例文11選|発想力のアピールは課題解決で役立てたエピソードが必須

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目次

  1. 発想力の自己PRは「納得できるか」がカギとなる! 必要な要素を理解しよう
  2. 発想力をアピールしたいなら知っておきたい3つのこと
  3. 発想力は企業としても重視する能力の1つ
  4. 自己PRとしては人気のテーマなので差別化が必要
  5. 目に見えない能力であるためアピール方法には工夫が求められる
  6. 企業の本音を理解しよう! 企業が学生に発想力をもとめる理由
  7. 発想力=AI(人工知能)に代わることができない人間ならではの力だから
  8. 新しい商品やサービスを生み出すなど利益につながる力だから
  9. 自分に当てはまるかチェックしてみよう! 発想力がある人ってどんな人?
  10. ①人と違うアイデアを出せる
  11. ②固定概念にとらわれない考え方ができる
  12. ③物事を一つの面だけでなく多角的に見れる
  13. 今からでも遅くない! 発想力を鍛える方法
  14. 世間の「当たり前」をいろいろな角度から疑ってみる
  15. 人がどうかよりも自分なりの考えを持つ訓練をする
  16. 普段話さない人と話してみるなど多様な考え方や情報に触れる
  17. 発想力が必要とされる7つの職種! ビジネスシーンでの活かされ方も解説
  18. ①営業:個別の顧客のニーズに新しい提案で対応する
  19. ②企画:これまでにない斬新な企画を立てる
  20. ③商品開発:消費者ニーズに合わせた新商品を開発する
  21. ④マーケティング:多角的な視点で分析しヒット商品へとつなげる
  22. ⑤コンサルタント:顧客の現状を打開するアイデアを考える
  23. ⑥システムエンジニア:使う側の視点に立った新しいシステムを作る
  24. ⑦クリエイティブ系の専門職:人の心をつかむ新しいものを生み出す
  25. 「どう活かしたか」が重要! 発想力を効果的にアピールする4ステップ
  26. ステップ①視点を変えたことで成果を出した経験を探す
  27. ステップ②どのような課題や状況を乗り越えたのか明確に示す
  28. ステップ③発想力を鍛えるために心掛けていることを話す
  29. ステップ④発想力を企業でどう活かすかで締めくくる
  30. 11職種別で解説! 発想力を軸とした自己PR例文
  31. ①営業
  32. ②企画
  33. ③商品開発
  34. ④事務
  35. ⑤マーケティング
  36. ⑥コンサルタント
  37. ⑦生産管理
  38. ⑧システムエンジニア
  39. ⑨人事
  40. ⑩デザイナー
  41. ⑪Webディレクター
  42. 発想力を魅力的にアピールするための方法を取り入れて選考突破しよう!

発想力の自己PRは「納得できるか」がカギとなる! 必要な要素を理解しよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生から、

「発想力は自己PRのテーマにできますか?」
「どんな職種で特に発想力がもとめられますか?」

といった質問が多く寄せられています。発想力は具体的には説明しづらい能力だけに、選考でどうアピールすればいいのか、そもそも仕事のどんな場面で役立てられるのか、うまくイメージできずに悩んでいる人も少なくないはずです。

発想力の自己PRは、自分の強みが発想力だと面接官に納得してもらえるかがカギになります。この記事では、企業が学生に発想力をもとめる理由や効果的なアピール方法、面接で使える自己PR例文を紹介するのでぜひ参考にしてください。

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発想力をアピールしたいなら知っておきたい3つのこと

発想力を自己PRのテーマに選ぶなら押さえておきたいこと
  • 発想力は企業としても重視する能力の1つ
  • 自己PRとしては人気のテーマなので差別化が必要
  • 目に見えない能力であるためアピール方法には工夫が求められる
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そもそも、自己PRとして発想力を選んでも大丈夫なのでしょうか?

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もちろんです。発想力が自己PRのテーマとして使える理由について詳しく解説していきます!

発想力は自己PRとしても十分使える魅力的な強みです。しかし、発想力をアピールするときはいくつかのポイントに注意しないといけないもの事実です。発想力がアピールになる理由と、アピールするときの注意点も把握したうえで、自信をもってアピールしましょう。

発想力は企業としても重視する能力の1つ

発想力は、多くの企業の選考で重視されやすい能力の1つであることをまず押さえておきましょう。問題解決やアイディアの創出など、さまざまな場面で必要とされる能力であることから、選考でも「発想力が備わっているか」が評価されているのです

発想力が重視される職種といえば、新しい商品やサービスを生み出すクリエイティブ系の専門職をイメージする人が多いかもしれませんね。たしかに、こうした職種に発想力は欠かせませんが、ほかにも幅広い職種でもとめられています。

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たとえば、営業のように一見発想力と関係がなさそうな職種でも、発揮できる場面は多々あるため、選考でのアピールポイントになりますよ。

