15例文|銀行の志望動機は4ステップで完成! 刺さる伝え方も伝授

この記事のアドバイザー

例文付きで詳しく解説! 銀行の志望動機で押さえるポイントは○○

目次

  1. 銀行の志望動機は深い業界知識×活かせるスキルをアピールしよう! 
  2. 銀行の志望動機を考えるなら押さえておきたい4つの基礎知識
  3. ①銀行の事業内容
  4. ②銀行の種類
  5. ③銀行の働き方
  6. ④銀行の業界トレンド
  7. 銀行の志望動機例文12選! 職種別の押し出しポイントを理解しよう
  8. 例文①メガバンク×総合職
  9. 例文②メガバンク×一般職
  10. 例文③地方銀行×総合職
  11. 例文④地方銀行×一般職
  12. 例文⑤信託銀行×総合職
  13. 例文⑥信託銀行×一般職
  14. 例文⑦ネット銀行×総合職
  15. 例文⑧ネット銀行×一般職
  16. 例文⑨:信用金庫・信用組合×総合職
  17. 例文⑩:信用金庫・信用組合×一般職
  18. 例文⑪:外資系銀行×総合職
  19. 例文⑫:外資系銀行×一般職
  20. 銀行の志望動機を考える4ステップ
  21. ステップ①なぜ金融業界を志望しているのかを考える
  22. ステップ②なぜ金融業界のなかでも銀行が良いのかを考える
  23. ステップ③なぜその種類の銀行が良いのかを考える
  24. ステップ④その銀行でなければならない理由を考える
  25. 三段階で伝えよう! 熱意が伝わる銀行の志望動機の伝え方
  26. ①その銀行を志望する理由を伝える
  27. ②理由を裏付けるスキル・エピソードを伝える
  28. ③入行後のビジョンを伝える
  29. アピールの軸にしよう! 銀行の志望動機で押したい4要素
  30. ①コミュニケーションスキル
  31. ②基本的なPCスキル
  32. ③語学力
  33. ④正確に物事を進める力
  34. 例文付きで解説! 銀行の志望動機で陥りやすい3つの注意点
  35. ①銀行でなくても実現できるビジョン
  36. ②その銀行独自の志望動機となっていない
  37. ③仕事への意欲が感じられない
  38. 銀行を正しく理解して選考突破できる志望動機を作ろう! 

銀行の志望動機は深い業界知識×活かせるスキルをアピールしよう! 

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。銀行への就職を目指す学生から、

「銀行の志望動機にはどんなことを書いたらいいですか?」
「面接官に刺さる志望動機を作成したいです。」

という相談を受けることがよくあります。一口に「銀行」とはいっても、その種類や職種、仕事内容はさまざまです。銀行の志望動機では業界や企業の特徴をよく理解してから作成する必要があります。

そのうえで銀行で強みとなりやすいスキルについても触れながらアピールできると、さらに説得力のある志望動機になりますよ。

この記事では、銀行の種類から具体的な業務内容、銀行で活かせるスキルについて解説します。さらに例文とともに志望動機の構成の4ステップも紹介していくので、銀行に興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。

受かる銀行業界の志望動機の作り方 │ 元銀行員のキャリアコンサルタントが教える受かるコツとは?

【完全無料】
大学生におすすめ!
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール

1位:志望動機作成ツール
銀行の志望動機が思いつかないなら、ツールを活用して完成させよう!

2位:志望動機例文集
お手本になる志望動機を集めました。書き方に迷う人・文章の質を上げたい人へ

3位:自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、AIツールを活用して自己PRを完成させよう

4位:面接回答60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

5位:エントリーシート作成ツール
穴埋めだけでサクッと完成!ESを効率よく作りたい人のマストアイテム

【併せて活用したい!】
スキマ時間3分でできる就活診断ツール

適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります

面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

銀行の志望動機を考えるなら押さえておきたい4つの基礎知識

銀行の志望動機で押さえておきたい4つの基礎知識
  1. 銀行の事業内容
  2. 銀行の種類
  3. 銀行の働き方
  4. 銀行の業界トレンド

具体的な志望動機の作り方の解説に入る前に、まずは事業内容や銀行の種類、働き方などの基礎知識について理解を深めましょう。

銀行は範囲が広く、どの銀行を目指すかで志望動機の内容も大きく変わります。ほかとは一味違う「刺さる志望動機」にするためには、基礎知識を把握したうえで一歩踏み込んだ内容にする必要がありますよ。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

銀行の志望動機だからこその対策として、まずはここで4つの基礎知識を押さえておきましょう。

こちらの記事でも銀行員になるための対策を解説しているので、銀行員を目指している学生は併せて参考にしてみてください。

関連記事

銀行員になるには仕事理解から! 内定に近づく志望動機例文付き

銀行員になるには仕事内容や現状の課題や将来性などの理解が必須です。この記事ではキャリアアドバイザーが銀行の課題や将来性などを解説します。銀行員に向いている人や志望動機の例なども紹介しているので、銀行員になりたい学生は参考にしてくださいね。

