例文14選! 就活で差がつく自己紹介の文章の書き方を徹底解説

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目次

  1. 自己紹介文は自分を知ってもらう最初のつかみ
  2. 差別化を図ろう! 自己紹介文の重要性
  3. 第一印象を決めるのが自己紹介文
  4. 自己PRと自己紹介ってどこが違うの?
  5. 自己紹介は学生の基本情報を簡潔に伝えるもの
  6. 自己PRは自分の強みを伝えるための少し長めのアピール文
  7. 自己紹介に入れるべき3つの項目
  8. ①基本情報
  9. ②入社に対する意気込み
  10. ③自分の人となりがわかるエピソードや強み
  11. 上手な自己紹介文を書くための4つのコツ
  12. ①伝えたいポイントを決めておく
  13. ②読みやすい文章を作る
  14. ③PREP法を意識して書く
  15. ④文字数は200~300文字数程度で書く
  16. 自己紹介文を作る際のポイント
  17. 下準備も抜かりなくおこなう
  18. 実際に書くときは心を込めて慎重に!
  19. 自己紹介文章例~内容別~
  20. ①志望動機
  21. ②自己PR
  22. ③趣味
  23. ④資格
  24. ⑤研究課題
  25. ⑥学生時代に力を入れたこと
  26. 自己紹介文章例~業界別~
  27. ①メーカー
  28. ②商社
  29. ③小売
  30. ④金融
  31. ⑤サービス・インフラ
  32. ⑥ソフトウェア
  33. ⑦広告・出版・マスコミ
  34. ⑧官公庁・公社・団体
  35. 最高の自己紹介文を書いて就活を有利に進めよう!

自己紹介文は自分を知ってもらう最初のつかみ

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

日常の場面でも初対面の人と話すときには自己紹介はつきものですよね。自己紹介は、就活シーンでも履歴書やエントリーシート(ES)、面接などさまざま場面で求められます。第一印象を決める大切な自己紹介ですから、できるだけ魅力的なものを書きたいですよね。自己紹介の文章は、パッと見て自分を知ってもらえるよう簡潔に書くことが大切です。

この記事では、自己紹介文を書くときのポイントを詳しく解説していきます。自己PRとの違いや例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。良い自己紹介文を書いて、内定獲得に向けて一歩踏み出しましょう。

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差別化を図ろう! 自己紹介文の重要性

まずは、就活における自己紹介文の重要性を把握しておきましょう。志望動機や自己PRにばかり力を入れて、自己紹介を二の次にして油断するのは危険です。多くの場合、企業が最初に読んだり聞いたりすることになる自己紹介で、しっかり企業の興味を引くことが大切になるからです。

企業は、選考がおこなわれる短い期間で学生一人ひとりのことを深く知りたいと思っています。じっくり準備をして自己紹介文を作成し、ほかの学生との差別化を図ってアピールしましょう。

第一印象を決めるのが自己紹介文

自己紹介文があなたの第一印象を決めると言っても過言ではありません。それは履歴書やESなど紙の上のことであっても、面接の場であっても同じことです。自己紹介文をもとにして、企業はあなたの印象を判断していきます。

自己紹介文を通して良い印象を持ってもらうことが、その後の選考でも高評価を得ることにつながっていきます。逆に悪い印象を持たれてしまった場合、それを払拭することは容易ではありません。自己紹介文は入念に考えて書きましょう。

面接で第一印象が重要な理由はこちらで解説しています。

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自己PRと自己紹介ってどこが違うの?

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就活生

ESを作成しているのですが、自己紹介と自己PRの両方を書くよう求められています。違いがよくわからないので、教えてください。

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キャリア
アドバイザー

自己紹介はあくまで自分の基本情報を簡潔に伝えるもの、自己PRは自分の強みを詳細に述べるものと考えましょう。同じことを繰り返して書かないよう注意してくださいね。

自己紹介と自己PRを混同してしまう学生は多いものです。結論からまとめると

自己紹介
  • 自分の基本情報を簡潔に伝えるもの
自己PR
  • 自分の強みを伝えるための少し長めのアピール文

といえるでしょう。これから両者の違いをお伝えするので、それぞれ適切な内容で書けるようによく確認しておきましょう。

自己紹介は学生の基本情報を簡潔に伝えるもの

繰り返しにはなりますが、自己紹介は、あなたのことを知ってもらうための冒頭のつかみ部分に当たります。なるべく簡潔に書き、だらだらと長い文にならないよう心がけましょう

自己紹介文では、自分についての基本情報がメインの内容となります。自分について何も知らない相手にいきなり「私の強みは〇〇です」と話しても驚かれてしまいますよね。強みを言及すること自体は問題ありませんが、そればかり詳細に述べるべきではありません。自分の概要をわかりやすく伝えましょう。

