目次
- 飲料メーカーへの入社は狭き門! 内定獲得に必要な情報と対策をチェック
- まずは概要を押さえよう! 飲料メーカーの基本情報
- ①ビジネスモデル:企業間取引が中心
- ②取扱商品:清涼飲料水・アルコール・乳飲料の3種類
- ③就職倍率:学生からの人気が高く非常に高い
- ④やりがい:身近な商品の開発や流通に携われる
- ⑤大変な部分:安全性が強く問われる
- さらに理解を深めよう! 飲料業界の最新動向
- ①国内市場は縮小傾向にある
- ②海外市場への進出が活発化している
- ③健康志向の商品に注目が集まっている
- 事前の確認必須! 飲料メーカーに向いている人の特徴
- ①飲料に関心やこだわりがある人
- ②常に誠実さをもって行動できる人
- ③チームで成果を上げるのが好きな人
- ④多角的な分析が得意な人
- ⑤グローバル志向の高い人
- 飲料メーカーの主要5社を紹介
- ①サントリーホールディングス
- ②コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
- ③アサヒグループホールディングス
- ④キリンホールディングス
- ⑤サッポロホールディングス
- 飲料メーカーは競争倍率が高いからこそ「基本の徹底」が最重要
- それぞれの役割を理解しよう! 飲料メーカーの主な職種と仕事内容
- ①研究・開発
- ②生産・品質管理
- ③企画・マーケティング
- ④営業
- 要チェック! 飲料メーカーの志望動機に盛り込むべき3つの要素
- ①なぜ飲料メーカーなのか
- ②なぜその企業・その職種なのか
- ③入社後に何をやりたいのか
- 飲料メーカーの志望動機例文を職種別に4つ紹介!
- 例文①研究・開発職
- 例文②生産・品質管理職
- 例文③企画・マーケティング職
- 例文④営業職
- 積極的にアピールしよう! 飲料メーカーで特に評価されやすいスキル3選
- ①語学力
- ②協調性
- ③自発性
- 飲料メーカーの理解を深めて内定獲得へ向けた準備を進めよう!
飲料メーカーへの入社は狭き門! 内定獲得に必要な情報と対策をチェック
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。飲料業界に興味を持つ学生から、
「飲料メーカーの就職難易度はどれくらいですか?」
「飲料メーカーを目指すにはどんな対策が必要ですか?」
といった質問をよく受けます。結論から言えば、飲料メーカーは学生からの人気が高く、入社は狭き門となっています。つまり、飲料メーカーに就職するためには、業界や職種についての理解を深め、入念な準備をおこなう必要があります。
この記事では、飲料メーカーの概要や最新動向、志望動機の作り方などについて解説していきます。飲料メーカーに興味がある人は、この機会にしっかりと理解を深めておきましょう。
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まずは概要を押さえよう! 飲料メーカーの基本情報
就活生
キャリアアドバイザー
飲料メーカーを目指すのであれば、最初に飲料メーカーの概要を押さえておきましょう。また、飲料メーカーのやりがいや大変な部分を知っておくことも大切ですよ。
まずは、飲料メーカーの基本情報について解説します。飲料メーカーを目指すうえではどれも重要なことであるため、ここでしっかりと押さえておきましょう。
①ビジネスモデル:企業間取引が中心
飲料メーカーは、基本的に企業間取引(BtoB)が中心です。
飲料は身近な商品ではありますが、私たちが飲料を購入するのはコンビニやスーパーなどで、メーカーから直接購入しているわけではありませんよね。
このように、飲料メーカーが自社の商品を消費者に届けるには、小売店や飲食店などに流通させる必要があることから、飲料メーカーはBtoCではなくBtoBのビジネスモデルとなります。
- コンビニ
- スーパー
- 自動販売機
- 飲食店
BtoBのビジネスモデルについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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BtoBとBtoCの違いとは|新卒におすすめのBtoB企業10社