記事を読む

銀行員になるには仕事理解から! 内定に近づく志望動機例文付き

①銀行の事業内容


銀行の事業内容

銀行の仕事内容
  • 預金業務:企業や個人から資金を預かり管理する業務
  • 貸付業務:資金を必要としている企業や個人に融資をする業務
  • 為替業務:公共料金の自動支払いや給与の受け取り、送金などをおこなう業務

銀行には、預金業務、貸付業務、為替業務のおもに3つの事業があります。それぞれの業務を簡単に説明すると、預金業務は「預かった資金を管理する業務」、貸付業務は「資金を融資する業務」、為替業務は「資金を銀行口座間で移動させる業務」のことです。

このように、銀行はお金を通して人々の暮らしと密接に関係し、経済活動をサポートする役割を担っているということを理解しておきましょう

②銀行の種類

銀行の種類

銀行は、メガバンク、地方銀行、信託銀行、ネット銀行、外資系投資銀行の5つに分類することができます。

多くの人が「銀行」と聞いて想像するのは、みずほ銀行や三井住友銀行、三菱UFJ銀行などの規模が大きく全国に支店がある銀行(=メガバンク)や、地方に根ざした企業のサポートをする地方銀行でしょう。

これらの銀行は知名度が高く、多くの顧客が利用しているため就活生からの人気も高い傾向にあります

また、銀行にはそのほかにも顧客の資産運用を代行する「信託銀行」、取引をネット上で完結できる「ネット銀行」、おもに法人を対象として証券業務をおこなう「外資系投資銀行」などが存在します。

就職活動の観点から見た各銀行の特徴
  • メガバンク:採用人数が多い。支店が点在しているため全国転勤が多い傾向
  • 地方銀行:地域貢献への意欲が重視されやすい。全国転勤は少なめ
  • 信託銀行:専門的で幅広い知識が必要。都市部勤務が多い
  • ネット銀行:新しい技術や変化への対応力が求められる。勤務地は都市部
  • 外資系投資銀行:部門ごとに採用試験があり、英語力も必要。海外勤務の可能性あり
アップロードした画像


キャリアアドバイザー

銀行の種類によって業務内容が大きく異なる場合もあるため、自分はどの銀行を目指していきたいか、それぞれの銀行を比較したうえで明確にしましょう。

③銀行の働き方

銀行員といっても実際にはさまざまな職種に分かれており、業務内容も多岐にわたります。

たとえば相手の求めていることを適切に理解し案内をおこなう「窓口担当」や、人事や経営企画など企業の中枢を担う「バックオフィス担当」、資金を必要とする顧客や企業にお金を貸す「融資事務担当」、顧客にサービス提案をおこなう「営業担当」などがあります。

それぞれの仕事内容について深く理解し、働き方についてイメージを膨らませておきましょう。詳細についてはリストにまとめていますのでチェックしてみてください。

銀行の仕事内容
  • 窓口担当:銀行に訪れる顧客の口座の開設、預金や送金をおこなう
  • バックオフィス担当:人事や給料などを司る財務、経営企画などをおこなう
  • 個人・法人営業担当:個人・法人の顧客にサービスの提案をする
  • 融資事務担当:融資に関する審査や手続きをおこなう

④銀行の業界トレンド

志望動機を作成する際には業界のトレンドを押さえておくようにしましょう。業界の変化やトレンドを踏まえたうえでの志望動機でないと、銀行で働きたいという意志に説得力がないと判断されてしまいます

今の銀行業界にはどんな課題があり、どんな変化があるのかなどのトレンドをしっかりと理解してから志望動機を作成するようにしてください。ここからは、銀行業界における昨今の動向について2つ解説していきます。

デジタル活用による業務効率の改善に迫られている

昨今のAIによる技術革新には目を見張るものがありますが、それは銀行業界においても例外ではありません。特に銀行で多く発生するデータ入力、書類作成などの事務仕事は、技術の活用によって自動化できる余地があるといわれています。

人員の不足が深刻な問題となってきている現代において、こういった定型的な業務を効率化しコストを削減することは非常に重要になってきています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

グローバルな競争力を維持するためにも、デジタル化に適応していくことが求められるでしょう。

ニーズに即した新たなビジネスモデルの確立が求められている

銀行の収益の大部分を占めるのは、多くの場合「金利収入」や「手数料収入」です。

しかし、長期的な低金利政策が続いていることや、決済サービスを提供する会社が増えたことによる競争の激化、顧客ニーズの多様化などにより、今までのような金利や手数料で収益を得ることは難しくなってきています。

そのため、銀行は一人ひとりにカスタマイズされた金融サービスなどの、ニーズに的確に応える新たなビジネスモデルの確立を迫られています。

銀行の新たなビジネスモデルの例
  • 会計ソフトを扱う企業と連携し中小企業の口座データと連携させるサービス
  • プレミアム会員限定で無料の資産運用相談を提供するサービス
  • 医療機関の予約やオンライン診療を銀行アプリからおこなえるサービス
アップロードした画像


キャリアアドバイザー

こういった風潮はこれからますます加速していくと考えられます。変化に柔軟に対応していくことが求められますね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!銀行の志望動機で業界トレンドを押し出す際の注意点!

