目次
- 就活の持ち駒がなくなる原因は必ずある!
- 就活の持ち駒とは
- 選考中の企業のこと
- 企業の前で持ち駒という表現は控えよう
- 一般的な就活の持ち駒数
- 就活で持ち駒がなくなる原因4選
- ①エントリーシートや履歴書
- ②筆記試験や適性検査
- ③面接
- ④グループディスカッション
- 就活の持ち駒を増やすメリット
- 気持ちに余裕が出る
- 就職先の幅が広がる
- 就活の持ち駒を増やす際の注意事項
- 自分の就活の軸に沿ってエントリーする
- 就活へのモチベーションを保つこと
- 履歴書提出締切などのスケジュール管理を徹底する
- 就活の持ち駒がなくなってきたらすべきこと
- 中小企業やベンチャー企業にもエントリーする
- 業界を絞らずにエントリーする
- 就活で持ち駒が全滅したらすべきこと
- 就活の軸を見直す
- 就活対策を見直す
- 就活エージェントに相談する
- 就活の持ち駒がなくなる前に隠れ優良企業を見つけよう
- グローバルニッチトップ企業3選
- 優良中堅メーカー3選
- なでしこ銘柄4選
- 持ち駒を維持して心にゆとりのある就活をおこなおう!
就活の持ち駒がなくなる原因は必ずある!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、
「持ち駒が全滅してしまってどうしたら良いのでしょうか?」
「持ち駒を増やすコツはありますか?」
といった質問を受けます。就活において持ち駒がなくなってしまったと不安に思っている人は多くいると思います。持ち駒の確保は就活をスムーズに進めるための重要な要素であることから、持ち駒が全滅したときの対処法や、持ち駒がなくなってしまう原因を突き止めることは非常に大切になってきます。
この記事では就活でよく質問される持ち駒について徹底解説します。持ち駒を増やす際の注意点や持ち駒としておすすめの隠れ優良企業なども紹介するので、気になる方はぜひご覧ください。
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就活の持ち駒とは
就活中の学生同士の会話で「持ち駒」という単語を耳にすることはよくあると思いますが、そもそも持ち駒とは一体何を指しているのでしょうか。
就活における持ち駒に関して解説していく前に、まずはその意味を理解しておきましょう。
選考中の企業のこと
持ち駒とは、エントリーして選考の結果がまだ出ていない企業、いわゆる選考中の企業のことを言います。書類選考中や面接後の結果待ちの際に頻繁に使用されます。
日常的にはあまり使用されませんが、就活中は自分の手札のような感覚で使われることが多いでしょう。就活をスムーズに進めるためにはこの持ち駒の数調整が非常に重要となります。
企業の前で持ち駒という表現は控えよう
持ち駒とは使い勝手の良い用語ですが、場をわきまえずに使っていると印象が悪くなることもあります。持ち駒とは企業のことを文字通り駒として見ているわけですが、企業を下に見るようなニュアンスのある単語を採用担当者が聞けば、当然いい気分はしないでしょう。
それだけで選考が不利に働くわけではありませんが、選考において印象は非常に大切な要素です。
キャリア
アドバイザー
一般的な就活の持ち駒数
就活において持ち駒の数は非常に重要となるわけですが、一般的に就活中の学生はいくつの持ち駒を持っているのでしょうか。
持ち駒数は個人によるので、数十にも及ぶ人もいれば、一桁だけという人もいます。しかし持ち駒の数を周囲の学生に合わせる必要はまったくありません。持ち駒の数で就活の進行はかなり変わってくるので、自分にあったペースを確保しないと後々自分の首を絞めることになります。
とはいえ周りのことも気になると思うので、以下では学生の平均的な持ち駒数とエントリー数の目安を紹介します。
学生の持ち駒の平均は10社
学生の持ち駒は平均すると10社ほどと言われています。持ち駒の数に関して注意したいのは、多すぎても少なすぎてもダメだということです。両極端だと就活に悪影響が出てしまうからです。
仮に持ち駒が数個であれば「落ちたらどうしよう」という不安が大きくなり、面接で緊張してしまったり、意気込みすぎて思うように実力を発揮できなったりするケースがあります。
一方で20、30といったように持ち駒が多すぎると、面接の日程が被ってしまう、スケジュール管理が難しくなるといった弊害が現れます。そのため、持ち駒の数は上記のメリット・デメリットを理解したうえで決めるようにしましょう。
まずはエントリー数は30社を目指そう
持ち駒は自分に合った数を考えなければ就活がスムーズに進まない事態になるため慎重に決める必要がありますが、エントリーに関しては多い方が良いでしょう。ここで言うエントリーとは企業の選考に応募する本エントリーではなくプレエントリーのことを指します。
プレエントリーとは企業に対する興味の意思表示であり、エントリーすると説明会や選考情報を入手できます。そのため、プレエントリーをしていなければ選考情報を入手できず機会損失を生む可能性が高いので、特に序盤はエントリー数は多めにしておきましょう。
本エントリーの平均数についてはこちらで解説しています。
