目次
- 「就活が面倒」と感じているのはあなただけではない!
- 就活が面倒に感じてしまう10の理由
- 準備でやることが多すぎる
- 就活中もやるべきことが多すぎる
- 行動や過程に正解がない
- 就活から面倒を取り除く方法
- 就活を効率化する
- 就活に対するマインドを変える
- 就活仲間を作ってみる
- 悩みに合わせて解決! 面倒な就活を効率化する方法
- ①ES・履歴書の作成が面倒
- ②スケジュール管理が面倒
- ➂企業からの連絡への対応が面倒
- ④マナー・ルールを覚えるのが面倒
- ⑤選考対策が面倒
- ⑥移動時間が面倒
- ⑦正解がわからないのに行動しなければならないのが面倒
- 就活を効率化できるおすすめサービス
- ESの効率化が可能! 「OpenES」
- おすすめ就活管理アプリ「Jobhun」
- SPI対策ができる「SPIパーフェクト問題集&模試」
- 移動時間に勉強できるアプリ「SPI言語・非言語 一問一答」
- 優良企業多数! 逆求人サービス「OfferBox」
- あなたを求めている企業からスカウトが! 「キミスカ」
- 「就活は面倒」という思いを解消するためのマインドセット
- 社会人になるために必要な過程だと理解する
- 就活を乗り越えたら成長できると考える
- いろいろな人に会えることを楽しむ
- 就活を面倒だと思わないためにやっておくべきこと
- ESや履歴書は早い段階から準備をする
- 面接や筆記試験の対策は習慣化する
- スケジュールはゆとりをもって組む
- 適度に休憩や遊ぶ時間をとる
- 悩みや辛い思いは定期的に吐き出す
- 就活を効率化して、面倒に思う気持ちを解消しよう
「就活が面倒」と感じているのはあなただけではない!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。毎年、就活を始めたばかりの学生や就活に行き詰ってしまった学生から、
「就活が面倒になってきてしまい、就活を辞めたくなってきてしまいました」
「就活をしなければならないことはわかっているのですが、面倒なことが多くてやる気が起きません」
などといった質問が多く寄せられます。正直、就活では面倒なことが非常に多いです。しかし、就活が面倒という理由で就職を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。また、やり方を少し変えるだけで、就活に対する面倒な気持ちをなくすことができる場合もあります。
そこで今回は、就活を効率化するための具体的な方法や便利なサービスについて詳しく解説していきます。就活が面倒でやる気が出ず、なかなか動き出せない人やより効率的に就活をおこないたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
就活が面倒に感じてしまう10の理由
就活を面倒だと感じている人は多いと思いますが、具体的にどのような部分が面倒だと感じるのでしょうか。面倒な部分を解消するためには、まず自分自身がどういったことに面倒さを感じているかを知ることが大切です。
そこでここからは、就活が面倒に感じてしまう10の理由について紹介します。就活に対して漠然とした面倒さを感じている人は、目を通しながら自分が面倒に感じることの原因はないか探してみてください。
準備でやることが多すぎる
就活を面倒に思う原因の1つは、就活を始める前におこなわなくてはならない準備ではないでしょうか。特に就活を始めたばかりの人は、やるべきことの多さに驚く人も多いでしょう。
就活の準備では、学生時代にやったこともないようなことや知らなかったことを、一から身につけなくてはならないため、面倒に感じてしまう人も多いと思います。
①ESや履歴書の作成に時間がかかりすぎる
就活で最も面倒といっても過言ではないのが、エントリーシート(ES)や履歴書の作成です。企業の選考にエントリーをするときはもちろんですが、企業説明会やインターンシップ(インターン)に参加するためにもESや履歴書の提出が求められるため、そのたびに多くの時間と労力が必要となります。
また、手書きのESや履歴書の提出を求める企業も一定数あるため、ESや履歴書の内容を考えるための時間のほかに、下書きの時間や清書の時間など、1枚を仕上げるために1時間以上の時間がかかる場合も少なくありません。
きれ否履歴書を作成する方法は、以下の記事で解説されているので、参考にして見てください。
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②面接や筆記試験など対策すべきことが多すぎる
就活を上手く進めるためには、選考の対策をおこなうことが必須です。しかし、筆記試験や適性検査、グループディスカッション、面接など、種類が非常に多く、すべての選考に対してきちんと対策をおこなうとなると膨大な時間がかかるため、面倒に感じる人も多いですよね。
さらに、各選考の対策は、1時間や2時間でできるものではありません。特に筆記試験は参考書を繰り返し何度も解かなければ、合格ラインに到達できません。また、面接では、企業や面接の段階ごとに合わせて、回答内容を変える必要があるので、就活中は何度も対策をおこなわなければなりません。
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➂マナーやルールが多すぎる
就活では社会人と同じ振る舞いが求められるため、服装や言葉遣い、振る舞いなどさまざまなマナーが必要となります。とくにアルバイトなどで接客経験がない人は、一から身につける必要があり、面倒だと感じるケースもあるでしょう。
メールの送り方やお礼状の書き方など、就活をするまではまったく知らなかったことを、急に勉強しなくてはならなくなるため、調べる時間や作業時間が大幅にがかかり、嫌気がさしてしまうという人も多いと思います。
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あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・自分の志望業界との相性を確かめてみたい人
・入社後にギャップを感じたくない人
就活中もやるべきことが多すぎる
