目次
- 発想力の自己PRは「仕事に活かせる強み」としての押し出しがカギ!
- これってそもそも「発想力」? 本当の強みがわかるフローチャート
- その発想力アピールは通用する? 企業の3つの評価軸
- ①手間やお金を無視していないか?(コスト意識)
- ②「なぜ」を説明できるか?(再現性)
- ③「ただの不満解消」ではないか?(客観性)
- 穴埋め例文付き! 発想力の自己PR作成3ステップ
- ステップ①発想力を裏付けるエピソードを洗い出す
- ステップ②どんな発想力なのか具体化して書き出す
- ステップ③入社後にどう活かすかでまとめる
- エピソード・発想力のタイプ別で網羅! 発想力の自己PR例文12選
- 例文①アルバイト×ゼロから1を生む力
- 例文②アルバイト×現状を改善する発想力
- 例文③インターン×ゼロから1を生む発想力
- 例文④インターン×現状を改善する発想力
- 例文⑤ボランティア×ゼロから1を生む発想力
- 例文⑥ボランティア×現状を改善する発想力
- 例文⑦ゼミ×ゼロから1を生む発想力
- 例文⑧ゼミ×現状を改善する発想力
- 例文⑨サークル×ゼロから1を生む発想力
- 例文⑩サークル×現状を改善する発想力
- 例文⑪部活×ゼロから1を生む発想力
- 例文⑫部活×現状を改善する発想力
- NG例文付き! 「発想力」アピールの3つの注意点
- ①アイデアだけで実行に移せていない
- ②「必要性」が客観的に示せていない
- ③企業が求める発想力に合致していない
- 【Q&A】発想力・自己PRに関する疑問に回答!
- Q.「発想力がある」といえるラインは?
- Q.クリエイター職志望じゃないけど発想力はあり?
- Q.AIを活用したエピソードは評価される?
- 発想力の自己PRは「企業視点」を軸に採用メリットが伝わる内容に仕上げよう
発想力の自己PRは「仕事に活かせる強み」としての押し出しがカギ!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
「発想力があるって、自己PRになりますか?」
「アイデアを出すのは好きですが、評価されるか不安で……」
学生からこんな相談を受けることがありました。結論から言うと、発想力は自己PRとして十分に通用します。ただし、「伝え方のコツを理解している」という条件付きです。
<発想力の自己PRでよくある失敗ケース>

学生

採用
担当者
「抽象的だな……。結局、うちの仕事で何ができるのだろう」
発想力という強みを押し出すうえで大切なのは、「仕事でどう活かせるのか」という点に納得感があるかどうか。ここが「評価される発想力であるか」の差になります。
そこでこの記事では、発想力をアピールする自己PRを作る方法や注意点を、例文を交えながら具体的に解説します。魅力を伝えるコツを一つずつ紐解いていきましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!「発想力」はアピール可能! ただし注意点も
大げさなニュアンスで伝わるとハードルが上がる
発想力を自己PRにすること自体に問題はなく、十分通用する強みだと思います。
ただ一つ心配なのは、ハードルが上がり過ぎること。「発想力」という言葉はやや抽象的で、大げさに聞こえてしまいがちです。「発想力というからには、新しく何かを生み出した経験があるのかな」と採用側も期待します。
上がったハードルを越えられるならいいのですが、期待された分だけ下回ったときは評価の落差が大きくなります。
このような注意点があると理解したうえで、エピソード内容を考えるようにしてください。
これってそもそも「発想力」? 本当の強みがわかるフローチャート

就活生
自己分析をした結果、本当の強みが新たに見つかった!
就活をサポートしているとこういった場面にとても多く出くわします。あなたはどうでしょうか? 「アイデアを出すのが得意=発想力」と単純に決めつけてはいないでしょうか。
たとえば課題に直面した時、まず行動を起こしていたり、何度も解決に向けて挑戦ができていたなら、それは「行動力」や「継続力」といった表現が、よりあなたの強みに当てはまるかもしれません。
まずは、フローチャートを使ってあなたのエピソードが本当に「発想力」としてアピールすべきものなのかを整理してみましょう。

まずは直感で「YES」「NO」を選びながら進めてみてください。「やはり発想力が強みだ」とわかったら、そのまま記事を読み進めてくださいね。
診断結果が発想力でなかった場合は、それぞれこちらの記事を参考に自己PRを作成してみてくださいね。
①「継続力・忍耐力」が強みなあなたへ
②「行動力・バイタリティ」が強みなあなたへ
例文つき|行動力が題材の自己PRは4ステップで通過率を上げる!
