目次
- 自己PRの添削は書類選考突破率が格段にアップする
- 絶対にやるべき! 知っておきたい自己PRの添削の4つのメリット
- ①自己PRの魅力と修正ポイントが把握できる
- ②自分だけでは気づけない間違いを見つけられる
- ③第三者の視点が身につく
- ④内容に自信を持って選考に臨める
- 添削を絶対にやるべきタイプ
- 自己PRが完成したばかりの人
- 書類選考が通らない人
- 添削を効果的にするための5つの秘訣
- ①添削を依頼する人の立場や特性を理解する
- ②複数の人から添削を受ける
- ③一度だけでなく繰り返し添削してブラッシュアップする
- ④セルフ添削も併用する
- ⑤余裕のあるスケジュールを組む
- 自己PR添削のおすすめ方法3選
- 企業の添削サービスを利用する
- キャリアセンターを利用する
- 自分で添削をおこなう
- それぞれの特性も解説! 企業が提供する3種類の添削サービス
- エージェント型
- テキスト型
- OB・OG訪問型
- セルフ添削がうまくいく秘訣
- 一晩寝かして添削する
- 紙に印刷して声に出しながら読んでみる
- 3つのポイントを押さえながら複数回読み直してみる
- 自己PRの添削をするうえでの2つの注意点
- ①添削で出された意見が必ずしも正解とは限らない
- ②添削の指摘が多くても気に病まないようにする
- 自己PRの添削はできるだけ早く始めるのがおすすめ
- 遅くともES提出日の1か月前には添削しておこう!
- 自信をもって選考に挑むために自己PRの添削をはじめよう
自己PRの添削は書類選考突破率が格段にアップする
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「自己PRの添削って効果があるのでしょうか?」
「誰に添削を頼めばいいのかわかりません」
自己PRを書き上げた学生からこのような相談を受けることがあります。添削は自己PRを磨き上げるための最良の手段の一つ。自分では気づけなかった間違いや、よりよくするポイントを知ることができます。
添削なしでは、そもそも大きな間違いに気づけずに一向に受からない書類を提出し続けてしまう恐れも。
この記事では、自己PRの添削で押さえておくべきポイントや誰に頼めばいいのかを徹底解説。時間がない人のためにも自分で添削をする方法も解説しているので、試してみてくださいね。
魅力的な自己PRの作り方はこちらの記事で紹介しているので、まだ自己PRを作っていない人はぜひ参考にしてください。
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絶対にやるべき! 知っておきたい自己PRの添削の4つのメリット
添削を効果的に進めるために、まずは添削で得られるメリットを把握しておきましょう。添削を依頼しようか迷っている人もメリットを把握すれば、踏み出せるはずです。
添削を受けることで自己PRにどんな効果が現れるのかを知っておけば、添削の必要性がおのずと見えてきます。添削に踏み出せない人は、まずは添削で得られるメリットを把握しておきましょう。
添削の4つのメリットを理解し、効率よく自己PRの添削を進められるようになれば、結果として書類選考突破の確率は格段に上がります。
①自己PRの魅力と修正ポイントが把握できる
自己PRを書き上げた後に自分で推敲を重ねても、他人から見たら印象が違っていることがほとんど。客観的な視点を取り入れず、認識のズレを残したままでは、質の高い自己PRが完成したとはいえません。
第三者に内容をチェックしてもらえる添削をしておけば、そういった認識のズレを避けることができ、他人から見ても印象の良い自己PRが作れます。自己PRのクオリティーを上げて書類選考突破を目指していくのであれば、添削は欠かすことはできません。
②自分だけでは気づけない間違いを見つけられる
自分で一から作り上げた自己PRだからこそ、卒業年度のミスや企業名の漢字が違うといった細かい誤字脱字から、要点がわかりづらい文章になっていることなどに気付けないものです。