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就活で持ち駒がなくなる原因4選
持ち駒がなくなって困る学生はよくいますが、多くの学生は考えなしにまた持ち駒を増やそうとしてしまう傾向にあります。しかし、持ち駒確保のために思考停止で次々に企業に応募をしても、再び持ち駒を失う可能性は依然として高く、根本的な解決にはなりません。
大切なのは持ち駒を失ってしまう原因について考えることです。
これらをしっかり理解し改善することができれば持ち駒がなくなってしまう事態を避けられるようになるでしょう。
①エントリーシートや履歴書
書類選考の時点で落選することが多い場合は、ESや履歴書に原因がある可能性が高いです。ESや履歴書が通らない原因として考えられるのは以下の3点です。
- 字が丁寧に書かれていない
- 具体的なエピソードがない
- 証明写真の写りが悪い
書類選考を突破できるかどうかはESや履歴書で興味を持ってもらえるかが鍵です。上記の3つに該当する場合は採用担当者に良い印象を持ってもらいにくいので改善の必要があります。
字が丁寧に書かれていない
ESや履歴書の字が汚いというのは学生間でよく見られます。就活では非常に多くの企業にエントリーするので、1社ずつESや履歴書を書くのに苦労します。そして、時間に余裕がないことから、ついつい字が汚くなりがちですが、字が丁寧に書かれていないことは選考における大きなマイナス要素です。
というのも殴り書きのようなESや履歴書では企業に誠意が伝わらず、志望度が低いと捉えられてしまうからです。
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アドバイザー
丁寧に書いたかどうかは面接官からすれば一目瞭然なので、ESや履歴書は早めに書き始め、字が汚くならないよう心掛けましょう。
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具体的なエピソードがない
話に具体的なエピソードがないのも書類選考を通らない大きな理由の1つです。志望動機や自己PRでは自分を売り込むためにさまざまなアピールをするわけですが、その際に必要なのは具体的なエピソードです。
たとえば、企業に興味を持ったきっかけに関して「興味を持った」よりも「〇〇で出会い、〇〇と感じたため興味を持った」といったほうが説得力や信憑性が生まれます。しっかりとエピソードが組まれており志望する思いが伝われば、採用担当者は必ず興味を持ってくれます。
キャリア
アドバイザー
ありきたりなエピソードではライバルの中に埋もれてしまう可能性もあるので、時間をかけてオリジナルの文章を書くようにしましょう。
証明写真の写りが悪い
ESや履歴書には証明写真を貼る欄があり、写りの悪いものを使うことで選考で不利に働くこともあります。ESや履歴書を審査する段階で採用担当者はまだ応募者を見たことがないので、その人物の印象を判断する材料は写真と文章しかありません。
写真はとり方によって暗いイメージになったり、だらしなく見えたりと印象を大幅に変えてしまいます。また、いい加減な写真を貼ってしまうと、これも志望度の低さを感じさせてしまうので注意が必要です。
証明写真の髪型のポイントはこちらで解説しています。
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②筆記試験や適性検査
筆記試験と適性検査も持ち駒をなくしてしまう原因として挙げられます。しかし、筆記試験は他の選考に比べると審査基準も明快で対策にもコツがあるので、比較的改善はしやすいといえるでしょう。
しかし勉強が苦手な人にとっては難敵となるので、周りより早めに対策をしておく必要があります。以下では筆記試験や適性検査で落ちてしまう原因について解説します。
筆記試験の点数が低い
筆記試験で落ちてしまう原因はただ1つ、点数が低いからです。筆記試験ではその人の個性や人柄などは審査対象外であり、単純に社会人として必要な学力を兼ね備えているのかを判断されます。
すなわち事前に対策をすることで高い点数を取れば筆記試験は必然的にパスできます。企業の定める基準に達しない場合は問答無用でふるい落とされてしまうので、筆記試験対策は必ずおこなっておきましょう。
適性検査の対策についてはこちらで詳しく解説しています。
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適性検査で企業が求める人物とマッチしていない
筆記試験が学力の測定を目的としているのに対し、適性検査はその人の価値観や考え方を確かめています。
企業はそれぞれ社風や志向が異なり、採用の際に重視する要素もさまざまです。たとえば公務員などは「言われたことを忠実にこなせる」ことが重視されますが、ベンチャー企業などでは「自分から未知に挑戦していける」ことなどが求められるでしょう。
適性検査で落ちてしまうのは悔しいかもしれませんが、合わない企業で無理に働いても成長できないため、企業の社風に合わせようと自分を偽るのではなく、ありのままの自分を見せるつもりで検査に臨むと良いでしょう。
