目次
- 入社への熱意だけでは通過できない! 銀行の志望動機はこだわって作ろう
- 銀行は範囲が広い! 種類や事業内容の把握は必須
- 銀行の種類
- 銀行の事業内容
- 銀行の仕事内容を把握して働き方をイメージしよう
- 窓口担当
- バックオフィス担当
- 個人・法人営業担当
- 融資事務担当
- 業界トレンドを押さえて説得力のある志望動機にしよう
- 人員削減が続いている
- 地方銀行は合併が進んでいる
- 銀行の志望動機で強みとなるスキルとは?
- コミュニケーションスキル
- 基本的なPCスキル
- 語学力
- 正確に物事を進める力
- 思いつかない人必見! 銀行の志望動機を考える4ステップ
- ①なぜ金融業界を志望しているのかを考える
- ②なぜ金融業界の中でも銀行が良いのかを考える
- ③なぜその種類の銀行が良いのかを考える
- ④その銀行でなければならない理由を考える
- 熱意が伝わる銀行の志望動機の構成
- ①その銀行を志望する理由
- ②理由を裏付けるエピソード
- ③入行後のビジョン
- 銀行の種類と仕事内容別で解説! 志望動機例10選
- 例文①メガバンク×総合職
- 例文②メガバンク×一般職
- 例文③地方銀行×総合職
- 例文④地方銀行×一般職
- 例文⑤信託銀行×総合職
- 例文⑥信託銀行×一般職
- 例文⑦ネット銀行×総合職
- 例文⑧ネット銀行×一般職
- 例文⑨外資銀行×総合職
- 例文⑩外資銀行×一般職
- 銀行の志望動機で陥りやすいNG例文
- ①銀行でなくても実現できるビジョンをアピールしている
- ➁その銀行独自の志望動機となっていない
- ③仕事への意欲が感じられない
- 銀行を正しく理解して選考突破できる志望動機を作ろう!
入社への熱意だけでは通過できない! 銀行の志望動機はこだわって作ろう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就職活動が始まるとほとんどの就活生は志望動機を作成することになります。その中で、銀行の就職を目指す学生から
「銀行の志望動機にはどんなことを書いたらいいですか?」
「面接官にしっかりと伝わる志望動機を作成したいです。」
という相談を受けることがよくあります。志望動機は選考を受ける学生皆が作成するものですから、埋もれないように印象に残る志望動機を作成したいと考える人も多いのではないでしょうか。
一口に「銀行」とはいっても、その種類や職種、仕事内容はさまざまです。銀行の志望動機では、業界や企業の特徴をよく理解してから作成する必要があります。
今回の記事では、まずは銀行の種類から具体的な業務内容を解説します。そのうえで志望動機の構成の4ステップを例文とともに紹介するので、銀行に興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。
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銀行は範囲が広い! 種類や事業内容の把握は必須
就活生
キャリアアドバイザー
志望動機を書くためには、銀行についての理解が必須です。銀行の種類や事業内容を詳しく理解できていますか?
就活生
なんとなく目指したい銀行はありますが、仕事の内容までは理解していませんでした。
キャリアアドバイザー
そうなんですね。選考で面接官に刺さる志望動機を作成するために、まずは銀行の種類や事業内容について詳しく理解するところから始めましょう。
志望動機を解説する前に、まずは銀行の種類や事業内容について理解を深めましょう。銀行は範囲が広く、どの銀行を目指すかで志望動機の内容も大きく変わります。銀行について正しく理解し、自分のキャリアについても考えながら志望動機を作成できるようにしましょう。
こちらの記事でも銀行員になるための対策を解説していますので、銀行員を目指している学生は併せて参考にしてみてください。
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銀行の種類
銀行は、全国に支店を持つようなメガバンクと、地方で見かける地方銀行の2種類のイメージが大きいですが、実はそれだけではありません。まずはどの銀行を目指していきたいかを明確にしていきましょう。
メガバンク
銀行業界の中で、もっとも規模が大きいのがメガバンクです。メガバンクは都市部にはもちろん、地方にも多くの支店を持っています。支店の窓口業務だけでなく、全国の企業に対して融資をおこなうのが特徴です。
会社が大きい分、知名度も高く、多くの顧客が利用しています。そのため他の銀行よりも採用人数も多いです。日本各地に店舗が拡大しているため、入社後は全国転勤をする可能性もあります。
明確な基準は定められていませんが、全国に支店があり、大規模な運営しているものが、メガバンクだと覚えておきましょう。
地方銀行
地方銀行とは、その名の通り地方に根ざした銀行です。特定の地域で活躍しており、県名や地名が企業の名前として使われていることが多いです。
地方の経済を円滑に回す役割を担っていて、その地域で活躍している団体や企業のサポートをおこなうことも1つの特徴といえます。企業や団体への融資はどこの銀行でもおこなわれていますが、地方銀行は特定の地域での活動に力を入れていることが特徴です。
金融商品の販売、窓口業務はその他の銀行と同様におこないます。地域に密着した営業基盤であるため、全国転勤も少なく、同県の支店間での移動のみであることがほとんどです。