大変な就活の事前準備が一段落しても、就活が始まれば、またやらなければならないことが増えていきます。
参加する企業説明会を減らしたり、受ける企業を制限したりすることで、ある程度やるべきことの量はコントロールできますが、周りの学生を見ると焦りを感じて、結局やることを増やしてしまうという人も多いのではないでしょうか。
就活でのやるべきことの多さに戸惑っている人は、一度以下の記事に目を通してみてください。
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④企業説明会や面接などスケジュール管理が難しい
就活が始まると、企業説明会や選考など、さまざまなスケジュールが一気に入るため、それを管理することに対して、面倒だと感じている人もいると思います。
また、就活のスケジュール管理では、単に予定を管理するだけでなく、その予定に付随する情報の管理もしなければなりません。たとえば、持ち物や服装の指定などです。さらに、1週間の中でいくつもの似た予定が入ることもおおいため、どの情報がどの予定のものなのかをきっちりと整理しておく必要もあり、スケジュール管理だけでもかなりの時間と労力がかかります。
⑤企業からの連絡が多く対応が追いつかない
企業説明会やインターン、選考などに参加し始めると企業からの連絡が増え、そのやりとりを面倒だと感じる人も多いと思います。
また、メールを返信したくても、企業に向けたメールを作成したことがなければ、作成方法を一から調べて、文面を作成する必要があるため、余計に面倒なことが増えてしまいます。
きちんと整理ができていなければ見たいメールが見つからなかったり、どのメールがどの企業のものかわからなくなったり、混乱のもとになることもあります。
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⑥企業説明会や面接会場までの移動時間や費用がかかる
最近は、オンラインで企業説明会や選考を実施する企業が増えましたが、オフラインで開催している企業もあり、移動にかかる時間がもったいない、面倒だと感じる人も多いと思います。
また、毎日いろいろな会場に足を運んでいれば、移動費用もかさみます。就活で忙しいにもかかわらず、就活でかかる移動費用をアルバイトで稼がなくてはならず、その忙しさに面倒さを感じている人も少なくないでしょう。
行動や過程に正解がない
就活を長くやっている人であれば、就活での行動や過程に正解がないため、選考を受ける企業を絞れなかったり、自己分析が進まなかったりすることで、就活を面倒に感じる人も多いと思います。
また、なかなか選考がうまくいかないという人は、どうすれば選考を通過できるのか、どうすれば内定がもらえるのかがわからなくなり、就活について考えることが面倒になるという人もいるでしょう。
⑦企業ごとに服装の指定が異なる
企業説明会や選考などでは服装の指定がありますが、その指定は企業によって異なります。そのため、毎回その指定に合わせて、服装を考えることが面倒だと思う人も多いでしょう。
また、学生が皆同じようなリクルート姿であったり、夏場でもジャケットを着なければならなかったりするなど、服装に関する独特のルールや暗黙の了解があるため、その空気感に面倒さを感じる人もいるのではないでしょうか。
⑧自己分析にゴールがない
就活をするのであれば、まず初めにするべきことの1つが自己分析ですが、そもそも自己分析にはゴールがないため、「自己分析が進んでいる気がしない」「どこまで自己分析をすれば良いかわからない」など、迷子になってしまう人は非常に多いです。
自分一人の視点で自己分析を進めている場合には深めれば深めるほど、情報が増えてどんな方向性で就活を進めれば良いかわからなくなってしまうケースもあり、ゴールのあいまいさに面倒さを感じる人もいるでしょう。
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⑨理想的な企業が見つからない
自己分析がうまく進み就活の方向性が決まったとしても、その方向性に合った理想的な企業が見つからず、嫌気がさしてしまう人も多いと思います。
理想的な企業が見つかったと思っても、企業説明会に参加すると思っていたイメージと違っていたり、選考が進むにつれて違和感を感じてしまうことで、結果的に就活は面倒だと感じてしまう学生もいます。
⑩行動に対するフィードバックがない
高校や大学では、テストの結果を見たり、成績表を見たりすることで、自分の評価や改善点などがわかっていました。しかし、就活では、選考の結果は合格か不合格かしかわからないうえに、何が良かったのか、何がいけなかったのかなどのフィードバックをもらうことができません。
フィードバックがもらえないとなると、何が正解なのか、今後どうすれば良いのかなどが分からなくなり、就活そのものが面倒だと感じるようになってしまう人も多いでしょう。
さらに、フィードバックをもらえたとしても、企業によって評価基準が異なるため、もらったフィードバックに従えば内定がもらえるというわけではありません。そういった部分も就活を面倒と感じてしまう一因でしょう。
就活から面倒を取り除く方法
就活を面倒に感じる理由を解説してきましたが、その面倒に感じる気持ちを取り除く方法もあります。しかし、むやみやたらにいろいろな方法を実践をしても、一時的に面倒が消えるだけで、少し時間が経つと、また就活が面倒になってきてしまう可能性があります。そのため、まず大まかな方向性を決めてから、面倒解消に取り組むことがおすすめです。
そこでここからは、就活の面倒を取り除くための大まかな3つの方法について解説します。自分に合った方法はどれなのか、考えながら読んでみてください。
就活を効率化する
近頃は、就活で役立つアイテムやサービスが増えています。うまく利用することができれば、就活に使う時間や労力を削減することができるので、就活に対する面倒な気持ちを解消できるでしょう。
主な便利サービスとしては、ESを効率的に作ることができるサービスや企業からスカウトを受け取れるサービス、移動時間に筆記試験対策ができるアプリなどがあります。サービス名などは後ほど詳しく解説しますね。
就活に対するマインドを変える
2つ目は、就活に対する「面倒だな」と思ってしまうマインドを変えることです。精神論だと思う人もいるかもしれませんが、気合や根性で気持ちを変えるわけではありません。