③「素直さ」が強みなあなたへ
13例文|「素直さ」の自己PRは3ステップで完成! NG例も紹介
その発想力アピールは通用する? 企業の3つの評価軸
自分の最大の強みが発想力であるとわかったとしても、あなたのその発想力が本当に企業から評価される強みであるかは、また別の話です。
たとえば、発想力という言葉から連想しやすい「突飛なアイデアが思いつく」「奇抜な発想力でヒットを出す」など、こういった発想力だけが会社で求められていると考えているなら、まずはその誤解を解く必要があります。
ここからは、「本当に評価される発想力」について、実際に企業が見ている3つの評価軸に沿って整理していきます。
自己PRのまさに「軸」となる部分。自分の発想力にあてはめながらチェックしてくださいね。
①手間やお金を無視していないか?(コスト意識)
企業がまず見るのは、「制約のあるなかで成果を出せた発想かどうか」です。
優れた企画を生み出していたとしても、その実現にかかったコストや人の手のことまで考えが及んでいないなら、独りよがりな行動に過ぎません。
「現場への高い解像度がともなった、仕事で使える「発想力」なのか」を見られているわけです。
取り上げるエピソードは、どんなリソースを使い、どんな判断をし、結果として何が変わったのかを軸に考えてみましょう。
- アルバイト:廃棄寸前の食材を活用し、ロス削減のメニューを提案した
- 部活:外部施設を使わず、学内の空き教室や公共スペースを活用した
- 学業:調査費用(交通費等)を抑えるため、オンライン取材の手法を確立した
実際、面接を見ていると、一度きりのひらめきではなく、なぜその工夫に至ったのか、どんな考え方をしたのかまで説明できる学生は評価されやすいですね。
制約の話をするときは、「次も同じ状況なら、同じ思考で動ける」と伝わるように整理しておくと、発想力が属人的な才能ではなく仕事で使えるスキルとして受け取られます。
②「なぜ」を説明できるか?(再現性)
次に問われるのは、「仕事でも再現できるのか」という視点です。単なる思いつきではなく、根拠のある発想かどうかが評価の分かれ目になります。
エピソードは、「観察・データ・調査が起点になっているか?」「『なんとなく』では説明できないか?」を軸に考えましょう。
- アルバイト:「雨の日は〇〇が売れる」という過去データを分析し、発注数を調整した
- 部活:過去3年分の新歓アンケートを分析し、ターゲットに刺さるビラを作った
- 学業:実験が失敗した際、条件をランダムではなく仮説に基づいて変更した
企業は「その場限りのひらめき」を評価しているわけではありません。採用側が本当に知りたいのは、次の仕事でも同じ考え方で成果を出せるかどうかです。
観察・データ・仮説といった思考プロセスを言語化できれば、発想力は「センス」ではなく再現可能なスキルとして伝わります。
③「ただの不満解消」ではないか?(客観性)
最後のチェックポイントは、「周りのことを考えていたか」という点。組織で動く企業は「個人の不満」ではなく、「組織の課題」を解決できる人を求めています。
「チーム全体の非効率を解消したか?」「自分が楽したいだけで終わっていないか?」を軸にエピソードを考えてみましょう。
- アルバイト:新人が必ずつまずくレジ操作の「カンペ」を作り、教育時間を短縮した
- 部活:練習の待ち時間を減らすため、メニューのローテーション順を変えた
- 学業:ゼミ発表での質疑応答が沈黙するのを防ぐため、事前共有ルールを作った
自己PRで意外と多いのが、「自分がやりづらかったから変えた」という話。これだと、独りよがりな工夫に見えてしまいます。
採用の場面で評価されるのは、チーム全体のミス・非効率・負担をどうとらえ、どう解消したか。
主語を「自分」から「組織」に置き換えて説明できるかが、合否を分けるポイントです。
キャリアアドバイザーが読み解く!アイデア勝負な「発想力の自己PR」では受からない理由
あなたの「発想力」はビジネスレベル?