営業職にもとめられる適性についてはこちらの記事で解説しています。

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自己PRとしては人気のテーマなので差別化が必要

企業が重視する能力の1つではありますが、一方で発想力は自己PRのテーマに使われやすいという点も理解しておく必要があります。発想力を押し出すなら、自分ならではの自己PRになるよう差別化が必要です。

差別化のコツは、自分にしか話せないエピソードを盛り込むことです。仮に同じ発想力をアピールしても、発想力を発揮してうまくいった経験や、自分の強みだと自覚したきっかけは人それぞれですよね。

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エピソードにこそ自分らしさが生まれるため、自己PRで伝えるときは具体的なエピソードを盛り込むよう心掛けてみてください。

効果的な自己PRネタの見つけ方はこちらの記事で解説しています。

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目に見えない能力であるためアピール方法には工夫が求められる

資格や成果物などはどんなスキルがあるのか一目でわかりますが、発想力は目に見えない能力だけに強みがわかりづらいですよね。そのまま伝えてしまっては企業に強みが伝わらないので、アピール方法に工夫が必要です。

おすすめのアピール方法は、発想力をより具体的に言い換えることです。たとえば、発想力は「新しいアイデアを生み出すのが得意」「ほかの人と違う視点を持てる」といったように言い換えられますよね。

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言い換え表現をうまく使ってアピールすると、どんな発想力が自分の強みなのかが企業に伝わりやすくなりますよ。

上村 京久

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「相手はどう思うのか」という視点で伝え方を考えよう

発想力という要素自体はアピールになりますが、伝え方には注意が必要です。面接で採用担当者は、「当社でどのように活躍してくれるのか」をイメージしながら話を聞いているため、イメージが湧いてこない「発想力」のアピールだと選考通過も厳しくなってしまいます。

たとえば、営業職を目指している学生が「美術部に所属し、作品制作では持ち前の発想力を活かすことができ、コンクールに入賞経験があります」とだけ伝えても、採用担当者は「採用したい!」とはなかなか感じづらいでしょう。

「発想力」をアピールするなら、職種にどう活かせるのか、どのような点で適性があると言えるのかまでを話す必要があります。前述の美術部の事例なら、「発想力を養うために、映画制作に携わっている人や美術家の方にコンタクトを取って直接会いに行き、刺激をもらっています」といった話題に発展することができれば、職種との関連性も生まれてくるのではないでしょうか。

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企業の本音を理解しよう! 企業が学生に発想力をもとめる理由

企業が学生に発想力をもとめる理由

発想力について、もう少し企業の視点を掘り下げてみましょう。企業の本音を理解することで質問の意図に沿った自己PRができ、自分の強みを正確に理解してもらえるようになりますよ。

発想力=AI(人工知能)に代わることができない人間ならではの力だから

企業が学生に発想力をもとめる理由の1つは、発想力がAI(人工知能)では代替できない能力だからです。

近年はデジタル技術の進化が著しく、ビジネスシーンや日常生活のさまざまな場面でAIが活用されています。スマホのアプリやWebサービスにも数多く活用されているため、AIだと気づかずに使っている人も多いかもしれませんね。

これまでの業務をAIが代替する事例が増えているなかで、AIが苦手にしているのは「新しいアイデアを生み出すこと」や「人の感情を汲み取ること」です。こうした分野は現在のAIで代替しにくいことから、企業は学生に発想力をもとめています。

長尾 美慧

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AI時代だからこそ発想力という強みは輝いていく!

ここまで解説したように、私たちの生活に「AI」は欠かせない存在ではありますが、一方で人間特有の感性や感情はAIが代わりに生み出すのは難しいとされています。コミュニケーションで考えると、人間は目の前の事実だけではなく、言葉の裏側にある背景や表情や動作など微妙なニュアンスからも、相手のことを感じ取ろうとしますよね。

たしかに、AIは優秀で世の中を良くしてくれていますが、相手の心をつかむ人間らしい対話やアイディアにおいては、完全とはいえないはずです。

それに企業は人間の中でも若い人たちの発想を大いに期待していて、これまでになかった新しい形で自分たちの会社に利益をもたらしてくれる商品やサービス、システムなどを求めています。人間だからこその強みである発想力という軸で、その魅力をしっかりと伝えていきましょう。

新しい商品やサービスを生み出すなど利益につながる力だから

世の中に膨大な商品やサービスが存在するなか、同業他社との競争に打ち勝つには、既存の枠にとらわれない柔軟な発想が必要です。そのため企業は、学生の発想力が新しい商品やサービスの創出につながることを期待しています。

また、発想力をもとめているのは、競争が激しい中小企業だけではありません。大企業であっても、古くからの慣習や固定観念が根付いており、成長の妨げとなっている場合があります。

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中小企業から大企業まで、会社の規模にかかわらず、今後安定的に成長していくためには発想力を備えた人が必要です。

自分に当てはまるかチェックしてみよう! 発想力がある人ってどんな人?

