目次
- 商社の内定に近づける志望動機の作り方を押さえよう!
- 志望動機を書く前に押さえたい! 商社の基礎知識
- 商社の種類
- 商社の職種
- 商社のビジネス内容
- 仕事内容
- 求める人物像
- 4ステップでできる! 商社の志望動機の作り方
- ①商社の志望理由を整理する
- ②企業への志望理由を明確にする
- ③志望を裏付ける原体験や価値観を洗い出す
- ④入社後の展望を示す
- 職種別! 商社志望動機例文4選
- ①総合商社×総合職
- ②総合商社×一般職
- ③専門商社×総合職
- ④専門商社×一般職
- NG例文添削付き! 商社の志望動機でありがちな失敗
- 志望理由が「憧れ」や「人気」で終わっている
- 学生自身が商社で働くイメージができていない
- 商社の未来の特徴を踏まえられていない
- 商社の志望動機にまつわるQA
- Q:何を志望動機の軸にすれば良いかわからない……
- Q:安定性が志望理由じゃダメ?
- Q:「グローバルに活躍したい」はありきたり?
- Q:総合商社と専門商社で志望動機は使い分けるべき?
- 志望動機をしっかり固めて商社の選考を突破しよう
商社の内定に近づける志望動機の作り方を押さえよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

学生
商社を志望している学生から、このような相談を受けることがあります。
商社は事業領域が多岐にわたるため、志望度が高くても何を書けば良いのか悩んでしまう人は少なくありません。
商社から内定を得るためには、商社の仕組みや仕事内容についてしっかりと理解したうえで、「熱意の伝わる志望動機の作り方」をしっかりとマスターする必要があるのです。
この記事では、商社の基礎知識や志望動機の作り方などについて解説していきます。
志望動機の作り方をおさらいしたい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。
履歴書
印象に残る履歴書の志望動機の書き方|新卒の就活生必見!
面接
11例文|面接官の心をつかむ志望理由は4ステップで作成できる!
志望動機を書く前に押さえたい! 商社の基礎知識
商社のビジネス領域は広範囲にわたるため、正しく理解しておかないと的はずれな志望動機になってしまう可能性があります。
まずは、志望動機を作成するにあたって、商社の全体像を把握しておきましょう。
商社の種類

商社の種類は大きく分けて、「総合商社」と「専門商社」の2つです。
| 総合商社 | あらゆる分野の商品・製品を幅広く取り扱い、一社でほぼすべての産業にかかわる「超多角型」のビジネスを展開する |
|---|---|
| 専門商社 | 限られた分野に特化した商品・製品を取り扱い、専門知識を活かした「現場密着型」のビジネスを展開する |
総合商社は巨額の資金力を武器に世界中に事業を展開しているため、スケールの大きい仕事がしたい人や海外志向が強い人に向いています。
それに対し、専門商社は特定の分野に特化して顧客との密接な関係を築いていくため、専門性を身に付けたい人や顧客と長期的にかかわりたい人に向いていますよ。
総合商社や専門商社についてより詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
総合商社
総合商社の売上高ランキングと各社の強みを解説|志望動機例文つき
専門商社
専門商社を徹底解説| 総合商社との違いやおすすめの選考対策も紹介
また、総合商社の7大商社を志望している人は、以下の記事もチェックしてみてください。
7大商社を徹底比較! 高難易度の関門を突破するための3つの攻略法
商社の職種
商社の多くは、総合職採用と一般職採用に分かれています。下記の表を参考にして、それぞれの特徴を理解し、自分に合うほうを選びましょう。
| 総合職 | 一般職 | |
|---|---|---|
| おもな役割 | 主要業務の中核を担う | 総合職をサポートする |