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②取扱商品:清涼飲料水・アルコール・乳飲料の3種類
飲料メーカーの取扱商品は大きく分けて、「清涼飲料水」「アルコール」「乳飲料」の3種類です。
- 清涼飲料水:炭酸飲料、果実・野菜ジュース、コーヒー、お茶、スポーツドリンク、ミネラルウォーターなど
- アルコール:ビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど
- 乳飲料:コーヒー牛乳などの乳や乳製品を主原料にした飲料
なお、清涼飲料水は法律によって「乳酸菌飲料、乳および乳製品を除くアルコール分1%未満の飲料」と定義されているため、ノンアルコール飲料も法律上は清涼飲料水に含まれます。
キャリアアドバイザー
清涼飲料水に特化した企業もあれば、さまざまな飲料を幅広く取り扱う企業もあるため、志望先の取扱商品の範囲については事前に確認しておきましょう。
③就職倍率:学生からの人気が高く非常に高い
飲料メーカーの就職倍率は非常に高く、国内有数の大手飲料メーカーとなると、倍率が数百倍になることも珍しくありません。
飲料メーカーが人気の理由は、ブランド力と安定性です。飲料メーカーはCMや広告で目にする機会も多いことから知名度が高く、他業種と比べて業績も安定しているため、学生からの人気が集まりやすくなっています。
人気が高ければその分優秀な学生も多く集まるため、飲料メーカーから内定を得るには入念な対策が必須となります。
④やりがい:身近な商品の開発や流通に携われる
飲料メーカーにおける最大のやりがいは、身近な商品の開発や流通に携われることです。
自分たちが携わった商品がコンビニや自動販売機で出回ったり、消費者が喜ぶ姿を目にしたりすれば、大きなやりがいを感じられるでしょう。飲料メーカーはライバル社との競争が激しいため、そのなかでヒット商品を生み出すことができれば、喜びも大きいはずです。
また、一つの商品を作り上げて世の中へ届けるためには、社内外の多くの関係者と協力しながらプロジェクトを進めていく必要があるため、チームとして働く一体感を感じられることも飲料メーカーのやりがいの一つです。
⑤大変な部分:安全性が強く問われる
一方、飲料メーカーの大変な部分は、安全性が強く問われることです。
飲料メーカーは食品メーカーと同様、人々が口にするものを提供する仕事であるため、安全性が強く問われます。
食品や飲料品の自主回収のニュースからもわかる通り、万が一、自社の商品から健康被害の恐れが発覚した場合には、自社の存続にもかかわるような重大な問題に発展する可能性もあります。
飲料メーカーで働くのであれば、「人々の健康や命にかかわる商品を取り扱う」という強い自覚を持って日々の業務に取り組まなければなりません。
キャリアアドバイザー
また、飲料メーカーは全国展開や海外進出をしているところも多いため、転勤や海外赴任を命じられる可能性がある点も認識しておく必要があります。
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さらに理解を深めよう! 飲料業界の最新動向
ここからは、飲料業界の最新動向について解説します。
飲料メーカーを志望するのであれば、飲料業界の動向についても理解しておく必要があります。面接で業界の現状や課題について問われる可能性もあるため、ここでしっかりと押さえておきましょう。
飲料業界の最新動向については、こちらの記事で詳しく解説しているので、業界理解を進めるためにもあわせてチェックしてみてくださいね。
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飲料業界の最新動向と将来性を解説|志望動機例文付き
飲料業界の就活は、しっかりとトレンドを把握することが大切です。 どんな製品のニーズが高まっているのか、何が課題となっているのかを理解したうえで就活を進めましょう。 この記事では、飲料業界のトレンドや新規事業、売上高ランキング、求める人物像、志望動機例文などをキャリアアドバイザーが解説します。 自分の能力を活かしやすい企業を見つけるためにも、各メーカーの特徴を正しく捉えましょう!