添削をせず、修正すべきポイントを修正しないままエントリーシート(ES)を提出してしまえば、書類選考の評価に大きく影響を与えてしまう恐れがあります。書き上げて終わりではなく、自己PR作りは添削までがセットであると覚えておきましょう。
誤字脱字のリスクと、その後の対処法についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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③第三者の視点が身につく
添削で得られた意見を自己PRに反映していくことで、客観的に自分のことを分析できる視点が身に付きます。第三者はどう感じ、読んだとき理解しやすい構成になっているか、そういった視点で全体を見ることができるようになります。
第三者の視点が身につけば、選考における書類作成や、面接での応答を考えるときにおいても役立つため、今後のためにも添削を通して身に付けられるよう意識しておきましょう。
④内容に自信を持って選考に臨める
自己PRが完成したものの、「この内容で本当に大丈夫かな」と不安に思う就活生は毎年大勢います。書き方は合っているのか、伝えたい内容はきちんと伝わるのか……。そういった悩みを抱えている人にこそ、客観的な目線で内容をチェックできる添削が効果的です。
添削で得られる指摘を自己PRに反映し、細かく内容を練り直していけば、最初に書き上げた内容よりも確実にクオリティーが上がり、自己PRに自信を持つことができます。自己PRが完成したばかりの人や、内容に不安がある人こそ、添削を受けてみましょう。
書類選考を突破すれば面接が待っています。自己PRの添削だけでは不安が解消できない場合は、こちらの記事を参考にしてください。
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添削を絶対にやるべきタイプ
添削は手間がかかることや、必要性を理解できないということで、添削をせずに就活をスタートしてしまう人がいます。その場合、添削をしている就活生との間で自己PRのクオリティーに差が生まれてしまいます。
添削を絶対にやるべき人は以下の2タイプです。
- 自己PRが完成したばかりの人
- 書類選考が通らない人
この2タイプに当てはまる人は、必ず添削を受けましょう。なぜこの2タイプに添削が必須なのかは後で解説していますので、少しでも当てはまる人は解説を読んで添削の必要性を理解しておきましょう。
自己PRが完成したばかりの人
自己PRが完成したばかりのタイミングこそ、添削を受けましょう。一生懸命内容を考えてようやく練りあがった自己PRであったとしても、自分では気づくことのできない小さなミスや改善の余地が残っています。
そうした修正点に気づかずそのままESを提出してしまえば、受かるはずだった書類選考にさえ落ちてしまう可能性も。添削の目的は、選考を突破できるよう自己PRの内容をより良くすること。指摘されることは選考突破のヒントがもらえることと考え、手間や時間がかかることを敬遠せず添削を受けるようにしましょう。
書類選考が通らない人
提出書類に不備がなく、期日や方法も間違っていないのに、なかなか書類選考が突破できない場合、自己PRの内容に問題がある可能性が高いです。
書類選考は採用の第一段階ということで、非常に多くの就活生と比較されながら評価をされることになります。だからこそ、アピールポイントがずれていたり、誤字脱字があったり、内容がわかりにくかったりといったことを採用側が感じてしまえば、合格ラインからふるい落とされてしまうのです。
他の就活生に差を付けて書類選考を突破するためにも、添削で自己PRの内容をブラッシュアップしていきましょう。
書類選考に落ちてしまう他の理由については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、書類選考の対策をしたい人はあわせて参考にしてくださいね。
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添削を効果的にするための5つの秘訣
