美容師の志望動機を書くコツとは? NG例文やよくある失敗も紹介

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目次

  1. 美容師の志望動機は熱意を伝えることが大事
  2. そもそも美容師の仕事内容は?
  3. 業務内容
  4. 給与
  5. 必要な資格
  6. 理容師との違い
  7. 美容師の志望動機を書く前に考えること
  8. 美容師としての自分の強みは何か
  9. 将来のキャリアプラン
  10. どんなサロンで働きたいか
  11. 美容師に必要なスキルや能力
  12. ヒアリング力
  13. 技術力
  14. デザイン力
  15. 美容師に向いている人の特徴
  16. 美容やファッションへの関心が強い
  17. 手先が器用で集中力がある
  18. 粘り強い
  19. 美容師の志望動機に盛り込みたい5つの要素
  20. ①美容師を目指したきっかけ・理由
  21. ②どんな美容師になりたいか
  22. ③美容師として活かせる自分の長所
  23. ④なぜそのサロンに応募したのか
  24. ⑤そのサロンでどのように活躍できるのか
  25. 美容師の志望動機を書いてみよう
  26. 結論から伝える
  27. 根拠となるエピソードを書く
  28. 将来の展望で締める
  29. 美容師の志望動機でありがちな失敗
  30. 美容師でなくても叶えられる目標
  31. 自分から学ぶ意欲が感じられない
  32. そのサロンである理由がない
  33. 美容師の志望動機のOK例文
  34. ①例文:ヘアアレンジが好き
  35. ➁例文:親が美容師で憧れた
  36. ③例文:スタッフの技術に感動した
  37. ④例文:明るい接客に自信がある
  38. ⑤例文:顧客の魅力を引き出したい
  39. 美容師の志望動機のNG例文
  40. ①例文:安定した職業だから
  41. ➁例文:技術を学べるから
  42. ③例文:人とかかわりたい
  43. 美容師として何ができるかを具体化しよう

美容師の志望動機は熱意を伝えることが大事

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。美容師を目指している就活生の話を聞いていると、

「美容師での志望動機をどう書けばいいのかわかりません」
「好印象につながる志望動機の例文はありませんか」

と学生から相談を受けることがあります。就活において志望動機は、自分の熱意を伝えることが大事です。この記事では美容師を目指す就活生に向け、志望動機を書く前に考えること、志望動機に盛り込むべき要素、具体的な志望動機の書き方、志望動機でありがちな失敗などを解説します。また、失敗例も含め例文を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

美容師以外の美容関係の仕事についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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そもそも美容師の仕事内容は?

志望動機について説明する前に、そもそも美容師の仕事はどのような内容なのかを確認してみましょう。どのような仕事内容なのかを理解することで、志望動機を考える際のヒントが見つかるかもしれません。

ここでは、美容師の仕事内容について具体的な業務内容を紹介します。また気になる給与や美容師に必要な資格、理容師との違いについても解説しましょう。

業務内容

美容師の一般的な業務内容の流れは以下の通りです。

  1. カウンセリング
  2. シャンプー
  3. カット
  4. カラーリング
  5. パーマ
  6. セット

カウンセリングでは、顧客の希望に耳を傾けてプロとして希望に合ったヘアスタイルを提案する必要があります。そのためコミュニケーション能力も重要です。

美容全般を扱っている美容室では、メイクやネイル、着付けなどもおこなうケースもあります。また当然ですが接客以外にも、電話対応や清掃、会計や見送りなど、さまざまな業務への対応が必要です。

給与

厚生労働省が公表した「賃金構造基本統計調査」によると、2022年の美容師の平均給与(※理容室も含んだ平均数値)は以下の通りです。

10人以上規模の美容室における平均給与
  • 男女平均:給与258,900円
  • 男性平均:給与287,400円
  • 女性平均:給与246,000円

もちろん美容室によっても初任給や給与の上り幅は異なるので、あくまで目安としての金額になります。ただ、美容師の仕事は個人の技量によっても給与が変わるため、スキル次第でもっと給与額を上げることもできるでしょう

必要な資格

必要なのは国家資格である美容師免許です。美容師免許を取得するに厚生労働大臣指定の美容学校などの養成施設を卒業する必要があります。卒業後、国家試験に合格すると取得可能です。