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①国内市場は縮小傾向にある
飲料業界は令和5年時点で5兆円を超える市場規模を誇るものの、少子高齢化による飲料を消費する人口の減少もあり、国内市場は年々縮小傾向にあります。少子高齢化の影響は飲料業界に限った話ではありませんが、全体の需要が減ることによって、業界内でのシェア争いはさらに激しくなることが予測されます。
その他、コンビニコーヒーの台頭による缶コーヒーの売上低下や、若者のアルコール離れによるお酒の消費量低下などもあり、飲料業界は決して安泰というわけではありません。今後は、時代の流れや顧客のニーズにあわせた変化がより強く求められるようになるでしょう。
②海外市場への進出が活発化している
日本国内は少子高齢化が加速していることもあり、飲料業界では新たな市場開拓として海外に進出する企業が増えています。
日本の飲料は品質の高さや商品の多さで知られており、海外での売上は好調です。特にアルコール飲料の需要が高く、日本ではお酒の消費が落ち込んでいることもあり、販路の拡大を目指す動きが活発化しています。
近年は海外メーカーの買収や海外メーカーとの提携も盛んにおこなわれており、海外市場への進出は今後もさらに加速していくと予測されます。
③健康志向の商品に注目が集まっている
海外市場への進出が活発化している一方で、日本国内では健康志向の商品に注目が集まっています。
- トクホ(特定保健用食品)飲料
→例:「黒烏龍茶(サントリー)」「からだすこやか茶W(日本コカ・コーラ)」など - 低カロリー飲料
→例:「コカ・コーラ ゼロ(日本コカ・コーラ)」「カロリーゼロVAAM(明治)」など - 免疫ケア飲料
→例:「キリン おいしい免疫ケア(キリン)」「PLUSカルピス 免疫サポート(アサヒ飲料)」など
近年は高齢化の進行などの影響によって、人々の間で健康意識が高まりつつあることから、健康効果が期待できる商品が人気です。
この動きにあわせて、飲料だけでなく健康食品やサプリメントにまで分野を拡大する企業も増えており、国内市場では健康志向の商品が今後のカギになると考えられています。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
飲料業界は学生に人気の高い業界の一つです。日常生活の中で目に止まりやすく、CMなどに触れることもあり、非常に華々しく見える業界と言えます。伊藤園、ヤクルトなど、企業名も耳にしたことがある企業が多いのではないでしょうか。いずれも数千億円の売り上げを誇っている大企業です。
学生から人気があり一見安定しているように見える飲料業界ですが、実は非常に競争が激しく、かつ変化への対応を求められる業界とも言えます。その理由は、社会動向やトレンドの影響を受けやすいためです。原材料費の高騰、健康志向の高まり、若者のアルコール離れなどが原因で、非常に目まぐるしい変化が起こっています。
たとえ大手だとしても「入社してひと安心、これで一生安泰」というわけではなく、常に変化に対応し、チャレンジし続ける姿勢のある人が求められる業界ということを覚えておいてください。
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事前の確認必須! 飲料メーカーに向いている人の特徴
就活生
飲料メーカーの概要や動向については理解できましたが、飲料メーカーに向いている人はどんな人なのでしょうか?
キャリアアドバイザー
飲料メーカーに向いている人の特徴は主に5つあります。事前に確認しておきましょう。
ここからは、飲料メーカーに向いている人の特徴を5つ紹介します。これらの特徴にあてはまる場合には入社後に活躍できる可能性も高くなるため、一つずつチェックしていきましょう。
①飲料に関心やこだわりがある人
飲料メーカーでは飲料の製造や販売にかかわるため、飲料に関心やこだわりがある人が向いています。
飲料メーカーはライバル社との競争が激しく、ヒット商品を生み出すのは簡単なことではありません。消費者に喜ばれる商品を生み出すためには、まず自分自身が飲料に対して関心やこだわりを持つことが必要です。
「お茶やお酒には少しうるさい」「新製品は必ずチェックしている」といった人は、飲料に対する探求心があり、強い目的意識ややりがいを持って日々の業務に取り組むことができるでしょう。
キャリアアドバイザー
特に商品の研究・開発に携わる職種の場合は、妥協せずにおいしさを追い求める探求心がより強く求められますよ。
②常に誠実さをもって行動できる人
飲料メーカーに向いている人の特徴としては、常に誠実さをもって行動できることも挙げられます。
誠実さはどんな仕事でも求められるものですが、飲料メーカーは安全性が強く問われる仕事ということもあり、より強く求められます。
- 基本的な業務にも手を抜かない
- 他人との約束や自分の義務を常に真剣に考えている
- 自分のミスを素直に認めることができる
万が一、自社の商品が原因で事故や事件が起こった場合には、自社の存続にもかかわるような重大な問題に発展する可能性もあるため、従業員一人ひとりが常に誠実さを持って業務に取り組むことが求められるのです。
