていたら、「くだらない」と感じる自分と向き合うきっかけになるかもしれません。一つひとつ見ていきましょう。
これまでどんなことにも一生懸命に取り組んできた人
これまで学業や課外活動などいろいろなことに一生懸命に取り組んできた人にとって、就活という制度を不公平に感じる場合もあるかもしれません。
就活では、たった数回で不採用と判断されてしまったり、これまで特別な努力もしていない人がスムーズに就活が進んだりすることもあるでしょう。
これまでコツコツ努力してきたからこそ、そのことが評価されなければくだらなさを感じてしまうのも無理ありません。
就活に真剣に向き合ってきた人
就活に対して本気であればあるほど、結果が伴わないことに大きなショックを受けて「くだらない」と感じてしまうのです。何気なく適当に就活をおこなっていたとしたら、「まあいいか」と諦めも簡単につきます。
就活はESを作成し、企業まで足を運び、緊張しながら面接をして合否結果を待つ。この繰り返しの中でも、いつも本気でいるからこそ、体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
くだらないという思いは、就活に真剣に向き合っていた証拠なのです。
多様性を重要視する考えを持つ人
日本の就活は、黒髪黒スーツ、男性は髪を短く切りそろえ、女性は髪を束ねるというスタイルが一般的なルールとされています。
昨今では海外留学をする学生も増え、日本全体がグローバルになってきました。さまざまな文化が混在する日本で、多様性を重要視する就活生にとっては、この就活スタイルを個性を押し殺しているように感じている人も多いのです。
多様性を重視する人にとって、日本のスタンダードな就活は古くてくだらないと感じるのかもしれません。
就活が気持ち悪いと感じている人は、こちらの記事も参考にしてみましょう。
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就活は貴重なチャンス! 捉え方を変えて有意義な経験にしよう
就活に対してどう思うかは人によって異なり、正解も不正解もありません。しかし、新卒としての就活は一生に一度の貴重な機会であり、もう二度と返ってはきません。まだ社会に出たことのない学生だからこそ、許されることもたくさんあります。
合同会社説明会やOB・OG訪問は学生という立場だからこそ開催され、有益な情報を効率的に得ることができます。志望している企業の社員に質問をどれだけしても「それくらい社会人としての常識だ」と怒られることもないのです。
就活はくだらないからもうやらないと決めるのも、決して間違いではありません、しかし、この貴重な機会を利用したいと考えているのならば、もう少し視野を拡張して、今自分にできる就活について考えてみると良いでしょう。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
「就活をくだらないと感じる人の特徴」にもある「就活を一生懸命やってきた人」や「多様性を重視する人」は、本来なら「努力」や「多様な視点」が評価されてもいいはずなのに、思いどおりの結果が出せず就活そのものに疑問を感じる人もいるでしょう。
しかし、その疑問にいつまでも考え込んで時間を費やしてしまうと、新卒採用の特権が活かされないまま就活が終わってしまうことになり、すごくもったいないです。たしかに、就活は自分の意のままにならないことが多く、もどかしさもありますが、大学生という同じフィールドで競うことができる最後のチャンスでもあります。
大学卒業後の採用試験となると、別の企業でキャリアを積んだ転職希望の人達との勝負になることも多く、仕事経験のない人は不利になる傾向があります。新卒採用は大学生の特権なので、このチャンスを活かしましょう。
「物事は表裏一体」とよくいわれるように、就活には良い面も悪い面もあります。その中でどの面に目を向けるかは自分次第ですよね。就活を「せっかくの機会だから」と捉え、良い面に目を向け、前向きに取り組みましょう。
「就活がくだらない」から脱却する5つの方法
就活生
このくだらないなと感じる気持ちを何とか切り替えたいです。ただ、捉え方を変えろと言われても、どうしたらいいんでしょうか……?
キャリアアドバイザー
いきなり捉え方を変えるのは難しいですよね。くだらないの視点を変えるには5つの方法があります。一緒に「就活なんてくだらない」から脱却しましょう!