さらに取得しておくと役に立つ資格や検定は以下などがあります。

  • 着付け技能士
  • ヘアケアマイスター認定試験
  • 色彩技能パーソナルカラー検定
  • パーソナルカラリスト検定
  • 日本メイクアップ技術検定
  • メイクセラピー検定

理容師との違い

美容師と理容師の違いは、美容師法と理容師法でそれぞれ法律によりはっきりと分けられています。美容師法では美容師について「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」とし、美容を業とする者とされています。

一方、理容師については理容師法で「頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えること」とし、理容を業とする者としているのです。具体的には、美容師しかパーマをかけられない、理容師しか顔剃りができない、などの違いがあります。

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美容師の志望動機を書く前に考えること

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就活生

美容師の志望動機にどんなことを書けばいいのかわかりません。

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キャリアアドバイザー

実際に書き出す前に、まずは3つのことを考えてみましょう。

美容師の志望動機を書く前に、美容師として自分はどのようになりたいかなど考えてみましょう。イメージすることで、志望動機をより具体的に書けるようになります。それぞれのポイントについて説明します。

美容師としての自分の強みは何か

美容師としての自分の強みを考えてみましょう。美容師になる前の段階なので、なかなかイメージできない学生もいるかもしれません。その場合は、今まで自分が経験したことを振り返ってみて、その経験がどのように美容師で活かせるのかを考えてみてください。

志望動機に自分が経験したエピソードを盛り込むことで、職場に貢献できることを具体的に伝えられます。採用担当者もあなたがどのような人材でどう貢献してくれるのかをイメージできるでしょう。

将来のキャリアプラン

将来どのようなポジションで働きたいのか、目標を設定することで就職後どう働いていくのかをイメージできます。イメージできれば、どのようなサロンに就職すべきかも整理しやすくなるでしょう。

たとえば、管理職になりたい、スタイリストとして活躍したい、いつか自分の店を持ちたいなど、具体的な目標を考えてみましょう。目標から逆算すれば、今はどのようなサロンに入るべきかや目指すべき美容師をイメージしやすくなるはずです。

面接で将来の目標を聞かれた際の答え方はこちらの記事で解説しています。

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キャリア形成についてはこちらの記事でも解説をしていますよ。

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北浦 ひより

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将来的に独立をしたい場合には伝え方に注意をしよう

もし将来は独立をしたいと考えている場合には、「3年間働いてスキルを身に付けたら自分のお店を持ちたいです」というようにあまりにも正直に伝えすぎることは避けた方が無難でしょう。

これは、企業が長期的に働く人を求めているという理由だけではなく、「うちの会社はスキル取得のために利用されているだけかもしれない」と、入社後の態度を懸念しているという側面もあります。

ただし、独立支援制度がある会社や、過去に独立をした人がメディアなどで取り上げられているような会社の場合には「今すぐに決めているわけではないのですが」という枕詞を使いながらさまざまなキャリアプランを検討できることに魅力を感じていることを伝えてみてもいいかもしれません。そうすると入社後に本人の希望配属や仕事内容に応じてくれる可能性もあります。

家業を継ぐ予定がある場合も伝えてOK

また、将来的には家業を継ぐ予定があるような人も、そのことを聞かれたら伝えてみてもいいでしょう。もちろんマイナス評価につながり、落ちてしまう企業も出てくると思いますが、「それでもうちに来てほしい」と言ってくれるご縁のある会社に入社をすることで退職後も長期的にいい関係を築ける可能性が高いですよ。

どんなサロンで働きたいか

キャリアプランでサロンを選ぶ方法もありますが、職場環境や雰囲気、待遇などでサロンを選ぶ方法もあります。いくらやる気があっても自分に合わないサロンでは、モチベーションを保つことはできません。たとえば、以下のことを考えてみましょう。

  • スタッフ同士の仲が良いか
  • 高級感を全面に出すサロンか、アットホームな雰囲気を持つサロンか
  • 休憩をしっかり取れるか
  • 休日は決められた通りもらえるのか
  • 残業ばかりではないか、残業代は正しく反映されるか
  • 福利厚生はどうなっているのか

上記の中でも、特に譲れない項目を自分なりに考えて、優先順位を付けてみましょう。自分が働くうえで重視するポイントがわかり、志望動機に活かすことができます。

福利厚生についてはこちらの記事でも確認しておきましょう。

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サロン見学に行くのもおすすめ

実際にサロン見学に行くこともおすすめします。見学では顧客目線ではなく、そこで働いているイメージで見学するのがポイントです。以下などの項目を参考にしてサロン見学してみましょう。