長尾 美慧

キャリアアドバイザー

長尾 美慧

プロフィールをみる
伝統をふまえたうえで新たなことに挑戦する姿勢をアピールしよう

やはりテクノロジーとの融合は見逃せないトレンドです。学生のなかには、キャッシュレス生活に慣れていたりフィンテックに関心があったりと、金融業界の変化に非常に感度が高い人もいるでしょう。志望動機のなかに、こうした世の中の変化への感度の高さを前面に出すケースも悪くはありません。

しかし、あまりにも「イノベーション色」を強く打ち出しすぎてしまうとマイナスな印象を抱かれるリスクがあります。ユーザーのニーズから外れるような奇抜なことばかりに取り組んだり、混乱を招くサービスを展開したりすることは、生活する人々を苦しめてしまうことにもなるのです。

学生によってはもどかしく感じる部分もあるかもしれませんが、企業が一朝一夕でガラリと変化することはなかなか難しいのも現実です。古き良き伝統に共感しながら、新しいトレンドにも挑戦をしたい、といった態度を忘れずに志望動機を作成しましょう。

近郊の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます

「志望動機に時間がかかる……」と悩む就活生は多いでしょう。

そこで活用したいのが無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけAIがあなたらしい志望動機をあっという間に作成します

AIをうまく活用し、志望動機の作成時間を短縮しましょう。

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機の作成時間を短縮したい人

銀行の志望動機例文12選! 職種別の押し出しポイントを理解しよう

志望動機に必要な要素を理解していても、実際に書こうとするといまいちイメージが湧かないという人もいるかもしれません。ここでは銀行の種類と仕事内容に分けて、志望動機の例文を紹介していきます。志望動機のヒントにしてみてください。

銀行以外の志望動機の例文はこちらで紹介しています。

関連記事

人事に響く志望動機の作り方を徹底解説! 業界・職種ごとの例文付き

志望動機の重要性 選考突破に向けて志望動機は非常に重要です。リクルートがおこなった就職活動・採用活動に関する振り返り調査によると、8割近くの企業が選考で重視する項目に「自社への熱意」を挙げています。 志望動機の内容によっ […]

記事を読む

例文①メガバンク×総合職

例文

私が貴行を志望する理由は、積極的に店舗を拡大する姿勢に強く惹かれたからです。私自身貴行の口座を利用していますが、どこに行っても必ず近くに貴行の店舗があり、どこでもお金の取引ができてとても便利です。

メガバンクのなかでも海外に支店を多く持ち、国内外にわたって活動をしているという点にも惹かれました。グローバルな環境で働く経験を積むことで、自らも大きく成長したいと考えております。

また、競合するほかのメガバンクとの比較をしても、顧客からの厚い信頼はもちろん、業績が安定していることから、明確な戦略があるのではと推測しています。

貴行へ就職したのちには、語学力とスポーツで培った考察力を生かし、貴行の更なる発展に尽力いたします。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

メガバンクの特徴と自分のスキルがかけ合わされているので、具体的な活躍がイメージできますね。成長意欲も感じられるため良いアピールができています。

例文②メガバンク×一般職

例文

人々の生活の基盤となる金融業界でも「ITと人の2つの接客でどこよりも早くどこよりも親身な銀行を目指す」という指針を掲げる貴行でなら、幅広い層の顧客に携わることができると考え志望いたしました。

私は学生時代、何もわからず流されるままに口座を開設したことがありました。わからないこともわからず、銀行という場所がどこか遠く感じました。しかし、本来お金は人々が生活する基盤であり、必要不可欠なものであるはずです。

この経験から、私はお客様の悩み一つひとつに親身に寄り添う窓口担当者になりたいと考えるようになりました。入社後は誰よりも身近な銀行の窓口として貴行に貢献し、その文化を伝え、さらに多くの顧客に安心をお届けしてまいります。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

メガバンク特有の規模の大きさと、そこから起こりうる課題点がまとめられていますね。感じている課題点と自分が働くことでどのように解決できるかが提示できると、入社に対して前向きなイメージになるため、おすすめです。

例文③地方銀行×総合職

例文

幼少時代から長く過ごしたこの町に恩返しをしたいと考え、貴行を志望しました。貴行は○○県のなかでも、特に○○という事業に最大の強みがあります。そして多くの企業が融資を受け、地域貢献をしています。

私も貴行の一員として、地域企業を支えることでその町に住む皆さんへ恩返しをしたいと考えています。そのために、大学時代はマーケティングを専攻し、問題の特定や解決などの知識を身に付け、現在は地域復興をテーマに研究を進めています。

貴行に入社の機会を頂けた際には、現場で企業が抱える問題を見つけ、適切な融資プランから問題の解決ができる営業部として活躍したいです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

銀行という大きなくくりのなかで、「地方銀行」の特徴をしっかりと把握できていることがアピールできていますね。業務内容と自分が活かせるスキルが組み込まれているのも、説得力のある構成になっています。