発想力がある人の特徴

本当に自分の強みが発想力なのか、自信を持てない人も多いかもしれませんね。自信を持てないままだとアピールも自信のない内容になってしまい、説得力に欠けた自己PRになってしまいます。

ここからは発想力がある人の特徴を紹介するので、まずは自分に当てはまるかチェックしてみましょう。

①人と違うアイデアを出せる

人と違うアイデアを出せる人には発想力があるといえます。みんなが思いつかなかった新しいアイデアを提案できるのは考え方が柔軟な証拠であり、ビジネスにおいてもキーパーソンとして周囲に頼られやすくなります。

こうした人は斬新なアイデアを提案することに長けている場合とは別に、既存の内容にちょっとした付加価値をつけて良いアイデアに変えることを得意としている場合もありますよ

ありきたりな考えに少し工夫を加えたり、複数の考えを組み合わせたりして人と違うアイデアを生み出すことが普段できていないか、ぜひ振り返ってみましょう。

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既存のアイデアにも新しい価値を与えられるのが発想力のある人の特徴です。

②固定概念にとらわれない考え方ができる

発想力がある人は、「一般的にはこうだから」「今まではこうだったから」といった固定概念にとらわれない考え方ができるというのも特徴の1つです。

たとえば、自動販売機といえば飲料やタバコの販売が一般的でしたが、今では定額制サービスを提供する自動販売機なども登場していますよね。ありふれた商品やサービスだけでは競争に勝ち抜くのが難しいので、ビジネスではこうした固定概念にとらわれない考え方が必要です

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キャリアアドバイザー

自分の経験や時代の変化に基づいて、柔軟な考えができる人こそ発想力があるといえますね。

③物事を一つの面だけでなく多角的に見れる

発想力がある人は、物事を多角的な視点で捉えるのが得意です。多角的な視点とは、一つの面だけでなくいろんな角度から仮説を立てたり、アイデアを出したりすることです。

たとえば商品企画の仕事では、「自分はこんな商品を作りたい」という気持ちだけでヒット商品を生み出すのは難しいですよね。多くの人の手に取ってもらうにはニーズに沿った商品を作る必要があるので、市場や消費者の視点が重要になります

商品開発での多角的な考え方の例
  • 現在だけでなく、今後どんな商品が必要になるのか
  • 消費者はどんな悩みを抱えているのか
  • 既存の商品でやや不満に思われているのはどんな点か

酒井 栞里

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「特徴に当てはまらない」=「目指すべき指針が見つかった」と捉えよう

発想力がある人の特徴にどれも当てはまらなかった場合、自分には発想力なんてないのかもと心配になっているかもしれませんね。ただそんなことはないので、心配しすぎる必要はありませんよ。

そもそも当てはまらなかったからといって、発想力がないと諦める必要はまったくなく、逆に「これらの項目に近づいていけばいいんだな」とポジティブに捉えることができるはずです。たとえば「③物事を一つの面だけではなく多角的に見れる」にチェックがつかなかった人は、まずはアイディアノートを作って持ち歩き、日々思いついたことを書き留めてみましょう。

「書き出してみる」という作業をおこなうことで、自分の思考を客観的に見ることができ、連鎖的に新しいアイディアが生まれやすくなると言われています。書き出し方は、言葉をそのままを書いてもいいですし、自分のやりやすい方法で大丈夫です。

発想力の広げ方はいろいろあり、ネットや書籍などでも数多く紹介されています。自分が「できそうだな」「やってみたいな」という方法があれば、どんどん試してみましょう。

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今からでも遅くない! 発想力を鍛える方法

発想力を鍛える方法
  • 世間の「当たり前」をいろいろな角度から疑ってみる
  • 人がどうかよりも自分なりの考えを持つ訓練をする
  • 普段話さない人と話してみるなど多様な考え方や情報に触れる
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就活生

自分は発想力があるほうだと思っていましたが、考えてみたらそうでもないのかもしれません。

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何にでも、上には上がいますからね。ただ、持ち前の発想力を今から鍛えることもできますよ。今から意識して発想力を鍛えておくと、自己PRはもちろん、入社後の業務にも活かせますよ。

発想力は天性の才能だと考えられがちですが、実際には誰しも少なからず備えているものです。考え方や見方を変えることで後からでも鍛えられるので、自分の発想力に自信を持てない人や、もっと強みを伸ばしたいと思っている人は、ぜひこれから解説する方法を試してみてくださいね。

