目次
- 短い自己PRの作り方|アドバイザーが解説
- 字数別! 短い自己PRの内定者例文3選
- 【内定者例文①100文字】26卒 高崎経済大学 教育業界
- 【内定者例文②150文字】26卒 駒澤大学 小売業界
- 【内定者例文③200文字】26卒 日本福祉大学 人材業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①結論を削ってしまっている
- ②強みの根拠が薄すぎる
- ③無理に内容を詰め込みすぎている
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活生
日々学生と面談をするなかで、このような声を耳にすることがあります。字数が制限されているからこそ、どこまで伝えて、どこを切り捨てるべきなのか判断に迷いますよね。
この記事では、実際に簡潔にまとめた短い自己PRで内定を獲得した26卒学生の例文を紹介。端的にまとめる方法や、注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
短い志望動機の書き方については以下の記事で内定者例文とともに解説しています。
短い志望動機の例文|内定者実例とNG例の添削付き
短い自己PRの作り方|アドバイザーが解説
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「結論」と「根拠」に要素を絞ってまとめよう
100~200字程度の短い文字数で自己PRを作成する際に最も重要なのは、「捨てる勇気」です。エピソードの背景から苦労話、結果など盛り込みたい要素はたくさんあると思いますが、それらすべてを語り尽くすのは現実的ではありません。
企業は短くまとめさせることで、「要点を端的に伝える能力」を見ています。「何を伝えるか」以上に、「何を伝えないか」を見極めることが、短い自己PRを作る秘訣です。
まずは「私の強みは〇〇です」という結論と、その根拠となるエピソードに要素を絞りましょう。それらを記載しても字数に余裕がある場合は、「自らの強みを入社後どのように活かすか」で締めることがおすすめです。こうすることで、字数は少なくても十分魅力的な自己PR文に仕上げることができます。
短い自己PRでは「自身の魅力が伝わり切らないかも……」と不安になるかもしれません。しかし、無理に情報を詰め込んでしまうと、一番伝えたいはずの「あなたの強み」がぼやけ、何を言いたいのかわからない文章になるので注意してください。
短い自己PRの書き方については以下の記事でより詳しく丁寧に解説しています。ぜひあわせて確認してみてください。
短い自己PRの書き方|例文21選と差別化のコツを解説
字数別! 短い自己PRの内定者例文3選
【内定者例文①100文字】
26卒 高崎経済大学 教育業界
私の強みはコミュニケーション能力です。
飲食店と塾講師という異なる2つの環境でのアルバイトを通じ、年齢層や状況に応じた適切なコミュニケーション術を培いました。
貴社でも円滑な信頼関係を築き、貢献します。(100字)
キャリアアドバイザーが読み解く!スキルが磨かれた「環境」に言及しよう
100字という制限のなかで、「どのような工夫をしたのか」「どのような成果を得たのか」といったエピソードの詳細について伝えるのは難しいです。そこでおすすめなのが、自身のスキルが磨かれた「環境」だけを端的に伝えることです。
この例文の素晴らしい点は、異なる2つの環境でのアルバイト経験を伝えることで、短文ながらも「誰に対しても適応できるコミュニケーション能力」をアピールできている点です。
自身のスキルというのは、環境によって育まれることが多いです。そのため、環境を伝えることで詳細を語らずとも「たしかに○○の経験があるなら××力がありそうだな」と採用担当者がイメージで補完してくれる可能性があります。
100字の自己PRはいかに文字数を節約して魅力を伝えるかがカギ。この「環境を伝える」という裏技をぜひ活用してください。
100字の自己PRの書き方については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。
100字の自己PRに盛り込むべき要素は3つだけ! 例文15選付き
コミュニケーション能力に自信がある人は以下の記事もあわせて確認してみましょう。
「長所はコミュニケーション能力」で差がつく10個の言い換えとは
【内定者例文②150文字】
26卒 駒澤大学 小売業界
強みは課題に気づき自ら動く主体性です。
ホテル客室係ではアメニティ補充などの業務を率先して担い、全体の作業効率化を実現しました。結果、各部屋を丁寧に準備する余裕が生まれ顧客満足度向上につながりました。
貴社でも現状に満足せず、自ら課題を見つけ改善策を実行し、組織の成長に貢献します。(139字)
キャリアアドバイザーが読み解く!「行動と成果」をセットで伝えよう
150字という文字数では、エピソードの部分を100字のときよりも少し掘り下げて、あなた自身の取り組みと成果について言及しましょう。
この例文は、「裏方業務を率先して担った」という自身の主体的な行動が、結果的に「顧客満足度向上」という成果に結びついた過程が明確で説得力があります。
文字数制限のある自己PRでは文字数を節約しようと結果だけを書き、そこに至るまでの行動を省いてしまう学生が多いです。
しかし、採用担当者は「なぜその結果が出せたのか」という再現性をシビアに見ているため、「行動と成果」は必ずセットにして伝えるようにしましょう。
▶「主体性」をアピールする人が参考にしたい記事(クリックして開く)
主体性の自己PRを作成したい人
「主体性」の例文|26卒内定者の実際の自己PRを公開
主体性の自己PRで評価される方法|就活のプロの本音も大公開!