③チームで成果を上げるのが好きな人
チームで成果を上げるのが好きな人も、飲料メーカーに向いています。
飲料メーカーでは、一つの商品を生み出して実際にそれを消費者の手元に届けるまでに社内外の多くの人たちとの協力や連携が不可欠です。チームで動くことには大変な部分もあるものの、その分目標を達成できたときは大きな喜びを共有することができます。
これまでの経験を振り返ってみて、チームで協力し合いながら一つの目標に向かうことにやりがいを感じられるのであれば、飲料メーカーに向いていると言えるでしょう。
④多角的な分析が得意な人
多角的な分析が得意なことも、飲料メーカーに向いている人の特徴の一つとして挙げられます。
飲料業界はトレンドの移り変わりが激しいことから、常に時代の流れや消費者の動きを把握しておく必要があります。また、他社との競争も激しいため、ライバルとの差別化も重要です。さらに、飲料メーカーではチームで働くことが多いため、さまざまな視点から解決策を提案する能力も求められます。
このように、飲料メーカーでは物事を複数の視点や側面から分析できる人は重宝されやすく、入社後に活躍できる可能性も高くなります。
⑤グローバル志向の高い人
飲料メーカーでは海外市場への進出が活発化していることから、グローバル志向の高い人も向いています。
海外への事業展開を進めるうえで、グローバルスキルを持つ人材は必須です。国境を越えて活躍できるスキルを有していれば、企業からも重宝されやすく活躍の場も広がります。
- 外国語でのコミュニケーション能力
- 異文化に対する理解や多様性を受け入れる柔軟性
- 海外の環境にすぐに対応できる適応力
キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
ここで紹介した「飲料メーカーに向いている人の特徴」は、あくまで一般論です。また、飲料メーカーと一言にいっても企業によって仕事内容や社風は大きく異なるため、丁寧に自己分析・企業分析を通じて自分に向いている企業かどうかを判断することが重要です。
自己分析では、自分が仕事をするうえで何を大事にしたいと感じるのか、何にワクワクするのかなど、興味関心や価値観を言語化していきましょう。さらに「自分はこういうことをしていると時間を忘れて取り組んでしまう」など、得意なことも明確にするとなお良いですね。
また、自分の「やりたい」や「好き」だけでなく、それが企業が求める人物像にマッチしているかどうかも選考においては非常に重要です。それを理解するためにも、企業分析にはしっかりと時間をかけましょう。より深く会社のことを理解するためには、OB・OG訪問やインターンシップなどもおすすめですよ。
飲料メーカーの主要5社を紹介
同じ飲料メーカーでも、企業によって特徴や強みはさまざまです。採用選考においては、「数多くある企業のなかから、なぜ自社を志望したのか?」という質問はほぼ確実に聞かれるため、企業ごとの特徴や強みを把握することは重要です。
今回は業界動向サーチが掲載している2021~2022年の「飲料業界 売上高ランキング」において10位内にランクインしている企業の中から、編集部が厳選した5社を取り上げて紹介します。
その企業の理念やビジョンから、「どのような人物を求めているのか?」という点まで解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
①サントリーホールディングス
- 本社:大阪府大阪市
- 資本金:700億円
- 従業員数:41,511人(2023年12月末時点)
- 代表商品:BOSS、伊右衛門、ザ・プレミアム・モルツ
サントリーホールディングスは売上高とシェア率でトップを走る、日本を代表する総合飲料メーカーです。
飲料以外にもサプリメントなどの幅広い商品を取り扱っており、プロントやまい泉などの外食事業にも取り組んでいます。さらには海外への事業展開も積極的に進めており、グループ企業270社のうち、202社は海外企業が占めています。
サントリーでは創業者の「やってみなはれ」の精神を企業理念に掲げていることもあり、チャレンジ精神が旺盛な人や、仕事をするうえでの土台となる誠実さをもって行動できる人が求められています。
②コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
- 本社:東京都港区
- 資本金:152億3,200万円
- 従業員数:14,010人(2023年12月末時点)
- 代表商品:コカ・コーラ、アクエリアス、い・ろ・は・す
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは、世界中で愛されている「コカ・コーラ」を提供している総合飲料メーカーです。
国内ではサントリーに次ぐシェア率を誇り、全世界で展開するコカ・コーラブランドにおいても、世界第3位の売上を記録しています。清涼飲料水が主力ですが、2018年にはアルコール市場にも参入し、「檸檬堂」の売上は好調を維持しています。
コカ・コーラボトラーズジャパンでは「Paint it RED! 未来を塗りかえろ。」を企業理念に掲げており、常に学びながら成長できる人や、新たな価値を創造するために多角的な分析ができる人が求められています。