世間の「当たり前」をいろいろな角度から疑ってみる

固定観念は柔軟な発想をする妨げとなります。世間で当たり前に考えられている常識や、自分の中で当たり前になっている習慣を疑ってみることが、発想力を鍛える第一歩です。

「慣例でこれまで○○が選ばれてきた」「△△な仕事は新人に任せるべきではない」といった固定観念に直面した時、それに対して「でも、別角度から考えればそうとはいえないのでは」と柔軟に考え意見を発信することができれば、環境を改善しより良い状態になれるかもしれません。

「~べき」という考え方にとらわれず、視野を広げ、新しい価値を生み出そうとすることを基本姿勢として意識してみましょう

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当たり前を当たり前と思わないことが大切ですよ。

人がどうかよりも自分なりの考えを持つ訓練をする

人と違うアイデアを出す力を発想力と呼ぶため、人と同じ角度から物事を見たのでは鍛えられません。発想力を鍛えるためには、人がどうかよりも自分なりの考えを持つ訓練が必要です。

就活を例に挙げると、「大学卒業後すぐに大手企業に就職するのが良い」という考え方が広く浸透していますよね。たしかに新卒での大手企業への就職は1つのルートですが、それ以外にも「ベンチャー企業で自分の力を試す」、「目標とする企業に入社するために進学してスキルを磨く」などさまざまなルートが考えられます。

「みんなが良いと言っているから良いはずだ」と考えていては、独自の発想は生み出せないと心得て、自分はどう考えるかという視点で物事にあたってみましょう。

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人が良いと言っていることを見聞きしたら、まずは「本当にそうだろうか?」と考え直してみることが大切ですよ。

普段話さない人と話してみるなど多様な考え方や情報に触れる

人の考え方や価値観に触れることは、自分の視野を広げるのに大いに役立ちます。波長の合う友人や家族だけでなく、普段かかわりが少ない年代や立場、職種の人と話してみると発想力を鍛えられますよ。

多様な考え方や情報に触れる方法
  • ボランティア活動をする
  • 幅広い年代の人と触れ合う地域活動をする
  • SNSで同じ趣味を持つ人とつながり、意見を聞いてみる
  • 普段読まないジャンルの本を読んでみる
  • 多彩な企業が集まる就活イベントやセミナーに参加する

たとえば就活イベントに参加してみると、多様な考え方に触れながら就活に関する情報を集められます。なかなか時間がとれず交流の場に足を運ぶのが難しい場合でも、テレビのニュース番組でさまざまなコメンテーターの意見に耳を傾け、共感できるか考えてみるなど自宅でも発想力を鍛える訓練をしてみてくださいね。

発想力が必要とされる7つの職種! ビジネスシーンでの活かされ方も解説

発想力が必要とされる7つの職種とビジネスシーンでの活かされ方
  1. 営業:個別の顧客のニーズに新しい提案で対応する
  2. 企画:これまでにない斬新な企画を立てる
  3. 商品開発:消費者ニーズに合わせた新商品を開発する
  4. マーケティング:多角的な視点で分析しヒット商品へとつなげる
  5. コンサルタント:顧客の現状を打開するアイデアを考える
  6. システムエンジニア:使う側の視点に立った新しいシステムを作る
  7. クリエイティブ系の専門職:人の心をつかむ新しいものを生み出す

発想力が必要とされる代表的な7つの職種について解説します。自分が志望している職種では、どんな発想力が必要とされるのか確認してみてくださいね。

また、自己PRで発想力をアピールするときは、企業でどう活かすかが重要になります。業務内容に沿ったアピールができるよう、ビジネスシーンでの活かされ方も見ていきましょう。

①営業:個別の顧客のニーズに新しい提案で対応する

意外に感じるかもしれませんが、営業にも発想力が必要とされています。同じ商品やサービスを提案するにしても、顧客が抱えるニーズと課題はそれぞれ異なるため、状況に応じた提案が必要です

営業職で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • 決まった期日よりも前にどうしても商品を届けてほしいと言われたときに、通常のワークフローを変更して特別に早める方法を考案した
  • 顧客の希望に自社にはない商品やサービスが含まれていたが、他社から取り寄せる、新しいサービスを上司に提案するなどして顧客の希望に応えた
  • 顧客の漠然としたニーズを汲み取り、既存のサービスに新しい付加価値を添えて提案した

このように営業では、商品やサービスを多角的な視点で捉えたアプローチをしたり、通常では無理なことをアイデアによって実現させることで、競合他社より優位に立つことができるようになります。

「営業職に向いていないのかも?」と思ったらこちらの記事で確認してください。

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②企画:これまでにない斬新な企画を立てる

発想力というと、商品やサービス、広告などを企画する仕事を一番に思い浮かべるかもしれません。すでに存在しているものでは同業他社との差別化が難しいので、これまでにない斬新な企画を提案する発想力が必要です。

企画職で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • 「こういうサービスがあったらいいのにな」という顧客の声を実現可能な企画に落とし込む
  • 商品やサービスのターゲット層にアピールするために、あえてより大きなテーマのイベントを企画する
  • トレンドの1歩先を行く仕掛けを作って話題を集める