例文④地方銀行×一般職

例文

私たちの生活そのものである「お金」の問題を解決することでこの街に深く貢献したいと考え、貴行を志望いたしました。

私は小学生の頃から15年間ずっと、ボランティアとして地元の方とともにゴミ拾いの活動を継続しています。地域の皆さんはとてもあたかかく、初めて会った人でも家族のように接してくれました。その経験から、私は地域に貢献できる楽しさとやりがいを学び、就活のテーマを「地域貢献」に定めました。

中でも私が貴行を志望したのは、生まれ育った地域に直接的に貢献したかったからです。この街に唯一ある銀行で働くことができればより直接的に地元に貢献できます。入社後は最前線で地元の方と接する一般職として、地元に貢献していきたいです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

金融業界と地方銀行に対する思いを伝えた後に、具体的なエピソードを挟むことで、相手に伝わりやすい構成になっていますね。志望動機全体にストーリーがあって人柄もよくわかります。

例文⑤信託銀行×総合職

例文

私は貴行で、プライベートバンカーのプロになるのが夢です。

私たちの世代は将来の年金が不安定であることを幼いころから学校の授業で学んできました。私はその頃から将来のお金の不安を解消できる世の中にしたいと考えていたため、大学では投資に関するサークルに入り、資産運用について勉強をしました。貴行の存在を初めて知ったのもその時です。

その後、就職活動で業界研究と企業研究を重ねるうちに、貴行の「長い時間をかけて誰にも壊せない信頼関係を築く」というプライベートバンキングの経営方針に大きな魅力を感じるようになりました。

以来、貴行に入社するためにはより高度な専門知識と良好な人間関係を構築する力が必要だと感じ、他大学の投資サークルでさまざまな人と交流を深めるようにしております。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

入社するにあたって足りないと思うスキルを、今学んでいるという前向きな行動から、熱意の伝わりやすい志望動機になっていますね。プライベートバンカーとしてどのような貢献ができるかについて、もう少し詳しく話せるとさらに良くなるでしょう。

例文⑥信託銀行×一般職

例文

私は個人の顧客目線で資産運用をサポートしたいと考えているため、貴行を志望します。

大学在学中の個人指導の講師として働いた際、生徒の人生の岐路に立ち会い、ともに課題を乗り越えることに深い喜びを感じました。この経験から、「自身の知識やスキルで人々の成功を後押しする」ことが私のモチベーションの源泉であり、就職活動の揺るぎない軸となっています。

さらに、大学で経済学を学んだことから、将来は「お金」という観点から人々の成功に携わりたいと考えるようになりました。

中でも貴行は、国内で唯一の専業信託銀行として、個人の顧客に対してきめ細やかなオーダーメイドの商品提供に尽力されています。貴行でなら、私の知識を最大限に活かしつつ、個人の顧客の目線に立った資産運用をすることで人々の人生の一部をサポートしていけるのではないかと考えております。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

「貴行でなければならない理由」がはっきりしていることに加えて、それにともなうスキルがよくアピールできています。活躍してくれるというイメージが簡単につく志望動機ですね。

例文⑦ネット銀行×総合職

例文

私は新規企業に対する興味と、自分のスキルを活かせるという就活軸から貴行を志望いたします。

昨今のデジタル化によりネットバンクの需要が高まっているため、ネットバンク業界は常に右肩上がりです。そのなかでも、貴行はネットバンクのパイオニアとして新規事業をどんどん立ち上げ、革新的な業務をおこなっていると会社説明会で伺いました。

私は法学部に属しており、そのスキルを今後の事業展開で活かせることを知り、私自身がパイオニアになりたいと考えています。

貴行の「世界のネット銀行の基盤を作る」という目標に強く共感し、今後の時代を作る1人として法の知識を活かし尽力してまいります。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

これから発展すると見込まれているネット銀行に対しては、安定を求めやすいですが、この志望動機はあえて「パイオニアとして新しい時代を作る」と強い意欲がアピールできていますね。今持っているスキルが最大限活かせるというのも相手を引き付けるポイントになっています。

例文⑧ネット銀行×一般職

例文

私は生きるうえでなくてはならないお金と、時代とともに変化し続ける銀行を結びつける架け橋になりたいと思い、貴行を志望いたします。

私は貴行の口座を学生の頃から利用しており、いつでもどこでもスマホ1つでサービスを利用できるところに魅力を感じていました。しかし多くの人がネットバンクを利用し始めるなかで、両親や祖父母から「使い方が難しい」「若い人が使うもの」といった意見を聞きました。簡単でスピーディーなこの素晴らしいサービスを私は親世代にこそ使ってほしいと考えています。

まずは私が窓口となり、使い方やどんな利便性があるかを伝えられるスペシャリストになります。ネットやITといった無限に広まる世界をいかに身近に感じてもらうかは、人間の力が必要です。私は貴行の「お客さまにとって日本一便利な銀行へ」という企業理念をかなえる窓口担当になるべく尽力します。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

自分の体験談が志望している理由に強い説得力をプラスしていますね。想像や学んだことではなく、自分が実際に感じたことだからこそ入社意欲をアピールできているのがポイントです。