| 働き方の特徴 | 業務範囲が広く、裁量権も大きい | 定型業務が中心で、裁量権も総合職に比べて小さい |
| キャリアの 特徴 |
将来的に経営幹部や管理職を目指せる | 管理職への登用は限定的な場合が多い |
| 転勤 | 多い(国内外) | 基本的にない(※勤務地やエリアが限定されている) |
| 向いている人 |
|
|
近年は職種間の格差をなくすために一般職採用を廃止し、総合職採用に一本化する動きが活発になっています。
ただし、商社によっては一般職採用を一度廃止した後に再開するケースもあるため、各商社の最新情報はしっかりとチェックしておきましょう。
総合職と一般職の違いについては、以下の記事でより詳しく解説しています。
総合職と一般職の違いを徹底比較! 仕事内容や待遇面の違いとは
商社のビジネス内容
商社のビジネス内容は多岐にわたりますが、大きく「トレーディング事業」「事業投資」「事業経営」の3つに分けられます。
| ビジネスの内容 | 特徴 | 具体例 |
|---|---|---|
| トレーディング 事業 |
モノやサービスを仲介して利益を得る(安く仕入れて高く売る) |
|
| 事業投資 | 企業やプロジェクトにお金を出して利益を得る |
|
| 事業経営 | 投資した事業を実際に運営する |
|
この3つのビジネスはそれぞれ独立しているのではなく、段階的につながっているケースが多いです。
具体的には、トレーディング事業で出した利益をもとに企業や権益に出資し、最終的には出資先の経営に関与するのが、商社の基本的なビジネスモデルの一つとなっています。
近年の商社は従来のトレーディング事業から、事業投資や事業経営へビジネスの主軸が移行しており、総合商社では特にその傾向が強いです。
そのため、志望動機を作成する際は、志望先の事業割合なども加味するようにしましょう。
商社の全体像やビジネスモデルについては、以下の記事でより詳しく解説しています。
商社に就職したい学生必見! 業界の全体像と必須の対策を完全網羅
仕事内容
商社の仕事内容は企業によって細かく異なりますが、おもに「営業」「営業事務」「事業企画」の3つに分類されます。
| 職種 | 役割 | 具体的な業務例 |
|---|---|---|
| 営業 | 売り手と買い手をつなぎ、利益を生み出す |
|
| 営業事務 | 営業活動の後方支援として、事務作業をおこなう |
|
| 事業企画 | 新たなビジネスを考えて形にする |
|
商社では総合職で採用された人は営業、一般職で採用された人は営業事務に就くことが多い傾向にあります。
一方、事業企画は新卒からいきなり配属されることはほとんどなく、ほかの部署で経験を積んでから配属されるのが一般的です。
求める人物像
商社はその性質上、以下のような人材が歓迎される傾向にあります。
- 周りを巻き込む力がある人:
一人では仕事が完結せず、多くの関係者と協働する必要があるため - ストレス耐性のある人:
想定外の事態が発生することが多く、プレッシャー下でも冷静に対応する必要があるため - 好奇心旺盛な人:
扱う分野が広く、常に新しい知識が求められるため - 主体的に動ける人:
新規ビジネスでは前例がないケースも多く、自ら考えて行動する必要があるため
これらの強みを持つ人は商社では重宝されやすいため、自身に当てはまるものは積極的にアピールしていきましょう。
「人を巻き込む力」「好奇心旺盛さ」「主体性」のアピールのコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
関連するコラムを見る
キャリアアドバイザーの体験談「他人がなかなかしない経験」をした学生は強い
商社で活きる力が表れた経験を探してみて
私の見てきた学生のなかで、商社に内定をもらえる人は、留学や長期インターン、サークル・アルバイトのリーダーなど「他人がなかなかしない経験」をしている特徴がありますね。
性格面では明るくハキハキしていて、地頭が良く、一つのことに対し全力で取り組んできた実例がある人は強いです。
すごい経験が無くても大丈夫!