正直なところ、学生が考える「発想力」のレベルと企業が期待するレベルには差があります。学生にとっては胸を張れるようなことでも、企業にとっては「ちょっとした思いつき程度」と、とらえられる場合も。
ビジネスの現場で求められる「発想力」とは、ゼロから魔法のように何かを生み出すことではありません。「現状の課題は何か」を分析し、「解決するには何が必要か」を論理的に組み立てる力のことです。
押し出すべきポイントは「過程」にあり
「なぜそのアイデアが必要だったのか(課題の発見)」 「なぜその方法なら解決できると思ったのか(仮説の構築)」 この2つが明確であれば、それは単なる「思いつき」ではなく、立派な「戦略」になります。
そうすれば、ありふれたエピソードでも、あなたの強みを証明する武器に変わるはずです。
穴埋め例文付き! 発想力の自己PR作成3ステップ
企業が評価する発想力は押さえたところで、いきなりゼロから論理的な構成を考えるのはハードルが高いもの。
そこで、誰でも説得力のある自己PRが作れるよう、作成ステップを3つに分解しました。今回は、そのまま使える「穴埋め例文」もセットで用意しています。
読み進めながらエピソードを空白に当てはめていきましょう。
私の強みは、【 ステップ①:選び出した「○○な発想力」 】 です。
私が 【 ステップ②:活動していた場所(アルバイト・ゼミ等) 】 では、【 ステップ②:直面した「面倒・無駄・非効率」な課題 】 という問題がありました。
多くの人は 【 ステップ②:一般的な対処法・諦めていたこと 】 でしたが、私は 【 ステップ②:あなた独自の着眼点(ここを変えれば解決すると気づいた点) 】 に着目し、実行に移しました。
その結果、【 ステップ②:数字や周囲の変化(成果) 】 を達成できました。
入社後もこの強みを活かし、【 ステップ③:企業にどう貢献するか 】 したいと考えています。
ステップ①発想力を裏付けるエピソードを洗い出す
最初のステップでは、「発想力がありそうな話」を集めるのではなく、「工夫によって何かが改善された経験」を思い出すことが大切です。
この段階では、規模の大きさや成果のインパクトは一切気にしなくて構いません。重要なのは、自分なりに考え、行動を変えた結果、状況が少しでも前に進んだかどうかです。
ここで洗い出した経験が、後の自己PRの土台になります。
- 無駄だと思っていたルールや慣習に疑問を持ち、別のやり方を試した
- 周囲が「仕方ない」と諦めていた課題に対し、別の視点から解決策を考えた
- 誰かの困りごとに気づき、負担が減る仕組みを作った
このステップでよくある勘違いが、「目立った成果がないと発想力はアピールできない」という思い込みです。
小さな工夫でも、「なぜそう考えたのか」「どう変えたのか」を説明できれば、それは十分に仕事で使える発想力の証拠になりますよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!本当に評価される「発想力」の答え
発想の「先」まで考えているかが重要
話したエピソードが「単なる思いつき」で終わるか「仕事で役立つアイデア」になるかは、企業側の視点を持てているかどうかで決まります。
仕事で評価されるアイデアは、常に「課題解決」とセットです。自分のアイデアが課題解決にどうつながったかを論理的に説明できるようにしましょう。
企業の「フェーズ」でも求められる発想力は変わる
また一口に「発想力」と言っても、企業によって求められる中身はさまざま。
盤石な基盤を持つ大手企業であれば、ゼロからイチを生み出すよりも既存の仕組みをアップデートするための発想力が求められます。一方で成長途中のベンチャー企業では、既存の枠にとらわれない革新的なアイデアを生み出す力が求められやすいでしょう。
このように自分の発想力が企業のニーズと合致しているのかどうかもチェックしたうえで、企業側の目線に立ったエピソードになっているかを考えるようにしてください。
ステップ②どんな発想力なのか具体化して書き出す
エピソードが見つかったら次にやるべきことは、「それはどんな発想力なのか?」を言葉にすることです。
多くの学生はここを飛ばしてしまい、「発想力があります」という曖昧な自己PRになってしまいます。
まずは、以下の表で自分の発想力タイプを整理してみてください。
発想力タイプ別の特徴・具体化一覧
| あなたの発想力のタイプ | エピソードの特徴 | これで具体化!「○○な発想力」 |
|---|---|---|
|