就活を見る目線を変えることで、就活の捉え方を変えていくのです。この方法は、就活をいくら効率化をしても、就活に対する面倒な気持ちやネガティブな気持ちを払しょくできないという人におすすめの方法です。
また、就活がくだらないと感じている人は、この記事の次に以下の記事を読んでみてください。
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就活仲間を作ってみる
最後の方法は、協力したり励まし合ったりすることができる就活仲間を作ることです。就活は1人で進めてしまうと、自分の思いや愚痴を抱え込んでしまい、精神的に追い込まれてしまう可能性が高まります。
また、1人で就活をおこなうよりも、仲間を作って進めた方が、情報を共有したり、対策を一緒におこなったりすることができるので、より効率よく就活を進められます。
現在1人で就活を進めていて、就活が面倒だと感じている人は、一度就活仲間を作ってみることがおすすめです。
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
周囲の情報に惑わされてしまうから1人で就活を進めたい、と考える学生もいるかもしれません。しかし、就活だけではなく今後の社会人生活において、数多ある情報から自分に必要な情報を抽出して整理する力は必要になってきます。そのため、0か100かで物事を捉えず、まずは複数人で進めてみることにもチャレンジしてみることをおすすめします。
自分ひとりで進めると、時間的な限界のみならず、どうしても自分の興味がある範囲内でしか情報収集ができません。しかし、就活で必要な心構えは視野を広く持つことです。自分とは異なる観点や趣味趣向を持つ人、人生経験が豊富な人、専門で支援をしているキャリアアドバイザーなど、様々な視点を持つ人と話をすることで情報を取得する煩わしさが緩和されるだけではなく、「そんな考え方もあるのか」と少し肩の力を抜いたり気持ちを切り替えたりできるので積極的に周囲を巻き込んで行動をしてみてください。
悩みに合わせて解決! 面倒な就活を効率化する方法
就活と一括りに言っても、その活動の中でやらなければならないことや身につけなければならないことは非常に多いため、面倒に感じるのは仕方のないことです。
しかし、就活のための行動に少し工夫を凝らしてみたり、サービスやアイテムを活用したりすることで、就活は効率化をすることができ、時間と労力を大幅に削減することができます。
そこでここからは、悩みに合わせて就活の面倒を効率化する方法を解説します。就活が面倒でやる気が出ない人はもちろん、効率化をして賢く就活を進めたい人や就活にかける時間を削減したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
①ES・履歴書の作成が面倒
就活において、最も手間と時間がかかり面倒に感じることの1つが、ESや履歴書の作成です。
就活生
ESと履歴書の作成さえなければ、他のことに時間がさけるのに。
就活生
手書きで提出しなければならないなんて大変すぎる。
と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、ES・履歴書に関わる面倒を効率化するための方法を解説します。ESや履歴書の作成に嫌気がさしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
基本となるES・履歴書をパソコン上で作っておく
ESや履歴書の作成の手間を省くためには、事前準備が何よりも重要です。ESと履歴書は、どの企業も書かなければならないことが同じである場合も多いため、事前に文章を作成しておくのです。
ESや履歴書で書かなければならない主な内容は、以下の通りです。
- ガクチカ
- 自己PR
- 長所・短所
- 趣味・特技
- 保有資格
- 部活・サークル
- アルバイト経験
これらを事前に作成できていれば、後は提出する企業に合わせて内容を工夫したり、文字数を調整したりするだけで文章ができるため、大幅な時間短縮になります。
また、パソコン上で作っておけば、企業ごとに内容を変えたり、文字数を調整したりする作業がしやすいのでおすすめです。
Webでの提出が可能な企業を積極的に選ぶ
ESや履歴書を手書きで提出しなければならない面倒を効率化するためには、Webでの提出が可能な企業を積極的に選ぶことがおすすめです。
近頃では、ESや履歴書の提出は、企業のマイページにアップロードしたり、メールで送ったりするなど、手書きでの郵送を求めない企業もかなり増えてきています。
そのため、「履歴書は郵送してください」「ESは手書きで作成してください」などの指定がある企業はいったん避け、ウェブでの提出を受け付けている企業を選んで、エントリーしていくようにしてみてください。
手書き必須の企業は志望度が高くない限り応募しない
ESや履歴書を手書きで提出しなければならない面倒を効率化するための方法がもう1つあります。それが、手書き必須の企業は、志望度が高くない限り応募しないということです。
第一志望の企業や志望度の高い企業が、手書き必須という場合は、時間がかかったとしても手書きで作成をして提出するしかありません。
しかし、第一志望に落ちてしまった際の滑り止め企業や経験を積むために受ける企業など、特に志望度が高くない企業に提出するために、手書きでESや履歴書を作成するのは、時間が非常にもったいないです。
②スケジュール管理が面倒
就活中の予定は、分刻みになることも多いため、正確かつ確実にスケジュールを管理することが重要です。しかし、予定が多すぎるがゆえに、面倒に感じてしまう人も多いと思います。
そこでここからは、スケジュール管理の面倒を効率化するための方法を解説します。スケジュール管理が面倒な人はもちろん、自分のスケジュール管理が曖昧だなと感じている人は、ぜひこれから紹介する方法を実践してみてください。
スケジュール管理アプリを活用する
就活では、毎日何度もスケジュールを確認したり、入力・修正したりするため、スマートフォン(スマホ)で見られるスケジュール管理アプリを活用すると便利です。