③面接
面接に苦手意識を持っている学生は少なくないでしょう。事実、書類選考や筆記試験を突破できても面接で落ちてしまう人は非常に多く、面接は選考の中で最難関項目ということもできます。
最終面接になると社長の好みや企業独自の判断基準がかかわってくるので、原因がこれとは一概に言えませんが、一次や二次面接で落ちてしまう人には共通の原因が見られます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
簡潔に分かりやすく伝えられていない
面接は1人当たり数十分と非常に短い時間の中でおこなわれるため、言いたいことを簡潔に分かりやすく伝える必要があります。一次面接などで落ちてしまう人はその辺りができていない可能性が高いです。
分かりやすく伝えられなければ自分を効果的にアピールすることができず、むしろ論理的思考力がないと判断されてしまうかもしれません。
頭の中にあることを言葉にして分かりやすく伝えるには事前準備を徹底しておくことが大切といえるでしょう。
面接で上手く話すためのコツはこちらで解説しています。
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第一印象が悪い
第一印象が悪い人もなかなか面接を通過するのは難しいでしょう。なぜなら、第一印象はある程度の人間性を表してしまい、不真面目さや協調性のなさが際立ってしまうからです。そのため「雰囲気が悪い人」や「チームの和を乱しそうな人」「暗い性格で周りのモチベーションを下げそうな人」という印象を与えてしまうと内定からは遠ざかってしまうでしょう。
第一印象を良くする方法にもさまざまありますが、まずは「表情」「姿勢」「身だしなみ」の3つを意識してみるのが効果的です。話すときは表情豊かにすることで明るさを、姿勢と身だしなみに気を遣うことで清潔感をアピールしましょう。
第一印象を良くするために身だしなみに注意しましょう。
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声が小さく聞き取りづらい
声が小さくて聞き取りづらいことも面接を突破できない学生によくある特徴です。声が小さいと話の内容が聞き取れないというのはありますが、何より自信が感じられなくなります。
企業は自社で活躍できるポテンシャルを秘めている人材を求めています。選考において自信のない人材が今後成長していく姿をイメージするのはなかなか難しく、内定へとつながりにくいでしょう。
キャリア
アドバイザー
自信を持ち大きな声で話すためには話をするのに慣れるしかありません。自信を持って面接に臨めるよう、練習には力を入れるようにしましょう。
④グループディスカッション
持ち駒がなくなる最後に挙げられる原因はグループディスカッションです。グループディスカッションは面接同様、会話や取り組み姿勢を通して自分をアピールしていきますが、協調性や課題解決能力も求められるので、人によっては面接よりも難しく感じるでしょう。
グループディスカッションで評価がされずに落選してしまう学生は以下のような状態に陥っている可能性があります。
- 積極的に議論に参加しない
- 的を射た意見出しができていない
グループディスカッションの対策についてはこちらで詳しく解説しています。
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積極的に議論に参加しない
グループディスカッションの評価基準は非常に多くありますが、何よりも求められるのは進んで議論に参加する積極性です。グループディスカッションを突破できないのは議論にうまく参加できていないのが原因かもしれません。
その場で与えられた課題に関する意見を瞬時に考えるのは誰にとっても難易度が高いことです。しかし、質の高い練習を続けていけば必ずできるようになるので、企業主催のセミナーや大学のキャリアセンターで練習を重ねると効果的ですよ。
的を射た意見出しができていない
グループディスカッションでは積極性が重要であると述べましたが、ただやみくもに意見を言っていれば良いわけではありません。課題解決に貢献できるだけの的を射た意見を出して初めて評価に値するのです。
常に的を得た意見出しができるようにするには課題に関する予備知識や思考力が必要になります。どんな課題がきても対処できるように、最近のニュースなどに目を通し知識を得るのと同時にそれに対する自分の考えをまとめる練習をしておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
持ち駒がなくなる原因として、面接対策が不充分で面接試験を突破できないことが多いですね。企業は、どんなに応募書類がうまく書けていても、最後はやはり人物勝負ということもあり、実際会ってみて「魅力を感じるか」どうかを判断します。
たまに見受けられるのが、応募書類はじっくり時間をかけて作成し、更にキャリアセンターのアドバイザーなどから何度もアドバイスをもらいながら熱心に仕上げたにも関わらず、面接対策をおろそかにしてしまう就活生がいます。「履歴書やエントリーシートは、質問事項が定められているから、その通りに考えればいいけど、面接は何を質問されるか分からないから、対策をせずにぶっつけ本番で挑んでダメだった」という学生の声もよく聞きます。