例に挙げた経験だけで見ると、「すごい経験が無いと内定獲得できないのでは」と不安に思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそういうわけではありません。
たとえリーダーでなくても、周囲を巻き込んで課題解決をしたり、経験に対して「やり遂げた」としっかり語れたりするのでも、十分に想いは伝わります。
商社の仕事で活きる、「皆で仕事をやり遂げる姿勢」「結果を出すために精一杯取り組む力」これらが現れたエピソードを裏付けにできると強いと思います。
4ステップでできる! 商社の志望動機の作り方
商社に関する基礎知識を身に付けたら、実際に志望動機を作成してみましょう。
志望動機の作り方はある程度流れが決まっており、その手順に沿っていけば効率的に志望動機を作れるようになります。
ここからは、商社の志望動機の作り方を4ステップで解説します。
①商社の志望理由を整理する
商社は毎年応募者が殺到する超人気業界です。
ここの理由が弱いと企業から「人気という理由だけで選んでいるのでは?」という疑念を抱かれやすくなります。
そのような事態を避けるためにも、業界研究をしっかりとおこなったうえで、「商社でなければならない理由」を明確に説明できるようにしておきましょう。
- 商社のどのような点に魅力を感じているのか?
- なぜメーカーではなく商社なのか?
- 社会にどのような価値を提供したいのか?
商社は事業を幅広く展開しており、景気や国際情勢の影響を受けやすい業界です。
業界研究を進める際はこれらの影響にも着目することで、業界の動向や将来性がよりつかみやすくなりますよ。
業界研究にはノートを活用するのも効果的です。業界研究ノートの作り方については、以下の記事を参考にしてみてください。
周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説
②企業への志望理由を明確にする
「数ある企業のなかでなぜ自社なのか?」は採用担当者が最も知りたい部分であり、志望動機において核となる部分です。
熱意の伝わる志望動機にするには、企業研究をおこなったうえで「他社ではなくなぜこの企業なのか」をしっかりと言語化できるようにしておきましょう。
- その企業にしかない強みは何で、なぜそれが自分にとって重要なのか?
- その企業でなければ実現できないことは何か?
- その企業だからこそ活かせる自分の強みやスキルは何か?
志望理由に説得力を持たせるためには、競合他社との差別化が特に重要となってきます。
たとえば、IR情報(投資家向けの経営状態や財務状況に関する情報)から業績を比較したり、中期経営計画から今後の戦略を対比したりすることで、競合他社にはない独自性が見えてくるようになりますよ。
企業研究のやり方や競合他社の調べ方については、以下でまとめています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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③志望を裏付ける原体験や価値観を洗い出す
単に志望理由を伝えるだけでは信ぴょう性に欠けるため、採用担当者は「志望理由が学生の実体験や価値観と紐づいているか」という点にも着目しています。
これまでの経験を振り返り、商社や志望先を目指すきっかけになった出来事について、「経験 → 気付き → 志望理由」の流れで整理してみましょう。
- 経験:販売のアルバイトで在庫不足に陥った
- 気付き:供給の重要性を実感した
- 志望理由:サプライチェーンの円滑化に貢献したいと思った
志望動機の例文はネットで検索すればいくらでも出てきますが、原体験や価値観はあなたしか語れないことです。
そのため、自らの原体験や価値観を志望動機に盛り込むことは、ほかの就活生との差別化にもつながりますよ。
これまでの経験を振り返る際は、「自分史」や「モチベーショングラフ」を作成するのが効果的です。自分史やモチベーショングラフの作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
自分史
自分史の書き方3ステップ|記入例や就活に役立つ自己分析方法を解説
モチベーショングラフ
テンプレ・見本付き! モチベーショングラフの書き方&活用法を解説
④入社後の展望を示す
志望動機は単に熱意を伝えるだけでは不十分です。
内定につながる志望動機にするには、入社後の展望を示し、採用担当者に具体的な活躍イメージを持ってもらうことが重要です。
以下のポイントを参考に、自分なりの入社後のビジョンを明確にしておきましょう。
- 入社後はどのような業務に携わりたいか?