  • 立地条件
  • サロン見学者に対しての対応
  • スタッフ、サロンの雰囲気や活気
  • スタッフの服装や身だしなみ
  • 若いスタッフが働きやすそうな環境か
  • 接客スペース以外の状態
  • 顧客への対応はどうか
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キャリアアドバイザー

自分が目標とする環境が見つかるか、目指すべきスタッフはいるのかもチェックすべきポイントです。

サロン見学に行く前に、こちらの記事も目を通しておきましょう。

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志望動機作成ツールなら、選考通過の高い美容師の志望動機を自動作成できます!

美容師に必要なスキルや能力

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就活生

技術力には自信があります! そのほかにはどんなスキルが必要ですか?

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キャリアアドバイザー

接客業として顧客の希望を引き出すヒアリング力や、希望のスタイルを叶えられるデザイン力も求められますよ。

美容師を目指すなら、どのようなスキルや能力が必要なのかも把握しておきましょう。美容師はカットやパーマなどの技術力は当然ですが、ほかにもさまざまなスキルや能力が必要です。ここでは、特に重要となる以下3つのスキルや能力を解説するので参考にしてください。

ヒアリング力

顧客それぞれの希望は異なるため、どのようなヘアスタイルを求めているのか上手に聞き出し理解する力が必要です。聞き出した情報から、プロの美容師として顧客が満足するヘアスタイルを提案することになります

ここで大切なのが「ヒアリング力」です。顧客のイメージしているヘアスタイルや髪の毛の悩みなどを把握するには、顧客に寄り添って耳を傾け親身になって相談にのる必要があります。

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キャリアアドバイザー

耳を傾けるには顧客が話しやすい環境にすることが重要です。そのため、自ら顧客が答えやすいように話しかけられるコミュニケーション能力や、言葉遣い・態度・マナー・清潔感などの接客力も大切と言えます。

ヒアリング力にも紐づいているマナーは就活でも重視される項目です。こちらの記事で確認しておきましょう。

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技術力

顧客が希望するヘアスタイルを理解し上手に提案できたとしても、それを形にできなければ意味がありません。美容師は、顧客のヘアスタイルを美しく整えるための基本スキルである「技術力」が必要です。

技術力と一言でいっても、美容師は多くのスキルを磨いていく必要があります。また、働くサロンによってはサービス内容が異なるので、さまざまな技術が求められるのです。たとえば、基本的な技術としては以下のようなスキルがあります。

  • カットスキル
  • ヘアカラースキル
  • パーマやアイロンスキル

また、シャンプーなどの洗髪スキルも重要でしょう。技術力は顧客の希望を形にするための軸になるものです。 技術力には「これでいい」という限界はありません。美容師を続ける限り、技術力も磨き続ける必要があります。

デザイン力

デザイン力とは、顧客の希望と美容師がもつセンスを融合し、顧客が叶えたいヘアスタイルに落とし込む力です。美容師としての自分が一方的に「このほうがいい」と顧客に押し付けるのではなく、顧客のイメージや悩みを把握しヘアスタイルをデザインする力が必要になります。

上村 京久

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今持っている能力だけではなく可能性を感じさせる伝え方をしよう

通常の企業面接と同様に、サロンによって重視するポイントは異なります。しかし、共通していることは面接官は学生よりも社会人歴が長い人だという点です。そのため、あまりにも自分の技術力をアピールしすぎても「まだまだ歴の浅い人が何を言っているんだ」と思われてしまう恐れもあります。

どの観点から自分をPRしても問題ありませんが、大切なことは学ぶ姿勢や伸びしろを相手に感じさせることができるか、ということです。技術力に自信がまだない人は観察する力や学ぶ向上心の高さをアピールしてすぐに追いつけるようにする熱意を伝えればいいでしょう。

そうは言っても学校では技術力を1番に褒められたから技術力をアピールしたい、という学生は自分のスキルがなぜほかよりも優れた評価をもらえたのかという根拠を示しましょう。たとえば努力したプロセスを説明したり、それでもまだ足りないと思っていることについて伝えたりするなど謙虚な姿勢を忘れないようにしましょうね。