企画職でもとめられる発想力には、仕事を始めてからも常に世間の流れやトレンドを意識し、新しい情報を把握しておく必要があります。それにより、最先端の一歩先を行く企画を生み出すことができるのです。

企画職の仕事内容や求められるスキルはこちらの記事で読んでください。

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③商品開発:消費者ニーズに合わせた新商品を開発する

企画で考案されたアイデアを具体的な形にしていくのが商品開発です。これまでに存在しないものを形にするために、柔軟な発想力が必要とされます

商品開発で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • どんな商品が使いやすいか、消費者のあらゆる使用シーンを想像して形にする
  • 既存商品と差別化を図るために、プラスワンの付加価値をつける
  • 寒い地域で人気の商品を、暖かい地域でも売るにはどうすればよいか、視点を変えて考えてみる

新しい商品が、作り手側の思った通りに使われるとは限りません。さまざまな視点から使用方法を考慮し、安全でニーズに合わせた商品を作るための発想力がもとめられます。

④マーケティング:多角的な視点で分析しヒット商品へとつなげる

企画と商品開発によって作られた商品を宣伝したり、販売の仕組みを作ったりするのがマーケティングの役割です。良い商品でも売り方次第で収益に差が生まれるため、発想力を活かして効果的な手法を模索していく必要があります

マーケティング職で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • 売上が低迷していた発想力を生かした販売ルートの形成によりヒット商品につなげる
  • 商品を売るにはどんな手法が最適なのか、消費者の動向を探りながら発想力を駆使して考える
  • 商品が直面している状況や数学的な思考など、多彩な角度から販売方法を検討する

ニーズの変化が激しい現代では、何がきっかけで商品がヒットするか読みづらい面があります。そういった場面においても、ターゲットニーズを深く理解したうえで、柔軟な発想力でアイデアを生み出すことがマーケティング職では求められます。

マーケティング職の志望動機の書き方はこちらの記事で解説しています。

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⑤コンサルタント:顧客の現状を打開するアイデアを考える

コンサルタントは顧客が抱える課題の解決をサポートする仕事です。顧客の現状を打開するために、発想力がもとめられます。

コンサルタント職で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • 物事を多角的な視点でとらえる発想力によって、複雑な要因が絡み合う課題を解決する
  • 多様な業界、企業の人に関わってきた豊富な知識と経験から、異業種における新しい解決方法を提案する
  • 固定概念にとらわれない発想力と分析力により、顧客の課題に内包される根本的な課題を見出す

近年は考慮する要因が増えたことでビジネス上の課題が複雑化しており、型にはまった解決方法が通用しなくなってきています。そのためコンサルタントには、顧客企業の状況に合わせた柔軟な発想力が必要です

コンサル業界の志望動機で差をつける方法はこちらの記事で解説しています。

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⑥システムエンジニア:使う側の視点に立った新しいシステムを作る

システムエンジニアは、顧客の要望に沿ったシステムの設計・開発をする仕事です。スマホで使われるアプリを開発したり、お金の管理に便利な会計システムを開発したりする仕事、と言われるとイメージしやすいかもしれませんね。

顧客が求めることを実現できるシステムを作ることが仕事ですが、それ以上の付加価値をつけることで競合他社の優位に立つことができます。

システムエンジニア職で発想力がもとめられるシチュエーションの例
  • 会計システムを開発してほしいというオーダーに対し、使う側の視点に立った機能的なシステムを提供して高い満足度を得る
  • 難易度の高いシステムを、これまでにない新しい視点によって形にする
  • 既存の技術を使ったオーダーに対し、より内容に適した新しい技術を提案する

システムエンジニアの業務で特に発想力が必要とされるのは、システムの全体的な構成を決める要件定義の段階です。自分がどんなシステムを作りたいかよりも、使う側の視点に立ったシステムを作ることが求められています。

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⑦クリエイティブ系の専門職:人の心をつかむ新しいものを生み出す

クリエイティブ系の専門職とは、商品やサービスを生み出す仕事のことです。新しい価値を持つものを考える必要があることから、豊かな発想力がもとめられています。

クリエイティブ系の職種例
  • ライター
  • インテリアコーディネーター
  • イラストレーター

たとえばインテリアコーディネーターの仕事では、単におしゃれな空間を作るだけでは評価してもらえません。顧客の好みや予算を考慮しながら、デザイン性・機能性・安全性などの視点からアイデアを出す必要があります

さまざまな要素を交えながら、顧客に合わせたアウトプットを出す必要があるという点ではどのクリエイティブ系の職種でも共通しており、やはり柔軟な発想力は広く求められるといえます。

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「どう活かしたか」が重要! 発想力を効果的にアピールする4ステップ

