【例文付き】自己PRではサークル活動をアピール|作成のコツも解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 自己PRのテーマはサークルがおすすめ! アピールできる強みの理解がコツ
  2. 自己PRでサークルをテーマにする3つのメリットとは? 
  3. 人柄が伝わりやすい
  4. 具体的なエピソードを選びやすい
  5. 努力や工夫をアピールできる
  6. 自己PRサークルでアピールできる4つの強み
  7. ①主体性
  8. ②実行力
  9. ③問題解決力
  10. ④協調性
  11. これで好印象!自己PRでサークル活動をアピールできる4つのコツ
  12. 相手に何を伝えたいのかを整理する
  13. 相手が共感できるエピソードを選ぶ
  14. 結論だけでなくプロセスも伝える
  15. 仕事へ再現性をアピールする
  16. 効果的な自己PRの作成にはPREP法がおすすめ! 
  17. 【アピール別】サークルをテーマにした自己PR例文一覧
  18. 主体性:サークルで役職について経験
  19. 実行力:サークルで企画・発案した経験
  20. 問題解決能力:サークルの課題を解決した経験
  21. 協調性:サークルの環境を変えるために工夫した経験
  22. 要注意! 自己PRでサークルをテーマにする際に気を付けたいポイント 
  23. サークル紹介で終わっていないか
  24. 自慢話になっていないか
  25. エピソードの背景が複雑でないか
  26. 自己PRではサークルをテーマに選んでも大丈夫! 自身のアピールポイントを伝えよう

自己PRのテーマはサークルがおすすめ! アピールできる強みの理解がコツ

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就職活動をおこなう学生から、

「自己PRでサークルをテーマにしても大丈夫ですか? 」
「自己PRにてサークル活動からどのようなことをアピールすればいいかわからないです。」

といった質問を受けます。

まず結論として自己PRにてサークルをテーマにアピールすることは問題ありません。むしろ、自身の魅力を鮮明に相手に伝えることができるテーマのひとつとなります。

ただ、自己PRにてサークルをテーマとする際に「何をアピールすればいいのだろう? 」と悩む学生も少なくありません。そこでこの記事では、自己PRにてサークルをテーマとする際にどのようなポイントを意識して、何をアピールするべきなのかを詳しく解説します。

ぜひ意識すべきポイントを正しく理解して、効果的な自己PRを作成しましょう。

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自己PRでサークルをテーマにする3つのメリットとは? 

自己PRでサークルを選ぶメリット
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就活生

どうして自己PRでサークルをテーマにすることがおすすめなのですか?

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キャリア
アドバイザー

自己PRでサークルをテーマにするメリットは大きく分けて3つありますよ。自己PRを作成する前に、まずはどのようなメリットがあるのかを理解しましょう。

人柄が伝わりやすい

学生時代において長い時間携わってきたサークルを自己PRのテーマにすることで、自身の考え、価値観、人間関係、強みなどの人柄がわかるエピソードをアピールできます。

就活において重要なポイントの1つが、企業側に自身の人柄を伝える、ということです。

企業は就活の中で「一緒に働く仲間」を探しているため、学歴や適性検査の結果のような数値でわかる能力的な要素だけでなく、仕事に向かう姿勢、考え方、価値観、企業との適性があるかなどを知るために人柄を確認したいと考えています

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キャリアアドバイザー

自己PRは相手に能力面をアピールするだけでなく、自身の人柄をアピールできる絶好の機会です。そのような点においても、サークルというテーマは自己PRに適しているといえるでしょう。

具体的なエピソードを選びやすい

自己PRを作成する際に重要となるポイントの1つが具体性です。サークルは学生にとって多くの時間を費やしてきた活動のひとつでしょう。他者との接点も多くあるため、具体的な成果を提示しやすく、他者からの客観的評価を取り入れやすいエピソードといえますね。

具体的な内容を作成することは、企業側に自身が主張したい自己PRの趣旨を適切に理解してもらううえで、必要不可欠になります。誰とどのように、何をしたのか、そして自身は何を考えて、どのような行動したのかを伝えましょう

努力や工夫をアピールできる

自己PRでは結果や成果を提示する以上に、そこに至るまでに自身がどのような努力や工夫をしたのかなどのプロセスを提示することが重要となります。プロセスにはその学生ならではの人柄が現れるため、企業も注目しています。

努力や工夫をアピールする際により効果的な方法が、「自身の努力や工夫に対する第三者からの評価」を提示することです

個人の活動では他者の評価を得られるようなエピソードを選ぶことは難しいですが、サークルは団体での活動が主であるため、自身の努力や工夫に対する他者の評価を自己PRの中に含ませやすいエピソードであるといえるでしょう。