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美容師に向いている人の特徴

美容師に向いている人の特徴

どのような職業にも向き不向きがあります。では美容師に向いている人とは、どのような特徴がある人なのでしょうか。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

美容やファッションへの関心が強い

美容師は顧客の希望を聞いたうえで、どのようにすれば希望に沿ったヘアスタイルを提案する必要があります。

普段から美容やファッションの情報に触れていれば、情報を元にトレンドカラーや流行のカットやパーマなどを把握できるので、美容やファッションへの関心が強い人は、美容師向きです。そうすれば、顧客の希望に沿いつつ納得できる説明や、満足のいく提案ができます。

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雑誌やインターネットをチェックしたり、街中ではどのような傾向なのかを調べたりして、美容のトレンドを把握するよう意識しましょう。

手先が器用で集中力がある

美容師は、手先が器用で集中力があることも大切です。美容師の仕事は繊細な作業が求められ、髪をミリ単位でカットしたりパーマでも角度を調整しながらロッドを巻いたりします

細かい作業には集中力も必要です。上手くいかずにイライラしたり雑に扱ったりするのは接客業として好ましくありません。そのため手先が器用でスムーズに作業を進められるのは、美容師として大きなメリットになります。

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キャリアアドバイザー

不器用だからといって美容師に向いてないというわけではありません。練習で十分カバーできますし、実は自分が勝手に不器用だと思い込んでいるケースもあります。不器用という理由で美容師になる夢を諦める必要はないので安心しましょう。

粘り強い

美容師には、どんなことにも粘り強く対応するスキルも必要です。美容師の仕事は生身の顧客に直接サービスを提供する接客業なので、予定通りのスケジュールにならないこともあります。

休憩に入れなかったり定時に上がれなかったりと、さまざまなイレギュラーが起こり得る職業です。また接客中は座ることができないため、1日中立ちっぱなしということも珍しくありません。体力がついていかず、退職や転職を考えてしまう人もいます。

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キャリアアドバイザー

粘り強く耐えるには、美容師として未来の目標を明確にし、簡単に諦めない強い精神力が必要です。すぐに不平不満を感じてしまう人は、ポジティブに捉えるよう意識を変えていきましょう。

粘り強さは大きなアピールポイントです。自己PRとして粘り強い性格をアピールする際のポイントをこちらの記事で解説しています。

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粘り強い性格の自己PRは、具体的なエピソードを交えるとより伝わりやすくなります。 この記事では粘り強い人の特徴、アピールポイント、自己PR例文などをキャリアアドバイザーが解説します。 粘り強さを企業でどう活かすのかも話せると期待感も上がりますよ。

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美容師の志望動機に盛り込みたい5つの要素

美容師の志望動機に盛り込みたい5つの要素

ここからは、美容師を目指すときの希望動機について解説していきます。まず、志望動機に盛り込みたい要素として、以下5つのポイントをピックアップしました。

①美容師を目指したきっかけ・理由

なぜ美容師を目指したのか、そのきっかけを盛り込みましょう。ただし、「面白そうな職業だから」「おしゃれが好きなので自分に合うと思ったから」など抽象的な理由では伝わりません。

美容師という職業に対する熱意を具体的に盛り込むようにしてください。目指したきっかけに加えて、美容師に対する憧れや意気込みなども加えると効果的です。たとえば、以下のような流れで美容師を目指したきっかけを伝えることができます。

例文

小学校の頃、はじめて母に連れられて美容室で髪を切ってもらいました。その仕上がりに自分が別人になったような気分になったのを憶えています。その日から、美容師が憧れの職業になりました。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

②どんな美容師になりたいか

どのような美容師を目指したいのか、具体的な将来像を盛り込みましょう。ここでも「おしゃれでかっこいい美容師」など、抽象的な内容では伝わりません。

具体的な将来像を盛り込むには、目指すべき美容師を参考にすると考えやすくなります。たとえば、いつも通っているサロンの美容師、業界の著名な美容師などを思い浮かべると自分の将来像を浮かべやすくなるでしょう。

普段通っているサロンの美容師を参考にした例文

例文

顧客の希望や悩みに耳を傾けて、しっかりと理解したうえで最適な方法を提案できる美容師になりたいです。

著名な美容師を思い浮かべて考えた例文

例文

ファッションショーなどで、日本だけでなく世界中を飛び回るような美容師を目指したいです。

③美容師として活かせる自分の長所

美容師として活かせる自分の長所を盛り込むようにしましょう。ただ、サロンでのアルバイト経験がなく美容学校を卒業する新卒の学生では、自分のどのようなことが長所になるのか判断できない人も多いかもしれませんね。