自己紹介の冒頭で自分の概要を簡潔に伝える例
  • 私の趣味は〇〇です
  • 私は〇〇部に所属し、〇〇係をしています
  • 私は〇〇をすることが好きです
  • 私は〇〇について研究をしています

こちらの記事では履歴書での研究課題の書き方について紹介しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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自己PRは自分の強みを伝えるための少し長めのアピール文

自己PRは、自分の強みをアピールするためにあるものです。自分の強みが何なのか、それにまつわるエピソードなどを交えて長めの文でしっかりアピールしましょう

自己紹介で伝えた内容を掘り下げたり、発展させて述べるのも良いでしょう。所属していた学科や部活動、アルバイトなどでの経験を具体的に述べ、自分の強みの根拠とするという流れも論理的です。自己紹介と自己PRが同じ内容にならないように気をつけてくださいね。

まずは比較的短めの自己PRから作り方を勉強してみましょう。

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酒井 栞里

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自己紹介で自己PRを入れる際は簡潔に述べよう

自己紹介は自分の基本情報を伝えるものですが、自己PRを取り入れることで、企業の興味を惹きやすくなるケースもあります。ただし、自己PRのように長々とエピソードを伝えることは避けるべきです。自己紹介は平均で30秒〜1分程度の長さになりますので、何よりも簡潔に的確に述べることが重要です。

自己紹介で自己PRを入れる場合は面接とのつながりを意識する

重要なことは、自己PRの概要を一言に収めることです。たとえば「大学では◯◯サークルに所属しており、広報として加入者を増やす方法を模索し、1年後にはメンバーを◯人増やすことに成功しました」など、自分が取り組んだ内容とその結果を簡潔にまとめられるとわかりやすいですね。ここで企業が興味をもてば後々深掘られることもありますので、自己紹介で織り交ぜた自己PRは、その分エピソードをしっかり伝えられるように準備をしておいてくださいね。

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自己紹介に入れるべき3つの項目

自己紹介に入れるべき3つの項目

ここからは自己紹介文に入れるべき3つの項目について具体的に紹介していきます。自己紹介文で書くべき内容がわかれば、自己PRとの違いもはっきりと理解できるはずですよ。

①基本情報

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就活生

○○大学○○学部○○学科所属の、港太郎です

自己紹介では自分の基本情報を述べることが鉄則です。最低限の基本情報は名前・学校名・学部学科名であり、それに加えて部活動・サークル活動・アルバイト・ボランティア活動・趣味なども挙げられます。

完全に事実の羅列のみでは個性が見えないので、アピールしたい一言を添えると良いでしょう。たとえば「バレーボール部に所属し、副主将を勤めた際には地区大会で優勝しました」という文からは、リーダーシップを取りながら努力する姿が想像できますね。

注意するべきことは、長い文にならないようにすることです。自己紹介は冒頭の掴みですから、簡潔に述べてその後につなげるようにしましょう。

②入社に対する意気込み

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就活生

御社に入社したあとは……。

就活での自己紹介ですから、入社に対する意気込みも盛り込むと良いでしょう。ただし自己紹介は志望動機とは違いますから、意気込みばかり長く述べないよう気をつけてください

基本情報として述べた内容と結びつけた意気込みは、説得力もあり魅力的です。「大学で得た語学力を活かし、どんな地域にも飛び込んでいく記者になることが夢です」のように、最後のまとめとして入社後の目標を掲げるのも強い印象を与えられますよ。

③自分の人となりがわかるエピソードや強み

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就活生

わたしが代表を務める○○サークルでは……。

自己紹介ですから、自分の人となりを伝えることも重要です。基本情報だけではその人の考え方や価値観、性格までは推察しにくいものですよね。企業とマッチするか確かめてもらうためにも、自分の人間性がわかるようなエピソードや強みについて自己紹介で述べましょう

これも基本情報と関連づけて述べると効果的です。たとえば「学童クラブでのボランティアでは、コミュニケーション能力を活かして人間関係の悩み相談をしています」という文からは、人とかかわるのが好き・他者に寄り添う力があるということが伝わってきますね。

自己紹介で話すべき項目についてはこちらの記事でも解説しているので参考にしてください。

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加藤 大智

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定量的に伝えるなどの工夫をして簡潔に伝えよう

自己紹介の鉄則は、長々と話さずに簡潔に伝えることです。そこで、数字を使ってアピールする方法をおすすめします。たとえば「部活の大会で入賞しました」とだけ述べるよりも「部活の大会で3位の結果を残しました」と具体的な数字を使う方が、その凄さがより伝わりますし、聞き手もよりイメージが湧きやすいですよね。