例文⑨:信用金庫・信用組合×総合職

例文

私が貴庫を志望する理由は、地域に根ざし、顧客との距離が近い金融機関だからこそできるきめ細やかなサポートに強い魅力を感じたからです。

地元商店街の和菓子店でアルバイトをしていた際、店主の方が高齢で後継者不足に悩んでいるという話を聞きました。詳しく話を聞いてみると、資金調達の知識がないために具体的な行動を起こせずにいたようでした。

当時の私にはどうすることもできませんでしたが、この経験から私は「地域で頑張っている企業の方々の悩みに寄り添い、解決を支援したい」と強く感じるようになりました。

貴庫は単なる資金提供にとどまらず、経営相談や事業承継支援など、多岐にわたるサポートを通じて地域経済の活性化に貢献されています。

入庫後は地域担当として顧客との信頼関係を構築し、潜在ニーズを的確にとらえた解決策を提供することで地域社会の発展に貢献したいです。また、大学で培った経済学の知識やボランティア活動で培った傾聴力を活かし、人々の暮らしをサポートしていきたいです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

信用金庫・信用組合ならではの地域密着という点を強くアピールできていますね。自身の経験や学びと結びつけることで、入庫後の活躍する姿がイメージできます。

例文⑩:信用金庫・信用組合×一般職

例文

私が貴庫を志望する理由は、地域の顧客との「顔の見える関係」を何よりも大切にし、組合員一人ひとりの生活を金融面から温かくサポートする貴庫の理念に深く共感したからです。

大学時代、私は地域研究のゼミに所属しており、研究の一環で地元の商店街の衰退について調査しました。その際に多くのお店の方々から、地元の信用金庫の担当者に親身に相談に乗ってもらっているという話を聞きました。

この経験から、信用金庫・信用組合は、単なる金融機関ではなく、地域社会の一員として、顧客との信頼関係を築き、ともに発展していく存在なのだと強く感じました。

入庫後は、窓口業務を通じて顧客一人ひとりのライフプランや事業計画に真摯に向き合い、最適な金融商品やサービスをご提案することで、顧客の夢や目標の実現を金融面からサポートしたいです。

さらに、地域で開催されるイベントやセミナーにも積極的に参加して顧客との信頼関係を深めることで、「困ったことがあれば、まず〇〇さんに相談してみよう」と思ってもらえるような地域に欠かせない存在となることを目指します。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

地域の顧客との「顔の見える関係」や、地域社会の一員としての役割といった、信用金庫・信用組合ならではの特徴が明確に打ち出されています。大学時代の具体的な経験を通して理解を深めたというエピソードも印象的です。

例文⑪:外資系銀行×総合職

例文

私が貴行を志望する理由は案件の規模が大きく、顧客に貢献できるからです。案件一つひとつが数十億以上のものを扱っていて、これほど大きなお金を動かす仕事はなかなかありません。

顧客にとって、買収は大きな決断です。私はその大切な決断に寄り添うことで、相手の成功のサポートがしたいです。現在、大学の研究ででM&Aを学んでいるため、その知識を最大限に活かし顧客と会社に貢献します。

また、中学生から高校までアメリカで生活をしていたため、英語力には自信があります。母国である日本と経済大国のアメリカを結びつける役割を、語学力を生かして担いたいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

企業にはよりますが、実力主義を大切にする外資系の銀行では、志望理由に自分のスキルが活かせることを大きくアピールするのは有効といえます。だからといって企業研究を怠ることなく、どんな質問にも返せるように準備しておきましょう。

例文⑫:外資系銀行×一般職

例文

私は世界を多角的な視野でとらえる金融業界に魅力を感じています。金融は業界や地域問わず、経済を動かすうえでとても大切であると海外インターンを通して感じました。特に貴行はオーストラリアのリテール銀行として一番最初にQRコード決済を取り入れるなど、新規企業の立ち上げの実績があります。

入社後は、バックオフィスとして海外とのコミュニケーションや企画書の作成に携わり、今後の新規開拓をサポートしたいと考えています。私の海外交流サークルの書記を務めたPCスキルと語学力で、仕事をスムーズにおこなえる環境づくりに貢献します。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

金融業界という大きなくくりから、最近の新規業務まで落とし込めているので、しっかりとこの銀行について調べられていることがわかる志望動機ですね。外銀の場合、グローバルな視野や語学力は必須になるので、必ず触れるようにしましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!銀行の志望動機で過去の経験と業務を結びつけるコツ

塩田 健斗

キャリアアドバイザー

塩田 健斗

プロフィールをみる
「やりがいを感じた経験」と「銀行の提供価値」を考えてみよう

上記の例文では、学生時代のサークル経験と入社後の業務を結びつけ、上手にアピールしています。このように、実際の業務内容と過去の経験を結びつけて志望動機を作成したいと考えているものの、うまく考えつかないという人も多いのではないでしょうか。

そのような場合は、まず銀行がどのような業務をおこない、どのように社会へ価値を提供できているのかを自分なりにまとめることから始めましょう。たとえば、窓口業務や地域貢献といった側面から、銀行が世の中にどのような価値をもたらしているかを具体的にイメージしてみてください。

次に、過去を振り返って「周りの人に価値提供することでやりがいを感じた経験」がなかったか探してみましょう。そういった経験のなかで感じた「やりがい」と、銀行が世の中にもたらしている価値のなかで共通する部分があれば、それらを繋ぎ合わせてみてください。それらの共通点をアピールできれば、非常に説得力のある志望動機になりますよ。

志望動機作成ツールなら、選考通過の高い近郊の志望動機が自動で作成できます!

