目次
- 自己PR 「一つのことに打ち込む力」の伝え方や注意点をチェックしよう
- 「一つのことに打ち込む力」を自己PRする学生への企業の印象
- 評価につながる経験
- 目標達成に向けて継続的に努力した経験
- 一つの物事を深く掘り下げ高いレベルまで到達した経験
- 注意点
- 「一つのことに打ち込める力」という言葉をそのまま使わない
- 「自己満足」と思われないよう客観的な成果を示す
- 言い換えられる言葉
- 目標達成への執着心・継続力
- おすすめの業界・職種・会社
- 不動産や金融など目標達成に向けてやり抜く力が必要な営業職
- 多角的な視点で組織を動かすプロジェクトマネジメント職
- 「一つのことに打ち込む力」の自己PRはどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「一つのことに打ち込む力」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】26卒 日本大学 小売業界
- 「一つのことに打ち込む力」の自己PR例文2選!
- ①インターンで成果を上げたエピソード
- ②研究を突き詰めて成果を出したエピソード
- 「一つのことに打ち込む力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
- 「一つのことに打ち込む」を自己PRにする学生へのリアルな印象
- 「マルチタスクができない人」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
自己PR 「一つのことに打ち込む力」の伝え方や注意点をチェックしよう
インタビューでは「一つのことに打ち込む力」を自己PRにしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「一つの物事に打ち込む力って自己PRとしては弱いですか?」
「『平行作業ができない人』と思われませんか?」
といった就活によくある質問をプロのキャリアアドバイザーにぶつけています。
実際に面談で出てくるようなアドバイスも紹介しているので、この記事を通して高評価につながる自己PRの伝え方を理解しましょう。
なお、自己PRについての基本的な書き方を知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
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「一つのことに打ち込む力」を自己PRする学生への企業の印象
高い集中力や何が何でもやり抜く粘り強さがありそう
「視野が狭くマルチタスクが苦手そう」「好きなことだから打ち込めたのでは」という懸念を抱きやすい
評価につながる経験
目標達成に向けて継続的に努力した経験
- 部活動で長年結果が出なくても諦めず、課題を克服するための改善に取り組み大会で優勝を果たした
- 難関資格の取得に向けて数年単位の学習計画を立て、日々の自己管理とモチベーション維持を徹底して合格をつかみ取った
一つの物事を深く掘り下げ高いレベルまで到達した経験
- 独学で技術・専門知識を深く学び、個展の開催や外部から評価されるレベルまで完成度を高めた
- 大学の研究活動において一つのテーマを何年もかけて追求し、独自のデータを集めて学会発表や論文の表彰につなげた
個人的には、「野球を10年以上やっていました!」といったようなスポーツの経験であり、かつきちんと結果まで出せている場合は好印象です。
ただその場合も「勝ちにこだわる姿勢」などの表現のほうが印象が良いですね。
注意点
「一つのことに打ち込める力」という言葉をそのまま使わない
- そのまま伝えてしまうと「マルチタスクができない」「柔軟性がない」と思われやすい
⇒「目標達成意欲」や「探究心」などのビジネスに応用できる表現に言い換える
「自己満足」と思われないよう客観的な成果を示す
- ゲームなどの個人的な作業に打ち込んだだけでは、仕事で成果を出せるかの判断がつかない
⇒「大会での結果」「外部での発表・評価」など客観的な実績を示す
よくあるのが、「趣味に打ち込んでいます」というアピール。
これはやめたほうが良いと思いますね。「好きなことだから頑張れたのでは?」という懸念につながってしまいます。
伝えるなら、部活や研究などの「やらなければならないこと」に打ち込んだ経験のほうが良いでしょう。
言い換えられる言葉
目標達成への執着心・継続力