学生の中には順位を伝えられるようなエピソードはないと落ち込んでしまう人もいますが、順位以外でも数字を使う方法はありますよ。たとえば、結果でなくプロセスに注目してみましょう。

「県大会で入賞するために練習を頑張りました」と述べるよりも「県大会で入賞するために、練習量を2倍に増やして努力しました」と具体的な数字を組み込むと、努力量が企業に伝わりやすくなりますね。自己紹介では自己PRほどエピソードを話せる分量が少ないため、こういった少しの工夫が重要になります。簡潔かつ、自分の魅力が最大限に伝わる言い方を見つけてみてくださいね。

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上手な自己紹介文を書くための4つのコツ

上手な自己紹介文を書くためのコツ

続いて、上手に自己紹介文をまとめるためのコツを4つ紹介します。内容も読みやすさもバッチリな自己紹介文を書いて、企業に自分をアピールしましょう。

①伝えたいポイントを決めておく

自己紹介文を書き始める前に、自分が伝えたいポイントを決めておきましょう。自分をアピールしたいと思うあまり、たくさんのことを言い過ぎたり話の筋道を見失ってしまっては「結局何が言いたいのかわからない」と企業に思われる危険性があります。

先ほど、自己紹介に入れるべき基本情報としてさまざまな要素を挙げましたが、名前・学校名・学部学科名の3つ以外の要素は、自分の伝えたいもの1〜2つに絞り込んで選ぶと良いでしょう。ポイントを決めてまとめることで、相手にしっかり伝わる自己紹介文ができますよ。

②読みやすい文章を作る

読みやすい文章を作ることも大切です。読みやすい文章を書くためのポイントは以下の4つです。

  1. 同じことを何度も述べない
  2. 1つの文を長くしすぎない
  3. 難しい言葉や略語を使わない
  4. 句読点は文中の意味の区切りに置く

企業は、選考の短い期間でたくさんの学生のESや履歴書を読まなければなりません。自己紹介が読みにくい文章で書かれていると、それだけで論理的な考え方ができない人だと判断され、低く評価されてしまうこともあります。自分で何度か読み返して、読みやすいか確認しましょう。

③PREP法を意識して書く

PREP法

PREP法を意識して自己紹介を書くのも良いでしょう。PREP法とは、上記の構成で文章を組み立てる方法です。

自己紹介の場合、書き出しは「〇〇大学〇〇学部の△△△△です。」のように所属と名前から始めます。これに続いて自分の人となりに関するエピソードや強みについて述べる際に、PREP法を用いると論理的な文章が書けるはずです。PREP法によって、文章力でもほかの学生に差をつけていきましょう。

④文字数は200~300文字数程度で書く

自己紹介文の文字数は200~300文字程度におさめましょう。200~300文字という文字数は、声に出す場合に1分程度で話し終えるぐらいの長さです。内容が頭に入りやすい長さですから、ぜひ覚えておいてください。

あくまで自分の基本情報を述べることがメインの自己紹介では、だらだらと長くなると頭の中が整理されていないと思われかねません。一方で、あまりに短いのもやる気がないのかと思われてしまう危険性があります。適切な文字数は200~300文字だと意識しながら書いてみてくださいね。

自己紹介を1分程度でまとめるコツについてはこちらで解説しています。

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これ以外にも自己紹介を簡単にまとめる方法はこちらの記事でも解説しています。

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自己紹介文を作る際のポイント

自己紹介文を作る際のポイント

ここからは、第一印象を決める大切な自己紹介文の作成で失敗しないように注意点やポイントを紹介していきます。細かいところまで注意が行き届いた自己紹介文からは、真剣さや熱意が伝わるものです。企業への思いを込めて丁寧に自己紹介文を作って、好印象につなげましょう。

下準備も抜かりなくおこなう

実際に自己紹介文を書く前に、下準備を抜かりなくおこなうようにしましょう。

いくらコツをつかんだからといって下準備をせずに自己紹介文を作成してしまうと、あなた自身の魅力がまったく伝わらない内容になってしまうだけでなく、思ったように伝えたいことをまとめられず反対に印象を悪くする恐れもあるので気をつけましょう。入念な準備が、端的で的確な自己紹介を作る第一歩ですよ

自己分析はしっかりとやっておく

自己紹介文を作るためには、あらかじめ自分についてよく理解しておかなければなりません。就活に欠かせない自己分析は、自己紹介文をうまく作るためにも必要です。

自己紹介にぴったりの自己分析方法として、自分史の作成をおすすめします。自分史では、過去から現在までの自分の経験やエピソードを表にまとめていきます。勉強、部活動、習い事、趣味などの項目別に、自分にとって印象深い経験をそのときの感情の動きとともに書き出しましょう。