添削で指摘された部分をそっくりそのまま自己PRに反映するだけでは、自己PRのメリットを活かしきることができません。
添削を効果的にするための秘訣を5つ解説していくので、添削をするときはこの秘訣を活かして、採用側に好印象な自己PRを準備しましょう。
①添削を依頼する人の立場や特性を理解する
- 知人・友人
気軽に頼めるので、すぐに添削をしてほしい場合や複数人に依頼する場合に活用できる。 - 大学のキャリアセンター
学生への理解度が高く、その人ならではの魅力が詰まった自己PR作りへのアドバイスが期待できる。 - 就活エージェント
就活のプロとして蓄積してきたノウハウと経験をもとにした、質の高い効果的な添削が期待できる。
自己PRの添削を依頼する先はさまざまです。友人、大学のキャリアセンター、または就活エージェント。どの人に添削を依頼するかは自由ですが、添削を依頼する場合は、その人の立場や特性を理解してから依頼する必要があります。
手間をかけずに添削を依頼したいのであれば、気軽に頼める友人に添削をしてもらうのが良いでしょう。大学のキャリアセンターであれば、その大学の特色や強みを理解してるため、魅力的なアピールポイントの書き方のアドバイスが期待できます。
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添削は就職活動をすでに経験している社会人に頼めば、相手の経験上どのようなESが評価されやすいか理解していることも多いでしょう。学生は基本的にこれから就活の経験を積み重ねていく場合がほとんどのため、企業に魅力的に映るESがどのようなものなのかしっかりとイメージしづらいものです。
そのような状態で作成するよりも、就活の知識や経験が豊富な人に添削を頼んでESを作成した方が、より完成度の高い仕上がりになりますよ。
②複数の人から添削を受ける
就活の知識や文章能力は個人によって偏りがあり、添削をする人によっては間違った指摘をしてしまうことも。自己PRの添削を複数の人に依頼することで、そういった間違った指摘を取り入れてしまうことを未然に防ぐことができます。
添削を一度受けただけで満足してしまう人が多いですが、複数の人に添削をしてもらうことで、その効果を飛躍的に伸ばすことが可能です。
キャリア
アドバイザー
友人に見てもらった後に就活エージェントにも添削してもらうなど、依頼先を変えてみるのも良いでしょう。複数の人の意見を参考にしながら、より客観的な視点で内容をブラッシュアップしていくことが大切ですよ。
③一度だけでなく繰り返し添削してブラッシュアップする
添削は一度で終わらせず複数回おこなうことで、より精度の高い添削結果を得ることができます。理由としては、一度の添削では気づけなかった誤字脱字や、文章が結論から始まっていてわかりやすいかなどに気づけることが挙げられ、添削を効果的にする非常に有用な手段となります。
加えて、一度添削をしたあと、時間をおいてから改めて添削をすることも効果的です。一度添削しただけでは完全に内容をチェックできたとはいえないため、精度の高い添削結果を得るためにも、可能な限り添削は複数回受けるようにしておきましょう。
④セルフ添削も併用する
添削方法には、他人に添削をしてもらう方法のほかに、自分で添削をするセルフ添削という方法もあります。他人に自分の自己PRを添削してもらうのが恥ずかしいといった場合や、手早く内容をチェックしたいという場合においては、自分だけで完結するセルフ添削が便利です。
ただし、セルフ添削だけでは客観的な意見が得られず、十分な添削ができたとはいえません。セルフ添削は他人に添削してもらうことと併用することで効果を発揮するため、他の添削方法と組み合わせて使うことを意識しましょう。
⑤余裕のあるスケジュールを組む
添削を始めようと考えたら、まずはスケジュールの確認をしましょう。ES提出締め切りギリギリに添削を依頼するような事態となれば、添削をする側も焦ってしまい、精度が低くなる可能性があります。加えて自分自身も「急いで提出しなきゃ」といった考えにとらわれて、添削の指摘を十分に活かせないままESを提出してしまう恐れもあります。