A. 0→1(創出)タイプ 新しい価値や楽しみを生み出す |
・サークルやイベントを立ち上げた ・新しい企画を提案して実行した ・前例のない新しいルールを作った |
・ 「新しい価値を形にする」発想力 ・ 「常識や前例にとらわれない」発想力 ・ 「困難な壁をアイデアで突破する」発想力 |
|
B. 1→100(改善)タイプ 既存の不満や無駄をなくす |
・ マニュアルを作りミスを減らした ・ 予算不足を工夫で乗り切った ・ チームの不満を解消する制度を作った |
・ 「当たり前を疑い最適化する」発想力 ・ 「制約(ピンチ)を価値に変える」発想力 ・ 「相手の視点に立って先回りする」発想力 |
← 表を横にスクロールできます →
どちらのタイプが優れているというわけではありません。それぞれの強みがあり、それぞれを求める環境があります。
自分がどんな発想力を強みとしているかを明確にし、アピールの方針を固めましょう。
自分がどんな性格かいまいちよくわかっていない、自分の強みを知りたいという場合には以下の記事を参考にまずは自己分析をおこないましょう。
強み・弱みが必ず見つかる10の自己分析法|OK・NG例文付き
ステップ③入社後にどう活かすかでまとめる
発想力は、行動や成果と結びつけて説明しなければ、「頭のなかの話」で終わってしまう強みでもあります。
企業が知りたいのは、「この発想力を持つ人が入社したら、どんな場面で力を発揮してくれるのか」という採用メリットの部分。
だからこそ、発想力を「考える力」だけで終わらせず、仕事のなかで再現できる行動に言い換えて締めくくることが欠かせません。
- 業務フローのなかにある無駄や二度手間を見つけ、改善案として提案する
- 顧客や利用者の行動・声をもとに、より使いやすい仕組みや施策を考える
- チーム内の課題を整理し、仕組みやルールで解決につなげる
どのように仕事で発想力を活かせるのか。ぱっと思いつかない場合はイメージする材料が足りていません。
ベストは志望先の説明会などで働くイメージを膨らませることですが、OB・OG訪問で話を聞いてみるのもおすすめですね。
何もイメージの元がない状態から具体的な活かし方は浮かんではきません。とにかく、足を動かして情報を手に入れることが大切です。
企業研究の手段についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
就活の成功は企業研究が鍵! コツを押さえた6ステップで内定獲得へ
OB・OG訪問についてはこちらの記事で流れやタイミングを解説しています。
OB・OG訪問の時期は何月だと遅い? ベストな時期・時間帯を確認
キャリアパーク就職エージェントの『自己PR作成ツール』の活用がおすすめ
ステップをふまえて作り方が理解できたら、「自己PR作成ツール」の活用も検討してみましょう。多くの就活支援をしてきたキャリアアドバイザーが監修した、生成AIを用いたツールです。

実際に使用してみるとわかりますが、選択肢をタップしたり、簡単な回答をするだけで、ここまで解説してきたステップに沿ったような流れで自動的に自己PRが完成します。
出力された回答をもとに練り直すもよし、アイデアのもとにするのもよし。自己PR作成の最初の一歩としてとてもおすすめですよ。
エピソード・発想力のタイプ別で網羅! 発想力の自己PR例文12選
「発想力」と一言でいっても、その中身はさまざまです。
ゼロから何かを生み出す力なのか、今ある仕組みを良くしていく力なのか。どんな場面で発揮されたのかによって、伝え方も大きく変わってきます。
そこでここからは、エピソードの種類と発想力のタイプを掛け合わせ、実際に使いやすい自己PR例文を紹介します。
自分の経験に近いものをヒントにしながら、言葉を自分用に整えてみてください。
例文一覧から探す
例文①アルバイト×ゼロから1を生む力
私の強みは、ゼロから仕組みを生み出す発想力です。
私が飲食店のアルバイトで働いていた際、新人教育が場当たり的で、定着率が低いという問題がありました。多くの人は「忙しいから仕方ない」と個別に教えるだけでしたが、私は教育内容の属人化に着目しました。
そこで、業務を洗い出したマニュアルとチェックリストを作成した結果、新人の独り立ちまでの期間が約2週間短縮されました。入社後もこの強みを活かし、業務の仕組みづくりを通じて生産性向上に貢献したいと考えております。
課題→着眼点→行動→成果までが一貫しており、発想力が「再現性のある強み」として伝わる例文です。