完成した表からは、自分の考え方や価値観の傾向が見えてくるはずです。自分の人となりが伝わるようなエピソードをピックアップすれば、自己紹介で良いアピールができますよ。

自分史について詳しく知りたい人はこちらも見てみましょう。

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書く内容は自己PRで書いたことと重複させない

自己紹介と自己PRの内容が重複しないようにしましょう。書き始める前に、自己紹介と自己PRのそれぞれでアピールしたいことを決めておくことが大切です

たとえば自己紹介では部活動のこと、自己PRでは勉強のことというように、まったく異なるエピソードを述べるのも良いでしょう。仕事に活かせる多様な経験があることがアピールできます。

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自己紹介で軽く触れた内容を自己PRで深掘りして述べることも効果的なアピール方法です。話に一貫性があり、論理的に物事を考えられることが伝わるでしょう。後者のスタイルを選ぶ場合は、自己紹介ではさらっと触れるだけに留めることが重要ですよ。

話の要点をまとめておく

良い自己紹介文を作るため、話の要点をまとめてから書き始めましょう。自己紹介文には簡潔さが求められます。要点を押さえた文章を作成して、自分のアピールポイントをしっかり企業に伝えましょう。

まずは名前と所属以外に書きたいエピソードを決めましょう。そして、そのエピソードを通して伝えたい自分の人となりは何なのか、仕事にはどう活かせそうなのか考えてみてください。

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余計な情報を入れてしまいことがないよう、要点を箇条書きにしたメモを作っておくと安心です。自分自身が話の要点をきちんと把握することで、わかりやすい自己紹介文が書けるようになるでしょう。

実際に書くときは心を込めて慎重に!

実際に履歴書やESに自己紹介文を書くというときは、心を込めて慎重に書いてください。書いてある文字からも、選考への熱意の大きさが読み取れるものです。丁寧に書くことも大切なアピールになるでしょう。

適当に書かれていたり誤字脱字がある自己紹介文は、企業も読む気が起きなくなってしまいます。内容以前のところで低評価されてしまっては意味がありませんから、気持ちを込めて注意深く書くよう心掛けましょう。

黒のボールペンで書く

履歴書やESなど、就活中に企業に提出する書類は黒のボールペンで書くのが基本です。パソコンでの作成が許可されている場合やほかの色の使用の指示がある場合を除き、自己紹介文も黒のボールペンで手書きするようにしましょう

黒ボールペンで書く際の注意点
  • 書き間違いを防ぐため、鉛筆で薄く下書きする
  • 下書きの上から黒のボールペンで清書する
  • 黒のボールペンのインクが完全に乾いてから、下書きを消しゴムできれいに消す
  • 消せるボールペンや修正液を使用しない
  • 清書のときにミスをしたら、最初から書き直す

一文が長文になりすぎないように意識する

一文が長文になりすぎないよう、意識して自己紹介文を書きましょう。

自己紹介ではつい書きたいことが多すぎて一文が長くなってしまう学生もいるかもしれませんね。そんな時は実際に履歴書のコピーを取って枠に入れて書いてみると、枠の幅を元にして一文ごとの長さを目で見て確認できるので、意識的に調整することができるはずですよ

話し言葉を使わない

話し言葉を使わないで書くということも大切です。書き言葉で書くのが当然だと思っている人でも、話し言葉で書いてしまったと気づかないことがあるので注意深く確認しましょう

自己紹介文を書くときに気をつけたい話し言葉
  • タメ口で書かない
  • 敬語のミスに注意する
  • ら抜き言葉を使わない

就活での言葉遣いが気になる学生はこちらの記事を確認してくださいね。

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最後は誤字脱字もしっかりとチェック

清書を終えて一安心する前に、誤字脱字のチェックも欠かさずおこなってください。いくら魅力的な内容の自己紹介文であっても誤字脱字があると確認不足が企業に見抜かれ、誠意がないと悪く評価されるかもしれません

手書きの場合「専門」を「専問」とするなど思い込みによる誤字が起こりがちです。面倒だと思っても、使う言葉について辞書を引いて確認しておくとミスが防げます。パソコンで作成する場合も変換ミスには注意しましょう。細部までチェックして、自己紹介文を完璧に仕上げてくださいね。

誤字脱字の確認方法はこちらの記事でも解説していますよ。

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吉川 智也

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自己紹介はそれぞれの長さに合わせて用意しておくと良い

自己紹介文を作成する際は、長さ別でいくつか用意しておくと安心ですよ。自己紹介は200〜300字程度の長さが基本ですが、企業によっては100字と少ない文字数を指定したり、500〜800字などのボリュームのある文字数を指定することもあります。