その場合、たとえば美容学校時代にコンテストで賞をもらったことや、実技の成績などについて盛り込んでもいいでしょう

まずは下の記事を参考に自分の長所をまとめてみましょう。

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④なぜそのサロンに応募したのか

なぜそのサロンに応募したのか、その理由も盛り込みましょう。「通いやすいから」「待遇が良さそうだから」などは本当の理由かもしれませんが、志望動機としてはNGです。どうしてもこのサロンで働きたいという気持ちが伝わりません。

応募するサロンの理念や経営方針を研究し、感銘を受けたことから「このサロンで働きたいと思った」と伝える必要があります

例文

貴社の顧客に感謝という理念に大変共感しました。私が貴社の○○店を利用している際にも、美容師の接客が素晴らしいと感じていました。顧客が満足して帰っていく様子を何度も目にしています。私もぜひこのようなサロンで働きたいと思い応募しました。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

このように、このサロンで働きたくなったきっかけなど具体的なエピソードを盛り込めば、より気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

⑤そのサロンでどのように活躍できるのか

そのサロンでどのように活躍できるのかも盛り込みましょう。新卒で就職する場合はキャリアなどはありませんが、アルバイト経験や美容学校でのカリキュラム内容など書けることはあるはずです

例文

私は美容学校時代に美容室でアルバイトをしていました。アシスタント業務がメインでしたが、顧客と笑顔で積極的に会話することを心がけていました。貴サロンではアルバイトで培ったコミュニケーション能力で、顧客の要望や悩みに寄り添った接客おこないます。

例文

美容学校ではメイクアップを専攻していました。貴サロンはさまざまな美容メニューがあると伺っています。ヘアスタイルだけでなく美容全般で顧客に提案できる美容師を目指します。

このように、就職した経験がなくてもアルバイトや美容学校での経験を盛り込むことができます。

上原 正嵩

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その美容室が良い理由は特に明確に記載しよう

美容師は手に職をつけられる、という観点からも非常に人気の職業であるため競争も激しい世界です。その中でも生き残り長期的にスキルアップができる人は、もちろん自分自身の努力もありますが働く美容室との相性がいい、という点も大きく影響するでしょう。

そのため、④に記載した「なぜその美容室でなければいけないのか」というポイントは特にわかりやすく伝えられるようにしておきましょう。自分は負けず嫌いだから同期が多くて競える環境のほうがモチベーションが上がる、マンツーマンの指導に力を入れているからコツコツ努力をする自分にとって安心感がある、全国に店舗があるから転勤を通じていろいろなお客様と触れ合いたい、など理由は人それぞれ異なるはずです。

一般企業の就活でも、企業は社風と学生のマッチ度をはかっています。これと同様だと考えれば、特別身構えることではなく当然伝えるべき内容だと理解できるでしょう。

美容師の志望動機を書いてみよう

伝わりやすい志望動機を書くためには、志望動機の構成も重要です。以下の順序を意識して、伝わりやすい志望動機の文章を構成しましょう。

  1. 結論から伝える
  2. 結論の根拠となる具体的なエピソードを書く
  3. 将来の展望で文章を締める

まず最初に志望動機の結論を一言で伝えることが大事です。そして、その結論に至った具体的なエピソードをもとに自分が美容師の道を選んだ理由を伝えます。最後に将来どのような美容師になりたいのか、またはそのサロンでどうなりたいのかなどを盛り込んで文章を締めましょう。それでは、それぞれの順序について解説します。

結論から伝える

結論とは「そのサロンに就職したい理由」または「なぜ美容師なのか、何をしたいのか」という志望動機です。たとえば、以下のようにまとめてみましょう。

例文

私は、顧客とのコミュニケーションを重視するという貴社の理念に感銘を受け志望しました。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

例文

私は、多くの顧客に美容全般を提案できる美容師になりたいという思いがあり、その環境がある貴社を志望しました。

志望した動機が一言で伝わるように書くのがポイントです。「このサロンに就職したい理由は◯◯をしたいから」という内容をまず伝えます。ここでは、文章で伝える場面なので、敬称は「貴社」「貴サロン(単店の場合)」「貴院」などが一般的です。