地元就職を考える就活生の人気が高いため、入社するためには入念な準備が必須です。地元に密着した事業を展開していますが、特定の地域の学生が多く採用される傾向はありません。しかし、地元に根ざした銀行であるため、その銀行で働きたいという熱意が重要視されています。
信託銀行
信託銀行の「信託」とはその名の通り、信じて託すという意味を持っています。つまり、顧客の資産を託されるのが信託銀行です。
信託銀行は通常の銀行業務に加えて、顧客の資産運用を代行する信託業務もおこないます。資産運用とは、不動産や有価証券、年金や遺産相続に至るまで、一連の業務をすべて請け負うことになります。そのため、顧客のニーズに対して幅広く対応するために、オーダーメイドの提案ができる専門的で幅広い知識を身につける必要があります。
勤務地としては、富裕層や大企業が顧客となるので、都心部勤務となることが多いです。銀行業務と信託業務の両方に携われる信託銀行の採用は、非常に難しく、採用枠も少ないといわれています。
ネット銀行
インターネット上で取引を完結できるネット銀行は、スマートフォンの普及により利用者も増加し、成長が著しい銀行です。
ネット銀行は店舗を持たないので、他の銀行よりも人件費や固定費などの費用を大きく抑えることができます。そのため、顧客に対して預貯金における金利も高く、より有利な条件での取引ができます。
革新的な事業モデルであるネット銀行は、ITの進化とともに大きな発展も見込まれ、今後の業界を革新する銀行といえます。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
外資系投資銀行
外資系投資銀行は外銀と略称され、ハードルが高いイメージを持つ学生が多いです。外銀はほかの銀行とは異なり、法人を対象として証券業務をおこなう金融機関です。M&Aを仲介したり、債権・株式・資金調達にかかわる仕事をします。
証券会社であれば個人へのサービスもありますが、投資銀行は法人に特化した業務をおこなうことが特徴です。外銀は部門ごとに採用試験があり、英語力も必要になるため、万全の対策をして選考を受ける必要があります。
外銀を志望したいと考えている人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。仕事内容や選考フローなど、外銀の選考対策に役立つポイントを詳しく紹介していますよ。
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外銀とは「外資系の投資銀行」の略で、、M&Aの仲介業務や証券の引受業務をおこない資金調達などの資金面の支援をおこなう企業を指します。外銀特有の選考フローや目指すために持っておきたい資格などをキャリアアドバイザーが徹底解説します。
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銀行の事業内容
銀行の種類を踏まえたうえで、事業内容についても正しく理解しましょう。銀行の種類は違っても、業務内容は似ている部分も多くあります。
自分がどの銀行で、どんな事業に携わりたいかを具体的にイメージして説得力のある志望動機を作成できるようにしましょう。
預金業務
企業や個人からお金を預かり、それを管理するのが預金業務です。いくつかある銀行の業務の中でも1番想像しやすい業務といえるでしょう。
普通預金や定期預金などの銀行口座を通してお金を預かり、お金の引き出しや利息の支払いなどの管理をしています。
貸付業務
法人や個人から預金業務で預かったお金を、資金として必要としている企業や個人に融資する業務です。企業への事業資金や個人の住宅ローンへの融資が代表的な例です。銀行はその利息によって利益を得ることができます。
メガバンクの場合、全国の企業に融資し、地方銀行の場合はその地域の企業への融資を中心におこないます。地方銀行はその融資で地域の経済活性化をサポートしているのです。
融資したお金のすべてが返済されないこともあります。そのためお金を貸し出す際、相手に返済するだけの能力があるか、将来性が見込めるかを慎重に見極めることも業務の1つです。その場合、利息を何パーセントにするかを含め、しっかりと審査し決めることになります。
キャリアアドバイザー
利息は銀行の収益になるため、この貸付業務は会社の経営にかかわる業務と言えますね。
為替業務
顧客からの依頼でガスや電気、電話料金などの公共料金の自動支払いや振り込み、給与の受け取り、送金などをおこなう業務です。
「外国為替業務」といった海外の銀行へ送金するような業務もあります。国内の為替業務とは別の窓口が設けられ、口座間の資金移動をおこないます。
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銀行の仕事内容を把握して働き方をイメージしよう
就活生
銀行の種類と事業内容が理解できたので志望動機を作り始めたいです!
キャリアアドバイザー
それだけではまだ不十分です。銀行の種類、事業内容が理解できたとしても、どの部署で働きたいのかを考えられないと説得力のある志望動機は作成できません。
就活生
確かにまだどこで働きたいか、どんな仕事があるかよくわかっていませんでした。
キャリアアドバイザー
今気がついておけばしっかり対策できるので大丈夫ですよ。まずは事業内容からさらに掘り下げた仕事内容を一緒に把握して、具体的な働き方をイメージできるといいですね!