③アサヒグループホールディングス
- 本社:東京都墨田区
- 資本金:2,202億1,600万円(2023年12月末時点)
- 従業員数:28,724人(2023年12月末時点)
- 代表商品:スーパードライ、カルピス、三ツ矢サイダー
アサヒグループホールディングスは、国内のビール市場(2023年1月時点)においてトップのシェア率を誇る総合飲料メーカーです。
アルコール事業に強みがありますが、「カルピス」や「三ツ矢サイダー」などのロングセラー商品も保有しています。海外進出も積極的におこなっており、世界的にも名前が知られています。
アサヒグループでは「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を共通のミッションに掲げており、目標達成に向けて自ら考えて行動できる自発性のある人や、チームワークを重視する人が求められています。
④キリンホールディングス
- 本社:東京都中野区
- 資本金:1,020億4,579万円
- 従業員数:30,183人(2023年12月末時点)
- 代表商品:午後の紅茶、一番搾り、おいしい免疫ケア
キリンホールディングスは、清涼飲料水とアルコールで多くのヒット商品を生み出している総合飲料メーカーです。
100年以上の歴史を持つ老舗企業ですが、常に変革を求める革新的な企業でもあります。近年は医薬健康の分野にも事業を拡大しており、業績は着実に伸びています。
キリンでは「熱意・誠意・多様性」を共通の価値観として、リーダーシップを発揮できる人や、成長を続けられる人が求められています。
⑤サッポロホールディングス
- 本社:東京都渋谷区
- 資本金:538億8,700万円
- 従業員数:6,610人(2024年12月時点)
- 代表商品:黒ラベル、YEBISU、キレートレモン
サッポロホールディングスは、ビールや発泡酒などのアルコール事業に強い総合飲料メーカーです。
「黒ラベル」「YEBISU」などが有名ですが、「じっくりコトコト」などの食品事業や、札幌・恵比寿・銀座・名古屋を中心に不動産事業も展開しています。
サッポロでは人材の育成にも力を入れており、さまざまなプログラムや研修制度が充実しています。その分、求める人物像も明確にあると考えられるため、強い入社意欲と入念な企業分析が必要になるでしょう。
キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
CMなどでよく目にするのは大企業ですが、飲料メーカーには中小規模の企業も多くあります。特定の企業に対するこだわりではなく「飲料業界に就職したい」という思いがあるのであれば、中小企業も選択肢として見てみるのも良いかと思います。
飲料メーカーに限らず、中小企業は大企業との競争をいかに勝ち抜くかということに知恵を絞ります。そこで「独自性を出す」ということに力を注いでいるのが中小企業の特徴です。そのため、商品やサービスがユニークであることがよくあります。
また、大企業に比べて中小企業は社員一人ひとりが担う仕事が大きくなる傾向があります。新人でも責任ある仕事がしやすいことは、「スピード感を持って成長したい」という人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
飲料メーカーは競争倍率が高いからこそ「基本の徹底」が最重要
飲料メーカーは学生からの人気が集まりやすく、競争倍率も高くなりがちです。飲料メーカーへの就職を目指すのであれば、自分の志望する職種への理解を深め、志望動機をしっかりと作り込む必要があります。
職種にあわせた志望動機の作り込みは基本的な就活対策ではありますが、入社が難しい企業にチャレンジするときこそ、基本の徹底が重要になってきます。
ここからは、飲料メーカーの主な職種や志望動機の作り方について解説していきます。
それぞれの役割を理解しよう! 飲料メーカーの主な職種と仕事内容
志望動機を作成するにあたって、自分の志望する職種の仕事内容について理解していなければ、説得力のある志望動機を考えることはできません。
ここからは、飲料メーカーの主な職種とそれぞれの仕事内容について解説するので、しっかりとチェックしておきましょう。
①研究・開発
研究・開発は、新商品の開発や既存商品の改良に必要な技術や知識を研究し、実用化を進める職種です。
新商品の開発はおいしさや安全性だけでなく、製造工程やコストの面も考慮する必要があり、非常に時間と手間のかかる工程です。また、既存商品についても一度市場に出たらそれで終わりではなく、人々の好みの移り変わりや原材料の価格にあわせて、改良や改善を重ねていく必要があります。
このように、消費者から長く愛される商品を生み出せるかどうかは研究や開発にかかっている部分もあり、研究・開発は飲料メーカーの心臓部とも言える重要な仕事です。
②生産・品質管理
生産・品質管理は、商品の生産にかかわる工程や商品の品質を管理する職種です。