「自己紹介で軽く触れた内容を自己PRで深掘りして述べることもある」と本文で記載しましたが、ボリュームが多い自己紹介に自己PRを取り入れる場合は、自己PRで伝えたいアピール内容と別のものにしましょう。ボリュームのある自己紹介では、エピソードに厚みをもたせる余裕があるため「自己紹介+自己PR」といった構成になりがちです。用意している自己PRが1つだけだと、自己PRを別途書かなければいけないときに内容が被ってしまうので注意が必要です。

自己紹介文章例~内容別~

それでは、実際に自己紹介の例文を見ていきましょう。たくさんの例文を読むことで、自分がどんな自己紹介文を書いて何をアピールしたいのかというイメージを作りやすくなるはずです。

まずは自己紹介の中でメインに伝えたい内容ごとに、例文を6つ紹介します。エピソード選びに悩んでいるという人にも参考になると思いますから、しっかり読んでみてくださいね。

①志望動機

自己紹介と志望動機は別のものですが、その企業に興味を持った理由に軽く触れながら自己紹介をすることは可能です。もちろんその場合、自己紹介と志望動機の内容が重複してしまうことは避けなければなりません。

あらかじめ志望動機として書く内容も考えたうえで、自己紹介でも効果的に入社意欲を伝えられるようにしましょう

例文

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私の夢は、家にかかわる仕事をすることです。子どもの頃の私は人形遊びが好きで、特に人形の家に家具を並べることにこだわりを持っていました。人形たちの性格を空想し、どんな家に住みたいと思っているか考えながら家具を選ぶのが私の人形遊びのスタイルでした。

そして繰り返し遊ぶうちに家に対する思いはどんどん膨らみ、人形ではなく人間の住む家にかかわりたいと考えるようになりました。御社では、この情熱をすべて注いで建築物の企画に携わりたいです。顧客にぴったりの提案ができるよう努力いたします。

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その業界を選んだ理由がよくわかる自己紹介文です。この内容と重複しないよう、志望動機にはその企業を選んだ理由をしっかり書けると良いですね。

②自己PR

自己紹介と自己PRの違いについてはすでにお伝えしてきました。自己紹介は簡潔な文で書く冒頭の掴みであるのに対し、自己PRは自分の強みをアピールする少し長めの文でしたね。とはいえ、自己紹介でも自分の強みのアピールができると、企業に魅力をしっかり伝えられます。

自己紹介・自己PR・志望動機の3つは就活中によく聞かれるものです。内容が同じにならないように気をつけながら準備をしておいてくださいね。

例文

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私はコミュニケーション能力を活かして、テニスサークルで渉外係をしていました。外部のサークルとの練習試合を企画することが主な仕事で、調整の窓口としてたくさんの人とやり取りをしました。

特に大会の前は準備の忙しい中で練習試合をすることになるので、自分のサークルと相手のサークルの両方にとって良い試合ができるよう、スケジュール管理にも気を配りました。スムーズに交渉をする力と、この経験で身につけたマネジメントの力を活かして御社でも活躍したいです。

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自分の強みについて、PREP法でわかりやすく述べられていますね。自己PRでは別の角度から強みを伝えられると、あなたの魅力がしっかり伝わりますよ。

③趣味

趣味を中心に自己紹介を考えるのも良いでしょう。「たかが趣味」と侮ってはいけません。趣味には個性が表れるものです。趣味の紹介を通して、自分の性格や価値観、強みを伝えることもできるでしょう

趣味について述べるときにも、印象に残りそうなエピソードを添えると良いですね。自分ができることや趣味を通して学んだことなど、ポジティブなエピソードにはアピール力があります。また、なぜそれが好きなのか理由を述べることでも自分の考え方を企業に伝えることができますよ。

自己紹介で趣味の話をする場合はこちらの記事も参考にしてくださいね。

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例文

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は旅行をすることが趣味で、これまでに海外は30ヶ国、国内は全都道府県を訪れました。旅行中には必ず、現地の人に聞いたおすすめの料理を食べることにしています。その理由は、生きるうえで根幹となる食事の特色を知ることが現地の文化を理解する第一歩だと考えているからです。

国内でも、見たこともない料理にたくさん出会いました。この経験を通して、相手の懐に入り込んで会話したり体験したりすることが相互理解には不可欠だと強く実感しました。御社でも他者の気持ちに寄り添う商品の企画ができたらと思っています。