いつまでに自己PRを完成させなければならないのか、それに伴っていつまでに添削の結果をもらわなければならないのか、自己PRを完成させたい日から逆算して工程を組むことが必要です。
自己PR添削のおすすめ方法3選
- 企業の添削サービス
「エージェント型」「テキスト型」「OB・OG訪問型」の3つに大きく分けられる。質の高い添削が期待できるエージェント型、素早く手軽に添削ができるテキスト型、内定者の実体験をもとにした添削ができるOB・OG訪問型とそれぞれに特徴がある。 - 大学のキャリアセンター
大学内の窓口となるため気軽に相談ができ、企業から大学に直接届く就活サイトには載っていない採用情報や、自身の志望企業に入社をしているOB・OGがいればその連絡先も知ることも可能。 - セルフ添削
テクニックさえ押さえれば、誤字脱字といった簡単なミスから内容の方向性をある程度チェックすることが可能。他人に添削してもらうほどの効果は期待できないため、他の添削方法と併用するのが効果的。
自己PRの添削方法は自由に選ぶことができますが、実際に添削をする前に、方法ごとにどういった特徴や利点があるのか理解しておくことが大切です。どんな添削方法がいいか悩む場合は、まずは好きな添削方法を試してみてから判断するのも良いでしょう。
企業の添削サービスを利用する
企業の添削サービスは「エージェント型」「テキスト型」「OB・OG訪問型」に大きく分けられます。精度の高い添削ができるエージェント型、素早く手軽に添削ができるテキスト型、内定者の実体験をもとにした添削ができるOB・OG訪問型と、それぞれに特徴があるため、自分にマッチするサービスはどれか、後に続くサービス毎の解説を読んで確認しておきましょう。
なお、どのタイプの添削サービスを使えばいいかわからないときは、エージェント型の添削サービスを使うのがよいでしょう。プロの目線から的確な指摘をしてもらえるため、効果的な添削が期待できます。
キャリアパーク!就職エージェントでは、就活生の志望する会社に合わせた自己PR添削もおこなっているので、ぜひ利用してみてくださいね。
キャリアセンターを利用する
ほとんどの大学にはキャリアセンターが設置されており、自己PRの添削を受け付けている場合があります。エージェントに添削を依頼するのは手間がかかることから、わざわざ依頼するのは億劫だなと感じているのであれば、気軽に相談ができる大学のキャリアセンターを一度訪ねてみるのがおすすめです。
気軽に相談ができるメリットに加えて、企業から大学に直接届く就活サイトには載っていない採用情報や、自身の志望企業に入社をしているOB・OGがいればその連絡先も知ることができます。
自己PRの添削が依頼できるだけでなく、就活を有利に進めるための情報がそろっているため、一度は大学のキャリアセンターに就活の相談をしてみましょう。
自分で添削をおこなう
コツを押さえれば、添削は自分でおこなうことも可能です。第三者による客観的な意見を取り入れることができないため、他人に添削を依頼するほどの効果は期待できませんが、テクニックさえ押さえれば誤字脱字といった簡単なミスから、内容の方向性をある程度チェックすることができます。
しかし、自分で作ったものを自分で確認する以上、細かな修正点やアピールポイントのズレを見逃す恐れがあります。あくまで第三者による添削と併用して使うことを前提に、気軽に内容のチェックができるセルフ添削の利点を活かすのがよいでしょう。
自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!
自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。
そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!
自己PRで悩んでいるなら、まずはツールを活用して自己PRの土台を完成させましょう!