また、スケジュール管理アプリでは、メールと予定を結び付けられたり、通知設定で予定忘れを防げたりするなど、スケジュール管理の手間や面倒を省ける機能が多く搭載されています。
ただし、スマホの電源が切れてしまった場合や電波が届かない場所などでは、アプリが開けずスケジュールが確認できなくなってしまう可能性があります。そのため、充電器やポケットWi-Fiを持ち歩くなどの対策をしておきましょう。
スケジュール帳で管理する
スケジュール管理アプリで予定を管理することが苦手な人は、スケジュール帳を活用することがおすすめです。
近頃は、用途別に合わせたさまざまなデザイン物が発売されていたり、就活に特化したスケジュール帳が販売されていたりするため、自分に合ったものを選ぶことができれば、楽しみながら効率良くスケジュール管理ができるでしょう。
また、スケジュール帳であれば、企業説明会や選考会場など、スマホを触りにくい場でも、スケジュールが確認できるので非常に便利です。
就活のスケジュール管理には就活手帳を使用するのもおすすめです。就活手帳についてはこちらを読んでおきましょう。
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➂企業からの連絡への対応が面倒
企業からのメールがくると、「どのように返せば良いかわからない」「この文面で良いのか不安」などさまざまな疑問や不安が出てくると思います。
さらに、その思いを解消するためには、いろいろと調べながらメールの文面を作成しなければならず、面倒に感じてしまう人も多いでしょう。
そこでここからは、企業からの連絡への対応を効率化する方法について解説します。社会人になってからも活用できる方法も紹介するので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
連絡がきたらその場で返信する習慣をつける
企業からメールが来ていることに気づいても、何か別の作業をしていたりすると、返信を後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか。メールを後回しにする癖がつくと、どんどんメールが溜まり、メールの返信に対する面倒さを増幅させてしまいます。
そのため、まずは連絡がきたら、その場で返信する習慣をつけるようにしましょう。そうすることで、返信しなければならないメールが溜まらなくなるため、メールの返信に対する面倒な気持ちを小さくすることできるでしょう。
また、メールをすぐに返信すると、「すぐに行動できる学生」「対応が早い学生」など、企業からの印象が良くなることもあるので、一石二鳥だと思って実践してみてください。
日時指定機能を活用する
メールに気づいた時間が早朝や深夜だった場合は、メールをすぐに返信したくてもできないと思います。
そういった場合は、日時指定機能を活用することがおすすめです。日時指定機能では、指定した時間でメールが送信されるので、早朝や深夜であっても、その場で文面を作り希望した時間にメールを返信することができます。
つまり、企業にメールを返信しても失礼にならない時間を見計らってメールを作成したり、送信する手間が省けるので効率化につながるのです。
基本となる文面を作っておく
企業から送られてきたメールに対して返信する際、どのような文面で返信をすれば良いのかわからず、調べることに時間がかかってしまう人が多いのではないでしょう。
そういった人は、基本となる文面を作っておくと、効率良くメールの返信をおこなうことができます。就活でのメールはある程度内容が限られているため、一度文面を作っておけば、後は宛名を変更したり、文章を少し修正するだけで返信ができるのです。
特に、面接の日程調整に関するメールへの返信や面接合格・不合格を知らせるメールへの返信はよく送ることになるので、事前に文面を作っておくことがおすすめです。
メールアプリをカスタマイズしておく
人それぞれ、メールを管理するアプリは違っていると思いますが、多くのメールアプリでは、自分の使い方に合ったカスタマイズができます。
たとえば、Microsoftが提供しているOutlookであれば、メイン画面のレイアウトを変更ができたり、タブを追加・変更したりすることができます。Outlookのカスタマイズ方法が詳しく書かれているビジネス書なども発売されているので、気になる方はぜひ一度読んでみてください。
また、どのメールアプリでも、おこなっておきたいのが署名登録です。署名とは、メールの最後に記入する、自分の名前や連絡先のことで、登録しておけば自分が作成するメールすべてに入力されたり、ワンクリックで署名を入力したりすることができるようになります。
署名は、ビジネスメールでは必須となるので、就活中に署名登録の方法を知っておきましょう。
就活では就活用のメールアドレスを作ることもおすすめです。就活用メールアドレスに関してはこちらを読んでおきましょう。
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就活用のメールアドレスは、ポイントを押さえて作成すると企業からの印象アップにつながりますよ! この記事では、使い分ける理由、印象の良いメールアドレスの作成・活用方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 良いメールアドレスを活用し内定を勝ち取ってくださいね。
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④マナー・ルールを覚えるのが面倒
就活を面倒と感じる人の中には、「大人が決めたルールをどうして守らなければならないんだ」「こんなルールやマナーに何の意味があるんだ」と、就活のルールやマナーに対して嫌気がさしている人も多いと思います。
そこでここからは、就活のマナーやルールに関する面倒を効率化するための方法を解説します。服装に関する効率化の方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
マナー・ルールに関する本を1冊読んでおく
就活のマナーやルールは、言葉遣いや振る舞い、服装や髪型まで幅広いうえに、細かいものもたくさんあるため、これらをすべて身につけないといけないといけないと考えると、面倒で投げ出したくなる人もいるでしょう。