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人とかかわることについて積極性が伝わってくる自己紹介文ですね。趣味を通して考えたことも簡潔に述べられていて良いと思います。

④資格

資格を持っているという人は、それについて述べるのも有効です。応募する企業の仕事内容に関係する資格であれば、持っているというだけでもアピールになります。仕事内容との直接的な結び付きがない場合でも、取得に向けて努力した経験が評価されるでしょう。

その資格を取得したいと思ったきっかけや、どのように勉強や練習をしたのかについて、少し踏み込んで述べると良いですね。長くなりすぎないよう、自己紹介文の文字数は200~300字が適切ということを意識しながら書いてみましょう。

就職に有利な資格はこちらで解説していますので参考にしてみてくださいね。

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例文

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は昨年、色彩検定1級を取得しました。私は昔から絵を描くことが好きでしたが、色を選ぶ際にはいつも迷いがありました。高校生のときに美術の先生から色彩検定のことを聞き、色について詳しく知ることで苦手を克服したいと思い勉強を始めました。3級から始めて1級の取得に至るまで何度も美術館に通い、絵を見ながら学んだ知識を思い出して色について考え続けました。

1級に合格した今では、自信を持って色を選べるようになり自分の世界が広がったように思います。インテリア雑貨を販売する御社でも、顧客の買い物に色という観点からアドバイスできたらと思います。

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資格を取得するに至る経緯、工夫して努力した姿がうまくまとめられています。企業での活かし方も述べられており、良い印象を与えられるでしょう。

⑤研究課題

自分の研究課題について述べたいという人もいると思います。研究課題の話は専門的になりがちですから、自己紹介文は簡潔に書かなければならないということに特に注意する必要があるでしょう。

研究課題をわかりやすく書くためには、なるべく専門用語を使わないことが大切です。誰が読んでも理解できる内容にするため、自分の研究課題のことについて知らない人に読んでもらうと良いでしょう。難しいという指摘を受けたら、説明を足したり言葉を変えたりして直してみてくださいね。

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〇〇大学大学院〇〇科の△△△△です。私は材料学を専攻しており、学部3年の頃から約4年間、□□素材の改良研究に取り組んでいます。現在、御社では□□素材を用いた製品の開発に注力しておられると聞きました。私は□□素材を軽量化する研究をおこなっており、9月には良い結果を出せる見込みです。

私の開発した技術をぜひ御社の製品に役立てていただきたいと思っています。また、研究で得た知識を御社で活かすことができればと考えています。

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研究課題について自己紹介文で述べるときには、結果に触れると最後までやり切れる人物だということが明確に伝わります。予定であっても必ず言及してくださいね。

⑥学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れたことについて述べるのも良いですね。自分の強みをどのように活かして頑張ったのかについて具体的に示すと、入社後にも同じように活躍してくれるだろうと期待してもらえるでしょう

人によって、部活動、サークル活動、アルバイト、ボランティア活動、留学など打ち込んだことは異なります。自分が学生時代に大切にしてきたことについて述べることで、自分の価値観を企業に伝えることができますよ。

学生時代に力を入れたことの伝え方のコツについてはこちらで解説しています。

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「学生時代に最も打ち込んだこと」の伝え方ガイド|ない人の対処法

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は中学生の頃から10年間、柔道部に所属しています。子供の頃は病弱でしたが、今では柔道で鍛えたおかげで病気知らずです。これまで、ハードな練習に弱音を吐きたくなる日もありました。ですが、県大会制覇という1つの目標に向けて仲間と励まし合いながら努力した経験は私の誇りです。

柔道で身につけた体力と精神力を武器にして、御社では粘り強く新規顧客を開拓する営業職に就きたいと思っています。

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つらいことを乗り越えた経験にはアピール力があります。この自己紹介文では柔道を継続したことで得られた成長が簡潔に述べられており良いですね。

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自己紹介文章例~業界別~

続いて、業界別に自己紹介の例文を見てみましょう。

自己紹介はあなたの第一印象を決めるものだとお伝えしてきました。企業は自己紹介文を読むときから、自社とその学生がマッチしているか考えています。ですから、自分が志望する業界・企業に合った内容の自己紹介文を作ることで、ほかの学生をリードできるほどに良い第一印象を企業に与えることも可能になります。

業界・企業を意識した自己紹介文を書くには事前の研究が欠かせません。しっかり調べて、以下の例文も参考にしながら魅力的な自己紹介文を作ってくださいね。

就活で役立つ業界の解説はこちらを参考にしてみてくださいね。

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①メーカー

メーカーを志望する人は、ものづくりの経験やその企業の製品にまつわるエピソードなどさまざまな角度から自己紹介文を考えることができます。

注意しておきたい点は、その企業の製品好きをアピールしすぎないということです。好きという気持ちに加えて、自分が企業にどのように貢献できるか述べられると、利用者目線でなく入社後のビジョンも持って真剣に考えていることが伝わるでしょう