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
添削方法の1つとしてエージェントを紹介しました。エージェントは就活のプロであるため、そもそもの日本語の使い方など基礎的な部分はもちろん、「こういう点が評価される」「ここは絶対押さえておくべき」などという添削するべきポイントを理解しています。このほかにもエージェントに添削を依頼するメリットはあるので紹介しますね。
まず、エージェントでは学生1人に対し専任の担当者がつくため、マンツーマンでのアドバイスが受けられます。わからないことは適宜質問し解消することができるので、スピード感をもってESをブラッシュアップできます。また、添削は1度のみではなく何度も受けられることもあるため、長期的にサポートしてもらえることもエージェントに相談するメリットの1つです。
自分で作成したESに自信がない人や、そもそもの書き方がわからない人にもおすすめですよ。せっかく添削を依頼するのですから、きちんと添削ができる人に依頼をするようにしましょう。
ESの添削から面接対策まで一貫してサポートが受けられる
また、エージェントではES以外の選考対策もしてもらえるため、自己分析や面接対策の相談もできます。面接では提出したESをもとに深堀りされることが多く、ESの内容と面接で実際にアピールする内容にズレがあればマイナスの評価になってしまいます。
そのため、ESの添削を頼んだ人に面接の練習もお願いできれば安心ですよね。エージェントではESの添削から面接対策まで一貫して相談にのってくれるため、より精度の高い対策が期待できるのも魅力です。
それぞれの特性も解説! 企業が提供する3種類の添削サービス
- 「エージェント型」
就活にプロに添削をしてもらえるため、効果的なアドバイスが期待できる。 - 「テキスト型」
Web上で完結するため、気軽に添削を依頼できる。 - 「OB・OG訪問型」
より志望企業にマッチした自己PRを作ることが可能。
企業が提供する添削サービスは種類も豊富で、依頼先を探すことに困ることはありませんが、選択肢が多いからこそ、サービスごとの特徴を理解して選ぶことが重要です。
添削サービスにはそれぞれにメリットとデメリットがあるため、自分が今必要としているものはどれか、事前にしっかりと考えてから添削を依頼するようにしましょう。
エージェント型
エージェント型の添削サービスは、就活のプロである就活エージェントに自己PRの添削を依頼することができます。内容が読みやすいかといった基本的なチェックだけでなく、自分の志望している業界や職種にマッチした自己PRになるようエージェントが添削をしてくれるため、選考通過率の高い自己PRを作るうえで非常に効果的な手段となります。
エージェント型の添削サービスは、企業が提供しているサイトから簡単に予約ができるため、添削の方法や依頼先に悩んでいる場合は、まずエージェント型の添削サービスから利用してみましょう。
- キャリアパーク就職エージェント
- キャリアチケット
- ジョブコミット
- キャリセン就活エージェント
- ハローナビ
- キャリアスタート
テキスト型
Web上の簡単なやり取りのみで完結するテキスト型は、添削してほしい自己PRを送れば、数時間~数日で添削結果が帰ってくるのが特徴です。
エージェントに依頼するのは手間がかかるので億劫に感じている場合や、とにかく急いで添削をしてほしいといった場合に活用することができます。ただし、エージェント型に比べ画一的に添削がおこなわれてしまうこともあるため、より志望企業にマッチした自己PRを目指すのであれば、エージェント型サービスと併用するのがよいでしょう。
OB・OG訪問型
最近では、エージェント型とテキスト型に加え、OB・OG訪問型の添削サービスが人気を集めています。実際に志望している企業のOB・OGにも添削を依頼することができるため、より志望企業にマッチした自己PRを作ることができます。
しかし、OB・OGといえども就活のプロであるというわけではないため、就活の知識量や文章能力によっては、間違った添削をしてしまう場合もあります。添削を依頼をする人がどんな人であるかを事前に見極めたうえで依頼をし、併せてエージェントにも依頼をするのが良いでしょう。