根拠となるエピソードを書く

次に「このサロンに就職したい理由は◯◯をしたいから」という志望動機に対する、そう考えたきっかけなど、根拠となる具体的なエピソードを書きましょう。

例文

小学校のとき母に連れられ、はじめて御社のサロンを利用しました。生まれてはじめての美容室だったので緊張し不安を感じていましたが、美容師のお姉さんがやさしく声をかけてくれたので安心したことを憶えています。その姿を見て、私も美容師として顧客に寄り添った仕事に就きたいと考えたのがきっかけです。

「実際に働いている美容師の接客に触れた経験から、自分のそうなりたいと考えた」という具体的なエピソードを伝えています。それにより「このサロンに就職したい理由は◯◯をしたいから」の根拠が伝わるのです

上原 正嵩

キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる

オリジナリティは自分の価値観を示すことでも表現できる

もちろん自分が行ったことがある美容室であれば自分ならではの志望動機を話せるでしょうし、過去に利用した経験を盛り込んで問題はありません。しかし「ただ行ったことがある」「良い思い出として残っている」だけであればそのまま利用客の1人として今後もその美容室とかかわっていけばいい話とも取れてしまいます。

先ほどもお伝えした通り、美容室といっても大規模経営、少人数、カリスマ店員がいる、立地条件、などによって顧客層もコンセプトも変わってきます。自分の性格やキャリアプランを踏まえて、どのような場所でどのような人を相手に仕事をしたいのか、美容室と自分が重なる価値観を提示することでほかの学生との差別化をはかっていきましょう。

自分の価値観が思い浮かばないという人は、現時点で比較対象がないからかもしれません。普段は行かないような美容室に足を運んでみるなど、自ら動いてみることで何か発見があるかもしれませんよ。

将来の展望で締める

最後に、この美容室に就職したら自分はどのような活躍ができるのか、または美容師としてどうなりたいのかなど、将来の展望を書いて文章を締めます。

例文

御社のサロンキャリアを積ませていただき、美容師のプロとして御社が経営するサロンの良質なサービスに貢献させていただきたいと考えております。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

結論〜文章の締めまでをつなげると、以下のような志望動機ができあがります。

例文

私は、顧客とのコミュニケーションを重視するという御社の理念に感銘を受け志望しました。

小学校のとき母に連れられ、はじめて御社の系列のサロンを利用しました。生まれてはじめての美容室だったので緊張し不安を感じていましたが、美容師のお姉さんがやさしく声をかけてくれたので安心したことを憶えています。

その姿を見て、私も美容師として顧客に寄り添った仕事に就きたいと考えたのがきっかけです。御社でキャリアを積ませていただき、美容師のプロとしてサロンの良質なサービスに貢献させていただきたいと考えております。

志望動機は締めの一言も気を抜かないようにしましょう。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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熱意が伝わる志望動機の締め方|作り方・伝え方を例文付きで解説

志望動機のしめの文では、入社してやりたいことをしっかりと伝えることで面接官に熱意を伝えることができます! 今回は熱意の伝わる志望動機のしめ方をOK例文とNG例文とともに紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、魅力的なしめを作るポイントも紹介するので参考にしてみてください。

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熱意が伝わる志望動機の締め方|作り方・伝え方を例文付きで解説

美容師の志望動機でありがちな失敗

美容師の志望動機でありがちな失敗

美容師の志望動機としては内容が伝わらないという、ありがちな失敗もあります。以下3つのありがちな失敗を紹介するので注、志望動機を書く際には注意しましょう。

美容師でなくても叶えられる目標

美容室でなくても叶えられる内容の志望動機では、相手に熱意を伝えられません。以下のような内容には注意しましょう。

・人とかかわる仕事がしたい
・手に職をつけたい
・美容にかかわる仕事がしたい

上記のような志望動機は「美容師じゃなくても叶えられるのでは」と考えられてしまいます。志望動機では「私の目標は美容師でなければ叶えられない」という内容が伝わるようにするのがポイントです

たとえば、以下のように言い換えましょう。

・人とかかわる仕事がしたい
 ⇒「ヘアメイクを通して顧客の希望や悩みに沿ったアドバイスをしたい」
・手に職をつけたい
 ⇒「美容師としてのスキルを身につけ磨き続けたい」
・美容にかかわる仕事がしたい
 ⇒「ヘアメイクだけでなく美容全般を提案できる美容師になりたい」