志望動機作成ツール

志望動機を書こうと思っても、内容がまとまらなくて時間がかかってしまう就活生は多いでしょう。

そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。5つの質問に答えるだけで、あなたが受ける業界・職種に合った志望動機をAIが自動で作成します

まずはツールを活用して、志望動機のたたき台を完成させましょう。

銀行の志望動機を考える4ステップ

銀行の志望動機を考える4ステップ
アップロードした画像


就活生

銀行の業界については理解できましたが、志望動機を作るとなると何から考え始めれば良いのかがわかりません。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

いきなり作成しようとしても考えがまとまらなかったりして難しいですよね。まずはこれから解説する4つのステップで考えてみましょう。

例を参考にして志望動機を書き始めようとしても、実際手を動かしてみると何から書き始めれば良いのか、また何を書いて良いのか思いつかないという人もいるでしょう。

そういった場合は、型に当てはめながら作っていくとスムーズですよ。これから解説する4つのステップを参考にして、一緒に考えてみましょう。

ステップ①なぜ金融業界を志望しているのかを考える

銀行の志望動機を作成する最初のステップとして、業界を選んだ理由を明確にしましょう。さまざまな業界があるなかでも、なぜ金融業界に目を向けたか記載することで、軸を持った就活をしていると伝えることができます

たとえば、「人とかかわる仕事がしたい」という志望理由では、ほかの業界でも良いのではと思われてしまいます。そのため、金融業界ならではの「お金」という視点を忘れずに考えることが大切です。

金融業界の魅力を考えるには、ほかの業界と比較することも良いでしょう。こちらの記事で8業界について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
就職活動で失敗しない業界選び|8業界の特徴や適性を完全網羅

金融業界を網羅的にチェックしておきたい場合は、こちらの記事もおすすめですよ。
業種別例文11選! 受かる金融業界の志望動機の秘訣5つを徹底解説

ステップ②なぜ金融業界のなかでも銀行が良いのかを考える

次に考えるべきことは、金融業界のなかでも、銀行を選んだ理由です。金融業界には銀行のほかにも、証券会社や保険、カード会社などさまざまな種類の企業が存在します。お金を扱うという点では共通していますが、どのような形で、どう扱うかは異なります

前述した銀行の事業内容も踏まえて、金融業界のなかでも銀行を選んだ理由を明確にしましょう。

カード会社について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。銀行と比較することで銀行ならではの魅力が見えてくるかもしれませんよ。

関連記事

カード会社就職に必須の業界知識を完全網羅! 選考対策もこれで完璧

カード会社に就職するなら、業界理解は不可欠。カード会社就職に必須の業界知識をキャリアアドバイザーが徹底解説します!仕事内容やメリットをしっかりと理解した上で、就活に挑みましょう。

記事を読む

カード会社就職に必須の業界知識を完全網羅! 選考対策もこれで完璧

ステップ③なぜその種類の銀行が良いのかを考える

銀行には、メガバンク、地方銀行、信託銀行、ネット銀行、外資系銀行といった種類があります。銀行にも種類があるなかで、その銀行にしたのには必ず理由があるはずです。

将来性や仕事内容など、何に興味があってそのタイプの銀行にしたのか、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。たとえば、地方銀行を志望する場合は、ほかの銀行ではできない「地域密着」の事業に携わりたいという理由であれば、地方銀行志望であることが明確です。

このようにいくつかの銀行の種類のなかでもその銀行を志望する理由を伝えられるようにしましょう。

ステップ④その銀行でなければならない理由を考える

最後に1つの銀行に絞ることができた理由を考えてみましょう。

同じ種類の銀行のなかでもその企業にした理由は、「自社でなければならない理由」を把握できるため、採用担当者がもっとも気になる部分でもあります。その企業の特徴をしっかりととらえ、自分がその企業でどのように活躍できるかイメージできるとなお良いでしょう

「とりあえずどこでも良いから銀行に入社したい」「銀行ならどこでも一緒」と考えている学生ではなく、中でもここで働きたいという熱意は、面接官にとっても好印象です。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

その銀行特有のサービス名を挙げるなどして、より具体的に伝えられるようにしましょう。

三段階で伝えよう! 熱意が伝わる銀行の志望動機の伝え方

熱意が伝わる銀行の志望動機の伝え方

大まかな志望動機の枠組みが完成したら、今度は伝え方についても意識をしてみましょう。

わかりやすい伝え方を意識することで、熱意や意欲を理解してもらいやすくなりますよ。熱意をアピールして好印象を残すためにも、一緒に確認していきましょう。

①その銀行を志望する理由を伝える

最初は端的に、「どうしてこの銀行で働きたいのか」という志望動機の結論から伝えましょう。話の軸がわかればその後の内容も理解しやすくなり、結果的に熱意も伝わりやすくなりますよ