そもそもOB・OG訪問といったシステムがよくわからない、詳しく知りたいといった場合は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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セルフ添削がうまくいく秘訣
- 一晩寝かして添削する
- 紙に印刷して声に出しながら読んでみる
- 3つのポイントを押さえながら3回読み直してみる
セルフ添削といっても、ただ内容を読み返すだけではあまり効果は期待できません。セルフ添削を効果的にするにはいくつかの秘訣があり、その秘訣を実践しながらを添削をすることで、効果を飛躍的に伸ばすことができます。
しかし、セルフ添削で気づくことのできるミスや改善できるポイントには限界があるため、あくまで第三者による添削と併用することで、本来の効果を発揮するということを覚えておきましょう。
一晩寝かして添削する
一度書きだしたあとすぐに添削を始めても、頭が書き出していた状態から切り替わっていないため、上手に添削をすることができない場合があります、そういったときは、一旦一晩寝かせてみて、翌日に添削をしてみましょう。
一晩寝かせて翌日見直すことで、より内容を客観的に見ることができるようになり、書き出した直後では気づかなかったミスや、改善できる部分を見つけられる可能性が高くなります。
紙に印刷して声に出しながら読んでみる
パソコンやスマホを使って自己PRを作っている場合は、一度紙に印刷してみて、声に出して読みながら添削をしてみましょう。液晶に映っている文字を追うだけでは気づきにくいミスが、印刷し音読をするという行為を通じて、見えるようになる場合があります。
紙に印刷し声に出して読むことで、文字の並びや内容をより深く理解することができ、細かいミスの発見につながりますよ。
3つのポイントを押さえながら複数回読み直してみる
セルフ添削をする場合は内容を繰り返し読み直すことが必要ですが、添削としてただ内容を読み直すのではなく、ポイントを押さえながら読み直し確認することで、より精度の高い添削が可能となります。
ポイントを意識せずに読み直しても、ただ文字の羅列を追うだけになってしまい、本来の添削の効果は望めません。添削の本当の効果を発揮するためには、後で解説するポイントを確認しながら、どこに注意をして読み直す必要があるのか理解しておくことが大切です。
①PREP法が使えているか
PREP法とは、Point(結論)Reason (理由・根拠)Example(具体例)Point(結論・まとめ)の順序で構成をする方法で、読み手が内容を理解しやすい文章を作るうえで非常に効果的な方法となります。
自分の伝えたい魅力が採用側にきちんと伝わらないのであれば、自己PRの意味がありません。自己PRで採用側に魅力をしっかり伝えるためにも、PREP法を意識して、読み手が理解しやすい構成で文章をまとめられるようにしましょう。
②誤字脱字はないか
自己PRで伝えたいことが明確で読み手に伝わりやすくまとめられていても、誤字脱字を見逃してしまえば、「注意力が低い」「いい加減に書いている」と判断される可能性があり、採用側からの評価が低くなる恐れも。
添削の際に上のチェックリストを活用すれば、効率的に誤字脱字がチェックすることが可能です。初歩的なミスで自己PRの評価を下げないためにも、誤字脱字がないか添削を通してしっかりと確認しておきましょう。
③具体的なエピソードが盛り込めているか
内容に説得力がある魅力的な自己PRを考えるうえで欠かせないのが、具体的なエピソードです。自己PRといえども、ただ長所を羅列するだけでは根拠がなく具体性に欠け、説得力がありません。
仮に協調性の高さをアピールしたいのであれば、どういった経験を通じてその協調性が育まれてきたのかを説明する必要があります。サークルの活動を通じて得られたのか、はたまたアルバイトの経験で育まれたのか、根拠となるエピソードを自己PRに付け加えられているか、しっかり確認しておきましょう。
具体的なエピソードの伝え方はこちらの記事内で例文付きで紹介されていますので、自己PRを考えるときの参考にしてみてくださいね。
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自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!