上村 京久

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自己PRではあなたの普段の取り組みをアピールしよう

自己PRを通して企業が知りたいことは、「入社後に自社で活躍できる人物であるか」です。「私は〇〇の活動でこんなすごい成果を上げました」と実績だけをアピールしたとしても、残念ながら採用担当者にはほとんど響きません。

仕事は日々の経験の積み重ねです。そのため、採用担当者が知りたいのは、特別の出来事での姿ではなく普段のあなたの姿です。そこで自己PRを通じて、あなたが普段どういうことに対してどんな取り組み方をし、それを自社でも再現して活躍できるかどうかを見極めようとしています。

学生の皆さんが多くの時間を費やしているサークル活動は、仲間とのかかわり方や担当している役割などを通じて、皆さんの普段の姿が見えてくるため、自己PRのテーマとしては適しているといえるでしょう。サークル活動の中で人とどうかかわり、困難な状況をどう乗り越えて好結果に至り、その経験から何を学んだかを盛り込むとより効果的です。そこからはあなたの入社後の人間関係、困難な状況での仕事への取り組み姿勢やストレス耐性、成長の可能性を垣間見ることができるはずですよ。

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自己PRサークルでアピールできる4つの強み

自己PRサークルでアピールできる強み
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就活生

自己PRでサークルをテーマにするとどのような強みをアピールできるのですか?

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キャリア
アドバイザー

サークルをテーマにすることで成果だけなく、人間関係や他者からの評価などさまざまなエピソードからアピールをおこなうことができるでしょう。

エピソードの内容によって主に4つの強みをアピールできるので、ぜひ参考にしてみてください。

①主体性

主体性は「受け身ではなく率先して行動することができる」という意味であり、社会人として必要なスキルの1つです。

サークルは高校生の部活と比べると、学生一人ひとりに裁量があります。そのため、サークルは自分次第で、役職などに就くなど深くかかわることもできますし、逆にほぼ参加しないで名前だけ所属しておく、ということも可能です。

そのような制限の少ない自由な環境の中では、自分からアクションをおこす必要性が生まれてきます。高校時代の部活動などに比べ制限が少ないからこそ、「〇〇のようなことを考え、率先して行動しました」とアピールすることができる点が、サークルをテーマにすることの強みの1つといえるでしょう。

②実行力

企画だけではなく、実際に行動に移すことができる実行力も評価されるアピールポイントになります。

サークルは規模にもよりますが、自分の考えたさまざまな案を実行に移しやすく、実行だけでなく具体的な成果としてアピールできるエピソードといえるでしょう

サークルでは、新歓や合宿、サークルの出し物など、サークルに所属しているとさまざまなイベントにかかわることができます。そのため、自己PRでアピールする際は、イベントの中で自身の役割やどのような行動を意識し、成果をあげたのかを伝えるようにしましょう。

③問題解決力

問題解決力は、営業先の顧客課題や社内の人事課題などに直面した際に必要なスキルの1つとなります。業務に活かせるスキルですから、企業側も注目している評価ポイントといえるでしょう。

サークルでは、上級生になると新歓や合宿、出し物、イベントなどの責任を担うポジションを担うことになり、大小さまざまな課題に必ず直面したという経験のある学生も多いでしょう。自分の裁量を持って場を取り仕切ることができるサークル活動だからこそ、その直面した課題に対して自身がどのようなアクションをおこなったのかを、具体的に説明できると良いですね

問題解決力をアピールする際に重要なのは、解決した課題の大きさではなく、プロセスです。自分の考えや周囲の反応、苦労した点などをアピールすることで、相手に伝わりやすく評価されやすくなりますよ。

問題解決力をアピールしたい学生はこちらの記事も読んでおきましょう。

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④協調性

サークルは単体で行動することは少なく、年齢や価値観の異なるメンバーと合宿や出し物の企画をおこないます。その際に必要となるのが、協調性です。意見が食い違ったときや組織がうまく機能するように、どのようなコミュニケーションの取り方を意識したのかをアピールすることができれば、自身の協調性の高さを伝えられるでしょう

社会人として働く際も、上司や同僚、顧客などさまざまな人たちと連携を取りつつ仕事をおこなう必要があります。そのため、円滑なコミュニケーションを取ることができる協調性も面接の際に企業が学生にもとめる素養の1つといえますね。

協調性を魅力的にアピールする方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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これで好印象!自己PRでサークル活動をアピールできる4つのコツ