また、すべてを身につけようとすれば、膨大な時間と労力がかかるため、とても非効率です。そのため、まずマナーやルールに関する本を就活が始まる前に1冊だけ読むようにしておきましょう。
1冊の本を読んだだけでは、すべてを網羅しきることはできませんが、効率良くマナーやルールについて必要最低限は学べますし、「自分はマナーやルールについて勉強した」という自信がつき、就活に対するモチベーションを上げることができます。
マナーやルールについてはその都度調べる
さきほども述べたように、就活で求められるマナーやスキルをすべて身につけようとすると、とてつもない時間と労力がかかります。そのため、マナーやルールに関する本を1冊読んだ後は、それ以上に勉強するのではなく、就活の中で身につけていきましょう。
たとえば、就活中に出会った社会人の人の話し方や言葉遣いをまねてみたり、自分よりも就活に慣れていそうな学生の振る舞いや行動をまねてみたりすることがおすすめです。また、わからないことや疑問に思うことがあれば、その都度調べる習慣をつけましょう。
そうすることで、マナーやルールを身につけるための時間を大幅に削減でき、就活を効率化することができます。
また、万が一、マナーやルールがなっていないと指摘されてしまったら、「勉強不足で申し訳ございません」と誠実に謝罪をすれば問題ないので、完璧を求めすぎず、就活を通して学んでいくようにしましょう。
指定別にコーディネートを組んでおく
就活では、企業ごとに服装の指定がまったく異なるため、服装選びが面倒だと思う人も多いでしょう。そんな人におすすめなのが、事前に指定別のコーディネートを組んでおくことです。主な服装指定は以下の通りです。
- スーツ
- オフィスカジュアル
- 私服
- 服装自由
- 指定なし
スーツは、リクルートスーツで問題ありませんし、オフィスカジュアルと私服は、「スーツよりもカジュアルなものの、ビジネスの場にふさわしい服装」ということなので、似たような服装で問題ありません。
また、服装自由と指定なしの場合は、スーツでもオフィスカジュアルでも問題ないので、好きな方を選びましょう。つまり、オフィスカジュアルのコーディネートを、事前にいくつか組んでおけば、服装を毎回考える必要がなくなるということです。
以下の記事では、イラスト付きでオフィスカジュアルについて解説しています。
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季節ごとにコーディネートを組んでおく
コーディネートを事前に組んでいても、季節が変われば着るものを変える必要があります。そのため、それも見越して、季節ごとのコーディネートを組んでおくと、さらなる効率化につながります。
たとえば、夏は薄手で通気性の良いジャケットに変更したり、シャツやブラウスを半袖などに変えると暑さをを気にすることなく就活ができます。冬であれば、就活にふさわしいコートやマフラーなどの防寒着を用意しておくと良いでしょう。
このように、事前に必要なものをそろえて、コーディネートを考えておけば、就活中に焦る必要がなく、服装を考えることに時間を割く必要もなくなります。
同じアイテムを複数持っておく
事前にコーディネートを考えていても、就活が本格化してくると、毎日のようにスーツやオフィスカジュアルで外出しなければならないため、洗濯が間に合わず、結局毎日コーディネートを考えなければならなくなります。
しかし、同じアイテムを複数持っていれば、1つのアイテムが洗濯中であっても同じコーディネートができるので、改めてコーディネートを考える必要がなくなるため、大幅な時間の削減につながります。
毎日同じ服装になることに抵抗がある人には、おすすめできない方法ですが、効率化が最優先だと考えている人は、ぜひ実践してみてください。
⑤選考対策が面倒
1日や2日ではどうにもならない選考対策を何とか効率化したいと考えている人は多いと思います。また、時間をかけても上手く選考対策ができず、困っているという人もいると思います。
そこでここからは、選考対策の面倒を効率化する方法について解説します。選考対策を効率化したい人はもちろん、選考対策の方法がよくわからないという人もぜひ参考にしてみてください。
就活塾に通う
選考対策をすること自体が面倒だったり、どのように対策をすれば良いかわからず嫌になってしまったりしている人は、就活塾に通うことがおすすめです。
就活塾では、筆記試験対策や面接対策などの対策はもちろん、ESの添削や自己分析、就活に有利になる情報提供など、就活に必要なサポートをしてもらうことができます。
また、就活に精通した講師が在籍していることも多いため、効率よく就活を進めたい人には、非常に魅力的なサービスといえます。
ただし、多くの就活塾は有料で、中には大金が必要となる塾もあるため、きちんとサービス内容や講師の経歴などを確認してから、入会するようにしましょう。
就活エージェントに対策を手伝ってもらう
就活エージェントとは、企業と学生をつなぐサービスで、学生に対しては就活のサポートをおこなっています。そのサポートの一環として、選考対策をしてもらうことができるのです。
就活エージェントでおこなってもらえる選考対策は、企業によって異なりますが、ESや履歴書の添削や模擬面接などをおこなってもらうことができるので、効率良く面接対策をおこなおこなうことができます。
また、転職エージェントは基本的に無料のサービスなので、自分で選考対策をするとなると面倒だと感じてしまう人や、選考対策のやり方がわからないという人は、ぜひ一度活用してみてください。
筆記試験は模擬試験を積極的に活用する
筆記試験対策は、分厚い参考書を見るだけでも、やる気がそがれてしまうという人も多いと思います。また、どのくらいのスコアを取れば良いのか、自分の実力が今どのくらいなのかが、わかりづらいため、モチベーションが上がらないという人もいると思います。
そんな人におすすめの方法が、定期的に模擬試験を受けることです。あまり知られていないかもしれませんが、就活の筆記試験対策のための模擬試験というものがあります。
模試を受ければ、自分の実力や他の学生との差が明確になるため、筆記試験の勉強のモチベーションにもつながります。また、自分の苦手分野もわかるので、勉強を効率化する助けにもなるでしょう。
⑥移動時間が面倒