- 将来的にどの分野で活躍したいか?
- 自分の強みやスキルをどのように活かしていきたいか?
なお、入社後の展望は短期(入社直後)のものと中長期(3~5年後)のものの二段構えで伝えるのがおすすめです。
そうすることで長く働く意気込みや、将来を見据えた視点が備わっていることが伝わり、志望度の高さのアピールにもつながりますよ。
キャリアビジョンの描き方については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!
キャリアアドバイザーの体験談仕事内容と通じる経験や想いを盛り込めると高評価!
客観的な成果を入れて目を惹く志望動機にしよう
私が見てきた商社の内定者は「海外と日本の架け橋になりたい」といった海外への意欲に加え、周囲を巻き込んで課題を解決した経験を盛り込んでいる人が多いですね。
企業はやはり、「その企業で活躍するイメージができる」学生を採用したいものです。そのため、商社の仕事内容と通じる経験や想いがある人は内定につながりやすいのではと思います。
企業に活躍イメージを湧かせられるようにしよう
さらに「定量的な目標を達成した結果」など、客観的な成果が示されている内容は非常に目を惹きますね。
「アルバイトで〇〇円の売上を出した」「留学で〇人の友人を巻き込んで何かを成し遂げた」など、成果の指標があると良いと思います。
そうすることで、結果を出すことが求められる商社において、よりはっきりと活躍イメージが湧くのではないでしょうか。
職種別! 商社志望動機例文4選
商社の志望動機は総合商社か専門商社か、総合職か一般職かによって注力すべきポイントも変わってきます。
ここからは、商社の志望動機例文を職種別に4パターン紹介するため、以下の表からあなたに合った例文をチェックしてみてください。
| ①総合商社×総合職 | ▶ ここからCHECK! |
| ②総合商社×一般職 | ▶ ここからCHECK! |
| ③専門商社×総合職 | ▶ ここからCHECK! |
| ④専門商社×一般職 | ▶ ここからCHECK! |
①総合商社×総合職
私は世界中の資源や製品をつなぎ新たな価値を創出できる点に魅力を感じ、商社を志望しました。
なかでも貴社は、資源分野にとどまらず食料・インフラ・次世代エネルギーまで幅広く事業を展開し、事業投資と経営を通じて世界各国の社会課題の解決に貢献しているため、その点に強く惹かれています。
私は大学時代に海外ボランティアに参加し、現地のインフラ不足が人々の生活や産業に大きな制約を課している現状を目の当たりにしました。この経験から、単なるモノの流通にとどまらず、現地に根ざした事業を通じて社会に長期的な価値を提供したいと考えるようになり、貴社を志望しました。
入社後はまずはトレーディング業務で基礎を磨きつつ、将来的にはインフラ事業の企画や運営に携わり、世界各地の持続的な発展に貢献したいと考えております。
海外ボランティアの実体験を通じて、どのような価値を提供したいのかを伝えられていますね。体験談を元に話を展開しているため、志望理由に独自性が加わり、ライバルが多い商社の志望動機でも目を惹く志望動機になっています。
総合商社は企業間で激しいシェア争いをしているため、志望先の特徴や強みをしっかりと把握して、「競合他社にはない魅力」や「競合他社では実現できないこと」などを必ず盛り込むようにしましょう。
②総合商社×一般職
私は世界中のモノやサービスの流れを支え、人々の生活や産業に広く貢献できる点に魅力を感じ、商社を志望しました。
なかでも貴社は、資源・食料・生活産業など幅広い事業領域を有しながら、それぞれの分野で強みを発揮し、安定的に価値を創出している点に魅力を感じております。また、現場を支える体制やチームワークを重視する風土が根付いており、一般職として組織を下支えする役割の重要性が高いと感じ、貴社を志望しました。