普段私たちが使用しているだけではわからない銀行の仕事がたくさんあります。ここではどんな場所でどんな仕事がおこなわれているのか解説します。
窓口担当
一般職として募集のかかる窓口は、顧客と直接かかわる機会が多いため、銀行の顔となります。銀行に訪れる顧客の口座の開設、預金や送金など、窓口でおこなう業務は多岐に渡ります。
依頼された業務をおこなうことはもちろん、顧客の中には銀行についてよくわかっていない人も多いため、相手が何を求めていて、どんなことをしたいのかを理解して、適したサービスに案内することも大切です。質問の仕方を工夫したり、些細な疑問にも対応することで窓口担当としての業務が成立します。
また、個人情報である通知やお金などの貴重品を直接預かることもあるので、丁寧かつ慎重な仕事が求められます。
バックオフィス担当
ひとつの企業としての銀行は、採用にかかわる人事や給料などを司る財務、また経営企画などの仕事もあります。銀行員としてのスキルではなく、会社のより根幹である経営についてのスキルや知識が身につきます。
特に金融業界は信頼があってこそ成り立つものなので、経営面でもひとつのミスが命とりです。窓口や営業を経験してから本部勤務になることがほとんどですが、キャリアのステップとして考えてみるとよいでしょう。
個人・法人営業担当
営業は顧客にサービスを利用してもらうように提案する仕事です。銀行の営業は基本的にはルート営業といって、既存の顧客へ新しいサービスを提案する営業です。しかし、個人営業では一部飛込営業をすることもあります。
法人営業では主に融資や保険の相談をおこないます。扱うお金は個人営業と比べて高額で、場合によっては億単位を扱う場合もあります。
個人営業では定期預金のプランや証券商品の紹介、融資の相談が多いです。個人営業の扱うお金は法人営業よりも少ないことがほとんどですが、お金を扱う以上、責任感を持って丁重におこなわなければなりません。
営業職に興味がある人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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営業に向いてないかどうかは、営業の種類や特徴を理解したうえで適性を考えてみましょう。 この記事では、営業に向いてないと思う人の特徴、営業職の魅力、業界ごとの特徴などをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に自分に合った職種を見つけてくださいね!
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融資事務担当
ローンの相談など、融資のみ特別に窓口が設けられていることもあります。融資とは、前述した通り資金を必要とする顧客や企業にお金を貸すという業務です。融資担当の社員は、資金を貸せる相手であるかどうかを審査したり、適切なローンの種類を提案したりします。
特に企業の融資では大金が動くことになります。重要な役割であり、銀行の業績に大きくかかわる業務といえるでしょう。融資専門として窓口で相談を受けることもあれば、ローンの企画を内部で考える場合もあります。
業界トレンドを押さえて説得力のある志望動機にしよう
志望動機を作成する際には業界のトレンドを押さえておくようにしましょう。昔はお金の取引は直接窓口でおこなうことが主流だった銀行も、今では無人のATMで取引ができるように、業界は日々変化しています。この業界の変化やトレンドを踏まえたうえでの志望動機でないと、銀行で働きたいという意志に説得力がありません。
いまの業界はどんな課題があり、どんな変化があるのか。このトレンドをしっかりと理解してから志望動機を作成しましょう。ここでは昨今起きている銀行の動向について2つ解説します。
人員削減が続いている
AI(人工知能)の発達や国の人口減少による利益の縮小から、銀行は人員を削減する傾向にあります。さらに新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、人員削減に拍車がかかりました。
メガバンクと呼ばれる三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャル・グループそれぞれ、人員削減への施策を提示しています。
特に新型コロナウイルス感染症の影響により、不要不急の外出を避けるため、顧客の多くが銀行での取引にデジタル化を導入しました。もともと人員削減を予定していたメガバンクも、その計画をさらに前倒しし、閉店対象の店舗を決めている現状にあります。
地方銀行は合併が進んでいる
2013年頃より、合併が目立つようになってきたのが地方銀行です。
例としては、2018年4月に地方銀行の中でも有名であったみなと銀行、近畿大阪銀行、アーバン銀行の合併が挙げられます。さらに、同じ時期に三重銀行と第三銀行が、同年の10月に第四銀行と北越銀行も合併しているのです。
地方銀行の合併が進んでいる大きな要因としては、景気の悪化にともなって、低い金利でお金を貸さなければならないことが考えられます。
銀行は利子から利益を得るため、金利が低く制限されてしまうと経営が厳しくなってしまいます。またネット銀行の躍進も、地域密着を大切にする地方銀行の経営悪化に拍車をかけている可能性が考えられます。
この状況下で、地方銀行は生き残りをかけて地方創生のプロジェクトや新しい商品開発などの施策を実施しています。
キャリアアドバイザー
地方銀行の入社を考えている人は、志望する銀行がどのような取り組みをしているのか、そして自分はどうかかわっていけるのかを具体的にイメージして、志望動機を作成しましょう
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
やはりテクノロジーとの融合は見逃せないトレンドです。学生の中には、キャッシュレス生活に慣れていたりフィンテックに関心があったりと、金融業界の変化に非常に感度が高い人もいるでしょう。志望動機の中に、こうした世の中の変化への感度の高さを前面に出すケースも悪くはありません。
しかし、世の中の変化に対して、「だから自分は新しい時代に向けてこのようなことをしたい」と、あまりにも「イノベーション色」を強く打ち出しすぎてしまうと、時にマイナスになるリスクもあります。
学生に言われなくとも、企業は世の中の変化に対応しようとしています。そのため、ユーザーのニーズを無視しておもしろいことばかりに取り組んだり、混乱を招くサービスを展開したりすることは、生活する人々を苦しめてしまうのです。
学生によってはもどかしく感じる部分もあるかもしれませんが、企業が一朝一夕でガラリと変化することはなかなか難しいのも現実です。古き良き伝統に共感しながら、新しいトレンドにも挑戦をしたい、といった態度を忘れずに志望動機を作成しましょう。
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銀行の志望動機で強みとなるスキルとは?