オフラインの企業説明会や選考会などに参加するとなると、移動することが必須ですが、移動すること自体が面倒に感じたり、移動にかかる時間や費用がかかると考えると嫌気が指したりする人は少なくないと思います。
そこでここからは、説明会や面接会場までの移動時間を効率化する方法を解説します。移動時間を削減することができれば、ESの作成や選考対策に時間を回せるので、ぜひ実践して有意義な時間の使い方を実現してください。
オンラインイベントを積極的に選ぶ
企業説明会や合同説明会などの会場に行くための時間や費用を削減したい人におすすめなのが、オンラインイベントを積極的に選ぶことです。
近頃は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、多くの説明会やイベントがオンライン上で開催されるようになっているので、ネットで探せばすぐに見つけることができます。
ただし、実際に会ってみないと感じ取れない部分もあるので、本当に気になる企業が出てきた場合は、オフラインの企業説明会に参加したり、直接OB・OG訪問したりするようにしましょう。
選考もオンライン上で対応してくれる企業を選ぶ
オンラインイベントと同様に、選考もオンライン上で対応してもらうことができれば、移動時間や移動費用を削減できます。
選考が、オンラインかオフラインかについては、採用ホームページをチェックしたり、企業説明会で質問したりするとこで、確認できます。
ただし、オンラインイベントと同様に、企業の雰囲気や社風などは直接オフィスに出向いたり、社員の方に会ってみたりしないとわからないため、どこかのタイミングで直接面接をしてもらえるようにしてもらいましょう。
オンラインでの面接に関してはこちらを読んでおきましょう。
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web面接準備マニュアル|14のチェックリストとNGを一挙紹介
Web面接のコツを知っておこう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、Web面接の需要が高まっています。そんな中、就活生から 「Web面接をするのが初めてで何をすればいいかわかりません」 「Web面接って対面 […]
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個別の企業説明会よりも合同説明会を選ぶ
当たり前のことですが、個別の企業説明会であれば、1回の移動で1つの企業の情報しか手に入れることができず、接点を持てる企業もその企業1社に限られます。
しかし、合同説明会であれば、自分の行動力やコミュニケーション能力によっては、1回の説明会で複数の企業の情報を収集でき、接点も持つことができます。
そのため、移動時間を極力減らして、就活を効率化したい人は、個別の企業説明会よりも、多くの企業が参加している合同説明会を選ぶようにすることがおすすめです。
⑦正解がわからないのに行動しなければならないのが面倒
就活では、やらなければならないことが多いため、それを1つひとつこなしていくことが面倒と感じる人もいれば、何をすれば良いかがまったく分からず、就活について考えること自体が面倒になってしまう人もいると思います。
そこでここからは、正解がわからないのに行動しなければならない面倒さを効率化する方法を解説します。就活の方向性を見失ってしまったことで、モチベーションが下がっている人は、ぜひ一度紹介するサービスやツールを利用してみてください。
自己分析ツールを使う
自己分析のやり方がわからなかったり、自己分析が思ったように進まなかったりすることで、面倒さを感じている人は、自己分析ツールを活用してみましょう。
自己分析ツールは、就活サイトに掲載しているものやアプリなど、さまざまなものがあり、自己分析の助けとなってくれます。
手軽にできるものから100問近くの質問に答えるもの、心理学に基づいたものなど種類はさまざまなので気になったものから始めてみてください。サービスによって結果が若干異なるとは思いますが、共通する部分も見えてくるので自己分析が進むでしょう。
就活エージェントを活用する
就活そのものの方向性がわからなくなってしまい、投げ出したくなってしまっている人には、就活エージェントがおすすめです。
就活エージェントでは、就活に関する相談や求人の紹介、ESの添削、面接練習など就活に必要な過程を一緒におこなってくれるサービスなので、時間と労力を大幅に削減できます。また、このサービスは無料で利用することが可能です。
ただし、企業によってサービスの内容や保有している求人の種類が違うため、自分に合ったサービスを探し、必要であれば複数のサービスを同時に使うというのもおすすめです。
逆求人サービスを利用する
逆求人サービスとは、学生のプロフィールを見た企業が、気になった学生に対して、「選考を受けませんか?」「一度面談をしてみませんか?」などのメッセージやスカウトを送るというサービスです。
つまり、自分から企業に応募しなくても、企業との接点を持つことができるうえに、場合によっては選考を受けられることもあるのです。また、サービスによっては、ESや履歴書の提出も不要なので、企業に応募する面倒さを一気に解消することができます。
ただし、プロフィールページの情報を充実させられていなければ、スカウトを受け取れる可能性が下がってしまうので、面倒かもしれませんがまとまった時間を作って、プロフィール欄をしっかりと埋めておくようにしましょう。
就活を効率化できるおすすめサービス
- ESの効率化「OpenES」
- スケジュール管理を効率化「Jobhun」
- 筆記試験対策を効率化①「SPIパーフェクト問題集&模試」
- 筆記試験対策を効率化②「SPI言語・非言語 一問一答」
- 逆求人サービス①「OfferBox」
- 逆求人サービス②「キミスカ」
サービスやアイテムを利用することで、就活を効率化できることはわかっていても、どれを選べば良いかわからず、踏みとどまってしまっている人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、就活を効率化できるおすすめのサービスとアイテムを解説します。無料で利用できるサービスばかりなので、気になるものがあれば、ぜひ一度利用してみてください。