いつ、どんな面接対策をするかの予定を立てよう
履歴書やエントリーシートは、目の前に書類があり締切日もあることから、「今やらねば」という気持ちも起こりやすいですが、面接試験は「何をどうやって、やるんだろう」と思いながら何となく日が過ぎてしまうのかもしれませんね。
予防するためには、就活スケジュールに「面接関連の書籍や動画をチェックする」「予想される質問と答えを考える」「キャリセンターで面接練習をする」といったことを加えるといいですよ。面接対策は、上でも説明したように「最難関項目」であることを心得て、応募書類の作成で頑張った労力と同じくらい、もしくはそれ以上に対策をすることをおすすめします。
就活の持ち駒を増やすメリット
大手のみを狙っている場合や志望先以外の選択肢は考えていない場合に持ち駒は少なくなりがちですが、やはり就活を進めるうえでは、ある程度の数を確保しておくのがおすすめです。
持ち駒を増やすことで余裕を持って就活時期を乗り越えられる例は多くあるため、メリットについて理解しましょう。
気持ちに余裕が出る
就活の持ち駒を増やす大きなメリットが精神面です。就活では多くの企業を受けていてもなかなか内定を獲得できないことがよくあります。そんなときに周囲に内定者が増えてくると、非常に不安になり余裕がなくなってくるものです。
余裕がなくなると意気込みはあってもそれが空回りして思うようにパフォーマンスが発揮できない可能性が非常に高くなります。
「もう後がない状態」と「まだ持ち駒がたくさんある状態」では、気持ちの余裕や視野の広さといった面で雲泥の差が見られるので、少しでも余裕を持つために持ち駒を増やすのはおすすめの方法ですよ。
就職先の幅が広がる
持ち駒を確保するために多くの企業にエントリーすると必然的にさまざまな就活関連の情報が入ってきます。
就活では自己分析をして志望する業界や業種、職種を明確にすることが大切です。しかし、自己分析からだけでは判断できない要素もあり、自分に向いている、興味のある仕事が実は他にもある可能性は非常に高いです。
持ち駒を増やすと、まだ知らない企業に出会う機会も多くなり、就職先の幅を広げることができるので、就活で良い結果を生むことになるでしょう。
就活の持ち駒を増やす際の注意事項
持ち駒を増やすことは就活をスムーズに進める効果的な手段ですが、その際にはいくつかの注意点があります。
何も考えずに持ち駒を増やしているとあとで自分の首を絞めることになるので、注意事項をきちんと理解したうえで、持ち駒を増やす検討をしましょう。
自分の就活の軸に沿ってエントリーする
就活で持ち駒が減ってくると、とにかく内定をもらうことが目的になってしまい、入りたくもない業界や企業にエントリーしてしまう学生がいます。しかし、就活で重要なのは内定をもらうことではなく、自分のやりたい、あるいは自分に合った企業に就くことです。
それを実現させるには自分の就活軸に沿ってエントリーする必要がありますが、自分の就活軸外の企業にエントリーすることが悪いわけではありません。就活の幅を広げるために、あまり知らない業界に応募するのは逆に良いこともあります。
しかし、考えもなしに、なりふり構わず持ち駒を増やすのはおすすめできません。自分の軸に当てはまっていない企業にエントリーしても、うまくいくケースは限られてしまうでしょう。
就活の軸の見つけ方はこちらで解説しています。
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就活へのモチベーションを保つこと
持ち駒を増やす際に注意するべきなのは、就活へのモチベーションを保つことです。
持ち駒を増やすことは余裕がある状態を生みますが、持ち駒が増え過ぎたり、増減を繰り返したりしていると、次第に体力も精神力も削られてきます。持ち駒を増やすことで疲れてしまい、モチベーションが下がってしまうこともあるのです。
就活へのモチベーションは長期戦になればなるほど維持するのが難しくなるものです。持ち駒について検討する際は、どのようにやる気をキープしつつ増やすのかを考えるようにしましょう。
履歴書提出締切などのスケジュール管理を徹底する
持ち駒を増やすために新たに企業にエントリーすると、当然ESや履歴書も新たに作成しなければなりません。履歴書は書類選考を突破するための重要な書類なので丁寧に書く必要がありますが、持ち駒が増えるとその締切に追われることになります。
期日までに履歴書を提出できない、あるいは完成度の低いものを提出してしまえば、いい結果につながらないのは想像できることでしょう。持ち駒を増やす際には他の選考状況や自分の使える時間の有無など、スケジュールをしっかり把握するように注意しましょうね。
就活の持ち駒がなくなってきたらすべきこと
就活で持ち駒がなくなりがちな人は、大企業や自分の志望業界内だけなど、非常に狭い範囲で選考を受けていることが多いです。持ち駒がなくなってきても同じことを繰り返していては、再び持ち駒がなくなり気持ちに余裕が生まれません。