特に「仕組み化」というキーワードは、多くの企業で評価されやすいポイント。面接では「なぜマニュアル化しようと思ったのか」を補足できると、思考力の深さもより伝わります。
例文②アルバイト×現状を改善する発想力
私の強みは、日常業務のなかにある非効率を改善する発想力です。
私がアパレル店でアルバイトをしていた際、在庫確認に時間がかかり、接客が中断されてしまうという課題がありました。多くの人は「慣れれば早くなる」と考えておりましたが、私は商品配置と在庫表の見づらさに原因があると感じました。
そこで売り場ごとに配置ルールを統一し、在庫表を色分けする工夫をおこないました。その結果、在庫確認にかかる時間を約30%削減することができました。
入社後もこの発想力を活かし、業務の無駄を減らす改善提案をおこなっていきたいと考えております。
「小さな改善」でも、具体的な行動と数字で成果を示せている点が高評価です。現場視点を持ち、実行まで移せる人材だと伝わります。
面接では「周囲をどう巻き込んだか」を補足すると、協調性のアピールにもつながります。
自己PRでアルバイト経験をアピールする場合はこちらの記事もあわせてチェックしておきましょう。
例文10選|アルバイト経験の自己PRは4ステップの振り返りが必須
例文③インターン×ゼロから1を生む発想力
私の強みは、新しい切り口から仕組みを生み出す発想力です。
私が営業インターンに参加していた際、商談前の企業理解が浅く、成果に差が出ているという課題がありました。多くの学生は個人で調べて終わっておりましたが、私は情報を共有する場がないことに着目しました。
そこで業界別の情報共有シートを作成し、チーム全体で活用できる仕組みを整えました。その結果、商談時の提案内容が具体化し、チーム全体の成果向上につながりました。
入社後も情報整理や仕組み化を通じて、チームの成果を底上げする存在として貢献したいです。
個人の工夫に留まらず、「全体最適」を考えている点が非常に良いですね。インターン経験を、入社後の働き方に自然につなげられています。
成果を数字で補足できれば、さらに説得力が高まります。
例文④インターン×現状を改善する発想力
私の強みは、業務フローを見直す発想力です。
私がマーケティングインターンに参加していた際、報告資料の作成に時間がかかり、本来の分析業務に集中できないという課題がありました。多くの人は毎回一から資料を作っておりましたが、私はフォーマットが統一されていない点に着目しました。
そこで共通テンプレートを作成し、入力項目を整理しました。その結果、資料作成時間が短縮され、分析の質の向上につながりました。
入社後も業務効率化の視点を持ち、成果につながる時間の使い方を実現したいです。
改善前と改善後が明確で、論理的に説明できています。
業務効率化は多くの企業で求められる視点なので、職種を問わず使いやすい自己PRです。
例文⑤ボランティア×ゼロから1を生む発想力
私の強みは、人を巻き込む仕組みを考える発想力です。
私が地域清掃ボランティアに参加していた際、参加者数が年々減少しているという問題がありました。多くの人は告知不足が原因だと考えておりましたが、私は参加する動機そのものが弱い点に着目しました。
そこで清掃後に交流イベントを企画し、活動そのものを楽しめる仕組みを作りました。その結果、新規参加者が増え、継続的な参加にもつながりました。
入社後もこの発想力を活かし、人や組織を動かす仕組みづくりに貢献したいと考えております。
社会性の高い経験を、発想力としてうまく言語化できています。
「なぜ人が集まらないのか」を考えている点が評価ポイント。企画職や営業職志望にも相性の良い内容です。
例文⑥ボランティア×現状を改善する発想力
私の強みは、現場目線で課題を改善する発想力です。
私が災害支援ボランティアに参加した際、物資配布の動線が分かりにくく、混乱が生じておりました。多くの人は指示を待つだけでしたが、私は配置と案内方法に問題があると感じました。
そこで動線を整理し、案内表示を工夫しました。その結果、配布がスムーズになり、現場の混乱を減らすことができました。
入社後も現場で起きている課題に目を向け、改善行動を積み重ねていきたいです。
冷静な観察力と行動力の両方が伝わる例文です。「誰のための改善か」を意識している点も好印象。
面接では、判断のスピード感を補足できるとさらに評価が高まります。
ボランティアの経験をもとに自己PRを作成するコツは以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ボランティア経験の自己PRの響く伝え方4ステップ|例文15選