大学時代はゼミの共同研究において、資料作成や進行管理を自ら率先して引き受けていました。私自身、メンバーが円滑に作業を進められるようサポートし、周囲の成果を支えることに大きなやりがいを感じています。
入社後は営業事務として正確かつ迅速な業務遂行を徹底し、取引の円滑な実行を支えることで現場の信頼を積み重ね、企業全体の価値創出に貢献していきたいと考えております。
一般職の役割をしっかりと理解し、一貫してチーム志向を示すことができています。
ゼミの活動で、一般職の実務につながる仕事を率先して引き受けた点からも、入社後の営業事務としての姿が想像しやすくなるでしょう。
総合商社の一般職は企業間の差別化が難しいため、インターンシップや企業説明会で感じたことを伝えるなどして、積極的にオリジナリティを出すようにしましょう。
商社の一般職のそのほかの志望動機例文も参考にしたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
なぜ商社の一般職は人気なの? 人気企業一覧や志望動機例を紹介
③専門商社×総合職
私は人々の生活に不可欠な「食」を通じて、社会に価値を提供できる仕事がしたいと考え、商社を志望しました。
貴社は食品分野に特化し、生産から流通まで一貫してかかわることで外食・中食業界に対して安全で安定した供給体制を構築しており、また、国内外のネットワークを活かし、新たな食の価値を創出している点に魅力を感じております。
私は大学時代の飲食店でのアルバイトを通じて、食材の安定供給が店舗運営に直結していることを実感しました。この経験から、食を支える流通の重要性に関心を持ち、より大きな規模でかかわりたいと考えるようになり、貴社を志望しました。
入社後は取引先との信頼関係を築きながら、安全で高品質な食品の安定供給に貢献し、将来的には新たな市場開拓にも挑戦していきたいと考えております。
アルバイトの実体験を通じて、ほかの商社ではなく食品専門商社でなければならない理由が明確に示されていますね。
アルバイト現場で感じたことを起点に志望動機を展開できており、現段階で専門商社の使命感を自分事として捉えられていることが伝わります。
また、将来的に新たな市場開拓にも挑戦したいというビジョンも、食品商社で長く働く意気込みが伝わり高評価となるでしょう。
食品商社を目指している人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分に合う食品商社がわかる! 企業の特徴とすべき対策を徹底解説
④専門商社×一般職
私は社会基盤を支える素材である鉄鋼の流通を通じて、人々の生活や産業に貢献できる仕事がしたいと考え、鉄鋼商社を志望しました。
なかでも貴社は建設分野に特化し、長年にわたり培ってきた専門性と取引先との強固な信頼関係を基盤に、安定した供給体制を築いている点に惹かれています。
私は大学時代、サークルの会計係として活動費の管理や備品発注を担当し、メンバーが安心して活動できる環境づくりに努めました。特に合宿の準備では予算内で必要物品を漏れなく手配するために、ほかのメンバーと連携しながら確認作業を徹底しました。この経験から、正確性と調整力を発揮して組織を支える仕事に携わりたいと思うようになりました。
入社後は営業事務としてミスのない確実な対応を徹底しつつ、関係者とのスムーズな連携によって現場のトラブルを未然に防ぐことで、周囲から信頼される存在を目指してまいります。
一般職で求められる正確性と調整力について、実体験を通じて効果的にアピールできていますね。
サークルでの役割を「メンバーが安心して活動できる環境づくり」と定義」していることで、事務作業を超えた付加価値をもたらしてくれそうなことも期待できます。
また、それぞれの強みを、営業事務としてどのように活かすのかという点まで踏み込んでいるため、入社後の具体的な活躍イメージがよく伝わる例文ですね。
鉄鋼商社を目指している人は、以下の記事も参考にしてみてください。
【人気企業5選】鉄鋼商社は産業の核! 特徴・課題・将来性を大公開
キャリアアドバイザーが読み解く!