自己PRでサークル活動をアピールできる4つのコツ

自己PRを作成する際に重要なのが、相手に伝わる内容であるかという点になります。ここでは、自己PRでサークルをテーマに作成する際に、相手に伝わる文章を作成するために意識してほしいポイントを4つ解説します。ぜひ参考にしてみてください。

相手に何を伝えたいのかを整理する

まずは自己PRで何を企業へアピールしたいのかを決めましょう。アピールしたい内容が定まっていないと、自己PRを作成したとしても、相手に内容は伝わりません。

また、伝えるべき強みは自身の特性だけでなく、企業や業種によってもとめられるアピール内容は変わってきます。たとえば、営業職であれば主体性や問題解決力などがもとめられますし、接客業であれば協調性やコミュニケーション力などが必要となるでしょう。

アピールする内容に正解はありませんが、自分がアピールしたい強みを押し出すだけでなく、「企業側がどのような人材をもとめているのか」という視点ももって伝えるべき内容を選ぶようにしましょう

相手が共感できるエピソードを選ぶ

自己PRで重要となるのが、自分がアピールしたいエピソードの内容に共感してもらえるかが重要となります。必死にサークル活動について自己PRでアピールをしても、サークルならではの造語や、成果の価値が伝わらない場合は、企業側も共感できず評価をすることが難しいでしょう。

企業からの共感を得るためには、自己PRを聞いている相手に考えさせる内容は極力避けるようにしましょう。そのためには、下記3点を意識してみましょう。

  • 成果をアピールする際は具体的な数字を述べる
  • 略語の使用は避ける
  • サークルならではの造語の使用は控える
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アドバイザー

サークルをテーマとした自己PRを作成した後は必ずサークルのことを知らない人に添削をお願いすると良いでしょう。

結論だけでなくプロセスも伝える

自己PRは結論や成果に対するプロセスの提示が重要になります。そのため、サークルをテーマに作成した際も、自分自身の意思や考え、努力した点を必ず述べるようにしましょう

サークルは1つの目標や課題に対して、複数人で取り組みます。そのせいで組織全体のプロセスだけを提示し、一番重要な学生自身のプロセスの提示を忘れてしまう学生が非常に多いです。あくまで、自己PRは個人のアピールする機会であり、サークルは1つの切り口である認識を持ちましょう。

仕事へ再現性をアピールする

より評価を得ることができる自己PRを作成するためには、自身の強みをどのように仕事に活かすことができるか、再現性をアピールすることが必要となります。

企業は選考を通して「一緒に働く仲間」を探しています。そのため、自己PRでもただ自分の強みをアピールするだけでなく、入社後にどのように強みを活かしたいのかをアピールすることで、面接官も入社後に働く学生の姿をイメージしやすいでしょう

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キャリア
アドバイザー

具体的な再現性のアピール方法は例文を参考にしましょう!

自己PRはESで記入をもとめられるだけでなく、動画での提出をもとめられることもあります。動画で自己PRをする方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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効果的な自己PRの作成にはPREP法がおすすめ! 

効果的な自己PRの作成にはPREP法がおすすめ! 
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自己PRの作成にはテーマやエピソード選びも重要ですが、文章の構成を意識しなければ相手に魅力が伝わりにくくなってしまいますよ。

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就活生

どのような構成を意識すればいいのでしょうか。

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アドバイザー

ここでは「PREP法」という考え方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

PREP法とは文章を論理的に書くためのフレームワークの一つです。自己PRを作成する際は、文章構成を意識することで読み手や聞き手への伝わりやすさが大きく変わります。

PREP法はPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(まとめ)の頭文字を取っており、自己PRはこの4項目を意識して作成してみましょう。

  1. Point(結論)
    自己PRでアピールしたい自身の強みを提示する
  2. Reason(理由)
    自身の強みが強みである理由を提示する
  3. Example(具体例)
    強みを得た理由、強みを発揮できた経験などを具体的に説明する
  4. Point(まとめ)
    自身の強みを再度提示し、入社後に強みをどのように活かしたいのかをアピールする

文章の冒頭に結論を提示することで、読み手や聞き手は「この自己PRは〇〇について書かれている」と、理解することができるので、より内容をスムーズに理解できるようになりますね。

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる

「体験からの学び」で周りと差をつけよう

自己PRでアピールされる強みは、ほかの応募者とかぶることが少なくありません。また、具体的なエピソードも似たようなものになることもあります。しかし、同じような体験をしたとしても、その体験の受けとめ方次第で行動も違ってきますし、その体験からどんな気づきを得て、何を学び、どんな成長につながったのかは個人差があります。