ここからは就活の持ち駒がなくなってきたらすべきことを2点解説していきます。
中小企業やベンチャー企業にもエントリーする
大企業は認知度が高く給与や福利厚生が手厚いため、学生の人気は高いため、選考倍率は何百倍にもなるところがあり、内定獲得の難易度は高くなります。大企業のみに焦点をあてて就活をしている学生は持ち駒がなくなりやすいといえます。
そのため、大企業だけに焦点をあてるのではなく中小企業やベンチャー企業にも視野を広げてエントリーするようにしましょう。
大企業をメインに就活を進めたい場合も持ち駒として何社か中小企業やベンチャー企業を受けておくと内定を獲得できる可能性が高くなるのでおすすめです。
ベンチャーで働くメリットはこちらで解説しています。
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業界を絞らずにエントリーする
志望業界を絞って就活を進めるのは決して悪いことではありませんが、業界や職種に固執しすぎて思うように内定をもらえていない学生もいます。
そのようなときには思い切って他業界にもエントリーしてみるのが良いでしょう。他業界のほうが自分に合っていた、内定を獲得しやすくなったという事例もよくあります。
はじめは自分のやりたい業界をメインにエントリーし、思うように内定が獲得できない場合は、業界を絞らずに持ち駒を増やしてみましょう。
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キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
持ち駒がなくなってきて不安に感じる人は、就活ナビサイトを見直してみてはいかがでしょうか。現代の就活は、企業とのファーストコンタクトがナビ経由である場合が多く、ほとんどの就活生が就活ナビサイトに登録しているかと思いますが、よく「大手2社のナビサイトのみで活動しています」という就活生がいます。
たしかに、大手2社だと知名度の高い企業についての情報が得られるメリットもありますが、上述した「中小企業を見てみたい」という就活生は、他のナビサイトの登録をおすすめします。現在、ナビサイトは数多くあり、中には地方や職種に特化したナビもありますよ。自分に合った就活ナビを見つけて、にあらためて登録してみてはいかがでしょうか。
また、就活ナビにはスカウト型もあり「うちの企業や募集職種に合うかも」といった就活生へ企業からオファーがきます。スカウト型だと自分がチェックしきれなかった企業と繋がれる可能性が広がり、持ち駒を増やせると思いますよ。スカウトされやすくするためには、プロフィールを十分に埋めることが必要となりますので、キャリアアドバイザーなどと一緒に内容についても見直すことをおすすめします。
就活で持ち駒が全滅したらすべきこと
就活では持ち駒が減るだけでなく、ときには全滅してしまうこともあります。全滅してしまう場合はその企業への適性の有無などではなく、就活の根本的な部分に原因がある可能性が高いです。
特に選考の早めの段階で落ちてしまう場合は、焦って持ち駒を増やすのではなく、これから解説する内容を参考にして就活への取り組み全体を見直すようにしましょう。
また、面接で他社の選考状況を聞かれる場合もあります。他社の選考状況がないの答え方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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他社の選考状況がない場合の回答方法は、注意が必要です。内容によっては、印象が悪くなってしまうこともありますので、企業の質問意図を理解したうえで事前に回答を考えておきましょう。キャリアアドバイザーが詳しく解説しますので参考にしてみてください。
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就活の軸を見直す
持ち駒が全滅してしまったときは、まず就活軸の見直しからおこないましょう。
内定をもらえない場合は就活軸が定まらない状態で就活をしてしまっている可能性が高いです。就活軸がブレているということは就活の基準がまとまっていないことが考えられます。
就活軸が不明確なまま応募しても企業側とうまくマッチングしない可能性も高くなり、自分に向いていない企業に対して不必要なエントリーをしてしまうことも多くなります。
就活軸なしに就活を成功させることは難しいので、持ち駒がなくなってしまった場合は真っ先に就活軸を再確認しましょう。
就活対策を見直す
次にやるべきなのは就活対策の見直しです。個人によって対策の内容は異なりますが、基本的には以下の4つを確認すると良いでしょう。
- 自己分析の精度
- 企業研究の精度
- 筆記試験の精度
- 面接対策の精度
上記の4点は就活に臨むうえでの必須準備事項とも言えます。それぞれの精度を高めれば必ず選考で役に立つので、就活が思うように進まないときには基本に立ち返って1から対策をやり直しましょう。
自己分析の精度