「就活はくだらない」という思いから脱却する方法を5つ紹介します。くだらないという気持ちをどのように前向きにマインドチェンジするのか、イメージしながら自分にあった方法を探していきましょう。
就活のやる気についてもっと知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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①就活をくだらないと思った原因を明確にする
漠然と就活に対して「くだらない」という思いを抱き続けていると、無意識のうちに就活そのものをシャットダウンしてしまいます。就活の何をくだらないと感じているのか、その原因を明確にすることで、解決に向かうことができます。
たとえば、「就活では黒いスーツに身を包み、黒髪でないと面接を受けられないなんてくだらない」と感じていたのであれば、どうして服装がスーツなのかを調べることで、納得できる理由が見つかるかもしれません。
またどうしても服装に縛られたくないと思うのであれば、服装自由の企業の面接を受けることで可能性は広がります。
このように何にくだらないと感じたのかを明確にすることで、くだらないという気持ちから脱却する方向性が見えてくるのです。
②就活するメリットを考える
そもそも就活をすることにはどんなメリットがあるのでしょうか。就活をくだらないと思ってしまう根幹には、就活をすることのメリットが理解できていないという理由が隠れている可能性があります。
就活をすることで得られるメリットを確認しましょう。就活をすることの意味について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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幅広い選択肢から理想の人生へのチャンスを得られる
新卒は特別で、幅広い企業の選考に挑戦できるという権利があります。中途採用は前職で培ったスキルや能力で行く道が制限される事実がある一方で、新卒採用はとびぬけた実力や明確な将来の方向性がなくても、自分の意志で挑戦することはできるのです。
つまり、未来の選択肢に制限はなく、叶えたい理想の人生を目指すことは誰にでもできます。これだけいろいろな選択肢の中で挑戦できる機会があるのは、新卒として就活をしている今だけです。
理想の人生を何の制限もなく考えられるのは就活のメリットといえるでしょう。
いろいろな人に出会い人脈が広がる
就活をおこなっている中で、同じ企業や業界を目指している学生や、役員など普段会えないような企業の社員、接したことのない専門職の人などとかかわる機会がたくさんあります。
大学の友人には、どこか就活について話しにくい環境にあるかもしれませんが、就活の中で出会った仲間には悩みや迷いを打ち明けたり、情報交換をすることもできます。
このように、これまで接点のなかった人たちと新しくかかわることができるのは就活のメリットと言えますね。
客観的に自分を見つめ直すきっかけになる
就活の準備として、多くの就活生が自己分析や他己分析に時間を費やします。これまでの人生を振り返るので時間はかかりますが、ここまでしっかりと自分と向き合う機会はなかなかありません。
また面接の合否でも、なぜ落ちてしまったのか、なぜ合格したのかと客観的に振り返るのは、自分に足りていない改善点や、自分の強みを見つけられる絶好の機会です。
これから生きていくうえで、自分を客観的に見つめ直した経験は糧となり、自信を付けることができます。就活を1つのきっかけとして自分を見つめ直せるのはメリットですね。
人間的に成長し社会人としての基礎を身に付けられる
めんどくさいと思われがちなメールの送り方や言葉遣いのマナーですが、これは社会人としての基礎です。社会人になってから焦って覚えるよりも、就活生のうちから覚えておけば、一緒に入社した同期よりも一歩リードして働き始めることができます。
どの業界、どの企業でも社会人基礎力は必要です。就活生のうちは、間違っていれば周囲の人が教えてくれたり、学ぶ時間がありますが、社会人になると習ったこともないのにできて当然とされてスタートします。
就活をしている今は面倒でくだらないと思っていても、長期的な視野ではとても役立つ力を身に付けられる機会なのです。
③企業が就職活動を学生にさせる意図を考える
就活をくだらないと思っているのは就活生だけでしょうか。もしかしたら企業の担当者もくだらないと思っているかもしれません。それでもなお就活があるのは、企業が就職活動を学生にさせる意図があるからです。
大前提、どの企業も優秀な新卒を採用したいと考えています。そのために、企業によって採用する際に重視するポイントは違っても、まずは集まってくれた就活生をフラットな視点で見るために身だしなみを統一させ、同じような質問をしていきます。
学力が必要な企業は学歴や筆記試験から採用者を絞り、同じ質問の中でも光る人を選んでいくシステムが今の日本では主流なのです。
自分が会社の経営者だとして考えた時、どんな人を採用したいでしょうか。自分が就活をしていてくだらないと思った瞬間が、企業とかかわっていたときなのであれば、一度企業はどういう意図で自分に就活をさせていたのか考えてみると、就活に対しての捉え方に変化があるかもしれません。
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
社会に出ると自分の思いどおりにならないことが多く「周りの環境や人に合わせる力」が求められるでしょう。そのため企業は、就活生が採用システムを理解し順応できるかどうかも見ることがあります。
たとえばインターンシップや企業説明会、面接など参加する際、企業独自の締切日やルールが設けられています。それらを順守できる学生は、入社後も企業のシステムにうまく順応できると判断される可能性が高いです。入社前に順応できる学生と、そうでない学生を区別することができれば、ミスマッチ予防にもつながるはずです。
また就活を経て入社した学生は、企業への順応以外にも、説明会などを通して傾聴力が身についたり、計画を立てて行動する力が備わったりと、企業からすると社会人になるにあたっての基盤が形成されていることでしょう。
企業は学生に就職活動を経験させることで、社会人として必要なさまざまな力を養うことができ、また自分たちの企業へ順応しやすくするための機会を作っていると言えますね。