志望動機を作成するときに、単に「銀行で働きたい」「銀行の仕事に興味がある」というアピールでは印象づける志望動機としては不十分です。
基本的に、企業は自社の成長に貢献してくれるような人材を求めています。やる気や熱意のだけでなく「自分が仕事に向いている」という銀行で強みとなるスキルも伝えることができると魅力的な志望動機になります。
ここでは銀行の志望動機で強みとなるスキルを6つ紹介するので、当てはまるものを考えてみてくださいね。
コミュニケーションスキル
人とかかわる銀行の仕事では、顧客と直接やり取りをする機会が多いため、コミュニケーションスキルが重要です。これは一般職、総合職にかかわらず必要なスキルです。
基本的に銀行に来る顧客の悩みはどの銀行でも解決することができます。だからこそその銀行のリピーターになってもらうには、接客対応の良さや相手の気持ちに立って希望をかなえてあげられるかが鍵になっています。
コミュニケーションと聞くと、対話力をイメージする人が多いと思いますが、それだけでなく相手の気持ちを理解するための思いやりや、悩みや不安を引き出す質問力が大切です。顧客の悩みに寄り添い、適したサービスを提供するためにコミュニケーションスキルは必須なのです。
基本的なPCスキル
銀行の業務では、PCを利用する場面が多くあります。窓口での顧客のデータ入力などの事務作業ではもちろん、メールのやり取り、口座開設の手続きなど、ほとんどがPCを利用して業務をおこないます。
そこで必要となる基本的なPCスキルとは、タイピングスキル、Word、Excel、PowerPointの基本的な操作方法を理解しておくことです。
まずは正確で早くタイピングできるように練習が必要です。タイピング練習は無料でできるサイトを活用するとよいでしょう。また、Wordでは簡単な資料作成、Excelでは数字の集計、PowerPointではプレゼンができるような資料を作成ができるように練習しておくことがおすすめです。
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語学力
グローバル化により、日本でもさまざまな言葉を母国語とする人が生活しています。日本に住んでいても日本語を話せない外国人は多く、語学力があれば窓口業務で柔軟に対応できるでしょう。日本語だけでも業務はできますが、語学力はさまざまな場面で戦力となるのです。
また外資系投資銀行に就職する場合は、英語力を必須とする場合が多いです。TOEICの点数に加え、選考で英語での面接を受ける場合があるので必須になります。
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正確に物事を進める力
銀行はお金にかかわる仕事であるため、たった1つの些細なミスで大きな損害が発生します。どんなに忙しい時でも、正確で迅速な処理が求められるので、緊張感をもって仕事に取り組めることは大きな強みになります。
誰もが間違いを起こしてしまうことはありますが、同じミスを繰り返さないような工夫をする力も必要です。丁寧で慎重に物事を進められる強みがある人は、銀行にとって必要とされる人材といえます。
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思いつかない人必見! 銀行の志望動機を考える4ステップ
就活生
業界については理解できましたが、志望動機を作成するのに、何から考え始めればいいのかがわかりません。
キャリアアドバイザー
志望動機をいきなり作成するのは、考えがまとまらなかったりして難しいですよね。まずはこれから解説する4つのステップで考えてみましょう。
就活生
たった4つのステップで作成できるなら、僕にもできそうです!