ESの効率化が可能! 「OpenES」
「OpenES」とは、事前に作成しておいたESや履歴書を複数の企業にオンライン上で提出することができるサービスです。
つまり、「OpenES」を活用すれば、これまでのように1社1社手書きでESや履歴書を作成する必要がなくなるということです。また、証明写真はデータとして何度も使いまわしができますし、提出はオンライン上でおこなうことができるため、証明写真代や郵送費なども削減できます。
ただし、このサービスは、リクナビの中だけで使えるものなので、活用できる場面は限られてしまいます。しかし、リクナビを利用して企業説明会への申込みや選考へのエントリーをおこなっている人にとっては非常におすすめのサービスです。
おすすめ就活管理アプリ「Jobhun」
「Jobhun」は、学生の声を集めて作られた、学生のためのスケジュール管理アプリです。
企業説明会や選考のスケジュールを管理できることはもちろん、各企業の選考フェーズなども管理できます。さらに、ESをクラウド化して管理することができるので、ESにどのようなことを書いたかわからなくなっても、このアプリがあればすぐに確認することができます。
また、アプリはシンプルで使いやすいデザインとなっています。基本機能は、無料で使えるため、就活のスケジュールや情報管理が上手くいっていない人は、ぜひ一度インストールしてみてください。
SPI対策ができる「SPIパーフェクト問題集&模試」
SPI対策をするためには、書店で売っている分厚い問題集を買うしかないと思っている人も多いかもしれませんが、それは間違いです。
キャリアパークが提供している「SPIパーフェクト問題集&模試」では、問題集と模試で合計200問の問題を解くことができます。さらに、問題集では、詳しい解説が掲載されているため、答え合わせはもちろん、振り返りや苦手克服もできます。
この「SPIパーフェクト問題集&模試」は、学歴や名前、連絡先を登録すると無料で利用できるので、SPI対策を始めようと考えている人はぜひ活用してみてください。
移動時間に勉強できるアプリ「SPI言語・非言語 一問一答」
SPI対策は、問題集を活用したり、ネットにのっている問題を解いたりする方法がスタンダードですが、アプリを使って対策することも可能です。
そんなアプリの中でも、特におすすめなのが「SPI言語・非言語 一問一答」です。アプリ内では、問題を解くモードや暗記事項を定着させるためのモードなど、さまざまな形式で勉強をおこなうことができます。
また、アプリ内で試験日を設定することができるため、次に筆記試験を受ける日にちを設定しておき、危機感を持ちながら勉強することもできます。
優良企業多数! 逆求人サービス「OfferBox」
近頃は、企業が気になる学生に対してスカウトを送る逆求人サービスというものがあります。このサービスを活用すれば、自分から企業に応募する手間を省くことができます。
そんな逆求人サービスの中でおすすめなのが「OfferBox」です。「OfferBox」は、東証一部上場企業のおよそ20%が活用しているサービスなので、大手企業や有名企業からのスカウトが非常に多いです。
さらに、大手企業や有名企業でなくても、さまざまな企業からたくさんのスカウトが送られてくるので、就活に対するモチベーションが上がったり、自分に自信を持つことができたりするなど、就活に良い効果を与えてくれるサービスです。
あなたを求めている企業からスカウトが! 「キミスカ」
逆求人サービスでもう1つおすすめなのが「キミスカ」というサービスです。キミスカでは、スカウトを受けられることはもちろん、ESや筆記試験を受けずに面接を受けられるという場合が多く、早期内定につながる可能性が非常に高いサービスです。
また、キミスカには就活コンサルタントが常駐しており、就活関連の困りごとや悩み事はいつでも相談することができるため、就活を面倒だと感じている人にはうれしいサービスです。
キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる
もやもやとしている気持ちを誰かに話をすることですっきりできた、という経験は誰しもがしたことがあるのではないでしょうか。たとえば会社の場合、同僚や上司に話すことで一歩前に進めるようになりますし、学校の勉強の場合には先生に聞いて頭を整理していくでしょう。
就職活動でも同様で、直接話をして頭を整理するためにはデジタルのツールだけではなくキャリアアドバイザーを活用することも有効な手段の1つです。当たり前ですが、様々なサービスを使いながら最終的に意思決定をするのは学生本人です。しかし、「本当にこの進め方でいいのだろうか」など気持ちを整理できていない状態になる瞬間はたくさんあるはずです。そのときには、自分の中でまだ言語化ができていない状態でも吐き出していくことで見えてくるものも沢山あるので、恐れずに頼る姿勢を大切にしてみてくださいね。
「就活は面倒」という思いを解消するためのマインドセット
就活のやり方を変えたり、工夫をしたりして効率化をしても、就活を面倒だと思う気持ちが変わらないという人もいると思います。そういった人は、就活に対するマインドセットを変える必要があるかもしれません。
そこでここからは、「就活は面倒」という思いを解消するためのマインドセットについて紹介します。就活を面倒と思う気持ちを払しょくしたい人や、就活を前向きにとらえて意欲的に活動したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
社会人になるために必要な過程だと理解する
就活では社会人としてのルールやマナーなど、これまでの人生でまったく触れてこなかったビジネスの常識を急に当たり前のように求められるため、面倒さや理不尽さを感じる人もいると思います。
しかし何も知らないまま、卒業と同時に「明日から社会人として働いてくれ」と言われても、ルールやマナーがわからず叱られることが増え、人によっては働くこと自体が嫌になってしまうでしょう。
つまり、就活は就職するための活動である一方で、社会人としてのルールやマナーを身につけるために必要な過程とも捉えることができるのです。
就活を乗り越えたら成長できると考える