具体的には、商品の生産ラインや機械を管理しながら、売れ行きや社会情勢にあわせて生産量・在庫量の調整をおこないます。設備の不具合や故障が発生して生産がストップすることがないよう、責任をもって生産現場をコントロールする必要があります。
また、製造の途中で味や成分を確認して品質基準を保ったり、設備の衛生を管理したりするのも生産・品質管理の重要な仕事です。
③企画・マーケティング
企画・マーケティングは市場の調査や分析、データ収集などをおこない、新商品や企画の立案などにつなげる職種です。
新商品の開発には莫大な時間とコストを要するため、顧客のニーズや市場の動向を把握し、今の時代に求められている商品を見極める力が求められます。
また、売り上げを伸ばすためには商品を広く知ってもらう必要があり、キャンペーン企画を立案したり、CMや広告などのプロモーションを実施したりすることも必要となります。
このように、企画・マーケティングは企業の商品戦略の根幹を担っており、飲料メーカーにとってはなくてはならない重要な仕事です。
④営業
営業は、自社の商品を顧客に提案し、購入や契約につなげる職種です。
飲料メーカーのビジネスモデルはBtoBであるため、スーパーやコンビニ、飲食店などのオーナーといった販売の代理店との交渉が基本となり、消費者に直接販売する機会はほとんどありません。
交渉以外にも、既存の取引先のフォローや販売促進の提案をおこなったり、売り場作りを任されたりすることもあるなど、飲料メーカーの営業の業務内容は多岐にわたります。
キャリアアドバイザー
営業は顧客と直に接するポジションにあるため、現場の意見から世の中のニーズを汲み取り、それを社内で共有することも重要な仕事です。
要チェック! 飲料メーカーの志望動機に盛り込むべき3つの要素
どんなに入社意欲があったとしても、志望動機を通じてその気持ちをうまく伝えられなければ、選考を突破するのは困難です。
そこでここからは、飲料メーカーの志望動機に盛り込むべき3つの要素について解説します。志望動機を考える際は、この3点が盛り込まれているかを常に意識するようにしましょう。
志望動機をさらに練ってブラッシュアップしたい人はこちらの記事もあわせて確認し、採用担当に刺さる志望動機の伝え方をマスターしてくださいね。
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①なぜ飲料メーカーなのか
まずは、飲料メーカーを志望する理由を述べましょう。
「数多くの業種があるなかで、なぜ飲料メーカーを選んだのか?」という点は、多くの採用担当者が気になる部分です。飲料メーカーを目指す理由を明確に示すことができれば、志望動機に説得力が生まれます。
ただし、「消費者の喜ぶ顔が見たいから」「身近な商品にかかわりたいから」といった、どのメーカーにもあてはまるような理由ではなかなか熱意は伝わりません。しっかりと業界研究をおこなったうえで、飲料メーカーでなくてはならない理由を伝えるようにしましょう。
- 業界の上位に位置する企業のサイトをチェックする
- 業界に特化した書籍やサイトを見る
- 業界研究セミナーに参加する
業界研究にはノートを使うのも効果的です。業界研究ノートの作り方については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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②なぜその企業・その職種なのか
続いて、その企業とその職種を志望する理由を述べましょう。
「なぜその企業・職種なのか?」という点は、志望動機において核となる部分です。特に飲料メーカーは競合が多いため、どの飲料メーカーにもあてはまるような理由では、採用担当者から「他社でも同じことを言っているのでは?」と思われるリスクが高くなります。
説得力のある理由を示すためには、企業分析が欠かせません。事前にしっかりと志望先について研究をおこない、その企業のその職種ならではの特徴や独自性を見つけておきましょう。
- 企業のコーポレートサイトや公式SNSを確認する
- OB・OG訪問をする
- 企業説明会に参加する
キャリアアドバイザー
企業分析をおこなう際は、志望先だけでなく競合他社も研究しておけば、よりその企業の独自性が見えてきますよ。
企業分析の効果的な進め方について知りたい人は以下の記事で確認しましょう。
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③入社後に何をやりたいのか
最後に入社後にやりたいことを述べて、志望動機を締めくくりましょう。
志望動機では、単に「入社したい」と述べるだけでは不十分です。入社意欲をしっかりと示すためには、「入社後に何がしたい」という点まで言及する必要があります。
新卒採用は基本的にポテンシャルが重視されるため、将来的な目標や明確なビジョンを示すことは重要です。そうすることで、入社意欲に加えて自分を採用するメリットもアピールすることができます。
自分の目指すキャリアや企業の利益につながることを意識して、入社後に何をやりたいのかをしっかりと考えておきましょう。