メーカーに興味がある人はこちらも参考にしてみましょう。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私の趣味は手芸です。子どもの頃から手先を使った細かい作業が得意で、縫い物や編み物、アクセサリー作りなどをしてきました。中学生のとき、友人の誕生日にビーズ細工のストラップをプレゼントしたところ、とても喜んでもらえました。友人は今でもそのストラップを大切に使ってくれており、自分が作ったものを長く愛用してもらえる喜びを知りました。

御社でも、顧客に愛される商品を生み出せるよう、自分の体験を活かして企画に取り組みたいです。

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自分なりのものづくりの精神をしっかり持っていることが伝わる自己紹介文です。自分の強みに関する言及は少ないですが、自己PRでアピールできれば問題ないでしょう。

②商社

学生からの人気の高い商社では、自己紹介でもほかの学生に差をつけたいところです。自分の強みをはっきりと簡潔に伝えて、企業の興味を惹きたいですね。

外国の企業とのやり取りや海外勤務も多くある商社には、語学力のアピールも良いかもしれません。ただし、自分と同じように外国語が話せる人も多く応募してくることには気をつけましょう。自分ならではの勉強の工夫や、留学のエピソードなどで補強すると良いですね

商社に興味がある人はこちらも参考にしてみましょう。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は海外駐在中だった両親のもと、マレーシアで生まれました。2歳で日本に帰国したためマレーシアでの記憶はあいまいですが、東南アジアへの関心が強くあります。そのため大学では東南アジアの民族文化について研究し、現地での調査も複数回おこないました。

人とのかかわりの中で民族文化を知り、東南アジアの優れている点、課題となっている点を探ることができたと思います。私を受け入れてくれた人たちに恩返ししたいという思いから、東南アジアでの開発投資に注力されている御社で自分の力を活かしていきたいと思います。

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PREP法とは異なりますが、時系列に沿ってわかりやすくまとめられています。自分ならではのエピソードは印象に残りやすいので、冒頭の掴みとしてとても良い内容ですね。

③小売

幅広い分野の商品を消費者に届ける小売業界は顧客との距離が近いため、自己紹介文でもコミュニケーション能力のアピールが有効だと思われます

同じ小売業界でのアルバイト経験がある人は、そこで自分がやったことや得た教訓を述べることもできますね。入社後にすぐにでも活かせる力があるということは、大きなアドバンテージになるはずですよ。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私はアパレルショップでアルバイトをしています。ファッションに興味を持ったきっかけは、小学生の頃に習っていたバレエでした。発表会で特別な衣装を着て舞台に立ったとき、自分が別世界にいるように感じたことは今でも覚えています。アパレルショップでは顧客にもその感動を味わってもらえるよう、顧客の理想の服がどんなものか会話から引き出して提案するよう努力しています。

自分の体験を活かして、個性派を売りにしている御社のブランドの魅力を発信していきたいです。

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自分の体験が業界選びにつながっていくというわかりやすい構成になっています。ファッションに対する熱意が伝わってくる良い自己紹介文ですね。

④金融

文字通りお金を扱う金融業界には、几帳面さや誠実さをアピールして信頼できる人物だと思ってもらえるような自己紹介文がぴったりでしょう。

計画性を持って物事に取り組んだ経験、コツコツと真面目に努力した経験などからは、企業から高く評価してもらえそうです。また、簿記の資格を持っている学生はそのことに触れてみるのも良いでしょう。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は大学のオーケストラ部で会計係を勤めていました。近隣の〇〇県で災害があった際、被災した人々を招待した演奏会を開こうという企画が持ち上がりました。出張費や会場使用料が一番の課題となり、一度は諦めようとする動きもありましたが、私はクラウドファンディングによる資金集めを提案しました。

部としては初の試みで苦労もありましたが、大学関係以外の方からも支援をいただき無事に演奏会の開催ができました。社会の活動にはお金が不可欠だと改めて実感し、重みを理解したうえで金融業界に携わりたいと思っています。

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金融業界に入る心構えがあるとわかる内容の自己紹介文なので、良い印象を持ってもらえるでしょう。「クラウドファンディングを選んだ理由は?」など、質問もしてもらえそうです。

⑤サービス・インフラ

サービス・インフラ業界を志望する学生には特に、当事者意識や責任感が求められます。それらを持って働くことができそうだと思わせられるような自己紹介文を作って、企業にアピールしてみましょう。