例文⑦ゼミ×ゼロから1を生む発想力
私の強みは、課題設定から新しい切り口を見つけ出す発想力です。
私が所属していたゼミでは、研究テーマが抽象的になりがちで、議論が広がる一方で方向性が定まらないという課題がありました。多くの学生は先行研究をさらに読み込むことで解決しようとしておりましたが、私は「なぜこのテーマに取り組むのか」という目的自体が曖昧である点に着目しました。
そこで、社会課題や身近な事例と研究テーマを結びつける切り口を提案し、議論の軸を明確にしました。その結果、研究テーマが具体化され、ゼミ全体の議論が深まり、最終的には全員が納得感を持って研究を進められるようになりました。
入社後もこの発想力を活かし、物事の前提や目的から考えることで、新たな価値創出につながる提案をおこないたいと考えております。
単にアイデアを出したのではなく、「問いの立て直し」によって状況を変えた点が評価ポイント。
企画職やコンサル系志望の場合は特に相性がよく、思考の深さをしっかり伝えられる自己PRになっています。
例文⑧ゼミ×現状を改善する発想力
私の強みは、議論の進め方を工夫し、成果につなげる発想力です。
私が所属していたゼミでは、意見は多く出るものの、話し合いが発散し、結論が出にくいという課題がありました。多くの学生は「もっと話し合うしかない」と考えておりましたが、私は議論の進め方そのものに原因があると感じました。
そこで、議論の目的・論点・結論を整理する簡単なフレームを導入し、話し合いの前後で共有するよう提案しました。その結果、議論の流れが整理され、限られた時間でも結論までたどり着けるようになりました。
入社後も会議や打ち合わせの質を高める工夫をおこない、チーム全体の生産性向上に貢献したいと考えております。
「改善型」の発想力が非常に分かりやすく伝わる例文です。
社会人になると会議の質は重要な評価ポイントになるため、再現性のある強みとして評価されやすい内容です。
実際に周囲からどんな反応があったかを補足できると、さらに説得力が増します。
ゼミでの経験をもとにした自己PRの例文は以下の記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
【13例文】ゼミ題材の自己PRは行動×学びでマッチ度をアピール!
例文⑨サークル×ゼロから1を生む発想力
私の強みは、停滞した状況に新しい流れを生み出す発想力です。
私が所属していたサークルでは、活動内容が固定化し、参加率が徐々に下がっているという課題がありました。多くのメンバーは「学業が忙しいから仕方がない」と考えておりましたが、私は活動そのものに新鮮さが欠けている点に着目しました。
そこで、これまでにない形式のイベントを企画し、準備段階からメンバーを巻き込む形で実行しました。その結果、参加率が向上し、活動への前向きな意見も増えました。
入社後もこの発想力を活かし、既存の枠にとらわれない企画提案で組織の活性化に貢献したいと考えております。
「ゼロから1」の発想力が、状況改善という成果につながっている点が高評価です。主体性と行動力も同時にアピールできています。
面接では、企画の狙いや工夫した点を具体的に語れるように準備しておきましょう。
例文⑩サークル×現状を改善する発想力
私の強みは、活動の無駄や非効率を見直す発想力です。
私が所属していたサークルでは、連絡漏れや情報共有不足により、活動準備がスムーズに進まないという課題がありました。多くの人は注意喚起で対応しておりましたが、私は連絡手段が分散していることが根本原因だと考えました。
そこで連絡ツールを一本化し、情報共有のルールを整備しました。その結果、連絡ミスが減り、準備や運営が円滑に進むようになりました。入社後も業務フローや情報共有の改善を通じて、チームの成果最大化に貢献したいです。
組織視点で課題をとらえられている点が非常に良いですね。改善の対象が「人」ではなく「仕組み」であるため、社会人としての視点が伝わります。
事務職・総合職どちらにも使いやすい自己PRです。
自己PRでサークル経験をアピールする場合はこちらの記事もあわせてチェックしておきましょう。
【例文付き】自己PRではサークル活動をアピール|作成のコツも解説
例文⑪部活×ゼロから1を生む発想力
私の強みは、チームに新しい視点を取り入れる発想力です。
私が所属していた部活動では、練習を重ねても成果が伸び悩む状況が続いておりました。多くの部員は練習量を増やすことに注力しておりましたが、私は練習内容そのものを見直す必要があると考えました。