何から書き始めればいいのか、また何を書いていいのか思いつかない場合はこれから解説する4つのステップを参考にして、一緒に考えてみましょう。
①なぜ金融業界を志望しているのかを考える
銀行の志望動機を作成する最初のステップとして、業界を選んだ理由を明確にしましょう。さまざまな業界がある中で、なぜ金融業界に目を向けたか記載することで、しっかりと軸を持った就活をしていることを伝えることもできます。
たとえば、「人とかかわる仕事がしたい」という志望理由では、他の業界でもよいのではと思われてしまいます。そのため、金融業界ならではの「お金」という視点を忘れずに考えることが大切です。
金融業界の魅力を考えるには、他の業界と比較することも良いでしょう。こちらの記事で8業界について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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②なぜ金融業界の中でも銀行が良いのかを考える
次に考えるべきことは金融業界の中でも、銀行にした理由です。金融業界には銀行のほかにも、証券会社や保険、カード会社などさまざまな種類の企業が存在します。お金を扱うという点では共通していますが、どのような形で、どう扱うかは異なります。
前述した銀行の事業内容も踏まえて、金融業界の中でも銀行を選んだ理由を明確にしましょう。
カード会社について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。銀行と比較することで銀行ならではの魅力が見えてくるかもしれませんよ。
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③なぜその種類の銀行が良いのかを考える
銀行には、メガバンク、地方銀行、信託銀行、ネット銀行、外資系銀行といった種類があります。銀行にも種類がある中で、その銀行にしたのには必ず理由があるはずです。
将来性や仕事内容など、何に興味があってそのタイプの銀行にしたのか、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。たとえば、地方銀行を志望する場合は、他の銀行ではできない「地域密着」の事業に携わりたいという理由であれば、地方銀行志望であることが明確です。
このようにいくつかの銀行の種類の中でもその銀行を志望する理由を伝えられるようにしましょう。
④その銀行でなければならない理由を考える
最後に1つの銀行に絞ることができた理由を考えてみましょう。
同じ種類の銀行の中でもその企業にした理由は、「自社でなければならない理由」を把握できるため、採用担当者がもっとも気になる部分でもあります。その企業の特徴をしっかりと捉え、自分がその企業でどのように活躍できるかイメージできるとよいです。
「とりあえずどこでもいいから銀行に入社したい」「銀行ならどこでも一緒」と考えている学生ではなく、中でもここで働きたいという熱意は、面接官にとっても好印象です。
その銀行特有のサービス名を挙げるなどして、より具体的に伝えられるようにしましょう。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
後述もしていますが、銀行の志望動機を考える際には、自分の経験との接点を伝えられるようにしましょう。銀行の仕事は、顧客との信頼がすべてといっても過言ではありません。当然ですが少しでも不正やミスは許されませんし、情報管理も厳重におこなわなければいけません。
そのため、どんなに銀行への熱意があって志望動機の理由を丁寧に説明できても、本人の適性が銀行業界にそぐわないとみなされてしまうと選考を進めることは難しいでしょう。厳しいようですが、顧客の立場に立ってみたら当然ともいえるのではないでしょうか。
その銀行をほめるだけではなく、自分自身の誠実さや真面目さを打ち出せるエピソードがあれば盛り込んでみてくださいね。
熱意が伝わる銀行の志望動機の構成
大まかな志望動機の枠組みが完成したら、今度は熱意が伝わるような工夫をしてみましょう。
前述した4つのステップでは、志望動機の大まかな流れや構成を作成しました。今度はその骨組みに肉付けをするイメージで、「熱意」をプラスしていきます。
志望動機は自分をアピールするチャンスなので、ブラッシュアップしていきましょう。
①その銀行を志望する理由
相手に熱意を示す一番のポイントは「どうして他の銀行ではなく、この銀行なのか」ということです。最初は端的に、この結論である志望理由を述べます。結論から伝えられると、相手もその後の話の展開を想像しやすく、結果的にわかりやすい構成になります。
ここは他の業界でも使えることですが、他の銀行ではなくその銀行でなければならない理由を伝えるようにしましょう。ここが明確であればあるほど、熱意を感じられる志望動機になります。
たとえばメガバンクのみずほ銀行の企業理念は「お客様第一」となっていて、顧客のさまざまニーズに応える「One MIZUHO戦略」を展開しています。「お客様第一」はどこの企業も大切にしているものかもしれませんが、「One MIZUHO戦略」まで調べられていると、その銀行でなければならない理由の1つになります。
他行には無い特徴を押さえて、志望度の高さをアピールできるように準備しましょう。
②理由を裏付けるエピソード
銀行を志望している理由の部分には、これまでの自分の経験やエピソードを盛り込みましょう。自分が実際にした経験は、他の人にはない独自性があり、採用担当者を引き付けるフックになります。