④自分の理想の将来像を明確にする
就活に対してくだらないと思った時こそ、理想の将来像を考えてみましょう。どんな人になりたいのか、どんな仕事がしたいのか、どんな企業に勤めたいのかなど、あくまで理想像なので思いつくままに考えてみましょう。
ある程度明確に定まったら、その自分になるためには就活が必要かどうかを考えてみるのです。就活は自分の理想の将来像を叶えるための手段です。もし必要だと思えれば「くだらない」という思いからすぐに脱却できるでしょう。
将来の自分についての回答方法をもっと知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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⑤社会人からさまざまな意見を聞いてみる
今社会人として働いている人はほとんどが就活の経験者です。どんな思いをもって就活をしていたのか、体験談を聞くことで未来に希望を持てたり、新しい価値観に触れて何か発見があるかもしれません。
OB・OG訪問や学生時代の先輩、また家族や親戚など、今社会人として働いている人にどんな思いをもって就活をしていたのか、そしてどのようにして就活を乗り切ったのかを質問してみましょう。実際の経験から、くだらないから脱却した方法も聞ける可能性があります。
さらに、今の仕事のやりがいや、社会人になった今だからわかる就活の重要性など、社会人としての意見も聞いてみると、視野が広がり就活に対して前向きになれるで。
OB・OG訪問についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
就活をするメリットは「いろいろな人に出会い人脈が広がる」という点が大きいと思います。
インターン先で知り合った他大学生とは、職業観も近いことから、お互いに情報交換や励まし合ったり、また企業の採用担当者は就活の悩み相談にも乗ってくれたります。他にも大学のキャリアアドバイザーと一緒に面接対策をおこなったりと、人の輪がどんどん広がり、その結果新しい価値観に出会えたり良い影響を受けたりと、就活は自分自身の幅を広げる機会でもあるのです。
就活は他大学生や社会人、また自分を応援してくれる人と出会えるチャンスと捉え、前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでも就活なんてくだらないと思う人は就職以外の道もみてみよう
「くだらないから就活はもうやらない」「どうしても就活はもうできない」といった理由で就職に気が向けられない場合は、就職以外の道を考えてみましょう。
就活をしないからといって可能性を全て断ち切ったわけではありません。自分らしい未来を見つけるために、いくつか就職以外の道を紹介します。
就活をしない場合はこちらの記事も読んでおきましょう。
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専門学校や大学院に進学する
専門学校や大学院に進学し、専門的な深い知識を身に付けるというのも一つの進路として考えられます。
専門学校や大学院で資格や専門知識を身に付ければ、結果的には大学を卒業した時よりも、好条件で働くことができる業界や企業もあります。進学すれば、将来について考える時間もできるので、今すぐ就職は考えられないという人は1つの選択肢として考えておきましょう。
キャリアアドバイザー
進学のデメリットとしては学費がかかるという点です。そのため、進学をただの時間稼ぎにするのではなく、学びをどのように将来に生かしたいのかを考えて、慎重な選択をしましょう。
起業する
雇われるということが肌に合わない人は、自らが経営者という立場になる起業も考えられます。若いうちからの起業は険しい道でリスクも伴いますが、そこから得られる学びも大きいので、覚悟と責任感をもって決断してみるのも良いかもしれませんね。
起業は1つの進路ではありますが、考えもなく起業すると跳ね返ってくるリスクは高いので、慎重な判断をしましょう。
アルバイトとして働く
就職以外に、アルバイトとして働くという選択肢もあります。アルバイトは時間の融通が利くので働きやすく、就職はしたくないけれどお金を稼ぎたい人にはぴったりです。また正社員登用実績がある企業を選べば、最終的に就職できるかもしれません。
しかし、アルバイトは給与の安定や福利厚生を求めることが難しい場合もあるので注意しましょう。
フリーランスとして働く
会社など決まった組織に所属はしたくないけれどお金を稼ぎたいという人には、個人で仕事を請け負うフリーランスがおすすめです。
依頼された仕事をこなせば報酬を得ることができます。しかし、フリーランスになるには提供できるほどの一定の技術やお金の管理も自分でする必要があるので注意しましょう。
就活は自己実現の舞台! 自分と向き合って前向きに取り組もう
就活はなりたい自分になるための1つの手段です。就活はくだらないと思っていても、もし将来の理想の自分になるために必要であれば、避けては通れません。
「就活なんてくだらない」と気持ちの矛先を外に向けるのではなく、なりたい自分になるための舞台を選ぶ就活であると自分にベクトルを向けて、前向きに取り組みましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
日本の就活は特別だったり、選考基準が不透明だったりすることがあります。そうすると「なぜ海外のように自由な就活じゃないんだ」「自分の努力は何だったんだろう」と、就活に対してネガティブ感情を抱く学生も多いのではないでしょうか。
しかし、「就活はくだらない」といった感情は決して悪いことではないです。意外に思うかもしれませんが、就活に対して何の疑問や不安を持たず、たまたま志望する企業に内定をもらった学生の中には、入社する直前になって「本当にこれでよかったのかな」と不安感が増大するケースがあります。悩み事などなくトントン拍子に決まったことが、かえって自分の決断に自信を持てなくさせてしまうこともあるでしょう。
就活中に「くだらない」などのネガティブな感情が表れた場合には、「一度は通る道だから」と自分自身に言い聞かせつつ、突破口への道を探してはいかがでしょうか。就活の道のりは、真っ直ぐな平坦な道だけではなく、時には立ち止まったりすることもあるかと思いますが、自分の答えを探しながら進めば必ず道は開けます。