国際感覚を持っていることもアピールして問題ありません
商社は海外とやり取りをする機会も多いため、海外に対するハードルが低いこともアピールできると良いでしょう。留学やボランティア、アルバイトや語学の学習経験などさまざまなエピソードが考えられます。
ただし、「商社を目指す学生は比較的留学経験者や語学学習に力を入れたことがある人が多い」点に留意してください。周囲との差別化を図るためにも、なぜその取り組みをしたのかなど、自分らしさが伝えられるような工夫は必要です。
また、幼少期に海外生活を経験した事例も多く挙げられますが、海外生活をした理由は自分の意志ではなく親の都合であることが多いでしょう。
そのため、海外生活をしたこと自体がプラスの評価につながるのではなく、その与えられた環境においてどのようなことを感じたのかを記載できるように心掛けてくださいね。
留学経験については、以下の記事を参考に強みとして伝えてみてくださいね。
留学のガクチカで差別化する方法|期間×経験別の例文で完全網羅
体験談ではNG! 自己PRで留学をアピールする方法と強み別例文6選
【完全無料】
大学生におすすめ!
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1位:志望動機作成ツール
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3位:自己PR作成ツール
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4位:面接回答60選
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5位:エントリーシート作成ツール
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【併せて活用したい!】
スキマ時間でできる就活診断ツール
①適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります
②面接力診断
40点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう
NG例文添削付き! 商社の志望動機でありがちな失敗
商社の志望動機は内容や伝え方を間違えると、ほかの就活生に埋もれてしまったり、適性を疑われたりする可能性があります。
ここからは、商社の志望動機でありがちな失敗例を3つ紹介するので、自分の作成した志望動機がこれらのケースに当てはまっていないか、一度確認してみてください。
志望理由が「憧れ」や「人気」で終わっている

商社には憧れや人気という理由だけで、なんとなく応募してくる学生も少なくありません。
そのようななかで単に憧れの気持ちを前面に押し出すだけでは、高評価を得ることはできず、きちんと企業研究をして自分なりの志望動機を展開しているほかの学生に差を付けられてしまいます。
企業側も自分の言葉で自分の意志を伝えられる人物を求めているため、自分の過去をしっかりと深堀りし、一貫性のある志望理由を作成しましょう。
貴社は資源分野に加え再生可能エネルギー事業にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献しており、その点に強く惹かれています。
私は大学時代にゼミでエネルギー問題について研究するなかで、安定供給と環境配慮の両立の重要性を学び、単なる取引にとどまらず事業を通じて社会に価値を提供する仕事がしたいと考えるようになり、貴社を志望しました。
キャリアアドバイザーが読み解く!商社に対する上辺の理解は見透かされる
商社の「コミット力」や「泥臭さ」に注目して
憧れから商社を志望する学生は結構多いものです。実際、私が見た学生の7〜8割程度の志望理由がそうなのではと思います。
憧れを持つのは良いことですが、上辺だけのキラキラした側面しか見れていない人は要注意。商社の実態は泥臭い営業やノルマもある厳しい世界です。そこを理解せずにいると、面接で見透かされてしまいます。
商社の実態に沿った経験を志望動機に入れ込もう
憧れから一歩抜け出し、芯のある志望動機に仕上げるためには、自分の「コミット力」や「泥臭さ」をアピールできる具体的なエピソードを準備するのが大切です。
そうすることで、商社に対する理解ができていることも企業に伝わりますし、何と言っても選考中などに企業側が学生に対するミスマッチを感じることが少ないのではないでしょうか。
商社の実態をきちんと理解して、それを自身の経験に落とし込み、志望動機に反映させてくださいね。