「銀行で働きたい理由」「興味を持ったきっかけ」を深掘りして、ストーリーを伝えられるようにしましょう。
③入行後のビジョン
志望動機の最後には、入行後にどんなことをしていきたいかを答えましょう。実際にどんな業務をしたいのか、どのような働き方で会社に貢献したいのかできるだけを具体的に説明します。具体的に説明できると、企業研究の成果もアピールできて熱意が伝わるでしょう。
前述した銀行で強みとなるスキルを活用して、入行後どういった活躍をしていきたいのかというビジョンを簡潔に話せるといいですね。
志望動機の効果的な締め方はこちらの記事も参考にしましょう。
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志望動機の構成についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。
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キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
入行後のビジョンは、新卒採用サイトなどに掲載されている社員情報を参考にしましょう。銀行は、良くも悪くも働き方やキャリアプランのロールモデルがある程度決まっています。もちろん人によって程度に差はありますが、エリア採用でなければ転勤の可能性はありますし、そうした経験を経て役職者になり、責任のある業務を担っていきます。
近年では従業員の意見も聞きながら働きやすい環境が整えられてきていますが、あまりにも突飛なビジョンを書いたり、既存のロールモデルを否定するような希望を書いたりすることは望ましくありません。繰り返しになりますが、銀行は人々の生活を支える基盤です。その基盤が日々滞りなく流れて、初めて新しいことに挑戦ができるのです。
採用担当者は、突拍子もないビジョンを求めているのではなく、その基盤をきちんと構築する人がどうか、という基本的なことを見ている点を忘れないようにしましょう。
銀行の種類と仕事内容別で解説! 志望動機例10選
志望動機に必要な要素を理解していても、実際に書こうとするといまいちイメージが湧かないという人もいるかもしれません。ここでは銀行の種類と仕事内容に分けて、志望動機の例を紹介します。自分の志望動機のヒントにして実際に作成していきましょう。
銀行以外の志望動機の例文はこちらで紹介しています。
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例文①メガバンク×総合職
私が御行を志望する理由は、積極的に店舗を拡大する姿勢に強く惹かれたからです。私自身御社の口座を利用しておりますが、どこに行っても必ず近くに御社の店舗があり、お金の取引がどこでもできてとても便利です。
メガバンクの中でも国内だけでなく、海外にも多くの支店を持っており、グローバルな活動をしているという部分に大変興味を惹かれました。仕事でも国内外でおこなう業務にも興味があり、自らの成長も感じられるのではないかと期待しております。
競合する他のメガバンクとの比較をしても、顧客からの厚い信頼はもちろん、業績が安定していることから、明確な戦略があるのではと推測しております。
御行へ就職したのちには、自身の語学力とスポーツで培った考察力を生かし、御行の更なる発展に尽力いたします。以上の理由から御行を志望いたしました。
キャリアアドバイザー
メガバンクの特徴と自分のスキルがかけ合わされているので、具体的な活躍がイメージできますね。成長意欲も感じられるため良いアピールができています。
例文②メガバンク×一般職
私は人々の生活の基盤となる金融業界で、幅広い層のお客様に携わる御行を志望いたしました。悩み一つひとつに親身に寄り添い、困ったらことがあれば私に相談したいと思われるような窓口担当者を目指してまいります。
学生時代、何もわからず流されるままに口座を開設したことがありました。わからないこともわからず、銀行という場所がどこか遠く感じました。しかし、お金は人々が生活する基盤であり、必要不可欠なものです。年齢や性別、国籍も関係はありません。
御行は〇〇というサービスでITと人の2つの接客でどこよりも早くどこよりも親身な銀行を目指すという指針を示したと伺っております。私は誰よりも身近な銀行の窓口として御行に貢献し、その文化を伝え、さらに多くのお客様に安心をお届けしてまいります。
キャリアアドバイザー
メガバンク特有の規模の大きさと、そこから起こりうる課題点がまとめられていますね。感じている課題点と自分が働くことでどのように解決できるかが提示できると、入社に対して前向きな姿勢をアピールできますよ。
例文③地方銀行×総合職
生まれたときから育ったこの町で、地域の人々に恩返しをしたいと思い、御行を志望しました。御行は○○県の中でも、特に○○という事業に最大の強みがあります。そして多くの企業が融資を受け、地域貢献をしております。
私も御行の一員として、地域企業を支えることでその町に住む皆さんへ恩返しをしたいと考えています。そのために、大学時代はマーケティングを専攻し、問題の特定や解決などの知識を身につけ、現在は地域復興をテーマに研究を進めています。
御行では営業部として尽力し、現場で企業が抱える問題を見つけ、適切な融資プランから問題の解決をし、活躍致します。
キャリアアドバイザー
銀行という大きなくくりの中で、「地方銀行」の特徴をしっかりと把握できていることがアピールできていますね。業務内容と自分が活かせるスキルが組み込まれているのも、説得力のある構成になっています。