この点がほかの応募者との差別化を図れる大事な部分になるので、しっかりと話を組み立てて、説得力を持たせる必要があります。さらに、企業がもとめる人物像と重なる自分の強みを武器に、入社後に「何をしたいのか」「どんな貢献ができるのか」という点も、ほかの応募者と差別化できるアピールポイントです。

他の応募者との「差別化」といっても、特別人と異なる体験を持ち出す必要はまったくありません。自己分析をしっかりおこなったうえで、この記事を参考にしつつ、肩の力を抜いてあなたらしい自己PRを作成してみましょう。

自己PRの構成についてはこちらの記事でも紹介しています。オリジナリティのある自己PRを作成したい学生はぜひ参考にしてみてください。

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【アピール別】サークルをテーマにした自己PR例文一覧

ここではサークルをテーマにした自己PRの例文を紹介します。自己PRの作成方法の参考になる例文となっているので、ぜひ確認してみてくださいね。

主体性:サークルで役職について経験

例文

私の強みは主体性です。大学時代は軟式野球サークルの代表を務めていました。私が入会した当初はほとんど活動がない状態でした。

そこで活動を増やすためにほかの会員が集まれる時間を聞いたところ、早朝の時間がベストであることがわかりました。私は練習より試合なら会員が集まることを見越して、他大学の軟式野球サークルのSNSにDMを送り、試合を組んでいきました。

会員は試合での快感を思い出し、最終的には市の大会にエントリーするようになりました。
このような経験を活かして、御社の営業職として顧客のニーズを刺激する提案をおこなっていきます。

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「主体的な行動により会員をやる気にさせた」という経験から「顧客の購買意欲を掻き立てる提案ができる」とつなげることで、仕事での再現性をアピールできていますね。リーダーとして部下を引っ張ってくれる姿もイメージしやすく、将来性を感じさせるでしょう。

実行力:サークルで企画・発案した経験

例文

私の強みは実行力です。大学時代はボランティアサークルに所属していました。

普段は児童自立支援施設などでレクリエーションを計画することが主な活動内容でした。ただ、私は根元から少しでも問題を解消するために非行防止活動のイベントを企画したいと考えました。イベントの内容や会場の予算、当日の目標集客人数まで詰めた内容をプレゼンして、会員を説得。イベントで流す動画の作成、広報、演出まで幅広く携わることができました。
そして、努力の甲斐がありイベントは成功。当日に実施したアンケートでは、非行防止の知識がついた人が9割以上を占めたと回答。イベントは今年から定番化も決定しました。

新しい企画を実行した経験を活かして、御社の家電事業を引っ張るような新商品を開発していきます。

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企画するだけでなく、実行した経験があるため、入社後の活躍が期待できる内容でした。自ら課題を見つけて、最後までやり遂げる力は社会人でも重宝されますね。

問題解決能力:サークルの課題を解決した経験

例文

私の強みは問題解決能力です。大学時代は吹奏楽サークルに所属しており、フルートのパートリーダーを担当していました。

フルートはまだ実力の備わっていない1年生が多く、ほかの楽器の担当者から厳しい言葉をかけられることが多い状況でした。その中でも特に技術がない後輩がおり、サークル内の議題になることもありました。
私はどうにか現状を打破したいと、まずは伸び悩んでいるその後輩の悩みを細かくヒアリングすることを意識。すると、「個人練習中ではミスが少ないけど、全体練習になると緊張で失敗する」という問題があることがわかりました。
課題を受け、高校時代からおこなっているメンタルトレーニング法を教えたり、サークル内のミスを咎める文化を緩和させるための新たなルールをパートリーダーの集まりで提案。結果、フルート全体の実力の底上げ、サークル内の秩序緩和につながりました。

このようなサークル内の問題を解決した経験を活かして、御社のコピーライター職でも顧客の課題を解消していきます。

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採用担当者が聞きたい「問題を解決する過程」にフォーカスされている例文でした。結果を出すまでの過程を詳しく伝えることで、入社後の業務での再現性をアピールできますね。

協調性:サークルの環境を変えるために工夫した経験

例文

私の強みは協調性です。大学時代はバレーボールのインカレサークルに所属していました。ただ、インカレサークルといっても、ほとんどの会員は私の通う大学で構成されていたため、ほかの大学の会員は外様状態でした。実際、同じ大学同士でチームを組むことがほとんどだったため、他大学の人はやりにくそうな雰囲気がありました。そこで私は自分から他大学のチームに入って、プレーすることを始めました。