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

自分から学ぶ意欲が感じられない

自ら学ぶ意欲が感じられない志望動機もNGです。たとえば応募した美容室が研修制度の整った会社だとしましょう。

例文

御社は研修制度が充実しているので、技術に不安がある私でも安心して働けると思い志望させていただきました。

一見、応募した美容室の研修環境を褒めて持ち上げているように感じますが、相手側からすると「自分で学ぶ意欲がない人」と見られてしまうでしょう。美容室に限らず、企業は積極的に仕事を覚えようとする人材を求めています

もちろん研修制度に魅力を感じたことを志望動機にすることは間違いではありませんが、そのうえで自分から積極的に研修制度を活用するなどの内容を盛り込みましょう。

そのサロンである理由がない

「このサロンで働きたい」という気持ちが伝わらなければ「うちじゃなくてもいいのでは」と考えられてしまいます

実際には、「どうしてもこのサロンでなければいけないという確固たる理由がある」と人は少ないかもしれません。しかし、志望動機ではしっかりと「このサロンで働きたい」という理由が伝わるようにすべきです。

志望動機がうまく書けないと悩む人は多いもの。志望動機が書けないときの対処法をこちらの記事で解説しています。

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美容師の志望動機のOK例文

ここからは、美容師の志望動機のOK例文として、以下の5つを紹介します。志望動機を考える際の参考にしてください。

美容関係の職種の志望動機から内容のヒントを得たいという人は、この記事もチェックしてみてくださいね。

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業界別の志望動機例文 まずは業界別の志望動機です。業界を大きな15のグループに分類してまとめているので、あなたが目指している業界や、同じジャンルの業界の志望動機をぜひ参考にしてみてくださいね。 サービス 医療・福祉 IT […]

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①例文:ヘアアレンジが好き

例文

私は大好きなヘアアレンジの技術を役立てたく、御社を志望させていただきました。中学生の頃からヘアスタイルを変えるだけで気持ちまで変わるという魅力があるヘアアレンジに興味をもっていました。美容学校ではヘアメイク学部で着付けやヘアアレンジ、メイクなど多くの知識や技術を学びました。

そして、御社の系列サロンで顧客としてヘアセットをしてもらった際、普段の自分とは違うスタイルにしていただき感動しました。採用していただいた際には、一日でも早くプロの美容師として顧客の希望に沿ったヘアレンジを提案できるようになりたいと考えています。

中学生からヘアアレンジに興味があったことを明かし、美容学校でもヘアアレンジを学んでいるという一貫性のある志望動機です。さらに志望サロンでのヘアセット体験も伝えることで、さらに説得力が出ています

➁例文:親が美容師で憧れた

例文

美容師である両親に憧れたのが、私が美容師を目指すことになったきっかけです。子供の頃から2人が働く姿を間近で見ていました。髪を綺麗に仕上げて顧客を笑顔にする様子を見て、自分も「来た人を笑顔にしたい」と考えるようになりました。

御社の経営するサロンでは顧客とのコミュニケーションを重視していると伺いました。入社後は、コミュニケーション力をさらに磨き多くの顧客を笑顔にしたいと考えています。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

志望動機ではなぜそのサロンを選んだのか、具体的な理由を伝えることが大切です。こちらの志望動機では顧客を笑顔にすることを軸にして、顧客とのコミュニケーションを大事にしているサロンだから選んだことを伝えています

③例文:スタッフの技術に感動した

例文

御社のサロンスタッフの方の技術力に感動したことが志望動機です。サロンを利用した際、スタッフの方のプロ意識や提案力、そしてなにより技術力の高さに感銘を受けました。私も貴サロンの一員になりたいと強く感じるようになり、美容学校へ進むことを決意しました。実務経験はありませんが、御社のサロンで高い技術を学びプロの美容師として活躍したいと考えています。

美容師である以上、技術力は欠かせません。顧客として志望サロンを実際に利用した経験をもとに美容師を目指しているという、美容師になってからも技術力の向上が見込めそうなモチベーションの高さを感じる志望動機です