例文④地方銀行×一般職
お金は私たちの生活そのものです。そのお金に関係する問題を解決することができれば、この街に深く貢献できるのではないかと考え、貴行を志望いたしました。
私は小学生の頃から15年間ずっと、ボランティアとして地元の方とともにゴミ拾いの活動を継続しています。地域の皆さんはとてもあたかかく、初めて会った人でも家族のように接してくれました。その経験から、私は地域に貢献できる楽しさとやりがいを学び、就活のテーマを「地域貢献」に定めました。
中でも私が貴行を志望したのは、生まれ育った地域に直接的に貢献したかったからです。この街に唯一ある銀行で働くことができればより直接的に地元に貢献できます。そして私はこの街のことを誰よりも知っています。
私は地元の方と接し貢献する一般職を志望していますが、地元のスペシャリストとして即戦力になることをお約束いたします。
キャリアアドバイザー
金融業界と地方銀行に対する想いを伝えた後に、具体的なエピソードを挟むことで、相手に伝わりやすい構成になっていますね。志望動機全体にストーリーがあって人柄もよくわかります。
こちらの記事でも、地方銀行ならではの志望動機の書き方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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例文⑤信託銀行×総合職
私は御行で、プライベートバンカーのプロになるのが夢です。
私たちの世代は将来の年金が不安定であることを、幼いころから学校の授業で学んできました。その不安と個人的に興味があったため、大学では投資に関するサークルに入り、資産運用について勉強をしました。御行の存在を知ったのもその時です。
就職活動で業界研究と企業研究を重ねるうちに、御行の「長い時間をかけて誰にも壊せない信頼関係を築く」というプライベートバンキングの経営方針に大きな魅力を感じました。それから自分に足りないスキルは、より高度な専門知識と良好な人間関係を構築する力だと思い、他大学の投資サークルの交流の中で学んでいます。
自分の夢は御行でしか叶えられないと思い、強く志望しております。
キャリアアドバイザー
入社するにあたって足りないと思うスキルを、今学んでいるという前向きな行動から、熱意の伝わりやすい志望動機になっていますね。プライベートバンカーとしてどのような貢献ができるかについて、もう少し詳しく話せるとさらに良くなるでしょう。
例文⑥信託銀行×一般職
御行でなら、個人のお客様の目線で資産運用をサポートできると考え、志望しております。
大学在学中、個人指導の講師のアルバイトを通して、ただ勉強を教えるだけでなく、その人の人生の岐路に共に立ち、共に悩み考えることがやりたいことだと気がつきました。
そして「自分の持つ知識で人の成功をサポートしていく」を私の就活の軸にしています。自分の活かせる知識として、専攻している経済学と、関心のある「お金」という観点から、信託銀行の仕事に携わりたいと考えるようになりました。
御行は、国内で唯一、専業信託銀行として個人のお客様に対して、オーダーメイドの商品提供に力を入れておられます。御行でなら、私の知識を最大限に活かしつつ、個人のお客様の目線にたって資産運用という人生の一部をサポートしていけるのではないかと考え、志望しております。
キャリアアドバイザー
「その銀行でなければならない理由」がはっきりしていることに加えて、それに伴うスキルが良くアピールできています。活躍するイメージが容易につく志望動機ですね。
例文⑦ネット銀行×総合職
私は新規企業に対する興味と自分のスキルを活かせるという就活軸から御行を志望致します。
今の時代ではネットバンクの需要はどんどん高まるため、ネットバンク業界は常に右肩上がりです。その中でも、御行はネットバンクのパイオニアとして新規事業をどんどん立ち上げ、革新的な業務をおこなっていると会社説明会で伺いました。私は法学部に属しており、そのスキルを今後の事業展開で活かせることを知り、私自身がパイオニアになりたいと考えています。
御行の「世界のネット銀行の基盤を作る」という目標に強く共感し、今後の時代を作る1人として法の知識を活かし尽力してまいります。
キャリアアドバイザー
企業にはよりますが、実力主義を大切にする外資系の銀行では、志望理由に自分のスキルが活かせることを大きくアピールするのは有効といえます。だからといって企業研究を怠ることなく、どんな質問にも返せるように準備しておきましょう。
例文⑧ネット銀行×一般職
私は生きるうえでなくてはならないお金と、時代と共に変化し続ける銀行を結びつける架け橋になりたいと思い、御行を志望致します。
私は御行の口座を学生の頃から利用しており、いつでもどこでもスマホ1つでサービスを利用できるところに魅力を感じていました。しかし多くの人がネットバンクを利用し始める中で、両親や祖父母から「使い方が難しい」「若い人が使うもの」といった意見を聞きました。簡単でスピーディーなこの素晴らしいサービスを私は親世代にこそ使ってほしいと考えています。
まずは私が窓口となり、使い方やどんな利便性があるかを伝えられるスペシャリストになります。ネットやITといった無限に広まる世界をいかに身近に感じてもらうかは、人間の力が必要です。私は御行の「どこよりも身近なネット銀行へ」というスローガンを体現する窓口として活躍致します。
キャリアアドバイザー