プレー外の時間も彼らと過ごすことで、徐々に親密になっていきました。次の活動日にはほかの友人もトレードでチームに入ってもらい、どんどん仲間を増やしていきました。結果的に大学の垣根を超えて、チームを組む文化が定着しました。このようなサークルの環境を変えた経験を活かして、若手から組織に新しい風を吹かせたいと思います。

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協調性を発揮して周りになじむだけでなく、インカレサークルの変わった環境を変える実行力があることは評価されますね。協調性はやや受け身な印象につながりやすいですが、実行力がともなうことで、マイナスな印象をリカバリーできるでしょう。

こちらの記事では、テーマがサークル以外の自己PRの例文を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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要注意! 自己PRでサークルをテーマにする際に気を付けたいポイント 

【テーマ:サークル】自己PRで気を付けたいポイント
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サークルをテーマに自己PRを作ることができました!

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いいですね! では最後にちゃんと相手に伝わる自己PRが書けているか、一緒に確認しましょう。

サークルをテーマに自己PRを作成したら、必ず内容が相手に伝わるか確認することが重要になります。確認すべき項目は3つあるので、ぜひ参考にしてみてください。

サークル紹介で終わっていないか

自己PRは文字数が限られていることが多いため、前提情報としてのサークル活動の紹介が主になってしまわないように注意しましょう。

サークルの活動を相手がわかりやすいように丁寧に説明しようと考えるあまり、サークルの説明が8割、自己PRが2割となってしまうケースも多いです。サークルの紹介は全体の1割〜2割程度が理想です

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どうしてもサークルの紹介が多くなってしまう場合は、思い切ってエピソードを変えてみるのもおすすめです。自分自身をアピールすることが一番優先すべきことである、という認識を常に持ちましょう。

自慢話になっていないか

「〇〇という評価を得た」「〇〇で1位になった」などの結果や成果を主張するだけの、自己PRになっていないか確認しましょう。結果や成果だけを述べている自己PRは単なる自慢話であるため、面接官にもあなたの魅力は伝わらないでしょう。

自己PRで重要なのは結果や成果ではなく、そこに至るまでのプロセスです。自己PRを作成する際は、結果のアピールよりもプロセスの説明に比重を置くようにしましょう

エピソードの背景が複雑でないか

サークルをテーマにする際には、聞き手が内容を理解することができるかという点も重要となります。サークルは各々独自の文化や人間関係があるため、エピソードを伝える際に背景が複雑になってしまうことがあります。

仮に指定された文字数内で、サークルの説明と強みのアピールを提示できたとしても、エピソードの背景が複雑で相手が理解できなければ、その自己PRは意味を持ちません。背景は簡潔に、誰でもわかりやすいような表現を用いる意識を持ちましょう

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「初対面の相手も理解できる内容」を作成することが重要となりますね!

清水 沙也香

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自己PRは積極的に第三者にチェックしてもらおう

自己PRの作成には皆さん苦労することでしょう。考えに考え抜いて、やっとの思いで完成したことに満足して、それ以降は見直さない学生も少なくありません。しかし、自己PRは一度書いたらそれで終わりではありません。何度も推敲を重ね、ブラッシュアップすることが大事です。時間をおいて読み直してみると、誤字脱字が新たに見つかることもありますよ。

また、自分だけで見直すのではなく必ず第三者にチェックしてもらいましょう。大学のキャリアカウンセラーや、就活エージェントに登録しているのであれば、エージェントのアドバイザーに添削してもらうといいでしょう。

自己PRでは、伝えた内容ではなく、採用担当者にどう伝わっているのかが重要なのです。あなたが伝えようとした内容が、必ずしもあなたの思い通りに伝わるとは限りません。たとえば採用担当者が5名いたとして、五者五様の解釈をされたとしたら、あなたの魅力は正しく伝わっていない証拠です。誰が読んでも同じように受けとめてもらえるように、必ず添削をしてもらい、アドバイスももらいましょう。

面接にて自己PRをアピールする機会も多くあります。面接に向けて準備や対策をしたい学生はこちらの記事を確認しましょう。

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面接官の心を掴む自己PRの3つの伝え方|例文や注意点も解説

また、面接では自己PRをアピールする際に秒数を指定されることもあります。そのような場合の対策をしたい学生は、こちらの記事も併せて確認しましょう。

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自己PRでサークルをテーマとする場合は、サークルというテーマから企業へどのような強みをアピールできるのかを理解することが重要となります。

サークルの成果だけではなく、成果や実勢までのプロセスを具体的にアピールし、初対面の面接官でも共感できる内容であるかを確認をすることも、ぜひ忘れないようにしてくださいね。

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