- 一つの目標に対し、長期にわたって努力を積み重ねて成果を出す力として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
不動産や金融など目標達成に向けてやり抜く力が必要な営業職
- 目標達成にコミットする姿勢が重視される風土
- 成果が出るまで諦めずにやり抜く勝ちへのこだわりや継続力が活かせる
多角的な視点で組織を動かすプロジェクトマネジメント職
- 専門知識や技術を深く掘り下げ、試行錯誤を繰り返すことが求められる環境
- 関心を持ったテーマを追求できる高い集中力や研究熱心さが強みとなる
「一つのことに打ち込む力」の自己PRはどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!実は伝え方にはかなりの注意が必要
別の表現を使って成果をアピールすべし
「一つのことに打ち込めます」という自己PRをしようとする学生がいたら、8割のキャリアアドバイザーが「ちょっと待った」と言うと思います。
なぜなら、「一つのことに打ち込める=マルチタスクが苦手」という印象を持ってしまいやすいから。
実務では複数の業務を並行して対応しなければならない場面が多くあります。
そのため企業としては、マルチタスクが苦手そうな学生には不安を抱いてしまうのです。
もしそういった学生が相談に来たら、私なら以下の2点をアドバイスします。
①「目標達成に向けた継続力」といったポジティブな言葉に変換すること
②客観的な成果とセットで伝えること
ここからは、私が実際に面談のなかで「これは高く評価できるな」と感じた「一つのことに打ち込む」の自己PR例を紹介します。
高評価につながる! 「一つのことに打ち込む力」の自己PR例
【どんな状況・背景だった?】
・長年続けてきたスポーツで優勝経験がなく、「ここで辞めるのは逃げている気がして悔しい」という気持ちがあった
【どんな行動をした?】
・大会優勝という明確な目標を立てた
・過去の敗因を徹底的に分析し、ゴールから逆算して日々の練習メニューを根本から見直した
・周囲が途中で妥協していくなかでも、弱点を克服するための地道な反復練習を何年も継続した
【結果どうなった?】
・大学で念願の優勝を飾った
⇒勝ちにこだわる姿勢や目標達成意欲が高く評価される!
ただ「長年続けています」という事実だけでは、企業はどこを評価すべきか迷ってしまいます。
「なぜそこまで情熱を注げたのか」「その過程でどんな成果をつかみ取ったのか」といった背景や試行錯誤の過程をしっかり伝えることで、仕事への再現性のある強みとしてアピールしましょう。
「一つのことに打ち込む力」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】26卒 日本大学 小売業界
私の強みは、困難な目標に対しても挫折せず、最後まで粘り強く取り組む力です。
私は大学生からゴルフを始めましたが、入部したゴルフ部は実力者が多く、「自分はチームに必要とされる存在になれていない」と挫折を味わいました。しかし、私は諦めずレギュラーとしてチームの戦力になることを目標に掲げ、練習に没頭しました。
実力差を埋めるため、私は「高いパフォーマンスを出す人の共通点」を徹底的に研究しました。ゴルフの技術指導を仰ぐだけでなく、ビジネス書や習慣化のメソッドなどを学び、そこから得た本質的な思考法をコースマネジメントや日々の練習に落とし込みました。
さらに、学んだ思考法や効率的な練習法をチームメンバーにも積極的に共有し、切磋琢磨しながら全体のレベルアップにも努めました。このように練習を重ねた結果、2年目の夏には上位数パーセントと言われるハイスコアを達成することができました。
この経験から、困難な壁にぶつかった際にも多角的な視点からアプローチし、粘り強く取り組む重要性を学びました。貴社に入社後も、高い目標に向かって粘り強く取り組んで組織の目標達成に貢献したいと考えています。
※自己PRが思いつかない人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
「自己PR作成ツール」を試してみる
強い意志の伝わる良い例文ですね。特に以下の2点については高く評価したいと感じます。
・実力差のある状況でも諦めず取り組むことで高い実績を残せていること
・自分だけ這い上がるのではなく、周囲にも良い影響を及ぼしていること
高い集中力や努力家な姿勢からは、社会人になっても素早く成長できる人材であることがアピールできています。
「一つのことに打ち込む力」の自己PR例文2選!