たとえばメガバンクのみずほ銀行の企業理念は「顧客第一」となっていて、顧客のさまざまニーズに応える「One MIZUHO戦略」を展開しています。

「顧客第一」はどこの企業も大切にしているものかもしれませんが、「One MIZUHO戦略」まで調べられていると、その銀行でなければならない理由の1つになります。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

他行にはない特徴を押さえて、志望度の高さをアピールできるように準備しましょう。

②理由を裏付けるスキル・エピソードを伝える

銀行を志望している理由の部分には、これまでの自分の経験やエピソードを盛り込みましょう。自分が肌で感じた経験には、あなたならではの個性が光り、採用担当者の目にも魅力的に映りますよ

「銀行で働きたい理由」「興味を持ったきっかけ」を深掘りして、ストーリーを伝えられるようにしましょう。

③入行後のビジョンを伝える

志望動機の最後には、入行後にどんなことをしていきたいかを答えましょう。実際にどんな業務をしたいのか、どのような働き方で会社に貢献したいのかできるだけを具体的に説明します。具体的に説明できると、企業研究の成果もアピールできて熱意が伝わるでしょう

前述した銀行で強みとなるスキルを活用して、入行後どういった活躍をしていきたいのかというビジョンを簡潔に話せると良いですね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!銀行の志望動機で自分の個性や熱意を伝えるコツ

加藤 大智

キャリアアドバイザー

加藤 大智

プロフィールをみる
事業や理念に対する深い理解と共感を示すのがポイント

銀行のような固いイメージのあるような企業は、一般的に帰属意識が強い傾向にあります。面接で学生の考え方を聞いて「合わないな」と感じた場合は、容赦なく不合格と判断することも少なくありません。

そのため、自身の個性や熱意を直接的にアピールするというよりは、事業や理念に対する深い理解と共感を示すことで、企業が重視する価値観とのマッチ度が高いこと(=企業の一員として貢献できる熱意があること)を伝えるのが効果的です。

志望動機の効果的な締め方はこちらの記事も参考にしましょう。
熱意が伝わる志望動機の締め方|作り方・伝え方を例文付きで解説

志望動機の構成についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。
志望動機の構成はストーリー作りで差別化|3ステップで作り方を解説

特別な動機がなくても、ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます

「第一志望以外の企業だと、志望動機がなかなか思い浮かばない......」と悩む就活生は多くいます。

そんな人におすすめなのが、無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけあなたが受ける業界・職種の志望動機をAIが自動で作成します

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機がなかなか思い浮かばない人

アピールの軸にしよう! 銀行の志望動機で押したい4要素

銀行の志望動機で押したい4要素

志望動機を作成するとき、単に「銀行で働きたい」「銀行の仕事に興味がある」というアピールでは印象付ける志望動機としては不十分です。

基本的に、企業は自社の成長に貢献してくれるような人材を求めています。やる気や熱意のだけでなく「自分が仕事に向いている」という銀行で強みとなるスキルも伝えることができると魅力的な志望動機になりますよ。

ここでは銀行の志望動機で強みとなるスキルを4つ紹介するので、当てはまるものを考えてみてくださいね。

①コミュニケーションスキル

人とかかわる銀行の仕事では、顧客と直接やり取りをする機会が多いため、コミュニケーションスキルが重要です。これは一般職、総合職にかかわらず必要なスキルです。

基本的に銀行に来る顧客の悩みはどの銀行でも解決できます。だからこそリピーターになってもらうには、接客対応の良さや相手の気持ちに立って希望をかなえられるかが鍵になってきます。

コミュニケーションと聞くと、対話力をイメージする人が多いと思いますが、それだけでなく相手の気持ちを理解するための思いやりや、悩みや不安を引き出す質問力が大切です

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

顧客の悩みに寄り添い、適切なサービスを提供するためにコミュニケーションスキルは必須となるのです。

②基本的なPCスキル

銀行の業務では、PCを利用する場面が多くあります。窓口での顧客のデータ入力などの事務作業ではもちろん、メールのやり取り、口座開設の手続きなど、ほとんどがPCを利用して業務をおこないます。

そこで必要となる基本的なPCスキルとは、タイピングスキル、Word、Excel、PowerPointの基本的な操作方法を理解しておくことです

まずは正確で早くタイピングできるように練習が必要です。タイピング練習は無料でできるサイトを活用すると良いでしょう。

また、Wordでは簡単な資料作成、Excelでは数字の集計、PowerPointではプレゼンができるような資料を作成ができるように練習しておくことがおすすめです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

PCスキルがあるとそれだけで業務がスムーズに進み、ほかの新卒よりも一歩リードできる可能性が高いですよ。

③語学力

グローバル化により、昨今は日本でもさまざまな言葉を母国語とする人が生活しています。日本に住んでいても日本語を話せない外国人は多いため、語学力があれば窓口業務で柔軟に対応できるでしょう。