就活対策で最も大切なのは自己分析です。選考では自分を企業に売り込まなければなりませんが、自分という人間を理解していなければ自分を企業にアピールすることはできません。自己分析は以下のポイントを押さえておこなうと効果的です。
- 自分史を作る
- 自分の強みを見つける
- 就活軸を決める
自己分析の効果的な方法は、これまでの自分の経験を紙に書き表し自分史を作ることです。自分史を書いてみると、これまで自分がどのようなことに力を入れてきたのか、どんな仕事に向いているのかを発見しやすくなります。
また、長所や自分の強みが見つかれば就活軸を決める際にも役に立ち、過去のエピソードを思い出しておくとESや面接でも自分に関してアピールしやすくなるでしょう。
自分史の作り方はこちらで解説しています。
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簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう
就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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企業研究の精度
企業研究は企業の理解度に直結する作業なので、ここで手を抜くとアピール内容が薄くなり、面接官に志望度が低い印象を与えてしまいます。ネットや本で調べるだけでなく以下の方法でも企業情報を集めてみましょう。
- 説明会への参加
- インターンへの参加
- OB訪問の実施
説明会では企業の社員が分かりやすく事業内容などを説明してくれるので、企業で働くイメージがより湧きやすくなります。インターンやOB訪問では企業での働きをその身で体験したり、疑問点を社員に詳しく質問したりできます。
入社するまでなかなか分からない社内の雰囲気や福利厚生など、企業の実態をあらかじめ把握できるので、後悔のないキャリア選択をするためにも参加しておくことをおすすめします。
筆記試験の精度
筆記試験は学生をふるい落とすために大半の企業でおこなわれています。志望度が高く、いかにやる気があっても筆記試験を突破しない限り面接にすらたどり着けないので、筆記試験対策には本気で取り組んでおきましょう。
- 1つの参考書を繰り返し解く
- 頻出問題から解く
- 過去問を確認する
- 苦手分野を作らない
- 制限時間を意識して解く
筆記試験対策でおすすめなのは1冊の参考書を繰り返し解くことです。たくさんの参考書を用いるのは、さまざまな問題に出会える反面、すべての問題を中途半端にしてしまうことになります。
解き方を完璧に習得しない限り本番では使いものにならないので、多くの参考書には手を出さないようにしましょう。また、筆記試験は時間との勝負でもあります。本番では練習とは異なり1問に時間をかけている余裕はないので、勉強の段階で時間制限を意識して問題を解く練習をしておくと良いでしょう。
面接対策の精度
内定獲得のためには面接対策が必須になります。筆記試験はこれまでに多くの経験があると思いますが、面接の経験が豊富な人はあまりいないでしょう。しかし、大半の学生が面接の経験値が低いことから、当日までの練習量による差は如実に現れます。
面接対策は考えなしに漫然と回数をこなしていればうまくなるわけではありません。練習の際は本番同様、以下の点を意識しておこないましょう。
- 予想される質問を把握しておく
- 質問の意図に即した返答をする
- 結論から話す
面接対策についてはこちらで詳しく解説しています。
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面接の流れ まずは面接の一連の流れを押さえておきましょう。面接開始時間の5~10分前に受付を済ませて待機します。その後担当者に呼ばれて入室する流れが一般的です。 入室後は簡単な自己紹介などから始まり、面接官からの質問に答 […]
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就活エージェントに相談する
持ち駒が全滅して自分のやるべきことが分からない場合は就活エージェントに相談するのがおすすめです。就活エージェントは志望先の絞り込みや選考対策など、就活全般をサポートしてくれます。
特にESや面接は個人で対策をしても正解が分からないので改善の仕様がなくて困ることも多いと思います。就活エージェントはESであれば添削を、面接であれば実践練習をしたうえでアドバイスをしてくれます。ぜひ就活のプロに相談してみましょう。
キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる
就活は、持ち駒が全部なくなってから「これから、どうしよう」と悩まないようにするためにも、上で説明したことを早めに実践するようにしましょう。特に「☆就活エージェントに相談する」ことは、とても大切で早めに自分の信頼できるエージェントと繋がることを、おすすめします。