①インターンで成果を上げたエピソード
私の強みは、自分で決めた目標を必ず守り抜く力です。
IT企業での長期インターンで電話による新規営業を担当した際、「毎月10件、ご契約につながるアポを取る」という目標を立てました。しかし最初の2ヶ月は、電話をかけてもすぐに切られてしまうことが多く、目標の3割ほどしか達成できない悔しい時期が続きました。
そこで私は成果を上げている先輩の話し方を録音して何度も聞き返し、「断られた時にどう打ち返すか」をまとめた自分用のメモを作成しました。さらに、電話をかける前に相手企業のHPを読み込み、「どんなことに困っていそうか」を予想してから電話に臨むようにしました。
毎日自分の話し方を振り返って修正することを半年間続けた結果、最終的には毎月12件のアポを取れるようになり、チーム内で達成率1位になることができました。入社後も高い目標に対して諦めずに挑戦し続け、成果を出せるよう行動してまいります。
この例文は、以下の2点が良いですね。
・「毎月10件」という目標を自主的に立てられていること
・目標を死守するため「先輩の話し方を真似する」「仮説を持ってから電話をかける」など試行錯誤できていること
このように、目標を達成するために全力を注げる人は、特に営業など数値目標を追う必要がある職種で高く評価されます。
②研究を突き詰めて成果を出したエピソード
私の強みは、気になることはとことん追求しする「探究心」です。
授業をきっかけにデータ分析のおもしろさを知り、「自分の力でどこまでできるか試したい」と考えた私は、企業が公開しているデータを活用した「お店の売上予測コンテスト」に個人で挑戦しました。
初めは専門的な知識やプログラミングの技術が足りず、分析の予測がなかなか当たらないという壁にぶつかりました。そこで私は、専門書を何冊も読み込むとともに、毎晩遅くまでデータを入力し直すなど検証を繰り返しました。
途中からは、「天気や人の流れのデータをどう組み合わせれば正確な売上が予測できるか」を考え、100回以上データの組み合わせを変えてテストを重ねました。
結果、全国から約200人が参加したコンテストで上位3%に入賞することができました。この「途中で満足せず、突き詰めて成果を出す探究心」を活かし、入社後も専門性を磨きながら質の高い仕事をしてまいります。
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この例文の高評価ポイントは、以下の2つです。
・独学で専門書を読むなど貪欲に物事を追求する姿勢がある点
・「上位3%入賞」など実績を残せている点
主体的に学びを深めるだけでなく、高い実績まで残せる人は、入社後も素早く知識をキャッチアップして活躍できる人材として高く評価されるでしょう。
「一つのことに打ち込む力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
一つのことに打ち込むのが得意な人は、努力を惜しまない人であるケースが多いでしょう。「努力を惜しまないこと」を自己PRにしたい場合は、以下の記事をチェックしてみてください。
例文10選|「努力を惜しまない」を自己PRで魅力的に伝えるコツ
また「一つのことに打ち込む」と似た自己PRとして、「あきらめない」や「粘り強い」が挙げられます。それぞれの伝え方のコツについては以下の記事で解説しているので、気になる人はあわせて読んでみましょう。
自己PRで「あきらめない」を効果的に伝えるコツ5選!12例文付き
【12例文】粘り強い性格は自分の言葉に言い換えて魅力を伝えよう!
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とても正直に言うと、「一つのことに打ち込む力」という自己PRを聞いたら「同時並行の作業が苦手なのかな?」という不安が先行してしまいます。
仕事では「一つのことに全力で取り組む」のが前提にはなってきてしまうので、打ち込めること自体あまり強いアピールにはなりにくいです。
基本は別の表現を使うことを検討してほしいですね。