日本語だけでも業務はできますが、語学力はさまざまな場面で武器となりますよ

また、外資系投資銀行に就職する場合は英語力を必須とする場合が多いです。TOEICの点数に加え、英語での面接を受ける場合があるので準備しておきましょう。

英語力を就活で活かしたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
「就活に英語力はいらない」は嘘! 万全の対策をして就活をリードしよう

TOEICで必要な点数や活かし方はこちらの記事で解説しています。
TOEICで700点以上は就職に有利! 面接でのアピール方法も伝授

④正確に物事を進める力

銀行はお金にかかわる仕事であるため、たった1つの些細なミスで大きな損害が発生します。どんなに忙しいときでも正確で迅速な処理が求められるので、緊張感をもって仕事に取り組めることは大きな強みになります

誰もが間違いを起こしてしまうことはありますが、同じミスを繰り返さないような工夫をする力も必要です。丁寧で慎重に物事を進められる強みがある人は、銀行にとって必要とされる人材といえます。

志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!

「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかを上手く説明できないと悩む就活生は多くいます。

そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう!5つの質問に答えるだけで、AIがあなたの志望動機を言語化します

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機を上手く文章にできない人

例文付きで解説! 銀行の志望動機で陥りやすい3つの注意点

銀行は、手堅いというイメージもあり志望する人が多い業界です。だからこそ、「銀行だからこそ」という要素をアピールできていなかったり、福利厚生にフォーカスした志望動機を作成してしまう人も多い傾向にあるため注意が必要ですよ。

銀行の志望動機で注意したいポイントは以下の3点です。

銀行の志望動機で注意したい3つのポイント
  • 銀行でなくても実現できるビジョンをアピールしている
  • その銀行独自の志望動機となっていない
  • 仕事への意欲が感じられない
アップロードした画像


キャリアアドバイザー

自分の志望動機と例文を読み返してみて、当てはまる点が1つでもあった場合は修正しましょう。

①銀行でなくても実現できるビジョン

例文

私は顧客と直接かかわる仕事がしたいと考え、貴行を志望いたしました。

貴行は顧客とのかかわりを大切にしていると会社説明会で伺いました。私も飲食のアルバイトをしていた経験から、コミュニケーション力や傾聴力に自信があります。

貴行に入社したら、私の持っているスキルを最大限活かし、信頼関係を構築に勤めます。そして接客のプロになって貴行に貢献いたします。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

この例文からはただ接客がしたいという希望しか伝わってきませんね。接客は銀行でなくてもできるため、志望動機としては不十分です。どんな接客をしたいのか、銀行の業務と絡めたうえで伝えられるようにしましょう。

②その銀行独自の志望動機となっていない

例文

私は学生時代に初めて貴行開設をした際、とても親切に対応してくださった方に憧れ、私もそんな社会人になりたいと思いました。その方は、何もわからない私に一つひとつ丁寧に口座開設について教えてくださいました。

銀行はお金にかかわる大切な仕事です。もちろん責任感もともないますが、あの時優しくしてくださった方のようになりたいと考え志望しています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

この志望動機は「その銀行員への憧れ」については詳しく書かれていますが、「その銀行でなければならない理由」にはなっていません。なぜその銀行なのかという部分について、企業研究をして志望動機に盛り込む必要があります。

③仕事への意欲が感じられない

例文

私は貴行の福利厚生に惹かれ志望しています。貴行は全国転勤がある代わりに、家賃補助制度があったり、年末年始は長期休暇が認められています。プライベートも充実させることができるため、とても働きやすい環境だと感じました。また、金融にも興味があるため、貴行を志望いたします。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

福利厚生は企業選びの1つの軸にはなるかもしれませんが、それだけを理由に志望動機を作成すると、仕事のやる気がないように感じられます。どんな仕事をしたいのか、どんなビジョンを描いているのかを中心に作成しましょう。

銀行を正しく理解して選考突破できる志望動機を作ろう! 

銀行は採用枠が縮小され、同時に採用基準も上がってきています。入行が簡単ではないからこそ、まずは「銀行とは何か」を深く理解してから志望動機を作成するようにしましょう。

業界・企業研究を徹底することで働くイメージも持ちやすくなり、説得力のある志望動機を作成することができますよ。

また、意欲をアピールするだけでなく、自分なりの「銀行に活かせるスキル」を考えておくことも大切です。自分のなかでアピールできるスキルはどんなものがあるか、よく考えて整理するようにしましょう。

この記事を通して、その銀行における事業内容や特徴を深く理解し、スキルも十分にアピールできる志望動機を作成してくださいね。

志望動機が思いつかない人は、
ツールを活用して完成させよう

志望動機作成ツール シートを埋めるだけで落ちない志望動機が完成 今すぐ作成する

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です

5つの質問に答えるだけで、採用したいと思われるような志望動機を自動で作成します。志望動機が思いつかない人は、ぜひ活用してみてください。

記事についてのお問い合わせはこちら

キャリアパーク就職エージェント 就活対策から内定まで徹底サポート!

  • キャリア面談は
    完全オンライン
  • 選考対策では模擬
    面接までできて完璧!
  • 安心して入社できるまで
    内定後もサポート
まずは就活の悩みを相談してみる

既卒・第二新卒の人はこちら

関連コラム