持ち駒が全てなくなってしまう学生の中には、「就活は個人で動くもの」と思いこんで、誰にも相談や支援を受けずに応募書類を書き上げたり、面接試験に挑んでたりする人が、多いような気がします。就活は、最終的にどの企業に応募するのかは自分で決めますが、それまでの過程を多くの支援を受けた方が、自分を客観視でき納得のいく選択ができるのではないでしょうか。
エージェントと話すことで、自分の置かれている状況や、自分のやりたい仕事が明確になったり、志望度の高い企業だからこそ自分の強い意思を表現できるようになったりしますよ。
面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります。
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就活の持ち駒がなくなる前に隠れ優良企業を見つけよう
就活ではたくさんの企業に出会うと思いますが、大企業を除くほとんどの企業名を知らないことが多いと思います。おそらくどの企業が優良企業なのかを知っている学生も少数でしょう。
そこで最後に学生が知らない隠れ優良企業を紹介します。業界での評価が非常に高いものの、案外名が知られていない優良企業は多いので、ライバルが少ないうちに応募してみると良いでしょう。
グローバルニッチトップ企業3選
隠れ優良企業を探すにあたってチェックしておきたいのがグローバルニッチトップ企業です。ニッチとは事業分野のうち市場規模が小さいものを指し、グローバルニッチは世界市場においてニッチと呼ばれる見なされる市場分野のことを言います。
経済産業省は「グローバルニッチトップ100」として専門分野で世界的にシェアを持つ優良な企業を選定しています。以下ではグローバルニッチトップ企業の中でも3つの企業に厳選したので参考にしてみてください。
横河電機株式会社
横河電機は制御分野で世界的に高い実績と信頼を持つ企業です。事業内容は制御事業や計測事業、航空機他事業に分かれており、なかでも制御事業の各種プラント生産設備向け制御システムの製造・販売が主力となっています。
新型コロナウイルスによる影響は受けたものの、海外の取引先も多いことから、今後も十分な成長が見込まれる企業です。応募職種としては研究開発や製品開発、営業・販売促進、セールスエンジニア、システムエンジニアなどが挙げられます。
また、テレワークやフレックスタイム制、女性活躍推進のための取り組みなどを積極的に導入しており、2021年には働きがいに関する調査をおこなう専門機関Great Place to Workによって「働きがいのある企業」として認定されました。
JFEスチール株式会社
JFEスチールは世界トップクラスの鉄鋼生産規模を持つ鉄鋼メーカーです。最先端の技術力を利用して、薄板やステンレス、チタンなどさまざまな鉄鋼製品を生産しています。JFEスチールは積極的な事業拡大を推し進めており、国内で製造したものを世界に輸出するのではなく、世界の各地に生産拠点を移すことで業績拡大を図っています。
職種としては営業や生産管理、原料購買などのほか、製造技術、設備技術、研究開発などの技術職も募集しています。日常生活において必要不可欠な鉄を扱う企業であるため、人々の暮らしを支えられるという意味で非常にやりがいのある企業といえるでしょう。
ナブテスコ株式会社
ナブテスコは世界各地に拠点を持ち、物を正確に動かす・止めるためのモーションコントロール技術を提供するグローバルカンパニーです。ビジネスの目的としてモーションコントロールによる豊かな社会の実現を掲げています。
ナブテスコ株式会社は鉄道車両や航空機、船舶のブレーキシステムや自動ドアなどの分野において高いシェアを誇っており、産業用ロボットの間接に使用される精密減速機は世界シェア60%にもなります。
独創的な製品で高シェアを収めていることから新規参入企業があったとしても現在の地くらいが失われる可能性は極めて低いです。今後も新規事業を立ち上げることで、さらなる成長が期待できるので、非常におすすめの優良企業といえます。
優良中堅メーカー3選
続いては優良中堅メーカーを3社紹介します。いずれも日常生活でもよく利用されるブランドを立ち上げており、社会的影響力が大きいことから非常にやりがいのある企業です。
それでいて大企業ほど競争率は激しくないので持ち駒として確保しておきたい企業とも言えます。それでは1社ずつ見ていきましょう。
大王製紙株式会社
大王製紙はあらゆる紙の製造や販売をおこなう総合製紙メーカーです。大王製紙はティッシュペーパーのブランドとして有名な「エリエール」を展開しており、ティッシュ以外にも新聞用紙から出版用紙、紙おむつ、段ボールまで、あらゆる種類の紙を取り扱っています。
愛媛県にある三島工場は世界最大級の純臨海工場であり、多様なパルプや紙を生産できるのが大王製紙株式会社の強みです。現在海外事業の展開エリアを拡大することで、さらなる売上増加を図っています。
佐川印刷株式会社
佐川印刷はその名の通り雑誌やカタログ、パンフレットなどの印刷物を中心にさまざまな情報メディアを提供している企業です。
印刷部門のほかにも情報機器部門やシステム開発部門、物流・資材部門、企画・制作部門などに分かれています。さらに、PR動画やWEBサイト用の映像作成、業務効率化のための電子タグを利用したシステム提案など、印刷物以外にも幅広く事業を展開しており、現在もその領域を拡大しています。