自分の体験談が志望している理由に強い説得力をプラスしていますね。想像や学んだことではなく、自分が実際に感じたことだからこそ入社意欲をアピールできているのがポイントです。
例文⑨外資銀行×総合職
私が御行を志望する理由は案件の規模が大きく、クライアントに貢献できるからです。案件一つひとつが数十億以上のものを扱っていて、これほど大きなお金を動かす仕事はなかなかありません。
クライアントにとって、買収は大きな決断です。私はその大切な決断に寄り添うことで、相手の成功のサポートがしたいです。現在、大学の研究でM&Aを学んでいるため、その知識を最大限に活かしお客様と会社に貢献します。
また、中学生から高校までアメリカで生活をしていたため、英語力には自信があります。母国である日本と経済大国のアメリカを結びつける役割を、語学力を生かして担いたいと考えています。
キャリアアドバイザー
企業にはよりますが、実力主義を大切にする外資系の銀行では、志望理由に自分のスキルが活かせることを大きくアピールするのは有効といえます。だからといって企業研究を怠ることなく、どんな質問にも返せるように準備しておきましょう。
例文⑩外資銀行×一般職
私は世界を多角的な視野で捉える金融業界に魅力を感じています。金融は業界や地域問わず、経済を動かすうえでとても大切であると海外インターンを通して感じました。特に御行はオーストラリアのリテール銀行として一番最初にQRコード決済を取り入れるなど、新規企業の立ち上げの実績があります。
私はバックオフィスとして海外とのコミュニケーションや企画書の作成に携わり、今後の新規開拓をサポートしたいと考えています。500人近くのメンバーを束ねる海外交流サークルの書記を務めたPCスキルと語学力で、仕事をスムーズにおこなえる環境づくりに貢献します。
キャリアアドバイザー
金融業界という大きなくくりから、最近の新規業務まで落とし込めているので、しっかりとこの銀行について調べられていることがわかる志望動機ですね。外銀の場合、グローバルな視野や語学力は必須になるので、必ず触れるようにしましょう。
銀行では総合職と一般職以外にエリア総合職での採用も行われています。エリア総合職の志望動機の例文も知りたいという方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
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銀行の志望動機で陥りやすいNG例文
銀行の志望動機で陥りやすいNGポイントは以下の3点です。
- 銀行でなくても実現できるビジョンをアピールしている
- その銀行独自の志望動機となっていない
- 仕事への意欲が感じられない
自分の志望動機と例文を読み返してみて、当てはまる点が1つでもあった場合は修正しましょう。
①銀行でなくても実現できるビジョンをアピールしている
私はお客様と直接かかわる仕事がしたいと考え、御行を志望いたしました。
御行はお客様とのかかわりを大切にしていると会社説明会で伺いました。私も飲食のアルバイトをしていた経験から、コミュニケーション力や傾聴力に自信があります。
御行に入社したら、私の持っているスキルを最大限活かし、信頼関係を構築に勤めます。そして接客のプロになって御行に貢献いたします。
キャリアアドバイザー
この例文からは「銀行」という部分に触れることなく、ただ接客がしたいという希望しか伝わってきませんね。接客は銀行でなくてもできるため、志望動機としては不十分な内容になっています。銀行についてより詳しく調べ、どんな接客をしたいのか明確に伝えられるようにしましょう。
➁その銀行独自の志望動機となっていない
私は学生時代に初めて御行開設をした際、とても親切に対応してくださった方に憧れ、私もそんな社会人になりたいと思いました。その方は、何もわからない私にひとつひとつ丁寧に口座開設について教えてくださいました。
銀行はお金にかかわる大切な仕事です。もちろん責任感も伴いますが、あの時優しくしてくださった方のようになりたいと考え志望しております。
キャリアアドバイザー
この志望動機は「その銀行員への憧れ」については詳しく書かれていますが、「その銀行でなければならない理由」にはなっていません。憧れているということ自体は間違っていませんが、なぜその銀行なのかという部分について、企業研究をして志望動機に盛り込む必要があります。
③仕事への意欲が感じられない
私は御行の福利厚生に惹かれ志望しております。御行は全国転勤がある代わりに、家賃補助制度があったり、年末年始は長期休暇が認められています。プライベートも充実させることができるため、とても働きやすい環境だと感じました。また、金融にも興味があるため、御行を志望致します。
キャリアアドバイザー
福利厚生は企業選びの1つに軸にはなるかもしれませんが、それだけを理由に志望動機を作成すると、仕事のやる気がないように感じられます。志望動機は、どんな仕事をしたいのか、どんなビジョンを描いているのかを中心にして作成しましょう。
銀行を正しく理解して選考突破できる志望動機を作ろう!
銀行は採用枠が縮小され、同時に採用基準も上がってきています。入行が簡単ではないからこそ、まずは「銀行とは何か」を深く理解してから志望動機を作成するようにしましょう。業界・企業研究をしていると働くイメージもしやすくなり、説得力のある志望動機を作成することができます。
その銀行における事業内容や特徴を理解して、こだわった志望動機を作成してくださいね。
銀行に就職したいと考えているのですが、どのように志望動機を作成すればいいのかわかりません。