自己PRの添削をするうえでの2つの注意点
自己PRの添削をすることで得られるメリットは多くありますが、それと同時に、知っておかなければならない注意点もいくつかあります。便利な道具も扱いを間違えれば怪我をしてしまうように、添削も注意点を知らないまま利用すれば、かえって自己PRの質を下げてしまう恐れがあります。
添削を効果的に活用するためにも、ここで注意点をしっかり理解しておきましょう。
①添削で出された意見が必ずしも正解とは限らない
添削で出された意見はすべて正しいように感じられますが、添削をする側も人間です。ミスをすることもあれば、間違った知識を伝えてしまうこともあります。ゆえに、最後は自分の頭で考えて、添削で出された意見を取り入れるか判断する姿勢が必要です。
また、指摘された内容が志望企業の募集要項とマッチしているか、チェックすることも大切です。募集要項とミスマッチングな意見を取り入れてしまえば、かえって選考突破の確率が低くなる可能性あります。
添削で得られた意見をそのまま反映するのではなく、自分で取捨選択をしながら取り入れていくことが、添削との上手な付き合い方です。
②添削の指摘が多くても気に病まないようにする
一生懸命考えて内容に自信のある自己PRだったとしても、いざ添削を依頼してみたら指摘だらけになってしまうこともあるでしょう。そうなった時、まるで自分が否定されたかのようにショックを受けてしまい、その後の就活にも影響が出てしまうようであれば本末転倒です。
添削はあくまで自己PRの内容をブラッシュアップするための作業であって、否定をするために指摘されるわけではありません。添削でされた指摘は選考突破のためのヒントと捉えて、前向きに受け止められるようにしましょう。
とはいえ、添削でたくさん指摘されれば落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんなときは、こちらの記事を参考にして適度に息抜きをしてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
複数人に添削を依頼した場合、人によってアドバイスの内容が異なることもあります。前述したとおり、もらったアドバイスはすベてが正解とは限りません。特に文章は人それぞれの感性や好みが少なからず反映されるため、意見が分かれやすいものです。
複数の人から異なるアドバイスをもらった場合は、どの意見を取り入れるべきか客観的な視点で判断する必要があります。しかし、もっとも的確なアドバイスを見極めるのはなかなか難しいですよね。
複数の添削結果ごとに文章を作って比較してみよう
そのような時は、もらったアドバイスごとに文章を作って比較してみましょう。自分の文章とアドバイスの相性もあるため、実際に文章に落とし込んでみるとアドバイスによって反映しやすいもの・しづらいものがわかります。もちろんアドバイスの取り入れやすさだけでなく「自分のアピールポイントが端的かつ最大限に伝わるか」といった観点も重要です。
実際に文章を作成したら「誰が読んでも評価をしてくれる」と思えるものを選びましょう。作成したものにまだ自信がもてない場合は、周りの人に改めて添削を依頼することもおすすめです。妥協はせず、納得できるまでブラッシュアップを重ねましょう。
自己PRの添削はできるだけ早く始めるのがおすすめ
自己PRの添削はできるだけ早く始めておきましょう。志望企業のESの提出時期にもよりますが、早めに添削をしておけば、その分添削のできる回数が増え、自己PRのブラッシュアップにとれる時間が多くなります。
書類選考は多くの就活生と比較されながら評価をつけられるからこそ、早めに準備を始めて他の就活生に差を付けることが大切です。
遅くともES提出日の1か月前には添削しておこう!
自己PRの添削を始める時期としては、遅くとも志望企業が設定しているES提出日の1か月前には始めておきましょう。一か月の余裕を持たせることで、焦らず自己PRの添削に取り組むことができ、結果として精度も高まります。
添削を依頼する先にもよりますが、添削の依頼後すぐに結果が帰ってこないことも考えられます。志望企業がES提出の締め切りをいつに設定しているかを確認し、締め切り日に間に合うよう余裕を持ってスケジュールを組むようにしておきましょう。
自信をもって選考に挑むために自己PRの添削をはじめよう
自己PRの添削をすることで、細かなミスの発見やアピールの方向性を見直すことができ、添削で得られた客観的な視点を取り入れることで、より採用側に好印象な自己RRを作ることができます。
添削をすることでクオリティーの上がった自己PRが完成すれば、書類選考のみならず、面接においても有利になり、自信をもって選考に挑めるようになりますよ。添削は選考突破の可能性を高めてくれる頼もしい味方。添削を活かして、魅力的な自己PRを準備しましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
自己PRを添削してもらうことで、より企業にアピールしやすい内容にブラッシュアップできるというメリットもあります。自己PRは複数の構成で分かれていますが、重点的に言及すべき部分や、簡潔に一言でまとめなければいけない部分などさまざまですよね。
このように文章の強弱をつけることは簡単ではありませんが、企業が魅力的に感じる自己PRを作成するには非常に重要です。自分だけではなかなかわかりづらいため、他者から見てもらうことが鍵となります。