印刷業界でもトップクラスの印刷技術を有しており、現在も事業領域を拡大していることから、印刷物をはじめモノづくりに携わりたい人にとって非常に魅力的な企業といえるでしょう。
不二家
ペコちゃんでおなじみの不二家は創業から100年以上も経つ非常に歴史のある企業です。洋菓子事業としては洋菓子の製造、そして不二家洋菓子店を通しての販売を担っています。他にも外食事業、菓子事業、飲料事業、キャラクターライセンス事業、海外事業など多くの分野で業績を伸ばしています。
商品企画や商品開発、品質管理、営業などの職種があり、お菓子を通して人々の役に立つ仕事をしたい場合は不二家への就職を検討してみてはいかがでしょうか。
なでしこ銘柄4選
最後に女性が活躍しやすいなでしこ銘柄として選定された企業を4社紹介します。なでしこ銘柄とは東京証券取引所と経済産業省が女性活躍推進に関して優れた取り組みを実施している上場企業を選定する制度です。
なでしこ銘柄に選定される企業は女性活躍推進に関する先進的な取り組みが認定されていることから、非常に女性が活躍しやすい環境であることが分かります。それでは1社ずつ特徴を解説していきます。
ENEOSホールディングス株式会社
ENEOSホールディングスはガソリンスタンドのENEOSなどで知名度のある企業です。社会経済の発展と持続可能で活力ある未来づくりに貢献することを企業理念として掲げています。
事業内容としてはエネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業に区別されています。具体的には石油製品の精製販売、ガス・石炭の輸入販売、石油化学製品などの製造販売、電気・水素の供給などが主な活動です。
持続可能な開発目標としてSDGsが世界的に取り沙汰されている現在、ENEOSホールディングス株式会社の担う役割は非常に重要であり、今後より社会貢献度が高くなる企業の1つです。
住友林業株式会社
住友林業は「木」という地球環境に優しく再生可能な資源を利用することで、社会に持続可能で豊かな価値を提供している企業です。
住友林業は、山林経営、木材建材流通、建材の製造加工、木造住宅の建築、廃木材を利用したバイオマス発電の5つを中心に、木を軸とした事業サイクルを実現しています。住友林業は企業が長期的に成長するために必要とされている、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を100年以上前から有しており、事業とESGへの取り組みのさらなる一体化を推進することで企業価値の向上を図っています。
住友林業は健康経営を推進しており、社員一人ひとりが活き活きと働ける環境整備を整えていることから、経済産業省が実施している「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選出されています。
東急株式会社
東急は東京都から神奈川県まで延びている東急電鉄を運営する東急電鉄の親会社として有名な企業です。東急ストアや東急百貨店を利用したことのある人もいるのではないでしょうか。東急株式会社は鉄道・軌道事業を中心におこなっており、他にも都市開発事業、生活サービス事業、国際事業の計4つを展開しています。
東急は非常に多彩な事業を通して世の中に新しい価値を提供し続けています。たとえば生活サービス事業の中にはさらに生活インフラ推進事業やICT事業、ウェルネス事業などに枝分かれしており、時代の変化や社会のニーズにあわせてさまざまなサービスを提供しています。
東急グループとしての母体が非常に大きいことから、働きやすさに関する取り組みも推進されており、ワークライフバランスが整っています。
株式会社ローソン
第4のインフラとも言われるコンビニエンスストアとして知名度の高いローソン。ローソンはコンビニエンスストア経営のイメージが強いですが、そのほかにも銀行や保険業界などにも進出するなど社会のニーズに柔軟に対応し時代に合ったサービスを提供している企業です。
ローソンでは新卒起業家育成制度と呼ばれるキャリアステップを導入しており、将来オーナーになりたい、経営を担いたいと考えている人をサポートしています。社員として働きつつ店舗運営に携わり、経営者としてのスキルを1から身に付けることができるので、独立を考えているという方にはぴったりな環境といえます。
持ち駒を維持して心にゆとりのある就活をおこなおう!
持ち駒は多く持ちすぎてはデメリットになりますが、自分にちょうど良い分だけ確保しておけば、心にゆとりのある状態で就活をスムーズに進めることができます。
就活では持ち駒が全滅して焦ることもあると思いますが、持ち駒がなくなる原因を理解し改善することで再度出直せばまったく問題ありません。就活は早い者勝ちではないので、持ち駒を維持しつつ、自分で納得のいく内定が得られるまでやり切るようにしましょう。
面接などで「持ち駒はあと◯社あります」などといってしまうと、面接官によっては心象を害するおそれがあるので、使用は気心の知れた人との会話内だけに留めておきましょう。