④例文:明るい接客に自信がある

例文

アルバイト経験を活かした明るい接客に自信があるので、貴サロンを志望させていただきました。私は美容学校時代に接客のアルバイトをしていました。顧客からは明るくて話しやすいと評価されており、私自身も顧客とコミュニケーションを取ることが大好きです。

貴サロンはいつも明るくて元気な雰囲気があり、私も顧客として来店する度に元気をいただきました。貴サロンで積極的に仕事を経験し、明るい雰囲気作りに貢献したいと考えています。

明るい接客ができる強みを軸に、明るい雰囲気の志望サロンに惹かれたという説得力のある流れを作っています。志望動機では要素を詰め込みすぎず、伝えたいことの軸に沿って書き上げることもポイントです

⑤例文:顧客の魅力を引き出したい

例文

私が御社を志望したのは、顧客の魅力を引き出したいからです。私は小学生の頃から美について興味がありました。人それぞれ美しさは異なりますが、その人が持ち合わせている本来の魅力を引き出す仕事がしたいと考えました。また私は英語が得意なので、御社の系列店サロンのような外国の顧客が多い店舗で、自身の英語が役立つと思います。1人でも多くの顧客の魅力を引き出せるように頑張ります。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

志望サロンの顧客層を把握することも美容師になるうえでは大切なポイント。顧客層に対し、自分の強みがどう生かせるのかを伝えた志望動機です。

美容師の志望動機のNG例文

美容師の志望動機では、なぜ美容師になりたいのか、なぜそのサロンを選んだのかを明確に伝えることが大切です。ここからは、美容師の志望動機のNG例文として、以下の3つを紹介します。志望動機で失敗しないためにも参考にしてください。

①例文:安定した職業だから

例文

安定した職業に就きたいと考え、貴サロンを志望させていただきました。ほかの求人情報と比較しても給料が良く福利厚生も充実していると感じました。美容師は国家資格なので、安定した職業だと考えています。安定しつつ少しでも待遇の良い環境を探していたところ貴サロンの求人が目に入りました。貴サロンでは、少しでも早く仕事を覚えて頑張りたいと思います。

美容師が安定した職業で、さらに応募したサロンが高待遇だから志望したという例文です。「どうしてもこのサロンで働きたい」という内容が含まれていません。そのため、相手にも熱意は伝わらない志望動機です。

➁例文:技術を学べるから

例文

御社の研修制度が充実していると伺ったので志望させていただきました。また、先輩スタッフがいろいろと指導してくれるとも聞いています。実務経験がない私でも、しっかりとした技術が学べそうなので自分にはぴったりのサロンだと思います。すぐには活躍できないかもしれませんが、少しずつ仕事を覚えてお役に立てるように頑張ります。よろしくお願いいたします。

積極的に自分から仕事や技術を学ぼうという意欲が感じられません。サロンの研修制度や先輩スタッフなどが優れているなど調査したことは伝わりますが、肝心の本人の熱意が伝わらない例文です。

③例文:人とかかわりたい

例文

私は人とかかわることが好きなので貴サロンを志望させていただきました。貴サロンは多くの顧客が訪れると伺っています。また、スタッフ同士のコミュニケーションもしっかりと取られていると聞いております。私は人に役立つことや、人と接する仕事に就きたいと考えていました。貴サロンは私が求めていた理想通りの職場です。貴サロンでは、人とのかかわりを大切に頑張っていきます。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

一見、コミュニケーション力をアピールし人間関係も上手にこなしそうな人材に感じますが、美容師についての内容に触れられていません

人とかかわることが好きだということしか伝わらないので「美容室でなくてもいいのでは」と考えられてしまいます。入社して美容師としてどのようになりたいのかなど、まったく伝わらない例文です。

美容師として何ができるかを具体化しよう

美容師の志望動機は、美容師として何ができるかを具現化し熱意を伝えることがもっとも重要です。そのためには、「なぜ美容師を選んだのかの結論」「結論に達した具体的なエピソードやそのサロンを選んだ具体的な理由」「入社後はどのように活躍したいのか」を、しっかりと整理して考えましょう。

特に重要なのは結論に対しての具体的な理由です。なぜそのサロンに魅力を感じ入社したいと感じたのか、自分のエピソードを盛り込みながら上手につなげてみてください。

サロンの採用担当者は同じサロンや企業で働く人間です。そのサロンに入社したいという熱意を持って志望動機を書きましょう。

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