入社後の自分をイメージするには、キャリアビジョンを描くのも効果的です。キャリアビジョンの作成方法については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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就活においてキャリアビジョンを考える際は、例を参考にするのも方法の1つです。この記事では例だけでなく、キャリアビジョンの考え方についてもキャリアアドバイザーが詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください
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キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
志望動機に盛り込むべき要素をすべて入れて作成したとしても、それらに一貫性がなければ採用の可能性が低くなります。なぜかというと、盛り込んだ要素に一貫性がない、つまり矛盾があると読み手は「書いてあることが嘘かもしれない」と感じるからです。
採用選考では、相手に自分自身のことを理解してもらい「この人となら安心して一緒に働けそうだ」と思ってもらわなければなりません。話の中に矛盾があると相手の信頼を得にくくなってしまいます。時間をかけて詳しく説明すれば矛盾していないことがわかってもらえるかもしれませんが、限られた紙面、限られた時間で勝負するのが採用選考です。
志望動機を完成させた後は、必ず「他人目線」で読み返してみましょう。自分のことをよく知らない人が読んだ時にも納得できる一貫性があり、話に矛盾がないように書かれていれば大丈夫です。
飲料メーカーの志望動機例文を職種別に4つ紹介!
志望動機を考えるにあたって、例文を参考にしてイメージを掴みたいという人もいるでしょう。
そこでここからは、飲料メーカーの志望動機例文を職種別に4つ紹介します。自分の思いをどのように志望動機に反映させているのか、という点に着目しながらチェックしてみてくださいね。
例文①研究・開発職
私は飲料を通じて人々の健康維持に貢献したいと思い、飲料メーカーを志望いたしました。
私は健康のために無添加・無糖の野菜ジュースを飲み続けていましたが、正直どれもあまりおいしいとは感じていませんでした。そのようななかで、初めて貴社の○○の商品を飲んだときにそのおいしさに衝撃を受け、健康飲料には効果だけでなくおいしさも大切なことに気付きました。
このような経験から、健康効果とおいしさの両方を重視した商品開発を続けている貴社に大きな魅力を感じ、志望いたしました。
私も貴社の商品開発に携わり、健康効果とおいしさの両方を兼ね備えた飲料の開発に貢献したいと思います。
キャリアアドバイザー
過去のエピソードと結びつけて説明しているため、志望理由に説得力がありますね。入社後にどんなスキルや知識を活かしたいのかまで言及すると、さらに良くなりますよ。
例文②生産・品質管理職
私はペットボトルの廃棄による環境問題の改善に取り組みたいと考え、飲料メーカーを志望いたしました。
私は大学時代のリサイクル工学を通じて、未処理で廃棄されたペットボトルが重大な海洋汚染や土壌汚染を引き起こしていることを知りました。
ペットボトルの廃棄問題については、各社でさまざまな取り組みがおこなわれていますが、貴社では特に注力しているとうかがっています。なかでも、貴社の○○の商品では、ポイ捨て防止のために簡単に折りたためる新容器を採用しており、非常に感銘を受けました。
大学で学んだリサイクルに関する多角的な視点を活かして、ぜひとも貴社の生産部門に貢献したいと考えています。
キャリアアドバイザー
事前にしっかりと企業研究をおこなっており、熱意が伝わりますね。大学で学んだことをもう少し具体的に説明できれば、より良い志望動機になりますよ。
品質管理職の志望動機に説得力を持たせる方法について以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみましょう。
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品質管理の志望動機で説得力を与えるコツ|例文付きで紹介
品質管理の志望動機で説得力を与えるために、まずは仕事内容の理解から始めましょう。今回は、品質管理の志望動機の構成方法や志望動機例文5選をキャリアアドバイザーが紹介します。仕事の重要性を理解して、具体的な志望動機を作成しましょう。
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例文③企画・マーケティング職
私はノンアルコールビールの魅力をより多くの人に伝えたいと考え、飲料メーカーのマーケティング職を志望いたしました。
マーケティングに興味を持ったのは、大学でマーケティング論を学んだことがきっかけです。商品を売るためには市場のニーズを理解するだけでなく、顧客に効果的に価値を伝えることも重要であると知り、自分の好きなノンアルコールビールの魅力を世の中に広めたいと思うようになりました。
ノンアルコールビールは気軽にビールののど越しを味わうことができ、飲酒運転の撲滅にもつながる素晴らしい商品であると思っています。特に貴社の○○の商品は、おいしさだけでなく健康面にもこだわっており、非常に魅力を感じています。