発想力を効果的にアピールする4ステップ

いざ発想力を自己PRでアピールしようとしても、どのように伝えるべきか悩んでしまいますよね。テーマとエピソードが決まっても、伝え方の部分でつまづいている人は多いはずです。

そこで、発想力を効果的にアピールする4ステップを紹介します。自己PRの構成を考えるときの参考にしてくださいね。

ステップ①視点を変えたことで成果を出した経験を探す

発想力は具体的な強みや活かし方がイメージしづらい能力であるため、説得力を持たせるにはその能力の有用性を裏付けるようなエピソードが必要です。過去の出来事の中で、視点を変えたことで成果を出した経験を探してみましょう。

何か困った場面があって、その際周りからもなかなか良いアイデアが出ないなか、自分のアイデアが局面を打開するきっかけとなったのであれば、それは発想力があるといえる証拠になりますよね。

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「私の強みは発想力です」と伝えるだけでは納得してもらえないので、発想力によって成果を出した経験を伝えて能力を裏付けましょう。

ステップ②どのような課題や状況を乗り越えたのか明確に示す

発想力を裏付けるエピソードは、その背景となる課題や状況を語ることでさらに説得力が生まれます。ただ頑張っただけでなく、どこが大変でどう工夫したのかを伝えましょう

たとえば大学のゼミで商品企画に携わった経験があるなら、企画の中でどんな課題が生まれ、それをどう乗り越えたのかを語ることがポイントです。課題と自分の発想力を結びつけてアピールできれば、自分の力が周りに好影響を及ぼした裏付けになります。

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発想力をアピールするには「努力した」などの抽象的な表現は避け、行動や考えを具体的に掘り下げることが大切ですよ。

ステップ③発想力を鍛えるために心掛けていることを話す

発想力を鍛えるために心掛けていることを伝えると、自分の強みを正確に理解し、伸ばしていこうとしている姿勢が伝わります。自分なりの考え方や訓練があれば、積極的にアピールしましょう

発想力を鍛えるための取り組みは具体的な訓練でなく、自分の行動原理や仕事への向き合い方などの心掛けでも問題ありません。

たとえば

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柔軟な発想力を鍛えるため、自分と異なる意見でもまずは否定せず、耳を傾けてみるようにしています。

と伝えると、普段から心掛けていることがわかりやすいですよね。

ステップ④発想力を企業でどう活かすかで締めくくる

自己PRの最後は、発想力を企業でどう活かすかで締めくくりましょう。どんな場面で自分の発想力を活かせるかを伝えることで、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなりますよ。

ポイントは、実際の業務に沿った内容にすることです。たとえば営業を志望しているなら、「発想力を活かして貢献していくつもりです」と伝えるよりも、

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普段から、1つの商品でもいろんな使い方を試しています。商談でもそんな発想力を活かし、お客様に合わせた提案をします。

と伝えたほうが活躍をイメージしやすいですよね。

貢献の形がわかりやすい学生は企業としても採用しやすいので、実際の業務との関連性を意識しながら発想力の活かし方をアピールしてみてください。

高橋 宙

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より自分に合った表現に言い換えるのもおすすめ!

発想力の自己PRをより効果的に伝えるには、より自分に合った表現に言い換えるのもおすすめです。というのも、エピソードは人によって異なると思いますが、「発想力」という言葉そのものが何となく誰もが思いつきそうな感じで、採用担当者もよく目にしていることが予想されるためです。

もし、オリジナリティのある「発想力」で攻めたいという人は、より自分に合った表現に言い換えてみましょう。たとえば「革新性」という言葉からは積極的に新しいものを生み出す力が想像でき、また、センスのいいアイディアがひらめく「クリエイティブ」という言葉を使うことで、一味違った「発想力」をアピールできるかもしれませんね。

発想力の言い換えが自力で思いつかないなら、言語力のある友人からヒントを得たり、ネットで「発想力 言い換え」と検索したりすると、たくさんの言葉が出てきて参考になりますよ。

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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

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11職種別で解説! 発想力を軸とした自己PR例文

発想力を軸とした自己PR例文
  1. 営業
  2. 企画
  3. 商品開発
  4. 事務
  5. マーケティング
  6. コンサルタント
  7. 生産管理
  8. システムエンジニア
  9. 人事
  10. デザイナー
  11. Webディレクター

ステップを参考にしてイメージが膨らんだら、実際に自己PRを作成してみましょう。

どのように伝えると発想力を評価してもらえるのかがわかりやすいように、職種別の自己PR例文を用意しました。志望する職種や、志望職種に近い職種の例文を参考に、自分ならではの自己PRを考えてみてくださいね。

①営業

例文

柔軟な発想力が私の強みです。大学のサークルでの経験を通じて発想力が養われました。

所属するサークルでは学祭で出し物をしていたのですが、毎年似たようなものばかりでマンネリ化の状態にありました。そこで私は、過去の出し物から着想を得て、複数のイベントを組み合わせた出し物を企画しました。