そこでほかのチームの取り組みを調べ、自分たちに合う形で新しい練習メニューを導入しました。その結果、練習の質が向上し、チーム全体のパフォーマンス向上につながりました。
入社後も周囲の状況を分析し、新しい視点からチームの成長に貢献したいと考えております。
行動の背景に調査や比較検討がある点が評価できます。思いつきではない発想力であることが伝わる好例です。
リーダー経験がなくても、影響力を発揮できるタイプとして評価されやすい内容です。
例文⑫部活×現状を改善する発想力
私の強みは、日々の活動をより良くする改善型の発想力です。
私が所属していた部活動では、準備や片付けに時間がかかり、練習時間が十分に確保できないという課題がありました。多くの部員は「昔からこうだから」と受け入れておりましたが、私は作業手順や役割分担に無駄があると感じました。
そこで準備工程を見直し、役割分担を明確化しました。その結果、準備時間が短縮され、練習に集中できる環境が整いました。入社後も小さな改善を積み重ね、安定して成果を出せる存在として貢献したいと考えております。
堅実で再現性の高い発想力が伝わります。「派手さはないが確実に組織を良くする人材」として評価されやすい自己PRです。
継続的に改善してきた姿勢を補足できると、より強みが際立ちます。
部活の経験をもとに自己PRを作成するコツは以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
NG例文付き! 「発想力」アピールの3つの注意点
「発想力があります」と伝えているのに、なぜか評価されない……という経験がある学生もいるのではないでしょうか。
その原因の多くは、発想力そのものではなく伝え方にあります。
ここからは、就活の現場でよく見かける発想力のNG自己PR例をもとに、どこが評価されにくいのか、どう直せば良いのかを解説します。
①アイデアだけで実行に移せていない
私の強みは発想力です。
アルバイト先では業務効率を上げるために、さまざまな改善アイデアを考え、店長にも提案しました。特に、オペレーションを簡略化するアイデアは評価され、自分の発想力を活かせたと感じております。
この例文の問題点は、「考えた」ことしか伝わらない点です。
実際に行動したのか、どこまでかかわったのか、結果どうなったのかが不明なため、企業側は「それは誰でも言えるよね」と感じてしまいます。
仕事で評価される発想力は、アイデアを出す力ではなく、形にする力。実行プロセスや成果が語られていない発想力は、評価につながりません。
私の強みは、「アイデアを形にし、成果が出るまでやり抜く実行力」です。
飲食店のアルバイトでは、新人スタッフのオーダーミスが多発しているという課題がありました。そこで私は、口頭指導だけでなく「視覚的にわかりやすいメニュー略語表」の作成を店長に提案しました。
提案だけで終わらせず、実際にスタッフの意見を聞きながら作成・配布し、使用感のヒアリングまでおこないました。その結果、オーダーミスが前月比で3割減少し、店舗の回転率向上にも貢献できました。
②「必要性」が客観的に示せていない
私の強みは発想力です。
アルバイト先で業務のやり方に違和感を覚え、もっと良いやり方があると思い、改善案を考えました。自分なりに工夫して行動できた点が強みだと考えております。
一見すると前向きな自己PRですが、この例文では「なぜ改善が必要だったのか」が伝わりません。
「自分がやりづらかった」「違和感があった」だけでは、それは個人の不満に見えてしまいます。企業が知りたいのは、チームや成果にどんな影響があったのかという視点です。
発想力を評価してもらうには、課題の存在を数字・状況・周囲の変化で客観的に示すことが欠かせませんよ。
私の強みは、「課題の本質を見極め、解決策を導き出す発想力」です。
アルバイト先の倉庫作業では、在庫確認に時間がかかり、1日平均30分の残業が発生していることが課題でした。原因は「商品の配置が整理されていないこと」にあると考え、私は「商品頻度別の配置換え」と「エリアごとの色分け」を提案・実行しました。
誰が見ても一目で場所がわかる仕組みを作ったことで、作業時間が短縮され、残業時間をゼロにすることができました。入社後も、現状の課題を冷静に分析し、組織全体の効率化に貢献したいと考えます。
③企業が求める発想力に合致していない
私の強みは、発想力です。