私はインターンを通じてSNSマーケティングも実践してきたため、マーケティングの知識やスキルを活かして、貴社の商品の魅力を世に広めていきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
マーケティング職を志望する理由が具体的で、納得感のある内容となっていますね。志望先を選んだ理由について、商品だけでなく経営理念やビジョンからも説明するとさらに説得力が増しますよ。
マーケティング職の志望動機の書き方はこちらの記事で詳しく解説しているので、志望している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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例文④営業職
私は人間にとって欠かせない飲料を通じて、人々に楽しさや刺激を届けたいと思い、飲料メーカーを志望いたしました。
ただの水でも喉を潤すことはできますが、おいしい飲料があることで日々の生活にも潤いが生まれると考えています。実際、私も部活終わりに貴社の○○の商品を飲むことが何よりの楽しみでした。
なかでも貴社は、積極的に新商品の開発や海外進出に取り組んでおり、「飲料を通じてたくさんの人の心を豊かにしたい」という自分の思いとマッチすると考えています。
私は大学時代にアメリカに1年間留学した経験もあるため、外国語によるコミュニケーション能力を活かし、国外にまで事業を展開できるような、グローバルに活躍できる営業職を目指したいと思います。
キャリアアドバイザー
飲料メーカーの営業を志望する理由が明確に説明できていますね。ただ、志望先の商品のどんな点に魅力を感じていたのかが述べられていないため、その点をより具体的に説明すればさらに良くなりますよ。
営業職の志望動機の書き方についてより詳しく知りたい人はあわせて以下の記事も確認しましょう。差別化のコツを例文と共に解説しています。
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積極的にアピールしよう! 飲料メーカーで特に評価されやすいスキル3選
飲料メーカーは学生からの人気が高いため、ライバルとの差別化のためには何をアピールするかも重要です。
そこでここからは、飲料メーカーで特に評価されやすいスキルを3つ紹介します。アピールできるスキルが複数あるのであれば、これらのスキルを優先的にアピールすることをおすすめします。
①語学力
1つ目は、語学力です。
各飲料メーカーは海外進出に積極的に取り組んでおり、多言語でのコミュニケーションが増えると予測されます。仮に国内の勤務であっても、海外のグループ企業と連携を取ったり、海外の市場分析をおこなったりする際は、一定レベルの語学力が必要です。
就活でアピールできる英語力の目安は、TOEICの場合は600点以上、英検の場合は2級以上と言われていますが、飲料メーカーを目指すのであれば、それ以上のレベルを目標にしてみましょう。
企業が求める語学力の実態については以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてくださいね。
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②協調性
2つ目は、協調性です。
協調性はどの組織でも求められるスキルではありますが、飲料メーカーは基本的にチームで動くことになるため、協調性がより重要視されています。
ただし、協調性はやや抽象的な言葉であるため、協調性をアピールする際は、過去のエピソードも交えつつ具体的に伝えるようにしましょう。
- 自分の意見を主張しつつ、周囲の意見にも耳を傾けることができる
- 個人よりもチームを優先して物事を考えられる
- 固定観念にとらわれず、新しい意見やアイデアを受け入れることに抵抗がない
協調性をアピールしたいと考えている人は以下の記事を参考にしてみてくださいね。自己PRでの協調性のアピール方法を解説しています。
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③自発性
3つ目は、自発性です。
飲料業界はライバル社との競争やトレンドの移り変わりが激しい業界であるため、従業員一人ひとりが自発的に課題解決に向けて動くことが求められます。飲料メーカーでは常に新しい価値の創造を追求しているため、自発性のある人材は重宝されやすくなります。
ただし、自発性は協調性と同様、抽象的な言葉であるため、アピールする際は自らの体験談も交えつつ具体的に伝えるようにしましょう。
- 指示を受けなくとも、自ら考えて行動に移せる
- 成長意欲が高く、目標達成に向けて高いモチベーションを維持できる
積極的に行動できる強みをアピールしたいと考えている人には以下の記事がおすすめです。自己PRで積極性をアピールする方法を解説しています。
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