就活では社会人として必要なルールやマナーのほかにも、コミュニケーション能力やメールや書類の作成スキル、業界や業種の知識など、さまざまな部分で成長することができます。
これらのスキルや知識は就活の面倒な過程を経たからこそ身についたものであり、就活をしていなければ、身につかなかったかもしれないものとも考えられます。
つまり、就活を乗り越えることで身につくものは非常に多く、そのスキルや能力が今後の自分自身の人生で役立ったり、人生の可能性を広げてくれる可能性があったりするのです。
いろいろな人に会えることを楽しむ
「就活はやることが多く面倒なだけで、まったく楽しめない」と思っている人は、いろいろな人に会えることを楽しんでみるのがおすすめです。
就活では学生生活では会うことができない、さまざまな業種や職種の社会人に会うことができます。同じ学生でも、自分の知らない分野について研究している学生やこれまでかかわったことのないような性格の学生など、さまざまな人に出会えます。
いろいろな人に会えるということは、自分の知見を広げられることはもちろん、自分の思考が深まったり、視野が広がるきっかけになったりする可能性が大いにあるということです。
就活を面倒だと思わないためにやっておくべきこと
ここからは、就活を面倒だと思わないために日頃からやっておくべきことを解説します。これから紹介する内容を実践できていれば、就活を面倒だと思う気持ちをある程度未然に防ぐことができます。
ESや履歴書は早い段階から準備をする
ESや履歴書は就活が始まってから作成を始めてしまうと、時間がなく焦ってしまい、ESや履歴書の質も落ちてしまいます。
基本的には就活が始まる前の段階の事前準備の際に、受けたいと考えている企業に提出するものは作成しておきましょう。そうすることで就活中の時間にゆとりができるため、就活に対する面倒な気持ちやネガティブな気持ちを抱きづらくなります。
就活が始まってから選考を受けたいと思った企業のESや履歴書は、可能な限り早い段階で作り、作成しなければならないESや履歴書を極力溜めないようにしておくことがおすすめです。
面接や筆記試験の対策は習慣化する
就活が忙しく面接対策や筆記試験対策が疎かになっていると、選考を通過できず、就活に対して嫌な思いを抱きやすくなります。
そのため、対策関連は習慣化することが大切です。たとえば、移動時間は必ずSPIのアプリで筆記試験対策をおこなうようにしたり、毎週金曜日の夜は就活仲間と面接対策をおこなったりするなどがおすすめです。
こうすることで、筆記試験対策や面接対策をおこなうことが当たり前となり、苦痛なく確実に対策をおこなえるので、選考の通過率も上がってくるでしょう。
スケジュールはゆとりをもって組む
就活関連の予定が毎日のようにぎっしりと詰まっていれば、どんなに就活に対して前向きな人でも、嫌気がさしてしまいます。スケジュールを組む際は、できる限りゆとりを持たせるようにしましょう。
スケジュールにゆとりを持たせるためにはルールを作ることがおすすめです。たとえば、
- 1日に2回以上、面接の予定を入れない
- 週に6社以上、会社説明会に参加しない
などです。
ルールを作ることでスケジュール管理にゆとりが生まれることはもちろん、選考が上手くいかない焦りや内定が出ない不安によって、衝動的にスケジュールを詰めすぎてしまうということを避けられます。
適度に休憩や遊ぶ時間をとる
就活中となれば遊ぶ時間や寝る時間を削ったり、就活のために大学を休んだりしなければならないというイメージを持っている人は多いかもしれません。
就活のために無理をする生活は一時的に就活は進むかもしれませんが、身体的にも精神的にもあまり健康的とは言えません。そのため、就活中であっても適度に友人と遊ぶ機会やリラックスするための時間を設けることが大切です。
定期的に就活のストレスを発散できることになるので、就活に対する面倒な気持ちやネガティブな気持ちを持ちにくくすることができます。
悩みや辛い思いは定期的に吐き出す
特に同世代での就活の話題は、「誰がどこの企業から内定をもらった」「誰がどこの企業の選考に落ちた」など、デリケートな内容が絡んでいることも多いため、他人には話しづらく、辛さや苦しみをひとりで抱え込みやすいものです。
しかしそんな気持ちをひとりで抱え込んでしまうと、視野が狭まり解決策が見つかりづらく、辛さや苦しみが増幅する危険性があります。
就活の辛さや苦しみは、信頼できる友人や家族に定期的に吐き出すようにしましょう。他人に話しても抱えている課題が解決しないかもしれませんが、思いを吐き出すことで、自分の考えや思いがはっきりとし、スッキリとした気分になり、就活に対するネガティブな思いを軽減させることができます。
就活を効率化して、面倒に思う気持ちを解消しよう
学生にとって、就活は面倒なことが多いかもしれません。しかし自分の行動やマインドセットを少し変えたり、さまざまなサービスを利用したりすることで、その面倒に思う気持ちは解消することができます。
「面倒だから諦めよう」とネガティブに考えるのではなく、「面倒だったら面倒な部分をなくせばいい」と前向きに捉えて、自分が無理なく苦痛なくできる就活を目指していきましょう。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
マナーやルールなど、初めて対応をしなければいけないことに対しては戸惑ってしまって当然です。しかし、ここで基本的な知識を身につけることができれば、一生使うことができるという視点を大切にしましょう。
たとえば、学生がよく使うSNSなどでも、暗黙の共通ルールがあるのではないでしょうか。長文で送りすぎずにわかりやすいやりとりを心がける、などあまり意識をしていなくても何となく守っていることがあるかもしれません。そして、これらのルールを一度把握すればどのような相手とでも違和感なくやりとりできているのではないでしょうか。
就活で学ぶルールやマナーも、社会人として生活をしていく中でスムーズなコミュニケーションを取るために必要とされるものばかりです。もちろん、これらのマナーやルールにがんじがらめになってしまうことはあまりよくないかもしれません。しかし、一度身につければその後どのような職場で働くことになっても大枠のルールは一緒なので戸惑うことなく対応できます。長期的な目線を持って就活に取り組んでください。