【内定者例文③200文字】
26卒 日本福祉大学 人材業界
私の強みは目標達成に向けた継続力です。
高校から大学まで6年間続けたラーメン店でのアルバイトで培いました。顧客満足と店舗への貢献を目標に掲げ、調理工程の見直しやオペレーション改善をコツコツ実践しました。
結果、提供時間短縮により回転率と売上が向上し、感謝の言葉をいただく機会も増えました。
この地道に試行錯誤する粘り強さを活かし、貴社でも困難な課題から逃げずに着実に成果へと貢献します。(190字)
キャリアアドバイザーが読み解く!目的と行動についてより深く掘り下げて伝えよう
200字となると、プロセスをさらに具体化できます。「どのような課題意識を持ち、どう工夫したのか」という自身の思考をアピールすることが高評価のポイントです。
この例文では「顧客満足と店舗への貢献」という目的意識と、それに対する「調理工程の見直しやオペレーション改善」という具体的なアクションが明記されており、強みである「継続力」はもちろん高い課題解決力も感じさせます。
「調理工程の見直しやオペレーション改善」というのは少し抽象的ですが、200字という制限のなかでは妥当です。エピソードの詳細については無理に掘り下げず、施策を実行するに至るまでの思考回路や背景について記載しましょう。
自己PRを200字にまとめる方法については以下の記事も参考になります。
自己PRを200字にまとめる方法|内定者例文とNGな失敗例も紹介
自己PRで「継続力」を効果的にアピールする方法は以下の記事で解説しています。
自己PR「継続力」の伝え方|企業のリアルな意見をもとに徹底解説!
NG例文|アドバイザー添削付き
①結論を削ってしまっている
私は大学でテニスサークルに所属し、副代表を務めました。
サークルでは参加率の低さが課題だったため、私は一人ひとりにヒアリングをおこない、練習メニューの改善やレクリエーションの導入を提案しました。
最初は反対意見もありましたが、粘り強く説得を続けた結果、参加率を20%向上させることができました。
貴社に入社後も、サークルで培ったこの経験を存分に活かして、チームに貢献したいと考えています。(195字)
結論ファーストは基本中の基本
字数が少ないからといって、「私の強みは〇〇です」という結論を削るのは絶対に避けましょう。ここを削ってしまうと、採用担当者にあなたの強みが伝わりづらくなってしまいます。
どれだけ少ない文字数でも結論ファーストはマストです。エピソードの解像度を少し下げても良いので、まず自分の強みを端的に伝えましょう。
私の強みは、周囲を巻き込み課題を解決する力です。
テニスサークルで副代表を務めた際、参加率の低迷が課題でした。そこで私はメンバーにヒアリングをおこない、全員が楽しめる練習メニューなどを企画・提案しました。
反対意見を持つメンバーとも粘り強く対話を重ねた結果、参加率を20%向上させることができました。
貴社でもこの巻き込み力を活かし、周囲と協力しながら目標達成に貢献します。(187字)
自己PRで「周囲を巻き込む力」をアピールしようと考えている人は以下の記事も確認してみてください。
例文5選|人を巻き込む力の自己PRで欠かせない3つの条件と伝え方
②強みの根拠が薄すぎる
私の強みは、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力です。私は人と話すことが大好きで、大学でも多くの友人がいます。
私はこのコミュニケーション能力を活かして、貴社の営業職で頑張ります。(94字)
少ない字数であっても納得感のある根拠は必須
「人と話すのが好き」「多くの友人がいる」というのは、単なる個人の感想に過ぎず、ビジネスで通用するスキルの証明にはなりません。
限られた文字数であっても、「どのような状況で自身の強みが養われたのか」という納得感のある根拠を盛り込む必要があります。
私の強みは、コミュニケーション能力です。
100人規模のサークルで価値観の異なるメンバーと交流し、自然と相手に心を開かせる傾聴力を培いました。
この力を活かし、貴社の営業として売上に貢献します。(94字)
③無理に内容を詰め込みすぎている
私の強みは行動力と協調性と計画性です。ゼミ長として産学連携プロジェクトを牽引しつつ、学園祭の実行委員でも広報リーダーを務め、さらに居酒屋のアルバイトでも新人教育を担当しました。
プロジェクトでは企業へのヒアリングを重ねて優秀賞を受賞し、学園祭ではSNS運用を工夫して来場者を前年比1.5倍にし、バイトではマニュアルを作成して離職率を下げました。
これらの経験で得た多様な力を貴社の業務でも活かします。(199字)
厳選した「強み」と「エピソード」だけ伝えよう
短い文字数に複数の強みやエピソードを詰め込むと情報が渋滞し、採用担当者には何の印象も残りません。
字数が限られているときは、「一番自信のある強み」と「それを最も証明できるエピソード」に絞り込むよう意識してください。
私の強みは、目標から逆算して行動する計画性です。
学園祭実行委員で広報リーダーを務めた際、「来場者数前年比1.5倍」という目標を掲げました。
そこから逆算してターゲット層を分析し、月ごとのSNS運用計画と広報スケジュールを緻密に策定しました。メンバーの進捗管理も徹底して計画を実行した結果、目標以上の来場者数を達成できました。
貴社でも常にゴールを見据え、計画的に業務を遂行して成果を出します。(196字)
「計画性」を押し出す自己PRの作成方法については以下の記事で詳細に解説しています。
自己PR「計画性」を差別化する極意|相性が良い職種の一覧表つき!
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自己PRを短くまとめたいのにうまくいかない……。