学生自身が商社で働くイメージができていない

商社は基本的には顧客が法人相手、いわゆるBtoBのビジネスということもあり、多くの学生にとってはイメージの湧きにくい業界です。
とはいえ、企業側に自分の具体的な活躍イメージを持ってもらえなければ、なかなか内定にはつながりません。
事前に業界・企業分析をしっかりとおこなったうえで、仕事内容と自分の役割を具体的に示した志望動機を作成しましょう。
貴社はトレーディングに加えて事業投資にも注力しており、長期的に価値を生み出している点に魅力を感じております。
私は大学時代のゼミ活動において企業分析を担当し、情報を整理してメンバーに共有する役割を担っていました。この経験から、情報をもとに意思決定を支える仕事がしたいと考えるようになり、貴社を志望しました。
商社の未来の特徴を踏まえられていない

近年の商社の主軸ビジネスは、トレーディングから事業投資や事業経営へと移行しています。
また、現在の商社には単に事業を創り出すだけでなく、産業や社会の仕組みを再構築する役割も期待されています。
商社のビジネスモデルや実際に自分が担当する業務は時代とともに変わっていく可能性があるため、これからの商社まで見据えた志望動機の作成を心掛けましょう
私はトレーディングに加えて、事業投資や事業経営を通じて社会課題の解決にも貢献したいと考え、商社を志望しました。
商社の志望動機にまつわるQA
最後に参考として、商社の志望動機についてのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。
Q:何を志望動機の軸にすれば良いかわからない……
A.「価値の生み出し方」を軸にするのがおすすめです。
商社の場合は、商品・製品ではなく仕組みや人に着目して、「どのような価値を生み出したいか」という点を軸にするのが効果的です。
たとえば総合商社なら、さまざまな事業に対して広範囲に価値を提供できます。また、専門商社なら特的の範囲に向けて専門性高く価値を生み出せることが魅力です。
どのくらいの範囲、人、やり方などで価値提供をしたいかを考えたうえで、その価値を生み出すために、自分はどのようにかかわりたいかを考えながら組み立てていくと、商社らしい志望動機になりますよ。
Q:安定性が志望理由じゃダメ?
A.そのまま伝えるのはあまりおすすめできません。
安定性をそのまま志望理由にすると環境に依存している印象が強くなり、「受動的で変化の激しい商社ビジネスに耐えられないのでは?」といった懸念を抱かれる可能性があります。
商社における安定とは、社員が稼ぎ続けることで維持される安定性であり、公務員などとはまた少し違ってきます。
商社の安定性に惹かれているのであれば、不確実ななかでも利益を出し続け、安定を生み出す側になりたい姿勢を示すのが良いでしょう。
Q:「グローバルに活躍したい」はありきたり?
A.ありきたりであるため、伝え方には工夫が必要です。
商社を志望する学生の多くは、グローバル思考を持ち合わせているものです。そのため、単に「グローバルに活躍したい」と伝えるだけではありきたりな志望動機になってしまいます。
「どのようにグローバルに活躍したいのか」という中身を具体的に伝えて差別化を図るようにしましょう。
たとえば、「海外の異なる商習慣や利害の間に立ち、ビジネスを成立させる調整役を担いたい」といったように、商社の役割と結び付けることでオリジナリティのある志望動機になりますよ。
Q:総合商社と専門商社で志望動機は使い分けるべき?
A.ビジネスの範囲が異なるため使い分けるべきです。
総合商社と専門商社では、同じ「商社」でもビジネスの範囲が異なります。そのため、同じ志望動機では「商社なら何でも良いのでは」と思われ、業界に対する理解が浅いと判断されてしまうかもしれません。
また、総合商社と専門商社では求める人物像も異なることから、同じ強みを語っても企業への刺さり方は変わってきます。
企業研究はもちろん、業界への研究もしっかりおこない、志望動機は必ず使い分けるようにしましょう。
志望動機をしっかり固めて商社の選考を突破しよう
就活生から高い人気を誇る商社は、完成度の低い志望動機ではなかなか選考を突破できません。
重要なのは、商社のビジネスや役割をしっかりと理解したうえで、「その企業でなければならない理由」を自分の言葉で明確に示すことです。
今回解説した内容を参考にしながら志望動機をしっかりと固めて、選考の突破につなげていきましょう。
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商社の志望動機がありきたりなものになってしまいます……。