カフェのアルバイトでは、お客様を驚かせたいと思い、「激辛パフェ」や「虹色ドリンク」など、他店にはないユニークな裏メニューを考案しました。 実際に試作してスタッフに見せたところ、「その発想はなかった」と驚かれました。
この企画力を活かして、貴社でも世の中を驚かせる商品を開発したいです。
厳しいことを言いますが、これではビジネスにおける「発想力」ではなく、ただの「思いつき」です。企業では「利益が出るか」「オペレーションが回るか」など、結果につながる行動であったかが重要になります。
「人と違うことを言う=発想力」というのは誤解です。「制約(予算・時間)の中で、どう価値を生むか」という視点を持って発想力の自己PRを組み立てることが必要です。
私の強みは、現状にとらわれない、逆境をチャンスに変える発想力です。
アルバイト先のカフェでは、年配の常連客が多い一方、学生などの若者が少なく、夕方のアイドルタイムの売上が伸び悩んでいました。
そこで近隣の競合店調査とSNS分析をおこない、「味」よりも「視覚的なインパクト(映え)」が若者の来店動機になると仮説を立てました。 そうして、既存のシロップを組み合わせて色鮮やかな層を作る「カラフルソーダ」を提案しました。
工夫したのは「実現可能性」です。 新たな食材を仕入れずに在庫を活用することで原価を抑え、かつ「誰でも1分で作れるレシピ」を開発してオペレーション負荷を最小限にしました。
結果、SNSでの投稿が増えて若者の来店が急増し、夕方の売上が昨対比120%を達成しました。 貴社でも、この発想力を活かして顧客ニーズと採算性を両立させた企画を提案します。
企業の求める人物像を調べる方法は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
就活対策! 企業の「求める人物像」とは? 調べ方・活用法を大公開
【Q&A】発想力・自己PRに関する疑問に回答!

就活生
本当にこれで「発想力がある」って言っていいのかな……

就活生
クリエイター職以外だと通用しない?
発想力を強みとする人のなかには、このような不安を抱いてモヤモヤしている人もいるでしょう。
ここからは、キャリアアドバイザーとして日々相談を受けるなかで特に多い質問を取り上げ、一つずつ回答していきます。
Q.「発想力がある」といえるラインは?
A. 大きなアイデアでなくても、「工夫して行動した経験」があれば発想力と言えます。
多くの学生が「誰も思いつかない発想」を求めてしまいますが、企業が見ているのはそこではありません。
日常の違和感や非効率に気づき、「こうすれば良くなるのでは」と考えて実際に動いたかどうか。その思考と行動のセットこそが、仕事で再現できる発想力として評価されます。
自分では当たり前だと思っている工夫ほど、採用側の目には価値ある経験に映ることも多いですよ。
Q.クリエイター職志望じゃないけど発想力はあり?
A. むしろ、ほとんどの職種で発想力は重要な強みになります。
発想力というとクリエイター職向けの力だと思われがちですが、実際の仕事では「改善・工夫する力」としてあらゆる職種で求められます。
営業なら提案の切り口、事務なら業務効率化、技術職なら実装方法の工夫など、活きる場面はさまざま。
自分の経験を「その仕事でどう使えるか」に言い換えられれば、職種を問わず十分アピールできます。
Q.AIを活用したエピソードは評価される?
A. なりますが、「どう使ったか」まで説明できて初めて評価されます。
「AIを使いました」だけでは、発想力のアピールとしては弱いのが正直なところです。
採用側が知りたいのは、なぜAIを使おうと考えたのか、どんな課題を解決したかったのか、そして結果として何が改善されたのかという点です。
AIはあくまで手段であり、価値があるのはそれを選び、活かそうとしたあなたの思考です。背景まで言語化できれば、今の時代らしい発想力としてしっかり評価されます。
発想力の自己PRは「企業視点」を軸に採用メリットが伝わる内容に仕上げよう
発想力は、伝え方次第で印象が大きく変わる強みです。
「アイデアを出すのが得意」「柔軟に考えられます」といった表現だけでは、企業にとってのメリットが伝わりにくく、印象に残りません。
大切なのは、その発想力がどんな場面で発揮され、どんな良い変化を生んだのかを具体的に伝えること。
「何を考えたか」だけで終わらせず、その発想が企業にどんなプラスをもたらすのかを意識してまとめてみてください。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
「アイデアを出すのが得意です!」「物事を柔軟に考えられます」