もとの魅力を消さないようベースは変えず、少しの新鮮さを加えたことで、毎年来てくださる方にも喜んでいただけました。

営業の仕事では奇抜なアプローチよりも、既存の手法を顧客に合わせてうまく変えていくアプローチが大切だと思います。発想力を活かして、柔軟な提案につなげていきます。

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自分の強みである発想力を具体的なエピソードで裏付けつつ、営業の仕事ともうまく結びつけられていますね。

②企画

例文

私の強みはターゲットに合わせたアイデアを出せる発想力です。

カフェのアルバイトでは、どの年齢層のお客さんが多いのか分析したり、SNSでトレンドを把握したりしてキャンペーンの企画に貢献しています。たとえば最近は、写真映えするメニューを揃えた女子会コースを企画し、若い女性客の集客に成功しました。

企画の仕事では、とにかく斬新なアイデアを出せば良いわけではなく、市場のニーズや消費者の動向を踏まえた提案が大切だと考えています。そんな仕事でこそ、私の強みである発想力を活かせると確信しています。

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発想力を具体的な表現に言い換えて説明できているところが良いですね。企画の仕事に関連する経験から、入社後の活躍をイメージできます。

③商品開発

例文

新しい取り組みを考える発想力が強みです。

私が働いていたスーパーでは、食材の価格高騰の影響で果物がなかなか売れなくなった時期がありました。店長や同僚と話し合うなかで、私が提案したのはレシピを載せたポップを商品の近くに置く方法です。

たとえば、りんごの横にりんごジェラートの作り方を載せたポップを置くなど、イメージはできるけど作ったことはない、ちょっと食べてみたいと思わせるレシピを紹介することで興味を持ってもらえ、売上の向上につながりました。

この経験で培った発想力を活かし、商品開発の仕事でも、消費者の視点を大切にしながら新しいアイデアを提案していきたいと考えています。

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商品開発はマーケティングにも共通する部分が多い職種です。豊かな発想力と、スーパーの販売戦略の立案に関わった経験が大きな強みになりますよ。

④事務

例文

業務効率化を実現する発想力が強みです。

学生時代に経験した営業事務のアルバイトでは、どうすればもっと効率的になるかを常に考えながら業務をこなしました。特に、人為的なミスに注意を払い、Excelでタスク管理表を自作して極力減らせるように工夫しました。

そうした工夫をすることでミスが減り、結果的に業務効率化にもつながりました。

事務の仕事では業務効率化やコスト削減など、幅広い場面で発想力が必要とされると思います。アルバイトを通じて身につけた発想力を活かして御社に貢献したいと思います。

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事務はクリエイティブな仕事ではないかもしれませんが、発想力が必要とされる場面は多々あります。例文のように、発想力を発揮して成果を出した経験を伝えるとアピールになりますよ。

⑤マーケティング

例文

潜在的なニーズを引き出す発想力が強みです。

その強みを特に発揮したのが学生団体での取り組みです。私は大学入学当初、お金がなくて教科書を買えずに困ったことがありました。そのときは先輩に譲ってもらって解決したのですが、経験をきっかけに、同じように教科書購入で困っている人が多いことに気づきました。

そこで私が考えたのが、卒業の際に使用済み教科書を寄付してもらい、在学生に譲る仕組みです。その結果、教科書購入で困っている人の助けになれたうえ、本来捨てられるはずだった教科書の再利用にもつながりました。

この経験から、思わぬところにビジネスの芽があるのだと学びました。マーケティングの仕事でも、既存の手法を別角度から分析しながら新しい手法を提案していきたいです。

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発想力と合わせて、周りを巻き込む力をアピールできている例文ですね。多くの職種はチームで成果を出していくのが基本となるため、周りに好影響を及ぼした発想力をアピールできると高評価につながりますよ。

⑥コンサルタント

例文

発想力を活かして問題解決に導くのが得意です。この強みに気づいたのは、アルバイト先のスーパーでの経験がきっかけです。

そこには多くの学生が勤めているのですが、毎年就活の時期になると一斉に辞めてしまい、急に人手が足りなくなる問題がありました。決められたシフト通りに出勤するのが難しいことに原因があると考え、アルバイト主体でシフトを決められるようにしてはどうかと店長に提案しました。

その結果、就活と並行しながらアルバイトを続けてくれる人が増え、急に人手が足りなくなる問題を解決できました。入社後も、問題の原因を正しく把握し、適切な解決策を提案していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

勤務先のスーパーが抱える課題や状況を冷静に分析できていますね。入社後の業務で問題に直面したときにも、発想力を活かして解決に導いてくれそうな期待感を持てます。

⑦生産管理

例文

私の強みは、置かれた状況から適切な解決策を提案できる発想力です。

アルバイト先の雑貨店では、クリスマスの時期になるとラッピングを希望するお客様が増え、レジ業務が滞ってしまう問題がありました。そこで会計とラッピングの店員を別々に用意し、さらにセルフサービスでのラッピングを希望するお客様にはポイントを付与するサービスを提案しました。