また、小売業界と同じように、顧客とのかかわりの多い業界でもあります。他人の立場に立って物事を捉えられることが強みだという人も、業界に合ったアピールができるでしょう

インフラに興味がある人はこちらも参考にしてみましょう。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は家庭教師のアルバイトをしています。生徒自身や生徒の保護者から進路相談をされることが多くあり、大切な将来の選択にかかわらせてもらっていることの重みを感じています。生徒としっかり向き合い、希望する進路に向けて二人三脚で進めるように私自身も指導方法を勉強しながら努力しています。

通信教育のサービスを提供する御社でも、生徒一人ひとりに寄り添って信頼を得られるように仕事に取り組みたいと思っています。

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その業界でのアルバイト体験は良いアピール材料になります。この自己紹介文のように、自分が心掛けたことや工夫について述べると、入社後の活躍を期待してもらえる内容になるでしょう。

⑥ソフトウェア

目まぐるしく技術が進化していくソフトウェア業界を志望している人は、自己紹介文でも臨機応変さや柔軟性が見える内容でアピールすると良いでしょう。変化に対応しながらより良い商品、サービスを生み出せる力が求められます。

ITに関して学んだことや資格について述べるのも魅力的です。勉強すること、新しい知識を吸収することに抵抗がない姿勢は良い評価につながるでしょう

ソフトウェアに興味がある人はこちらも参考にしてください。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私の趣味はゲームアプリを自分で開発することです。昔からゲームはジャンルを問わず大好きでしたが、中でも凝ったグラフィックのパソコンでおこなうゲームに魅力を感じました。作り方を知りたいという好奇心からプログラミングや動画編集の技術などを独学で学び、今では10作品のゲームアプリを開発しました。

視認性に力を入れている御社のアプリ開発に、私の知識が活かせると考えています。新しい技術を積極的に取り入れながら、良い商品を生み出していきたいと思います。

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その業界で活きるスキルのアピールは、資格や研究だけでなく趣味の紹介を通してでもできます。この自己紹介文では自分の技術や学んだことが具体的に述べられており、わかりやすいですね。

⑦広告・出版・マスコミ

言葉を商品として扱う広告・出版・マスコミ業界では、自己紹介文も特に簡潔にまとめるよう努力しましょう。誤字脱字はもってのほかですから、細心の注意を払ってください。

どんな内容の自己紹介文にする場合も、言葉を丁寧に選んで文章を作っていくよう心がけましょう。出版系のサークル活動をしていた経験など、仕事内容に関連したエピソードがある人は積極的に書くと良いかもしれませんね。

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私の趣味は小説を書くことです。私は〇〇県の山奥で育ち、集落から少し離れたところに家があったため、放課後に友人と遊ぶことはめったにありませんでした。それでも1人で過ごす時間を寂しく感じなかったのは本があったからです。

さまざまな小説を通して想像することで、私は冒険したり魔法を使ったりといろいろな経験をしました。いつしか自分の空想の世界を小説にするようになり、大学でも文芸サークルに所属しています。どんな環境にあっても世界を広げてくれる小説の力はとても大きいと思います。御社でも、多くの子どもたちに夢を与えられるよう、編集者として本にかかわる仕事がしたいと考えています。

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小説や本に対する思いがよく伝わってきます。「子どもたちに夢を与えたい」という企業の目線での意思も書かれているので、良い印象を与えることができる自己紹介文と言えるでしょう。

⑧官公庁・公社・団体

官公庁・公社・団体は、ときとして一般企業以上にそれぞれの個性が際立つものです。研究を入念におこなってから何をアピールするか決めていきましょう。

たとえば地域性が強いという特徴がある場合、自分がその地域で働きたい理由に触れるのも良いでしょう。自分が社会にどのように貢献できるかという視点を盛り込むと魅力的な自己紹介文になると思います

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〇〇大学〇〇学部の△△△△です。私は写真を撮ることが好きで、特に風景写真を撮ることに力を入れてきました。私にとっての美しい景色は、伝統ある街並みが残る景色です。そのような景色を求めて各地をめぐる中で、自分の出身地であるこの〇〇市には昔ながらの建物が多くあることに改めて気づきました。

地域の都市計画講座に参加したところ、街の歴史に誇りを持つ市民の方に出会い、自分も魅力あるこの街を守りたいと思うようになりました。貴庁では景観保全の取り組みにたずさわり、皆に愛される歴史ある街づくりに貢献したいです。

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自分と地域のつながりが、趣味と結び付けながらうまく述べられています。自己PRではどのような力を活かして貢献したいのか、具体的にアピールできると良いでしょう。

その他の自己紹介例文についてはこちらの記事も参考にして下さいね。

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