その結果、レジの混雑が例年より緩和され、自分も業務に集中しやすくなりました。

この経験を活かし、生産管理の仕事でも最適化を図るには何が必要かを常に考え、置かれた状況から適切な解決策を提案していきたいと考えています。

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生産計画の立案やスケジュール調整の役割を持つ生産管理において、立場に関係なく業務効率化に貢献しようとする姿勢は大切ですね。

⑧システムエンジニア

例文

問題解決案を導き出す発想力が強みです。

アルバイトで勤務していた玩具店では、お客様がせっかく来店しても品切れで買えないケースがよくありました。そこで私は、公式アプリから在庫を確認できるシステムを作ってはどうかと責任者に提案しました。

品切れの場合もアプリから最寄りの店舗に商品の補充を依頼でき、再入荷が完了したらお知らせが届くシステムを導入してもらったところ、来店したお客さんをがっかりさせてしまう場面が減り、売上の向上にもつながりました。

システム開発では、ユーザーの視点に立ち、どんなシステムが求められているのかを考える姿勢が欠かせません。相手視点が大切なシステム開発だからこそ、アルバイトを通じ、お客様視点で物事を考えながら培った発想力が活かせると思います。

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発想力をアピールするのと同時に、課題発見力や問題解決力もアピールできている自己PRですね。

⑨人事

例文

状況に応じて柔軟にやり方を変えられる発想力が強みです。

強みを自負したのは個別指導塾のアルバイトがきっかけです。そこでは1対2の指導形式が基本だったのですが、どうしても片方の生徒を見る余裕がないときがある、とアルバイト仲間から相談を受けていました。

そこで私は授業の中にいくつかの小テストを取り入れ、生徒2人に交互に指導とテストをする方法を考案し、実践してみました。その結果、バランスよく時間を使えるようになり、塾全体でも私の手法を採用してもらえました。

塾では生徒が次々と卒業していく寂しさがありましたが、企業の人事なら従業員の育成やキャリア開発に長く携われます。発想力を活かし、従業員一人ひとりに合った手法を取り入れながら人材力向上に貢献したいと思います。

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個別指導塾のアルバイトの経験から、発想力を強みとしていることに説得力がありますね。発想力を人事の仕事に結びつけてアピールできている点も好印象です。

人事の仕事内容やもとめられるスキルはこちらの記事で解説しています。

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⑩デザイナー

例文

多角的な視点から情報を分析し、アイデアを出せる発想力が強みです。

百貨店のアルバイトでウインドウディスプレイの仕事を経験させてもらい、柔軟な発想力が鍛えられました。商品配置をする際に特に心掛けたのは、顧客の年齢層や他店の傾向を把握することです。

また、日々の売上を参考にしながら適宜配置を変更したところ、私が提案したウィンドウディスプレイを社員さんとお客様に褒めていただきました。

空間デザインは店の場所や顧客の年齢層など、さまざまな観点を考慮する必要があります。物事を多角的な視点で捉え、形にすることができる強みを活かし、貢献したいと思います。

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空間デザイナーの仕事に関連する経験をアピールできている自己PRですね。例文のように、実際の業務との関連性を意識したエピソードを盛り込むと、活躍をイメージしてもらいやすいですよ。

⑪Webディレクター

例文

広告会社のインターンを通じて、発想力が自分の強みだと気づきました。

Web広告の制作を経験するなかで、私が特に意識したのは「誰に対して何を伝えたいか」です。初めて作った広告は自分のやりたいことが全面に出てしまっており、見る人のニーズにマッチしていないのが課題でした。

そこで広告を見る人の人物像を具体的にイメージし、どんな広告なら気を引けるのかを考えながら制作したところ、社員の方に「誰に見てほしいのか一目でわかるユニークな広告だね」と褒めていただきました。

Web広告の制作過程やデザインの知識を身につけ、ゆくゆくはWebディレクターを目指したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

初めての広告制作での失敗経験を踏まえ、見る人のニーズを考慮するよう改めた様子から、失敗から学ぼうとする姿勢が読み取れますね。

発想力を魅力的にアピールするための方法を取り入れて選考突破しよう!

発想力はアピールにつながる強みですが、自己PRの人気テーマだけに差別化が必要です。視点を変えたことで成果を出した経験や、発想力が強みだと自覚したきっかけを盛り込み、自分にしか話せない自己PRにしていきましょう。

また、発想力は目に見えない能力なので、そのまま伝えてしまうとどんな強みなのかが読み取れません。「問題解決案を導き出す発想力」など、具体的な言葉に言い換えてアピールするよう心掛けてくださいね。

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